JP6712099B1 - エレベータの天井装置及びエレベータのかご - Google Patents

エレベータの天井装置及びエレベータのかご Download PDF

Info

Publication number
JP6712099B1
JP6712099B1 JP2020504420A JP2020504420A JP6712099B1 JP 6712099 B1 JP6712099 B1 JP 6712099B1 JP 2020504420 A JP2020504420 A JP 2020504420A JP 2020504420 A JP2020504420 A JP 2020504420A JP 6712099 B1 JP6712099 B1 JP 6712099B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ceiling
protruding
housing
opening
lighting device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020504420A
Other languages
English (en)
Other versions
JPWO2020016956A1 (ja
Inventor
岳広 加藤
岳広 加藤
良直 高橋
良直 高橋
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Application granted granted Critical
Publication of JP6712099B1 publication Critical patent/JP6712099B1/ja
Publication of JPWO2020016956A1 publication Critical patent/JPWO2020016956A1/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B11/00Main component parts of lifts in, or associated with, buildings or other structures
    • B66B11/02Cages, i.e. cars
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B66HOISTING; LIFTING; HAULING
    • B66BELEVATORS; ESCALATORS OR MOVING WALKWAYS
    • B66B3/00Applications of devices for indicating or signalling operating conditions of elevators
    • B66B3/02Position or depth indicators

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Civil Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Cage And Drive Apparatuses For Elevators (AREA)
  • Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
  • Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)

Abstract

エレベータの天井装置は、天井部材と、天井部材に保持される照明装置とを備え、天井部材には、開口部が設けられ、照明装置は、開口部に挿入可能な筐体と、筐体の側面から突出する突出位置と突出位置よりも筐体側に位置する退避位置との間で移動可能な突出部材と、突出部材が突出位置へ移動する方向へ突出部材に力を与える弾性部材とを有し、筐体が開口部に挿入され、かつ突出部材の位置が突出位置である状態で、突出部材が天井部材に掛かることにより、照明装置が天井部材に保持される。

