JP6711777B2 - 航空機翼移動装置 - Google Patents

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Description

本開示は、一般に航空機に関し、具体的には、航空機翼移動装置に関する。
航空機のバランス及び安定性は、航空機の揚力点及び重心の影響を受ける。バランス及び安定性を維持するために、最適な重心位置は、航空機の揚力点又はその付近である。従って、航空機は、その揚力点と重心とがバランス範囲内で整合している時にバランスが取れている。
一般に、揚力点は、通常は航空機の主翼である主揚力面によって定められる。航空機の重心の位置は、航空機の重量配分に応じて変化する。具体的に言えば、航空機の重心は、全重量が集中する地点まで機体に対して前方又は後方に移動する。
1つの実施形態によれば、無人航空機(「UAV」)が、機体、翼、及び翼移動装置を含む。翼移動装置は、機体に結合するように構成され、翼をUAVに結合するための複数の開口部を含む。複数の開口部は、UAVの重心に基づいて、翼を機体に沿って前方向又は後方向に移動できるように構成される。
いくつかの実施形態の技術的利点として、最大積載量の増加及び航空機性能の向上を挙げることができる。当業者には、以下の図、説明及び特許請求の範囲から他の技術的利点が容易に明らになるであろう。さらに、上記では特定の利点について列挙したが、様々な実施形態は、列挙した利点の全てを含むことも、一部を含むことも、又は全く含まないこともある。
以下、本開示及びその利点をさらに完全に理解できるように、添付図面と併せて以下の説明を参照する。
本開示の実施形態による、航空機に結合した翼移動装置の例を示す図である。 本開示の実施形態による、図1の翼移動装置の平面図である。 本開示の実施形態による、図1の翼移動装置の例の別のビューである。 本開示の実施形態による、図1の翼移動装置の使用例を示す図である。 本開示の実施形態による、図1の翼移動装置の使用例を示す図である。 本開示の実施形態による、図1の翼移動装置の使用例を示す図である。 本開示の実施形態による、図1の翼移動装置の使用例を示す図である。
本開示をより良く理解できるように、以下のいくつかの実施形態例を示す。以下の例は、本開示の範囲を限定又は規定するものと解釈すべきではない。本開示の実施形態及びその利点は、同じ数字を用いて同じ部分及び対応する部分を示す図1〜図4Dを参照することによって最も良く理解される。
一般に、無人航空機(「UAV」)を含む航空機は、燃料、乗客、手荷物、設備などの形の搭載重量を運ぶ。搭載重量は、重心をその最適な位置から安全でない位置に(すなわち、航空機のバランス範囲外に)動かすことによって航空機をアンバランスにする。この影響に対抗するために、航空機はバラストを必要とすることがある。バラストは、重心を最適な位置に(すなわち、航空機のバランス範囲内に)戻すために航空機に加えられる加重材料である。通常、バラストは、航空機の機首又は尾部に加えられるが、航空機に沿ったあらゆる箇所に加えることができる。バラストは、航空機のバランスをうまく取り戻すことができるが、バラストの使用にはいくつかの不利点がある。例えば、バラストは、航空機内の使用可能な空き容量を減少させるので、最大積載量が減少してしまう。バラストを使用する別の不利点は、バラストによって航空機性能が著しく低下する点である。航空機が離陸するには、航空機の総重量を揚力によって相殺しなければならないので、重量は航空機性能にとって負担である。従って、バラストを積んだ航空機は、使用できない余分な搭載重量を補償するためにさらなる揚力を生み出さなければならない。従って、最大積載量の減少又は航空機性能の著しい低下を伴わずに航空機のバランスを取る解決策が必要とされている。
本開示の教示は、航空機翼移動装置を使用してペイロード及び重心の変化に対応することによって、典型的な航空機のこれらの及びその他の問題点を低減又は排除することができると認識する。以下、これらの及びその他の所望の特徴を提供する翼移動装置について説明する。
図1に、本開示のいくつかの実施形態による、航空機100に結合した翼移動装置の例150を示す。航空機100は、ペイロード130を運ぶ機体120を含む。この実施形態では、翼移動装置150が、機体120の頂部に結合する。翼移動装置150の遠位面には、翼110が取り付けられる。
一般に、翼移動装置150は、ペイロード130及び重心160の変化に対応するために、航空機100の機体120及び翼110に結合して、翼110を機体120に沿って前方又は後方に移動させることができる。以下で図4A〜図4Dを参照しながらさらに詳細に説明するように、翼移動装置150は、航空機100のあらゆる適切な部分に結合することができる。航空機100は、限定するわけではないが、UAVを含むいずれかの適切な航空機とすることができる。
