JP6717129B2 - 給紙容器、およびそれを備えたシート搬送、画像読取、画像形成の各装置 - Google Patents
給紙容器、およびそれを備えたシート搬送、画像読取、画像形成の各装置 Download PDFInfo
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いずれの種類の給紙容器も通常、シートに対する規制部材を含む。「規制部材」とは、給紙容器に収容されたシートの束を手動または自動で整合させる部材をいう。規制部材はたとえば、給紙方向に摺動可能であるように給紙容器の底面または側面に支持され、シートの給紙方向における後端に接触することによりその後端を位置決めする。その後端の位置が正確であれば、そのシートの先端部が適正な位置でピックアップローラーに接触するので、そのシートは正しい姿勢で機械内部の搬送経路へ繰り出される。この場合、シートの重送(連れ送り)、斜行(スキュー)がいずれも生じにくいので、それらに起因する紙詰まり(ジャム)等の給紙不良が防止される。
本発明の目的は上記の課題を解決することであり、特に、規制部材のロック機構とクリック感生成機構とを1つの構成に統合することにより、部品点数の削減と構造の簡単化とを実現可能な給紙容器を提供することにある。
本体の凹部とロック部材の先端部との一方または両方が、テーパー形状に切り欠かれ、または丸められた縁を含んでいてもよい。ロック部材の先端部の突出方向においてこの縁の長さが、解除姿勢における前記ロック部材の先端部のうち本体の凹部に入り込んでいる部分の長さ以上であってもよい。
[画像形成装置の外観]
図1の(a)は、本発明の実施形態による画像形成装置の外観を示す斜視図である。この画像形成装置は複合機(multi-function peripheral:MFP)100であり、スキャナー、カラーコピー機、およびカラーレーザープリンターの機能を併せ持つ。MFP100の筐体の上面には自動原稿搬送装置(auto document feeder:ADF)110が開閉可能に装着されている。ADF110の直下に位置する筐体の上部にはスキャナー120が内蔵され、この筐体の下部にはプリンター130が内蔵されている。プリンター130の本体には給紙カセット133が引き出し可能に取り付けられている。
図1の(b)は、(a)が示す直線b−bに沿ったADF110の断面図である。ADF110は、給紙トレイ111の上から原稿DC0を1枚ずつ給紙ローラー11Aで給紙口113の中へ取り込み、搬送ローラー群11B〜11Gで給紙口113から搬送経路に沿って排紙口115まで送り、排紙ローラー11Hで排紙口115から排出する。排紙口115から排出された原稿DC2は排紙トレイ112に収容される。原稿はこの搬送経路を通過する間に、ADF110の底面ではスキャナー120からの照射光によって表面を走査され、ADF110の内部では裏面スキャナー116からの照射光によって裏面を走査される。
図1の(b)はまた、(a)が示す直線b−bに沿ったスキャナー120の断面図を含む。スキャナー120はフラットベッド型である。コンタクトガラス121はスキャナー120の上面に開けられたスリットを塞ぎ、ADF110の底面に露出した原稿の搬送経路に面している。プラテンガラス122は、そのスリットとは別に設けられたスキャナー120の上面の開口部を塞いでいる。ADF110が開いた状態ではプラテンガラス122が露出するので、その上に原稿が載置可能である。スライダー123はスキャナー120の内部に、コンタクトガラス121の直下からプラテンガラス122の反対側の端までの間を往復運動可能に設置されている。スライダー123は内蔵の線光源128から、コンタクトガラス121を通して、ADF110の底面に露出した搬送経路を通過する原稿の表面に光を照射し、プラテンガラス122を通して、その上に載置された原稿の表面に光を照射する。各原稿の表面からの反射光をスライダー123は内蔵のミラー129で光学素子124、125へ向けて反射する。この反射光を光学素子124、125はラインセンサー126の受光面に集束させる。この受光面に集束した光量をラインセンサー126は検出して電気信号に変換する。この光量は原稿の表面の光反射率に応じて変化するので、その表面に表示された画像を表す。ADF110の底面に露出した搬送経路を通過する原稿からラインセンサー126が読み取る画像は、同じ原稿から裏面スキャナー116が読み取る画像とは、それを表示する原稿の面が反対である。画像処理回路127はラインセンサー126と裏面スキャナー116とから電気信号を受け取ってその信号を画像データに変換し、プリンター130または外部の電子機器へ送信する。
