[1.ページ生成システムの全体構成]
以下、本発明に係るページ生成システムの実施形態の例を説明する。図1は、ページ生成システムの全体構成を示す図である。図1に示すように、ページ生成システムSは、投稿者端末10、サーバ20、及び閲覧者端末30を含み、これらは、インターネットなどのネットワークNに接続可能である。なお、図1では、投稿者端末10、サーバ20、及び閲覧者端末30を1台ずつ示しているが、これらは複数台あってよい。
投稿者端末10は、投稿者が操作するコンピュータである。投稿者とは、コンテンツを投稿するユーザである。別の言い方をすれば、投稿者は、コンテンツを提供又は製作するユーザであり、提供者又は製作者ということもできる。投稿者は、個人であってもよいし、法人、自治体、施設、又は学校といった団体であってもよい。投稿者が団体である場合、当該団体のアカウントが作成され、団体自体が投稿者に相当してもよいし、団体の勤務者のアカウントが作成され、団体の勤務者が投稿者に相当してもよい。なお、投稿とは、コンテンツをサーバ20に送信(アップロード)することである。
コンテンツとは、後述する閲覧者に提供される情報(データ)であり、例えば、画像、動画、テキスト、音声、音楽、又はこれらの組み合わせであってもよいし、ファイル又はアプリケーションであってもよい。なお、本実施形態では、画像は、静止画を意味するものとして説明するが、画像は、動画を含む意味であってもよい。例えば、カメラで撮影された画像又は動画がコンテンツに相当してもよいし、グラフィックソフトで作成された画像(コンピュータグラフィック)又は動画(アニメーション)がコンテンツに相当してもよい。
例えば、投稿者端末10は、携帯電話機(スマートフォンを含む)、携帯情報端末(タブレット型コンピュータを含む)、又は、パーソナルコンピュータ等である。本実施形態では、投稿者端末10は、制御部11、記憶部12、通信部13、操作部14、及び表示部15を含む。
制御部11は、少なくとも一つのマイクロプロセッサを含む。制御部11は、記憶部12に記憶されたプログラムやデータに従って処理を実行する。記憶部12は、主記憶部及び補助記憶部を含む。例えば、主記憶部はRAMなどの揮発性メモリであり、補助記憶部は、ROM、EEPROM、フラッシュメモリ、又はハードディスクなどの不揮発性メモリである。
通信部13は、有線通信又は無線通信用の通信インタフェースであり、ネットワークを介してデータ通信を行う。操作部14は、ユーザが操作を行うための入力デバイスであり、例えば、タッチパネルやマウス等のポインティングデバイス、キーボード、又はボタン等である。操作部14は、ユーザによる操作内容を制御部11に伝達する。表示部15は、例えば、液晶表示部又は有機EL表示部等である。表示部15は、制御部11の指示に従って画像を表示する。
サーバ20は、サーバコンピュータである。サーバ20は、制御部21、記憶部22、及び通信部23を含む。制御部21、記憶部22、及び通信部23の物理的構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、及び通信部13と同様であってよい。
閲覧者端末30は、閲覧者が操作するコンピュータである。閲覧者は、コンテンツを閲覧するユーザである。別の言い方をすれば、閲覧者は、コンテンツの提供を受けるユーザであり、エンドユーザということもできる。なお、閲覧とは、画面を通してコンテンツを見ることであり、コンテンツを表示させたりダウンロードしたりすることである。
例えば、閲覧者端末30は、携帯電話機(スマートフォンを含む)、携帯情報端末(タブレット型コンピュータを含む)、又は、パーソナルコンピュータ等である。本実施形態では、閲覧者端末30は、制御部31、記憶部32、通信部33、操作部34、及び表示部35を含む。制御部31、記憶部32、通信部33、操作部34、及び表示部35の物理的構成は、それぞれ制御部11、記憶部12、通信部13、操作部14、及び表示部15と同様であってよい。
なお、記憶部12,22,32に記憶されるものとして説明するプログラム及びデータは、ネットワークNを介して供給されるようにしてもよい。また、上記説明した各コンピュータのハードウェア構成は、上記の例に限られず、種々のハードウェアを適用可能である。例えば、コンピュータ読み取り可能な情報記憶媒体を読み取る読取部(例えば、光ディスクドライブやメモリカードスロット)や外部機器とデータの入出力をするための入出力部(例えば、USBポート)が含まれていてもよい。例えば、情報記憶媒体に記憶されたプログラムやデータが読取部や入出力部を介して、各コンピュータに供給されるようにしてもよい。
[2.ページ生成システムの概要]
ページ生成システムSは、投稿者が投稿したコンテンツに基づいて、投稿者のページを生成する。ページとは、画面に表示される情報であり、文書と呼ばれることもある。ページは、少なくとも1つのコンテンツを含む。例えば、ページは、投稿者ごとに用意されており、閲覧者端末30のブラウザやアプリケーションなどを利用して閲覧される。ページは、ウェブページ、ウェブサイト、又はホームページと呼ばれるものであってもよい。
本実施形態では、投稿者の一例として、ホテルやレストラン等の施設を説明する。例えば、投稿者は、施設の写真や説明文等をコンテンツとして投稿し、ページ生成システムSは、施設を紹介するためのページを生成する。当該ページは、投稿者によるカスタマイズ(編集)が可能である。投稿者は、ブラウザを利用してサーバ20にアクセスしたり、所定のアプリケーションを起動したりすると、自身のページをカスタマイズするためのメニュー画面が表示部15に表示される。
図2は、投稿者端末10に表示されるメニュー画面の一例を示す図である。図2に示すように、メニュー画面G1には、ページ生成システムSが提供するサービスを利用するための各種ボタンが表示される。ここでは、「AAAホテル」という施設の名前でログインした投稿者が、当該サービスを利用する場合を例に挙げて説明する。
ページ生成システムSは、ページを生成するサービス以外のサービスを提供可能であってもよく、例えば、メニュー画面G1には、施設の予約状況を確認したり、価格を設定したりするためのボタンB10が表示されてもよい。その他にも、メニュー画面G1には、施設の予約管理をするためのボタンB11、コンテンツを投稿するためのボタンB12、及び、顧客のレビューを確認するためのボタンB13が表示されるようにしてもよい。
ここでは、投稿者がコンテンツを投稿する場合の処理を説明する。例えば、投稿者がメニュー画面G1のボタンB12を選択すると、コンテンツを投稿するための投稿画面が表示部15に表示される。なお、ここでは、画像又は動画がコンテンツとして投稿される場合を例に挙げて説明する。
図3は、投稿者端末10に表示される投稿画面の一例を示す図である。図3に示すように、投稿画面G2には、コンテンツを投稿するためのボタンB20と、選択済みのコンテンツを表示するための表示領域A21と、が表示される。図3の例では、まだコンテンツが選択されていないので、表示領域A21には、コンテンツの選択を促すメッセージが表示される。
図4は、投稿画面G2からコンテンツが選択される様子を示す図である。図4に示すように、表示領域A21に表示されたボタンB210を投稿者が選択すると、投稿可能な画像又は動画の一覧を示す選択画面G3が表示部15に表示される。例えば、選択画面G3には、閲覧者端末30の記憶部32に記憶された画像又は動画が表示されてもよいし、図示しないクラウドサーバ等の他のコンピュータ又は記憶された画像又は動画が表示されてもよい。他にも例えば、USBメモリやSDカードといった情報記憶媒体に記憶された画像又は動画が、選択画面G3に表示されてもよい。
投稿者は、選択画面G3に表示された画像又は動画の中から、コンテンツとして投稿する画像又は動画を選択する。ここでは、選択画面G3に表示された画像又は動画の何れか1つが選択される場合を説明するが、複数の画像又は動画がまとめて選択されてもよい。
