JP6717211B2 - マスクブランク用基板、マスクブランク、およびフォトマスク - Google Patents

マスクブランク用基板、マスクブランク、およびフォトマスク Download PDF

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Description

本発明はマスクブランク用基板、マスクブランク、およびフォトマスクに関する。
半導体デバイスの製造の分野では、シリコンウェハのような被加工基板にパターンを形成する際に、露光光およびフォトマスクを用いたパターン転写技術が利用される。
このパターン転写技術では、フォトマスクを介して被加工基板に露光光を照射することにより、被加工基板の表面(通常、レジストの表面)に、フォトマスクのパターンを転写することができる。特に、最近では、微細パターン転写を可能とするため、ArFエキシマレーザ光を用いたArF露光技術や、EUV露光光を用いたEUV露光技術が注目されている。
例えば、EUV露光技術では、露光光として、ArFエキシマレーザ光よりも短波長のEUV(Extreme Ultra−Violet)光が用いられる。ここで、EUV光とは、軟X線および真空紫外光を含み、具体的には波長が0.2nm〜100nm程度の光のことである。現時点では、露光光として13.5nm程度の波長のEUV光が主に検討されている。
特開2011−240483号公報
前述のような短波長の光を露光光として使用する場合、フォトマスクの主表面に付着した異物などの欠点が、転写パターンの品質に大きな影響を及ぼし得る。例えば、フォトマスクの主表面に欠点が存在する状態で、パターン転写処理を実施すると、被加工基板に対して、所望の位置に、所望の精度で、微細パターン転写を行うことができなくなるおそれがある。
このため、フォトマスクの構成部材となるマスクブランク用ガラス基板の主表面に存在する欠点を抑制するため、各種方法が提案されている(例えば特許文献1)。
しかしながら、従来の方法においても、欠点の抑制効果は、未だ十分であるとは言い難い。
このため、現在もなお、主表面に存在する欠点が有意に抑制されたマスクブランク用ガラス基板、マスクブランクおよびフォトマスクが要望されている。
本発明は、このような背景に鑑みなされたものであり、本発明では、従来に比べて、主表面の欠点が有意に抑制された、マスクブランク用基板を提供することを目的とする。また、本発明では、そのようなマスクブランク用基板を有するマスクブランク、およびフォトマスクを提供することを目的とする。
本発明では、矩形状のマスクブランク用基板であって、
相互に対向する第1および第2の主表面と、両主表面を接続する第1〜第4の4つの端面とを有し、前記第1〜第4の端面は、反時計回りにこの順に配置され、
各端面は、側面、該側面と前記第1の主表面との間の第1の面取斜面、および前記側面と前記第2の主表面との間の第2の面取り斜面を有し、
当該マスクブランク用基板は、前記第1の端面における前記側面の、当該マスクブランク用基板の厚さ方向に沿った略中心であって、前記第1の端面における前記側面の長手方向の略中央に定められた1μm×1μmの測定領域において、4nmの測定間隔で、原子間力顕微鏡により測定される表面形態から得られる、10μm−1〜100μm−1の空間周波数fの範囲におけるパワースペクトル密度PSDが、10nm以下である、マスクブランク用基板が提供される。
本発明では、従来に比べて、主表面の欠点が有意に抑制された、マスクブランク用基板を提供することができる。また、本発明では、そのようなマスクブランク用基板を有するマスクブランク、およびフォトマスクを提供することができる。
マスクブランク用基板の側面の凹凸形状と研磨粒子の関係を模式的に示した図である。 マスクブランク用基板の側面の凹凸形状と研磨粒子の別の関係を模式的に示した図である。 マスクブランク用基板の側面の凹凸形状と研磨粒子のさらに別の関係を模式的に示した図である。 マスクブランク用基板の側面の凹凸形状と研磨粒子のさらに別の関係を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態によるマスクブランク用基板の一例を模式的に示した図である。 図5に示したマスクブランク用基板を、第4の端面の側から見た際の模式的な部分拡大図である。 