図2は、プリンター130の構造を模式的に示す正面図である。図2にはプリンター130の要素が、あたかも筐体の前面を透かして見えているように描かれている。プリンター130は電子写真式のカラープリンター、すなわちカラーレーザープリンターであり、給送部10、作像部20、定着部30、および排紙部40を含む。これらの要素10、…40は協働してMFP100の筐体内でシートを搬送しながら、画像データに基づいてそのシートに画像を形成する。
[給紙カセットの構造]
図3の(a)は、プリンター130の含む給紙カセット11aの外観を示す斜視図である。給紙カセット11aは、上部が開いた直方体形状の筐体であり、プリンター130の筐体に引き出し可能に収納される。給紙カセット11aは特に、給紙側面310、本体320、および規制部材330を含む。
図3の(b)は、図3の(a)の示す規制部材330の近傍の拡大図である。本体320の底面には給紙方向(Y軸方向)に伸びる2本の溝322が刻まれている。これら2本の溝322の間を規制部材330の台部331が跨いでおり、溝322に沿って摺動可能である。すなわち、2本の溝322とそれらの間の領域とが、規制部材330の摺動する経路、すなわち軌道323を構成している。台部331の上には規制板332が設置されている。規制板332は矩形板状であり、板面を給紙方向(Y軸方向)に向けた状態で、給紙カセット11aの高さ方向(図3ではZ軸方向)から給紙方向(Y軸方向)とは逆方向に傾斜している。規制板332の板面が、載置面321に積載されたシートの束SHTの後端に接触してそれらを整合する。規制板332の板面が傾斜しているので、この板面に後端が整合されたシートの束SHTの先端は、給紙側面310の上端でピックアップローラー12Pに対する位置が適正に揃えられる。
図4の(a)は、規制部材330の正面側の外観を示す斜視図であり、(b)は、その背面側の構造を示す分解図である。規制部材330は、台部331と規制板332とに加え、ロック部材340、解除部材350、および制限部材370を含む。
台部331は、規制部材330の側面側(図4ではX軸の正方向側)から見てL字型であり、その水平部分が給紙カセット11aの本体320上の軌道に接触する。その垂直部分は、背面が開いた直方体形状の筐体であり、その内部空間の下側にはロック部材340が収容され、上側には解除レバー350が収容されている。ロック部材340の背面側はカバー360で覆われている。台部331の垂直部分の上端と水平部分の上面との間に規制板332が、斜めに立てかけられた状態で固定されている。
図5の(a)は規制部材330の背面図であり、(b)はその一部の拡大図である。図6の(a)は規制部材330の側面図である。いずれの図も二点鎖線で示すように、台部331とカバー360とがあたかも透明であり、台部331の中の構造が透けて見えているように描かれている。
解除レバー350は中央部に揺動軸354を含む。この揺動軸354は、水平で、かつ給紙方向に対して垂直な方向(X軸方向)に伸びており、両端が台部331の垂直部分の側面に揺動可能に固定されている。ロック部材340がロック姿勢であるとき、図6の(a)が実線で示すように、解除レバー350の下端353は揺動軸354の真下(Z軸の負方向)でロック部材340の各脚部342の基端部344と接触している。台部331の上面の開口部334から露出した解除レバー350の上端352がユーザーから給紙方向(Y軸方向)の力を受けると、図6の(a)が二点鎖線で示すように、解除レバー350は揺動軸354のまわりを揺動してその力の方向へ倒れる。この間に解除レバー350は、揺動軸354を支点とし、上端352を力点とし、かつ下端353を作用点とする梃子の機能を果たす。この作用点353ではユーザーからの力が各脚部342の基端部344に脚部342の揺動方向の力として作用する。この力に起因するトルクがコイルバネ343の復元力FRに起因するトルクを上回ると、解除レバー350が支点354のまわりに揺動して作用点353を移動させ、両脚部342をロック姿勢から揺動させる。作用点353が制限部材370(図6の(a)では破線で表されている。)に接触する位置まで移動し、すなわち解除レバー350が揺動範囲の限界まで傾くと、両脚部342は解除姿勢に変位する。