図4に示すように、選択画面G3から画像又は動画が選択されると、投稿画面G2が再び表示され、選択された画像又は動画が表示領域A21Aに表示される。図4の例では、施設内の部屋の写真が選択されており、表示領域A21Aには、当該写真が表示される。なお、表示領域A21Aには、画像又は動画が選択された日時が表示されてもよい。
画像又は動画は、選択画面G3から選択された後、自動的にサーバ20に投稿されてもよいが、本実施形態では、ボタンB20が選択された場合にサーバ20に投稿されるものとする。ここでは、まだボタンB20が選択されていないので、表示領域A21Aに表示された写真は、まだサーバ20に投稿されていない。
例えば、表示領域A21Aに画像又は動画が表示されると、図4に示すように、2つ目の画像又は動画を選択するための表示領域A21Bが表示される。表示領域A21Bに表示されたボタンB210Bを投稿者が選択すると、選択画面G3が表示され、先述した手順と同様にして、2つ目の画像又は動画を選択可能となる。3つ目以降の画像又は動画も、同様の手順で選択可能である。
なお、投稿者は、画像又は動画を複数選択する必要はなく、画像又は動画を1つだけ選択して投稿してもよい。また、画像又は動画は、1つずつ投稿されるようにしてもよいし、複数の画像又は動画を一度にまとめて投稿できるようにしてもよい。複数の画像又は動画を一度にまとめて投稿する場合、個々の画像又は動画を別個のコンテンツとして扱ってもよいし、これら複数の画像又は動画のまとまりを、1つのコンテンツとしてもよい。
投稿者は、画像又は動画だけをコンテンツとして投稿してもよいが、本実施形態では、画像又は動画に対し、タイトル、説明文、及び分類を付与することができるようになっている。
タイトルは、コンテンツの題名であり、例えば、コンテンツの概要を示す文字列である。本実施形態では、コンテンツとして画像又は動画が選択されるので、タイトルは、画像又は動画の名前である。例えば、タイトルは、数文字〜数十文字程度の文字列で入力される。なお、タイトルは、省略可能であってもよい。
説明文は、コンテンツの説明であり、例えば、コンテンツの内容を示す文章である。本実施形態では、コンテンツとして画像又は動画が選択されるので、説明文は、画像又は動画の内容を示す文章である。例えば、説明文は、数十文字〜数千文字程度の文字列で入力される。説明文は、コンテンツの一種として取り扱われてもよく、コンテンツは、画像又は動画と説明文とを含んでもよい。なお、説明文は、省略可能であってもよい。
分類は、コンテンツの性質であり、例えば、種類、属性、ラベル、カテゴリ、又はジャンルということもできる。別の言い方をすれば、分類は、インターネット技術分野におけるタグ又はハッシュタグと呼ばれる情報であってもよい。本実施形態では、投稿者は、コンテンツの内容に応じた任意の分類を指定可能であり、数文字〜数十文字程度の文字列で入力される。なお、分類は、省略可能であってもよい。
例えば、選択済みの画像又は動画が表示された表示領域A21Aを投稿者が選択すると、当該画像又は動画に対し、タイトル、説明文、及び分類を付与するための情報入力画面が表示部15に表示される。
図5は、投稿者端末10に表示される情報入力画面の一例を示す図である。図5に示すように、情報入力画面G4には、投稿者が選択した画像又は動画とともに、タイトルを入力するための入力フォームF40、説明文を入力するための入力フォームF41、及び、分類を入力するための入力フォームF42が表示される。なお、投稿者がボタンB43を選択すると、画像又は動画を削除することができる。
図6は、情報入力画面G4からタイトル、説明文、及び分類が入力される様子を示す図である。図6に示すように、投稿者は、情報入力画面G4の入力フォームF40を選択し、選択中の画像又は動画のタイトルを示す任意の文字列を入力する。図6の例では、施設内の部屋の画像が選択されているので、投稿者は、「スーペリアルーム」といった部屋の名前をタイトルとして入力する。
また例えば、投稿者は、情報入力画面G4の入力フォームF41を選択し、選択中の画像又は動画の説明文を示す任意の文字列を入力する。図6の例では、施設内の部屋の画像が選択されているので、投稿者は、部屋の特徴や設備等を示す文字列を説明文として入力する。なお、入力フォームF41から分類を入力可能としてもよい。この場合、分類と説明文とを区別するために、分類の頭に「#」や「%」といった特定の記号を入れるようにしてもよい。
また例えば、投稿者は、入力フォームF42を選択し、選択中の画像又は動画の分類を示す任意の文字列を入力する。分類は、1つだけ入力可能であってもよいし、複数の分類を入力可能としてもよい。図6の例では、施設内の部屋の画像が選択されており、この部屋が、施設の会員専用の部屋であるものとする。このため、投稿者は、当該画像の分類を示す「部屋」や「AAA会員」といった文字列を説明文として入力する。
なお、情報入力画面G4において、投稿者が過去に入力した分類が選択可能に表示されてもよい。この場合、投稿者は、過去に入力した複数の分類の中から、画像又は動画に付与する分類を選択してもよい。また、説明文の中に特定の単語が含まれる場合に、当該特定の単語が分類として付与されてもよい。例えば、特定の単語は、投稿者が予め定めておいた単語であってもよいし、投稿者のコンテンツの中で繰り返し使用された単語であってもよい。例えば単語の使用回数が閾値以上になった場合に、当該単語が分類して用いられるようにしてもよい。
また、コンテンツに付与される情報は、上記の例に限られず、他の情報が付与されてもよい。例えば、分類内でのコンテンツの順序が付与されてもよい。順序とは、後述する投稿者のページにおけるコンテンツの表示順(並び順)である。本実施形態では、垂直方向にコンテンツが並ぶので、順序は、上から何番目であるかを示す数値である。なお、水平方向にコンテンツが並ぶ場合には、順序は、左又は右から何番目であるかを示す数値である。例えば、投稿者が情報入力画面G4のボタンB44を選択すると、コンテンツに順序等を設定するための詳細設定画面が表示部15に表示される。
図7は、投稿者端末10に表示される詳細設定画面の一例を示す図である。図7に示すように、詳細設定画面G5には、分類内での順序を指定するための入力フォームF50が表示される。複数の分類が指定された場合には、分類ごとに異なる順序を指定可能としてもよい。図7の例であれば、「部屋」と「AAA会員」の2つの分類がコンテンツに指定されているので、「部屋」の分類内での順序と、「AAA会員」の分類内での順序と、を入力フォームF50から指定可能としてもよい。
なお、コンテンツの詳細設定は、分類内での順序の設定に限られず、他の設定が可能であってもよい。例えば、画像又は動画を追加可能であってもよいし、1つのコンテンツに複数の画像又は動画が含まれる場合には、コンテンツ内での画像又は動画の順序を指定可能としてもよい。他にも例えば、後述する変形例のように、コンテンツに対し、有効期限を設定可能としてもよい。
図8は、詳細設定画面G5からコンテンツの詳細設定が行われる様子を示す図である。図8に示すように、例えば、投稿者は、入力フォームF50に対し、分類内でのコンテンツの順序を入力する。図8の例では、「部屋」の分類内での順序を「1番目」とし、「AAA会員」の分類内での順序を「3番目」として、分類内でのコンテンツの順序が入力されている。
また例えば、投稿者は、ボタンB51を選択し、コンテンツとして追加する画像又は動画を選択する。例えば、投稿者がボタンB51を選択すると、選択画面G3が再び表示され、先述した手順と同様にして、追加する画像又は動画を選択可能となる。この場合も、追加する画像又は動画は、1つずつ選択されるようにしてもよいし、複数の画像又は動画を一度にまとめて追加できるようにしてもよい。