Description

本発明は、天井部材と、天井部材に保持される照明装置とを備えているエレベータの天井装置及びエレベータのかごに関する。
従来、乗りかご内の意匠を変更する工事では、天井に取り付けられた照明装置の意匠も変更する場合がある。この場合、例えば特許文献1に示すように、天井に取り付けられた照明装置を、意匠の異なる照明装置に取り替える。
特開2004−10280号公報
しかしながら、特許文献1のエレベータにおける照明装置の交換作業は、乗りかご内部からしか行うことができない。すなわち、特許文献1のエレベータにおける照明装置の交換作業は、脚立に上がって天井から古い照明装置を取り外し、古い照明装置を床に降ろした後に、新しい照明装置を持って再度脚立に上がり、新しい照明装置を天井に取り付ける、という手順で行われる。
従って、作業者は、脚立の上で上を向いた姿勢で照明装置の取り外し作業及び取り付け作業を行わなければならず負担が大きかった。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、照明装置の交換を行う作業者の負担を軽減することのできるエレベータの天井装置及びエレベータのかごを得るものである。
本発明に係るエレベータの天井装置は、天井部材と、天井部材に保持される照明装置とを備え、天井部材には、開口部が設けられ、照明装置は、開口部に挿入可能な筐体と、筐体の側面から突出する突出位置と突出位置よりも筐体側に位置する退避位置との間で移動可能な突出部材と、突出部材が突出位置へ移動する方向へ突出部材に力を与える弾性部材とを有し、筐体が開口部に挿入され、かつ突出部材の位置が突出位置である状態で、突出部材が天井部材に掛かることにより、照明装置が天井部材に保持される。
本発明によれば、上記構成により、照明装置の交換を行う作業者の負担を軽減することができるエレベータの天井装置を得ることができる。
本発明の実施の形態1におけるエレベータのかごを示す斜視図である。 図1の照明装置の筐体が、天井部材の下方から開口部に挿入されるときの保持機構の状態を示す要部断面図である。 照明装置の突出部材が筐体側に退避させられた状態を示す図である。 照明装置の突出部材が挿入口から穴の中に突出した状態を示す図である。 天井部材の開口部に取り付けられた照明装置を、乗りかごの上部から引き上げた状態を示す図である。 照明装置を天井部材の上方に取り出した状態を示す斜視図である。 天井部材の開口部に取り付けられた照明装置を、乗りかごの上部から治具を用いて取り外した状態を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータの天井装置を構成する照明装置の第1変形例を示す図である。 本発明の実施の形態1におけるエレベータの天井装置を構成する照明装置の第2変形例を示す図である。
以下、本発明の実施の形態につき、図面を用いて説明する。
実施の形態1.
図1は、本発明の実施の形態1におけるエレベータのかごを示す斜視図である。
図1に示すように、エレベータの乗りかご100は、かご本体110と、かご本体110の上部に設けられた天井装置1とを有する。かご本体110は、かご床111と、かご床111の周縁部に立てられた複数のかご壁112とを有する。かご本体110の上部には、複数のかご壁112の上部で囲まれた開放部が形成される。
天井装置1は、かご本体110の上部に固定された天井部材10と、天井部材10に保持される照明装置20と、天井部材10と照明装置20とを繋ぐ繋ぎ部材40とを有する。かご本体110の上部に形成された開放部は、天井部材10によって塞がれる。なお、図1は、照明装置20を天井部材10から取り外した状態を示している。
天井部材10は、天板11と、天板11の上面に固定された補強枠12とを有する。天板11の周縁部は、複数のかご壁112の上部に固定される。天井部材10の中央部には、天板11と補強枠12とが重なる方向へ天井部材10を貫通する開口部APが設けられる。補強枠12は、開口部APの周囲に配置された複数の梁部材121を有する。複数の梁部材121によって、開口部APの内壁面12aが構成される。
この例では、開口部APの形状が矩形状になっている。また、この例では、緊急時に乗りかご100内の乗客を外部へ救出するための救出口として開口部APが用いられる。開口部APの上方には、開口部APを開閉する図示しない蓋が取り付けられる。緊急時には、開口部APが開くことにより、乗りかご100内から乗りかご100外への乗客の救出が、開口部APを介して可能になる。緊急時としては、例えば乗りかご100が着床位置以外の位置に停止してしまった場合が考えられる。
各梁部材121の、開口部APの内壁面12aを構成する部分には、それぞれ矩形状の挿入口12bを有する穴12cが設けられる。この例では、上下方向に沿った矩形状の断面を有するスリットが穴12cとして各梁部材121に設けられる。また、この例では、穴12cが梁部材121を貫通している。なお、各穴12cは、貫通孔に限らず、窪み、上部が開放された切欠きなどであってもよい。また、挿入口12bの形状は、矩形状に限るものではない。
照明装置20は、図示しない発光体と、発光体を収容する筐体21と、筐体21に設けられた4つの保持機構30と、筐体21の下部に設けられた照明板22とを有している。発光体は、乗りかご100内を照らす光を発生する。発光体としては、蛍光灯、LEDなどが用いられる。
筐体21は、開口部APに挿入可能になっている。この例では、筐体21が開口部APを上下方向へ通過可能になっている。また、上から見たときの筐体21の形状は、開口部APの形状に合わせた矩形状になっている。
保持機構30は、筐体21の4つの側面21aに1つずつ設けられている。各保持機構30は、筐体21が開口部APに挿入された状態で照明装置20を天井部材10に保持する。
照明板22は、光を透過可能な光透過板である。照明板22は、発光体の下方に配置される。これにより、照明装置20が天井部材10に保持されている状態では、発光体からの光が、照明板22を通して乗りかご100内に達する。この例では、発光体の光が照明板22で拡散されて乗りかご100内に達する。また、この例では、照明板22が筐体21の下部に着脱可能に取り付けられる。
