JP6717801B2 - 画像診断装置および画像構築方法 - Google Patents

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Description

本発明は、光または超音波によって得られる断層画像から3次元画像を構築する画像診断装置及び画像構築方法関する。
従来より、バルーンやステント等を備えた高機能カテーテルを用いた血管内医療行為が行われている。このような血管医療における術前の診断や、術後の治療効果の確認において、超音波血管内視鏡(IVUS:intravascular ultrasound)や光干渉画像診断装置(OCT:optical coherence tomography )、またその改良型である波長掃引を利用した光干渉画像診断装置(OFDI:Optical Frequency-Domain Imaging)等から得られる血管の断面画像を併用する手技が普及しつつある。以下、これらを総称して画像診断装置という。
上記の画像診断装置では、血管内にプローブを挿入して螺旋状に走査することにより、プローブに垂直な複数の断層画像を生成する。また、こうして得られた複数の断層画像を並べることにより、3次元画像データを構築することが可能である(特許文献1)。これらのデータは、手術前の診断では、留置するステントの長さや位置の判断材料とするため、病変部の位置や形状、特徴的な構造(分枝など)の観察に用いられる。また、ステント留置後の結果確認においては、留置したステントが病変部位をカバーしているか否かを確認するために用いられる。そのため、上記画像診断装置により提供される画像から、ステントを留置すべき位置や長さを的確に選択・決定でき、留置後にはステントが位置する部分の血管内の状況を容易に確認できる必要がある。
特許第5393232号公報 特開2004−350791号公報
しかしながら、特許文献1に示されるように、3次元画像は、2次元の断層画像を等間隔にならべて構築される。すなわち、螺旋状の走査における軸方向への移動(プルバック)のスピード(プルバックスピード)が定速であることが前提である。よって、たとえばプルバックの開始時および終了時の加減速等によりプルバックスピードが変動した個所では、実際の移動距離の変動が反映されず、正確な3次元画像にならない。また、プローブ位置は血管の走行方向に直交する断面の中心にあるわけではなく不定でるため、プルバックしながら得られた複数の断層画像において描画される血管の断層像の位置は、プローブの位置の影響を受けて断層像ごとにずれたものとなる。したがって、これら断層画像を単純につなげても、血管内におけるプローブ位置の変動が3次元断層画像に現われてしまい、診断画像としての質が劣化してしまう。
また特許文献2のように断層像から得られる血管断面の重心を求め、それから探索ベクトルを求めて三次元データ空間において血管走行に沿って血管の断面像を形成し、実際の血管走行の形状を表示するようなことが行われている。しかし、特許文献2に記載された方法では、実際の血管の走行形状は観察しやすくなるが、最終的に血管内の病変部の狭窄具合を観察するのには、向いておらず、実際の血管走行の状態から、血管内の状況を推測する必要があった。
本発明は、上記課題を解決し、病変部の状況をつかみやすいよう、血管内におけるプローブの軸方向の位置の影響を受けずに、血管をまっすぐにした状態で表示させることを可能とし、より実際の構造を反映した正確な3次元画像をユーザに提示することが可能な画像診断装置および画像構築方法を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するための本発明の一態様による画像診断装置は以下の構成を備える。すなわち、
イメージングコアを回転させながらカテーテル内を移動させて得られる、前記イメージングコアの回転中心から放射線状に延びるラインデータを用いて3次元画像を生成する画像診断装置であって、
前記イメージングコアが1回転することにより得られる画像データを記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶された画像データから血管断面の重心位置を検出する検出手段と、
前記記憶手段に記憶された画像データにより表される断層画像を、xyz方向を有する3次元空間のz方向に並べて配置する配置手段と、
前記配置手段により前記3次元空間に配置された断層画像の各ピクセル値をボクセル値として用いて3次元画像を生成する生成手段と、を備え、
前記配置手段は、前記断層画像を前記検出手段により検出された重心位置を前記3次元空間のxy面の特定の位置と一致させながら配置する。
本発明によれば、血管断面方向のプローブの位置に起因した血管像のひずみが低減され、より実際の構造を反映した三次元画像をユーザに提示することが可能になる。
本発明のその他の特徴及び利点は、添付図面を参照とした以下の説明により明らかになるであろう。なお、添付図面においては、同じ若しくは同様の構成には、同じ参照番号を付す。
添付図面は明細書に含まれ、その一部を構成し、本発明の実施の形態を示し、その記述と共に本発明の原理を説明するために用いられる。
実施形態による画像診断装置の外観構成を示す図である。 実施形態による画像診断装置のブロック構成図である。 信号処理部201の機能構成を示すブロック図である。 断層画像の生成を説明する図である。 第1実施形態によるフレームデータの格納処理および3次元画像の生成処理を説明するフローチャートである。 第1実施形態のフレームデータを説明する図である。 3次元空間への断層画像の配置を説明する図である。 3次元空間への断層画像の配置を説明する図である。 第2実施形態によるフレームデータの格納処理および3次元画像の生成処理を説明するフローチャートである。 第2実施形態のフレームデータを説明する図である。 ラインデータごとのプルバック配置を説明する図である。 断層画像の分割を説明する図である。 第3実施形態によるフレームデータの格納処理および3次元画像の生成処理を説明するフローチャートである。 第3実施形態のフレームデータを説明する図である。 第3実施形態による、断層画像の3次元空間への配置処理を説明する図である。 第4実施形態の3次元画像における、心拍影響区間を明示するための表示例を示す図である。 第5実施形態による断層画像の生成処理を説明するフローチャートである。
以下、添付の図面を参照して本発明の好適な実施形態について説明する。
<第1実施形態>
図1は本発明の一実施形態にかかる、OCT(本実施形態では、OFDI)を用いた画像診断装置100の外観構成を示す図である。なお、以下ではOFDIへの本発明の適用を説明するが、本発明が他のタイプのOCTやIVUSにも適用可能であることは言うまでもない。図1に示すように、画像診断装置100は、プローブ101と、スキャナ/プルバック部102と、操作制御装置103とを備え、スキャナ/プルバック部102と操作制御装置103とは、コネクタ105を介して、光ファイバを収容したケーブル104により接続されている。
