JP6714830B2 - 状態監視装置 - Google Patents

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Description

本発明は、直流回路を有する電力変換装置において、地絡故障や直流過電圧故障等を監視するための状態監視装置に関するものである。
図8は一般的な電力変換装置の回路構成図である。
図8において、ダイオード整流回路からなるコンバータ101は、交流入力端子R,S,Tから入力される三相交流電圧を直流電圧に変換し、正負の直流母線P,N間に出力する。これらの直流母線P,Nに接続された2レベルインバータ102は、コンデンサ102aと、半導体スイッチング素子からなる三相インバータ回路102bとによって構成され、スイッチング素子の動作により直流電圧を三相交流電圧に変換して交流出力端子U,V,Wから出力する。
なお、三相交流電源及びコンバータ101の組み合わせに代えてバッテリー等の直流電源が使用される場合もある。
図9は、図8に示したような電力変換装置の直流母線P,N間に接続されて地絡故障や直流過電圧故障を検出する状態監視装置の回路図であり、特許文献1に記載されているものである。
図9において、直流母線P,N間には、抵抗素子R1P,R2Pを直列に接続してなる第1の抵抗素子群GRと、抵抗素子R1N,R2Nを直列に接続してなる第2の抵抗素子群GRとが直列に接続されている。
抵抗素子群GRを構成する抵抗素子R1P,R2P同士の接続点Aは、正側給電回路3に接続されると共に、接続点Aの電圧Vは直流電圧演算回路207の一方の入力端子に入力されている。正側給電回路3には、例えば3端子レギュレータが使用されており、装置の動作に必要な正側電源電圧Vccが出力される。
また、抵抗素子群GRを構成する抵抗素子R1N,R2N同士の接続点Bは、負側給電回路4に接続されると共に、接続点Bの電圧Vは直流電圧演算回路207の他方の入力端子に入力されている。この負側給電回路4にも3端子レギュレータ等が使用されており、装置の動作に必要な負側電源電圧Veeが出力される。
そして、抵抗素子群GRとGRとの相互接続点である中性点Mと、正側給電回路3の出力側との間にコンデンサCが接続され、中性点Mと負側給電回路4の出力側との間にコンデンサCが接続されている。
更に、中性点Mと接地点Gとの間には、接地抵抗となる第3の抵抗素子群GRが接続されている。この抵抗素子群GRも抵抗素子R1G,R2Gの直列回路によって構成されており、抵抗素子R1G,R2G同士の接続点Cから抵抗素子R1Gの両端電圧Vが検出される。
なお、図9において、208a,208bは基準電圧設定回路、209a,209bは電圧比較回路、210a,210bは間欠信号発振回路、212a,212bはE/O(電気/光)変換回路、213a,213bは光ケーブル、214a,214bはO/E(光/電気)変換回路、216は演算回路(図示せず)を含む上位の制御装置である。
この状態監視装置では、電圧比較回路209aにより電圧Vを設定値Vgfsetと比較して信号Vgfdetを生成し、間欠信号発振回路210aから出力される間欠信号Sintaに基づきE/O変換回路212a、光ケーブル213a、O/E変換回路214aを介して地絡検出信号Fgfが出力される。
また、直流電圧演算回路207により演算した直流電圧Vを電圧比較回路209bにより設定値Vodsetと比較して信号Voddetを生成し、間欠信号発振回路210bから出力される間欠信号Sintbに基づき、E/O変換回路212b、光ケーブル213b、O/E変換回路214bを介して直流過電圧検出信号Fodが出力される。
なお、図10は、上記間欠信号SintaまたはSintbをSintと表記した波形図であり、Tは間欠信号Sintの周期を示し、T,Tはそれぞれ論理状態が“1”,“0”の期間を示している。
特開2013−183522号公報(図1等)
図8〜図10に示した従来技術によれば、地絡故障及び直流過電圧故障の両方を1台の状態監視装置によって検出可能であると共に、装置の動作に必要な電源を外部から供給する必要がないことから、装置のコスト低減や小型化を図ることができる。
