JP6712378B2 - 繊維構造体用の接合材料および繊維構造体 - Google Patents

繊維構造体用の接合材料および繊維構造体 Download PDF

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Description

本発明は、天然ゴムラテックスと水系ウレタン樹脂とによる耐洗濯性を持つ粘着剤およびそれを用いた繊維構造体用接合材料に関するものである。詳しくは、粘着面同士を接着させ、その接着を繰り返し行う部分に主として用いる製品に使用するものである。例えば、アウトドアウエア等において袖口を止める留め具、ファスナーの上を覆うカバーを固定する留め具、ブラジャーなどのホック、袋やカバンなど内部に物品を入れて搬送するための物品搬送体に使用する留め具などとして使用する。さらに粘着剤層をもった洗濯が可能な繊維構造体用接合材料に関する。
従来、衣類など繊維構造体には、布帛同士を接合する道具が使用されてきた。ボタン、フック、面ファスナーなどである。
しかしながら、ボタン、フックは指先での作業が必要という不便があった。面ファスナーは面状に突起があり、ほこりなど繊維異物が付着しやすいという問題があった。さらにいずれかの部材に凸型があるため、周囲の繊維を傷付やすい問題がある。
一方、繊維構造体用ではないが感圧接着剤組成物が提案されている(例えば特許文献1および2参照。)
特開2004−359887号公報 特開2004−51663号公報
繊維構造物に使用されるものであるため、その接合材料には耐洗濯性が要求される。感圧接着剤を利用する場合にはこれも考慮しなくてはならない。しかしながら従来の感圧接着剤では耐洗濯性が十分とは言えなかった。本発明は、粘着剤により接合しうるものであって、耐洗濯性に優れた繊維構造体用接合材料を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明は以下の構成を有する。
基材、ならびに天然ゴムラテックス60〜80質量%および水系ウレタン樹脂20〜40質量%を含有する粘着剤層を有する繊維構造体用接合材料であり、前記繊維構造体用接合材料を使用した繊維構造体である。
本発明の好ましい態様として以下のものが挙げられる。
繊維構造体が、布帛からなり、衣料、物品保管構造体または物品搬送体である前記繊維構造体用接合材料、
基材が面状物である前記いずれかの繊維構造体用接合材料、
基材がプラスチックフィルムまたは布帛である前記いずれかの繊維構造体用接合材料。
また上記接合材料の製造方法として本発明は以下の構成を有する。
基材上に天然ゴムラテックスおよび水系ウレタン樹脂を含有する粘着剤層用組成物を塗布し、粘着剤層を設ける工程を有する、上記いずれかの繊維構造体用接合材料の製造方法。
そして、本発明の利用の態様としては上記いずれかの記載の繊維構造体用接合材料を使用した繊維構造体である。
本発明によれば、汚れが付いた後も洗浄することで清浄化でき、繰り返し使用ができる接合材料を有する繊維構造体が得られる。
以下本発明を実施するための形態について説明する。
<基材>
本発明の接合材料は、基材の上に粘着剤層を有する。基材としては織物、編み物、不織布などの布帛、溶融押出成形法、溶融流延法、カレンダー法など既知の方法により製造されたプラスチックフィルムが使用できる。平面である必要はないが面状物であることが好ましい。 布帛およびプラスチックフィルムの素材としては、ポリプロピレン、ポリエチレン、ポリエステル、ナイロン、アクリル、ウレタン、それらの混合物および共重合体などが例示される。
<粘着剤層>
本発明の粘着剤層は天然ゴムラテックスおよび水系ウレタン樹脂を含有する。天然ゴムラテックス固形分および水性ウレタン樹脂固形分の和に対し、天然ゴムラテックス固形分が60〜80質量%、また水性ウレタン樹脂固形分が20〜40質量%であることが必要である。さらに天然ゴムラテックスの固形分は65〜75質量%であることが好ましい。また、水性ウレタン樹脂固形分が25〜35質量%であることが好ましい。
上記範囲とすることにより、粘着剤層の基材との密着性が優れ、且つ接合材料同士を貼り合わせたとき粘着剤層同士は接着するが、それ以外の物とは接着しにくいという特徴を持ち、さらに洗濯しても接着性の低下は小さい。 基材と粘着剤層との結合は、粘着剤層自らの粘着性により行われるのでもよく、基材と粘着剤層との間に接着剤が存在してもよい。
<天然ゴムラテックス>
本発明の粘着剤層は天然ゴムラテックスを含有する。天然ゴムとは天然に産するゴムを意味し、通常は、水等の媒体中に天然ゴム粒子が分散されたエマルジョンである天然ゴムラテックスとして得られる。
<水系ウレタン樹脂>
本発明の粘着剤層はさらに水系ウレタン樹脂を含有する。水系ウレタン樹脂とは水に溶解もしくは分散されている、または溶解もしくは分散されていたウレタン樹脂を意味する。水系ウレタン樹脂は、例えば、ノニオン性界面活性剤などの乳化剤の存在下で、高い機械的剪断力によりポリウレタンを水性媒体中に乳化する強制乳化法、ジメチロールプロピオン酸などの親水性官能基を有する単量体から誘導される単位を導入したポリウレタンを水性媒体中に乳化する自己乳化法等により製造することができる。これらの方法のうち、例えば、強制乳化法としては、反応の完了した液状ポリウレタンポリマーを、乳化剤でエマルジョン化する転相乳化法、末端イソシアネートプレポリマーを乳化分散すると同時に、またはその後にジアミン等の鎖伸長剤で鎖伸長反応を行って高分子量化するプレポリマー法などが挙げられる。
