JP6712292B2 - 情報処理装置、方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置、方法及びプログラムに関し、特に、店舗の利用客を情報処理により店舗の座席やテーブルに自動的に割り当てる自動配席の技術分野に関する。
特許文献1は、座席の予約問い合わせに際し、よりよい位置の座席をユーザに提供することを目的とした技術を開示する。特許文献1に開示の技術においては、座席が選択されるたびに過去の各座席の選択順序情報に従って各座席に対応する優先度情報が構築される。優先度情報に従って座席が決定されるため、残りの空席の中から、よりよい位置の座席がユーザに提供される。
特表2018−504696号公報
飲食店の利用客の間には、他の利用客が店舗にいても気兼ねなく食事を楽しみたい、そのためには、ある程度他の利用客から離れた場所に配席されたいというニーズが存在する。自動配席の技術分野においては、例えば、特許文献1のような技術がある。ところが、特許文献1では、事前に選択順序情報の入念な構築が必要であり、コスト増になる。また、そもそも特許文献1は利用客の分散配席を課題とする技術ではない。
本発明は上述の実情に鑑みてなされたものであって、店舗の利用客を店内に分散して案内することが可能な情報処理装置、方法及びプログラムの提供を目的とする。
上記目的を達成する本発明の一態様に係る情報処理装置は、記憶部と受信部と制御部を有する。
上記記憶部は、店舗における各テーブルの配置に関する配置情報を記憶する。
上記受信部は、上記店舗の利用を希望するリクエスト情報を新規利用客グループから受信する。
上記制御部は、上記配置情報に基づいて、複数の他の利用客グループがそれぞれ利用するテーブルと上記新規利用客グループのためのテーブル候補との間の距離を上記他の利用客グループのテーブルごとに計算し、計算した上記距離の合計が所定の閾値以上又は最大になる上記テーブル候補を上記新規利用客グループのために選択する。
上記情報処理装置によれば、他の利用客グループが利用するテーブルとテーブル候補のテーブル間距離の合計が最大になるテーブルか、所定の閾値以上になるテーブルが新規利用客グループのために選択されるため、選択されるテーブルの店舗内への分散が実現する。ここで、テーブル選択の目的は、店舗の利用の開始、利用の予約でもよく、その他の目的でもよい。
上記情報処理装置においては、上記制御部が、上記他の利用客グループの人数が多いほど当該グループのテーブルと上記テーブル候補との間の距離が短くなる距離の補正をする構成であってもよい。
上記構成によれば、利用客のグループの人数に応じてテーブル間距離が短くなるように補正されることにより、人数の多いグループに近いテーブル候補が新規利用客グループのために選択されにくくなる。そのため、他の利用客も新たな利用客も、互いに距離が適切に保たれ、互いに気兼ねなく店舗の利用ができ、どちらの利用客からも顧客満足が得られる。
上記情報処理装置においては、上記記憶部が、前記他の利用客グループによる前記店舗の利用予定時間帯を記憶し、前記制御部が、前記利用予定時間帯と、前記新規利用客グループによる前記店舗の利用予定時間帯が重なる重複時間を計算し、前記重複時間に基づいて前記他の利用客グループのテーブルと前記テーブル候補の間の距離を補正する構成であってもよい。
上記構成によれば、新規利用客グループと他の利用客グループの利用時間帯との重複時間に基づいて、重複時間の長い他の利用客グループの利用するテーブルとテーブル候補のテーブル間距離が長くなるように補正されることにより、重複時間の長い他の利用客グループの利用するテーブルに近いテーブル候補が新規利用客グループのために選択されにくくなる。そのため、他の利用客も新たな利用客も、互いに距離が適切に保たれ、互いに気兼ねなく店舗の利用ができ、どちらの利用客からも顧客満足が得られる。
上記情報処理装置においては、上記制御部が、前記重複時間が所定の閾値時間以下になる前記他の利用客グループのテーブルと前記テーブル候補の間の距離を除いて前記距離の合計を計算する構成であってもよい。
