JPH04166497A - 飛昇体 - Google Patents
飛昇体Info
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- JPH04166497A JPH04166497A JP28859190A JP28859190A JPH04166497A JP H04166497 A JPH04166497 A JP H04166497A JP 28859190 A JP28859190 A JP 28859190A JP 28859190 A JP28859190 A JP 28859190A JP H04166497 A JPH04166497 A JP H04166497A
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- 230000009545 invasion Effects 0.000 abstract 1
- 230000000149 penetrating effect Effects 0.000 abstract 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 20
- 230000005484 gravity Effects 0.000 description 11
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N Glycerine Chemical compound OCC(O)CO PEDCQBHIVMGVHV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 2
- 206010012735 Diarrhoea Diseases 0.000 description 1
- 239000000020 Nitrocellulose Substances 0.000 description 1
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- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 230000035515 penetration Effects 0.000 description 1
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- Sealing Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は飛昇体に関するものである。
第21図は従来の飛昇体の側面図である。図において、
1はミサイルであり、図示されているもの全体を指して
いる。2は同ミサイルの胴体、3は同ミサイルの前翼、
4は同後翼、18は前翼3の回転軸として機能するシャ
フトである。
1はミサイルであり、図示されているもの全体を指して
いる。2は同ミサイルの胴体、3は同ミサイルの前翼、
4は同後翼、18は前翼3の回転軸として機能するシャ
フトである。
上記構成を有する飛昇体において、前翼3および後翼4
は胴体2に対してその前後方向取付位置が固定されてい
る。ただし、各翼は、その取付シャフト18の軸回りに
回転して、気流に対する角度すなわち迎角が変えられる
様になっている。
は胴体2に対してその前後方向取付位置が固定されてい
る。ただし、各翼は、その取付シャフト18の軸回りに
回転して、気流に対する角度すなわち迎角が変えられる
様になっている。
第22図は上記飛昇体の前翼が迎角を有する場合に作用
する力やモーメントを示す図である。図において、αは
迎角、Gはミサイルの重心、Lは前翼に作用する揚力、
2は重心Gと揚力の作用点との間の距離、すなわちアー
ム、Mは揚力りが重心0回りに加えるモーメントである
。
する力やモーメントを示す図である。図において、αは
迎角、Gはミサイルの重心、Lは前翼に作用する揚力、
2は重心Gと揚力の作用点との間の距離、すなわちアー
ム、Mは揚力りが重心0回りに加えるモーメントである
。
翼の迎角αは翼に対して気流に垂直方向の空力荷重すな
わち揚力りを発生させる。この揚力により、飛昇体が空
中を飛行可能となり、また、揚力の変化に伴い、飛昇体
の飛行経路が変わる。
わち揚力りを発生させる。この揚力により、飛昇体が空
中を飛行可能となり、また、揚力の変化に伴い、飛昇体
の飛行経路が変わる。
一方、翼の揚力りは飛昇体の重心0回りの空力モーメン
