JP6713108B2 - ヒンジ機構 - Google Patents
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Description
ところで、近年のパチンコ機等の遊技機は、その本体の前面に開閉可能に軸支された前面体(ガラス枠または透明板保持枠または前面扉とも称される)の両側縁部および上部等に前方へ大きく突出するように装飾体や種々の演出装置(以下、演出装飾部材という)が一体的に形成され、豪華な演出がなされるようにする傾向にある。
このため、前面体を前方に開いたり、或いは前面体と本体とを一緒に前方に開く際にも、上記演出装飾部材が両側に設置された他の遊技機や球貸装置と衝突し破損するおそれがあった。また、こうした干渉を避けようとすると、その開角度が制限されてしまうので、遊技機内を点検しメンテナンス作業をするのに支障が生じる状況であった。
また特許文献3には、多軸蝶番を用いて遊技機を固定枠に支持することにより干渉が回避されるようにする発明が示されている。
また、上記特許文献3に示された多軸蝶番を用いる発明では、遊技機本体と前面体とをそれぞれ多軸蝶番によりヒンジする必要があるので、多軸蝶番を配置するに要するスペースが非常に大きくなってしまうという問題がある。
そこで本発明は、特に遊技機への使用に適したヒンジ機構を提供し、上記課題を解決しようとするものである。
このように被支持体が向きを変えつつ前方に繰り出されようにすることで、被支持体を隣接する物に衝突することなく大きく開くことができるとともに、被支持体を支持部から離間させることができる。
このように、固定枠の一側辺部に近い前側に位置する第1軸支部を支点として被支持体が回転して固定枠の一側辺部に対し内側から接離するようにしたことから、被支持体を隣接する物に衝突することなく大きく開くことができるとともに、被支持体を固定枠内に隙間なく収納することができる。
上部第1アームにより被支持体の上部を支持することで、被支持体を頑強に支持できる。
また、本発明は上記ヒンジ機構において、前記第2アームは伸縮可能に構成されていることを特徴とする。
ガイド溝を設けたことで、被支持体を確実に第1軸支部を中心として回転させられる。
このため、確実に第2軸支部がガイド溝の開口縁に導かれ、該第2軸支部を該ガイド溝に沿って移動させる。
前面体と本体とからなる遊技機では、ヒンジ機構は1つでよいので、省スペースに構成される。
このため第1軸支部と第2軸支部との間隔が常に一定となり、このヒンジ機構の強度を維持し得る。また、第1軸支部と第2軸支部との間隔が一定であるので、被支持体の軸支作業を円滑に行うことができる。
そして、前面体13をさらに前方に回転させることで、図19に示したように該前面体13を本体14と共に向きを変えつつ前方に大きく繰り出すことができる。このため、本体14の裏側をも点検でき容易に手が届くのでメンテナンスが容易になる。また、このように前面体13を本体14と共に前方に大きく開いても、該前面体13の前面に形成された前記演出装飾部材13b等が隣の遊技機や球貸機等に衝突することはない。
このように、この実施形態に示した遊技機は、ヒンジ機構により前面体13を支持するだけであって、本体14は該前面体13の裏面に着脱可能に設けられるので、ヒンジ機構は1つ設けるだけでよい。従って、二つの蝶番を設けなくてもよく、省スペースに構成できる利点がある。
なお、実施形態に示したヒンジ機構はベースとなる単一の支持基板1に第1アーム3、第2アーム7等の各構成部品が取り付けられるようにしたが、これらの構成部品は固定枠11の下辺部11bに直接取り付けてもよい。また、各構成部品を単一の支持基板1に取り付けなくても複数に分離した支持基板に取り付けてもよい。
また、この実施形態では、第2アーム7を第1アームよりも長くしたが、必ずしも第2アーム7は第1アームより長くなくてもよい。
Claims (9)
- 第1アームを第1枢着部によって水平面内で前方に回転し得るように枢着するとともに、前記第1枢着部から離れた部位に第2枢着部を設けて第2アームを水平面内で前方に回転し得るように枢着し、前記第1アームの先端部に設けられた第1軸支部と前記第2アームの先端部に設けられた第2軸支部とにより被支持体を軸支するヒンジ機構であり、前記第1軸支部が前記第1枢着部の外方前側に位置し得るように前記第1アームおよび前記第2アームの長さを設定し、この位置にある第1軸支部を支点として被支持体を前方に回転させられるようにするとともに、この状態から該第1アームと第2アームとをさらに前方に回転させることで該被支持体が前方に繰り出されるようにしたことを特徴とするヒンジ機構。