また例えば、複数の画像又は動画がコンテンツに含まれる場合、これら複数の画像又は動画が表示領域A52に表示され、投稿者は、表示領域A52に表示された画像又は動画をドラッグアンドドロップすることで、コンテンツ内での順序を入れ替えることができる。順序の意味は、先述した通りである。
なお、ここでは、入力フォームF50に対し、分類内での順序を示す数値が入力される場合を説明したが、順序の指定方法は、これに限られない。例えば、プルダウン形式で順序が指定されてもよい。この場合、投稿者端末10は、サーバ20に対し、投稿者が指定した分類のコンテンツ数を問い合わせ、当該コンテンツ数に1を加算した数値の中で任意の数値が選択されるようにしてもよい。
また例えば、投稿者端末10は、サーバ20に対し、投稿済みのコンテンツを問い合わせ、選択中のコンテンツと投稿済みのコンテンツとを詳細設定画面G5に並べて表示させ、ドラッグアンドドロップ等することによって、分類内での順序が指定としてもよい。他にも例えば、後述する投稿者のページのプレビュー画面を表示させ、当該プレビュー画面の中で、コンテンツをドラッグアンドドロップすることによって、順序を指定可能としてもよい。
以上のように、投稿者は、選択した画像又は動画に対し、タイトル、説明文、及び分類を付与したり、分類内での順序及びコンテンツ内での順序を指定したりする。投稿者は、これらの情報の入力を終えると、投稿画面G2のボタンB20を選択し、コンテンツをサーバ20に投稿する。サーバ20にコンテンツが投稿された後に、タイトル、説明文、分類、分類内での順序、及びコンテンツ内での順序の変更が可能であってもよい。
コンテンツがサーバ20に投稿されると、閲覧者による閲覧が可能となる。例えば、閲覧者端末30がサーバ20にアクセスすると、投稿者のページにおいて、投稿済みのコンテンツが表示される。
図9は、閲覧者端末30に表示される投稿者のページの一例を示す図である。図9に示すように、投稿者のページP6には、「AAAホテル」といったページのタイトルが表示され、どの投稿者のページであるかを識別可能となっている。
また、ページP6の表示領域A60には、ページP6のメニューが表示される。例えば、メニューは、施設の部屋のリストを表示させるための「アイテムリスト」、宿泊時のオプションを表示させるための「オプション」、投稿済みのコンテンツを表示させるための「インフォメーション」、及び宿泊者のレビューを表示させるための「レビュー」といった項目が表示される。
ここでは、表示領域A60の「インフォメーション」が選択された場合の表示例を説明する。図9に示すように、表示領域A60の「インフォメーション」が選択されると、ページP6の表示領域A61には、基本情報タブT610、スポットライトタブT611、分類タブT612A〜T612C、及びパンフレットタブT613が表示される。
例えば、基本情報タブT610は、施設の基本情報を表示させるためのタブである。施設の基本情報は、コンテンツの一種であり、例えば、施設の画像又は動画、施設名、住所、電話番号、又は、メールアドレスといった情報である。施設の基本情報は、投稿画面G2と同様のユーザインタフェースによって投稿されてもよいし、投稿画面G2とは異なるユーザインタフェースによって投稿されてもよい。
また例えば、スポットライトタブT611は、投稿者が投稿したコンテンツの中から、おすすめのコンテンツを表示させるためのタブである。おすすめのコンテンツは、閲覧者が指定してもよいし、閲覧数等に応じて動的に定まってもよい。他にも例えば、「スポットライト」といった分類を用意しておき、当該分類が付与されたコンテンツが表示されるようにしてもよい。
また例えば、分類タブT612A〜T612Cは、投稿者が入力した分類ごとに、コンテンツを表示させるためのタブである。なお、以降では、これらを特に区別する必要のないときは、単に分類タブT612と記載する。また、ここでは、分類タブT612を3つとして説明するが、分類タブT612の数は、任意であってよく、例えば、2つであってもよいし、4つ以上であってもよい。ページP6に表示される分類タブT612の数は、固定値としてもよいし、投稿者が指定した分類数に応じて変化してもよい。
例えば、分類タブT612には、分類名を示すテキストとともに、代表画像が表示される。代表画像は、分類の中の任意の画像であってよいが、ここでは、分類の中での順序が1番目のコンテンツの画像であるものとする。順番が1番目のコンテンツが複数の画像を含む場合には、代表画像は、当該コンテンツの中の任意の画像であってよいが、ここでは、コンテンツの中での順序が1番目の画像であるものとする。
例えば、分類タブT612Aには、投稿者が入力した「部屋」という分類を示すテキストとともに、「部屋」の分類の代表画像が表示される。また例えば、分類タブT612Bには、投稿者が入力した「AAA会員」という分類を示すテキストとともに、「AAA会員」の分類の代表画像が表示される。また例えば、分類タブT612Cには、投稿者が入力した「ダイニング」という分類を示すテキストとともに、「ダイニング」の分類の代表画像が表示される。
閲覧者が分類タブT612を選択すると、当該分類タブT612が示す分類のコンテンツがフィルタリングされ、投稿者が指定した順序で並ぶようにして表示領域A62に表示される。
図10は、分類タブT612が選択された場合のページP6の表示例を示す図である。図10に示すように、閲覧者が分類タブT612Aを選択すると、分類タブT612Aが示す「部屋」という分類のコンテンツが、投稿者により指定された順序で表示領域A62に表示される。図10の例では、「スーペリアルーム」のタイトルが付与されたコンテンツが1番目であり、「スタンダードルーム」のタイトルが付与されたコンテンツが2番目に表示される。
なお、図6で説明したように、「スーペリアルーム」のタイトルが付与されたコンテンツは、「部屋」と「AAA会員」の2つの分類が付与されているので、当該コンテンツは、分類タブT612A,T612Bの2つから表示させることができる。即ち、複数の分類が付与されたコンテンツについては、当該複数の分類の各々の分類タブT612から表示させることができる。
また例えば、閲覧者が分類タブT612Bを選択すると、分類タブT612Bが示す「AAA会員」という分類のコンテンツが、投稿者により指定された順序で表示領域A62に表示される。図10の例では、「会員専用ラウンジ」のタイトルが付与されたコンテンツが1番目であり、「会員様向けサービス」のタイトルが付与されたコンテンツが2番目に表示される。
また例えば、閲覧者が分類タブT612Cを選択すると、分類タブT612Cが示す「ダイニング」という分類のコンテンツが、投稿者により指定された順序で表示領域A62に表示される。図10の例では、「メインダイニング」のタイトルが付与されたコンテンツが1番目であり、「日本料理レストラン」のタイトルが付与されたコンテンツが2番目に表示される。
なお、図10では、各分類の2番目のコンテンツまでを表示領域A62に示したが、画面をスクロールすることで、3番目以降のコンテンツを表示可能である。また、各コンテンツが、タイトル・画像又は動画・説明文の順序で表示される場合を説明したが、これらの順序を投稿者が指定可能であってもよい。例えば、画像又は動画よりも先に説明文が表示されるようにしてもよい。
また、パンフレットタブT613は、ページP6を文書ファイル形式でダウンロードするためのタブであり、閲覧者がパンフレットタブT613を選択すると、表示領域A62に表示されたコンテンツを文書ファイル形式でダウンロードすることができる。
以上のように、本実施形態のページ生成システムSでは、投稿者が指定した任意の分類がコンテンツに付与され、分類ごとに分類タブT612を選択可能なページP6を生成するようになっている。以降、この技術の詳細を説明する。
[3.実施形態において実現される機能]