トMを発生させる。すなわち、揚力りとアームlの積が
空力モーメンl−Mとなり、これにより、飛昇体は重心
0回りに回転する。飛昇体の回転により、飛昇体の気流
に対する姿勢が変化し、飛昇体全体に働く空気力が変化
する。(翼に対する迎角が変化し、それによって揚力が
変化する場合も含まれる。) このように、飛昇体は翼の気流に対する角度を変えて、
飛昇体全体の揚力や空力モーメントを変え、指定された
飛行経路及び飛行姿勢を保つ様に制御される。
トMを発生させる。すなわち、揚力りとアームlの積が
空力モーメンl−Mとなり、これにより、飛昇体は重心
0回りに回転する。飛昇体の回転により、飛昇体の気流
に対する姿勢が変化し、飛昇体全体に働く空気力が変化
する。(翼に対する迎角が変化し、それによって揚力が
変化する場合も含まれる。) このように、飛昇体は翼の気流に対する角度を変えて、
飛昇体全体の揚力や空力モーメントを変え、指定された
飛行経路及び飛行姿勢を保つ様に制御される。
従来の技術においては翼の前後方向取付位置が固定され
ていたため、揚力と空力モーメントは同時に変化し、片
方のみ発生させる事ができなかった。これは翼位置と重
心位置の距離すなわちアームが固定されていたため、揚
力とアームの積である空力モーメントが揚力と一意的に
関係し、片方のみを自由に制御する事ができないためで
ある。
ていたため、揚力と空力モーメントは同時に変化し、片
方のみ発生させる事ができなかった。これは翼位置と重
心位置の距離すなわちアームが固定されていたため、揚
力とアームの積である空力モーメントが揚力と一意的に
関係し、片方のみを自由に制御する事ができないためで
ある。
本発明はこのアームに自由度を付加して揚力と空力モー
メントを互いに独立に制御できるようにしようとするも
のである。
メントを互いに独立に制御できるようにしようとするも
のである。
さらに上記の改良を行うため、翼取付位置を変化させよ
うとすると、胴体にスリット状切り欠きを作らなければ
ならない。すると、この切り欠き部を通して外気流が胴
体内に侵入し搭載機器に悪影響を及ぼす。すなわち、高
速の外気流が機器に当り、機器に空力荷重が加わったり
、配線類が振動したりする。また、機器回りの温度環境
も変化する。
うとすると、胴体にスリット状切り欠きを作らなければ
ならない。すると、この切り欠き部を通して外気流が胴
体内に侵入し搭載機器に悪影響を及ぼす。すなわち、高
速の外気流が機器に当り、機器に空力荷重が加わったり
、配線類が振動したりする。また、機器回りの温度環境
も変化する。
本発明においては、前記改良に伴って設けられるこの切
り欠き部の空気流をせき止める手段も併せて提示して、
搭載機器類を保護するようにし、前記翼取付位置変更の
発明を実用可能にしようとするものである。
り欠き部の空気流をせき止める手段も併せて提示して、
搭載機器類を保護するようにし、前記翼取付位置変更の
発明を実用可能にしようとするものである。
本発明は前記課題を解決したものであって、胴体内から
その側部外方に伸延しその外端に翼が取付けられている
シャフトを有し、同シャフトを回転させて翼の迎角を変
える飛昇体において、胴体側部に前後方向に伸びるスリ
ット状切り欠き部を設け、同切り欠き部に前記シャフト
を貫通させ、同シャフトを前後方向に移動させる手段を
設け、かつ、同シャフトの回転を妨げることなく同シャ
フトと共に前後方向へ移動して前記切り欠き部を寒くシ
ール板を設けたことを特徴とする飛昇体に関するもので
ある。
その側部外方に伸延しその外端に翼が取付けられている
シャフトを有し、同シャフトを回転させて翼の迎角を変
える飛昇体において、胴体側部に前後方向に伸びるスリ
ット状切り欠き部を設け、同切り欠き部に前記シャフト
を貫通させ、同シャフトを前後方向に移動させる手段を
設け、かつ、同シャフトの回転を妨げることなく同シャ
フトと共に前後方向へ移動して前記切り欠き部を寒くシ
ール板を設けたことを特徴とする飛昇体に関するもので
ある。
本発明においては、翼の取付位置を前後方向に自由に設
定できることにより、翼と重心位置の距離(アーム)に
対する自由度が生じるので、その結果、揚力と空力モー
メントを独立に制御できるようになる。
定できることにより、翼と重心位置の距離(アーム)に
対する自由度が生じるので、その結果、揚力と空力モー
メントを独立に制御できるようになる。
また、翼取付位置を可変にしたことに伴う切り欠き部の
シールとして、シャフト貫通部にシール板を前後移動可
能に取付け、外気流が胴体内部に侵入することを防ぎ、