上述したように、翼110は、航空機100の揚力点170を定める。いくつかの実施形態では、翼110が、航空機100の主翼である。図1に示すように、航空機100の揚力点170は、翼110によって定められる。図1には、高翼マウントを有する(すなわち、翼110が機体120の頂部に結合する)航空機100を示している。以下で図4A〜図4Dを参照して詳細に説明するように、本開示では、中間翼マウント、低翼マウント及び側翼マウントを有する航空機を含むさらなる実施形態についても検討する。
いくつかの実施形態では、機体120が、航空機100の中心構造又は本体である。典型的な航空機では、機体120が翼110に結合し、ペイロード130を収容又は支持する航空機の区分である。図示の実施形態では、機体120が魚雷形(すなわち、端部がテーパ状になった管状)である。しかしながら、本開示では、機体120はあらゆる適切な形状又は寸法を有することができると認める。
いくつかの実施形態では、航空機100がペイロード130を含む。上述したように、飛行中の航空機の操作性、制御性及び効率を確保するには航空機100の良好なバランスが必要であるため、一般にペイロード130の位置は慎重に検討される。ほとんどの場合、ペイロード130は、航空機の飛行の性質に応じて変化する。例えば、いくつかの民間航空機の実施形態では、ペイロード130が、乗員、乗客、手荷物、燃料及び設備を含むことができる。UAVの実施形態では、ペイロード130が、電源(例えば、バッテリ)、コントローラ及びカメラを含むことができる。図示のように、ペイロード130は、航空機100の尾部付近の機体120の下側に結合する。図1では、ペイロード130を特定の位置に示しているが、当業者であれば、ペイロード130を機体120沿いの又は機体120内のあらゆる箇所に位置付けることができると認識するであろう。さらに、ペイロード130は、機体120全体を通じて分散させることもできる。例えば、航空機100のペイロード130は、航空機100の尾部付近に位置する貨物と、機首付近に位置する乗員とを含むことができる。従って、本開示では、ペイロード130は航空機100の飛行の性質によって変化することができ、ペイロード130の追加、変更又は除去は航空機100の重量配分に影響すると認める。
一般に、翼移動装置150は、あらゆる適切な手段によって機体120のあらゆる適切な部分に結合することができる。図1には、翼移動装置150を機体120の頂部に取り付けられた形で示しているが、本開示では、翼移動装置150を機体120のあらゆる適切な部分に取り付けること(例えば、図4A〜図4Dに例示する実施形態)についても検討する。いくつかの実施形態では、翼移動装置150が、機体120に恒久的に結合する。恒久的な取り付けは、溶接、半田付け、溶着、セメント結合、接着剤による接合、或いは翼移動装置150を機体120に恒久的に係止する他のあらゆる適切な方法を含むことができる。
いくつかの実施形態では、翼移動装置150が、機体120に取り外し可能に結合する。翼移動装置150は、締結具115(例えば、115a〜d)を用いて機体120に結合することができる。締結具115は、ボルト、ボタン、バックル、タイ、クランプ、留め金、釘、ペグ及び/又はねじを含むことができる。また、締結具115は、翼移動装置150を機体120に機械的に取り付ける他のあらゆる適切な装置を含むこともできる。いくつかの実施形態では、低コスト、使い易さ及び効率性を理由につまみねじ115を使用することができる。他の実施形態では、重量性締結具115が使用される。いくつかの実施形態では、締結具115が、確実な結合を保証するために工具又は器具を必要とすることもある。使用する締結具115のタイプは、航空機の懸念事項(例えば、航空機又はその構成要素の重量、航空機の用途など)に基づくことができる。
一般に、翼移動装置150は、翼110を航空機100に取り付けるために使用される。翼110は、翼移動装置150に恒久的に又は取り外し可能に取り付けることができる。翼110は、締結具115を用いて翼移動装置150に結合することができる。
いくつかの実施形態では、翼移動装置150を、炭素繊維、カーボンナノチューブ、セルロースナノクリスタル、ケブラ、プラスチック、金属、及び/又はこれらの材料のいずれかの組み合わせで構成することができる。本開示では、翼移動装置150をあらゆる好適な材料で構成することを認める。翼移動装置150は、頑丈で軽量な材料で形成されることが好ましい。