図7の(a)は、ロック姿勢のロック部材340と解除レバー350との相対位置を示す斜視図であり、(b)は、(a)のうち、ロック部材340の脚部342と解除レバー350との間の接触部近傍を拡大した斜視図であり、(c)は、その接触部の模式的な上面図である。ロック部材340の各脚部342の揺動軸365(Y軸方向)と解除レバー350の揺動軸354(X軸方向)とは直交するので、脚部342の揺動に伴うその基端部344の移動方向(X軸方向)に対し、解除レバー350の揺動に伴う作用点、すなわちその下端353の移動方向(Y軸方向)が垂直である。解除レバー350の下端353からは突起355が各脚部342の基端部344に向かって水平(X軸方向)に突出している。一方、各脚部342の基端部344には接触面347が拡がっており、解除レバー350の突起355の先端と対向している。接触面347は、水平面(XY平面)による断面(横断面)がY字形である柱状部材の側面である。各脚部342はコイルバネ343からトルクを受けているのでそのトルクを上回るトルクを先端部341が外部から受けない限り、接触面347は突起355の先端に押し付けられる。
図8の(a)は、ユーザーからの力で摺動する規制部材330を示す斜視図である。ロック部材340の両脚部342がロック姿勢にあるとき、それらの先端部341が給紙カセット11aの段部324の凹部325と強く係合しているので、規制部材330は安定に静止している。その台部331の上面の開口部334から露出した解除レバー350の上端352をユーザーが給紙方向(Y軸方向)へ押す。ユーザーの力によるトルクが、コイルバネ343から脚部342を通して解除レバー350に作用するトルクを上回ると、解除レバー350が給紙方向(Y軸方向)へ倒れる。解除レバー350は揺動範囲の限界まで倒れることにより、脚部342をロック姿勢から解除姿勢へ揺動させる。解除姿勢における脚部342の先端部341は凹部325との係合が弱いので、解除レバー350が揺動範囲の限界まで倒れた後もユーザーが解除レバー350の上端352を給紙方向へ押し続ければ、脚部342の先端部341が凹部325から離脱し、規制部材330が給紙方向に摺動し始める。
ロック部材340の先端部341は解除姿勢においても給紙カセット11aの段部324に向かって突出し、その側面326と接触することによりクリック感を生成する。そのクリック感の強度と規制部材330の摺動の滑らかさとは解除姿勢における先端部341の突出長で決まり、その突出長は解除レバー350の揺動範囲の大きさで決まる。
本発明の実施形態による給紙カセット11aでは規制部材330がロック部材340と解除レバー350とを含む。ロック部材340はロック姿勢と解除姿勢とに変位可能である。ロック姿勢では各脚部342が給紙カセット11aの本体320の段部324に向かって先端部341を突出させ、段部324の凹部325に強く係合させる。これにより、規制部材330の手動による摺動が阻止される。解除姿勢では先端部341の突出長がロック姿勢よりも小さいので、段部324の凹部325との係合強度が低い。これにより、規制部材330の手動による摺動に伴って先端部341は凹部325から容易に離脱可能である。ロック部材340は特にコイルバネ343の復元力FRにより、脚部342を解除姿勢からロック姿勢へ変位させる。解除レバー350は、上端352がユーザーから受ける力に応じて揺動軸354のまわりに揺動し、その力を下端353からロック部材340の各脚部342の基端部344に作用させる。これにより解除レバー350は、各脚部342をロック姿勢から解除姿勢へ変位させる。