機器を保護する。シール板は前後移動するので、翼がど
んな位置にきてもシールができる。
シールとして、シャフト貫通部にシール板を前後移動可
能に取付け、外気流が胴体内部に侵入することを防ぎ、
機器を保護する。シール板は前後移動するので、翼がど
んな位置にきてもシールができる。
第1図は本発明の第1実施例の側面図である。
図において、1はミサイル、2は胴体、3は前翼、4は
後翼、5は胴体2に設けられたスリット状切り欠き部、
1日は同切り欠き部を貫通している前翼3のシャフト、
Gは重心、!はアームである。
後翼、5は胴体2に設けられたスリット状切り欠き部、
1日は同切り欠き部を貫通している前翼3のシャフト、
Gは重心、!はアームである。
本実施例は、胴体に対する前翼の取付位置を変更可能に
した例である。胴体には切り欠き部5が設けられていて
、この切り欠き部を前翼を支持するシャフト18が貫通
している。このシャフトは胴体内部で保持され、胴体の
機軸方向に移動が可能となっている。
した例である。胴体には切り欠き部5が設けられていて
、この切り欠き部を前翼を支持するシャフト18が貫通
している。このシャフトは胴体内部で保持され、胴体の
機軸方向に移動が可能となっている。
第2図は上記実施例において、シャフト18が切り欠き
部を前方へ移動させられた状態を示す側面図である。こ
れによって前翼3が前進し、アームlが第1図の場合よ
り太き(なっている。これによって重心Gのまわりの空
力モーメントMが増加し、ミサイルの姿勢を変化させる
ことができる。
部を前方へ移動させられた状態を示す側面図である。こ
れによって前翼3が前進し、アームlが第1図の場合よ
り太き(なっている。これによって重心Gのまわりの空
力モーメントMが増加し、ミサイルの姿勢を変化させる
ことができる。
また逆に、前翼の迎角を減少させることによって、上記
のアームが増えた量に対応する量だけ前翼に作用する揚
力を減少させれば、空力モーメントを変化させずに揚力
を減らすことができ、飛行経路を変える事ができる。
のアームが増えた量に対応する量だけ前翼に作用する揚
力を減少させれば、空力モーメントを変化させずに揚力
を減らすことができ、飛行経路を変える事ができる。
第3図は前翼付近の胴体の部分断面図である。
図において、19はアクチュエータ、20は動力源であ
る。第4図はシャフト18とアクチュエータ19の先端
部の拡大断面図である。第3図において、前翼のシャフ
ト18は胴体両側の切り欠き部を貫通している。このシ
ャフト18に伸縮可能なアクチュエータ19が接続され
ている。その際、アクチュエータの先端部には第4図に
示すように、シャフト18が回転可能となるように、余
裕のある穴を明けてあり、その中にシャフトが貫通させ
である。アクチュエータは動力源20により伸縮する。
る。第4図はシャフト18とアクチュエータ19の先端
部の拡大断面図である。第3図において、前翼のシャフ
ト18は胴体両側の切り欠き部を貫通している。このシ
ャフト18に伸縮可能なアクチュエータ19が接続され
ている。その際、アクチュエータの先端部には第4図に
示すように、シャフト18が回転可能となるように、余
裕のある穴を明けてあり、その中にシャフトが貫通させ
である。アクチュエータは動力源20により伸縮する。
動力源は、飛昇体の主構造要素または胴体に装着・固定
されている。シャフト18は、それ専用の保持機構(飛
昇体内部に長手方向に長大を明けてこの穴の中をシャフ
トが滑って前後移動する)を設けるか、簡単のために胴
体2に明けられた切り欠き部5を利用してこの長大に沿
って滑らせる。
されている。シャフト18は、それ専用の保持機構(飛
昇体内部に長手方向に長大を明けてこの穴の中をシャフ
トが滑って前後移動する)を設けるか、簡単のために胴
体2に明けられた切り欠き部5を利用してこの長大に沿
って滑らせる。
なお、第3図、第4図には、上下翼または左右翼のシャ
フトがつながっている場合を示しているが、各々の翼に
それぞれシャフトが設けられ、各翼が独立に制御される
場合も同様である。
フトがつながっている場合を示しているが、各々の翼に
それぞれシャフトが設けられ、各翼が独立に制御される
場合も同様である。
第5図は胴体の、前記切り欠き部が設けられている部分
の拡大側面図、第6図は第5図のA−A断面図である。
の拡大側面図、第6図は第5図のA−A断面図である。
これらの図において、12は胴体に設けられた溝、11
は同溝内に嵌装され、前後方向に摺動することのできる
シール用平板、13は同平板に設けられた円形の穴に回
