JP2023140797A - 飛行装置 - Google Patents

飛行装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2023140797A
JP2023140797A JP2022046818A JP2022046818A JP2023140797A JP 2023140797 A JP2023140797 A JP 2023140797A JP 2022046818 A JP2022046818 A JP 2022046818A JP 2022046818 A JP2022046818 A JP 2022046818A JP 2023140797 A JP2023140797 A JP 2023140797A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
rotor
flight device
flight
section
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2022046818A
Other languages
English (en)
Inventor
満 石川
Mitsuru Ishikawa
孝人 関田
Takahito Sekida
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Ishikawa Energy Research Co Ltd
Original Assignee
Kubota Corp
Ishikawa Energy Research Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp, Ishikawa Energy Research Co Ltd filed Critical Kubota Corp
Priority to JP2022046818A priority Critical patent/JP2023140797A/ja
Priority to PCT/JP2023/010251 priority patent/WO2023182127A1/ja
Publication of JP2023140797A publication Critical patent/JP2023140797A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/04Helicopters
    • B64C27/08Helicopters with two or more rotors
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C27/00Rotorcraft; Rotors peculiar thereto
    • B64C27/22Compound rotorcraft, i.e. aircraft using in flight the features of both aeroplane and rotorcraft
    • B64C27/26Compound rotorcraft, i.e. aircraft using in flight the features of both aeroplane and rotorcraft characterised by provision of fixed wings
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64CAEROPLANES; HELICOPTERS
    • B64C39/00Aircraft not otherwise provided for
    • B64C39/02Aircraft not otherwise provided for characterised by special use
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64UUNMANNED AERIAL VEHICLES [UAV]; EQUIPMENT THEREFOR
    • B64U10/00Type of UAV
    • B64U10/10Rotorcrafts
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B64AIRCRAFT; AVIATION; COSMONAUTICS
    • B64UUNMANNED AERIAL VEHICLES [UAV]; EQUIPMENT THEREFOR
    • B64U30/00Means for producing lift; Empennages; Arrangements thereof
    • B64U30/20Rotors; Rotor supports
    • B64U30/29Constructional aspects of rotors or rotor supports; Arrangements thereof
    • B64U30/293Foldable or collapsible rotors or rotor supports

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Aviation & Aerospace Engineering (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Remote Sensing (AREA)
  • Toys (AREA)

Abstract

【課題】アームの内側端部を強固に機体に接続することができる飛行装置を提供する。【解決手段】飛行装置10は、機体11と、アーム12と、ロータ13と、とを具備する。アーム12は、第1アーム部121と、第2アーム部122と、を有する。第1アーム部121は、一端側にロータ13に配設され、他端側が機体11に接続される。第2アーム部122は、一端側が第1アーム部121に接続し、他端側が機体11の第1アーム部121が接続する部分よりも下方側に接続する。【選択図】図1