上記構成によれば、所定の閾値以下の重複時間になるような他の利用客グループのテーブルとテーブル候補のテーブル間距離は、テーブル間距離の合計に合算しない。短時間だけ利用時間が重複する他の利用客を考慮に入れないことにより、テーブルの利用を効率的にする。
上記情報処理装置においては、上記制御部が、前記他の利用客グループのテーブルと前記テーブル候補の間の距離に、対応するテーブルの前記重複時間に応じた距離の補正を行い、補正された距離の合計に基づいて前記新規利用客のテーブルを選択する構成であってもよい。
上記構成によれば、新規利用客グループと他の利用客グループの利用時間帯との重複時間に基づいて、重複時間の長い他の利用客グループの利用するテーブルとテーブル候補のテーブル間距離が長くなるように補正されることにより、重複時間の長い他の利用客グループの利用するテーブルに近いテーブル候補が新規利用客グループのために選択されにくくなる。他の利用客も新たな利用客も、互いに距離が適切に保たれ、互いに気兼ねなく店舗の利用ができ、どちらの利用客からも顧客満足が得られる。
上記情報処理装置においては、上記制御部が、複数のテーブルを前記新規利用客グループのためにテーブル候補として抽出し、選択した複数のテーブル候補の中から1のテーブルをランダムに選択する構成であってもよい。
上記構成によれば、合計距離が所定の閾値以上の空きテーブルの中からランダムで新規利用客グループのためのテーブルが選択されるため、合計距離が最大のテーブルが選択される場合と比較して、選択されるテーブルが多様になる。
上記情報処理装置においては、上記制御部が、あるテーブルの前記他の利用客の各テーブルからの距離の合計に対して、当該テーブルの周辺の環境の快適度情報に基づいて重み付けする構成であってもよい。
上記構成によれば、テーブル周辺の環境の快適さの度合いが低いテーブルとテーブル候補のテーブル間距離が短くなるように補正されることにより、新規利用客グループのために、そのような、周辺の環境の快適さの度合いが低いテーブルが選択される可能性は低下する。したがって、新規利用客グループの顧客満足を高く保つことができる。
上記目的を達成する本発明の別の一態様は、店舗における各テーブルの配置に関する配置情報を記憶し、前記店舗の利用を希望するリクエスト情報を新規利用客から受信し、前記配置情報に基づいて、他の利用客の各テーブルとの間の距離の合計が所定の閾値以上又は最大になるテーブルを前記新規利用客のために選択する情報処理方法である。
上記目的を達成する本発明の別の一態様は、コンピュータに、店舗における各テーブルの配置に関する配置情報を記憶するステップと、前記店舗の利用を希望するリクエスト情報を新規利用客から受信するステップと、前記配置情報に基づいて、他の利用客の各各テーブルとの間の距離の合計が所定の閾値以上又は最大になるテーブルを前記新規利用客のために選択するステップを実行させるためのプログラムである。
本発明によれば、店舗の利用客を店内に分散して案内することが可能になる。
本発明の実施形態に係る情報処理システムの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る記憶部の構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態における店舗のテーブルの配置情報の一例を示す図である。 第1の実施形態における情報処理のフローチャートである。 第1の実施形態の変形例における情報処理のフローチャートである。 第2の実施形態における情報処理のフローチャートである。 第3の実施形態における利用予定時間帯を例示する図である。 第3の実施形態における利用予定時間帯の重複時間を例示する図である。 第3の実施形態における情報処理のフローチャートである。
〔第1の実施形態〕
以下、本発明に係る第1の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
〔情報処理システム〕
図1は、本実施形態に係る情報処理システム(店舗運営支援システム1)の構成例を示すブロック図である。店舗運営支援システム1は、情報処理装置100、予約受付サーバ150、店舗端末200を含む。予約受付サーバ150は、予約客により顧客端末300から送信される店舗の利用予約を受け付ける。