転可能に嵌装されている円板である。同円板はシャフト
18に取付けられ、シャフトと共に回転するものである
。
は同溝内に嵌装され、前後方向に摺動することのできる
シール用平板、13は同平板に設けられた円形の穴に回
転可能に嵌装されている円板である。同円板はシャフト
18に取付けられ、シャフトと共に回転するものである
。
上述の第5図、第6図に示す部分は、切り欠きによる外
気流が胴体内に侵入してくるのを防ぐ手段である。図に
示すように、シール機構は、シール用平板11、胴体2
に掘られた溝12、そしてシール用平板の中央に位置す
るシャフト6と一体となっている円板13から構成され
る。切り欠き部はシール用平板によりふさがれ、この平
板が胴体内の溝に沿って移動する。円板は前翼がシャフ
ト回りに回転(迎角をとる)したときの自由度を与える
ためのものである。なお第7図は第5図のB−B断面図
、第8図は第5図のC−C断面図、第9図は第5図のD
−D断面図である。
気流が胴体内に侵入してくるのを防ぐ手段である。図に
示すように、シール機構は、シール用平板11、胴体2
に掘られた溝12、そしてシール用平板の中央に位置す
るシャフト6と一体となっている円板13から構成され
る。切り欠き部はシール用平板によりふさがれ、この平
板が胴体内の溝に沿って移動する。円板は前翼がシャフ
ト回りに回転(迎角をとる)したときの自由度を与える
ためのものである。なお第7図は第5図のB−B断面図
、第8図は第5図のC−C断面図、第9図は第5図のD
−D断面図である。
第10図は胴体の溝12の付近の斜視図、第11図は溝
端部の側面図、第12図は第11図のE−E断面図であ
る。図において、14は溝12の前端と後端に位置し、
間溝に連るポケットである。これは、この部分において
、シール用平板が入ったり出たりするという特徴をあら
れすように名付けられたものである。溝12は切り欠き
部に沿ってその両側(図では上下)に設けられており、
シール用平板がこの中を摺動する。
端部の側面図、第12図は第11図のE−E断面図であ
る。図において、14は溝12の前端と後端に位置し、
間溝に連るポケットである。これは、この部分において
、シール用平板が入ったり出たりするという特徴をあら
れすように名付けられたものである。溝12は切り欠き
部に沿ってその両側(図では上下)に設けられており、
シール用平板がこの中を摺動する。
第13図は円板13とシール用平板11の結合状態を示
す側面図、第14図は第13図のF−F断面図、第15
図は第13図のG−C断面図である。シール用平板には
円状の穴が明けられるが、第14図、第15図に示す様
に段15がついていて、その段と適合する様に円板にも
段がつけられている。この形状にすることにより、外気
流が胴体の内部に侵入することが防がれる。段の数は多
い程シール効果は向上するが、製作費も増加するので、
段数は全体のシステムを考えに入れて決定される。
す側面図、第14図は第13図のF−F断面図、第15
図は第13図のG−C断面図である。シール用平板には
円状の穴が明けられるが、第14図、第15図に示す様
に段15がついていて、その段と適合する様に円板にも
段がつけられている。この形状にすることにより、外気
流が胴体の内部に侵入することが防がれる。段の数は多
い程シール効果は向上するが、製作費も増加するので、
段数は全体のシステムを考えに入れて決定される。
第16図は本発明の第2実施例に適用されるシール用平
板部分の側面図、第17図は第16図のX−X断面図、
第18図は第16図のY−Y断面図である。
板部分の側面図、第17図は第16図のX−X断面図、
第18図は第16図のY−Y断面図である。
本実施例は、前述のシール用平板を2分割したものであ
る。第16図に示す様に前後に分割されたシール用平板
lIAが円板13Aと分離しない様に、シール用平板に
突起16が設けられ、円板にはそれに対応する突起用溝
17が設けられ、係合される。
る。第16図に示す様に前後に分割されたシール用平板
lIAが円板13Aと分離しない様に、シール用平板に
突起16が設けられ、円板にはそれに対応する突起用溝
17が設けられ、係合される。
第19図は上記実施例のシール用平板11Aの斜視図、
第20図は円板13Aの斜視図である。
第20図は円板13Aの斜視図である。
円板13Aはその軸回りに回転するので、突起用溝は全
周にわたって設けられている。第20図の円板は上下逆
にして第19図の突起上に乗せられ係合される。翼のシ
ャフトが移動するときには突起16が突起用溝17に入