翼移動装置150の形状及びサイズは、航空機100の異なる用途及び構成によって変化することができる。例えば、重量が250グラムの航空機上の翼移動装置150は、形状が正方形であり、2インチの長さを有することができる。これに比べて、重量が750キログラムの航空機上の翼移動装置150は、形状が矩形であり、2フィートの長さを有することができる。本開示では、航空機は様々な形状及びサイズであり、翼移動装置150は、翼移動装置150を利用する航空機に従ってあらゆる適切な形状及びサイズを有することができると認める。
図2〜図3に示すように、翼移動装置150は、翼移動装置150を機体120に結合するとともに翼110を翼移動装置150に結合する複数の開口部215及び305を含むことができる。開口部215及び305のサイズ及び形状は、航空機の懸念事項(例えば、航空機のサイズ、航空機の重量、航空機の用途、使用する締結具など)に従って変化することができる。いくつかの実施形態では、開口部215が、特定のペイロード130のために予め構成される。例えば、航空機100が、カメラを含むペイロード130を運んでいる時には、翼移動装置150の予め構成された第1の開口部215の組に翼110を取り付けることができる。別の例として、航空機100が、全地球測位システム(「GPS」)を含むペイロード130を運んでいる時には、翼移動装置150の予め構成された第2の開口部215の組に翼110を取り付けることができる。予め構成することにより、翼移動装置150に沿って翼110を調整する際の効率を高めることができる。
いくつかの実施形態では、翼移動装置150が、様々な効用及び/又は設計特徴を含むことができる。例えば、いくつかの実施形態では、翼移動装置150がエアロスカート230を含むことができる。エアロスカート230は、翼移動装置150の輪郭によって定めることができる。一般に、エアロスカート230は、翼移動装置150と機体120との間に空気が伝わるのを防ぐことができる。従って、エアロスカート230は、抗力を低下させることによって航空機性能を高めることができる。別の例として、いくつかの実施形態では、翼移動装置150がストレージソリューションを含むことができる。区画240などのストレージソリューションも、翼移動装置150の輪郭によって定めることができる。一例として、区画240は、翼110に関連する電気コネクタ又は空気圧コネクタを収容することができる。翼移動装置150と一体のストレージソリューションを確立することにより、航空機100の最大積載量をさらに増加させることができる。
上述したように、翼110は、翼移動装置150に結合することができる。いくつかの実施形態では、翼110が、翼移動装置150に恒久的に結合する。他の実施形態では、翼110が、翼移動装置150に取り外し可能に結合する。いくつかの実施形態では、翼110が、締結具115を用いて装置150に結合する。図2〜図3に示すように、翼移動装置150は、翼移動装置150の上面310又は翼移動装置150の側面320への翼110の取り付けを可能にする複数の開口部215を含むことができる。
ペイロード130及び重心160の変化に対応するには、翼移動装置150の開口部215又は305を用いて翼110を機体120に沿って移動させることによって翼110の位置を変更することが有利となり得る。従って、いくつかの実施形態では、翼110が、航空機100の重心160の変化に基づいて移動され、翼移動装置150に固定される。例えば、図1では、ペイロード130を、航空機100の尾部付近の機体120に固定することができる。この結果、航空機100の重心160は後方に移動して、揚力点170と重心160との不整合を引き起こす。揚力点170は翼110によって定められるので、翼110の位置を調整すると、航空機100の揚力点170の位置が調整される。従って、翼110を翼移動装置150に沿って後方に動かすことによって航空機100の揚力点170が移動する。翼110を正しく位置付けると、重心160が揚力点170と再整合して航空機100のバランスが確保される。
翼移動装置150への翼110の結合は、手動で行うことができる。いくつかの実施形態では、翼110が、翼移動装置150の開口部215又は305に対応する複数の開口部を含むことができる。いくつかの実施形態では、翼110を翼移動装置150にしっかりと結合するように、翼110の開口部を翼移動装置150の開口部215に位置合わせする。このようにして、翼110を前方(すなわち、航空機の機首の方向)又は後方(すなわち、航空機の尾部の方向)に移動させ、翼移動装置150の開口部215、305及び翼110の開口部の配置によって翼移動装置150の特定の位置に固定することができる。