情報処理装置100と予約受付サーバ150は汎用のコンピュータなどで構成される。情報処理装置100と予約受付サーバ150はいわゆるクラウドに設置される。店舗端末200と顧客端末300は汎用のコンピュータやスマートフォンなどで構成される。
情報処理装置100は、予約受付サーバ150に店舗の利用予約が入ると、当該利用予約をした予約客のテーブルを店舗の空席の中から確保して、確保したテーブルを店舗端末200に通知する。本実施形態における店舗は、一例としてレストラン等の飲食店とするが、これに限定はされない。
〔情報処理装置〕
図2は、本実施形態に係る情報処理装置100のハードウェア構成を示すブロック図である。図2に示すように、情報処理装置100は、CPU(Central Processing Unit)11、ROM(Read Only Memory)12、RAM(Random Access Memory)13、入出力インタフェース15、及び、これらを互いに接続するバス14を備える。
CPU11は、必要に応じてRAM13等に適宜アクセスし、各種演算処理を行いながら各ブロック全体を統括的に制御する。ROM12は、CPU11に実行させるOS(Operating System)、プログラムや各種パラメータなどのファームウェアが固定的に記憶されている不揮発性のメモリである。RAM13は、CPU11の作業用領域等として用いられ、OS、実行中の各種アプリケーション、処理中の各種データを一時的に保持する。
入出力インタフェース15には、表示部16、操作受付部17、記憶部18、通信部19等が接続される。表示部16は、例えばLCD(Liquid Crystal Display)、OELD(Organic Electro-Luminescence Display)、CRT(Cathode Ray Tube)等を用いた表示デバイスである。操作受付部17は、例えばマウス等のポインティングデバイス、キーボード、その他の入力装置である。なお、表示部16と操作受付部17を液晶タッチパネルにより一つにまとめてもよい。
記憶部18は、例えばHDD(Hard Disk Drive)や、フラッシュメモリ(SSD;Solid State Drive)、その他の固体メモリ等の不揮発性メモリである。当該記憶部18には、上記OSや各種アプリケーション、各種データが記憶される。
通信部19は、例えばNIC(Network Interface Card)や無線LAN等の無線通信用の各種モジュールである。通信部19により情報処理装置100は他の装置(例えば、店舗端末200)とデータを送受信できる。
CPU11は、ROM12に記憶されているソフトウェアプログラムをロードすることにより本発明の制御部として機能する。記憶部18は本発明の記憶部として機能する。入出力インタフェース15は本発明の受付部として機能する。なお、予約受付サーバ150、店舗端末200、顧客端末300も情報処理装置100と同様のハードウェア構成である。
上述した情報システムの構成例、ハードウェア構成例は一例である。他の構成、例えば、情報処理装置100と店舗端末200を同一の装置とする構成であってもよい。しかしながら、上述のハードウェア構成を採用することで、複数の店舗に対するテーブルの自動確保(配席)サービスに関する情報処理を情報処理装置100により一元的に実行することができる。
〔記憶部のデータ〕
図3は、記憶部18が記憶する各種データの構成例を示す図である。記憶部18が記憶する各種データのうち、本実施形態の構成及び動作に関係するものについて説明する。
図3に示すように、記憶部18は、テーブル配置情報データベース181と、利用予約情報データベース182を有する。本実施形態では、各データベースが相互に関連付けられて、全体として一つのリレーショナルデータベースとなるように構築されているが、これは一例にすぎない。他の実施形態においては、各データベースが単純な構造の記憶テーブルであってもよい。