ったまま、円板13Aは両方のシール用平板11Aと共
に移動する。シール用平板が胴体2に掘られた溝12の
中を移動することは第1実施例と同じである。またその
他の部分も第1実施例と同じである。
周にわたって設けられている。第20図の円板は上下逆
にして第19図の突起上に乗せられ係合される。翼のシ
ャフトが移動するときには突起16が突起用溝17に入
ったまま、円板13Aは両方のシール用平板11Aと共
に移動する。シール用平板が胴体2に掘られた溝12の
中を移動することは第1実施例と同じである。またその
他の部分も第1実施例と同じである。
以上詳述したように、上記各実施例においては、翼の取
付位置を前後方向に任意に設定できるので、翼と重心と
の距離を自由に設定でき、揚力と空力モーメントを独立
に変更することができる。その結果、揚力を一定にした
まま空力モーメントを変えることもできるし、逆に空力
モーメントを一定のまま揚力を変化させることもできる
。この様に制御の自由度が増すため、飛昇体の誘導・制
御のシステム構成が自由となり、性能が向上する。
付位置を前後方向に任意に設定できるので、翼と重心と
の距離を自由に設定でき、揚力と空力モーメントを独立
に変更することができる。その結果、揚力を一定にした
まま空力モーメントを変えることもできるし、逆に空力
モーメントを一定のまま揚力を変化させることもできる
。この様に制御の自由度が増すため、飛昇体の誘導・制
御のシステム構成が自由となり、性能が向上する。
また、翼取付部の位置が変化しても翼取付部のシールを
行うので、搭載機器を環境の変化から保護することがで
きる。逆に本シール機構を適用することにより前述の翼
取付は位置変化機構が実用可能になるといえる。
行うので、搭載機器を環境の変化から保護することがで
きる。逆に本シール機構を適用することにより前述の翼
取付は位置変化機構が実用可能になるといえる。
本発明の飛昇体においては、胴体側部に前後方向に伸び
るスリット状切り欠き部を設け、同切り欠き部に翼のシ
ャフトを貫通させ、同シャフトを前後方向に移動させる
手段を設けであるので、揚力と空力モーメントとを互に
独立に制御でき、飛昇体の誘導・制御のシステム構成が
自由となり、飛昇体の性能を向上させることができる。
るスリット状切り欠き部を設け、同切り欠き部に翼のシ
ャフトを貫通させ、同シャフトを前後方向に移動させる
手段を設けであるので、揚力と空力モーメントとを互に
独立に制御でき、飛昇体の誘導・制御のシステム構成が
自由となり、飛昇体の性能を向上させることができる。
なお、切り欠き部はシャフトと共に前後移動するシール
板によって塞がれているので、搭載機器は環境の変化か
ら保護される。
板によって塞がれているので、搭載機器は環境の変化か
ら保護される。
第1図は本発明の第1実施例の側面図、第2図は上記実
施例の翼移動時の側面図、第3図は上記実施例の前翼付
近の胴体の部分断面図、第4図は上記実施例のアクチュ
エータ先端部の拡大断面図、第5図は上記実施例の胴体
の切り欠き部付近の拡大側面図、第6図は第5図のA−
A断面図、第7図は第5図のB−B断面図、第8図は第
5図のC−C断面図、第9図は第5図のD−D断面図、
第10図は上記実施例の胴体の溝付近の斜視図、第11
図は上記実施例の溝端部の側面図、第12図は第11図
のE−E断面図、第13図は上記実施例における円板と
シール用平板の結合状態を示す側面図、第14図は第1
3図のF−F断面図、第15図は第13図のG−C断面
図、第16図は本発明の第2実施例に通用されるシール
用平板部分の側面図、第17図は第16図のX−X断面
図、第18図は第16図のY−Y断面図、第19図は上
記実施例のシール用平板の斜視図、第20図は上記実施
例の円板の斜視図、第21図は従来の飛昇体の側面図、
第22図は同飛昇体に作用する力とモーメントの説明図
である。 1・・・ミサイル、 2・・・胴体、 3・・・前翼、
4・・・後翼、 5・・・切り欠き部、11、IIA・
・・シール用平板、 12・・・溝、13.13A・
・・円板、 14・・・ポケット、15・・・段、
16・−・突起、 17・・・突起用溝、18・・
・シャフト、 19・・・アクチュエータ、20・・
・動力源、 α・・・迎角、 G・・・重心、L・・・
揚力、 l・・・アーム、 M・・・空力モーメント、 S・・・気流。 死2図 薊3区 月4国 痢5FA 、136閃 $J”7閃 用8z 尾fO閃 毛月図 !512閃 綿13国 「♂ 把14区 155 拍15図 1sI6閃 811区 1PJI6閃 用19囚 躬21図 躬22囚