本開示では、翼110を翼移動装置150に沿って機械的に移動できることについても検討する。いくつかの実施形態では、航空機100が、翼100を機体120に沿って前方及び後方に動かすように構成された1又は2以上のモータ(図示せず)に通信可能に結合したコントローラ(図示せず)を含む。コントローラは、いずれかの適切な(例えば、有線又は無線)通信リンクを介してモータに命令を与えるように構成することができる。いくつかの実施形態では、コントローラがコンピュータシステムを含み、又はコンピュータシステムである。一例として、翼110は、コントローラから命令を受け取ったことに応答して、翼移動装置150に沿って第1の位置から、航空機の揚力点170が重心160と整合する位置である第2の位置に自動的に移動する。従って、本開示では、ペイロード130及び重心160の変化に起因する翼110の位置変更の自動化を認める。
動作中、翼移動装置150は、機体120沿いの又は機体120内の所望の位置において機体120に結合する。いくつかの実施形態では、翼移動装置150が、締結具115を用いて機体に結合する。例えば、翼移動装置150は、翼移動装置150の開口部215を通じて締結具115を固定することによって機体120に結合することができる。その後、航空機100にペイロード130(例えば、乗員、乗客、貨物、設備など)を積み込み、又は固定することができる。航空機100上の又は航空機100内のペイロード130の位置は、重心160の位置を変化させることができる。その後、揚力点170と航空機100の重心160とが整合する位置において、(例えば、締結具115を用いて)翼移動装置150に翼110を結合することができる。この整合によって航空機100がバランスを保ち、この時点で航空機100の飛行準備が整う。
航空機100は、その後の飛行において異なる目的に使用することができるが、安全性及び効率性を確保するためにバランス調整し直すことが必要となり得る。この理由は、ペイロード130の重量又は位置が変化することによって、航空機の重心160と揚力点170とが整合しなくなる可能性があるからである。例えば、図1では、ペイロード130が航空機100の尾部付近に固定されている。ペイロード130を機体120沿いのこの位置に固定することによって、航空機100の重心160が後方(航空機100の尾部の方向)に移動し、もはや航空機100の揚力点170と整合しなくなる。この結果、航空機100は、最適なバランスを有していない。従って、ペイロード130及び重心160の変化に対応するように翼110を翼移動装置150に沿って後方に移動させることによって重心160を再び整合させることができる。
本明細書で説明したような翼移動装置150を使用すると、航空機100のバラストの必要性を排除して性能及び最大積載量を向上させることができる。航空機100は、ペイロード130及び重心160のあらゆる変化を考慮するように、各飛行前に単純に迅速な再構成を受ければよい。このことは、各飛行前にペイロード(例えば、人員、設備、燃料など)を配置し直し、及び/又は計算された量のバラストを航空機100に加えるという面倒で時間の掛かるタスクとは対照的である。
図4A〜図4Dに、本開示の特定の実施形態による翼移動装置150の使用例を示す。翼移動装置150は、高翼マウント(すなわち、翼110が機体120の頂部に結合する)構成、中間翼マウント(すなわち、翼110が機体120の内部に結合する)構成、低翼マウント(すなわち、翼110が機体120の底部に結合する)構成、及び側翼マウント(すなわち、翼110が機体120の側部に結合する)構成を含む、航空機100の様々な構成と共に使用することができる。以下、図4A〜図4Dに関連してこれらの各構成についてさらに詳細に説明する。
図4Aには、高翼マウント式航空機100Aに取り付けられた翼移動装置150を示す。このような実施形態では、翼移動装置150を機体120の頂部に結合し、翼110を翼移動装置150の遠位面(例えば、上面310)に結合することができる。いくつかの実施形態では、翼110が、締結具115を用いて翼移動装置150の上面310に取り付けられる。いくつかの実施形態では、本明細書で説明したような重心160と揚力点170との再整合に、翼110を翼移動装置150の遠位面に沿って前方向又は後方向に移動させることが必要となり得る。
図4Bには、中間翼マウント式航空機100Bに取り付けられた翼移動装置150を示す。このような実施形態では、翼移動装置150を機体120の内部に結合することができる。中間翼マウント式航空機100Bのフェアリング及び機体120は、翼移動装置150に沿った翼110の移動に対応するのに十分な空間を含む。