図11は、実施形態のページ生成システムSで実現される機能の一例を示す機能ブロック図である。なお、本実施形態では、主な機能がサーバ20で実現される場合を説明するが、後述する変形例のように、投稿者端末10、サーバ20、及び閲覧者端末30のうちの少なくとも2つで機能が分担されてもよい。
図11に示すように、ページ生成システムSでは、データ記憶部200、受信部201、更新部202、決定部203、及びページ生成部204が実現される。データ記憶部200、受信部201、更新部202、決定部203、及びページ生成部204は、それぞれ記憶手段、受信手段、更新手段、決定手段、及びページ生成手段の一例である。
[3−1.データ記憶部]
データ記憶部200は、記憶部22を主として実現される。データ記憶部200は、ページP6を生成するために必要なデータを記憶する。ここでは、データ記憶部200が記憶するデータの一例として、投稿者データベースDB1と、コンテンツデータベースDB2と、を説明する。
図12は、投稿者データベースDB1のデータ格納例を示す図である。図12に示すように、投稿者データベースDB1は、投稿者に関する情報を格納するためのデータベースである。例えば、投稿者データベースDB1には、投稿者を一意に識別する投稿者ID、投稿者の名前(アカウント名)、パスワード、ページのアドレス情報、基本情報、投稿者が入力した分類、及びコンテンツ数といった情報が格納される。投稿者データベースDB1に格納される分類及びコンテンツ数は、投稿者がコンテンツを投稿したり新たに分類が指定されたりした場合に適宜更新される。
図13は、コンテンツデータベースDB2のデータ格納例を示す図である。図13に示すように、コンテンツデータベースDB2は、コンテンツを格納するためのデータベースである。例えば、コンテンツデータベースDB2には、投稿者ID、コンテンツを一意に識別するコンテンツID、コンテンツ、及び付与情報が格納される。
付与情報は、コンテンツに付与された情報であり、例えば、タイトル、分類情報、分類内の順序情報、コンテンツ内の順序情報、及び登録日時等である。分類情報は、分類に関する情報であり、例えば、分類を示す文字列であってもよいし、分類を一意に識別する分類IDであってもよい。本実施形態では、コンテンツの投稿時に入力フォームF42に入力された文字列が分類情報として格納される。
分類内の順序情報は、分類の中でのコンテンツの順序を示す。例えば、分類にn(nは自然数)個のコンテンツが属する場合には、1番目〜n番目までの何れかの順序がコンテンツに指定される。なお、分類に属するコンテンツが1つである場合には、分類内の順序情報は格納されなくてもよい。
コンテンツ内の順序情報は、コンテンツの中での画像又は動画の順序を示す。例えば、コンテンツにk(kは自然数)個の画像又は動画が属する場合には、1番目〜k番目までの何れかの順序が画像又は動画に指定される。なお、コンテンツに含まれる画像又は動画が1つである場合には、コンテンツ内の順序情報は格納されなくてもよい。
本実施形態の投稿者端末10では、各コンテンツの順序を指定可能であり、上記のように、データ記憶部200は、コンテンツデータベースDB2を記憶することによって、分類ごとに、当該分類のコンテンツの順序に関する順序情報を記憶することになる。
なお、データ記憶部200に記憶されるデータは、上記の例に限られない。例えば、データ記憶部200は、図2−図10に示す各画面を表示させるための画像データを記憶してもよいし、ページP6のレイアウトを示すレイアウトデータを記憶してもよい。
[3−2.受信部]
受信部201は、制御部21を主として実現される。受信部201は、投稿者端末10から、分類に関する分類情報が付与された複数のコンテンツの各々を受信する。受信部201は、コンテンツを繰り返し受信可能であり、1回の受信で1つのコンテンツを受信してもよいし、複数のコンテンツを一度に受信してもよい。受信部201は、受信したコンテンツと分類情報とを関連付けてコンテンツデータベースDB2に格納する。
例えば、投稿者が投稿画面G2のボタンB20を選択すると、投稿者端末10は、画像又は動画、タイトル、説明文、分類情報、分類内の順序情報、及びコンテンツ内の順序情報のデータセットを、サーバ20に送信する。受信部201は、当該データセットを受信すると、コンテンツデータベースDB2に新たなレコードを作成し、コンテンツIDを発行する。コンテンツIDは、所定の発行ルールに基づいて、他のコンテンツと重複しないように発行される。受信部201は、当該レコードに、コンテンツIDと、受信したデータセットと、を関連付けて格納する。
[3−3.更新部]
更新部202は、制御部21を主として実現される。更新部202は、受信部201によりコンテンツが受信された場合に、当該コンテンツに指定された順序に基づいて、当該コンテンツの分類の順序情報を更新する。更新部202は、受信部201によりコンテンツが受信されるたびに、当該コンテンツの分類の順序情報を更新する。
例えば、更新部202は、受信したコンテンツの順序が、投稿者により指定された順序となるように、順序情報を更新する。例えば、更新部202は、受信したコンテンツよりも順序が前のコンテンツは、順序を変更せず、受信したコンテンツよりも順序が後のコンテンツの順序を、1つずつ後となるように変更する。
[3−4.決定部]
決定部203は、制御部21を主として実現される。決定部203は、各コンテンツに付与された分類情報に基づいて、投稿者のページP6に表示させる複数の分類を決定する。本実施形態では、分類タブT612によって分類が表示されるので、決定部203は、分類タブT612を表示させる分類を決定することになる。
決定部203は、投稿者が指定した全ての分類を、ページP6に表示させる分類として決定してもよいし、投稿者が指定した分類のうちの一部を、ページP6に表示させる分類として決定してもよい。一部の分類だけをページP6に表示させる場合には、決定部203は、コンテンツ数が多い分類から順番に所定個数の分類を、ページP6に表示させる分類として決定してもよい。また例えば、決定部203は、コンテンツ数が閾値以上である分類を、ページP6に表示させる分類として決定してもよい。また例えば、決定部203は、ランダムに選出した一部の分類を、ページP6に表示させる分類として決定してもよい。
ページP6における分類の順序は、サーバ20に登録された順番であってもよいし、投稿者が指定可能であってもよい。分類の順序とは、ページP6における表示順である。例えば、水平方向に分類を並べる場合には、順序は、左又は右から何番目に表示するかを示す数値である。また例えば、垂直方向に分類を並べる場合には、順序は、上から何番目に表示するかを示す数値である。
例えば、決定部203は、ページP6に表示させる各分類のコンテンツの数に基づいて、当該分類の順序を決定してもよい。決定部203は、コンテンツの数が多い順となるように、各分類の順序を決定する。別の言い方をすれば、決定部203は、コンテンツ数の降順となるように、各分類の順序を決定する。
[3−5.ページ生成部]
ページ生成部204は、制御部21を主として実現される。ページ生成部204は、決定部203により決定された各分類を選択可能であり、何れかの分類が選択された場合に当該分類のコンテンツが表示されるページP6を生成する。なお、ページP6は、任意のデータ形式であってよく、例えば、html形式、xml形式、又は文書ファイル形式であってもよい。
分類を選択可能とは、分類を選択するための選択画像がページP6に表示されることである。選択画像は、分類を選択するための画像である。本実施形態では、選択画像の一例として分類タブT612を説明する。このため、本実施形態で分類タブT612と記載した箇所は、選択画像と読み替えることができる。ページ生成部204は、決定部203により決定された各分類の分類タブT612を選択可能であり、何れかの分類タブT612が選択された場合に当該分類タブT612が示す分類のコンテンツが表示されるページP6を生成することになる。なお、選択画像は、任意の形式の画像であってよく、例えば、ボタン、チェックボックス、ハイパーリンクが埋め込まれたテキスト、又は、プルダウンであってもよい。他にも例えば、選択画像は、(メイン)メニュー又はグローバルナビと呼ばれるものであってもよい。
