JP6711666B2 - ズームレンズ及びそれを有する撮像装置 - Google Patents

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本発明は、ズームレンズ及びそれを有する撮像装置に関し、特に放送用テレビカメラ、映画用カメラ、デジタルスチルカメラ、銀塩写真用カメラ等に好適なものである。
近年、テレビカメラや映画用カメラ、写真用カメラ等の撮像装置には、広画角、高ズーム比かつ高い光学性能を有したズームレンズが要望されている。特に、プロフェッショナルの動画撮影システムとしてのテレビ、映画用カメラに用いられているCCDやCMOS等の撮像デバイスは、撮像範囲全体が略均一の解像力を有している。そのため、これを用いるズームレンズに対しては、画面中心から画面周辺まで解像力が略均一で、色収差の少ないことが要求されている。
広画角、高ズーム比のズームレンズとして、物体側から順に正の屈折力の第1レンズ群、負の屈折力の第2レンズ群、正の屈折力の第(R−1)レンズ群、正の屈折力の第Rレンズ群を配置したポジティブリード型のズームレンズが知られている。例えば、特許文献1では、変倍比8程度、広角端の半画角44°程度のズームレンズが開示されている。また、特許文献2では、変倍比11程度、広角端の半画角38°程度のズームレンズが開示されている。
特開2015−176118号公報 特開2013−221999号公報
前述した特許文献には、異常分散性を有する光学材料を用いて色収差を良好に補正し、高い光学性能を有した4群ズームレンズが記載されている。高いズーム倍率を有するズームレンズにおいて高い光学性能を維持するには基準波長に加え色収差のズーム変動を良好に補正することが重要であり、特に広角端における倍率色収差および望遠端における軸上色収差を良好に補正することが重要である。
例えば、広角端において倍率色収差の2次スペクトルを補正する為には、開口絞りよりも像面側で正の屈折力を有するレンズ(以下、正レンズとも言う)に異常分散性を有する材料を使用することが有効である。しかしながら比較的Fナンバーの小さい(明るい)光学系である場合、少なからず軸上光線もそのレンズによる影響を受けてしまうため、軸上色収差が過補正になりやすい。例えば異常分散特性を有する光学材料を用いて広角端の倍率色収差を補正した場合、軸上色収差もズーム全域で一定のオフセット補正が掛かったような影響となる。前述のような4群ズームレンズにおいて、倍率色収差が目立ちやすい広角側で良好な補正を達成しつつ、全ズーム範囲にわたり高い光学性能を得るには、特にズーミングに際して不動の第Rレンズ群の色収差補正バランスを適切に設定することが重要となる。
しかしながら、特許文献1に開示されている技術を用いたズームレンズは倍率が低めの想定であり、更なる高倍率化を図る場合に倍率色収差と軸上色収差をズーム全域にわたり良好に補正するのが困難になってくる。また、特許文献2に開示されているズームレンズは、異常分散性を有する材料からなる正のパワーのレンズが絞り付近に配置されており、広角端の倍率色収差補正に最適な配置とはなっていない。
発明は、例えば、広画角、高ズーム比広角端における倍率色収差の補正、および望遠端における軸上色収差補正の点で有利なズームレンズの提供を目的とする
上記目的を達成するために、本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、変倍のためには移動しない正の屈折力を有する第1レンズ群、変倍に際して移動する負の屈折力を有する第2レンズ群、変倍に際し移動する正の屈折力を有する変倍レンズ群、変倍のためには移動しない正の屈折力を有する少なくとも1つの最終レンズ群を有し、前記第2レンズ群と前記最終レンズ群との間に配された絞りを有し、前記最終レンズ群は正レンズLpxを含み、該正レンズLpxの部分分散比と焦点距離をそれぞれθxとfxとし、前記最終レンズ群の焦点距離をfRとし、前記正レンズLpxの物体側の面から前記絞りまでの光軸上の距離をDxとし、前記最終レンズ群の最も物体側の面から最も像側の面までの光軸上の距離をDRとし
0.621<θx<0.711
0.8<fx/fR<2.1
0.85<Dx/DR<0.99
なる条件式を満足し、前記最終レンズ群に含まれる全ての正レンズの部分分散比の平均値とアッべ数の平均値をそれぞれθpとνpとし、前記最終レンズ群に含まれる全ての負レンズの部分分散比の平均値とアッべ数の平均値をそれぞれθnとνnとし
|(θp−θn)/(νn−νp)|<1.5×10-3
なる条件式を満足することを特徴とする。なお、アッベ数ν、部分分散比θは、フラウンーファ線のg線(435.8nm)、F線(486.1nm)、d線(587.6nm)、C線(656.3nm)に対する屈折率をそれぞれNg、NF、Nd、NCとしたとき、
ν=(Nd−1)/(NF−NC)
θ=(Ng−NF)/(NF−NC)
で表されるものとする。
本発明によれば、例えば、広画角、高ズーム比広角端における倍率色収差の補正、およ望遠端における軸上色収差補正の点で有利なズームレンズの提供できる。
数値実施例1の広角端において無限遠合焦時のレンズ断面図 数値実施例1の広角端(a)、ズーム中間(b)、望遠端(c)で無限遠合焦時の収差図 数値実施例2の広角端において無限遠合焦時のレンズ断面図 数値実施例2の広角端(a)、ズーム中間(b)、望遠端(c)で無限遠合焦時の収差図 数値実施例3の広角端において無限遠合焦時のレンズ断面図 数値実施例3の広角端(a)、ズーム中間(b)、望遠端(c)で無限遠合焦時の収差図 数値実施例4の広角端において無限遠合焦時のレンズ断面図 数値実施例4の広角端(a)、ズーム中間(b)、望遠端(c)で無限遠合焦時の収差図 数値実施例5の広角端において無限遠合焦時のレンズ断面図 数値実施例5の広角端(a)、ズーム中間(b)、望遠端(c)で無限遠合焦時の収差図 数値実施例6の広角端において無限遠合焦時のレンズ断面図 数値実施例6の広角端(a)、ズーム中間(b)、望遠端(c)で無限遠合焦時の収差図 硝材のアッベ数と部分分散比の分布図 本発明の撮像装置の要部概略図
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
まず、本発明のズームレンズの特徴について、各条件式に沿って説明する。本発明のズームレンズは、広画角、高ズーム比で、特に広角端の倍率色収差とズーム全域の軸上色収差を良好に補正するために、後述する第Rレンズ群(最終レンズ群)に含まれる正レンズのパワーや部分分散比、及び、第Rレンズ群全体の色収差補正バランスを適切に規定している。
本発明のズームレンズは、物体側から像側へ順に、正の屈折力を有する第1レンズ群、負の屈折力を有する第2レンズ群、正の屈折力を有する第(R−1)レンズ群(変倍レンズ群)、正の屈折力を有する第Rレンズ群(最終レンズ群)を有している。本発明のズームレンズは4群または5群からなるズームレンズを想定している。4群ズームレンズの場合は、(R−1)群は第3レンズ群を、R群は第4レンズ群を指す。5群ズームレンズの場合は、(R−1)群は第4レンズ群を、R群は第5レンズ群を指す。
第1レンズ群と第Rレンズ群は変倍のためには移動せず、第2レンズ群と第(R−1)レンズ群は変倍に際して移動する。第Rレンズ群に配置された正レンズの部分分散比と焦点距離をそれぞれθxとfx、第Rレンズ群の焦点距離をfR、第Rレンズ群に含まれる全ての正レンズの部分分散比の平均値とアッべ数の平均値をそれぞれθpとνp、第Rレンズ群に含まれる全ての負レンズの部分分散比の平均値とアッべ数の平均値をそれぞれθnとνnとしたとき、
0.621<θx<0.711 ・・・(1)
0.8<fx/f4<2.1 ・・・(2)
|(θp−θn)/(νn−νp)|<1.5×10-3 ・・・(3)
を満たしている。
ここで、本実施例で用いている光学素子(レンズ)の材料の部分分散比θgFとアッベ数νdは次のとおりである。フラウンーファ線のg線(435.8nm)、F線(486.1nm)、d線(587.6nm)、C線(656.3nm)に対する屈折率をそれぞれNg、NF、Nd、NCとする。アッベ数νd、g線とF線に関する部分分散比θgFは(a)式、(b)式のとおりである。
νd=(Nd−1)/(NF−NC) ・・・(a)
θgF=(Ng−NF)/(NF−NC) ・・・(b)