本発明の一実施形態によるマスクブランクの断面を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態による透過型のフォトマスクの構成の一例を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態による別のマスクブランクの断面を模式的に示した図である。 本発明の一実施形態による反射型のフォトマスクの構成の一例を模式的に示した図である 原子間力顕微鏡で撮影された、サンプル1の「測定領域」における表面形態の一例を示した写真である。 原子間力顕微鏡で撮影された、サンプル3の「測定領域」における表面形態の一例を示した写真である。 各サンプルにおいて測定された空間周波数fとパワースペクトル密度PSDとの関係を示したグラフである。 サンプル1の端面の顕微鏡写真の一例である。 サンプル2の端面の顕微鏡写真の一例である。 サンプル3の端面の顕微鏡写真の一例である。 サンプル4の端面の顕微鏡写真の一例である。 サンプル5の端面の顕微鏡写真の一例である。
以下、本発明の一実施形態について説明する。
これまでのマスクブランク用基板の製造方法においては、主表面における欠点を抑制するため、主表面に対する処理の方法に注意が向けられてきた。また、その結果、主表面に対する各種処理方法が提案されてきた。しかしながら、本願発明者らは、元来注意が向けられて来なかったマスクブランク用基板の側面に注目し、該側面を所定の表面性状とすることにより、主表面における欠点を抑制し得ることを見出した。
すなわち、本発明の一実施形態では、矩形状のマスクブランク用基板であって、
相互に対向する第1および第2の主表面と、両主表面を接続する第1〜第4の4つの端面とを有し、前記第1〜第4の端面は、反時計回りにこの順に配置され、
各端面は、側面、該側面と前記第1の主表面との間の第1の面取斜面、および前記側面と前記第2の主表面との間の第2の面取り斜面を有し、
当該マスクブランク用基板は、前記第1の端面における前記側面の、当該マスクブランク用基板の厚さ方向に沿った略中心であって、前記第1の端面における前記側面の長手方向の略中央に定められた1μm×1μmの測定領域において、4nmの測定間隔で、原子間力顕微鏡により測定される表面形態から得られる、10μm−1〜100μm−1の空間周波数fの範囲におけるパワースペクトル密度PSDが、10nm以下である、マスクブランク用基板が提供される。
マスクブランク用基板をこのような構成とした場合、後述のように、主表面に含まれる欠点を有意に抑制することが可能になる。従って、本発明の一実施形態では、欠点が少ない主表面を有するマスクブランク用基板を提供することができる。
ここで、マスクブランク用基板の側面を前述のような特徴を有するように構成することにより、主表面に含まれる欠点が低減できる理由について考察する。
通常、マスクブランク用基板の側面は、コロイダルシリカのような研磨粒子を用いて研磨される。しかしながら、この側面の研磨処理の際に、側面に生じた凹凸に研磨粒子が取り込まれる可能性がある。また、そのような「捕獲」された研磨粒子は、研磨処理後も、そのまま残留する可能性がある。
さらに、いったん捕獲された研磨粒子は、今度は意図しないタイミングで、側面から放出されるおそれがある。そのような捕獲された研磨粒子の「不慮の」放出が生じると、該研磨粒子が主表面に付着して、欠点となる可能性が高くなってしまう。
ここで、研磨粒子が側面の凹凸に捕獲される現象は、研磨粒子の粒径と側面の凹凸の波長(あるいは周波数)とが、所定の関係を満たす場合に生じ易いと考えられる。
図1〜図3を参照して、この現象について考察する。
図1〜図3には、マスクブランク用基板の側面の凹凸形状と研磨粒子の関係を模式的に示す。
図1には、研磨粒子1の粒径が、側面2の表面凹凸3の波長λの1/2よりも過度に大きい場合が示されている。以下、このような研磨粒子1と表面凹凸3の関係を、「粒子過大型」と称する。
このような「粒子過大型」の関係では、研磨粒子1は、表面凹凸3の凹部に侵入し難く、従って、研磨粒子1が表面凹凸3に捕獲される現象は生じ難い。このため、研磨粒子1が意図しないタイミングで表面凹凸3から放出され、主表面に付着する可能性は、低いと言える。
次に、図2には、研磨粒子1の粒径が、側面2の表面凹凸3の波長λの1/2よりも過度に小さい場合が示されている。以下、このような研磨粒子1と表面凹凸3の関係を、「粒子過小型」と称する。