テーブル配置情報データベース181は、各店舗のテーブルの配置情報を記憶する。図4は、配置情報の一例を示す図である。図4に示すように、配置情報は店舗レイアウト図を2次元座標系上に置いた情報である。配置情報において、各テーブルは配置位置のxy座標を有する。2つのテーブルの間の距離は各テーブルのxy座標に基づいて算出される。
利用予約情報データベース182は、予約客ごとに当該予約客が予約した時間、利用を予約した店舗名、配席されたテーブルのテーブル番号、利用を開始する時間、利用を終了する時間などを記憶する。なお、予約客が複数人の場合は、複数の予約客で形成されるグループごとに、上記情報を記憶する。
〔情報処理〕
図5は、本実施形態の情報処理のフローチャートである。上述のように、情報処理装置100は、予約受付サーバ150に店舗の利用予約が入ると、当該利用予約をした予約客のテーブルを店舗の空席の中から確保する。この空席の確保を自動的に実行する情報処理を、以下では「自動配席処理」と呼ぶ。図5は自動配席処理のフローチャートである。図5に示す各ステップは、CPU11により実行される。
CPU11は、予約受付サーバ150から新規な予約の受付があるか否かを判断する(ステップ11)。予約の受付がない場合、CPU11はそのまま待つ(ステップ11,No)。
一方、予約の受付がある場合、CPU11は、予約客(新規利用客)が店舗の利用を開始する時間に、他の利用客が利用しているテーブルのテーブル番号を、利用予約情報データベース182から取得する(ステップ12)。利用予約情報データベース182は、CPU11から利用を開始する時間をパラメータに問い合わせを受けると、当該利用を開始する時間に他の利用客が利用しているテーブルのテーブル番号をCPU11に返す。
続いて、CPU11は、取得したテーブル番号により特定される他の利用客のテーブルから空席までの距離の合計を、すべての空席について算出する(ステップ13)。距離の合計はすべての空席について算出されるので、複数の合計が算出される。
例えば、ステップ12でCPU11がテーブル番号s01,s10,s16を取得したとする。この場合、CPU11は、任意の空席とテーブルs01までの距離と、当該空席とテーブルs10までの距離と、当該空席とテーブルs16までの距離を合計する。ある席snと別のある席smの距離を「D(sn,sm)」と表すこととすると、CPU11はステップ13で、ΣD(sn,sm)を計算する。
続いて、CPU11は、ステップ13で算出した複数の距離の合計のうち、最大の合計になる空席を予約客のために選択する(ステップ14)。例えば、ステップ12でCPU11がテーブル番号s01,s10,s16を取得した場合は、テーブルs04が選択される可能性が高い。
CPU11は、選択した空席を、そこに予約客を案内するためのテーブルとして確保する。なお、選択した空席が複数になる場合は、CPU11は当該複数の空席から1のテーブルをランダムに選択する。
上記自動配席処理によれば、新しい利用客のために選択されるテーブルが、各テーブルからの距離の合計が最大になるテーブルである。そのため、新しい利用客は、なるべく端のテーブルに配席されるため、全体として分散配席が可能になる。CPU11は、テーブルの位置(店舗内の座標)が既知であれば上記分散配席ができるので、上記自動配席処理は汎用性が高い。
つまり、新規利用客グループに案内されるテーブルが店舗内に分散し、店舗が混雑していない場合、各利用客グループは互いのグループと適度な距離を保つことができるので顧客満足を各利用客グループに与えることができる。
〔第1の実施形態の変形例〕
上記第1の実施形態における、CPU11によるステップ13の処理は、以下のように変形することができる。図6は、本変形例におけるステップ13の処理の詳細なフローチャートである。換言すれば、図6は、空席までの距離の合計処理のフローチャートである。
CPU11は、まだ合計処理をしていない空席を1つ選ぶ(ステップ131)。続いて、CPU11は、1の他の利用客のテーブルから、ステップ131で選んだ空席までの距離を算出する(ステップ132)。算出の方法は図4の説明でした通り、xy座標から計算する。