繋ぎ部材40の一端側は、天井部材10の上部に着脱可能に取り付けられている。また、繋ぎ部材40の他端側は、筐体21に着脱可能に取り付けられている。このように、繋ぎ部材40は、天井部材10と筐体21とを繋いでいる。照明装置20は、繋ぎ部材40によって天井部材10から吊り下げることができる。これにより、照明装置20の交換作業時に、照明装置20がかご床111に落下することが防止できる。繋ぎ部材40は、金属又はプラスチックで形成されたチェーン又はロープによって構成される。
図2は、図1の筐体21が天井部材10の下方から開口部APに挿入されるときの保持機構30の状態を示す要部断面図である。
筐体21は、筐体21の側面21aを形成する4つの側板と、筐体21の上面を形成する上板とを有している。4つの側板のそれぞれには、貫通孔21bが保持機構30の位置に合せて設けられている。
保持機構30は、筐体21内に固定された固定部材33と、貫通孔21bに通された突出部材31と、固定部材33と突出部材31との間に配置された弾性部材としてのコイルばね32とを有している。
突出部材31は、側面21aから突出する突出位置と、突出位置よりも筐体21側に位置する退避位置との間で移動可能となっている。
突出部材31の両端部のうち、突出部材31が突出位置にあるときに筐体21の側面21aから突出する端部には、傾斜部31aと、掛かり部31bとが設けられている。掛かり部31bは、筐体21の側面21aに直交する平面部である。掛かり部31bは、突出部材31の端部の下部を構成している。
突出部材31が突出位置にあるときの傾斜部31aは、突出部材31の上方から下方に向かって筐体21の側面から離れる方向へ筐体21の側面21aに対して傾斜している。これにより、突出部材31が突出位置にあるときには、筐体21の側面21aから傾斜部31aまでの長さが、突出部材31の上方から下方へ連続的に大きくなっている。
突出部材31は、筐体21が開口部APに挿入された状態で挿入口12bから穴12cに挿入可能になっている。これにより、筐体21が開口部APに挿入された状態では、突出部材31が筐体21に対して突出位置へ移動することにより、突出部材31における傾斜部31a側の端部が挿入口12bから穴12cに挿入される。
突出部材31には、筐体21内に配置されたばね受け31cが固定されている。ばね受け31cの上下方向の寸法は、貫通孔21bの上下方向の寸法よりも大きくなっている。これにより、ばね受け31cが貫通孔21bを通過することが阻止される。保持機構30では、筐体21の側板がばね受け31cを受けることにより、突出部材31が筐体21から外れることが防止される。突出部材31は、筐体21の側面21aがばね受け31cを受けた状態で突出位置に保たれる。
コイルばね32は、ばね受け31cと固定部材33との間で縮められている。これにより、コイルばね32は、固定部材33から突出部材31が離れる方向へ突出部材31に弾性復元力を与えている。即ち、コイルばね32は、突出部材31が突出位置へ移動する方向へ突出部材31に力を与えている。突出部材31は、コイルばね32の弾性復元力に逆らって移動することにより突出位置から退避位置へ移動する。
なお、図1及び図2では、傾斜部31a及び掛かり部31bを平面で構成しているが、傾斜部31a及び掛かり部31bは、曲面で構成されてもよい。
このように構成される照明装置20は、乗りかご100の内側から筐体21を開口部APに挿入することによって、天井部材10に取り付けられる。
次に、図1から図4を用いて、照明装置20を天井部材10に取り付ける手順を説明する。
まず、図1に矢印Aで示すように、乗りかご100の内側から天井部材10の開口部APに向かって下方から上方へ照明装置20を持ち上げる。なお、照明装置20は、繋ぎ部材40を用いて、開口部APの上方、すなわち乗りかご100の上部から引き上げてもよい。乗りかご100の上部から引き上げる場合には、作業者が脚立に上がって照明装置20を持ち上げる必要がないため、作業者の負担が軽減される。
次に、図2に矢印Bで示すように、筐体21の側面21aを開口部APの内壁面12aに沿わせて、さらに上方へ筐体21開口部APに挿入する。すると、突出部材31の傾斜部31aが、開口部APの内壁面12aに突き当たる。
開口部APの内壁面12aに突き当てられた突出部材31は、さらに引き上げられることにより、矢印Cで示すように、開口部APの内壁面12aによって筐体21側に退避させられる。図3は、突出部材31が筐体21側に退避させられた状態を示している。図3の状態から、矢印Dで示すように、さらに上方へ筐体21を挿入する。
さらに上方に筐体21が挿入されると、図4に示すように、保持機構30の突出部材31が、内壁面12aに形成された挿入口12bと対向する。すると、内壁面12aによって筐体21の内側に押し込まれていた突出部材31は、コイルばね32の復元力によって、筐体21の側面21aから突出する。そして、矢印Eで示すように、突出部材31が挿入口12bから穴12cの中に挿入される。
穴12cの中に挿入された突出部材31は、掛かり部31bが穴12c内で梁部材121に引っ掛かることによって、筐体21が下方に移動することを規制する。その結果、筐体21は、天井部材10に保持される。以上により、照明装置20が天井部材10に取り付けられる。
次に、天井部材10に取り付けられた照明装置20を取り外す手順を、図5及び図6を用いて説明する。
図5に矢印Fで示すように、天井部材10に取り付けられた照明装置20を、乗りかご100の上部から引き上げる。すると、突出部材31の傾斜部31aが開口部APの内壁面12aに突き当たり、矢印Gで示すように、突出部材31が筐体21側に退避させられる。
図6に矢印Hで示すように、さらに照明装置20を引き上げると、照明装置20は開口部APを通過して乗りかご100の上方に取り出される。これにより、照明装置20は乗りかご100の天井部材10から取り外される。開口部APが救出口を兼ねている場合には、このように照明装置20を乗りかご100の上部に引き上げることによって、救出口を迅速に開放することができる。
以上のように、実施の形態1のエレベータの天井装置1は、開口部APが設けられた天井部材10と、天井部材10に保持される照明装置20とを備える。また、照明装置20は、開口部APに挿入可能な筐体21と、筐体21に設けられた保持機構30とを有する。保持機構30は、筐体21の側面21aから突出する突出位置と突出位置よりも筐体21側に位置する退避位置との間で移動可能な突出部材31と、突出部材31が突出位置へ移動する方向へ突出部材31に力を与えるコイルばね32とを有する。そして、筐体21が開口部APに挿入されかつ突出部材31の位置が突出位置である状態で、突出部材31が天井部材10に掛かることにより、照明装置20が天井部材10に保持される。