プローブ101は、直接血管内に挿入されるものであり、伝送されてきた光(測定光)を連続的に血管内に送信するとともに、血管内からの反射光を連続的に受信する光送受信部を備えるイメージングコアを収容するカテーテルが内挿されている。画像診断装置100では、該イメージングコアを用いることで血管内部の状態を測定する。スキャナ/プルバック部102は、プローブ101が着脱可能に取り付けられ、内蔵されたモータを駆動させることでプローブ101に内挿されたカテーテル内のイメージングコアの血管内の軸方向の動作(プルバック)及び回転方向の動作(スキャン)を規定している。また、スキャナ/プルバック部102は、イメージングコア内の光送受信部において受信された反射光を取得し、操作制御装置103に対して送信する。
操作制御装置103は、測定を行うにあたり、各種設定値を入力するための機能や、測定により得られた光干渉データを処理し、各種血管像を表示するための機能を備える。操作制御装置103において、111は本体制御部である。この本体制御部111は、イメージングコアからの反射光と、光源からの光を分離することで得られた参照光とを干渉させることで干渉光データを生成するとともに、該干渉光データに基づいてラインデータを生成し、補間処理を経て光干渉に基づく断層画像(血管断面画像)を生成する。
111−1はプリンタ及びDVDレコーダであり、本体制御部111における処理結果を印刷したり、データとして記憶したりする。112は操作パネルであり、ユーザは該操作パネル112を介して、各種設定値及び指示の入力を行う。113は表示装置としてのLCDモニタであり、本体制御部111において生成された各種断面画像を表示する。114は、ポインティングデバイス(座標入力装置)としてのマウスである。
次に、画像診断装置100の機能構成について説明する。図2は、画像診断装置100のブロック構成図である。以下、同図を用いて、波長掃引型のOCTであるOFDIの機能構成について説明する。
図2において、201は画像診断装置の全体の制御を司る信号処理部であり、マイクロプロセッサをはじめ、いくつかの回路で構成される。210はハードディスクに代表される不揮発性の記憶装置であり、信号処理部201が実行する各種プログラムやデータファイルを格納している。202は信号処理部201内に設けられたメモリ(RAM)である。信号処理部201のマイクロプロセッサ(コンピュータ)がメモリ202に格納されたプログラムを実行することにより、後述するアーチファクトの低減/除去を含む断層画像の生成処理を実現する。203は波長掃引光源であり、時間軸に沿って、予め設定された範囲内で変化する波長の光を繰り返し発生する光源である。
波長掃引光源203から出力された光は、第1のシングルモードファイバ271の一端に入射され、先端側に向けて伝送される。第1のシングルモードファイバ271は、途中の光ファイバカップラ272において第4のシングルモードファイバ275と光学的に結合されている。第1のシングルモードファイバ271に入射され、光ファイバカップラ272より先端側に発した光は、コネクタ105を介して、第2のシングルモードファイバ273に導かれる。この第2のシングルモードファイバ273の他端はスキャナ/プルバック部102内の光ロータリージョイント230に接続されている。
一方、プローブ101はスキャナ/プルバック部102と接続するためのアダプタ101aを有する。そして、このアダプタ101aによりプローブ101をスキャナ/プルバック部102に接続することで、プローブ101が安定してスキャナ/プルバック部102に保持される。さらに、プローブ101内に回転自在に収容された第3のシングルモードファイバ274の端部が、光ロータリージョイント230に接続される。この結果、第2のシングルモードファイバ273と第3のシングルモードファイバ274が光学的に結合される。第3のシングルモードファイバ274の他方端(プローブ101の先頭部分側)には、光を回転軸に対してほぼ直行する方向に出射するミラーとレンズで構成される光送受信部を搭載したイメージングコア250が設けられている。なお、IVUSの場合、イメージングコア250は超音波送受信器(超音波振動子)を搭載するものとなる。
上記の結果、波長掃引光源203が発した光は、第1のシングルモードファイバ271、第2のシングルモードファイバ273、第3のシングルモードファイバ274を介して、第3のシングルモードファイバ274の端部に設けられたイメージングコア250に導かれる。イメージングコア250の光送受信部は、この光を、ファイバの軸に略直行する方向に出射するとともに、その反射光を受信し、その受信した反射光が今度は逆に導かれ、操作制御装置103に返される。
回転駆動装置240は、イメージングコア250および第3のシングルモードファイバ274を回転駆動するラジアル走査モータ241、回転駆動(スキャン)および直線駆動(プルバック)の制御に用いられるエンコーダ部242、イメージングコア250および第3のシングルモードファイバ274を直線駆動(プルバック)するための直線駆動部243を有する。
一方、光ファイバカップラ272に結合された第4のシングルモードファイバ275の反対の端部には、参照光の光路長を微調整する光路長可変機構220が設けられている。この光路長可変機構220は、プローブ101を交換した場合など、個々のプローブ101の長さのばらつきを吸収できるよう、その長さのばらつきに相当する光路長を変化させる光路長変更手段として機能する。そのため、第4のシングルモードファイバ275の端部に位置するコリメートレンズ225が、その光軸方向である矢印226で示す方向に移動自在な1軸ステージ224上に設けられている。
さらに、1軸ステージ224はオフセットを調整する調整手段としての機能も備えている。例えば、プローブ101の先端が生体組織の表面に密着していない場合でも、1軸ステージにより光路長を微小変化させることにより、生体組織の表面位置からの反射光と干渉させる状態に設定することが可能である。
1軸ステージ224で光路長が微調整され、グレーティング221、レンズ222を介してミラー223にて反射された光は再び第4のシングルモードファイバ275に導かれ、光ファイバカップラ272にて、第2のシングルモードファイバ273側から得られた光と混合されて、干渉光としてフォトダイオード204にて受光される。このようにしてフォトダイオード204にて受光された干渉光は光電変換され、アンプ205により増幅された後、復調器206に入力される。この復調器206では干渉した光の信号部分のみを抽出する復調処理を行い、その出力は干渉光信号としてA/D変換器207に入力される。
A/D変換器207では、干渉光信号を例えば90MHzで2048ポイント分サンプリングして、1ラインのデジタルデータ(干渉光データ、以下、ラインデータともいう)を生成する。なお、サンプリング周波数を90MHzとしたのは、波長掃引の繰り返し周波数を40kHzにした場合に、波長掃引の周期(25μsec)の90%程度を2048点のデジタルデータとして抽出することを前提としたものであり、特にこれに限定されるものではない。