続いて、CPU11は、ステップ132で算出した距離を、他の利用客によって形成されるグループの人数に応じて補正する(ステップ133)。本変形例では、CPU11は、グループの人数が多ければ多いほど、ステップ132で算出した距離が短くなるように補正する。
例えば、CPU11は、2人のグループであれば0.9、4人のグループであれば0.8、6人のグループであれば0.5といった係数を設定し、距離に当該係数を乗じる計算により距離補正する。
続いて、CPU11は、ステップ133により補正された他の利用客のテーブルから当該空席までの距離を、合計値に合算する(ステップ134)。
続いて、CPU11は、すべての他の利用客のテーブルまでの距離を計算したか否かを判断する(ステップ135)。すべての他の利用客のテーブルまでの距離を計算していない場合(ステップ135、No)、CPU11は次の他の利用客のテーブルから当該空席までの距離を算出する(ステップ132に戻る)。さらに、CPU11は、図6の処理を、すべての空席について行う。
上記変形例の情報処理によれば、利用客のグループの人数に応じて距離補正されることにより、人数の多いグループに近いテーブルが新たな利用客のために選択されにくくなる。そのため、他の利用客も新たな利用客も、互いに距離が適切に保たれ、互いに気兼ねなく店舗の利用ができ、どちらの利用客からも顧客満足が得られる。
〔第2の実施形態〕
以下、本発明に係る第2の実施形態を、図面を参照しながら説明する。第1の実施形態と同等の構成、処理については図示と説明を省略する場合がある。
本実施形態に係る情報処理システム、装置、記憶部の構成については、第1の実施形態と同等である。図7は、本実施形態の自動配席処理のフローチャートである。図示のように、ステップ11からステップ13までは第1の実施形態と同等である。
本実施形態では、CPU11は、ステップ13で算出した複数の距離の合計のうち、所定の閾値以上の合計になる空席を予約客(新たな利用客)のためのテーブル候補として抽出する(ステップ14a)。限定するものではないが、抽出されるテーブル候補が複数になるように所定の閾値が設定されることが好ましい。
続いて、CPU11は、テーブル候補として抽出された空席から1のテーブルを選択する(ステップ15)。ステップ15の選択の方法としては、ランダム(無作為抽出)がある。
上記第2の実施形態によれば、距離の合計が所定の閾値以上の空席からランダムで新たな利用客のためのテーブルが選択されるため、距離の合計が最大のテーブルが選択される場合と比較して、選択されるテーブルが単調にならず、種々のテーブルが利用される。
〔第3の実施形態〕
以下、本発明に係る第3の実施形態を、図面を参照しながら説明する。第1、第2の実施形態と同等の構成、処理については図示と説明を省略する場合がある。
本実施形態に係る情報処理システム、装置、記憶部の構成については、第1の実施形態と同等である。本実施形態における自動配席処理では、CPU11が、他の利用客によるテーブルの利用予定時間帯と、新しい利用客によるテーブルの利用予定時間帯が重なる重複時間を計算し、この重複時間にも基づいて、新しい利用客のテーブルを選択する。
本実施形態における利用予定時間帯は、利用予約情報データベース182に記憶されている、利用客がテーブルの利用を開始する時間から、利用を終了する時間までの時間帯である。図8は、本実施形態における利用予定時間帯を例示する図である。図9は、本実施形態における利用予定時間帯の重複時間を例示する図である。
図8には、テーブル番号s01を利用する利用客u01の利用予定時間帯、テーブル番号s02を利用する利用客u02の利用予定時間帯が例示されている。なお、店舗端末200に表示される予約台帳の表示は、図8のように構成される。
図8のように利用予定が利用予約情報データベース182に記憶されている状態で、テーブル番号s03のテーブルに新たな利用客u03の利用予約を入れること考える。この場合、新たな利用客u03のテーブル番号s03の利用予定時間帯と、テーブル番号s01の利用予定時間帯、テーブル番号s02の利用予定時間帯、それぞれとの重複時間は、図9に示されているものになる。すなわち、重複時間は、新たな利用客によるテーブル(テーブルが未定の場合は店舗)の利用を開始する時間から、他の利用客のテーブルの利用を終了する時間までの差分である。