本発明で用いる第Rレンズ群に含まれる正レンズのアッべ数νxや平均アッべ数νp、νnなどは、それぞれ対象となるレンズの材料特性に関して(a)式で算出した値を採用する。また、第Rレンズ群に含まれる正レンズの部分分散比θxや平均部分分散比θp、θnなどにはそれぞれ対象となるレンズの材料特性に関して(b)式で算出した値を採用する。
本発明のズームレンズは、正の屈折力を有する第1レンズ群、変倍に際して移動する負の屈折力を有する第2レンズ群を配置したポジティブリード型のズームレンズである。正の屈折力を有する第1レンズ群は、物体側から像側の順に、負の屈折力を有する第11レンズ群、正の屈折力を有する第12レンズ群、正の屈折力を有する第13レンズ群のようなサブユニット構成を有していても良い。上述の構成とすることにより、特に広画角でフォーカスによる収差変動の抑制に優れた第1レンズ群を得ることが出来る。屈折力が負の第2レンズ群及び正の第(R−1)レンズ群が広角端から望遠端への変倍に際して間隔が狭まるように移動し、高ズーム比を達成し易いズームタイプを採用している。本発明のズームレンズでは絞りは第Rレンズ群の物体側に配置しているが、第2レンズ群より像側で第Rレンズ群より物体側に配置するのが好ましい。また第Rレンズ群内に含んでいても良い。第Rレンズ群は正の屈折力を有し、変倍のためには移動しない。第Rレンズ群は後述するようなサブユニット構成を想定しても良い。第(R−1)レンズ群からの収斂光束を受けて発散光束として射出する負の屈折力を有する物体側サブレンズ群を有しても良い。また、異なるレンズ群を光路中に挿抜してレンズ全系の焦点距離を変換する焦点距離変換光学系を有しても良い。また、その変換光学系の像側に配置されて光束を結像へと導く正の屈折力を有する像側サブレンズ群などを有しても良い。上述のような構成で第Rレンズ群を構成すると、レンズ群の一部のレンズ構成を挿抜するだけで、更なる長焦点距離化の要望に対応することが可能である。
(1)式は、第Rレンズ群に含まれる正レンズの部分分散比を規定している。以下、この異常分散性を有する正レンズを「正レンズLpx」と表現する。(1)式を満たすことで、ズームレンズの広角端でオーバーバランスに増大し易い倍率色収差を適切なバランスに補正することが可能となる。
ここで、第Rレンズ群の該正レンズLpxに採用する材料の部分分散比と倍率色収差の関係について説明する。図13に示すように、現存する光学材料はアッベ数νdに対し部分分散比θgFが狭い範囲に分布しており、νdが小さいほどθgFが大きい傾向を持っている。所定の屈折力Φで、正の屈折力Φp、負の屈折力Φn、アッベ数νp、νn、軸上近軸光線の入射高h、瞳近軸光線の入射高H、の2枚のレンズGp、Gnで構成される薄肉密着系の軸上色収差係数L、倍率色収差係数Tは以下の(c)式及び(d)式で表わされる。
L=h×h×(Φp/νp+Φn/νn) ・・・(c)
T=h×H×(Φp/νp+Φn/νn) ・・・(d)
ここで、
Φ=Φp+Φn ・・・(e)
とする。また、軸上近軸光線及び瞳近軸光線は、次のように定義される光線である。軸上近軸光線は、光学系全系の広角端の焦点距離を1に規格化し、光学系に光軸と平行に、入射高を1として入射させた近軸光線である。瞳近軸光線は、光学系全系の広角端の焦点距離を1に規格化し、撮像面の最大像高に入射する光線の内、光学系の入射瞳と光軸との交点を通過する近軸光線である。
(c)式及び(d)式の各レンズの屈折力は、(e)式がΦ=1となるように規格化されている。3枚以上で構成される場合も同様に考えることができる。(c)式及び(d)式において、L=0及びT=0とするとC線−F線の軸上及び像面上での結像位置が合致する。このように、ある特定の2波長に対する色収差を補正することを、一般的に2波長色消し(1次スペクトル補正)と呼ぶ。特に高倍率のズームレンズでは、変倍に伴う色収差変動を抑制するために、各レンズ群の色収差、すなわちL及びTが概ねゼロ近傍となるように補正される。
この時、物体距離を無限遠として光束を入射した場合のF線に対するg線の軸上色収差のずれ量及び倍率色収差のずれ量を、それぞれ軸上色収差の2次スペクトル量Δs、倍率色収差の2次スペクトル量Δyとして定義すると、
Δs=−h×h×(θp−θn)/(νp−νn)×f ・・・(f)
Δy=−h×H×(θp−θn)/(νp−νn)×Y ・・・(g)
であらわされる。ここで、fはレンズ全系の焦点距離、Yは像高とする。このように、更に特定の波長を加えて、ある特定の3波長に対する色収差を補正することを、一般的に3波長色消し(2次スペクトル補正)と呼ぶ。
ズームレンズの高仕様化の要求に伴い、高倍率のズーム比を達成するほど(f)式の焦点距離fが増大するため、軸上色収差の2次スペクトルを低減することが難しくなる。また、広画角を達成するほど(g)式の瞳近軸光線の入射高Hが増大するため、広角端倍率色収差の2次スペクトルを低減することが難しくなる。本発明の各実施例では、望遠端焦点距離をft、広角端焦点距離をfw、広角端画角をωwとするとき、
ft/fw>18.0 ・・・(h)
ωw>35.0 ・・・(i)
を達成しつつ、倍率色収差と軸上色収差の2次スペクトルの良好な補正を両立している。
(1)式の値が大きいほど、第Rレンズ群に有する正レンズLpxの部分分散比θpを大きくすることができ、(g)式に基づいて倍率色収差の2次スペクトル量を低減することができる。(1)式を満たす光学材料は図13に示す一般的なアッべ数と部分分散比の領域外の、所謂異常分散材量と呼ばれる領域に属し、特に高い色収差補正能力を有する光学材料である。(1)式の下限の条件が満たされないと、倍率色収差の2次スペクトルの補正が不足し、広角端の倍率色収差を良好に補正することが困難となる。(1)式の上限の条件が満たされないと、正レンズLpxを構成する材料の部分分散比θxが大きくなりすぎてしまい、青色の波長帯を良好にまとめる事が困難になる。
更に好ましくは、(1)式は次の如く設定するのが良い。
0.625<θx<0.690 ・・・(1a)
更に好ましくは、(1a)式は次の如く設定するのが良い。
0.630<θx<0.680 ・・・(1aa)
また、(2)式は前記正レンズLpxの焦点距離と、第Rレンズ群の焦点距離の比を規定している。(2)式を満たすことで該正レンズLpxに適切なパワーを持たせることができ、倍率色収差の2次スペクトルを良好に補正することができる。(2)式の上限の条件が満たされないと、該正レンズLpxに適切なパワーを持たせることができず、倍率色収差の2次スペクトル補正を十分に発揮できない。(2)式の下限が満たされないと、高い異常分散性を有する正レンズLpxのパワーが強くなりすぎてしまい、広角端の倍率色収差の過補正及びズーム全域の倍率色収差補正バランスの悪化を招く。また、軸上色収差の過補正を回避することも困難になってくる。
更に好ましくは、(2)式は次の如く設定するのが良い。
0.85<fx/fR<2.05 ・・・(2a)
更に好ましくは、(2a)式は次の如く設定するのが良い。
0.9<fx/fR<2.0 ・・・(2aa)
また、(3)式は第Rレンズ群に含まれる全ての正レンズと負レンズの色収差補正バランスを規定している。本発明の(1)式と(2)式を満足すると広角端の倍率色収差の2次スペクトルは良好に補正される一方で、軸上色収差の2次スペクトルは過補正になる恐れがある。そこで(3)式も同時に満たすことにより、軸上色収差と倍率色収差を良好なバランスで両立させることが可能となる。(3)式の上限の条件が満たされないと、軸上色収差が過補正になってしまい、良好な色収差バランスは達成できない。
更に好ましくは、(3)式は次の如く設定するのが良い。
|(θp−θn)/(νn−νp)|<1.35×10-3 ・・・(3a)
更に好ましくは、(3a)式は次の如く設定するのが良い。
|(θp−θn)/(νn−νp)|<1.2×10-3 ・・・(3aa)
更なる本発明のズームレンズの態様として、第Rレンズ群に含まれる正レンズLpxの物体側面頂点から絞りまでの光軸上の距離をDx、第Rレンズ群の最も物体側面頂点から最も像側面頂点までの光軸上の距離をDRとしたとき、
0.85<Dx/DR<0.99 ・・・(4)
を満たしている。(4)式は正レンズLpxの第Rレンズ群内の配置について規定している。前記(g)式より、倍率色収差の2次スペクトルを低減するには瞳近軸光線の入射高Hの高い位置に正レンズLpxを配置するのが効果的である。一般的に、絞りからの距離が離れれば離れるほど瞳近軸光線の入射高Hは高くなる傾向を有し、(4)式を満たすことで広角端倍率色収差の2次スペクトルを更に良好に補正することができる。(4)式の下限の条件が満たされないと、広角端における倍率色収差の2次スペクトルの補正が困難となるため好ましくない。(4)式の上限の条件が満たされないと正レンズLpxが適切なレンズ肉厚を持たず、倍率色収差補正の効果を十分に発揮できないため好ましくない。