(A)図1の示す画像形成装置100はMFPである。本発明の実施形態による規制部材330を搭載した給紙カセットはその他に、プリンター、コピー機、ファクシミリ機等の単機能の画像形成装置、スキャナー等の画像読取装置が備えたADF、フィニッシャー、自動区分け機等のシート搬送機能を持つ装置のいずれにおいても利用可能である。たとえば、図1の(b)が示す給紙トレイ111に、規制部材330と同様な規制部材が搭載され、原稿DC0の束の整合に利用されてもよい。
(D)図4の(b)の示す制限部材370は、縦断面が「コ」の字形である筒状部材である。制限部材はその他に、一対の分離した板状部材、棒状部材、ネジ等、解除レバー350の揺動に伴う下端353の軌道を遮ることによりその変位範囲を、少なくとも片側からでも制限可能であれば、どのような形状であってもよい。制限部材は、解除レバー350の下端353とは別に、またはそれに加えて、上端352等の他の部位の軌道を遮るように配置されてもよい。制限部材はまた、台部331またはカバー360と一体化されていてもよい。すなわち、台部331またはカバー360の表面のうち解除レバー350の下端353等に対向する部分が、その下端353等の軌道を遮ることによりその変位範囲を制限するように構成されてもよい。
11a 給紙カセット
12P ピックアップローラー
12S ピックアップローラーの回転軸
310 給紙側面
320 給紙カセットの本体
321 載置面
322 溝
323 規制部材の軌道
330 規制部材
331 規制部材の台部
332 規制板
333 台部の穴
334 台部の開口部
340 ロック部材
341 ロック部材の先端部
342 ロック部材の脚部
343 付勢部材
344 ロック部材の基端部
345 脚部の貫通穴
346 先端部の縁
347 基端部の接触面
350 解除レバー
352 解除レバーの上端
353 解除レバーの下端
354 解除レバーの揺動軸
355 解除レバーの突起
360 カバー
361 ネジ
365 ロック部材の揺動軸
370 制限部材
Claims (12)
- 機械へ給紙されるべきシートが収容される容器であって、
前記シートが積載される載置面を含む本体と、
前記載置面に積載されたシートの給紙方向における後端を位置決めする規制部材と、
を備え、
前記規制部材は、
給紙方向に手動で摺動可能であるように前記本体の表面に支持された台部と、
前記台部から前記本体の表面に向かって突出する先端部を含み、前記台部により変位可能に支持され、当該変位により前記先端部の突出長を増減させるロック部材と、
前記台部により揺動可能に支持され、自身の揺動軸を支点とし、ユーザーから力を受ける力点と、前記ロック部材の基端部に接触する作用点とを含み、前記力点がユーザーから受ける力に応じて前記支点のまわりに揺動し、当該力を前記作用点から前記ロック部材の基端部に作用させて前記ロック部材を変位させる解除レバーと、
前記解除レバーの揺動範囲を制限する制限部材と、
を有し、
前記本体は表面の給紙方向における所定位置に、前記ロック部材の先端部が係合可能な凹部を含み、
前記ロック部材は、前記先端部が前記本体の凹部と前記台部の摺動を阻止する強さで係合するように前記先端部の突出長が設計されたロック姿勢と、前記解除レバーが前記揺動範囲の限界まで揺動したことに伴って前記先端部の突出長をロック姿勢での値よりも減少させた解除姿勢とに変位可能であり、
解除姿勢における前記先端部の突出長は、前記先端部が前記本体の表面と前記台部の摺動を妨げない程度に接触し、かつ、当該摺動に伴って前記先端部が前記本体の凹部を通過する際に前記本体の表面から受ける摩擦の変化が、前記台部を摺動させるユーザーの手に感知されるように設計されており、
前記ロック部材は、前記台部に支持された揺動軸のまわりを揺動することにより、ロック姿勢と解除姿勢との一方から他方へ変位し、
前記本体の表面は、前記規制部材の軌道の脇を給紙方向に伸びる段部を更に含み、
前記本体の凹部は、前記規制部材の軌道に面した前記段部の側面に形成され、
前記ロック部材の揺動軸は給紙方向に対して平行であり、前記ロック部材の揺動に伴って前記先端部が前記台部から前記段部の側面への突出長を変化させる
