JP5157972B2 - 地絡検出装置 - Google Patents
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Description
図5は従来の直流地絡検出装置を使用した装置の回路図である。この図5において、101は直流電源であり、商用電源を整流して直流電圧を発生する整流器を使用したり、太陽電池や燃料電池などの直流発電装置を使用したりする。この直流電源101の直流出力がインバータなどの電力変換装置102に供給される。この電力変換装置102は直流電源101のP極とN極に接続された負荷装置となっている。また、P極とN極との間に等しい抵抗値を有する分圧抵抗R1及びR2が互いに直列に接続され、これら分圧抵抗R1及びR2によってP極とN極との電圧を分圧した中性点Mと、接地点Gとの間で互いに直列に接続された接地抵抗R3及び地絡検出リレー103によって直流地絡検出装置が構成されている。
しかし、直流回路の正極が地絡すると、中性点Mの電位が零電位から負電位に変化して接地抵抗R3と地絡検出リレー103に検出電流I1が流れ、これにより地絡検出リレー103が動作し、この結果は図示しない制御装置に伝達されて地絡故障として認識される。
しかし、地絡検出リレーは高価なことや納期などの面で入手性に問題があることから別の方法として図6の回路図に示すような地絡検出リレーを使用しない直流地絡検出装置が提案されている(例えば、特許文献1参照)。
一般的に直流回路で発生する地絡現象はP極またはN極と対地間の絶縁が劣化して発生する。この場合、P極又はN極と接地点Gとの間は絶縁の劣化の度合いに応じた絶縁抵抗が見掛け上接続された状態となる。P極が地絡した場合の回路状態は、等価的に図7のようになる。この図7のように地絡抵抗をRGとすると、正極Pと中性点Mの合成抵抗RPは下記(1)式で表され、且つ負極Nと中性点Mの合成抵抗RNは下記(2)式で表される。
ΔVo=|VB−VA| ・・・(7)
となる。
R1P=R1N=R1 ・・・(8)
R2P=R1N=R2 ・・・(9)
とし、前述した(5)式、(6)式、(8)式及び(9)式を前述した(7)式に代入して整理すると、下記(10)式のようになる。
そこで、本発明は、上記従来例の未解決の課題に着目してなされたものであり、地絡検出装置に必要とする直流電源を内部で生成するとともに、地絡検出信号を高耐圧変圧器を用いることなく制御装置に伝達することが可能な地絡検出装置を提供することを目的としている。
この構成によると、分圧抵抗回路を3組設けることにより、必要な直流電力の給電と地絡検出とを行うことができる。
また、請求項3に係る地絡検出装置は、前記給電手段は、前記第1の抵抗素子群を構成する抵抗素子同士の接続点に接続された第1の給電手段と、前記第2の抵抗素子群を構成する抵抗素子同士の接続点に接続された第2の給電手段とで構成されていることを特徴としている。
また、請求項4に係る地絡検出装置は、前記給電手段はDC/DCコンバータで構成されていることを特徴としている。
また、請求項5に係る地絡検出装置は、前記間欠信号発生手段は、前記間欠信号のオン区間の幅が周期に比較して十分に短い幅に設定された構成とされている。
この構成によると、地絡検出装置の全体としての平均的な消費電流を地絡検出に影響しないレベルまで小さくすることができる。
図1において、1は高電圧の直流電源であり、前述した従来例と同様に、商用交流電源を整流して直流電圧を発生する整流器を使用したり、太陽電池や燃料電池などの直流発電装置を使用したりすることができる。
この直流電源1のP極及びN極間に負荷装置となるインバータなどの電力変換装置2が直列に接続されている。
この第1抵抗素子群GR1の分圧抵抗R1P及びR2Pの接続点Aが第1の給電手段としての正側給電回路3に接続され、この正側給電回路3から正側電源Vccが出力される。この正側給電回路3としては、様々な構成の給電回路を適用することができ、最も簡単なものとしては整流用ダイオードを使用しても良いし、3端子レギュレータのように出力電圧を一定に調整する能力を持った素子を使用してもよい。また、ダイオードや3端レギュレータでは入力として設定できる電圧の範囲が狭いので、直流電圧の変動が大きい場合でも十分な動作を確保するためにDC/DCコンバータなどの回路を使用してもよい。