しかし、実際の電力変換装置では、地絡や直流過電圧等の故障検出用以外に、装置の運転を制御するうえで直流電圧の大きさを知るための電圧検出器等が必要になるため、全体的な電圧検出器の台数を少なくしたい要請には十分に応えることができない。
また、上記従来技術では、予め設定された故障判定用の設定値と電圧検出値との比較結果だけを上位の制御装置216に伝送して故障判定を行うことが動作の基本となっている。
従って、電力変換装置の運転状態に応じて故障判定用の設定値を変更することで可能な限り運転を継続可能とする、等の柔軟な対応を行うことができなかった。
そこで、本発明の解決課題は、電力変換装置全体で使用される電圧検出器の台数を減少させると共に、故障判定用の設定値を運転状態に応じて柔軟に変更可能とし、電力変換装置をできるだけ継続的に運転可能とした状態監視装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、請求項1に係る発明は、直流電源の正側と負側との間に直列接続された第1の抵抗素子群及び第2の抵抗素子群と、
前記第1の抵抗素子群及び前記第2の抵抗素子群の相互接続点と接地点との間に接続された抵抗素子と、
前記第1の抵抗素子群を構成する抵抗素子同士の第1の接続点に接続された第1の給電手段と、
前記第1の給電手段の出力側に接続された第1の蓄電手段と、
前記第1の給電手段の出力電圧を監視する電圧監視手段と、
前記電圧監視手段による監視結果に応じて間欠信号を発生する間欠信号発生手段と、
前記第1の接続点と前記相互接続点との間の電圧を前記間欠信号に応じて第1のディジタル信号に変換する第1のAD変換手段と、
前記第2の抵抗素子群を構成する抵抗素子同士の第2の接続点と前記相互接続点との間の電圧を前記間欠信号に応じて第2のディジタル信号に変換する第2のAD変換手段と
前記第1のディジタル信号及び前記第2のディジタル信号を前記間欠信号に応じてシリアル信号に変換して出力するシリアル信号変換手段と、
前記シリアル信号から変換した光シリアル信号を状態監視信号として出力する電気/光変換手段と、を備えたものである。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載した状態監視装置において、前記第2の接続点に接続された第2の給電手段と、前記第2の給電手段の出力側に接続された第2の蓄電手段と、を備え、前記電圧監視手段が、前記第2の給電手段の出力電圧も監視可能であることを特徴とする。
本発明によれば、地絡故障や直流過電圧故障を示す情報だけでなく、接地電圧についても連続的なアナログ信号として装置内に取り込み、これをディジタル信号に変換した後に光シリアル信号として上位の制御装置に伝送し、演算処理を行うものである。これにより、故障検出用及び直流電圧検出用の電圧検出器を統合することが可能であり、電力変換装置全体で使用する電圧検出器の台数を減少させてコストの低減を図ることができる。
また、電圧検出値と比較される判定用の設定値を運転状態に応じて柔軟に切替えるようにすれば、結果として電力変換装置を継続的に運転可能な期間が長くなり、信頼性の向上につながる。
本発明の第1実施形態を示す回路構成図である。 第1実施形態における電源電圧監視回路の動作を説明するための信号波形図である。 第1実施形態における検出動作の概要を説明するための信号波形図である。 第1実施形態における検出動作の詳細を説明するための信号波形図である。 UART方式により伝送されるシリアル信号の説明図である。 第1実施形態における地絡故障の有無による電圧・電流の状態を説明するための回路構成図(等価回路図)である。 本発明の第2実施形態を示す回路構成図である。 従来の状態監視装置が適用される電力変換装置の回路構成図である。 従来の状態監視装置の回路構成図である。 図9における間欠信号SintaまたはSintbの一例を示す波形図である。
以下、図に沿って本発明の実施形態を説明する。
まず、図1は、例えば図8に示した電力変換装置に適用される第1実施形態の状態監視装置の回路構成図である。この状態監視装置も、電力変換装置内の正負の直流母線P,N間に接続して使用される。