A/D変換器207にて生成されたライン単位の干渉光データ(ラインデータ)は、信号処理部201に入力され、一旦、メモリ202に格納される。そして、信号処理部201では干渉光データをFFT(高速フーリエ変換)により周波数分解して深さ方向のデータ(以下、Aラインデータ)を生成し、これを座標変換することにより、血管内の各位置での光断面画像を構築し、所定のフレームレートでLCDモニタ113に出力する。信号処理部201は、更に光路長調整用駆動部209、通信部208と接続されている。信号処理部201は光路長調整用駆動部209を介して1軸ステージ224の位置の制御(光路長制御)を行う。
通信部208は、いくつかの駆動回路を内蔵するとともに、信号処理部201の制御下にてスキャナ/プルバック部102と通信する。具体的には、スキャナ/プルバック部102内の光ロータリージョイント230による第3のシングルモードファイバ274の回転を行うためのラジアル走査モータ241への駆動信号の供給、ラジアルモータの回転位置を検出するためのエンコーダ部242からの信号受信、並びに、第3のシングルモードファイバ274を所定速度で引っ張るための直線駆動部243への駆動信号の供給である。
なお、信号処理部201における上記処理も、所定のプログラムがコンピュータによって実行されることで実現されるものとする。
上記構成において、プローブ101を患者の診断対象の血管位置(冠状動脈など)に位置させると、ユーザの操作によりプローブ101の先端に向けて、ガイディングカテーテルなどを通じて透明なフラッシュ液を血管内に放出させる。血液の影響を除外するためである。そして、ユーザがスキャン開始の指示入力を行うと、信号処理部201は、波長掃引光源203を駆動し、ラジアル走査モータ241並びに直線駆動部243を駆動させる(以降、ラジアル走査モータ241と直線駆動部243の駆動による光の照射と受光処理をスキャニングと呼ぶ)。この結果、波長掃引光源203から波長掃引光が、上記のような経路でイメージングコア250に供給される。このとき、プローブ101の先端位置にあるイメージングコア250は回転しながら、回転軸に沿って移動することになるので、イメージングコア250は、回転しながら、なおかつ、血管軸に沿って移動しながら、血管内腔面への光の出射とその反射光の受信を行うことになる。
図3Aは、信号処理部201の機能構成を示すブロック図である。信号処理部201において、断層画像生成部321は、メモリ202から干渉光データを読み出して断層画像を生成する。ここで、1枚の断層画像(光断面画像)の生成にかかる処理を図3Bを用いて簡単に説明する。同図はイメージングコア250が位置する血管の内腔面301の断面画像の再構成処理を説明するための図である。
イメージングコア250の1回転(360度)する間に、複数回の測定光の送信と受信を行う。1回の光の送受信により、その光を照射した方向の1ラインのデータを得ることができる。従って、1回転の間に、例えば512回の光の送受信を行うことで、回転中心302から放射線状に延びる512個のラインデータを得ることができる。この512個のラインデータは、回転中心302の近傍では密で、回転中心302から離れるにつれて互いに疎になっていく。そこで、この各ラインの空いた空間における画素については、周知の補間処理を行なって生成していき、人間が視覚できる2次元の断面画像を生成することになる。
なお、2次元の断面画像の中心位置は、イメージングコア250の回転中心302と一致するが、血管断面の中心位置とは一致しない。したがって、プルバックにより得られる血管断面の画像は、断面画像中のプローブ位置(イメージングコア250の回転中心302)に依存した位置に描画されることになる。そのためん、プルバックにより得られた複数の血管断面の画像を並べて3次元画像を生成すると、血管の形状がイメージングコア250の回転中心302の位置の影響を受けて歪んでしまう。図4以降の参照により後述する本実施形態の3次元画像生成によれば、血管断面の重心位置を揃えて3次元画像を生成することによりこのような画像の歪が低減または除去され、元の血管形状をより精度よく再構成することが可能となり、より診断に適した3次元画像が提供される。
図3Aにおいて、断層画像格納部323は、以上のようにして断層画像生成部321が生成した2次元の断層画像を、フレームデータとしてメモリ202または記憶装置210に格納する。3次元画像表示部324は、断層画像格納部323により格納された断層画像群を、3次元画像の描画のためにテクスチャメモリとしての3次元画像格納部325に格納する。3次元画像表示部324は、3次元画像格納部325に格納された血管画像の3次元分布を立方体のボクセルに分割し、ボクセル単位で光の輝度を算出してディスプレイ上のピクセルに割り当てることで、3次元画像を表示する(ボリュームレンダリング)。たとえば、各断層画像を2Dテクスチャ集合あるいは3Dテクスチャとしてグラフィックハードウェア(GPU)上に格納し、GPUのテクスチャ補間と合成機能を利用した高速な描画手法が知られている。この描画手法では、三次元空間上に互いに平行な複数のポリゴン群を配置し、そのポリゴンへあらかじめ読み込んでおいたテクスチャ(断層画像)を貼り付けて、各テクスチャの透過度を考慮して合成することによって、最終的に視点に到達する輝度を求める。エンコーダ部242は、ラジアル走査モータ241の回転量を示すエンコーダ値を出力するスキャンエンコーダ311と、直線駆動部243が有するモータの回転量を示すエンコーダ値を出力するプルバックエンコーダ312を有する。これらのエンコーダ値は通信部208を介して信号処理部201に供給される。なお、心電計315、心拍解析部322については第3実施形態で説明する。
次に、図4〜図6A,6Bを参照して、本実施形態による断層画像格納部323によるフレームデータの格納から、3次元画像表示部324による3次元画像の生成、表示までの処理について説明する。図4は、第1実施形態によるフレームデータ格納処理および3次元画像生成処理を説明するフローチャートである。まず、ステップS401において、断層画像格納部323は、断層画像生成部321から断層画像を取得する。この時、断層画像格納部323は、各断層画像に対し血管断面の重心位置を検出し、当該重心位置を示す重心位置データ(たとえば、断面画像中の座標)を取得する(ステップS402)。血管断面の重心計算は、例えば、取得された断層画像から二値化処理により血管断面領域を抽出した後、画像モーメントなどの演算により求めることができる。また、断層画像格納部323は、スキャンエンコーダ311とプルバックエンコーダ312を監視しており、ステップS401で取得した断層画像に対応するプルバックエンコーダ312のエンコーダ値をプルバック位置データとして取得する(ステップS402)。そして、ステップS403において、上記処理で取得した断層画像とプルバック位置データを対応付けて、フレームデータとしてメモリ202または記憶装置210に格納する。