例えば、ページ生成部204は、決定部203により決定された分類ごとに、当該分類を選択するための分類タブT612をページP6内に配置する。本実施形態では、決定部203により、各分類のコンテンツの数に基づいて順序が決定されるので、ページ生成部204は、決定部203により決定された順序で各分類が並ぶページP6を生成する。
なお、ページP6のレイアウトを示すデータは、データ記憶部200に予め記憶させておけばよく、分類タブT612の表示位置は、このデータに定義しておけばよい。例えば、ページ生成部204は、ページP6のレイアウトに基づいて、決定部203により決定された各分類を示す分類タブT612をページP6内に配置する。
また例えば、ページ生成部204は、何れかの分類が選択された場合に当該分類の分類内の順序情報で当該分類のコンテンツが並ぶページを生成してもよい。例えば、ページ生成部204は、何れかの分類が選択された場合に、コンテンツデータベースDB2を参照し、当該分類の分類内の順序情報を取得する。そして、ページ生成部204は、当該分類内の順序情報に基づいて、選択された分類の各コンテンツを並べたページP6を生成する。
本実施形態では、各コンテンツは画像を含み、ページP6には、決定部203により決定された分類ごとに、当該分類を選択するための分類タブT612が表示されるので、ページ生成部204は、決定部203により決定された分類の分類タブT612に、当該分類の中で順序が1番目のコンテンツの画像を含むページP6を生成してもよい。ページ生成部204は、コンテンツデータベースDB2を参照し、分類内の順序情報に基づいて、各分類の中で順序が1番目のコンテンツを特定する。ページ生成部204は、当該コンテンツの画像を分類タブT612の中に埋め込むことによって、分類タブT612を生成する。
また、本実施形態では、各コンテンツは、画像又は動画だけでなく、説明文や付与情報も含み、複数の項目がグループ化されているので、投稿者端末10では、グループ化されたコンテンツごとに、順序を指定可能であってもよい。ページ生成部204は、投稿者により指定された順序で、当該グループ化されたコンテンツが並ぶページP6を生成する。
[4.本実施形態において実行される処理]
次に、ページ生成システムSにおいて実行される処理を説明する。ここでは、コンテンツを投稿するためのコンテンツ投稿処理と、ページを生成するためのページ生成処理と、が実行される場合を説明する。下記に説明する処理は、図11に示す機能ブロックにより実行される処理の一例である。
[4−1.コンテンツ投稿処理]
図14−図15は、コンテンツ投稿処理のフロー図である。図14−図15に示すコンテンツ投稿処理は、制御部11,21が、それぞれ記憶部12,22に記憶されたプログラムに従って動作することによって実行される。
図14に示すように、まず、投稿者端末10において、制御部11は、
サーバ20に対し、アクセス要求を送信し(S100)、投稿者端末10とサーバ20との間で、所定のログイン処理が実行される(S101)。S100においては、投稿者が操作部14を操作し、ブラウザからメニュー画面G1のURLが指定されたり、所定のアプリケーションが起動されたりすると、制御部11は、サーバ20にアクセス要求を送信する。アクセス要求は、所定のデータ形式の要求であればよく、例えば、投稿者IDを含んでもよい。S101においては、投稿者がアカウントとパスワードを入力してもよいし、記憶部12に記憶されたアカウントとパスワードがサーバ20に送信されてもよい。
ログイン処理が成功すると、投稿者端末10において、制御部11は、メニュー画面G1を表示部15に表示させる(S102)。S102においては、サーバ20においては、制御部21は、投稿者端末10に対し、メニュー画面G1の表示データを送信する。投稿者端末10においては、表示データを受信すると、制御部11は、当該表示データに基づいて、メニュー画面G1を表示部15に表示させる。
制御部11は、操作部14の検出信号に基づいて、投稿者がボタンB12を選択したか否かを判定する(S103)。投稿者がボタンB12を選択したと判定されない場合(S103;N)、他のボタンB10,B11,B13が選択されたことになるので、選択されたボタンに応じた処理が実行され、本処理は終了する。
一方、投稿者がボタンB12を選択したと判定された場合(S103;Y)、制御部11は、投稿画面G2を表示部15に表示させる(S104)。S104においては、制御部11は、サーバ20に対し、投稿画面G2の表示データを要求してもよいし、記憶部12に記憶されたアプリケーションの処理によって投稿画面G2を表示可能であれば、特にサーバ20に対する要求が行われずに投稿画面G2を表示させてもよい。この点は、他の選択画面G3、情報入力画面G4、及び詳細設定画面G5についても同様である。
制御部11は、操作部14の検出信号に基づいて、投稿者の操作を特定する(S105)。S105においては、ボタンB20を選択する操作、ボタンB210を選択する操作、又は、表示領域A21を選択する操作が行われるものとする。なお、ここでは、画像又は動画がまだ選択されていない状態では、ボタンB20は選択できないものとする。また、画像又は動画が表示されていない表示領域A21は選択できないものとする。
投稿者がボタンB210を選択した場合(S105;B210)、制御部11は、記憶部12に記憶された画像データ及び動画データに基づいて、選択画面G3を表示部15に表示させる(S106)。S106においては、制御部11は、記憶部12に記憶された複数の画像データ及び複数の動画データに基づいて、複数の画像及び複数の動画の中の少なくとも1つを選択可能な選択画面G3を表示部15に表示させる。
制御部11は、操作部14の検出信号に基づいて、選択画面G3に表示された画像又は動画が選択されたか否かを判定する(S107)。画像又は動画が選択されたと判定されない場合(S107;N)、S104の処理に戻り、投稿画面G2が再び表示される。
一方、画像又は動画が選択されたと判定された場合(S107;Y)、制御部11は、選択画面G3を消去し、投稿者が選択した画像又は動画を投稿画面G2の表示領域A21に表示させ(S108)、新たな表示領域A21を表示させる(S109)。図4に示すように、S108においては、表示領域A21Aに選択された画像又は動画が表示され、S109においては、新たな表示領域A21Bが表示され、画像又は動画を追加することができるようになる。
一方、S105において、投稿者が表示領域A21を選択したと判定された場合(S105;A21)、図15に移り、制御部11は、情報入力画面G4を表示部15に表示させる(S110)。S110においては、制御部11は、選択された表示領域A21が示す画像又は動画を、情報入力画面G4に表示させる。
制御部11は、操作部14の検出信号に基づいて、投稿者の操作を特定する(S111)。S111においては、入力フォームF40にタイトルを入力する操作、入力フォームF41に説明文を入力する操作、入力フォームF42に分類を入力する操作、ボタンB43を選択する操作、ボタンB44を選択する操作、又は、投稿画面G2に戻る操作が行われるものとする。
投稿者が入力フォームF40にタイトルを入力した場合(S111;F40)、制御部11は、投稿者が入力したタイトルを入力フォームF40に表示させ(S112)、S111の処理に戻る。投稿者が入力したタイトルは、記憶部12に一時的に保持される。