更に好ましくは、(4)式は次の如く設定するのが良い。
0.88<Dx/DR<0.98 ・・・(4a)
更に好ましくは、(4a)式は次の如く設定するのが良い。
0.90<Dx/DR<0.97 ・・・(4aa)
更なる本発明のズームレンズの態様として、第Rレンズ群に含まれる負レンズの光学材料の屈折率と部分分散比を其々nyとθy、該負レンズの物体側面頂点から絞りまでの光軸上の距離をDyとしたとき、
1.85<ny<2.20 ・・・(5)
0.560<θy<0.620 ・・・(6)
0.75<Dy/DR<0.98 ・・・(7)
を満たしている。
(5)式は前記正レンズLpxと色収差補正関係を構築する負レンズに採用する光学材料の屈折率を規定している。以下、この負レンズを「負レンズLny」と表現する。(5)式を満たすことで、該負レンズLnyの硝材は必然的に高屈折率、高分散材を選択することになり、前記正レンズLpxに適切なパワーを付け易くなるため、広角端の倍率色収差を更に良好に補正することが可能となる。また、前記正レンズLpxが高屈折率硝材を選択される傾向にあるため、該負レンズLnyも高屈折率硝材を選択することで、ペッツバール和の制御にも効果がある。更に、該負レンズLnyの曲率半径を緩やかにすることができ、高次収差の抑制も可能となる。(5)式の下限の条件が満たされないと、前記正レンズLpxに十分なパワーがつけられず倍率色収差の2次スペクトル補正効果が十分に発揮されないため好ましくない。また、上述の諸収差の制御も困難となるため好ましくない。(5)式の上限の条件が満たされないと、負レンズLnyが必要以上に高屈折力の材料で構成されることになり、現存する光学材料においては適切な色収差補正を持たせるための分散値や部分分散比の選択が困難となる。
更に好ましくは、(5)式は次の如く設定するのが良い。
1.88<ny<2.15 ・・・(5a)
更に好ましくは、(5a)式は次の如く設定するのが良い。
1.90<ny<2.10 ・・・(5aa)
(6)式は前記正レンズLpxと色収差補正関係を構築する負レンズLnyに採用する光学材料の部分分散比を規定している。(6)式を満たすことで、前記正レンズLpxが発揮する異常分散性の効果をより効果的に発揮できるような負レンズLnyの硝材選択となる。(6)式の上限の条件が満たされないと、前記正レンズLpxの異常分散性による効果を該負レンズLnyが相殺してしまい、倍率色収差の2次スペクトル補正が十分に達成されないため好ましくない。(6)式の下限の条件が満たされないと、現存する光学材料においては前記正レンズLpxとの分散値と大きな差異が生じ、適切な曲率を持たせることが困難となり、色収差補正の効果を発揮するのが困難となる。
更に好ましくは、(6)式は次の如く設定するのが良い。
0.570<θy<0.616 ・・・(6a)
更に好ましくは、(6a)式は次の如く設定するのが良い。
0.580<θy<0.614 ・・・(6aa)
(7)式は、前記正レンズLpxと色収差補正関係を構築する負レンズLnyに採用する光学材料の第Rレンズ群内の配置を規定している。(7)式を満たすことで、前記正レンズLpxとの色収差補正関係が近い位置で効果的に発揮され、前記正レンズLpxのパワーを適切に強めることができる。(7)式の下限の条件が満たされないと、前記正レンズLpxと離れ過ぎてしまい、適切なパワーを持たせることが困難となる。また、絞りの近くに該負レンズLnyが配置されると軸上近軸光線径を増大させる作用があり、レンズの小型軽量化の妨げとなるため好ましくない。(7)式の上限の条件が満たされないと、前記正レンズLpxと負レンズLnyに十分な肉厚を確保できなくなり、各レンズに適切なパワーを持たせることが困難となる。
更に好ましくは、(7)式は次の如く設定するのが良い。
0.8<Dy/DR<0.97 ・・・(7a)
更に好ましくは、(7a)式は次の如く設定するのが良い。
0.85<Dy/DR<0.96 ・・・(7aa)
更なる本発明のズームレンズの態様として、第Rレンズ群に含まれる負レンズの光学材料の部分分散比をθz、該負レンズの焦点距離をfz、絞りから該負レンズの絞りに近い面頂点までの光軸上の距離をDzとしたとき、
−1.744×10-3×νz+0.6536<θz
<−1.744×10-3×νz+0.7177 ・・・(8)
−3.5<fz/fR<−0.4 ・・・(9)
|Dz/DR|<0.7 ・・・(10)
を満たしている。
(8)式は、第Rレンズ群内の前記正レンズLpxよりも瞳近軸光線の入射高Hの低い場所に配置する負レンズに採用する光学材料の部分分散比を規定している。以下、この異常分散性を有する負レンズを特定して指す場合は「負レンズLnz」と表現する。前記正レンズLpxは、(g)式に基づいて広角端の倍率色収差の2次スペクトルをアンダーバランスへ補正すると同時に、(f)式に基づいて軸上色収差の2次スペクトルもアンダーへ補正する作用を有する。前記正レンズLpxによる倍率色収差の補正効果を強め過ぎると、ズーム全域の軸上色収差の2次スペクトルを過補正のバランスにしてしまう。軸上色収差の過補正を防ぐためには、(3)式のように第Rレンズ群内で軸上色収差の補正バランスを適性に保つことが必要であるが、異常分散材による効果を一般硝材で相殺することは困難である。そこで、第Rレンズ群内で特に軸上色収差に効く場所に異常分散性を有する負レンズLnzを配置すると、軸上色収差の2次スペクトルの過補正を効果的に防ぐ事が出来る。
(8)式を満たすことで、第Rレンズ群内に敢えて軸上色収差の2次スペクトルをオーバーに増大させる負レンズLnzを配置することとなる。これにより軸上色収差の過補正を防ぎ、適切な軸上色収差と倍率色収差の補正バランスを達成することができる。(8)式の下限の条件が満たされないと、負レンズLnzの光学材料の異常分散性が不足し、軸上色収差の過補正を回避することが困難となり、ズーム全域における軸上色収差と倍率色収差の良好な両立が困難となる。(8)式の上限の条件が満たされないと、負レンズを構成する光学材料の異常分散性が強すぎるため、軸上色収差の悪化を招くため好ましくない。
更に好ましくは、(8)式は次の如く設定するのが良い。
−1.727×10-3×νz+0.6595<θz
<−1.727×10-3×νz+0.7141 ・・・(8a)
更に好ましくは、(8a)式は次の如く設定するのが良い。
−1.446×10-3×νz+0.6531<θz
<−1.446×10-3×νz+0.6794 ・・・(8aa)
(9)式は前記負レンズLnzの焦点距離と、第Rレンズ群の焦点距離の比を規定している。(9)式を満たすことで前記負レンズLnzに適切なパワーを持たせることができ、軸上色収差の2次スペクトルの過補正を適切に防ぐことができる。(9)式の下限の条件が満たされないと、負レンズLnzに十分なパワーを持たせることができず、軸上色収差の2次スペクトルの過補正を適切に防ぐことが出来ない。(9)式の上限の条件が満たされないと、負レンズLnzが過剰なパワーを有し、軸上色収差の2次スペクトル補正が不足となる。
更に好ましくは、(9)式は次の如く設定するのが良い。
−3.2<fz/fR<−0.5 ・・・(9a)
更に好ましくは、(9)式は次の如く設定するのが良い。
−2.5<fz/fR<−0.6 ・・・(9aa)
(10)式は前記負レンズLnzの第Rレンズ群内の配置について規定している。前記負レンズLnzは軸上色収差の過補正を防ぐため、(f)式から分かるように軸上近軸光線の入射高hが大きい位置に配置することが効果的である。また、(g)式から分かるように、前記正レンズLpxによる倍率色収差の2次スペクトル補正を邪魔しないよう、瞳近軸光線の入射高Hが極力低い場所に配置することが好ましい。(10)式は(4)式と対の関係となっている。(10)式を満たすことで、前記負レンズLnzを瞳近軸光線の入射高Hの低い位置に配置することができ、軸上色収差の過補正を効果的に防ぐとともに、前記正レンズLpxによる倍率色収差の2次スペクトル補正を効果的に発揮させることが出来る。ここで、(10)式を絶対値表記している理由は、本特許内では基本的に物体側から像側へ向けて測定した距離を正の値として扱うのに対し、Dzの値が負の値となる(つまり、負レンズLnzが絞りよりも物体側に存在する)場合も想定しているからである。(10)式の上限の条件が満たされないと、前記正レンズLpxと該負レンズLnzが近い位置に配置されることとなり、負レンズLnzの異常分散性が前記正レンズLpxによる倍率色収差の2次スペクトル補正効果を相殺してしまうため好ましくない。
更に好ましくは、(10)式は次の如く設定するのが良い。
|Dz/DR|<0.66 ・・・(10a)
更に好ましくは、(10a)式は次の如く設定するのが良い。
|Dz/DR|<0.63 ・・・(10aa)
更なる本発明のズームレンズの態様として、第2レンズ群に含まれる全ての正レンズの部分分散比の平均値とアッべ数の平均値をそれぞれθ2pとν2p、第2レンズ群に含まれる全ての負レンズの部分分散比の平均値とアッべ数の平均値をそれぞれθ2nとν2nとしたとき、