さらに、乳化分散性を向上させるために、ポリウレタンの主鎖または側鎖に、ポリエチレンオキサイド等から誘導される単位を導入したり、耐溶剤性、耐熱性、耐熱水性を向上させる目的で、鎖伸長剤としてジエチレントリアミンなどの三官能アミン、トリメチロールプロパンなどの三官能アルコール等を反応させ、架橋構造を形成するなどのポリウレタン自体の変性による改質手段も本発明に好適に使用することができる。
合成に使用されるポリオールとしては、例えば、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリエステルポリカーボネートポリオールなどを挙げることができる。これらの高分子ポリオールは単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。これらのうちでも高分子ポリオールとしては、ポリエステルポリオール、ポリエーテルポリオール、ポリカーボネートポリオール、ポリエステルポリカーボネートポリオールを使用するのが好ましい。
上記のポリエステルポリオールは、例えば、常法に従い、ジカルボン酸またはそのエステル、無水物などのエステル形成性誘導体と低分子ポリオールとを直接エステル化反応またはエステル交換反応に付すか、ラクトンを開環重合することにより製造することができる。
ポリエステルポリオールの製造に用いられる低分子ポリオールとしては、ポリエステルの製造において一般的に使用されているものを用いることができ、例えば、エチレングリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、プロピレングリコール、1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、2,2−ジエチル−1,3−プロパンジオール、2−メチル−1,3−プロパンジオール、1,3−ブタンジオール、1,4−ブタンジオール、2−メチル−1,6−ヘキサンジオール、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,8−オクタンジオール、2−メチル−1,8−オクタンジオール、2,7−ジメチル−1,8−オクタンジオール、1,9−ノナンジオール、2,8−ジメチル−1,9−ノナンジオール、1,10−デカンジオールなどの炭素数2〜15の脂肪族ジオール;シクロヘキサンジオール、シクロヘキサンジメタノール、ジメチルシクロオクタンジメタノールなどの脂環式ジオール;1,4−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼンなどの芳香族ジオールなどを挙げることができる。これらの低分子ポリオールは単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
ポリエステルポリオールの製造に用いられるジカルボン酸としては、ポリエステルの製造において一般的に使用されているものを用いることができ、例えば、コハク酸、グルタル酸、アジピン酸、ピメリン酸、スベリン酸、アゼライン酸、セバシン酸、ドデカン二酸、メチルコハク酸、2−メチルグルタル酸、3−メチルグルタル酸、トリメチルアジピン酸、2−メチルオクタン二酸、3,8−ジメチルデカン二酸、3,7−ジメチルデカン二酸などの炭素数4〜12の脂肪族ジカルボン酸;シクロヘキサンジカルボン酸などの脂環式ジカルボン酸;テレフタル酸、イソフタル酸、オルトフタル酸、ナフタレンジカルボン酸などの芳香族ジカルボン酸またはそのエステル形成性誘導体などを挙げることができる。これらのジカルボン酸は単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
前記のラクトンの例としては、ε−カプロラクトン、β−メチル−δ−バレロラクトンなどを挙げることができる。これらのラクトンは単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
ポリエーテルポリオールとしては、例えば、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ポリテトラメチレングリコール、ポリ(メチルテトラメチレングリコール)などを挙げることができる。これらのポリエーテルポリオールは単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
ポリカーボネートポリオールとしては、例えば、低分子ポリオールとジアルキルカーボネート、アルキレンカーボネート、ジアリールカーボネートなどのカーボネート化合物との反応により得られるものを使用することができる。ポリカーボネートポリオールを構成する低分子ポリオールとしては、ポリエステルポリオールの構成成分として先に例示した低分子ポリオールを用いることができる。