図1において、直流母線P,N間に、抵抗素子R1P,R2Pの直列回路からなる第1の抵抗素子群GRと、抵抗素子R1N,R2Nの直列回路からなる第2の抵抗素子群GRとが直列に接続される点は、図9と同様である。ここで、Vは母線P−中性点M間の電圧、Vは中性点M−母線N間の電圧、Vは接続点A−中性点M間の電圧、Vは中性点M−接続点B間の電圧、I,Iは抵抗素子群GR,GRをそれぞれ流れる電流を示す。
は中性点Mと接地点Gとの間に接続された接地抵抗であり、Iは接地抵抗Rを流れる電流(地絡電流)である。なお、中性点Mは、請求項における相互接続点に相当する。
抵抗素子群GRの中の接続点Aには、3端子レギュレータ等の正側給電回路3が接続されており、この正側給電回路3から、状態監視装置の動作に必要な正側電源電圧Vccが出力される。また、正側給電回路3の出力側と中性点Mとの間にはコンデンサCが接続されている。
ここで、正側給電回路3は請求項における第1の給電手段に相当し、コンデンサCは第1の蓄電手段に相当する。
正側給電回路3の出力側には電源電圧監視回路11aが接続され、その出力信号VENは間欠信号発生回路12により間欠信号SINTに変換される。この間欠信号SINTはAD(アナログ/ディジタル)変換回路13a,13b及びシリアル信号変換回路14a,14bに入力され、AD変換回路13a,13bには接続点A,Bの電圧V,Vもそれぞれ入力されている。
AD変換回路13a,13bは、間欠信号SINTの論理状態(“0”または“1”)に応じて、アナログ電圧V,Vをディジタル信号DVA,DVBにそれぞれ変換して出力する。
シリアル信号変換回路14a,14bは、間欠信号SINTの論理状態に応じて、ディジタル信号DVA,DVBをシリアル信号SVA,SVBにそれぞれ変換して出力する。
シリアル信号選択回路15は、シリアル信号SVA,SVBのうち何れかを選択し、シリアル信号Sとして出力する。
E/O(電気/光)変換回路16は、シリアル信号Sを光シリアル信号Sに変換し、光ケーブル41を介して上位の制御装置51内のO/E(光/電気)変換回路17に送出する。このO/E変換回路17では、光シリアル信号Sを電気信号としての状態監視データSdataに変換する。
上記構成において、AD変換回路13a,13bは請求項におけるディジタル信号演算手段に相当し、シリアル信号変換回路14a,14bは同じくシリアル信号変換手段に相当する。また、光シリアル信号Sは請求項における状態監視信号に相当する。
次に、この状態監視装置の詳細な動作を説明する。
前述の図8に示したコンバータ101等から図1の直流母線P,Nの間に直流電圧が印加されると、抵抗素子群GR,GRに電流が流れる。地絡故障が発生していない状態では、抵抗素子群GRに流れる電流Iと抵抗素子群GRに流れる電流Iとは、ほぼ同じ値となる。
抵抗素子群GRを構成する抵抗素子R1P,R2P同士の接続点Aから正側給電回路3に電流が流れるので、厳密にはIの方がIより若干小さくなる。しかし、正側給電回路3の入力電流は微少であるため、通常の装置において、IとIとの差はAD変換回路13a,13bの精度や制御演算、故障検出などにおいて誤差の範囲にとどまる。よって、IとIとは等しいと考えて差し支えない。
正側給電回路3に入力電流が流れると正側電源電圧Vccが出力され、コンデンサCが充電される。充電の開始時刻をtv0とすると、コンデンサCの電圧すなわち正側電源電圧Vccは、図2(a)に示すように正側給電回路3が定常状態で出力する電圧V100に向かって上昇する。
コンデンサCの充電を開始してから時刻tv95まで経過すると、正側電源電圧Vccは回路が十分に動作可能な設定値、例えば電圧V95に到達し、この時点で、電源電圧監視回路11aの出力信号VENは、図2(b)のように論理状態が“0”から“1”に変化する。
なお、電源電圧監視回路11aにおいて、出力信号VENの論理状態を“0”から“1”に変化させる設定値(上記の例では電圧V95)を必要に応じて変更することにより、後述する地絡故障や直流過電圧故障の検出感度、電源電圧の監視精度を適宜調整することができる。