Description

本発明は、飛行装置に関する。
従来から、無人で空中を飛行することが可能な飛行装置が知られている。このような飛行装置は、垂直軸回りに回転するロータの推力で、空中を飛行することを可能としている。
かかる飛行装置の適用分野としては、例えば、輸送分野、測量分野および撮影分野等が考えられる。このような分野に飛行装置を適用する場合は、測量機器や撮影機器を飛行装置に備え付ける。飛行装置をかかる分野に適用させることで、人が立ち入れない地域に飛行装置を飛行させ、そのような地域の輸送、撮影および測量を行うことができる。このような飛行装置に関する発明は、例えば、特許文献1に記載されている。
また、係る飛行装置では、機体から外側に向かって伸びるアームの先端に、ロータが取り付けられる。そして、ロータが回転することで発生する揚力により、飛行装置は空中に浮遊する。
特開2012-51545号公報
しかしながら、前述した飛行装置においては、アームの機体に対する取り付け構成において改善の余地があった。
具体的には、一般的にはアームは略棒状を呈しており、その内側端部が機体に接続され、外側端部にロータが取り付けられる。よって、アームの内側端部と機体との接続強度が十分でなければ、飛行時において当該接続部からアームが不用意に変形し、飛行時の位置姿勢を正確に制御することが簡単ではない課題が発生する。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、アームを強固に機体に接続することができる飛行装置を提供することにある。
本発明の飛行装置は、機体と、アームと、ロータと、を具備し、前記アームは、第1アーム部と、第2アーム部と、を有し、前記第1アーム部は、一端側に前記ロータが配設され、他端側が前記機体に接続し、前記第2アーム部は、一端側が前記第1アーム部に接続し、他端側が、前記機体の前記第1アーム部が接続する部分よりも下方側に接続することを特徴とする。
また、本発明の飛行装置では、前記第1アーム部は、外側の端部である第1端部と、内側の端部である第2端部および第3端部と、を有し、前記第2アーム部は、外側の端部である第4端部と、内側の端部である第5端部と、を有し、前記第2アーム部の前記第5端部は、前記第1アーム部の前記第2端部および前記第3端部よりも、下方側に配置されることを特徴とする。
また、本発明の飛行装置では、前記第1アーム部は、前記第2端部および前記第3端部を回転中心として、前記機体に対して回転可能に接続され、前記第2アーム部の前記第5端部は、前記機体に対して着脱可能に接続されることを特徴とする。
また、本発明の飛行装置では、前記第2アーム部は、長さ方向の寸法を変更できる調節部を有することを特徴とする。
また、本発明の飛行装置では、前記第2アーム部の一端側は、前記第1アーム部の途中部分に接続することを特徴とする。
また、本発明の飛行装置では、前記ロータの回転面は、外側に向かって上方に傾斜することを特徴とする。
また、本発明の飛行装置では、前記第1アーム部に取り付けられる翼部と、を更に具備することを特徴とする。
本発明の飛行装置は、機体と、アームと、ロータと、を具備し、前記アームは、第1アーム部と、第2アーム部と、を有し、前記第1アーム部は、一端側に前記ロータが配設され、他端側が前記機体に接続し、前記第2アーム部は、一端側が前記第1アーム部に接続し、他端側が、前記機体の前記第1アーム部が接続する部分よりも下方側に接続することを特徴とする。本発明の飛行装置によれば、第2アーム部により第1アーム部を補強することができ、飛行時においてアームが不用意に変形することを抑止し、飛行時における機体の位置姿勢を正確に制御することができる。
また、本発明の飛行装置では、前記第1アーム部は、外側の端部である第1端部と、内側の端部である第2端部および第3端部と、を有し、前記第2アーム部は、外側の端部である第4端部と、内側の端部である第5端部と、を有し、前記第2アーム部の前記第5端部は、前記第1アーム部の前記第2端部および前記第3端部よりも、下方側に配置されることを特徴とする。本発明の飛行装置によれば、アーム部の内側端部が、第2端部、第3端部および第5端部により三点支持される。これにより、アーム部の内側端部を機体に対して強固に取り付けることができる。
また、本発明の飛行装置では、前記第1アーム部は、前記第2端部および前記第3端部を回転中心として、前記機体に対して回転可能に接続され、前記第2アーム部の前記第5端部は、前記機体に対して着脱可能に接続されることを特徴とする。本発明の飛行装置によれば、収納時において機体に対してアーム部を曲折することができ、装置全体をコンパクトな状態で格納および搬送することができる。
また、本発明の飛行装置では、前記第2アーム部は、長さ方向の寸法を変更できる調節部を有することを特徴とする。本発明の飛行装置によれば、調節部により第2アーム部の長さを変更することで、アームの水平面に対する角度を変更することができる。
また、本発明の飛行装置では、前記第2アーム部の一端側は、前記第1アーム部の途中部分に接続することを特徴とする。本発明の飛行装置によれば、第2アーム部の途中部分を第1アーム部により補強することができ、アーム全体の剛性を大きくすることができる。
また、本発明の飛行装置では、前記ロータの回転面は、外側に向かって上方に傾斜することを特徴とする。本発明の飛行装置によれば、ロータが回転することにより発生する推力が、上方内側を向き、これにより飛行時の姿勢を安定化させることができる。