また、突出部材31の一端側の端部に傾斜部31aが設けられる。そして、突出部材31が突出位置にあるときには筐体21の側面21aから傾斜部31aまでの長さが、突出部材31の上方から下方へ連続的に大きくなっている。傾斜部31aの下方には、水平方向に延びる掛かり部31bが形成される。
さらに、天井部材10には、開口部APの内壁面に形成された挿入口12bを有する穴12cが設けられ、突出部材31は、筐体21が開口部APに挿入された状態で挿入口12bから穴12cに挿入可能になっている。そして、突出部材31が穴12cに挿入されて掛かり部31bが天井部材10に掛けられることによって、照明装置20は天井部材10に保持される。また、筐体21は、開口部APを通過可能になっている。
このように構成される実施の形態1の天井装置1によれば、照明装置20の筐体21を天井部材10に形成された開口部APの下方から開口部APに挿入するだけで、照明装置20を天井部材10に取り付けることができる。さらに、照明装置20を開口部APの上方に引き上げることによって天井部材10から取り外すことができる。
これにより、天井装置1の照明装置20を交換する作業が簡略化されて作業時間が短縮される。よって、照明装置20を交換する作業者の負担を軽減することができる。
なお、実施の形態1では、開口部APの形状を矩形状としたが、開口部APの形状は、多角形、円形などであってもよい。
また、実施の形態1では、照明装置20を開口部APの上方に引き上げることによって天井部材10から取り外したが、照明装置20を天井部材10から取り外す方法は、これに限るものではない。例えば、照明装置20を乗りかご100の内側から開口部APの上方に押し上げることによって、開口部APの上方に取り出してもよい。
さらに、実施の形態1では、照明装置20を開口部APの上方に取り出したが、照明装置20は、開口部APの下方に取り出してもよい。照明装置20を乗りかご100の内側に取り出した場合には、乗りかご100内の乗客を救出口から救出する際に、照明装置20を踏み台として使用することができる。
この場合、図7に矢印Jで示すように、開口部APの上方から、筐体21の側面21aと天井部材10の内壁面12aとの間に治具60を挿入する。そして、突出部材31の傾斜部31aを上方から押して、矢印Kで示すように突出部材31を筐体21の内側に押し込む。これにより、天井部材10に取り付けられた照明装置20を開口部APの下方に取り出すことができる。なお、この場合、照明装置20がかご床111に落下しないように、繋ぎ部材40によって照明装置20を吊りながら取り外すとよい。
また、実施の形態1では、突出部材31を穴12cに挿入して、照明装置20を天井部材10に保持する構成としたが、突出部材31の掛かり部31bを掛ける部分は、これに限るものではない。
例えば、図8に示す第1変形例の照明装置20Aのように、保持機構30を筐体21の上方に配置して、突出部材31の掛かり部31bを掛ける部分を、開口部APを構成する梁部材121の上面にしてもよい。この場合、梁部材121に穴12cを形成する必要がなくなり、作業工数が削減される。
さらに、図8に示す第1変形例の照明装置20Aのように、天井部材10に照明装置20Aが保持された状態において、突出部材31の周囲に手が入るスペースがある場合には、治具60を用いることなく、突出部材31を筐体21の内側に押し込むことができる。これにより、天井部材10の上方から、容易に照明装置20を開口部APの下方に取り出すことができる。なお、この場合も、照明装置20がかご床111に落下しないように、繋ぎ部材40によって照明装置20を吊りながら取り外すとよい。
また、開口部APの、水平面内における縦横方向の寸法を、他のエレベータの天井部材との間で共通化するとよい。さらに、照明装置20の、開口部APに挿入される部分の筐体21の水平面内における縦横方向の寸法を、他の照明装置の筐体と共通にするとよい。そして、照明装置20を交換する場合の配線作業は、電源用のコネクタの差し替えのみとなるように構成するとよい。
これにより、天井部材10を構成する天板を交換することなく、照明板22の形状、発光体の種類、発光体の配置が異なる他の照明装置に交換するだけで、照明装置20の意匠を容易に変更することができる。また、照明装置20の交換に伴う配線作業が削減され、照明装置20の交換作業の工数がさらに削減される。
また、開口部APに挿入される部分の筐体21の高さ方向の寸法が異なる照明装置20に交換することによって、乗りかご100内の照度を容易に変更することができる。なお、保持機構30を筐体21の高さ方向に複数設けることによって、同一の照明装置20において乗りかご100内の照度を変更可能としてもよい。
なお、実施の形態1では、照明装置20は、開口部APを通過して天井部材10の上方に取り出すことが可能な形状に形成されていたが、照明装置20の形状はこれに限るものではない。例えば、図9に示す第2変形例の照明装置20Bのように、筐体21Bの、開口部APに挿入される部分より下方の部分の水平面内における縦横方向の寸法を、開口部APの縦横方向の寸法よりも大きくしてもよい。
さらに、照明板22は、図9に示す照明板22Bのように、筐体21Bの下部を覆うように構成してもよい。照明装置20をより大きな照明装置20Bに交換することにより、乗りかご100内の照度を容易に変更することができると共に、照明装置20の意匠を大幅に変更することができる。
また、実施の形態1では、保持機構30を筐体21の4つの側面21aにそれぞれ1つずつ配置していたが、保持機構30の数及び配置は適宜変更可能である。さらに、実施の形態1の天井装置1は、繋ぎ部材40を備えていたが、天井装置1は、繋ぎ部材40を備えていなくてもよい。
1 天井装置、10 天井部材、11 天板、12 補強枠、121 梁部材、12a 内壁面、12b 挿入口、12c 穴、20,20A,20B 照明装置、21,21B 筐体、21a 側面、21b 貫通孔、22,22B 照明板、30 保持機構、31 突出部材、31a 傾斜部、31b 掛かり部、31c ばね受け、32 コイルばね(弾性部材)、33 固定部材、40 繋ぎ部材、60 治具、100 乗りかご、110 かご本体、111 かご床、112 かご壁、AP 開口部。