図5は、本実施形態の断層画像格納部323により格納されるフレームデータを説明する図である。#1断層画像500に対応する#1フレームデータ501は、断層画像データ502とプルバック位置データ503、重心位置データ504を含む。断層画像データ502は、断層画像生成部321により上述のようにして生成された#1断層画像500の画像データである。重心位置データ504は、ステップS402で取得された、血管断面の重心位置を示すデータである。また、プルバック位置データ503は、プルバックエンコーダ312からのエンコーダ値である。なお、プルバック位置データ(プルバックエンコーダ312の値)は、ライン1からライン512が取得される間も変化し続けるので、断層画像を構成するラインデータが取得される間の何れかのプルバックエンコーダ312の値が代表として用いられる。本実施形態では、ライン1が取得されるタイミングのプルバックエンコーダ312の値を用いるものとする。なお、断層画像格納部323には、スキャンエンコーダ311のエンコーダ信号が供給されており、断層画像格納部323はこのエンコーダ信号からライン1が取得されるタイミングを把握し、そのタイミングにおけるプルバックエンコーダ312の値をプルバックデータとして用いる。
プルバックが行われる間、以上の処理が繰り返され、複数枚の断層画像(N枚の断層画像とする)からなる断層画像群510が取得される。プルバックが完了すると、断層画像の撮影を終了し、処理はステップS404からステップS405へ進む。この時点で、N枚の断層画像に対応するN個のフレームデータが格納されており、以下の処理で、これらフレームデータ(断層画像)を用いた3次元画像の構築が行われる。
ステップS405において、3次元画像表示部324は、メモリ202または記憶装置210からフレームデータを読み出し、3次元画像データを生成して3次元画像格納部325に格納する。3次元画像格納部325はビデオメモリとして機能し、格納された画像データは表示部としてのLCDモニタ113に表示される。ステップS406において、3次元画像表示部324は、フレームデータに含まれている断層画像データによる2次元の断層画像を3次元空間に配置する。このとき、3次元画像表示部324は、そのフレームデータに含まれているプルバック位置データ503と重心位置データ504に基づいて断層画像を3次元空間に配置する。こうして、断層画像の各ピクセルの3次元空間における位置が決定される。
図6Aは、断層画像群510のうちの断層画像601〜605を3次元空間に配置する処理を説明する図である。なお、3次元画像の構築は、断層画像群510に含まれるすべての断層画像を用いて行ってもよいし、ユーザにより指定された範囲の断層画像で3次元画像を構築するようにしてもよい。ユーザにより指定された範囲で3次元画像を構築する場合は、指定された範囲に含まれる断層画像がxyz方向を有する3次元空間600に配置されることになる。
上述したように、断層画像601〜606のフレームデータにはそれぞれプルバック位置データが記録されており、これに基づいて3次元空間600におけるz軸方向の位置が決定され、断層画像が配置される。プルバックスピードに変動がある場合、図6Aの間隔611,612に示されるように、断層画像は等間隔に並ばない。なお、断層画像の3次元空間の配置では、エンコーダ値を所定の変換係数で3次元空間の位置に変換する。ここで、変換係数は、たとえばエンコーダの1カウント当たりのプルバック位置の移動量と3次元空間におけるピクセル距離(ボクセル距離、断層画像間の距離(ボクセルのプルバック方向の長さ))の間の変換係数であり、予め設定しておくことができる。また、断層画像601〜606のフレームデータにはそれぞれ重心位置データが記録されており、これに基づいて3次元空間600のxy面における断層画像の位置が決定される。たとえば、図6Bに示されるように、xy面の特定位置620(x0,y0)に血管断面の重心位置621を一致させて配置する。このように断層画像を重心位置データに基づいてxy面へ配置することにより、たとえば血管弾目の重心位置と画面中心(断層像を表示するウインドウの中心)とを一致させることができ、血管断面中のプローブの位置の影響を受けない、真っすぐな(直線状の)血管形状の3次元画像が得られることになる。以上のようにして、3次元画像の構築に必要な範囲の断層画像が3次元空間へ配置されると、処理はステップS407からステップS408へ進む。
ステップS408では、3次元空間に配置された断層画像の各ピクセル値をその3次元空間位置におけるボクセル値として用いるとともに、不足するボクセル値を補間処理により求めて3次元画像を構築する。3次元画像格納部325は、プルバック位置と血管断面の重心位置に依存して配置された2次元の断層画像の各ピクセルの値を、その位置のボクセルの値として用いてボリュームレンダリングを実行することにより、被写体の形状や位置関係、大きさをより正確に再現した、表示用の3次元画像を構築することができる。すなわち、3次元画像表示部324は、3次元画像構築時に実際にプルバックされた位置に基づき断層画像を配置することで、プルバックモータの速度の揺らぎを3次元画像の形状や色に反映させることができ、より再現性の高い表示が可能である。なお、ボクセル値の補間には、たとえば線形補間等、公知の補間処理を適用することができる。そして、ステップS409において、3次元画像表示部324は、生成した3次元画像を3次元画像格納部325に格納する。格納された3次元画像は、LCDモニタ113により表示される。以上のような第1実施形態の画像診断装置によれば、ボリュームレンダリングにおける表示色や座標を決定するパラメータに、プローブの実移動距離(プルバックデータ)や血管断面の重心位置が加わることにより、より高精度で診断に適した3次元画像が生成される。
<第2実施形態>
第1実施形態では、断層画像の取得位置として、その断層画像を形成するための所定のラインが取得されたときのプルバック位置が用いられた。しかしながら、上述したように、1つの断層画像を構成する複数のラインデータが取得される間にもプルバック位置は変化している。第2実施形態では、そのような一つの断層画像内におけるプルバック位置の変化をより正確に3次元画像に反映させるものである。なお、第2実施形態による画像診断装置の構成や断層画像の生成処理は第1実施形態(図1〜図3A,3B)と同様である。
以下、第2実施形態によるフレームデータの格納と3次元画像の構築方法について説明する。図7は第2実施形態によるフレームデータの格納処理、および3次元画像の生成処理を説明するフローチャートである。まず、断層画像格納部323によるフレームデータの生成および格納(ステップS401〜S404)は、第1実施形態と同様である。ただし、ステップS402では、断層画像格納部323は、1つの断層画像データの各ラインごとにプルバック位置を取得する。断層画像格納部323は、スキャンエンコーダ311の値が各ライン(図3Bの例では512本のラインがある)に対応する値になるごとに、プルバックエンコーダ312からエンコード値を取得し、ラインごとのプルバック位置データとする。そして、ステップS403において、ステップS401で取得された断層画像データとステップS402で取得されたラインごとのプルバック位置データをフレームデータとしてメモリ202または記憶装置210に格納する。