また、本発明の飛行装置では、前記第1アーム部に取り付けられる翼部と、を更に具備することを特徴とする。本発明の飛行装置によれば、飛行時において翼部により揚力を得ることができ、飛行に要するエネルギを低減できる。
本発明の実施形態に係る飛行装置を示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る飛行装置を示す図であり、各部位の接続構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態に係る飛行装置のロータおよびアームを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る飛行装置のアームを示す斜視図である。 本発明の実施形態に係る飛行装置のロータおよびアームを示す側面図である。 本発明の実施形態に係る飛行装置の、収納時におけるロータおよびアームを示す斜視図である。 本発明の他形態に係る飛行装置を上方から見た斜視図である。 本発明の他形態に係る飛行装置を下方から見た斜視図である。 本発明の他形態に係る飛行装置の収納状態を示す斜視図である。 本発明の更なる他形態に係る飛行装置を示す斜視図である。 本発明の更なる他形態に係る飛行装置の収納状態を示す斜視図である。
以下、図を参照して本形態の飛行装置の構成を説明する。以下の説明では、同一の構成を有する部位には同一の符号を付し、繰り返しの説明は省略する。また、以下の説明では上下前後左右の各方向を用いるが、これらの各方向は説明の便宜のためである。更に、以下の説明では、機体11から離れる方向を外側と称し、機体11に接近する方向を内側と称することもある。
図1は、飛行装置10を示す斜視図である。
飛行装置10は、機体11と、アーム12と、ロータ13と、を主要に具備する。飛行装置10は、ドローンとも称される。飛行装置10は、バッテリからの給電により回転するモータのみを駆動源とする電動型ドローンでも良いし、エンジンおよびモータを駆動源とするハイブリッドドローンでも良い。ハイプリッドドローンとしては、シリーズハイブリッドドローンまたはパラレルハイブリッドドローンを採用できる。シリーズハイブリッドドローンは、エンジンにより発電機を駆動し、発電機から給電を受けたモータがロータ13を回転させる。パラレルハイブリッドドローンは、当該モータによりロータ13を回転させる電気的駆動系とは別に、エンジンにより機械的にロータ13を回転させる機械的駆動系を有する。
機体11は、飛行装置10を構成する各機器を支える本体である。ここでは、アルミニウムやマグネシウム等から成る棒状部材により、機体11が構成される。具体的には、機体11は、上段フレーム部111、中段フレーム部112および下段フレーム部113を有する。上段フレーム部111および中段フレーム部112は、上方から見て略正方形状を呈する枠状部材である。下段フレーム部113は、上方から見て略円環を呈する部材である。上段フレーム部111、中段フレーム部112および下段フレーム部113は、縦方向に伸びる棒状部材により、相互に接続される。下段フレーム部113から、下方に向かって4つの脚部114が伸びる。脚部114は、飛行装置10が着陸状態の際に、地面に接する部分である。機体11の内部に、後述する、電池ユニット25等が収納される。
アーム12は、機体11から周囲に向かって伸びる部材である。アーム12は、機体11と同様に、アルミニウムまたはマグネシウム等の金属材料から成る。アーム12は、機体11から四方に向かって伸びる。アーム12の具体構成は、図3A等を参照して詳述する。
ロータ13は、アーム12の先端側に配設される。ロータ13が回転することにより上向きの推力が発生し、当該推力により飛行装置10は空中を浮遊する。
図2は、飛行装置10を示す図であり、各部位の接続構成を示すブロック図である。
飛行装置10は、制御装置21と、電池ユニット25と、出力制御装置23と、ロータモータ17と、センサ18と、通信装置22と、を主要に有する。ここでは、飛行装置10が電動型ドローンである場合を示しているが、飛行装置10がハイブリッドドローンである場合は、別途に、エンジンおよび発電機が備えられる。
制御装置21は、CPU、ROM、RAM等を有する。制御装置21は、センサ18および通信装置22からの入力に基づいて、飛行装置10を構成する各機器の挙動、例えば、各々のロータ13の回転数を制御する。
電池ユニット25は、例えば、充電可能なリチウムイオンバッテリである。電池ユニット25から放電された電力は、出力制御装置23に供給される。
出力制御装置23は、個々のロータ13に対応して設けられる。出力制御装置23としては、電池ユニット25から供給される直流電力を、所定の周波数の交流電力に変換するインバータを採用できる。
ロータモータ17は、前述したロータ13に対応して設けられる。ロータモータ17は、出力制御装置23から供給される電力により、前述したロータ13を回転させる。
センサ18は、例えば、ジャイロセンサ、加速度センサ、気圧センサ、超音波センサ、GPS等を含むセンサである。
通信装置22は、無線的または有線的に、操作者が操作するコントローラと接続される。操作者がコントローラを操作すると、当該操作を示すコマンドが通信装置22に送信される。制御装置21は、通信装置22が受け付けたコマンドに基づいて、それぞれのロータモータ17の回転を調整し、飛行装置10の位置姿勢を制御する。
飛行装置10の動作を簡単に説明する。飛行装置10は、着陸状態、離陸状態、ホバリング状態、昇降状態または水平移動状態で稼働される。