Claims (7)

  1. 天井部材と、
    前記天井部材に保持される照明装置と、を備え、
    前記天井部材には、開口部が設けられ、
    前記照明装置は、前記開口部に挿入可能な筐体と、
    前記筐体の側面から突出する突出位置と突出位置よりも前記筐体側に位置する退避位置との間で移動可能な突出部材と、
    前記突出部材が突出位置へ移動する方向へ前記突出部材に力を与える弾性部材とを有し、
    前記筐体が前記開口部に挿入され、かつ前記突出部材の位置が突出位置である状態で、前記突出部材が前記天井部材に掛かることにより、前記照明装置が前記天井部材に保持され
    前記照明装置は、前記開口部の上方に引き出し可能であるエレベータの天井装置。
  2. 天井部材と、
    前記天井部材に保持される照明装置と、を備え、
    前記天井部材には、開口部が設けられ、
    前記照明装置は、前記開口部に挿入可能な筐体と、
    前記筐体の側面から突出する突出位置と突出位置よりも前記筐体側に位置する退避位置との間で移動可能な突出部材と、
    前記突出部材が突出位置へ移動する方向へ前記突出部材に力を与える弾性部材と
    一端側が前記天井部材の上部に取り付けられ、他端側が前記筐体に取り付けられている繋ぎ部材とを有し、
    前記筐体が前記開口部に挿入され、かつ前記突出部材の位置が突出位置である状態で、前記突出部材が前記天井部材に掛かることにより、前記照明装置が前記天井部材に保持され
    前記繋ぎ部材は、前記照明装置を吊り下げ可能になっているエレベータの天井装置。
  3. 前記繋ぎ部材は、チェーン又はロープである請求項2に記載のエレベータの天井装置。
  4. 前記突出部材の端部には、傾斜部が設けられ、
    前記突出部材が前記突出位置にあるときには前記筐体の前記側面から前記傾斜部までの長さが、前記突出部材の上方から下方へ連続的に大きくなっている請求項1から3のいずれか一項に記載のエレベータの天井装置。
  5. 前記天井部材には、前記開口部の内壁面に形成された挿入口を有する穴が設けられ、
    前記突出部材は、前記筐体が前記開口部に挿入された状態で前記挿入口から前記穴に挿入可能になっている請求項1から4のいずれか一項に記載のエレベータの天井装置。
  6. 前記開口部は、乗りかごの救出口である請求項1から5のいずれか一項に記載のエレベータの天井装置。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の天井装置を備えているエレベータのかご。
JP2020504420A 2018-07-18 2018-07-18 エレベータの天井装置及びエレベータのかご Active JP6712099B1 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/JP2018/026874 WO2020016956A1 (ja) 2018-07-18 2018-07-18 エレベータの天井装置及びエレベータのかご