S111において、投稿者が入力フォームF41に説明文を入力した場合(S111;F41)、制御部11は、投稿者が入力した説明文を入力フォームF41に表示させ(S113)、S111の処理に戻る。投稿者が入力した説明文は、記憶部12に一時的に保持される。
S111において、投稿者が入力フォームF42に分類を入力した場合(S111;F42)、制御部11は、投稿者が入力した分類を入力フォームF42に表示させ(S114)、S111の処理に戻る。投稿者が入力した分類は、記憶部12に一時的に保持される。
S111において、投稿者がボタンB43を選択した場合(S111;B43)、制御部11は、投稿者が選択した画像又は動画を削除し(S115)、S104の処理に戻り、投稿画面G2が表示される。この場合、投稿者が選択した画像又は動画を示す表示領域A21は、投稿画面G2から削除されることになる。
S111において、投稿者がボタンB44を選択した場合(S111;B44)、制御部11は、詳細設定画面G5を表示部15に表示させる(S116)。S116においては、制御部11は、選択中の画像又は動画を、詳細設定画面G5の表示領域A52に表示させる。
制御部11は、操作部14の検出信号に基づいて、投稿者の操作を特定する(S117)。S117においては、入力フォームF50に対する操作、ボタンB51を選択する操作、表示領域A52に対する操作、又は、情報入力画面G4に戻る操作の何れかが行われるものとする。
入力フォームF50に対する操作が行われた場合(S117;F50)、制御部11は、投稿者が指定した各分類の順序を入力フォームF50に表示させ(S118)、S117の処理に戻る。投稿者が指定した各分類の順序は、記憶部12に一時的に保持される。
S117において、投稿者がボタンB51を選択した場合(S117;B51)、制御部11は、投稿者が選択した画像又は動画を表示領域A52に表示させ(S119)、S117の処理に戻る。S119においては、S106〜S107の処理と同様にして、制御部11は、選択画面G3を表示部15に表示させ、投稿者による画像又は動画の選択を受け付けるようにすればよい。
S117において、表示領域A52に対する操作が行われた場合(S117;A52)、制御部11は、投稿者が指定した順序に基づいて、コンテンツ内での画像又は動画の順序を変更し(S120)、S120の処理に戻る。投稿者が指定したコンテンツ内での順序は、記憶部12に一時的に保持される。
S117において、情報入力画面G4に戻る操作が行われた場合(S117;戻る)、S110の処理に戻り、情報入力画面G4が表示部15に表示される。また、S111において、投稿画面G2に戻る操作が行われた場合(S111;戻る)、図14のS104の処理に戻り、投稿画面G2が表示部15に表示される。
S105において、投稿者がボタンB20を選択したと判定された場合(S105;B20)、制御部11は、サーバ20に対し、投稿者が選択したコンテンツと、投稿者が入力した付与情報と、を送信する(S121)。S121においては、制御部11は、記憶部12に記憶された画像データ又は動画データとともに、S112で入力されたタイトル等を含む付与情報を送信する。
サーバ20においては、制御部21は、コンテンツと付与情報を受信すると、これらをコンテンツデータベースDB2に格納し(S122)、本処理は終了する。S122においては、制御部21は、コンテンツデータベースDB2に新たなレコードを作成し、受信したコンテンツのコンテンツIDを発行する。そして、制御部21は、コンテンツIDに関連付けて、受信したコンテンツと付与情報とを格納する。また、S122においては、制御部21は、受信したコンテンツの分類情報に基づいて、投稿者データベースDB1を更新する。例えば、投稿者が新たな分類を指定した場合には、制御部21は、投稿者データベースDB1に当該新たな分類を格納する。また例えば、投稿者が指定済みの分類のコンテンツを投稿した場合には、制御部21は、投稿者データベースDB1の当該分類のコンテンツ数を増加させる。
[4−2.ページ生成処理]
図16−図17は、ページ生成処理のフロー図である。図16−図17に示すページ生成処理は、制御部21,31が、それぞれ記憶部22,32に記憶されたプログラムに従って動作することによって実行される。
図16に示すように、閲覧者端末30においては、制御部31は、サーバ20に対し、ページP6の表示要求を送信する(S200)。S200においては、閲覧者が操作部34を操作し、ブラウザからページP6のURLが指定されたり、所定のアプリケーションから投稿者が指定されたりすると、制御部11は、ページP6の表示要求を送信する。
サーバ20においては、表示要求を受信すると、制御部21は、投稿者データベースDB1に基づいて、ページP6に分類タブT612を表示させる分類と順序を決定する(S201)。S201においては、制御部21は、投稿者データベースDB1のうち、ページP6の投稿者に対応するレコードを参照し、当該レコードに格納されたコンテンツ数が多い順に所定個数の分類を特定し、コンテンツ数の降順となるように、各分類の順序を決定する。
制御部21は、コンテンツデータベースDB2に基づいて、S201で決定した各分類の分類タブT612を生成する(S202)。S202においては、制御部21は、S201で決定した分類ごとに、分類名と、順序が1番目のコンテンツの画像と、を含む分類タブT612を生成する。
制御部21は、S202で生成した分類タブT612を、S201で決定した順序で並べたページP6の表示データを生成する(S203)。S203においては、制御部21は、S202で生成した分類タブT612を、コンテンツ数が多い順に並べて配置する。なお、表示データには、分類タブT612が示す分類を識別可能な情報が含まれているものとする。制御部21は、閲覧者端末30に対し、S203で生成したページP6の表示データを送信する(S204)。
閲覧者端末30においては、表示データを受信すると、制御部31は、ページP6を表示させる(S205)。ここでは、表示領域A60の「インフォメーション」のメニューが選択された場合の処理を説明するが、他のメニューが選択された場合には、メニューに応じた内容が表示領域A62に表示される。
制御部11は、操作部14の検出信号に基づいて、閲覧者の操作を特定する(S206)。S206においては、基本情報タブT610を選択する操作、スポットライトタブT611を選択する操作、分類タブT612を選択する操作、パンフレットタブT613を選択する操作、又は、ページP6を閉じる等のその他の操作の何れかが行われるものとする。
閲覧者が基本情報タブT610を選択した場合(S206;T610)、制御部11は、サーバ20に対し、基本情報タブT610が選択されたことを通知する(S207)。サーバ20においては、通知を受信すると、制御部21は、基本情報タブT610に対応する表示領域A62の表示データを生成して送信する(S208)。S208においては、制御部21は、投稿者データベースDB1に格納された基本情報に基づいて、表示領域A62の表示データを生成する。閲覧者端末30においては、表示データを受信すると、制御部31は、投稿者の基本情報を表示領域A62に表示させる(S209)。
S206において、閲覧者がスポットライトタブT611を選択した場合(S206;T611)、図17に移り、制御部21は、サーバ20に対し、スポットライトタブT611が選択されたことを通知する(S210)。サーバ20においては、通知を受信すると、制御部21は、スポットライトタブT611に対応する表示領域A62の表示データを生成して送信する(S211)。S211においては、制御部21は、コンテンツデータベースDB2に格納されたコンテンツのうち任意のコンテンツに基づいて、表示領域A62の表示データを生成する。閲覧者端末30においては、表示データを受信すると、制御部31は、おすすめのコンテンツを表示領域A62に表示させる(S212)。