このような「粒子過小型」の関係では、研磨粒子1は、表面凹凸3の凹部に容易に侵入し得る。しかしながら、研磨粒子1は、洗浄等の処理により、表面凹凸3の凹部から容易に放出される。従って、この場合も、研磨粒子1が表面凹凸3に捕獲され、ここに残留する現象は生じ難い。このため、研磨粒子1が意図しないタイミングで表面凹凸3から放出され、主表面に付着する可能性は、低いと言える。
一方、図3には、研磨粒子1の粒径が、側面2の表面凹凸3の波長λの1/2のオーダーとほぼ等しい場合が示されている。以下、このような研磨粒子1と表面凹凸3の関係を、「粒子整合型」と称する。
この「粒子整合型」の関係では、研磨粒子1は、表面凹凸3の凹部に比較的容易に侵入し得る。また、いったん凹部に侵入し、ここに捕獲された研磨粒子1は、相応の領域が凹部に取り囲まれ、凹部に拘束され易くなる。このような拘束が生じると、研磨粒子1は、洗浄等の処理後にも放出され難くなり、以降の工程においても凹部に残留する可能性が高くなる。
このように、研磨粒子1の粒径と側面2の表面凹凸3の波長λ(あるいは周波数)とが、「粒子整合型」に分類される場合、研磨粒子1が側面2の表面凹凸3に捕獲され易くなる。またこの場合、捕獲された研磨粒子1が、意図しないタイミングで側面2から放出され、該研磨粒子1が主表面に付着して、欠点となる可能性が高くなる。
なお、以上の説明は、現象の理解を高めるため簡略化して示したものであり、実際には、研磨粒子の捕獲/放出は、より複雑な現象で生じるものと考えられる。
以上の考察に従えば、マスクブランク用ガラス基板における主表面の欠点を抑制するためには、以下のいずれかの対策を実施することが有効であると考えられる:
(i)側面と研磨粒子の関係が、前述の図3に示したような「粒子整合型」となる態様を回避する;または
(ii)側面と研磨粒子の関係が「粒子整合型」となる態様であっても、研磨粒子の凹部への捕獲が回避もしくは抑制されるように、研磨粒子と側面の凹凸形状との関係を調整する。
図4には、(ii)の対策の一例を実施した際の、研磨粒子と側面の凹凸形状との関係を模式的に示す。
図4に示すように、この例では、研磨粒子1と側面2の表面凹凸4の関係は、前述の「粒子整合型」となっている。しかしながら、側面2の表面凹凸4は、振幅が比較的低く抑えられている。
この場合、図4に示すように、研磨粒子1が凹部に侵入したとしても、これにより研磨粒子1が凹部に拘束され捕獲される可能性は小さい。従って、研磨粒子1は、洗浄等の処理によって容易に放出され、研磨粒子1が凹部に残留する可能性は小さくなる。
なお、一般に、側面2の研磨に使用される研磨粒子1の粒径は、0.5μm〜2.0μmの範囲である。
前述のように、本発明の一実施形態では、マスクブランク用基板の側面は、前記測定領域において、10μm−1〜100μm−1の空間周波数fの範囲におけるパワースペクトル密度PSDが、10nm以下となるように構成される。
このようなマスクブランク用基板では、所定の周波数(すなわち波長)の範囲において、側面の凹凸表面の振幅が抑えられ、研磨粒子と側面の表面凹凸との関係を、図4に示したような状態にすることができる。
従って、本発明の一実施形態では、マスクブランク用基板の主表面に含まれる欠点を、有意に低減することが可能となる。
(本発明の一実施形態によるマスクブランク用基板)
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態によるマスクブランク用基板について、詳しく説明する。
図5には、本発明の一実施形態によるマスクブランク用基板(以下、「第1のマスクブランク用基板」と称する)の一例を模式的に示す。
図5に示すように、第1のマスクブランク用基板110は、略矩形状であり、相互に対向する第1の主表面112と、第2の主表面114とを有する。また、第1のマスクブランク用基板110は、両主表面112、114を接続する4つの端面を有する。以下、明確化のため、4つの端面を、反時計回りに、それぞれ、第1の端面120a、第2の端面120b、第3の端面120c、および第4の端面120dと称する。なお、図1において、第3の端面120cおよび第4の端面120dは、視認されない。
第1の端面120aは、第1の接続辺132aを介して第1の主表面112と接続され、第2の接続辺134aを介して第2の主表面114と接続される。また、第2の端面120bは、第1の接続辺132bを介して第1の主表面112と接続され、第2の接続辺134bを介して第2の主表面114と接続される。第3の端面120cおよび第4の端面120dについても、同様である。