図8は、第2実施形態の断層画像格納部323により格納されるフレームデータを説明する図である。#1断層画像500に対応する#1フレームデータ801は、断層画像データ802と各ラインのプルバック位置データ803を含む。また、#1フレームデータ801は、第1実施形態と同様に、断層画像データ802により表される血管断面の重心位置を示す重心位置データ804を含む。断層画像データ802は、断層画像生成部321により上述のようにして生成された#1断層画像500の断層画像データである。また、プルバック位置データ803は、各ラインのラインデータ取得時におけるプルバックエンコーダ312からのエンコーダ値である。たとえば、図3Bに示したように断層画像を生成するためのライン1からライン512が取得される間、各ラインの取得時のプルバックエンコーダ312の値がプルバック位置803として記録される。なお、各ラインの取得タイミングは、スキャンエンコーダ311のエンコーダ値から把握することができる。このように、第2実施形態のフレームデータ801は、たとえばライン数が512であれば、512個のプルバックデータを保持することになる。
プルバックが行われる間、以上の処理が繰り返され、N枚の断層画像を有する断層画像群510が取得される。プルバックが完了すると、断層画像の撮影を終了し、処理はステップS404からステップS701へ進む。この時点で、N枚の断層画像に対応するN個のフレームデータが格納されており、以下の処理で、これら断層画像を用いた3次元画像の構築が行われる。
まず、ステップS701において、3次元画像表示部324は、メモリ202または記憶装置210からフレームデータを読み出す。そして、ステップS702、S703において、3次元画像表示部324は、フレームデータに含まれている断層画像データによる2次元の断層画像をフレームデータに含まれているプルバック位置データに基づいて3次元空間に配置する。第2実施形態では、断層画像をラインデータの位置で分割し(ステップS702)、得られた分割領域をプルバック位置データと重心位置データに従って3次元空間に配置する(ステップS703)。
図9Aは、ラインデータごとのプルバック位置の変化を説明する図である。断層画像の最初のライン(図3Bのライン1)がラインデータ901に対応するものとする。イメージングコアからの光の放射方向が360度回転する間、ラインデータ902、903、904、905、906のように各ライン方向のデータが取得され、次の断層画像の最初のライン(ライン1)のラインデータ907が取得される。この間にもプルバック位置は移動しているため、一つの断層画像を構成する複数のラインデータは異なるプルバック位置データを持つことになる。図9Aでは、1つの断層画像が得られる間にΔzだけプルバック位置が移動する様子が示されている。第2実施形態のフレームデータはそのようなラインデータごとのプルバック位置データを保持している。
ステップS702において、3次元画像表示部324は、断層画像を各ラインデータの位置で分割する。たとえば、図3Bのように512本のラインデータで断層画像が形成されている場合は、断層画像を512個の分割領域に分割する。そして、3次元画像表示部324は、それぞれの分割領域のプルバック位置をフレームデータから取得し、3次元空間におけるz方向の配置位置を決定する。なお、断層画像920の3次元空間のxy面における位置は、第1実施形態と同様に重心位置データにしたがって決定される。
たとえば、図9Bに示されるように、3次元画像表示部324は、3次元空間への配置対象である断層画像920を角度θずつの領域に分割する。図3Bで説明したように、512本のラインが取得される場合には、θ=360/512度となる。そして、n番目のラインとn+1番目のラインにより構成される分割領域921は、n番目のラインに対応するプルバック位置データを用いて3次元空間におけるz方向の位置を決定する。同様に、n+1番目のラインとn+2番目のラインにより切り取られる分割領域922は、n+1番目のラインに対応するプルバック位置データを用いて3次元空間におけるz方向の位置が決定される。3次元空間のxy面における断層画像920の位置は、第1実施形態と同様に、xy面の特定位置に重心位置データが示す血管断面の重心を一致させるように決定される。
以上のようにして、断層画像の各部分領域が3次元空間に配置されると、各ピクセルの3次元空間における位置が決定される。そして、3次元画像の構築に必要な範囲の断層画像について上述の処理を終えると、処理はステップS704からステップS705へ進む。ステップS705では、3次元空間に配置された断層画像の各ピクセル値をその3次元空間位置におけるボクセル値として用いるとともに、不足するボクセル値を補間処理により求めてボリュームレンダリングを実行することにより、表示のための3次元画像を構築する。そして、ステップS706において、3次元画像表示部324は、生成した3次元画像を断層画像格納部325に格納する。断層画像格納部325に格納された3次元画像はLCDモニタ113に表示される。なお、ステップS705、S706の処理はそれぞれ第1実施形態のステップS408、S409と同様である。
以上のように、第2実施形態によれば、3次元画像の構築において断層画像を3次元空間に配置する際に、断層画像を構成する各ラインデータが取得されたプルバック位置が反映される。したがって、一つの断層画像について一つのプルバック位置を代表させている第1実施形態よりも、さらに正確な3次元画像の構築を実現できる。
<第3実施形態>
第1、第2実施形態では、プルバックスピードの変動による3次元画像の劣化を低減する構成を説明した。しかしながら、3次元画像の劣化の要因はこれに限られるものではない。たとえば、心拍の影響によりカテーテルが動くことによって生じる画像の不連続区間や、プローブの回転ムラによるイメージの歪み等によって、3次元画像にアーチファクトが出現する。このようなアーチファクトにより、実際とは異なるサイズや形状、存在しない分枝等が描出されてしまい、医師がステントサイズや留置位置を決める際の判断の妨げとなる可能性がある。第3実施形態では、3次元画像における心拍の影響を低減する構成について説明する。
図3Aにおいて、心拍解析部322は、心電計315から心電図波形(ECG)の信号(心電波形情報)を受信し、断層画像格納部323にフレームデータと同期してECG信号を保持させる。そして、心拍解析部322は、断層画像格納部323に格納された心電波形情報を解析して、収縮期か否かを判定する。図11に模式的な心電図波形1101を示す。心拍判定(収縮期1102の検出)は、たとえば心電図波形1101からそのトレンド(たとえば微分のピーク値)を使用して所謂QRS波形を検出することによりなされ、QRS波形の期間を収縮期とする。心拍解析部322は、心電図波形1101(心電波形情報)を解析して収縮期1102を検出し、その区間を心拍影響区間と判定して断層画像格納部323に通知する。断層画像格納部323はこの心拍影響区間の判定結果を保持する。