S206において、閲覧者が分類タブT612を選択した場合(S206;T612)、図17に移り、サーバ20に対し、分類タブT612が選択されたことを通知する(S213)。
サーバ20においては、通知を受信すると、制御部21は、分類タブT612に対応する表示領域A62の表示データを生成して送信する(S214)。S214においては、制御部21は、コンテンツデータベースDB2のうち、分類タブT612が示す分類のレコードを参照する。制御部21は、当該レコードに格納された分類内の順序情報とコンテンツ内の順序情報と、に基づいて、当該レコードに格納されたコンテンツを表示領域A62内に並べる。なお、制御部21は、タイトルが指定されたコンテンツについては、コンテンツの最初にタイトルを配置する。
閲覧者端末30においては、表示データを受信すると、制御部31は、分類タブT612が示す分類のコンテンツを表示領域A62に表示させる(S215)。S215においては、図10で説明したように、閲覧者が選択した分類タブT612が示す分類のコンテンツが、投稿者が指定した順序で並ぶように表示される。
S206において、閲覧者がパンフレットタブT613を選択した場合(S206;T613)、図17に移り、制御部31は、サーバ20に対し、パンフレットタブT613が選択されたことを通知する(S216)。サーバ20においては、通知を受信すると、制御部21は、ページに表示中の内容に基づいて、パンフレットデータを生成して送信する(S217)。閲覧者端末30においては、パンフレットデータを受信すると、制御部31は、記憶部12に記録する(S218)。
S206において、閲覧者がその他の操作をした場合(S206;その他)、ページP6を閉じる処理が実行され、本処理は終了する。
実施形態のページ生成システムSによれば、コンテンツに付与された分類に基づいて、投稿者のページP6に表示させる分類が決定され、コンテンツを分類して表示するページP6に新たなコンテンツを簡単に追加することができる。また、新たなコンテンツに合った分類がまだ指定されていない場合であったとしても、ページ生成システムS側で当該新たなコンテンツの分類が決定されるので、このような場合でも新たな分類を簡単に追加することができる。更に、分類は、投稿者が任意の分類を指定可能なので、コンテンツの内容に応じた分類を選択可能となり、使い勝手のよいユーザインタフェースを提供することができる。また、コンテンツには複数の分類を指定可能であり、これら複数の分類の各々が選択された場合に当該コンテンツを呼び出すことができる。この点、分類ごとに別々のページを用意しておく場合には、ページごとにコンテンツのデータを用意する必要があるが、ページ生成システムSでは、1つのデータからコンテンツを呼び出せば済むので、サーバ20のメモリ消費量を抑制することができる。
また、投稿者端末10において、分類内でのコンテンツの順序が指定され、ページP6で分類が選択された場合に、分類内での順序情報に基づいて、コンテンツが並ぶページP6が生成され、投稿者の意図に沿った順序でコンテンツが並ぶページP6を生成することができる。
また、分類タブT612に、分類内での順序が1番目のコンテンツが代表画像として表示されることで、分類の内容を視覚的に把握しやすいユーザインタフェースを提供することができる。即ち、投稿者が1番目に指定したコンテンツは、その分類の特徴が最も良く表れているコンテンツなので、当該コンテンツを代表画像として分類タブT612に表示させることで、分類の特徴を把握しやすいユーザインタフェースとすることができる。
また、各コンテンツは、画像や説明文といった複数の項目がグループ化されており、グループ化されたコンテンツごとに、順序を指定可能とすることで、投稿者の意図に沿った順序で、グループ化されたコンテンツが並ぶページP6を生成することができる。
また、ページP6に表示させる各分類のコンテンツの数に基づいて、分類の順序が決定されることで、コンテンツの数が多い順に分類を並べることができ、より使いやすいユーザインタフェースとすることができる。
また、選択画像として分類タブT612をページP6に配置することで、より使いやすいユーザインタフェースとすることができる。
[5.変形例]
なお、本発明は、以上に説明した実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜変更可能である。
図18は、変形例の機能ブロック図である。図18に示すように、以降説明する変形例では、実施形態で説明した機能に加えて、設定部205とグループ化部206とが実現される。
(1)例えば、投稿者端末10では、各コンテンツの有効期限を指定可能であってもよい。有効期限は、コンテンツを表示させるべき期間、又は、コンテンツに付与された分類を分類タブT612として表示させるべき期間である。別の言い方をすれば、有効期限は、コンテンツに付与された分類を選択可能とする期間である。例えば、有効期限は、開始時点と終了時点が設定されてもよいし、終了時点だけが設定されてもよい。
有効期限に開始時点と終了時点が設定される場合には、コンテンツの投稿時点が開始時点よりも前であれば、開始時点が訪れるまでは、コンテンツは有効とはならない。即ち、開始時点が訪れるまでは、投稿されたコンテンツがページP6に表示されなかったり、当該コンテンツの分類が分類タブT612として表示されなかったりする。その後、開始時点が訪れると、コンテンツが有効となる。即ち、開始時点が訪れると、投稿されたコンテンツがページP6に表示されたり、当該コンテンツの分類が分類タブT612として表示されたりする。そして、終了時点が訪れると、投稿されたコンテンツがページP6に表示されなくなったり、当該コンテンツの分類が分類タブT612として表示されなくなったりする。
有効期限に終了時点だけが設定される場合には、コンテンツが投稿されてから終了時点が訪れるまでは、コンテンツは有効となる。即ち、コンテンツは、投稿後すぐに有効となり、終了時点が訪れるまでは、投稿されたコンテンツはページP6に表示されたり、当該コンテンツの分類が分類タブT612として表示されたりする。その後、終了時点が訪れた場合に、コンテンツは無効となる。即ち、終了時点が訪れると、投稿されたコンテンツがページP6に表示されなくなったり、当該コンテンツの分類が分類タブT612として表示されなくなったりする。
図19は、変形例(1)の詳細設定画面G5の一例を示す図である。図19に示すように、変形例(1)の詳細設定画面G5には、コンテンツの有効期限を入力するための入力フォームF53が表示される。図19に示すように、例えば、投稿者は、詳細設定画面G5の入力フォームF53を選択し、選択中の画像又は動画の有効期限を示す任意の数値を入力する。なお、有効期限の入力方法は、数値入力に限られない。例えば、プルダウン形式で有効期限が入力されてもよいし、カレンダーを表示させて有効期限が入力されてもよい。
本変形例のページ生成システムSは、設定部205を含む。設定部205は、制御部21を主として実現される。設定部205は、有効期限が指定されたコンテンツに対し、当該指定された有効期限を設定する。例えば、本変形例のコンテンツデータベースDB2には、各コンテンツの有効期限が格納される。設定部205は、投稿者が指定した有効期限をコンテンツに関連付けてコンテンツデータベースDB2に格納することによって、コンテンツに有効期限を設定する。
例えば、決定部203は、有効期限が経過したコンテンツの分類は、ページP6に表示させる分類として決定せず、有効期限が経過していないコンテンツの分類を、ページP6に表示させる分類として決定する。決定部203は、リアルタイムクロック等を利用して現在日時を取得し、現在日時が各コンテンツの有効期限内であるか否かを判定する。決定部203は、有効期限が経過したコンテンツについては、分類タブT612をページP6に配置せず、有効期限が経過していないコンテンツ(有効期限内のコンテンツ)については、分類タブT612をページP6に配置する。