信号VENの論理状態が“1”になると、この信号VENが入力された間欠信号発生回路12からは、図3(a)のように周期Tの間欠信号SINTが出力される。この間欠信号SINTの論理状態“1”の期間をT、論理状態“0”の期間をTとすると、これらの期間の長さの関係はT<Tであり、期間Tが後段の回路の動作時間、期間Tが休止期間と考えることができる。
図3(a)の間欠信号SINTに応じて、間欠信号発生回路12の後段に接続されたAD変換回路13aの動作及び出力信号DVA、シリアル信号変換回路14aから出力されるシリアル信号SVAは、図3(b)〜(d)のようになる。
次に、図4は、間欠信号SINTの論理状態“1”の期間Tを拡大した状態の、後段の回路の動作や出力信号を示す波形図である。
図4(a)のように、間欠信号SINTの論理状態が“0”から“1”に変化すると、この間欠信号SINTが入力されたAD変換回路13aの動作は図4(b)のように変換中となり、入力電圧Vに対する変換動作を開始する。そして、変換動作に必要な期間TCHGを経過すると変換動作が終了し、図4(c)のように、入力電圧Vに相当する変換結果データ(ディジタル信号DVA)が出力される。
図示されていないが、同様に、図4(a)の間欠信号SINTが入力された他方のAD変換回路13bでも、入力電圧Vに対する変換結果データを出力する。
シリアル信号変換回路14aでは、図4(d)のように、AD変換回路13aによる変換動作が終了してから遅れ時間TDLYAを経過した後に、変換結果データであるディジタル信号DVAをシリアル信号SVAに変換して出力する。
上記の遅れ時間TDLYAとしては、AD変換回路13aにより変換結果データが出力され始めてから安定(確定)するまでの時間を考慮して、シリアル信号変換回路14aに適当な値を設定すれば良い。
シリアル信号は出力方法によって様々な形式があるが、例えば、一般的によく知られたUART(Universal Asynchronous Receiver Transmitter:汎用非同期送受信回路)方式では、図5(a)のようにクロック信号SCLKの立ち上がりに同期して図5(b)のように1ビットずつシリアルデータを出力する。シリアル信号として出力されるデータの先頭はスタートビット(ST)であり、これに続いて8ビット分のデータ(D〜D)、次にパリティビット(PR)と続き、最後にストップビット(SP)となる。ストップビット、パリティビットは,装置の仕様により、使用しない場合もある。
シリアル信号変換回路14bの動作も、基本的にはシリアル信号変換回路14aと同様であるが、図4(e)のように、AD変換回路13bによる変換動作が終了してから遅れ時間TDLYBを経過した後にシリアル信号SVBが出力されるようになっている。
上記の遅れ時間TDLYBは、図4(e)に示すごとく、前述した遅れ時間TDLYAに加えて、シリアル信号変換回路14aがシリアル信号SVAを出力する時間TSLOUTと、この時間TSLOUT経過後の適宜な余裕時間Tとを考慮してシリアル信号変換回路14bに設定すれば良い。
シリアル信号選択回路15では、シリアル信号変換回路14a,14bからそれぞれ出力されるシリアル信号SVA,SVBのうち、実際に存在するシリアル信号を選択し、シリアル信号Sとして出力する。言い換えれば、シリアル信号選択回路15は、時間軸に沿ってシリアル信号SVA,SVBの和を出力することになる。
シリアル信号選択回路15から出力されたシリアル信号Sは、前述したように、E/O変換回路16により図4(f)に示す光シリアル信号Sすなわち状態監視信号に変換され、光ケーブル41を介して制御装置51内のO/E変換回路17により状態監視データSdataに変換される。この状態監視データSdataは、図示されていない演算装置に取り込まれ、電力変換装置の運転を制御するための演算や、地絡故障,直流過電圧故障を検出するための演算が実行される。
光ケーブル41上の光シリアル信号Sは、図4(f)における※1,※2で示すように、電圧VをAD変換回路13aにより変換して得た光シリアル信号SVAと、電圧VをAD変換回路13bにより変換して得た光シリアル信号SVBとが連続する信号となる。