図10〜図12を参照して、第3実施形態による断層画像格納部323によるフレームデータの格納から、3次元画像表示部324による3次元画像の生成までの処理について説明する。図10は、第3実施形態によるフレームデータ格納処理および3次元画像生成処理を説明するフローチャートである。まず、ステップS1001において、心拍解析部322は、心電計315からの心電波形情報の取得、およびメモリ202または記憶装置210への格納を開始する。心電波形情報はフレームデータの取得タイミングと同期して取得、格納される。次に、ステップS1002において、断層画像格納部323は、断層画像生成部321から断層画像を取得する。断層画像格納部323は、スキャンエンコーダ311とプルバックエンコーダ312を監視しており、ステップS1002で取得した断層画像に対応するプルバックエンコーダ312のエンコーダ値をプルバック位置データとして取得する(ステップS1003)。また、断層画像から血管断面の重心位置を検出し、これを重心位置データとして取得する(ステップS1003)。ステップS1003におけるこれらの処理は、第1実施形態のステップS402と同様である。ステップS1004において、断層画像格納部323は、上記処理で取得した断層画像とプルバック位置データを対応付けてフレームデータとしてメモリ202または記憶装置210に格納する。
図11は、本実施形態の断層画像格納部323によりメモリ202または記憶装置210に格納されるフレームデータを説明する図である。#1断層画像500に対応する#1フレームデータ1111は、断層画像データ1112とプルバック位置データ1113と重心位置データ1115を含む。また、各フレームデータの取得タイミングに同期して、心電計315より取得される心電波形1101を示す心電波形情報がメモリ202または記憶装置210に格納される。断層画像データ1112、プルバック位置データ1113および重心位置データ1115は第1実施形態(図5の断層画像データ502、プルバック位置データ503、重心位置データ504)と同様である。
プルバックが行われる間、以上の処理が繰り返され、N枚の断層画像を有する断層画像群510が取得される。プルバックが完了すると、断層画像の撮影を終了し、処理はステップS1005からステップS1006へ進む。ステップS1006において、心拍解析部322は、フレームデータとともに保持された心拍情報を解析して心臓の収縮期1102を検出する。そして、各フレームデータの取得タイミングが収縮期1102にあるか否かを示す心拍情報1114を各フレームデータに付与する。たとえば、図11の例では、#1フレームデータ1111は心拍影響区間以外で取得された断層画像を保持するので、心拍影響区間でないことを示す心拍情報1114が付与される。また、収縮期1102の区間で取得された#n断層画像1103については、心拍解析部322により心拍影響区間であると判定されるため、#nフレームデータ1116において、心拍影響区間であることを示す心拍情報1114が付与される。
この時点で、N枚の断層画像に対応するN個のフレームデータが格納されており、各フレームデータには、断層画像データ1112、プルバック位置データ1113、重心位置データ115、心拍影響区間か否かを示す心拍情報1114が含まれる。以下の処理で、これら断層画像を用いた3次元画像の構築が行われる。まず、ステップS1007において、3次元画像表示部324は、表示に必要なフレームデータを読み出す。ステップS1008において、3次元画像表示部324は、読み出したフレームデータの心拍情報1114を参照して、心拍影響区間の断層画像か否かを判定する。心拍影響区間の断層画像でなければ、処理はステップS1009へ進み、3次元画像表示部324は、そのフレームデータのプルバック位置データ1113と重心位置データ115に基づいて3次元元空間に断層画像を配置する。プルバック位置データ1113と重心位置データ115に基づく断層画像の3次元空間への配置は第1実施形態と同様である。一方、心拍情報1114が心拍影響区間であることを示す場合、ステップS1009はスキップされ、当該断層画像は3次元空間に配置されない。したがって、心拍影響区間の断層画像は3次元画像の構築には用いられない。
図12は、断層画像群510のうちの断層画像1201〜断層画像1204に対する3次元空間への配置処理を説明する図である。断層画像1202,1203は収縮期にあり、心拍影響区間の断層画像と判定されている。断層画像1201、1204は、心拍影響区間の画像ではないので、ステップS1009おいて、プルバック位置データに基づいて3次元空間1200に配置される。一方、断層画像1202,1203は心拍影響区間にある断層画像であり、ステップS1008の処理分岐により、3次元空間1200に配置されない。
以上のようにして、3次元画像の構築に必要な範囲の断層画像(心拍影響区間の断層画像を除く)が3次元空間へ配置されると、処理はステップS1010からステップS1011へ進む。ステップS1011において、3次元画像表示部324は、3次元空間に配置された断層画像の各ピクセル値をその3次元空間位置におけるボクセル値として用いるとともに、不足するボクセル値を補間処理により求めて3次元画像を構築する。3次元画像格納部325は、プルバック位置に依存して配置された2次元の断層画像の各ピクセルの値を、その位置のボクセルの値として用いるので、被写体の形状や位置関係、大きさをより正確に再現した3次元画像を構築することができる。また、心拍影響区間の断層画像を3次元画像の生成に用いないので、心臓の収縮期における心拍の影響が排除される。なお、ボクセル値の補間には、たとえば線形補間等、公知の補間処理を適用することができる。そして、ステップS1012において、3次元画像表示部324は、生成された3次元画像を3次元画像格納部325に格納する。格納された3次元画像は、モニタ113などにより表示される。
以上のように第3実施形態によれば、3次元画像を劣化させる収縮期の断層画像を除外して3次元画像が生成されるので、心拍の影響による歪みの少ない画像が得られる。なお、第3実施形態で説明した心拍の影響を除去するための処理、機能を第2実施形態に適用してもよいことは明らかである。なお、上記第3実施形態では、心電計315からの情報(心電図波形)と、拍動による血管への影響との間に時間差は無いものとしている。これは、心臓の冠動脈等の血管を対象としていることが前提になっているためである。したがって、断層画像を得る血管が心臓から離れており、拍動の発生から血管への影響が生じるまでの間に時間差があるような場合は、その分を考慮してもよいことは言うまでもない。その場合、心電図波形の時刻を予め求めた遅延時間だけ、プルバックの時刻情報よりも遅延させればよい。
<第4実施形態>