図20は、有効期限が経過する前後におけるページP6の変化を示す図である。図20に示すように、ページP6には、分類タブT612A〜T612Cが表示され、分類タブT612A〜T612Cは、それぞれ「クリスマス」、「部屋」、及び「AAA会員」の分類を示す。これらの分類のうち、「クリスマス」のコンテンツに、有効期限として「2018年12月25日」が設定されていたとする。
この場合、決定部203は、現在日時が「2018年12月25日」以降であるか否かを判定する。現在日時が「2018年12月25日」以降である場合、決定部203は、「クリスマス」の分類を、ページP6に表示させる分類としては決定しない。このため、図20に示すように、「クリスマス」の有効期限が経過すると、「クリスマス」の分類タブT612Aは表示されないようになり、その代わりに、「部屋」、「AAA会員」、及び「ダイニング」の各々の分類タブT612が表示されるようになる。
変形例(1)によれば、コンテンツに有効期限を設定し、有効期限が経過したコンテンツの分類は分類タブT612を表示させず、有効期限が経過していないコンテンツの分類は分類タブT612を表示させることにより、不要な情報がいつまでも表示されるといったことを防止できる。更に、投稿者が手動で分類タブT612の削除をするといった手間を省くこともできる。
(2)また例えば、投稿者端末10では、コンテンツのタイトルを省略可能であり、タイトルが指定されたコンテンツと、タイトルが省略されたコンテンツと、が連続して投稿された場合には、これらをグループ化して、同じ1つのコンテンツとみなすようにしてもよい。なお、1回の投稿で1つの画像又は動画しか投稿できない仕様を採用した場合には、個々の画像又は動画が別個のコンテンツとして扱われることが多いが、変形例(2)によれば、このような仕様であったとしても、複数の画像又は動画をグループ化して1つのコンテンツとみなすことができるので、特に有益である。
図21は、変形例(2)の処理の説明図である。図21の例では、コンテンツC1は、画像I1を含み、「スーペリアルーム」というタイトルT1が入力され、説明文が省略されている。一方、コンテンツC2は、画像I2を含み、説明文D2が入力され、タイトルが省略されている。これら2つのコンテンツC1,C2が同時に投稿された場合には、図21に示すように、1つのコンテンツC3とみなし、当該コンテンツC3の中で、タイトルT1、画像I1、画像I2、及び説明文D2の順で並ぶようにしてもよい。
本変形例のページ生成システムSは、グループ化部206を含む。グループ化部206は、制御部21を主として実現される。グループ化部206は、タイトルが指定された第1コンテンツと、タイトルが指定されなかった第2コンテンツと、を受信部201が受信した場合に、第1コンテンツと第2コンテンツをグループ化する。
第1コンテンツは、タイトルが指定されたコンテンツであり、説明文を含んでいてもよいが、ここでは、第1コンテンツは、第1画像が指定され、説明文(文字列)が省略されたコンテンツであるものとする。また例えば、第2コンテンツは、タイトルが指定されなかったコンテンツであり、説明文が省略されていてもよいが、ここでは、第2コンテンツは、第2画像と説明文(文字列)が指定されたコンテンツであるものとする。
例えば、グループ化された第1コンテンツと第2コンテンツ内の画像や説明文の順序は、任意の方法によって決定されるようにしてもよい。例えば、投稿順に表示させてもよいし、第2画像を第1画像よりも前に配置してもよい。ここでは、図21に示すように、ページ生成部204は、グループ化された第1コンテンツと第2コンテンツの分類が選択された場合に、当該グループ化された第1コンテンツと第2コンテンツについては、第1コンテンツのタイトル、第1画像、第2画像、及び文字列の順で表示するページを生成するものとする。
変形例(2)によれば、タイトルが指定された第1コンテンツと、タイトルが指定されなかった第2コンテンツと、をグループ化することにより、コンテンツを見やすいページP6とすることができる。また例えば、1回の投稿で1つの画像又は動画しか投稿できない仕様にしたとしても、複数のコンテンツをグループ化して1つのコンテンツにまとめることができ、コンテンツの管理を容易にすることができるので、特に有益である。
また、第1画像が指定され、文字列が省略された第1コンテンツと、第2画像と文字列が指定された第2コンテンツと、が投稿された場合に、タイトル、第1画像、第2画像、文字列の順で表示することにより、グループ化されたコンテンツを見やすい状態でページP6に表示させることができる。
(3)また例えば、上記変形例を組み合わせてもよい。
また例えば、実施形態では、投稿者が画像又は動画を選択した後に、当該画像又は動画の順序を指定する場合を説明したが、画像又は動画の順序は、当該画像又は動画を選択する前に指定可能としてもよい。即ち、これから選択する画像又は動画の順序を先に指定させた後に、画像又は動画を選択させるようにしてもよい。例えば、投稿画面G2において、投稿済みのコンテンツを表示させ、その中で投稿者が順序を指定した後に、当該順序に挿入する画像又は動画を選択させるようにしてもよい。
また例えば、投稿画面G2において、投稿済みのコンテンツの分類を指定可能とし、投稿者が分類を指定した場合に、投稿済みの画像又は動画を表示(即ち、現状のページP6を表示)させてもよい。その後、投稿者が、画像又は動画(まだ選択していない画像又は動画)を挿入したい順序(例えば、1番目と2番目の間)を指定すると、ボタンB210が表示され、その後に画像又は動画を選択して投稿してもよい。この場合、選択された画像又は動画は、上記指定された順序(例えば、2番目)に挿入される。この場合、指定された順序以降の投稿済みのコンテンツは、1つずつ順序がずれることになる。
また例えば、実施形態では、施設を紹介するページP6を例に挙げて説明したが、ページ生成システムSは、種々のタイプのページを生成してよい。例えば、ページ生成システムSは、企業を紹介するページ、投稿者のブログのページ、又は、ソーシャルネットワーキングサービスに関する投稿者のページを生成してもよい。この場合も実施形態と同様に、ページ生成システムSは、投稿者が指定した分類を選択可能なページを生成すればよい。
また例えば、実施形態では、コンテンツに付与された分類情報に基づいて、ページP6に表示させる分類タブT612が決定される場合を説明したが、分類タブT612は、投稿者が手動で設定してもよい。この場合、決定部203は省略してもよい。更に、ページ生成システムSから決定部203を省略する場合には、ページ生成システムは、受信部201、更新部202、及びページ生成部204だけを含むようにしてもよい。
また例えば、投稿者端末10、サーバ20、及び閲覧者端末30の各々で機能が分担されてもよい。また例えば、決定部203は、閲覧者端末30において実現されてもよい。この場合、決定部203は、制御部31を主として実現される。閲覧者端末30の決定部203は、サーバ20から投稿者が投稿したコンテンツの分類情報を取得し、当該分類情報に基づいて、ページP6に表示させる分類を決定してもよい。また例えば、ページ生成部204は、閲覧者端末30において実現されてもよい。この場合、ページ生成部204は、制御部31を主として実現される。閲覧者端末30のページ生成部204は、サーバ20の決定部203により決定された分類を取得してもよいし、閲覧者端末30の決定部203により決定された分類を取得してもよい。閲覧者端末30のページ生成部204は、当該取得した分類に基づいて、ページP6を生成する。
また例えば、データ記憶部200で記憶されるものとして説明したデータは、サーバ20とは異なるデータベースサーバによって記憶されてもよいし、ページ生成システムSの外部にあるデータベースサーバによって記憶されていてもよい。