着陸状態では、飛行装置10は接地している。この状態では、ロータ13は回転しない。
離陸状態では、飛行装置10は、ロータ13の回転により発生する推力により、接地面から離れて上昇する。
ホバリング状態では、飛行装置10は、制御装置21およびセンサ18からの入力情報に基づいて、電池ユニット25からの電力を、出力制御装置23を経由してロータモータ17に供給し、ロータモータ17を回転させ、飛行装置10を空中の所定位置に浮遊させる。制御装置21は、飛行装置10が所定の高度および姿勢を維持できるように、各出力制御装置23を制御することで、ロータモータ17の回転速度を所定のものにしている。
昇降状態では、制御装置21は、ロータモータ17の回転数を制御することで、飛行装置10を上昇または下降させる。この際も、制御装置21は、飛行装置10が所定の高度および姿勢を維持できるように、各出力制御装置23を制御することで、各々のロータ13の回転速度を所定のものにしている。
水平移動状態では、制御装置21は、出力制御装置23を制御することで、各々のロータモータ17の回転数を制御することにより、飛行装置10を傾斜状態にし、飛行装置10を水平方向に移動させる。
図3Aは、飛行装置10のロータ13およびアーム12を示す斜視図である。図3Bは、飛行装置10のアーム12を示す斜視図である。
図3Aを参照して、上段フレーム部111と中段フレーム部112との間に板状フレーム部115が架設されている。板状フレーム部115は板状の金属板から成る。板状フレーム部115は、2つが略平行となるように配設されている。
アーム12は、板状フレーム部115から左方に向かって伸びる。アーム12は、第1アーム部121と、第2アーム部122と、を有する。
第1アーム部121は、一端側である左端側にロータ13に配設され、他端側である右端側が機体11の板状フレーム部115に接続される。また、第1アーム部121を上方から見た場合、アルファベットのAの形状を呈することから、第1アーム部121はAアームと称されることもある。
ロータ13は、第1アーム部121の外側端部に配設される。ロータ13は、上段ロータ131と下段ロータ132とを有する。上段ロータ131と下段ロータ132とは、上方から見て重畳するように配置される。上段ロータ131と下段ロータ132とは逆方向に回転する。上段ロータ131および下段ロータ132を有することで、大きな推力を得ることができる。
第2アーム部122は、一端側である外側端部が第1アーム部121に接続する。第2アーム部122の他端側である内側端部は、機体11の第1アーム部121が接続する部分よりも下方側に接続する。具体的には、第2アーム部122の内側端部は、脚部114の途中部分に接続する。係る構成により、第2アーム部122により第1アーム部121を補強することができ、飛行時においてアーム12が不用意に変形することを抑止し、飛行時における機体11の位置姿勢を正確に制御することができる。
図3Bを参照して、アーム12を構成する第1アーム部121および第2アーム部122を詳述する。
第1アーム部121は、外側の端部である第1端部1211と、内側の端部である第2端部1212および第3端部1213と、を有する。第1端部1211の上面および下面に、前述した上段ロータ131、下段ロータ132およびこれらを回転させるロータモータ17が配設される。第2端部1212および第3端部1213は、第1アーム部121の右端に配置された略棒状部位の端部である。第1アーム部121は、第2端部1212および第3端部1213を回転中心として、板状フレーム部115に対して回転可能に接続される。ここで、回転可能に接続する構成としては、接続する部材に貫通孔を設け、当該貫通孔に回転軸を挿入する構成を採用することができる。係る構成は、他の部材同士の接続部においても同様である。
第2アーム部122は、外側の端部である第4端部1221と、内側の端部である第5端部1222と、を有する。第2アーム部122の第5端部1222は、第1アーム部121の第2端部1212および第3端部1213よりも、下方側に配置される。かかる構成により、アーム12の内側端部が、第2端部1212、第3端部1213および第5端部1222により三点支持される。よって、アーム12の内側端部を機体11に対して強固に取り付けることができる。
第2アーム部122の第4端部1221は、第1アーム部121の途中部分に、回転可能に接続する。係る構成により、第2アーム部122の途中部分を、第1アーム部121により補強することができ、アーム12全体の剛性を大きくすることができる。
更に、第2アーム部122の第5端部1222は、図3Aに示した脚部114に対して、簡易に着脱可能に接続されている。例えば、第2アーム部122の第5端部1222は、操作者が簡単に着脱できる、ネジ構造などの簡易な締結手段により、脚部114に接続される。よって、飛行装置10の収納時において、機体11に対してアーム12を容易に曲折することができ、装置全体をコンパクトな状態で格納および搬送することができる。
第2アーム部122は、長さ方向の寸法を変更できる調節部1223を有する。調節部1223は、例えばネジ構造により、第2アーム部122の上方部分と下方部分とを伸縮可能に接続する。調節部1223により第2アーム部122の長さを変更可能にすることで、第1アーム部121の水平面に対する角度を簡易に変更することができる。
図4は、飛行装置10のロータ13およびアーム12を示す側面図である。図4では、ロータ13が回転することにより推力が発生する方向を矢印で示している。