上記第3実施形態では、心拍影響区間の断層画像を用いずに3次元画像を構築したが、心拍影響区間の断層画像を除外せずに3次元画像を構築し、3次元画像において心拍影響区間の画像であることを明示するようにしてもよい。
第4実施形態では、ステップS1012で3次元画像を構築する際に心拍影響区間の断層画像の表示形態を変えることにより、3次元画像中に心拍影響区間を示す。変更される表示形態としては、たとえば、各画素の透明度/透過度や各画素の色/輝度などがあげられる。透明度/透過度の変更は、たとえば画素の色を表現するカラーモデルRGBAの「A(透過を表現するアルファチャンネル)」の変更により実現できる。また、色の変更としては、たとえば画素の色を表現するカラーモデルRGBAの「RGB(赤、緑、青)」の明度の変更により実現できる。たとえば、図13に示されるように、心拍影響区間1301,1302に対応する3次元画像1310の部分1311,1312の表示形態を変更する。こうすることにより、ユーザは3次元画像において心拍影響区間がどこにあるかを直ちに把握することができる。
また、心拍影響区間の表示は、上記第3実施形態では、2値(心拍影響区間か否か)であったが、これに限られるものではない。たとえば、QRS波形の特徴量から心拍影響度を算出し、影響度に応じて表示形態を変えて表示してもよい。その場合、フレームデータの心拍情報1114には、算出された影響度が記録され、3次元画像の表示に際して参照すればよい。
なお、影響度は、たとえば以下のようにして決定することができる。(1)心電波形を所定の時間間隔で分割し、分割された部分を線分で近似し、その線分の傾きの絶対値が大きいほど大きい影響度となる用に影響度を決定する。または、(2)QRS波形検出区間に最大の影響度とし、検出位置を含む一定区間(例えば心電図におけるQT間隔(=心室筋の活動電位持続時間)を目安とした0.45msec前後など)で、QRS波形検出位置からの距離に応じて影響度を線形に減少させて割り当てる。なお、この場合、上記一定区間外では、影響度は0または所定値(低い値)とする。
<第5実施形態>
第1〜第4実施形態では、3次元空間への断層画像の配置を工夫することにより3次元画像の精度を向上した。第5実施形態では、さらに、断層画像そのものに生じるアーチファクト(歪み)を低減することでさらに正確な3次元画像の描画を実現する。ラジアル走査モータ241が定速で回転しても、ドライブシャフトのよじれ等により、その先端部にあるイメージングコア250では回転ムラ(NURD)が生じる場合がある。このような、プローブの回転ムラによるイメージの歪み等によって、3次元画像にアーチファクトが出現する。したがって、第5実施形態では、そのような回転ムラによるイメージの歪を低減して、より高精度かつ正確な3次元画像を構築する。
図3Bで説明したように、断層画像生成部321は、メモリ202に格納されているラインデータ(本例では、512本のラインデータ)を座標変換することにより断層画像を生成する。本実施形態では、断層画像生成部321は、隣接するラインデータの差分値に基づいてイメージングコア250の回転ムラを検出し、回転ムラが検出されたラインデータを除外して断層画像を生成する。
図14は、断層画像生成部321による断層画像の生成処理を説明するフローチャートである。断層画像生成部321は、まずステップS1401においてnを1にセットし、ステップS1402においてn番目のラインデータをメモリ202から取得する。ステップS1403において、断層画像生成部321は、n番目のラインデータと、その1つ手前のラインデータであるn−1番目のラインデータを比較する。本実施形態では、両者の差分値が用いられる。ステップS1404において、断層画像生成部321は、ステップS1403で得られた差分値と閾値を比較する。断層画像生成部321は、この差分値が閾値を超えていれば両ラインデータは正しく回転位置に応じたラインデータであると判定する。一方、差分値が閾値以下であれば、ほぼ同じ回転位置の情報が取得されており、回転ムラが生じているものと判定する。
ステップS1404において差分値が閾値より大きい場合、処理はステップS1405に進み、断層画像生成部321は、n番目のラインを2次元の断層画像の生成に用いる。すなわち、断層画像生成部321は、n番目のラインデータを座標変換により、図3Bに示されるように配置していく。他方、差分値が閾値以下の場合は、ステップS1405はスキップされ、n番目のラインは断層画像の生成に用いられない。
ステップS1406において、nが1つインクリメントされ、次のラインデータについて上述した処理を繰り返す。以上の処理を、512番目のラインデータまで実行すると、処理はステップS1407からステップS1408へ進む。ステップS1408において、断層画像生成部321は、以上のようにしてラインデータが配置された画像において、図3Bで説明したように補間処理を施し、断層画像を生成する。
以上のような処理により、回転ムラに起因した画像のひずみを低減することができる。そして、こうして生成された断層画像を用いて、第1〜第4実施形態で説明した方法で3次元画像を構築することにより、より精度の高い3次元画像を得ることができる。
なお、上記各実施形態では、プルバック位置を直線駆動部243の位置(モータの回転位置)を検出するプルバックエンコーダ312より取得しているがこれに限られるものではない。たとえば、スキャナ/プルバック部102における直線移動量をカウントする機構(たとえば、リニアスケールをカウントする構成)から取得するようにしてもよい。したがって、プルバックをモータ駆動で行う構成のみならず、マニュアルで行う構成においても、本発明を適用可能であることは明らかである。
また、上記各実施形態では、断層画像中の血管断面について重心を検出したが、これに限られるものではない。たとえば、断層画像生成部321が、血管断面の中心位置が断層画像の特定の位置(たとえば断層画像の中心位置)となるように座標変換を行なってもよい。この場合、断層画像生成部321による位置の補正では、ラインデータ(x,y)から断面画像(r,θ)を生成する際に、血管断面領域の重心位置とイメージングコアの回転中心のずれ量を加算した補正後アドレス(x’=x+重心座標xg,y’=y+血管重心座標yg)を用いて極座標変換を行う。血管断面の重心計算は、例えば、二値化処理により血管断面領域を抽出後、画像モーメントなどの演算などを行えばよい。このように、血管断面の位置が揃った断層画像を生成すれば、上記各実施形態で説明した、断層像のxy面における配置位置を重心位置データにより決定するための構成は省略可能となる。
また、上記各実施形態において、プルバック位置データにより3次元空間におけるz方向の配置を決定したが、プルバック位置データに関わる構成を省略し、各断層画像をz方向に等間隔で配置するようにてもよい。プルバックスピードの変動によるひずみは解消されないが、血管断面の重心位置がz方向に揃った3次元画像が得られる。プルバックスピードの変動が小さければ、十分に診断に耐える画像を得ることができる。