1.2×10-3<(θ2p−θ2n)/(ν2n−ν2p)<6.0×10-3
・・・(11)
を満たしている。
(11)式はズームレンズの第2レンズ群の色収差補正について規定している。第2レンズ群の色収差補正バランスは、広角端の倍率色収差補正に影響する。また、第2レンズ群は本発明のズームレンズにおいて主の変倍群としての役割を担っており、第2レンズ群の色収差補正をどのバランスにするかによって、色収差のズーム変動が決まる。本発明のズームレンズは高ズーム比と広画角という仕様を両立しており、特に広角端の倍率色収差と望遠端の軸上色収差が共に良好に補正されている必要がある。(11)式の下限の条件が満たされないと、特に望遠端における軸上色収差の補正が不足し、高ズーム比の達成と良好な色収差補正の両立が困難となる。(11)の上限が満たされないと、倍率色収差のズーム変動の補正が困難となるため好ましくない。
更に好ましくは、(11)式は次の如く設定するのが良い。
1.4×10-3<(θ2p−θ2n)/(ν2n−ν2p)<5.5×10-3
・・・(11a)
更に好ましくは、(11a)式は次の如く設定するのが良い。
1.6×10-3<(θ2p−θ2n)/(ν2n−ν2p)<5.0×10-3
・・・(11aa)
更に、本発明の撮像装置は、各実施例のズームレンズとズームレンズによって形成された像を受光する所定の有効撮像範囲を有する固体撮像素子を有することを特徴とする。
以下に本発明のズームレンズの具体的な構成について、実施例1〜6に対応する数値実施例1〜6のレンズ構成の特徴により説明する。
図1は本発明の実施例1(数値実施例1)であるズームレンズにおいて、広角端で無限遠に合焦しているときのレンズ断面図である。図2において、(a)は数値実施例1の広角端、(b)は数値実施例1の焦点距離33mm、(c)は数値実施例1の望遠端の縦収差図を示している。いずれの収差図も、無限遠に合焦しているときの縦収差図である。また、焦点距離の値は、後述する数値実施例をmm単位で表したときの値である。これは以下の数値実施例においても、全て同じである。
図1において、物体側から順に、合焦用の正の屈折力を有する第1レンズ群U1を有している。さらに、広角端から望遠端への変倍に際して、像側へ移動する変倍用の負の屈折力を有する第2レンズ群U2を有している。さらに、第2レンズ群U2の移動に連動して光軸上を移動し、変倍に伴う像面変動を補正する正の屈折力を有する第3レンズ群U3を有している。本実施例のズームレンズは4群構成であり、第3レンズ群U3が第(R−1)レンズ群に対応し、第4レンズ群U4が第Rレンズ群に対応する。実施例1では、第2レンズ群U2、第3レンズ群U3で変倍系を構成している。さらに、変倍のためには移動しない結像作用をする第4レンズ群U4を有している。SPは開口絞りであり、第3レンズ群U3と第4レンズ群U4の間に配置されており、開口絞りは変倍に際して光軸方向に不動である。IPは像面であり、放送用テレビカメラ、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラの撮像光学系として使用する際には、ズームレンズで形成された像を受光し、光電変換する固体撮像素子(光電変換素子)等の撮像面に相当している。フィルム用カメラの撮像光学系として使用する際には、ズームレンズで形成された像が感光するフィルム面に相当する。
縦収差図において、球面収差における直線、一点鎖線、二点鎖線は各々e線、C線、g線である。非点収差における点線と実線は各々メリディオナル像面、サジタル像面であり、倍率色収差における一点鎖線と二点鎖線は各々C線、g線である。ωは半画角、FnoはFナンバーである。縦収差図では、球面収差は0.4mm、非点収差は0.4mm、歪曲は10%、倍率色収差は0.1mmのスケールで描かれている。なお、以下の各実施例において広角端と望遠端は、変倍用の第2レンズ群U2が機構に対して光軸上を移動可能な範囲の両端に位置したときのズーム位置を指す。
次に、本実施例における各レンズ群の構成について説明する。第1レンズ群U1は第1面から第17面に対応する。第1レンズ群U1は、合焦時に移動しない負の屈折力を有する第11レンズ群U11、無限遠側から至近側への合焦時に像側へ移動する正の屈折力を有する第12レンズ群U12、正の屈折力を有する第13レンズ群U13から構成される。第13レンズ群U13群は合焦時に第12レンズ群U12と連動して移動しても良い。第2レンズ群U2は、第18面から第26面に、第3レンズ群U3は、第27面から第36面に対応している。開口絞りは第37面に対応する。第4レンズ群U4は、第38面から第58面に対応する。実施例1における前記正レンズLpxは第57〜58面に対応する。前記負レンズLnyは第55〜56面に対応する。前記負レンズLnzは第48〜49面に対応する。第4レンズ群において瞳近軸光線の入射高Hが高い位置である最像面側に(1)式を満足する高い部分分散比を有する正レンズLpxを配置することにより、主に広角端の倍率色収差の2次スペクトルを効果的にアンダーバランスに補正している。また前記正レンズLpxの近傍に(5)式を満足する高い屈折率硝材からなる負レンズを配置し、前記正レンズに適切なパワーを持たせる効果やペッツバール和の適切な制御などの効果を発揮している。また第4レンズ群において前記正レンズLpxよりも物体側に(8)式を満足する高い部分分散比を有する負レンズLpzを配置することにより、主にズーム全域の軸上色収差の2次スペクトルの過補正を適切に防ぐ効果を発揮している。第59面から第61面は色分解光学系光などに相当するダミーガラスである。
本実施例においては、第Rレンズ群は、正レンズLpx,負レンズLny、負レンズLnzをそれぞれ1枚ずつ有する構成としたが、本発明はこれに限定されることはなく、それぞれを1枚以上ずつ有していてもよい。これについては以下の実施例についても同様である。
上記実施例1に対応する数値実施例1について説明する。数値実施例1に限らず全数値実施例において、iは物体側からの面(光学面)の順序を示し、riは物体側より第i番目の面の曲率半径、diは物体側より第i番目の面と第i+1番目の面の間隔(光軸上)を示している。また、ndi、νdi、θgFiは、第i番目の面と第i+1番目の面との間の媒質(光学部材)の屈折率、アッベ数、部分分散比を、BFは空気換算のバックフォーカスを表している。非球面形状は光軸方向にX軸、光軸と垂直方向にH軸、光の進行方向を正とし、Rを近軸曲率半径、kを円錐常数、A4、A6、A8、A10、A12をそれぞれ非球面係数としたとき、次式で表している。また、「e−Z」は「×10-Z」を意味する。
Figure 0006711666
本実施例の各条件式対応値を表1に示す。実施例1は(1)〜(10)式を満足している。広角端画角ωwが35.90°、18.5倍の広画角かつ高倍率のズームレンズでありながら、広角端における倍率色収差の2次スペクトルとズーム全域の軸上色収差の2次スペクトルの良好な補正の両立を達成している。
しかしながら、本発明のズームレンズは、(1)〜(3)式を満足することは必須であるが、(4)〜(10)式については満足していなくても構わない。但し、(4)〜(10)式について少なくとも1つでも満足していれば更に良い効果を奏することができる。これは他の実施例についても同様である。
図14は各実施例のズームレンズを撮影光学系として用いた撮像装置(テレビカメラシステム)の概略図である。図14において101は実施例1〜6のいずれかのズームレンズである。124はカメラである。ズームレンズ101はカメラ124に対して着脱可能となっている。125はカメラ124にズームレンズ101を装着することで構成される撮像装置である。ズームレンズ101は第1レンズ群F、変倍部LZ、結像用の後群Rを有している。第1レンズ群Fは合焦用レンズ群が含まれている。変倍部LZは変倍のために光軸上を移動する第2レンズ群や変倍に伴う像面変動を補正するために光軸上を移動する第(R−1)レンズ群が含まれている。SPは開口絞りである。結像用の後群Rには、第Rレンズ群が含まれている。114、115は各々第1レンズ群F、変倍部LZを光軸方向に駆動するヘリコイドやカム等の駆動機構である。116〜118は駆動機構114、115および開口絞りSPを電動駆動するモータ(駆動手段)である。119〜121は、第1レンズ群Fや変倍部LZの光軸上の位置や、開口絞りSPの絞り径を検出するためのエンコーダやポテンショメータ、あるいはフォトセンサ等の検出器である。カメラ124において、109はカメラ124内の光学フィルタや色分解光学系に相当するガラスブロック、110はズームレンズ101によって形成された被写体の光学像を受光するCCDセンサやCMOSセンサ等の固体撮像素子(光電変換素子)である。また、111、122はカメラ124及びズームレンズ101の各種の駆動を制御するCPUである。