本実施形態の自動配席処理は、第1又は第2の実施形態と同等である。本実施形態において、CPU11は、上記重複時間を空席までの距離の合計処理において使用する。
図10は、本実施形態の空席までの距離の合計処理のフローチャートである。図示のように、ステップ131からステップ132までは第1の実施形態の変形例と同等である。また、ステップ134からステップ135までも第1の実施形態の変形例と同等である。
本実施形態では、CPU11は、他の客のテーブルから空席までの距離を算出したのち、その他の客のテーブルの利用予定時間帯と、当該空席に新たな利用客が配席された場合の利用予定時間帯との重複時間を計算する(ステップ133a)。
続いて、CPU11は、計算した重複時間が所定の閾値以下であるか否かを判断する(ステップ133b)。計算した重複時間が所定の閾値以下である場合(ステップ133b,Yes)、CPU11は、当該他の利用客のテーブルから当該空席までの距離を合計に合算しない(ステップ135へスキップ)。
一方で、計算した重複時間が所定の閾値以下でない場合(ステップ133b,No)、CPU11は、重複時間に応じて、当該他の利用客のテーブルから当該空席までの距離を補正する(ステップ133c)。
例えば、重複時間が30分であれば1/30の係数、60分であれば1/60の係数を、CPU11は、距離に乗じる計算により距離補正する。CPU11は、補正した距離を合計に合算する(ステップ134)。以後の処理は、第1の実施形態の変形例で説明した処理と同じである。
上記実施形態によれば、他の利用客のテーブルからの距離のみならず、他の利用客の利用時間帯との重複時間にも基づいて、新しい利用客のテーブルを選択するので、重複時間の長い他の利用客のテーブルから離れたテーブルが新しい利用客のために選択される。そのため、他の利用客も新たな利用客も、互いに距離が適切に保たれ、互いに気兼ねなく店舗の利用ができ、どちらの利用客からも顧客満足が得られる。
上記実施形態によれば、ステップ133bで所定の閾値以下の重複時間になるテーブルからの距離は合計値に合算しない。短時間だけ利用時間が重複する他の利用客を考慮に入れないことにより、テーブルの利用を効率的にする。
上記実施形態によれば、重複時間に基づき、他の利用客のテーブルと空席との距離を補正して合算する。重複時間が長いテーブルからの距離はなるべく遠くなるため、他の利用客も新たな利用客も、互いに距離が適切に保たれ、互いに気兼ねなく店舗の利用ができ、どちらの利用客からも顧客満足が得られる。
〔変形例〕
以上に、本発明の実施形態をいくつか説明したが、上記実施形態は、さまざまに変形して実施することができる。また、上記実施形態の全部又は一部の構成は、互いに組み合わせて実施することができる。
例えば、上記第1から第3の実施形態の自動配席処理において、CPU11は、ステップ13に続いて、テーブルの周辺の環境の快適度情報に基づいて、ステップ13で計算した距離の合計に、重み付けしてもよい。テーブルの周辺の環境、例えば、厨房に近いテーブルや、入口に近いテーブルには、距離の合計を小さくするような重み付けにする。この場合、CPU11が、新たな利用客のために厨房に近いテーブルや入口に近いテーブルを選択する可能性は低下する。したがって、新たな利用客の顧客満足を高く保つことができる。
なお、以上に開示した情報処理は、ソフトウェアプログラムにより提供可能である。そのようなプログラムの提供態様は、磁気的光学的を問わない記録媒体により提供されてもよいし、電気通信回線を通してダウンロードされることにより提供されてもよい。
1…店舗運営支援システム
11…CPU
12…ROM
13…RAM
14…バス
15…入出力インタフェース
16…表示部
17…操作受付部
18…記憶部
19…通信部
181…テーブル配置情報データベース
182…利用予約情報データベース
100…情報処理装置
150…予約受付サーバ
200…店舗端末
300…顧客端末

Claims (9)

  1. 店舗における各テーブルの配置に関する配置情報と、利用客グループが利用しているテーブルを示す利用情報を記憶する記憶部と、