図6には、図5に示した第1のマスクブランク用基板110を、第4の端面120dの側から見た際の模式的な部分拡大図を示す。この図では、第1の端面120aの形態をより良く把握することができる。
図6に示すように、第1の端面120aは、側面130aと、該側面130aの両側に設けられた第1の面取り斜面142aおよび第2の面取り斜面144aとで構成される。
他の端面120b、120c、120dも、同様に構成される。
なお、ここでは、混乱を避けるため、各端面120a〜120dにおける側面、第1の面取り斜面、および第2の面取り斜面を、参照符号の末尾にa〜dを付することで区別する。例えば、第2の端面120bは、側面130bと、第1の面取り斜面142bと、第2の面取り斜面144bとで構成される。第3および第4の端面120c、120dについても、同様に表記される。
前述の説明から、図1に示した第1の接続辺132aは、より正確には、第1の端面120aの第1の面取り斜面142aに対応し、第2の接続辺134aは、より正確には、第1の端面120aの第2の面取り斜面144aに対応する。同様に、図1に示した第1の接続辺132bは、より正確には、第2の端面120bの第1の面取り斜面に対応し、第2の接続辺134bは、より正確には、第2の端面120bの第2の面取り斜面に対応する。
なお、図6に示した例では、第1の面取り斜面142aおよび第2の面取り斜面144aは、いずれも平面状である。しかしながら、これは単なる一例であって、第1の面取り斜面142aおよび第2の面取り斜面144aの少なくとも一つは、曲面状であっても良い。他の端面120b、120c、120dについても、同様のことが言える。
第1のマスクブランク用基板110において、第1の主表面112(および第2の主表面114)は、正方形状であり、1辺の長さは、例えば、152mmである。この場合、各端面120a〜120dの長手方向の長さも、152mmとなる。
また、第1のマスクブランク用基板110の厚さは、通常、6.25mm〜6.45mmの範囲である。この場合、各端面120a〜120dの長手方向に垂直な長さ(以下、「端面の高さ」と言う)も、同様の寸法となる。
ここで、第1のマスクブランク用基板110は、各端面120a〜120dのそれぞれの測定領域(以下、「4つの測定領域」という)において、4nmの測定間隔で、原子間力顕微鏡により測定される表面形態から得られる、10μm−1〜100μm−1の空間周波数fの範囲におけるパワースペクトル密度PSDが、10nm以下であるという特徴を有する。
以下、4つの測定領域で得られる係る特徴を、特に「所定の表面性状」と称する。
なお、4つの測定領域は、それぞれ、以下のように定められる:
第1の測定領域;第1の端面120aにおける側面130aの、長手方向の略中央であって、かつ高さ方向に沿った略中心に定められた、1μm×1μmの領域
第2の測定領域;第2の端面120bにおける側面130bの、長手方向の略中央であって、かつ高さ方向に沿った略中心に定められた、1μm×1μmの領域
第3の測定領域;第3の端面120cにおける側面130cの、長手方向の略中央であって、かつ高さ方向に沿った略中心に定められた、1μm×1μmの領域
第4の測定領域;第4の端面120dにおける側面130dの、長手方向の略中央であって、かつ高さ方向に沿った略中心に定められた、1μm×1μmの領域。
4つの側面130a〜130dを、このような「所定の表面性状」を有するように構成することにより、前述の効果により、第1の主表面112および/または第2の主表面114に存在する欠点を、有意に抑制することが可能となる。
従って、欠点の少ない第1の主表面112および/または第2の主表面114を有する、第1のマスクブランク用基板110を提供することができる。
なお、前述の例では、第1のマスクブランク用基板110の4つの端面120a〜120dのそれぞれの測定領域で、「所定の表面性状」が得られる場合について説明した。