このように、本発明のズームレンズをテレビカメラに適用することにより、高い光学性能を有する撮像装置を実現している。
図3は本発明の実施例2(数値実施例2)であるズームレンズにおいて、広角端で無限遠に合焦しているときのレンズ断面図である。図4において、(a)は数値実施例2の広角端、(b)は数値実施例2の焦点距離31.3mm、(c)は数値実施例2の望遠端の縦収差図を示している。いずれの収差図も、無限遠に合焦しているときの縦収差図である。本実施例のズームレンズは4群構成であり、第3レンズ群U3が第(R−1)レンズ群に対応し、第4レンズ群U4が第Rレンズ群に対応する。
数値実施例2の第1レンズ群U1は第1面から第17面に対応する。第2レンズ群U2は、第18面から第26面に、第3レンズ群U3は、第27面から第36面に対応している。開口絞りは第37面に対応する。第4レンズ群U4は、第38面から第58面に対応する。実施例2における前記正レンズLpxは第57〜58面に対応する。前記負レンズLnyは第56〜57面に対応する。前記正レンズLpxと前記負レンズLnyは接合されていても良いし、其々単レンズとして存在していても良い。前記負レンズLnzは第48〜49面に対応する。第59面から第61面は色分解光学系光などに相当するダミーガラスである。
実施例2は(1)〜(10)式を満足しており、広角端画角ωwが37.38°、18.5倍の広画角高倍率のズームレンズでありながら、広角端における倍率色収差の2次スペクトルとズーム全域の軸上色収差の2次スペクトルの良好な補正の両立を達成している。
図5は本発明の実施例3(数値実施例3)であるズームレンズにおいて、広角端で無限遠に合焦しているときのレンズ断面図である。図6において、(a)は数値実施例3の広角端、(b)は数値実施例3の焦点距離28.7mm、(c)は数値実施例3の望遠端の縦収差図を示している。いずれの収差図も、無限遠に合焦しているときの縦収差図である。本実施例のズームレンズは4群構成であり、第3レンズ群U3が第(R−1)レンズ群に対応し、第4レンズ群U4が第Rレンズ群に対応する。
数値実施例3の第1レンズ群U1は第1面から第19面に対応する。第2レンズ群U2は、第20面から第27面に、第3レンズ群U3は、第28面から第38面に対応している。開口絞りは第39面に対応する。第4レンズ群U4は、第40面から第56面に対応する。実施例3における前記正レンズLpxは第55〜56面に対応する。前記負レンズLnyは第53〜54面に対応する。前記負レンズLnzは第46〜47面に対応する。第57面から第59面は色分解光学系光などに相当するダミーガラスである。
実施例3は(1)〜(10)式を満足しており、広角端画角ωwが39.38°、27.0倍の広画角高倍率のズームレンズでありながら、広角端における倍率色収差の2次スペクトルとズーム全域の軸上色収差の2次スペクトルの良好な補正の両立を達成している。
図7は本発明の実施例4(数値実施例4)であるズームレンズにおいて、広角端で無限遠に合焦しているときのレンズ断面図である。図8において、(a)は数値実施例4の広角端、(b)は数値実施例4の焦点距離28.7mm、(c)は数値実施例4の望遠端の縦収差図を示している。いずれの収差図も、無限遠に合焦しているときの縦収差図である。本実施例のズームレンズは4群構成であり、第3レンズ群U3が第(R−1)レンズ群に対応し、第4レンズ群U4が第Rレンズ群に対応する。
数値実施例4の第1レンズ群U1は第1面から第19面に対応する。第2レンズ群U2は、第20面から第27面に、第3レンズ群U3は、第28面から第38面に対応している。開口絞りは第39面に対応する。第4レンズ群U4は、第40面から第58面に対応する。実施例4における前記正レンズLpxは第57〜58面に対応する。前記負レンズLnyは第56〜57面に対応する。前記負レンズLnzは第46〜47面に対応する。第59面から第61面は色分解光学系光などに相当するダミーガラスである。
実施例4は(1)〜(10)式を満足しており、広角端画角ωwが39.38°、27.0倍の広画角高倍率のズームレンズでありながら、広角端における倍率色収差の2次スペクトルとズーム全域の軸上色収差の2次スペクトルの良好な補正の両立を達成している。
図9は本発明の実施例5(数値実施例5)であるズームレンズにおいて、広角端で無限遠に合焦しているときのレンズ断面図である。図10において、(a)は数値実施例5の広角端、(b)は数値実施例5の焦点距離35.0mm、(c)は数値実施例5の望遠端の縦収差図を示している。いずれの収差図も、無限遠に合焦しているときの縦収差図である。
図9において、物体側から順に、合焦用の正の屈折力を有する第1レンズ群U1を有している。さらに、広角端から望遠端への変倍に際して、像側へ移動する変倍用の負の屈折力を有する第2レンズ群U2を有している。さらに、変倍群として移動する正の第3レンズ群U3を有している。更に、変倍に伴う像面変動を補正する正の屈折力を有する第4レンズ群U4を有している。実施例5では、第2レンズ群U2、第3レンズ群U3、第4レンズ群U4で変倍系を構成している。さらに、変倍のためには移動しない結像作用をする第5レンズ群U5を有している。SPは開口絞りであり、第4レンズ群U4と第5レンズ群U5の間に配置されており、開口絞りは変倍に際して光軸方向に不動である。IPは像面である。本実施例のズームレンズは5群構成であり、第4レンズ群U4が第(R−1)レンズ群に対応し、第5レンズ群U5が第Rレンズ群に対応する。
数値実施例5の第1レンズ群U1は第1面から第17面に対応する。第2レンズ群U2は第18面から第24面に、第3レンズ群U3は第25面から第30面に、第4レンズ群U4は第31面から第35面に対応している。開口絞りは第36面に対応する。第5レンズ群U5は、第37面から第55面に対応する。実施例5における前記正レンズLpxは第54面から第55面に対応する。前記負レンズLnyは第53面から第54面に対応する。前記負レンズLnzは第43面から第44面に対応する。第56面から第58面は色分解光学系光などに相当するダミーガラスである。
実施例5は(1)〜(10)式を満足しており、広角端画角ωwが40.24°、30.0倍の広画角高倍率のズームレンズでありながら、広角端における倍率色収差の2次スペクトルとズーム全域の軸上色収差の2次スペクトルの良好な補正の両立を達成している。
図11は本発明の実施例6(数値実施例6)であるズームレンズにおいて、広角端で無限遠に合焦しているときのレンズ断面図である。図12において、(a)は数値実施例6の広角端、(b)は数値実施例6の焦点距離35.0mm、(c)は数値実施例6の望遠端の縦収差図を示している。いずれの収差図も、無限遠に合焦しているときの縦収差図である。
図12において、物体側から順に、合焦用の正の屈折力を有する第1レンズ群U1を有している。さらに、広角端から望遠端への変倍に際して、像側へ移動する変倍用の負の屈折力を有する第2レンズ群U2を有している。さらに、変倍群として移動する正の第3レンズ群U3を有している。更に、変倍に伴う像面変動を補正する正の屈折力を有する第4レンズ群U4を有している。実施例6では、第2レンズ群U2、第3レンズ群U3、第4レンズ群U4で変倍系を構成している。さらに、変倍のためには移動しない結像作用をする第5レンズ群U5を有している。SPは開口絞りであり、第4レンズ群U4と第5レンズ群U5の間に配置されており、開口絞りは変倍に際して光軸方向に不動である。IPは像面である。本実施例のズームレンズは5群構成であり、第4レンズ群U4が第(R−1)レンズ群に対応し、第5レンズ群U5が第Rレンズ群に対応する。
数値実施例6の第1レンズ群U1は第1面から第17面に対応する。第2レンズ群U2は第18面から第24面に、第3レンズ群U3は第25面から第29面に、第4レンズ群U4は第30面から第34面に対応している。開口絞りは第35面に対応する。第5レンズ群U5は、第36面から第50面に対応する。実施例6における前記正レンズLpxは第49面から第50面に対応する。前記負レンズLnyは第47面から第48面に対応する。前記負レンズLnzは第36面から第37面に対応する。実施例6では、特に負レンズLnzを絞り付近に配置したことで軸上色収差の制御がしやすく、軸上色収差と倍率色収差の良好な補正の両立が行いやすい実施例となっている。第51面から第53面は色分解光学系光などに相当するダミーガラスである。
実施例6は(1)〜(10)式を満足しており、広角端画角ωwが40.24°、30.0倍の広画角高倍率のズームレンズでありながら、広角端における倍率色収差の2次スペクトルとズーム全域の軸上色収差の2次スペクトルの良好な補正の両立を達成している。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
<数値実施例1>
単位 mm