さらに、第1の抵抗素子群GR1及び第2の抵抗素子群GR2の相互接続点Mと接地Gとの間に第3の抵抗素子群GR3が接続されている。この第3の抵抗素子群GR3も分圧抵抗となる接地抵抗R1GとR2Gとが直列に接続された構成を有し、接地抵抗R1G及びR2Gの接続点Cから分圧抵抗R1Gの端子間電圧VCが検出される。
図1において、直列接続された第1及び第2の抵抗素子群GR1及びGR2の分圧抵抗R1P,R2P及びR1N,R2NがP電極とN電極との間の電圧を分圧して第1及び第2の抵抗素子群GR1及びGR2の相互接続点である中性点Mの電位が決定される。これらの間では直列接続された第1及び第2の抵抗素子群GR1及びGR2の分圧抵抗R2P,R1P及びR1N,R2Nの値を等しく設定することで中性点Mは地絡が発生しない通常動作においては零電位となっており、接地点Gも零電位となる。
ここで、地絡故障が発生していない状態では、前述したように、中性点Mは零電位となっており、接地点Gも零電位となっているので、これら中性点Mと接地点Gとの間に接続されている第3の抵抗素子群GR3の分圧抵抗R1G及びR2Gを流れる地絡電流Igは零となり、結果として分圧抵抗R1Gの両端に発生する端子間電圧VCは零となる。
なお、上記実施形態においては、間欠信号発振回路として、CRタイミング発振回路や積分・シュミットトリガ発振回路等を適用した場合について説明したが、これに限定されるものではなく、前述した図3のようにオンデューティの小さい間欠信号を形成することができれば、任意の間欠信号発振回路を適用することができる。
Claims (6)
- 直流電源の正側と負側との間に直列接続された第1の抵抗素子群及び第2の抵抗素子群と、
該第1の抵抗素子群及び前記第2の抵抗素子群の相互接続点と接地点の間に接続された地絡電流が流れる第3の抵抗素子群と、
前記第1の抵抗素子群を構成する抵抗素子同士の接続点及び前記第2の抵抗素子群を構成する抵抗素子同士の接続点に接続され、少なくとも正側電源及び負側電源を出力する給電手段と、
該給電手段の出力側に接続された第1及び第2の蓄電手段と、
前記第3の抵抗素子群を構成する抵抗素子同士の接続点と前記相互接続点との間の端子間電圧と基準電圧とを比較して当該端子間電圧が前記基準電圧を超えたときに間欠信号を発生する間欠信号発生手段と、
該間欠信号発生手段で発生された前記間欠信号を光信号に変換する電光変換手段と、
を備え、
前記間欠信号発生手段と電光変換手段に、前記給電手段の少なくとも正側電源を供給することを特徴とする地絡検出装置。 - 前記第1の抵抗素子群、第2の抵抗素子群及び第3の抵抗素子群は分圧抵抗回路を構成していることを特徴とする請求項1に記載の地絡検出装置。
- 前記給電手段は、前記第1の抵抗素子群を構成する抵抗素子同士の接続点に接続された第1の給電手段と、前記第2の抵抗素子群を構成する抵抗素子同士の接続点に接続された第2の給電手段とで構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の地絡検出装置。
- 前記給電手段はDC/DCコンバータで構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の地絡検出装置。
- 前記間欠信号発生手段は、前記間欠信号のオン区間の幅が周期に比較して十分に短い幅に設定されていることを特徴とする請求項1乃至4の何れか1項に記載の地絡検出装置。
- 前記間欠信号発生手段は、前記端子間電圧と前記基準電圧とを比較し、当該端子間電圧が前記基準電圧を超えたときに比較出力を出力する電圧比較回路と、該電圧比較回路の比較出力が入力されたときに間欠信号を発生する間欠信号発振器とで構成され、前記電圧比較器に前記正側電源及び負側電源が供給され、前記間欠信号発振器に前記正側電源が供給されることを特徴とする請求項1乃至5の何れか1項に記載の地絡検出装置。
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