回転面133は、ロータ13が回転することより形成される仮想的な面である。回転面133は、外側に向かって上方に傾斜するように配置されている。ロータ13の回転面133が、第2アーム部122の延在方向に対して平行に設置されていれば、ロータ13および第2アーム部122の両方が、左方に向かって上方に傾斜するように配置される。回転面133および第2アーム部122が水平面から傾斜する傾斜角θは、ロータ13が回転することにより発生する推力および飛行装置10の重量等を勘案し、飛行装置10の飛行時における姿勢を安定的にできる範囲とされる。
ロータ13の回転面133を傾斜配置することで、ロータ13が回転することにより発生する推力が、上方内側を向き、これにより飛行時の姿勢を安定化させることができる。即ち、飛行装置10の飛行時における姿勢が、風等の外乱に起因して若干変動した場合であっても、ロータ13から発生する推力が上方内側を向くことで、飛行装置10の空中における姿勢が自己補正され、飛行装置10の飛行時の安定性を向上させることができる。
更に、回転面133および第2アーム部122の傾斜角θは、調節部1223を調整することで容易に変更できる。具体的には、調節部1223を操作し、第1アーム部121を長くすることで、傾斜角θを大きくできる。一方、調節部1223を逆方向に操作し、第1アーム部121を短くすることで、傾斜角θを小さくできる。
図5は、飛行装置10の、収納時におけるロータ13およびアーム12を示す斜視図である。
アーム12を収納する際には、先ず、第2アーム部122の第5端部1222を、脚部114から取り外す。その後、第2端部1212および第3端部1213を回転中心として、アーム12を上方内側に向かって曲折する。これにより、アーム12およびロータ13が外側に向かって張り出すことがなく、飛行装置10を、全体的にコンパクトな状態で、収納および搬送することができる。
図6Aは、他形態に係る飛行装置10を上方から見た斜視図である。図6Bは、他形態に係る飛行装置10を下方から見た斜視図である。ここに示す飛行装置10の構成等は、図1に示したものと基本的には同様であり、翼部14を備えている点が異なる。
図6Aを参照して、翼部14は、アーム12の上側に取り付けられた略板状の部材である。前述したように、機体11から周囲に向かってアーム12が伸びており、各々のアーム12に翼部14が取り付けられている。翼部14を有することで、飛行時において翼部14により揚力を得ることができ、飛行装置10の飛行に要するエネルギを低減できる。
図6Bを参照して、翼部14は、複数の翼接続部15を介して、アーム12の上方に取り付けられている。翼接続部15は、アーム12から上方に向かって伸びる柱状の部材である。
図7は、他形態に係る飛行装置10の収納状態を示す斜視図である。
前述したように、アーム12は機体11に対して折り畳み可能に接続されている。よって、アーム12を曲折させることにより、アーム12と共に翼部14も曲折状態となる。よって、飛行装置10に翼部14を備えた場合であっても、飛行装置10をコンパクトな収納状態にすることができる。
図8は、更なる他形態に係る飛行装置10を示す斜視図である。
図8に示した飛行装置10の形態は、図6A等に示したものと基本的には同様であり、翼部14が取り付けられる形態が異なる。
ここでは、翼部14は、翼部141ないし翼部144を有する。翼部141、翼部142、翼部143および翼部144は、夫々がアーム12の上方側に取り付けられている。
翼部141および翼部142は、飛行装置10の前方側で、左右方向に連続する1つの板状部材を形成している。同様に、翼部143および翼部144は、飛行装置10の後方側で左右方向に連続する1つの板状部材を形成している。翼部141ないし翼部144は、翼接続部15を介して、アーム12の上方側に接続されている。また、翼接続部15の長さを変化させることで、翼部141ないし翼部144の、前方に向かって上方に傾斜する傾斜角を変化させ、発生する揚力を変化させることができる。
係る構成により、飛行装置10が前方に向かって飛行した際に、翼部14により大きな揚力を得ることができ、飛行装置10の飛行に要するエネルギを低減できる。
図9は、更なる他形態に係る飛行装置10の収納状態を示す斜視図である。機体11に対して、アーム12を内側下方に曲折させることで、アーム12および翼部14が収納状態となる。また、翼部141ないし翼部144は、左右方向に沿って細長い矩形形状を呈することから、アーム12に対して傾斜している。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明は、これに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で変更が可能である。また、前述した各形態は相互に組み合わせることが可能である。
10 飛行装置
11 機体
111 上段フレーム部
112 中段フレーム部
113 下段フレーム部
114 脚部
115 板状フレーム部
12 アーム
121 第1アーム部
1211 第1端部
1212 第2端部
1213 第3端部
122 第2アーム部
1221 第4端部
1222 第5端部
1223 調節部
13 ロータ
131 上段ロータ
132 下段ロータ
133 回転面
14 翼部
141 翼部
142 翼部
143 翼部
144 翼部
15 翼接続部
17 ロータモータ
18 センサ
21 制御装置
22 通信装置
23 出力制御装置
25 電池ユニット