図9,図10に示した従来技術では、間欠信号Sint(Sinta,Sintb)の論理状態が“1”の場合に、E/O変換回路212a,212bが光を常時、出力している。これに対し、本実施形態では、図4(f)に示すような光シリアル信号SをE/O変換回路16から出力させることで、光を出力する論理状態“1”の期間を短くすることができ、結果として消費電力の低減が可能となる。
次いで、図6は、第1実施形態において地絡故障の有無による電圧・電流の状態を説明するための回路構成図であり、直流電源60(図8のコンバータ101に相当)、抵抗素子群GR,GR、接地抵抗Rのみを用いて示した等価回路図である。
以下の説明では、簡略化のために抵抗素子R1P,R1Nの抵抗値が等しいものとし(何れも抵抗値をR[Ω]とし)、抵抗素子R2P,R2Nの抵抗値も等しいものとする(何れも抵抗値をR[Ω]とする)。なお、接地抵抗Rの抵抗値は、符号をそのまま用いてR[Ω]とする。
図6(a)は、地絡故障がない場合の等価回路である。この場合、接地抵抗Rには電流が流れず、I=0として無視することができ、抵抗素子群GRを流れる電流Iはそのまま抵抗素子群GRを流れるIとなる。よって、数式1の関係が成り立つ。
[数式1]
=I
上記の電流I,Iは、既知の抵抗値R及び電圧V,Vから、数式2,数式3によって表される。
Figure 0006714830
Figure 0006714830
以上の関係から、電圧VとVとは、数式4に示すように等しくなる。
[数式4]
=V
従って、図1に示した回路において、電圧V,Vの値が光シリアル信号Sとして光ケーブル41経由で制御装置51内の演算回路に伝送されることにより、演算回路がVとVとが等しいことを検出できれば、地絡故障が発生していないと判定することができる。また、図6(a)において直流電源60が直流母線P,N間に出力している電圧Eは、電圧V,Vと既知の抵抗値R,Rとを用いて表すと数式5のようになるので、演算回路はこの電圧Eも求めることができる。
Figure 0006714830
次に、図6(b)は直流回路の負側の母線Nが地絡したときの等価回路である。この場合は、抵抗素子群GRの電流Iが、抵抗素子群GRの電流Iと接地抵抗Rを流れる電流Iとに分流する。これらの電流の関係と、大きさが異なる電流IとIとの大小関係は、数式6,数式7となる。
[数式6]
=I+I
[数式7]
>I
電圧V,Vは前述した数式2,数式3により表されるので、これらの電圧V,Vも大きさが異なるようになり、両者の大小関係は数式8となる。
[数式8]
>V
以上から、電圧V,Vの値が光シリアル信号Sとして伝送された制御装置51内の演算回路は、V>Vであることを検出した場合に、負側の母線Nにおいて地絡故障が発生したと判定することができる。
更に、図6(c)は正側の母線Pが地絡したときの等価回路である。
この場合は、抵抗素子群GRの電流Iと接地抵抗Rの電流Iとの和が抵抗素子群GRの電流Iとなる。これらの電流の関係と、大きさが異なる電流I,Iの大小関係は数式9,数式10となる。
[数式9]
=I+I
[数式10]
<I
電圧V,Vは前述した数式2,3により表されるので、これらの電圧V,Vも大きさが異なるようになり、両者の大小関係は数式11となる。
[数式11]
<V
電圧V,Vの値が光シリアル信号Sとして伝送された制御装置51内の演算回路は、V<Vであることを検出した場合に、正側の母線Pにおいて地絡故障が発生したと判定することができる。
図6による説明は、等価回路を用いて簡略化したものであるため、地絡発生時は母線PまたはNが接地点Gに直接接続されることを前提としているが、実際の電力変換装置では、他の何らかの導体や地面等、値が不明な抵抗要素が更に直列に接続されることになる。このため、地絡電流は変化するが、本実施形態では接地抵抗Rに流れる電流Iの計算に基づいて地絡電流の大きさを計算できるので、地絡の程度(危険度)を知ることが可能である。
また、数式5によれば、電圧V,V等の大きさに基づいて直流電源60の出力電圧Eも計算可能であり、その計算結果を用いた演算によって直流過電圧故障も判定することができる。