しかしながら、これは単なる一例に過ぎない。例えば、第1のマスクブランク用基板110において、第1の端面120a〜第4の端面120dの測定領域うちの一つにおいて、「所定の表面性状」が得られる場合も、効果の度合いは多少低下するものの、前述の効果と同様の効果を得ることができる。あるいは、第1のマスクブランク用基板110において、第1の端面120a〜第4の端面120dの測定領域うちの二つまたは三つにおいて、「所定の表面性状」が得られる場合も、前述の効果を得ることができる。
すなわち、第1のマスクブランク用基板110は、4つの端面120a〜120dのうち少なくとも一つにおいて、前述の「所定の表面性状」が得られていれば良い。
また、少なくとも一つの測定領域において、前述のように測定されるパワースペクトル密度PSDは、5nm以下であることが好ましく、3nm以下であることがより好ましい。
(その他の特徴)
以上、図5および図6に示した第1のマスクブランク用基板110を用いて、本発明の一実施形態の特徴について説明した。
以下、その他の特徴について説明する。なお、以下の説明では、明確化のため、各部材または部分を表す際に、図5および図6において使用した参照符号を使用する。
(ガラス基板)
第1のマスクブランク用基板110に使用されるガラス基板の組成は、特に限られない。
ガラス基板は、例えば、SiOを主成分とする合成石英ガラス、またはSiOを主成分としTiOを含有する合成石英ガラス等であっても良い。ガラス基板の厚さは、例えば、6.35mmであっても良い。
(主表面112、114)
第1のマスクブランク用基板110が縦152mm×横152mmの寸法を有する場合、第1の主表面112において、中央の142mm×142mmの領域は、0.15nm以下の二乗平均平方根粗さSqを有しても良い。
第2の主表面114においても、同様である。
(端面120a〜120d)
第1のマスクブランク用基板110において、第1の端面120aの側面130aの二乗平均平方根粗さSqは、0.1nm以下であっても良い。
また、第1の端面120aの第1の面取り斜面142aおよび第2の面取り斜面144aの二乗平均平方根粗さSqは、0.1nm以下であっても良い。
なお、第1の端面120aの第1の面取り斜面142aおよび第2の面取り斜面144aが略平面で構成される場合、縦方向の寸法(長手方向に垂直な方向の長さ)は、おおよそ、6.25mm〜6.45mmの範囲であっても良い。
他の端面120b〜120dにおいても、同様である。
(本発明の一実施形態によるマスクブランク)
次に、図7を参照して、本発明の一実施形態によるマスクブランクについて説明する。
図7には、本発明の一実施形態によるマスクブランク(以下、「第1のマスクブランク」と称する)の断面を模式的に示す。
図7に示すように、第1のマスクブランク300は、ガラス基板310および遮光膜360を有する。また、第1のマスクブランク300は、第1の表面302および第2の表面304を有する。第1のマスクブランク300の第1の表面302は、遮光膜360の側に対応し、第1のマスクブランク300の第2の表面304は、ガラス基板310の側に対応する。
ガラス基板310は、相互に対向する第1の主表面310Aおよび第2の主表面310Bを有し、遮光膜360は、第1の主表面310Aの側に配置される。
遮光膜360は、所定の波長範囲の光を遮断する機能を有する。遮光膜360は、例えば、金属クロムなどで構成されても良い。
なお、第1のマスクブランク300は、ガラス基板310の第1の主表面310Aおよび/または第2の主表面310Bの側に、さらに別の層を有しても良い。
ここで、第1のマスクブランク300において、ガラス基板310は、前述のような特徴を有する第1のマスクブランク用基板110で構成される。
従って、第1のマスクブランク300では、第1の表面302および/または第2の表面304に存在する欠点を有意に抑制することができる。
(本発明の一実施形態によるフォトマスク)
図8には、本発明の一実施形態による透過型のフォトマスクの構成の一例を模式的に示す。
図8に示すように、この透過型のフォトマスク300Aは、前述の第1のマスクブランク300と同様の構成を有する。ただし、透過型のフォトマスク300Aでは、遮光膜は、パターン化された遮光膜360Aの状態で、ガラス基板310の第1の主表面310Aに配置されている。
このような透過型のフォトマスク300Aは、例えば、ArFエキシマレーザ、KrFエキシマレーザ、または水銀ランプなどを光源とする露光装置において、好適に使用できる。
(本発明の一実施形態による別のマスクブランク)