Claims (7)

  1. 機体と、アームと、ロータと、を具備し、
    前記アームは、第1アーム部と、第2アーム部と、を有し、
    前記第1アーム部は、一端側に前記ロータが配設され、他端側が前記機体に接続し、
    前記第2アーム部は、一端側が前記第1アーム部に接続し、他端側が、前記機体の前記第1アーム部が接続する部分よりも下方側に接続することを特徴とする飛行装置。
  2. 前記第1アーム部は、外側の端部である第1端部と、内側の端部である第2端部および第3端部と、を有し、
    前記第2アーム部は、外側の端部である第4端部と、内側の端部である第5端部と、を有し、
    前記第2アーム部の前記第5端部は、前記第1アーム部の前記第2端部および前記第3端部よりも、下方側に配置されることを特徴とする請求項1に記載の飛行装置。
  3. 前記第1アーム部は、前記第2端部および前記第3端部を回転中心として、前記機体に対して回転可能に接続され、
    前記第2アーム部の前記第5端部は、前記機体に対して着脱可能に接続されることを特徴とする請求項2に記載の飛行装置。
  4. 前記第2アーム部は、長さ方向の寸法を変更できる調節部を有することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の飛行装置。
  5. 前記第2アーム部の一端側は、前記第1アーム部の途中部分に接続することを特徴とする請求項1から請求項4の何れかに記載の飛行装置。
  6. 前記ロータの回転面は、外側に向かって上方に傾斜することを特徴とする請求項1から請求項5の何れかに記載の飛行装置。
  7. 前記第1アーム部に取り付けられる翼部と、を更に具備することを特徴とする請求項1から請求項6の何れかに記載の飛行装置。