ポリエステルポリカーボネートポリオールとしては、例えば、低分子ポリオール、ジカルボン酸およびカーボネート化合物を同時に反応させて得られるものを使用することができる。あるいは、予め上記した方法によりポリエステルポリオールおよびポリカーボネートポリオールをそれぞれ合成し、次いでそれらをカーボネート化合物と反応させるか、または低分子ポリオールおよびジカルボン酸と反応させて得られるものを使用することができる。
合成に使用される有機ジイソシアネートとしては、通常のエマルジョン系ポリウレタンの製造に従来から使用されている分子中に2個のイソシアネート基を含有する公知の脂肪族、脂環式、芳香族の有機ジイソシアネートを使用することができ、例えば、イソホロンジイソシアネート、トリレンジイソシアネート、4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネート、p−フェニレンジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネート、キシリレンジイソシアネート、ヘキサメチレンジイソシアネート、4,4´−ジシクロヘキシルメタンジイソシアネート、3,3´−ジクロロ−4,4´−ジフェニルメタンジイソシアネート、水素化キシリレンジイソシアネートなどを挙げることができる。これらの有機ジイソシアネートは単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
鎖伸長剤としては、通常のエマルジョン系ポリウレタンの製造に従来から使用されている鎖伸長剤を使用することができる。例えば、ヒドラジン、エチレンジアミン、プロピレンジアミン、キシリレンジアミン、イソホロンジアミン、フェニレンジアミン、トリレンジアミン、アジピン酸ジヒドラジド、イソフタル酸ジヒドラジド、ヘキサメチレンジアミン、4,4´−ジアミノジフェニルメタン、4,4´−ジアミノジシクロヘキシルメタンなどのジアミン、エチレングリコール、プロピレングリコール、1,4−ブタンジオール、1,6−ヘキサンジオール、1,4−シクロヘキサンジオール、ビス(β−ヒドロキシエチル)テレフタレート、3−メチル−1,5−ペンタンジオール、シクロヘキサンジオール、キシリレングリコール、1,4−ビス(β−ヒドロキシエトキシ)ベンゼン、ネオペンチルグリコールなどのジオール、アミノエチルアルコール、アミノプロピルアルコールなどのアミノアルコールなどを挙げることができる。これらの鎖伸長剤は単独で使用してもよく、2種以上を併用してもよい。
本発明に使用される水系ポリウレタンポリマーには、さらに必要に応じて、公知の添加物、例えば、酸化防止剤、紫外線吸収剤、浸透剤、増粘剤、防黴剤、染料、顔料、充填剤、凝固調節剤などを配合することができる。
<粘着剤および粘着剤層の製造>
本発明に係る粘着層用組成物は、水系ウレタン樹脂と天然ゴムラテックスと添加剤とを、必要あれば水などの液状媒体の存在下で混合撹拌し、分散液または溶液として製造することができる。さらに粘着剤層を有する繊維構造体用接合材料は、例えば前記の方法により調製した粘着剤層用組成物を、例えばナイフコーターを用いて、布帛、プラスチックフィルムなどの基材の上に塗布し、例えば100℃以上で乾燥を行い、必要に応じてエージングして、粘着剤層を得ることにより、作製することができる。乾燥とエージングにおける温度と時間は基材等に併せ適宜変更できる。
基材への塗布方法としては、他にコンマコーター、ワイヤーコーター、ダイコーター、スプレーコーターなどのほか、グラビアコーター、フレキソコーター、スクリーンなど印刷と同じ方法でも塗布でき、刷毛などにより手動で塗布することもできる。基材に付着させる方法は問わない。
<繊維構造体>
本発明の接合材料は繊維構造体に取り付けられる。繊維構造体としては
アウトドアウエア、カッパ、コート等のアウターウエア、下着、寝具、手袋、シューズバンド、ベビーウエア、紳士服、婦人服、手芸品、などの衣料、
鞄、袋物、用具ケース、梱包資材など物品を中に入れる物品保管構造体または物品を搬送しうる搬送体に利用できる。
本発明の接合材料を繊維構造体に設けるには、基材と繊維構造体本体とを、縫合、接着材で接着する方法があげられる。
以下実施例を用いて本発明の実施態様を説明する。なお、評価は以下の方法で行った。
<粘着剤の接着性>
試料として、洗濯前のものと、洗濯を5〜100回繰り返した後のものを使用し、せん断荷重を測定した。
<洗濯操作>
洗濯操作はJIS L−0217(1995)の付表1の洗い方103における方法にて5〜100回行った。
<せん断荷重>
粘着試験片を幅20mmに裁断、2枚用意し、これらの粘着面どうしを20mmの長さで張り合わせて、2kgのローラーにて1往復圧着し、張り合わせる。張り合わせて30分後、張り合わせた試験片を引張試験機(株式会社オリエンテック製テンシロン万能試験機)に固定し、速度300mm/分にてせん断荷重を測定した。
<実施例1>