中間翼マウント式航空機100Bの機体120は、機体120に翼110を通すように構成された複数の開口部410を含むことができる。いくつかの中間翼マウント式航空機の実施形態では、翼110を翼移動装置150の上面310に結合することができる。いくつかの他の中間翼マウント式航空機の実施形態では、翼110を翼移動装置150の底面315に結合することができる。翼110は、機体120の内部に結合しているが、いくつかの実施形態では、機体120が、翼移動装置150に沿って翼110を容易に移動できるように構成される。例えば、中間翼マウント式航空機100Bの機体120は、上半分及び下半分を含むことができる。このような実施形態では、機体の半分を互いに分離することができる。機体の上半分を機体の下半分から分離することによって翼移動装置150を露出させ、重心160又はペイロード130の変化に応じて翼移動装置150上で翼110を前方又後方に移動させることができる。再整合が実現された時点で、飛行できるように機体の半分同士を再結合することができる。この例には特定の構成を示しているが、中間翼マウント式航空機100Bにおける翼移動装置150に沿った翼120の移動を可能にする他の好適な機体構成も検討される。
図4Cには、低翼マウント式航空機100Cに取り付けられた翼移動装置150を示す。このような実施形態では、翼移動装置150を機体120の底部に結合することができ、翼110を翼移動装置150の遠位面(例えば、上面310)に結合することができる。いくつかの実施形態では、本明細書で説明したような重心160と揚力点150との再整合に、翼移動装置150の遠位面に沿って翼110を前方向又は後方向に移動させることが必要となり得る。
図4Dには、側翼マウント式航空機100Dに取り付けられた翼移動装置150を示す。いくつかの側翼マウント式の実施形態では、翼110が、第1の側翼451a及び第2の側翼450bという2つの部分を含む。側翼450は対称であり、開口部305を用いて翼移動装置150の側面320に結合することができる。他の実施形態では、側翼450が対称であり、開口部215を用いて翼移動装置150の遠位面(例えば、上面310)に結合することができる。
例えば、図4Dに示すように、航空機100Dの翼110は、側翼450a及び側翼450bを含む。翼移動装置150は、機体120の頂部に結合する。側翼450は、締結具115を用いて翼移動装置150に結合することができる。締結具115は、開口部305を通じて側翼450を翼移動装置150の側面320沿いに固定することができる。いくつかの実施形態では、翼移動装置150の側面320に側翼450を取り付けると、締結具115が水平に配向されるようになる。図4Dには、翼移動装置150の側面320に取り付けられた側翼450を示しているが、側翼450のためのあらゆる好適な取り付け位置を使用することができる。例えば、開口部215を通じて側翼450を翼移動装置150の遠位面(例えば、上面310)に結合することもできる。いくつかの実施形態では、翼移動装置150の遠位面に側翼450を取り付けると、締結具115が垂直に配向されるようになる。
また、図4Dには、機体120の頂部に結合した翼移動装置150を示しているが、本開示では、翼移動装置150を機体120のあらゆる好適な部分に結合することができると認める。例えば、いくつかの実施形態では、側翼マウント式航空機100D上の翼移動装置150を機体120の底部に結合することができる。他の実施形態では、側翼マウント式航空機100D上の翼移動装置150を機体120の内部に結合することができる。
本明細書における「又は(or)」は、別途明確に示していない限り、又は文脈的に別途示していない限り包括的であって排他的ではない。従って、本明細書における「A又はB」は、別途明確に示していない限り、又は文脈的に別途示していない限り、A、B、又はこれらの両方を意味する。さらに、「及び(and)」は、別途明確に示していない限り、又は文脈的に別途示していない限り、連帯的かつ個別的である。従って、本明細書における「A及びB」は、別途明確に示していない限り、又は文脈的に別途示していない限り、「連帯的かつ個別的にA及びB」を意味する。
本開示の範囲は、本明細書において説明又は図示した実施形態例に対する、当業者が理解する全ての変更、置換、変形、改変及び修正を含む。本開示は、本明細書において説明又は図示した実施形態例に限定されるものではない。さらに、本開示では、本明細書におけるそれぞれの実施形態を、特定の構成部品、要素、機能、動作又はステップを含むものとして説明し図示したが、これらの実施形態は、いずれも本明細書のあらゆる箇所で説明又は図示した構成部品、要素、機能、動作又はステップの、当業者が理解するあらゆる組み合わせ又は置換を含むことができる。さらに、添付の特許請求の範囲における、特定の機能を実行するように適合された(adapted to)、するように構成された(arranged to)、することができる(capable of)、するように構成された(configured to)、することができる(enabled to)、又はするように動作する(operative to)装置、システム、或いは装置又はシステムの構成部品という言及は、これらの装置、システム又は構成部品がそのように適合され、構成され、行うことができ、構成され、行うことができ、又は動作できる限り、これらの装置、システム又は構成部品、或いはその特定の機能が作動するか否か、オンになっているか否か、又はロック解除されているか否かに関わらず、これらの装置、システム又は構成部品を含む。