面データ
面番号i ri di ndi vdi θgFi 有効径 焦点距離
1 330.65503 4.70000 1.772499 49.60 0.5521 150.303 -189.750
2 101.26412 36.34541 129.929
3 -183.15461 4.50000 1.772499 49.60 0.5521 129.327 -233.726
4 19359.76807 0.15000 129.551
5 246.44151 9.27710 1.717362 29.51 0.5985 129.808 524.999
6 691.33842 8.84999 129.052
7 -1321.45209 15.28058 1.496999 81.54 0.5374 128.082 358.212
8 -157.90362 0.20000 127.686
9 -1632.59919 4.40000 1.805177 25.43 0.6100 118.796 -285.015
10 270.23500 13.57890 1.496999 81.54 0.5374 114.859 328.285
11 -407.88649 36.08134 113.773
12 593.05823 17.07760 1.496999 81.54 0.5374 120.882 281.259
13 -181.83708 0.15000 121.487
14 203.38332 12.43394 1.496999 81.54 0.5374 119.608 389.950
15 -4297.91796 0.15000 118.801
16 117.84235 8.63668 1.620411 60.29 0.5426 112.584 530.192
17 178.07027 (可変) 110.522
18 87.31062 1.50000 1.882997 40.76 0.5667 41.981 -118.020
19 47.24861 5.81635 39.143
20 -239.96231 1.50000 1.772499 49.60 0.5521 38.908 -102.385
21 119.14944 6.41391 38.541
22 -51.64044 1.50000 1.772499 49.60 0.5521 38.634 -72.786
23 -608.35597 8.12272 1.808095 22.76 0.6307 40.564 51.043
24 -39.23538 0.67532 41.534
25 -36.84928 1.50000 1.816000 46.62 0.5568 41.461 -52.806
26 -251.55141 (可変) 44.453
27 -758.13586 5.26696 1.620411 60.28 0.5426 52.289 179.964
28 -97.91536 0.20000 53.210
29 394.19801 2.50000 1.647689 33.80 0.5884 54.914 -108.595
30 59.89028 12.81078 1.589130 61.18 0.5404 56.292 74.772
31 -155.59949 0.20000 56.957
32 189.10441 8.94404 1.603112 60.70 0.5410 57.541 109.231
33 -99.89556 2.50000 1.846658 23.89 0.6162 57.429 -190.344
34 -261.65311 0.20000 57.646
35 133.98688 7.77885 1.618000 63.39 0.5439 57.105 117.227
36 -155.49372 (可変) 56.612
37 (絞り) 3.19855 32.535
38 -61.76990 1.50000 1.729157 54.68 0.5444 31.756 -25.553
39 27.12296 4.19672 1.808095 22.76 0.6307 30.610 53.232
40 67.13303 6.14481 30.378
41 -35.02826 1.80000 1.772499 49.60 0.5521 30.404 -36.387
42 149.10528 8.81342 1.846660 23.78 0.6205 33.035 41.227
43 -44.90663 1.00000 34.773
44 -120.38703 10.00000 1.531717 48.84 0.5630 34.875 561.657
45 -88.40479 9.00000 36.025
46 197.00000 5.50000 1.613397 44.27 0.5633 35.627 81.125
47 -66.34498 3.45237 35.420
48 -49.33948 1.50000 1.808095 22.76 0.6307 33.934 -26.170
49 38.20168 9.47556 1.720467 34.71 0.5834 34.487 29.826
50 -44.68934 1.99716 34.714
51 426.54744 1.50000 1.846660 23.78 0.6205 32.241 -43.856
52 34.41279 7.35363 1.438750 94.93 0.5343 30.965 54.001
53 -71.67321 0.50000 30.856
54 97.57349 6.51123 1.438750 94.93 0.5343 29.926 59.200
55 -34.79366 1.50000 2.003300 28.27 0.5980 29.315 -37.466
56 -433.22268 1.00000 29.611
57 130.68194 4.88364 1.892860 20.36 0.6394 29.744 45.037
58 -58.00948 6.00000 29.585
59 ∞ 33.00000 1.608590 46.44 0.5664 50.000
60 ∞ 13.20000 1.516330 64.15 0.5352 50.000
61 ∞ 6.97000 50.000
像面 ∞