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP6712099B1 true JP6712099B1 (ja) 2020-06-17
JPWO2020016956A1 JPWO2020016956A1 (ja) 2020-07-30

Family

ID=69164801

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020504420A Active JP6712099B1 (ja) 2018-07-18 2018-07-18 エレベータの天井装置及びエレベータのかご

Country Status (3)

Country Link
JP (1) JP6712099B1 (ja)
CN (1) CN112399957B (ja)
WO (1) WO2020016956A1 (ja)

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5376521B2 (ja) * 2009-09-24 2013-12-25 東芝エレベータ株式会社 かご内照明装置
JP5575495B2 (ja) * 2010-01-28 2014-08-20 東芝エレベータ株式会社 エレベータ乗りかご
US9453639B2 (en) * 2013-09-24 2016-09-27 Mandy Holdings Lllp Rectilinear light source for elevator interior
JP2015205767A (ja) * 2014-04-23 2015-11-19 株式会社日立製作所 エレベータ装置
US10662032B2 (en) * 2016-10-18 2020-05-26 Cab Solutions, LLC Elevator door hatch
CN106989330A (zh) * 2017-05-18 2017-07-28 苏州德朗控制技术有限公司 一种电梯用的led灯具的卡接结构
CN206872238U (zh) * 2017-07-13 2018-01-12 浙江阿斯顿电梯有限公司 一种电梯的便捷安全吊顶
JP3214456U (ja) * 2017-10-30 2018-01-18 有限会社小澤空調機器製作所 換気口装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2020016956A1 (ja) 2020-01-23
JPWO2020016956A1 (ja) 2020-07-30
CN112399957B (zh) 2022-07-01
CN112399957A (zh) 2021-02-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4662381B2 (ja) エレベータ天井装置
JP2008044734A (ja) エレベータのかご装置
JP4637783B2 (ja) 照明装置
JP6712099B1 (ja) エレベータの天井装置及びエレベータのかご
JP6611965B2 (ja) エレベータの据付方法
JP5201553B2 (ja) エレベータのかご内照明装置
JP5534987B2 (ja) エレベータのかご室内照明装置
JP2016008091A (ja) エレベータの救出装置、及びエレベータ
JP4089248B2 (ja) エレベータかご室天井の改修方法
JP6382393B1 (ja) エレベータの天井構造
JP2001192190A (ja) エレベーター装置
JP4929656B2 (ja) マンコンベア用制御装置の持ち出し装置
JP6940607B2 (ja) エレベーター装置、エレベーター装置のメンテナンス方法、およびエレベーター装置の製造方法
JP7480898B1 (ja) エレベータ用揚重機の支持装置の固定方法、ガイド装置及び支持装置
JP7352460B2 (ja) 乗りかご及びエレベーター
JP2008030898A (ja) エレベータのかご装置
JP2005145619A (ja) エレベータのかご構造
CN211545609U (zh) 电梯装置
US20180086603A1 (en) Elevator car
JP2014005116A (ja) エレベータのかご天井
EP1657206A3 (en) Elevator car with simplified assembly
JP6801589B2 (ja) 照明カバー支持装置
JP4929774B2 (ja) エレベータのかご室
JP7501958B1 (ja) エレベータ装置の制御盤
CN111824899B (zh) 电梯以及补偿绳索支承机构

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200128

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200128

A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20200128

TRDD Decision of grant or rejection written
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20200421

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200428

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200526

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6712099

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250