天然ゴムラテックス[Yulex K−Grade Emulsion(SDK10000)(YULEX Corporation)]を固形分比率で80質量%および水系ポリウレタン樹脂[“タケラック”(登録商標。以下同じ。) WS−5980(三井化学株式会社)]を固形分比率で20質量%入れ撹拌し、混合溶液を調製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<実施例2>
天然ゴムラテックス[Yulex K−Grade Emulsion(SDK10000)(YULEX Corporation)]を固形分比率で70質量%および水系ポリウレタン樹脂[“タケラック”WS−5980(三井化学株式会社)]を固形分比率で30質量%入れ撹拌し、混合溶液を調製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<実施例3>
天然ゴムラテックス[Yulex K−Grade Emulsion(SDK10000)(YULEX Corporation)]を固形分比率で60質量%および水系ポリウレタン樹脂[“タケラック”WS−5980(三井化学株式会社)]を固形分比率で40質量%入れ撹拌し、混合溶液を調製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<実施例4>
天然ゴムラテックス[Yulex K−Grade Emulsion(SDK10000)(YULEX Corporation)]を固形分比率で70質量%および水系ポリウレタン樹脂[“タケラック”W−6100(三井化学株式会社)]を固形分比率で30質量%入れ撹拌し、混合溶液を調製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<実施例5>
天然ゴムラテックス[Yulex K−Grade Emulsion(SDK10000)(YULEX Corporation)] を固形分比率で70質量%および水系ポリウレタン樹脂[“アクアリンカー”(登録商標。以下同じ。)SU500(コニシ株式会社)]を固形分比率で30質量%入れ撹拌し、混合溶液を調製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調整した粘着剤層用溶液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<実施例6>
天然ゴムラテックス[“サイビノール”(登録商標。以下同じ。)加圧接着剤12 (サイデン化学株式会社)] を固形分で70質量%および水系ポリウレタン樹脂[“タケラック”WS−5980(三井化学株式会社)]を固形分で30質量%入れ撹拌し、混合溶液を調製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<実施例7>
天然ゴムラテックス[“サイビノール”加圧接着剤12 (サイデン化学株式会社)]を固形分比率で70質量%および水系ポリウレタン樹脂[“タケラック”W−6110(三井化学株式会社)]を固形分比率で30質量%入れ撹拌し、混合溶液を調製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<実施例8>
天然ゴムラテックス[“サイビノール”加圧接着剤12 (サイデン化学株式会社)] を固形分比率で70質量%および水系ポリウレタン樹脂[“アクアリンカー”(コニシ株式会社)]を固形分比率で30質量%入れ撹拌し、混合溶液を調製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<実施例9>
天然ゴムラテックス[Yulex K−Grade Emulsion(SDK10000)(YULEX Corporation)]を固形分比率で70質量%および水系ポリウレタン樹脂[“タケラック”WS−5980(三井化学株式会社)]を固形分比率で30質量%入れ撹拌し、混合溶液を調製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を基材としてプラスチックフィルム[ペルプレン P-30BTM(東洋紡株式会社)])に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<実施例10>
天然ゴムラテックス[Yulex K−Grade Emulsion(SDK10000)(YULEX Corporation)]を固形分比率で70質量%および水系ポリウレタン樹脂[“タケラック”WS−5980(三井化学株式会社)]を固形分比率で30質量%入れ撹拌し、混合溶液を調製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を基材としてプラスチックフィルム[ポリウレタンエラストマーDUS203−CD(シーダム株式会社)]に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<比較例1>
天然ゴムラテックス[Yulex K−Grade Emulsion(SDK10000)(YULEX Corporation)]100質量部と、増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<比較例2>