非球面データ
第28面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.21810e-007 A 6= 2.77257e-010 A 8=-3.68135e-013 A10= 2.09807e-016
各種データ
ズーム比 18.50

焦点距離 7.60 33.03 140.58
Fナンバー 1.54 1.54 1.95
画角 35.90 9.45 2.24
レンズ全長 547.44 547.44 547.44
BF 6.97 6.97 6.97

d17 5.71 79.71 112.84
d26 150.34 62.65 4.40
d36 2.15 15.84 40.95

入射瞳位置 100.19 205.74 514.97
射出瞳位置 235.52 235.52 235.52
前側主点位置 108.05 243.54 742.02
後側主点位置 -0.63 -26.06 -133.60

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 113.04 171.81 120.23 63.79
2 18 -29.50 27.03 8.08 -11.84
3 27 49.00 40.40 15.25 -11.41
4 37 41.60 143.03 50.91 7.86

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -189.75
2 3 -233.73
3 5 525.00
4 7 358.21
5 9 -285.02
6 10 328.28
7 12 281.26
8 14 389.95
9 16 530.19
10 18 -118.02
11 20 -102.38
12 22 -72.79
13 23 51.04
14 25 -52.81
15 27 179.96
16 29 -108.60
17 30 74.77
18 32 109.23
19 33 -190.34
20 35 117.23
21 38 -25.55
22 39 53.23
23 41 -36.39
24 42 41.23
25 44 561.66
26 46 81.13
27 48 -26.17
28 49 29.83
29 51 -43.86
30 52 54.00
31 54 59.20
32 55 -37.47
33 57 45.04
34 59 0.00
35 60 0.00
<数値実施例2>
単位 mm

面番号i ri di ndi vdi θgFi 有効径 焦点距離
1 330.65503 4.70000 1.772499 49.60 0.5521 150.303 -189.750
2 101.26412 36.34541 129.929
3 -183.15461 4.50000 1.772499 49.60 0.5521 129.327 -233.726
4 19359.76807 0.15000 129.551
5 246.44151 9.27710 1.717362 29.51 0.5985 129.808 524.999
6 691.33842 8.84999 129.052
7 -1321.45209 15.28058 1.496999 81.54 0.5374 128.082 358.212
8 -157.90362 0.20000 127.686
9 -1632.59919 4.40000 1.805177 25.43 0.6100 118.796 -285.015
10 270.23500 13.57890 1.496999 81.54 0.5374 114.859 328.285
11 -407.88649 36.08134 113.773
12 593.05823 17.07760 1.496999 81.54 0.5374 120.882 281.259
13 -181.83708 0.15000 121.487
14 203.38332 12.43394 1.496999 81.54 0.5374 119.608 389.950
15 -4297.91796 0.15000 118.801
16 117.84235 8.63668 1.620411 60.29 0.5426 112.584 530.192
17 178.07027 (可変) 110.522
18 87.31062 1.50000 1.882997 40.76 0.5667 41.981 -118.020
19 47.24861 5.81635 39.143
20 -239.96231 1.50000 1.772499 49.60 0.5521 38.908 -102.385
21 119.14944 6.41391 38.541
22 -51.64044 1.50000 1.772499 49.60 0.5521 38.634 -72.786
23 -608.35597 8.12272 1.808095 22.76 0.6307 40.564 51.043
24 -39.23538 0.67532 41.534
25 -36.84928 1.50000 1.816000 46.62 0.5568 41.461 -52.806
26 -251.55141 (可変) 44.453
27 -758.13586 5.26696 1.620411 60.28 0.5426 52.289 179.964
28 -97.91536 0.20000 53.210
29 394.19801 2.50000 1.647689 33.80 0.5884 54.914 -108.595
30 59.89028 12.81078 1.589130 61.18 0.5404 56.292 74.772
31 -155.59949 0.20000 56.957
32 189.10441 8.94404 1.603112 60.70 0.5410 57.541 109.231
33 -99.89556 2.50000 1.846658 23.89 0.6162 57.429 -190.344
34 -261.65311 0.20000 57.646
35 133.98688 7.77885 1.618000 63.39 0.5439 57.105 117.227
36 -155.49372 (可変) 56.612
37 (絞り) 3.20000 31.852
38 -70.54716 1.50000 1.754998 52.32 0.5476 30.840 -24.094
39 24.88881 4.76000 1.808095 22.76 0.6307 29.547 42.769
40 79.20295 8.58000 29.294
41 -28.02008 1.50000 1.772499 49.60 0.5521 29.114 -23.994
42 56.84026 12.08000 1.603420 38.03 0.5835 32.956 34.469
43 -30.46652 0.50000 35.394
44 -85.70100 15.00000 1.603420 38.03 0.5835 36.128 -182.931
45 -400.00000 7.00000 40.554
46 123.55540 8.34614 1.854780 24.80 0.6122 44.107 46.803
47 -58.11999 5.00974 44.159
48 -43.01035 1.50000 1.959060 17.47 0.6599 40.964 -63.902
49 -142.29192 5.14716 1.800000 29.84 0.6017 42.007 87.459
50 -47.91353 5.00003 42.352
51 -890.50147 1.50000 2.000690 25.46 0.6133 37.719 -33.118
52 34.78248 10.57541 1.438750 94.93 0.5343 36.290 49.180
53 -51.90206 0.33856 36.692
54 38.16222 9.86353 1.496999 81.54 0.5374 36.231 45.565
55 -51.27538 0.46761 35.411
56 -64.24482 1.50000 1.854780 24.80 0.6122 33.816 -39.394
57 72.97053 4.44789 1.959060 17.47 0.6599 32.379 56.916
58 -221.76716 5.99981 31.827
59 ∞ 33.00000 1.608590 46.44 0.5664 50.000
60 ∞ 13.20000 1.516330 64.15 0.5352 50.000
61 ∞ 9.99000 50.000
像面 ∞