次に、図7は、本発明の第2実施形態を示す回路構成図である。
前述した図1の第1実施形態は正側給電回路3(正側電源)のみで動作するのに対し、図7に示す第2実施形態は、正側及び負側の両電源を必要とする高精度のAD変換回路等を使用する場合を考慮したものである。
すなわち、図7において、抵抗素子群GRを構成する抵抗素子R1N,R2N同士の接続点Bに負側給電回路4(負側電源)の入力側を接続すると共に、この負側給電回路4の出力側と中性点Mとの間にコンデンサCを接続し、これらによって負側電源電圧Veeを発生させる。この負側電源電圧Veeと正側電源電圧Vccとを電源電圧監視回路11bに入力して所定の設定値(閾値)と比較することにより、各電源電圧Vcc,Veeが回路動作に必要な状態であるか否かを判定するようにしたものである。なお、図7におけるその他の部分については図1と同じ記号を付してあり、地絡故障を検出する動作も第1実施形態と同様である。
ここで、負側給電回路4は請求項における第2の給電手段に相当し、コンデンサCは第2の蓄電手段に相当する。
前述した第1実施形態では、正側電源電圧Vccが所定値に達しない場合に信号VENの論理状態が“0”となり、間欠信号発生回路12以降の動作が行われなくなって正側電源電圧Vccの異常を検出可能であるが、第2実施形態によれば、同様の原理によって負側電源電圧Veeの異常も検出することができる。
本発明に係る状態監視装置は、図8のような電力変換装置ばかりでなく、直流回路(正負の直流母線P,N)を有する様々な装置を対象として、地絡故障、直流過電圧故障、正負の電源電圧異常の監視に利用することができる。
R,S,T:交流入力端子
U,V,W:交流出力端子
P:直流母線(正側母線)
N:直流母線(負側母線)
A,B:接続点
M:中性点
G:接地点
GR:第1の抵抗素子群
GR:第2の抵抗素子群
1P,R2P:抵抗素子
1N,R2N:抵抗素子
:接地抵抗
,C:コンデンサ
3:正側給電回路
4:負側給電回路
11a,11b:電源電圧監視回路
12:間欠信号発生回路
13a,13b:AD変換回路
14a,14b:シリアル信号変換回路
15:シリアル信号選択回路
16:E/O変換回路
17:O/E変換回路
41:光ケーブル
51:制御装置
101:コンバータ
102:2レベルインバータ
102a:コンデンサ
102b:三相インバータ回路

Claims (2)

  1. 直流電源の正側と負側との間に直列接続された第1の抵抗素子群及び第2の抵抗素子群と、
    前記第1の抵抗素子群及び前記第2の抵抗素子群の相互接続点と接地点との間に接続された抵抗素子と、
    前記第1の抵抗素子群を構成する抵抗素子同士の第1の接続点に接続された第1の給電手段と、
    前記第1の給電手段の出力側に接続された第1の蓄電手段と、
    前記第1の給電手段の出力電圧を監視する電圧監視手段と、
    前記電圧監視手段による監視結果に応じて間欠信号を発生する間欠信号発生手段と、
    前記第1の接続点と前記相互接続点との間の電圧を前記間欠信号に応じて第1のディジタル信号に変換する第1のAD変換手段と、
    前記第2の抵抗素子群を構成する抵抗素子同士の第2の接続点と前記相互接続点との間の電圧を前記間欠信号に応じて第2のディジタル信号に変換する第2のAD変換手段と
    前記第1のディジタル信号及び前記第2のディジタル信号を前記間欠信号に応じてシリアル信号に変換して出力するシリアル信号変換手段と、
    前記シリアル信号から変換した光シリアル信号を状態監視信号として出力する電気/光変換手段と、
    を備えたことを特徴とする状態監視装置。
  2. 請求項1に記載した状態監視装置において、
    前記第2の接続点に接続された第2の給電手段と、前記第2の給電手段の出力側に接続された第2の蓄電手段と、を備え、
    前記電圧監視手段が、前記第2の給電手段の出力電圧も監視可能であることを特徴とする状態監視装置。
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