次に、図9を参照して、本発明の一実施形態による別のマスクブランクについて説明する。
図9には、本発明の一実施形態による別のマスクブランク(以下、「第2のマスクブランク」と称する)の断面を模式的に示す。
図9に示すように、第2のマスクブランク400は、第1の表面402および第2の表面404を有する。また、第2のマスクブランク400は、ガラス基板410、反射膜470、および吸収膜480を有する。
第2のマスクブランク400の第1の表面402は、吸収膜480の側に対応し、第2のマスクブランク400の第2の表面404は、ガラス基板410の側に対応する。
ガラス基板410は、相互に対向する第1の主表面410Aおよび第2の主表面410Bを有し、反射膜470および吸収膜480は、いずれもガラス基板410の第1の主表面410Aの側に配置される。
なお、第2のマスクブランク400は、ガラス基板410の第1の主表面410Aおよび/または第2の主表面410Bの側に、さらに別の層を有しても良い。
反射膜470は、特定の波長範囲の光を反射する役割を有する。この光は、例えばEUV(Extreme Ultra Violet)光であっても良い。反射膜470は、例えば、高屈折率層と低屈折率層を交互に積層して構成される多層膜であっても良い。この場合、高屈折率層としてシリコンが使用され、低屈折率層としてモリブデンが使用されても良い。
吸収膜480は、特定の波長範囲の光を吸収する役割を有する。吸収膜480は、例えば、タンタル、クロムおよびパラジウムの少なくとも一つの元素を含んでも良い。吸収膜480は、例えば、これらの元素の少なくとも一つを含む、単金属、合金、窒化物、酸化物、または酸窒化物などで構成されても良い。
ここで、第2のマスクブランク400において、ガラス基板410は、前述のような特徴を有する第1のマスクブランク用基板110で構成される。
従って、第2のマスクブランク400では、第1の表面402および/または第2の表面404に存在する欠点を有意に抑制することができる。
(本発明の一実施形態による別のフォトマスク)
図10には、本発明の一実施形態による反射型のフォトマスクの構成の一例を模式的に示す。
図10に示すように、この反射型のフォトマスク400Aは、前述の第2のマスクブランク400と同様の構成を有する。ただし、反射型のフォトマスク400Aでは、吸収膜は、パターン化された吸収膜480Aの状態で、ガラス基板410の第1の主表面410Aに配置されている。
このような反射型のフォトマスク400Aは、例えば、EUV光を用いた露光装置において、好適に使用できる。
次に、本発明の実施例について説明する。なお、以下の説明において、例1は実施例であり、例2〜例6は比較例である。
(例1)
以下の方法で、マスクブランク用ガラス基板を製造した。
まず、被加工用に合成石英ガラス製の基板を準備した。この基板の寸法は、縦152mm×横152mm×厚さ6.75mmである。なお、この基板の第1の主表面と端面の間の接続部は全て、面取り幅が0.2mm〜0.6mmの範囲となるように面取りした。第2の主表面と端面の間の接続部についても同様である。
次に、この基板の4つの端面を一次研磨(端面一次研磨)した。端面一次研磨には、粒径1200nmの酸化セリウムを含むスラリーを使用し、自動回転器に取り付けられたナイロンブラシを使用して、研磨を行った。
次に、基板の両主表面を一次研磨(表面一次研磨)した。表面一次研磨には、酸化セリウムのスラリーを用い、両面ポリッシュ機に設置された硬質発泡ポリウレタンパッドを使用して、両主表面を一度に研磨した。
次に、基板の両主表面を二次研磨(表面二次研磨)した。表面二次研磨には、酸化セリウムのスラリーを用い、両面ポリッシュ機に設置された軟質発泡ポリウレタンスウェードパッドを使用して、両主表面を一度に研磨した。
次に、基板の4つの端面を二次研磨(端面二次研磨)した。端面二次研磨には、粒径20nmのコロイダルセリアを含むスラリーを使用し、自動回転器に取り付けられた発泡ポリウレタンパッド(アスカー硬度55)を使用して、研磨を行った。
次に、基板の両主表面を三次研磨(表面三次研磨)した。表面三次研磨には、コロイダルシリカを用い、両面ポリッシュ機に設置された軟質発泡ポリウレタンスウェードパッドを使用して、両主表面を一度に研磨した。
以上の研磨の後、一次および二次の洗浄工程により、基板を洗浄した。
一次洗浄工程では、
ポリビニルアルコール(PVA)スポンジを用いたスクラブ洗浄、