    前記店舗の利用を希望するリクエスト情報を新規の利用客グループから受信する受信部と、
    前記配置情報と前記利用情報に基づいて、複数の他の利用客グループがそれぞれ利用するテーブルと前記新規の利用客グループのためのテーブル候補との間の距離を前記他の利用客グループのテーブルごとに計算し、計算した前記距離の合計が所定の閾値以上又は最大になる前記テーブル候補を前記新規の利用客グループのために選択する制御部
    を具備する
    情報処理装置。
  2. 請求項1に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記他の利用客グループの人数が多いほど当該グループのテーブルと前記テーブル候補との間の距離が短くなる距離の補正をする
    情報処理装置。
  3. 請求項1又は2に記載の情報処理装置であって、
    前記記憶部は、前記他の利用客グループによる前記店舗の利用予定時間帯を記憶し、
    前記制御部は、前記利用予定時間帯と、前記新規の利用客グループによる前記店舗の利用予定時間帯が重なる重複時間を計算し、前記重複時間に基づいて前記他の利用客グループのテーブルと前記テーブル候補の間の距離を補正する
    情報処理装置。
  4. 請求項3に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記重複時間が所定の閾値時間以下になる前記他の利用客グループのテーブルと前記テーブル候補の間の距離を除いて前記距離の合計を計算する
    情報処理装置。
  5. 請求項3又は4に記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、前記他の利用客グループのテーブルと前記テーブル候補の間の距離に、対応するテーブルの前記重複時間に応じた距離の補正を行い、補正された距離の合計に基づいて前記新規の利用客グループのテーブルを選択する
    情報処理装置。
  6. 請求項1から5のいずれかに記載の情報処理装置であって、
    前記制御部は、複数のテーブルを前記新規の利用客グループのためにテーブル候補として抽出し、選択した複数のテーブル候補の中から1のテーブルをランダムに選択する
    情報処理装置。
  7. 請求項1から6のいずれかの情報処理装置であって、
    前記制御部は、あるテーブルの前記他の利用客の各テーブルからの距離の合計に対して、当該テーブルの周辺の環境の快適度情報に基づいて重み付けする
    情報処理装置。
  8. コンピュータにより実行される情報処理方法であって、
    店舗における各テーブルの配置に関する配置情報と、利用客グループが利用しているテーブルを示す利用情報記憶部に記憶し、
    前記店舗の利用を希望するリクエスト情報を新規の利用客グループから受信し、
    前記配置情報と前記利用情報に基づいて、複数の他の利用客グループがそれぞれ利用するテーブルと前記新規の利用客グループのためのテーブル候補との間の距離を前記他の利用客グループのテーブルごとに計算し、
    計算した前記距離の合計が所定の閾値以上又は最大になる前記テーブル候補を前記新規の利用客グループのために選択する
    情報処理方法。
  9. コンピュータに、
    店舗における各テーブルの配置に関する配置情報と、利用客グループが利用しているテーブルを示す利用情報記憶部に記憶するステップと、
    前記店舗の利用を希望するリクエスト情報を新規の利用客グループから受信するステップと、
    前記配置情報と前記利用情報に基づいて、複数の他の利用客グループがそれぞれ利用するテーブルと前記新規の利用客グループのためのテーブル候補との間の距離を前記他の利用客グループのテーブルごとに計算するステップと、
    計算した前記距離の合計が所定の閾値以上又は最大になる前記テーブル候補を前記新規の利用客グループのために選択するステップ
    を実行させるための
    プログラム。
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