ことを特徴とする給紙容器。 - 前記規制部材は、前記台部に支持され、前記ロック部材に揺動方向の力を加える付勢部材を更に有し、
前記ロック部材は、前記付勢部材から受ける力の向きに揺動することにより解除姿勢からロック姿勢へ変位する
ことを特徴とする請求項1に記載の給紙容器。 - 前記解除レバーの揺動軸は給紙方向に対して垂直であり、前記力点がユーザーから給紙方向に力を受けると、前記解除レバーが前記ロック部材をロック姿勢から解除姿勢へ揺動させると同時に、前記規制部材の台部が当該力の向きに摺動することを特徴とする請求項1または2に記載の給紙容器。
- 前記ロック部材の揺動に伴う前記基端部の移動方向に対し、前記解除レバーの揺動に伴う前記作用点の移動方向が垂直であることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の給紙容器。
- 前記ロック部材の基端部と前記解除レバーの作用点との一方は、他方の軌道と斜めに交わって他方と離間可能に接触する傾斜面を含み、当該傾斜面の上を他方が摺動することにより、他方の軌道に対して垂直方向に移動することを特徴とする請求項4に記載の給紙容器。
- 機械へ給紙されるべきシートが収容される容器であって、
前記シートが積載される載置面を含む本体と、
前記載置面に積載されたシートの給紙方向における後端を位置決めする規制部材と、
を備え、
前記規制部材は、
給紙方向に手動で摺動可能であるように前記本体の表面に支持された台部と、
前記台部から前記本体の表面に向かって突出する先端部を含み、前記台部により変位可能に支持され、当該変位により前記先端部の突出長を増減させるロック部材と、
前記台部により揺動可能に支持され、自身の揺動軸を支点とし、ユーザーから力を受ける力点と、前記ロック部材の基端部に接触する作用点とを含み、前記力点がユーザーから受ける力に応じて前記支点のまわりに揺動し、当該力を前記作用点から前記ロック部材の基端部に作用させて前記ロック部材を変位させる解除レバーと、
前記解除レバーの揺動範囲を制限する制限部材と、
を有し、
前記本体は表面の給紙方向における所定位置に、前記ロック部材の先端部が係合可能な凹部を含み、
前記ロック部材は、前記先端部が前記本体の凹部と前記台部の摺動を阻止する強さで係合するように前記先端部の突出長が設計されたロック姿勢と、前記解除レバーが前記揺動範囲の限界まで揺動したことに伴って前記先端部の突出長をロック姿勢での値よりも減少させた解除姿勢とに変位可能であり、
解除姿勢における前記先端部の突出長は、前記先端部が前記本体の表面と前記台部の摺動を妨げない程度に接触し、かつ、当該摺動に伴って前記先端部が前記本体の凹部を通過する際に前記本体の表面から受ける摩擦の変化が、前記台部を摺動させるユーザーの手に感知されるように設計されており、
前記制限部材が制限する前記解除レバーの揺動範囲の限界を移動させることにより、解除姿勢における前記ロック部材の先端部の突出長が調節可能であることを特徴とする給紙容器。 - 前記制限部材は、前記解除レバーとの接触点から前記解除レバーの揺動軸までの距離、または前記解除レバーの揺動範囲の中心までの距離が調節可能であることを特徴とする請求項6に記載の給紙容器。
- 前記本体の凹部と前記ロック部材の先端部との一方または両方が、テーパー形状に切り欠かれ、または丸められた縁を含むことを特徴とする請求項1から請求項7までのいずれかに記載の給紙容器。
- 前記ロック部材の先端部の突出方向において前記縁の長さが、解除姿勢における前記ロック部材の先端部のうち前記本体の凹部に入り込んでいる部分の長さ以上であることを特徴とする請求項8に記載の給紙容器。
- 請求項1から請求項9までのいずれかに記載の給紙容器と、
前記給紙容器に収容されたシートを搬送する搬送部と、
を備えたシート搬送装置。 - 請求項10に記載のシート搬送装置と、
前記シート搬送装置が搬送しているシートから画像を読み取る読取部と、
を備えた画像読取装置。 - 請求項10に記載のシート搬送装置と、
前記シート搬送装置が搬送しているシートに画像を印刷する印刷部と、
を備えた画像形成装置。
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