硫酸/過酸化水素水混合溶液中での超音波洗浄、
アルカリ洗剤中での超音波洗浄、
超純水中での超音波洗浄、
イソプロピルアルコール(IPA)中への浸漬、
の順に、基板の洗浄を実施した。
その後、基板を80℃で乾燥させた。
また、二次洗浄工程は、
UVオゾン洗浄、
アルカリ洗剤洗浄、
超純水ジェットノズルによる超音波洗浄、
の順に、基板の洗浄を実施した。
その後、基板をスピン乾燥させた。
以上の工程により、マスクブランク用ガラス基板(以下、「サンプル1」と称する)を製造した。
(例2〜例6)
例1と同様の方法により、マスクブランク用ガラス基板を製造した。各例で製造されたマスクブランク用ガラス基板を、それぞれ、「サンプル2〜6」と称する)。
ただし、例2、例3、例5および例6では、前述の端面二次研磨工程において、例1とは異なる条件を採用した。なお、例4では、前述の端面二次研磨工程を実施しなかった。
以下の表1には、各例における端面二次研磨工程の条件をまとめて示す。
(評価)
以上の方法で製造されたサンプル1〜5を使用して、以下の評価を実施した。なお、サンプル6においては、端面に対して十分な研磨ができなかったため、以下の評価は実施していない。
(側面の凹凸状態評価)
原子間力顕微鏡を用いて、各サンプルの一つの端面において、前述のように定められる1μm×1μmの「測定領域」における表面形態を測定した。また、得られた結果から、空間周波数fとパワースペクトル密度PSDの関係を評価した。なお、測定間隔は、4nmとした。
図11および図12には、それぞれ、原子間力顕微鏡で撮影された、サンプル1およびサンプル3の「測定領域」における表面形態の一例を示す。
図11および図12の比較から、サンプル1では、サンプル3に比べて、「測定領域」がより平滑になっていることがわかる。
また、図13には、各サンプルにおいて測定された空間周波数fとパワースペクトル密度PSDとの関係を示す。
図13から、サンプル2〜サンプル5では、空間周波数fが10μm−1〜100μm−1の範囲におけるパワースペクトル密度PSDが、10nmを超えることがわかった。これに対して、サンプル1では、空間周波数fが10μm−1〜100μm−1の範囲におけるパワースペクトル密度PSDは、最大でも3nm以下と有意に低くなっていることがわかった。
なお、原子間力顕微鏡による測定結果から、各サンプルの前記「測定領域」における二乗平均平方根粗さSqを評価した。以下の表2には、各サンプルで得られた二乗平均平方根粗さSqの値をまとめて示した。
(側面の顕微鏡観察)
各サンプル1〜5について、一つの端面(特に側面)の表面状態を顕微鏡で観察した。
図14〜図18には、それぞれのサンプルにおいて得られた顕微鏡写真の一例を示す。
これらの図から、サンプル1では、側面に異物が少なく、比較的清浄な表面が得られていることがわかった。一方、サンプル2およびサンプル3では、側面に存在する異物が目立つことがわかった。さらに、サンプル4およびサンプル5では、側面に異物が筋状に残留していることがわかった。
(欠点検査)
前述の例1に記載の方法で、複数のマスクブランク用ガラス基板(以下、「例1に係るマスクブランク用ガラス基板」と称する)を製造した。同様に、前述の例2および例4に記載の方法で、複数のマスクブランク用ガラス基板(以下、それぞれ、「例2および例4に係るマスクブランク用ガラス基板」と称する)を製造した。
次に、それぞれの例に係るマスクブランク用ガラス基板に対して、欠点検査を実施し、良品率の評価を実施した。
欠点検査には、自動欠点検査機(M1350:レーザーテック社製)を用い、各マスクブランク用ガラス基板の第1の主表面における欠点の数を評価した。なお、検査領域は、第1の主表面の中心の142mm×142mmの領域とした。また、各例において、シリカ粒子換算サイズで60nm以上の欠陥数が5個以下の基板が得られた割合を算定した。
以下の表3には、検査結果をまとめて示す。
表3から、例1に係るマスクブランク用ガラス基板では、例2および例5に係るマスクブランク用ガラス基板に比べて、良品率が有意に向上することがわかった。
このように、マスクブランク用ガラス基板の側面を、所定の表面性状となるように調整することにより、主表面の欠点を有意に抑制できることが確認された。
1 研磨粒子
2 側面
3、4 表面凹凸
110 マスクブランク用基板
112 第1の主表面