本発明は上記実施の形態に制限されるものではなく、本発明の精神及び範囲から離脱することなく、様々な変更及び変形が可能である。従って、本発明の範囲を公にするために、以下の請求項を添付する。
本願は、2015年3月2日提出の日本国特許出願特願2015−040641を基礎として優先権を主張するものであり、その記載内容の全てを、ここに援用する。

Claims (13)

  1. イメージングコアを回転させながらカテーテル内を移動させて得られる、前記イメージングコアの回転中心から放射線状に延びるラインデータを用いて3次元画像を生成する画像診断装置であって、
    前記イメージングコアが1回転することにより得られる画像データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された画像データから血管断面の重心位置を検出する検出手段と、
    前記記憶手段に記憶された画像データにより表される断層画像を、xyz方向を有する3次元空間のz方向に並べて配置する配置手段と、
    前記配置手段により前記3次元空間に配置された断層画像の各ピクセル値をボクセル値として用いて3次元画像を生成する生成手段と、を備え、
    前記配置手段は、前記断層画像を前記検出手段により検出された重心位置を前記3次元空間のxy面の特定の位置と一致させながら配置し、
    前記ラインデータを用いて断層画像を生成する断層画像生成手段をさらに備え、
    前記断層画像生成手段は、隣接するラインデータの差分値に基づいて前記イメージングコアの回転ムラを検出し、回転ムラが検出されたラインデータを除外して断層画像を生成することを特徴とする画像診断装置。
  2. 前記画像診断装置は、前記イメージングコアの移動量を取得する取得手段をさらに備え、
    前記記憶手段は、前記画像データと前記取得手段で取得された移動量とを対応付けて記憶し、
    前記配置手段は、前記記憶手段に記憶されている移動量に基づいて、前記断層画像の前記3次元空間におけるz方向の配置位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の画像診断装置。
  3. 前記配置手段は、前記3次元空間のz方向に断層画像を等間隔に配置することを特徴とする請求項1に記載の画像診断装置。
  4. 前記カテーテル内において前記イメージングコアを移動させるためのモータを含む駆動手段をさらに備え、
    前記取得手段は、前記モータの回転量を出力するエンコーダからの信号に基づいて前記移動量を取得することを特徴とする請求項2に記載の画像診断装置。
  5. 前記記憶手段は、1つの断層画像について1つの移動量を記憶し、
    前記配置手段は、前記3次元空間のz方向への断層画像の配置位置を、対応する移動量によって決定することを特徴とする請求項2または4に記載の画像診断装置。
  6. 前記記憶手段は、断層画像を構成するラインデータごとに移動量を記憶し、
    前記配置手段は、断層画像をラインデータにしたがって分割して得られる分割領域を、対応する移動量にしたがって前記3次元空間に配置することを特徴とする請求項2または4に記載の画像診断装置。
  7. 心電計から心電図波形の信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された心電図波形を解析して、心拍による画像への影響が発生する心拍影響区間か否かを判定する解析手段と、をさらに備え、
    前記配置手段は、心拍影響区間と判定された区間の断層画像を前記3次元空間に配置しないことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像診断装置。
  8. 前記解析手段は、心電図波形から収縮期を判定し、収縮期に基づいて前記心拍影響区間か否かを判定することを特徴とする請求項7に記載の画像診断装置。
  9. 前記生成手段で生成された3次元画像を表示する表示手段を更に備え、
    前記表示手段は、前記3次元画像において、前記心拍影響区間か否かを明示する表示を行うことを特徴とする請求項7または8に記載の画像診断装置。
  10. 心電計から心電図波形の信号を受信する受信手段と、
    前記受信手段により受信された心電図波形を解析して、心拍による画像への影響度を判定する解析手段と、
    前記生成手段で生成された3次元画像を表示する表示手段と、を更に備え、
    前記表示手段は、前記3次元画像の表示において、前記影響度に基づく表示を行うことを特徴とする請求項1乃至6のいずれか1項に記載の画像診断装置。
  11. 前記表示手段は、前記影響度に応じて前記3次元画像の明度または色度を変更することを特徴とする請求項10に記載の画像診断装置。
  12. イメージングコアを回転させながらカテーテル内を移動させて得られる、前記イメージングコアの回転中心から放射線状に延びるラインデータを用いて3次元画像を生成する画像診断装置であって、
    前記イメージングコアが1回転することにより得られる画像データを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された画像データにより表される断層画像を、xyz方向を有する3次元空間のz方向に並べて配置する配置手段と、
    前記配置手段により前記3次元空間に配置された断層画像の各ピクセル値をボクセル値として用いて3次元画像を生成する生成手段と、
    前記ラインデータを用いて断層画像を生成する断層画像生成手段と、を備え、
    前記断層画像生成手段は、隣接するラインデータの差分値に基づいて前記イメージングコアの回転ムラを検出し、回転ムラが検出されたラインデータを除外して断層画像を生成することを特徴とする画像診断装置。
  13. イメージングコアを回転させながらカテーテル内を移動させて得られる、前記イメージングコアの回転中心から放射線状に延びるラインデータを用いて3次元画像を生成する画像診断装置による画像構築方法であって、
    前記画像診断装置が、前記イメージングコアが1回転することにより得られる画像データを記憶手段に記憶する工程と、
    前記画像診断装置の配置手段が、前記憶手段に記憶された画像データにより表される断層画像を、xyz方向を有する3次元空間のz方向に並べて配置する配置工程と、
    前記画像診断装置の生成手段が、前記配置工程で前記3次元空間に配置された断層画像の各ピクセル値をボクセル値として用いて3次元画像を生成する生成工程と、
    前記画像診断装置の断層画像生成手段が、前記ラインデータを用いて断層画像を生成する断層画像生成工程と、を有し、
    前記断層画像生成工程では、前記画像診断装置の断層画像生成手段が、隣接するラインデータの差分値に基づいて前記イメージングコアの回転ムラを検出し、回転ムラが検出されたラインデータを除外して断層画像を生成することを特徴とする画像構築方法。
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