JP2022046818A 2022-03-23 2022-03-23 飛行装置 Pending JP2023140797A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022046818A JP2023140797A (ja) 2022-03-23 2022-03-23 飛行装置
PCT/JP2023/010251 WO2023182127A1 (ja) 2022-03-23 2023-03-16 飛行装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2022046818A JP2023140797A (ja) 2022-03-23 2022-03-23 飛行装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2023140797A true JP2023140797A (ja) 2023-10-05

Family

ID=88101529

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2022046818A Pending JP2023140797A (ja) 2022-03-23 2022-03-23 飛行装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2023140797A (ja)
WO (1) WO2023182127A1 (ja)

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101804333B1 (ko) * 2017-07-26 2017-12-04 (주)테크맥스텔레콤 방송모듈 및/또는 접을 수 있는 아암을 갖는 무인 비행체
KR101945120B1 (ko) * 2017-09-12 2019-02-01 한국항공우주연구원 경사진 로터 배열을 구비하는 비행체
CN211969736U (zh) * 2020-02-24 2020-11-20 北京京东乾石科技有限公司 多旋翼飞行器的机体及多旋翼飞行器
CN212195888U (zh) * 2020-04-24 2020-12-22 集宁师范学院 一种双旋翼无人机
CN212766733U (zh) * 2020-08-05 2021-03-23 珠海市双捷科技有限公司 降低转动惯量的多旋翼无人机
CN212890950U (zh) * 2020-09-11 2021-04-06 广州极飞科技有限公司 双旋翼无人机
JP7012227B1 (ja) * 2021-02-15 2022-01-28 株式会社松山ドローンサービス 飛行体
CN113635721A (zh) * 2021-08-19 2021-11-12 西安戴森电子技术有限公司 一种空陆两栖双足轮多模式行走飞行仿生机器人
CN113753229A (zh) * 2021-10-09 2021-12-07 吉林大学 一种可折叠式固定翼四旋翼复合无人机及其控制方法
CN215663983U (zh) * 2021-10-11 2022-01-28 尚良仲毅(沈阳)高新科技有限公司 一种多旋翼无人机

Also Published As

Publication number Publication date
WO2023182127A1 (ja) 2023-09-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102020291B1 (ko) 버티컬 이착륙, 버티컬 및 호리즌탈 비행 및 비행중 에너지 생성이 가능한 비행체
US10144509B2 (en) High performance VTOL aircraft
JP6076833B2 (ja) 垂直離着陸飛行体の制御方法
US9145207B2 (en) Remotely controlled micro/nanoscale aerial vehicle comprising a system for traveling on the ground, vertical takeoff, and landing
KR100812756B1 (ko) 요잉제어가 용이한 쿼드로콥터
CN110641693A (zh) 垂直起飞和着陆无人驾驶飞行器
CN109476366A (zh) 具有倾斜翼配置的垂直起降飞机
WO2020017488A1 (ja) 無人航空機
CN112004746A (zh) 自主飞行救护车
JP2016537234A (ja) 垂直離着陸航空機
JPH08509930A (ja) ダクト付きカウンタ回転同軸ロータを有する無人飛行体の空力的補助構造体
US20120091284A1 (en) Unmanned aerial vehicle
CN108349588B (zh) 用于无人飞行器的联动伺服飞行控制系统
WO2016163482A1 (ja) 移動体
JP3879771B1 (ja) 羽ばたき飛行機
KR20180116849A (ko) 가변 피치 프로펠러를 이용한 고정익 드론
JP7244084B2 (ja) 電子部品及び当該電子部品を取り付けた飛行体
JP2018134908A (ja) 無人航空機
WO2023182127A1 (ja) 飛行装置
WO2021119603A1 (en) Fractal tetrahedron unmanned aircraft system assembly
WO2020017486A1 (ja) 無人航空機
JP2017190091A (ja) トレイ型マルチコプター
Lewis et al. Fabrication and testing of scaled prototype of hoverbike
JP7123459B1 (ja) 飛行装置
JP2021160436A (ja) 飛行体の制御方法、飛行体、情報処理装置及び情報処理システム