114 第2の主表面
120a〜120d 端面
130a 側面
132a、132b 第1の接続辺
134a、134b 第2の接続辺
142a 第1の面取り斜面
144a 第2の面取り斜面
300 第1のマスクブランク
300A 透過型のフォトマスク
302 第1のマスクブランクの第1の表面
304 第1のマスクブランクの第2の表面
310 ガラス基板
310A 第1の主表面
310B 第2の主表面
360 遮光膜
360A パターン化された遮光膜
400 第2のマスクブランク
400A 反射型のフォトマスク
402 第2のマスクブランクの第1の表面
404 第2のマスクブランクの第2の表面
410 ガラス基板
410A 第1の主表面
410B 第2の主表面
470 反射膜
480 吸収膜
480A パターン化された吸収膜

Claims (6)

  1. 矩形状のマスクブランク用基板であって、
    相互に対向する第1および第2の主表面と、両主表面を接続する第1〜第4の4つの端面とを有し、前記第1〜第4の端面は、反時計回りにこの順に配置され、
    各端面は、側面、該側面と前記第1の主表面との間の第1の面取斜面、および前記側面と前記第2の主表面との間の第2の面取り斜面を有し、
    当該マスクブランク用基板は、前記第1の端面における前記側面の、当該マスクブランク用基板の厚さ方向に沿った略中心であって、前記第1の端面における前記側面の長手方向の略中央に定められた1μm×1μmの測定領域において、4nmの測定間隔で、原子間力顕微鏡により測定される表面形態から得られる、10μm−1〜100μm−1の空間周波数fの範囲におけるパワースペクトル密度PSDが、10nm以下である、マスクブランク用基板。
  2. 4つの端面のそれぞれの側面において前述のように定められる測定領域において、4nmの測定間隔で、原子間力顕微鏡により測定される表面形態から得られる、10μm−1〜100μm−1の空間周波数fの範囲におけるパワースペクトル密度PSDが、10nm以下である、請求項1に記載のマスクブランク用基板。
  3. 前記パワースペクトル密度PSDは、5nm以下である、請求項1または2に記載のマスクブランク用基板。
  4. 前記第1の端面における前記測定領域の二乗平均平方根粗さSqは、0.1nm以下である、請求項1乃至3のいずれか一つに記載のマスクブランク用基板。
  5. 矩形状のガラス基板と膜とを有するマスクブランクであって、
    前記ガラス基板は、相互に対向する第1および第2の主表面と、両主表面を接続する第1〜第4の4つの端面とを有し、前記第1〜第4の端面は、反時計回りにこの順に配置され、
    各端面は、側面、該側面と前記第1の主表面との間の第1の面取斜面、および前記側面と前記第2の主表面との間の第2の面取り斜面を有し、
    前記膜は、前記第1の主表面に配置され、
    前記ガラス基板は、前記第1の端面における前記側面の、前記ガラス基板の厚さ方向に沿った略中心であって、前記第1の端面における前記側面の長手方向の略中央に定められた1μm×1μmの測定領域において、4nmの測定間隔で、原子間力顕微鏡により測定される表面形態から得られる、10μm−1〜100μm−1の空間周波数fの範囲におけるパワースペクトル密度PSDが、10nm以下である、マスクブランク。
  6. 矩形状のガラス基板とパターン化された膜とを有するフォトマスクであって、
    前記ガラス基板は、相互に対向する第1および第2の主表面と、両主表面を接続する第1〜第4の4つの端面とを有し、前記第1〜第4の端面は、反時計回りにこの順に配置され、
    各端面は、側面、該側面と前記第1の主表面との間の第1の面取斜面、および前記側面と前記第2の主表面との間の第2の面取り斜面を有し、
    前記膜は、前記第1の主表面に配置され、
    前記ガラス基板は、前記第1の端面における前記側面の、前記ガラス基板の厚さ方向に沿った略中心であって、前記第1の端面における前記側面の長手方向の略中央に定められた1μm×1μmの測定領域において、4nmの測定間隔で、原子間力顕微鏡により測定される表面形態から得られる、10μm−1〜100μm−1の空間周波数fの範囲におけるパワースペクトル密度PSDが、10nm以下である、フォトマスク。
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