- 前面が開口する方形枠状の固定枠の下辺部に支持基板を設け、該支持基板に第1枢着部を設けて第1アームを水平面内で前方に回転し得るように枢着するとともに、該支持基板上の前記第1枢着部から離れた部位に第2枢着部を設けて前記第1アームよりも長い第2アームを水平面内で前方に回転し得るように枢着し、前記第1アームの先端部に設けられた第1軸支部と前記第2アームの先端部に設けられた第2軸支部とにより被支持体を軸支するヒンジ機構であり、前記第1軸支部が該固定枠の一側辺部に近い前側に位置し得るように前記第1アームの長さを設定し、この位置にある第1軸支部を支点として被支持体を回転させることで該被支持体が前記固定枠の一側辺部に対し内側から接離するようにするとともに、この状態から該第1アームと第2アームとをさらに前方に回転させることで該被支持体が前記固定枠内から向きを変えつつ前方に繰り出されるようにしたことを特徴とするヒンジ機構。
- 前記固定枠の上辺部に前記第1アームと同様に回転し前記被支持体を支持する上部第1アームを設けたことを特徴とする請求項2に記載したヒンジ機構。
- 前記第1枢着部は前記支持基板の長手方向略中間部位に設けられ、前記第2枢着部は前記支持基板の他端部寄りに設けられていることを特徴とする請求項2〜3のいずれかに記載したヒンジ機構。
- 前記第2アームは伸縮可能に構成されていることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載したヒンジ機構。
- 前記第1軸支部が前記支持基板の一端部に近い前側に位置するときの該第1軸支部を中心とする円弧状となるように前記支持基板にガイド溝を形成し、前記第2軸支部を該ガイド溝に遊嵌し、前記第2軸支部を該ガイド溝に沿って移動させることで被支持体が前記第1軸支部を中心として回転するようにしたことを特徴とする請求項2〜5のいずれかに記載したヒンジ機構。
- 前記第2アームを伸縮可能に構成するとともに、該第2アームに収縮制限ストッパを設け、前方に繰り出した被支持体を固定枠内に収納するに際し該収縮制限ストッパによって前記第2アームの収縮が制限されることで前記第2軸支部が前記ガイド溝の開口縁に合致するようにしたことを特徴とする請求項6に記載したヒンジ機構。
- 前記被支持体は前面体と該前面体の裏面に係脱可能に配設された本体とからなり、該前面体を前記第1軸支部と前記第2軸支部とによって軸支するようにしたことを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載したヒンジ機構。
- 前記第1軸支部と前記第2軸支部とをリンクにより連結したことを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載したヒンジ機構。
Priority Applications (1)
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JP2016134220A JP6713108B2 (ja) | 2016-07-06 | 2016-07-06 | ヒンジ機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2016134220A JP6713108B2 (ja) | 2016-07-06 | 2016-07-06 | ヒンジ機構 |
Publications (2)
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JP2018000730A JP2018000730A (ja) | 2018-01-11 |
JP6713108B2 true JP6713108B2 (ja) | 2020-06-24 |
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ID=60944700
Family Applications (1)
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JP2016134220A Active JP6713108B2 (ja) | 2016-07-06 | 2016-07-06 | ヒンジ機構 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6713108B2 (ja) |
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2016
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Publication number | Publication date |
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JP2018000730A (ja) | 2018-01-11 |
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