100 航空機
110 翼
115 締結具
120 機体
130 ペイロード
150 翼移動装置
160 重心
170 揚力点

Claims (20)

  1. 無人航空機(UAV)であって、
    機体と、
    翼と、
    前記機体に結合するように構成された翼移動装置と、を備え、
    前記翼移動装置は、形状が略矩形であり、前記翼を前記UAVに結合するための複数の開口部を含み、該複数の開口部は、前記翼移動装置の互いに略平行な第1の側部と第2の側部に沿って配置され、前記複数の開口部は、前記UAVの重心に基づいて、前記翼を前記機体に沿って前方向又は後方向に移動できるように構成される、
    ことを特徴とするUAV。
  2. 前記翼は、前記UAVから着脱可能であり、1又は2以上の締結具を用いて前記翼移動装置に結合するように構成される、
    請求項1に記載のUAV。
  3. 前記翼移動装置は、前記機体に取り外し可能に結合する、
    請求項1に記載のUAV。
  4. 前記翼移動装置は、前記機体の頂部に結合する、
    請求項1に記載のUAV。
  5. 前記翼移動装置は、前記機体の底部に結合する、
    請求項1に記載のUAV。
  6. 前記翼移動装置は、前記機体の内部に結合し、
    前記機体は、前記機体に前記翼を通すように構成された複数の開口部を含む、
    請求項1に記載のUAV。
  7. 前記翼移動装置は、抗力を減少させるように構成されたエアロスカートをさらに含む、請求項1に記載のUAV。
  8. 前記UAVは、バラストを使用せずに飛行するように構成される、
    請求項1に記載のUAV。
  9. 前記翼は、前記UAVの重心が前記翼の揚力点と整合する位置において前記翼移動装置に取り付けられる、
    請求項1に記載のUAV。
  10. 前記翼は、第1の部分と、第2の部分とを含み、
    前記翼移動装置は、第1の側部と、第2の側部を含み、
    前記翼の第1の部分は、前記翼移動装置の前記第1の側部に結合し、前記翼の第2の部分は、前記翼移動装置の前記第2の側部に結合する、
    請求項1に記載のUAV。
  11. 航空機であって、
    翼と、
    前記航空機に結合するように構成された翼移動装置と、を備え、
    前記翼移動装置は、形状が略矩形であり、前記翼を前記航空機に結合するための複数の開口部を含み、該複数の開口部は、前記翼移動装置の互いに略平行な第1の側部と第2の側部に沿って配置され、前記複数の開口部は、前記航空機の重心に基づいて前記翼を前方向又は後方向に移動できるように構成される、
    ことを特徴とする航空機。
  12. 前記翼は、前記航空機からから着脱可能であり、1又は2以上の締結具を用いて前記翼移動装置に結合するように構成される、
    請求項11に記載の航空機。
  13. 前記翼移動装置は、前記航空機に取り外し可能に結合する、
    請求項11に記載の航空機。
  14. 前記翼移動装置は、前記航空機の頂部に結合する、
    請求項11に記載の航空機。
  15. 前記翼移動装置は、前記航空機の底部に結合する、
    請求項11に記載の航空機。
  16. 前記翼移動装置は、前記航空機の内部に結合し、
    前記航空機は、前記航空機に前記翼を通すように構成された複数の開口部を含む、
    請求項11に記載の航空機。
  17. 前記翼移動装置は、抗力を減少させるように構成されたエアロスカートをさらに含む、請求項11に記載の航空機。
  18. 前記航空機は、バラストを使用せずに飛行するように構成される、
    請求項11に記載の航空機。
  19. 前記翼は、前記航空機の前記重心が前記翼の揚力点と整合する位置において前記翼移動装置に取り付けられる、
    請求項11に記載の航空機。
  20. 前記翼は、第1の部分と、第2の部分とを含み、
    前記翼移動装置は、第1の側部と、第2の側部を含み、
    前記翼の第1の部分は、前記翼移動装置の前記第1の側部に結合し、前記翼の第2の部分は、前記翼移動装置の前記第2の側部に結合する、
    請求項11に記載の航空機。
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