天然ゴムラテックス[Yulex K−Grade Emulsion(SDK10000)(YULEX Corporation)]を固形分比率で5質量%および水系ポリウレタン樹脂[“タケラック”WS−5980(三井化学株式会社)]を固形分比率で95質量%入れ撹拌し、混合溶液を調製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<比較例3>
天然ゴムラテックス[Yulex K−Grade Emulsion(SDK10000)(YULEX Corporation)]を固形分比率で90質量%および水系ポリウレタン樹脂[“タケラック”WS−5980(三井化学株式会社)]を固形分比率で10質量%入れ撹拌し、混合溶液を調製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<比較例4>
天然ゴムラテックス[Yulex K−Grade Emulsion(SDK10000)(YULEX Corporation)]を固形分比率で50質量%および水系ポリウレタン樹脂[“タケラック”WS−5980(三井化学株式会社)]を固形分比率で50質量%入れ撹拌し、混合溶液を調製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<比較例5>
天然ゴムラテックス[Yulex K−Grade Emulsion(SDK10000)(YULEX Corporation)]を固形分比率で40質量%および水系ポリウレタン樹脂[“タケラック”WS−5980(三井化学株式会社)]を固形分比率で60質量%入れ撹拌し、混合溶液を調製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<比較例6>
天然ゴムラテックス[Yulex K−Grade Emulsion(SDK10000)(YULEX Corporation)]を固形分比率で20質量%および水系ポリウレタン樹脂[“タケラック”WS−5980(三井化学株式会社)]を固形分比率で80質量%入れ撹拌し、混合溶液を調製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<比較例7>
天然ゴムラテックス[Yulex K−Grade Emulsion(SDK10000)(YULEX Corporation)]を固形分比率で10質量%および水系ポリウレタン樹脂[“タケラック”WS−5980(三井化学株式会社)]を固形分比率で90質量%入れ撹拌し、混合溶液を調製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<比較例8>
天然ゴムラテックス[Yulex K−Grade Emulsion(SDK10000)(YULEX Corporation)]を固形分比率で5質量%および水系ポリウレタン樹脂[“タケラック”WS−5980(三井化学株式会社)]を固形分比率で95質量%入れ撹拌し、
混合溶液を作製した。その後、混合溶液を増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]を混合溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
<比較例9>
水系ポリウレタン樹脂[“タケラック”WS−5980(三井化学株式会社)]100質量部と増粘させるため、増粘剤[SNシックナー621N(サンノプコ株式会社)]とを溶液の溶液重量に対して、溶液比で1.8質量%添加し、撹拌混合し粘着剤層用溶液を調製した。
調製した粘着剤層用溶液を布帛に乾燥後の厚さが20〜30μm程度になるように塗布し、120℃で3分間乾燥を行い、60℃で72hrエージングして、基材上に粘着剤層が設けられた接合材料を作製した。
各実施例および比較例で作製した接合材料の試験片の洗濯前と洗濯5〜100回後でのせん断荷重を評価した。その結果を表1に示す。表1から本発明の接合材料が耐洗濯性に優れることがわかる。
Figure 0006712378

Claims (6)

  1. 布帛からなる繊維構造体を接合させるための材料であって、基材、ならびに天然ゴムラテックスを固形分として60〜80質量%および水系ウレタン樹脂を固形分として20〜40質量%(ただし天然ゴムラテックスおよび水系ウレタン樹脂それぞれの固形分の和は100質量%である)を含有する粘着剤層を有する、布帛からなる繊維構造体用接合材料。
  2. 繊維構造体が衣料、物品保管構造体または物品搬送体である請求項1記載の繊維構造体用接合材料。
  3. 基材が面状物である請求項1または2記載の繊維構造体用接合材料。
  4. 基材がプラスチックフィルムまたは布帛である請求項1〜3いずれかに記載の繊維構造体用接合材料。
  5. 基材上に天然ゴムラテックスおよび水系ウレタン樹脂を含有する粘着剤層用組成物を塗布し、粘着剤層を設ける工程を有する、請求項1〜4いずれかの繊維構造体用接合材料の製造方法。
  6. 請求項1〜4いずれか記載の繊維構造体用接合材料を使用した、布帛からなる繊維構造体。
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