施例の翼移動時の側面図、第3図は上記実施例の前翼付
近の胴体の部分断面図、第4図は上記実施例のアクチュ
エータ先端部の拡大断面図、第5図は上記実施例の胴体
の切り欠き部付近の拡大側面図、第6図は第5図のA−
A断面図、第7図は第5図のB−B断面図、第8図は第
5図のC−C断面図、第9図は第5図のD−D断面図、
第10図は上記実施例の胴体の溝付近の斜視図、第11
図は上記実施例の溝端部の側面図、第12図は第11図
のE−E断面図、第13図は上記実施例における円板と
シール用平板の結合状態を示す側面図、第14図は第1
3図のF−F断面図、第15図は第13図のG−C断面
図、第16図は本発明の第2実施例に通用されるシール
用平板部分の側面図、第17図は第16図のX−X断面
図、第18図は第16図のY−Y断面図、第19図は上
記実施例のシール用平板の斜視図、第20図は上記実施
例の円板の斜視図、第21図は従来の飛昇体の側面図、
第22図は同飛昇体に作用する力とモーメントの説明図
である。 1・・・ミサイル、 2・・・胴体、 3・・・前翼、
4・・・後翼、 5・・・切り欠き部、11、IIA・
・・シール用平板、 12・・・溝、13.13A・
・・円板、 14・・・ポケット、15・・・段、
16・−・突起、 17・・・突起用溝、18・・
・シャフト、 19・・・アクチュエータ、20・・
・動力源、 α・・・迎角、 G・・・重心、L・・・
揚力、 l・・・アーム、 M・・・空力モーメント、 S・・・気流。 死2図 薊3区 月4国 痢5FA 、136閃 $J”7閃 用8z 尾fO閃 毛月図 !512閃 綿13国 「♂ 把14区 155 拍15図 1sI6閃 811区 1PJI6閃 用19囚 躬21図 躬22囚
Claims (1)
- 胴体内からその側部外方に伸延しその外端に翼が取付け
られているシャフトを有し、同シャフトを回転させて翼
の迎角を変える飛昇体において、胴体側部に前後方向に
伸びるスリット状切り欠き部を設け、同切り欠き部に前
記シャフトを貫通させ、同シャフトを前後方向に移動さ
せる手段を設け、かつ、同シャフトの回転を妨げること
なく同シャフトと共に前後方向へ移動して前記切り欠き
部を塞ぐシール板を設けたことを特徴とする飛昇体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28859190A JPH04166497A (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 飛昇体 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP28859190A JPH04166497A (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 飛昇体 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04166497A true JPH04166497A (ja) | 1992-06-12 |
Family
ID=17732240
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP28859190A Pending JPH04166497A (ja) | 1990-10-29 | 1990-10-29 | 飛昇体 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH04166497A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017206238A (ja) * | 2016-04-01 | 2017-11-24 | ロッキード マーティン コーポレイションLockheed Martin Corporation | 航空機翼移動装置 |
-
1990
- 1990-10-29 JP JP28859190A patent/JPH04166497A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2017206238A (ja) * | 2016-04-01 | 2017-11-24 | ロッキード マーティン コーポレイションLockheed Martin Corporation | 航空機翼移動装置 |
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