非球面データ
第28面
K = 0.00000e+000 A 4= 2.21810e-007 A 6= 2.77257e-010 A 8=-3.68135e-013 A10= 2.09807e-016
各種データ
ズーム比 18.50

焦点距離 7.20 31.30 133.20
Fナンバー 1.49 1.49 1.85
画角 37.38 9.97 2.36
レンズ全長 567.44 567.44 567.44
BF 9.99 9.99 9.99

d17 5.71 79.71 112.84
d26 150.34 62.65 4.40
d36 2.15 15.84 40.95

入射瞳位置 100.19 205.74 514.97
射出瞳位置 137.02 137.02 137.02
前側主点位置 107.80 244.75 787.85
後側主点位置 2.79 -21.31 -123.22

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 113.04 171.81 120.23 63.79
2 18 -29.50 27.03 8.08 -11.84
3 27 49.00 40.40 15.25 -11.41
4 37 35.38 160.02 48.86 8.85

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -189.75
2 3 -233.73
3 5 525.00
4 7 358.21
5 9 -285.02
6 10 328.28
7 12 281.26
8 14 389.95
9 16 530.19
10 18 -118.02
11 20 -102.38
12 22 -72.79
13 23 51.04
14 25 -52.81
15 27 179.96
16 29 -108.60
17 30 74.77
18 32 109.23
19 33 -190.34
20 35 117.23
21 38 -24.09
22 39 42.77
23 41 -23.99
24 42 34.47
25 44 -182.93
26 46 46.80
27 48 -63.90
28 49 87.46
29 51 -33.12
30 52 49.18
31 54 45.56
32 56 -39.39
33 57 56.92
34 59 0.00
35 60 0.00
<数値実施例3>
単位 mm

面データ
面番号i ri di ndi vdi θgFi 有効径 焦点距離
1 -485.38222 4.70000 1.696797 55.53 0.5433 180.591 -130.849
2 113.30651 40.00000 151.056
3 -285.91586 4.50000 1.696797 55.53 0.5433 150.893 -295.556
4 752.54774 0.50000 153.340
5 281.34719 16.00000 1.805181 25.42 0.6161 156.217 294.827
6 -1573.03876 5.14617 156.036
7 -503.42550 15.00000 1.496999 81.54 0.5374 155.842 638.810
8 -196.98219 0.50000 155.732
9 -4418.84783 4.40000 1.805181 25.42 0.6161 147.723 -960.500
10 948.41747 16.50000 1.496999 81.54 0.5374 145.722 470.250
11 -309.54492 32.56358 144.287
12 351.29977 14.00000 1.496999 81.54 0.5374 145.867 525.803
13 -1018.38478 0.20000 145.995
14 218.08186 4.40000 1.805181 25.42 0.6161 145.688 -312.499
15 116.26513 1.00000 140.650
16 118.25165 31.00000 1.496999 81.54 0.5374 141.198 203.696
17 -655.53148 0.20000 140.916
18 178.58431 15.00000 1.620411 60.29 0.5426 136.528 325.951
19 1435.72903 (可変) 135.126
20 129.42474 1.50000 2.003300 28.27 0.5980 50.999 -147.163
21 68.83326 6.89982 47.888
22 -200.59165 1.50000 1.729157 54.68 0.5444 46.396 -47.089
23 41.77592 10.45708 1.846660 23.78 0.6205 42.170 36.240
24 -106.13437 1.50000 1.729157 54.68 0.5444 40.770 -64.952
25 86.71459 6.25454 39.401
26 -81.26395 1.50000 1.882997 40.76 0.5667 39.284 -67.273
27 227.62743 (可変) 40.215
28 600.75417 6.75242 1.620411 60.29 0.5426 52.031 154.562
29 -114.14793 0.15000 52.888
30 117.66770 11.70590 1.487490 70.23 0.5300 53.886 95.976
31 -75.55843 0.09304 53.701
32 -76.87444 1.60000 1.805181 25.42 0.6161 53.604 -222.857
33 -134.82035 0.15000 53.923
34 86.22575 1.60000 1.805181 25.42 0.6161 52.682 -141.089
35 48.80482 10.30397 1.487490 70.23 0.5300 50.909 101.764
36 2324.27135 0.15000 50.215
37 94.55257 6.65369 1.620411 60.29 0.5426 49.212 149.795
38 -6865.35846 (可変) 47.888
39 (絞り) 3.42001 29.993
40 -38.17971 1.50000 1.788001 47.37 0.5559 29.719 -22.135
41 32.97449 7.10685 1.805181 25.42 0.6161 30.080 28.353
42 -69.09675 1.50000 1.788001 47.37 0.5559 30.138 -35.710
43 48.33642 5.93408 30.290
44 -37.26674 19.74135 1.772499 49.60 0.5521 30.447 126.726
45 -33.28390 8.40424 42.000
46 151.56649 1.50000 1.438750 94.93 0.5343 44.676 -94.778
47 32.59674 15.68076 1.487490 70.23 0.5300 44.800 47.580
48 -68.51606 3.00006 44.653
49 -192.90412 1.50000 1.834000 37.16 0.5775 42.228 -43.068
50 44.64142 13.78284 1.496999 81.54 0.5374 41.238 44.671
51 -39.86282 0.19995 41.465
52 51.56170 8.58591 1.496999 81.54 0.5374 36.311 53.328
53 -51.82897 1.50000 2.003300 28.27 0.5980 34.916 -32.428
54 90.68850 0.19982 33.453
55 43.54590 4.99992 1.892860 20.36 0.6394 33.247 60.764
56 199.38351 7.99993 32.214
57 ∞ 33.00000 1.608590 46.44 0.5664 50.000
58 ∞ 13.20000 1.516330 64.15 0.5352 50.000
59 ∞ 10.00000 50.000
像面 ∞

非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4= 6.67216e-008 A 6=-1.84999e-012

第17面
K = 0.00000e+000 A 4=-6.62832e-009 A 6=-7.16000e-013
各種データ
ズーム比 27.00

焦点距離 6.70 28.66 180.90
Fナンバー 1.50 1.50 2.20
画角 39.38 10.86 1.74
レンズ全長 615.87 615.87 615.87
BF 10.00 10.00 10.00

d19 3.93 83.93 126.22
d27 173.50 80.45 4.47
d38 1.30 14.35 48.04

入射瞳位置 100.86 210.94 790.55
射出瞳位置 295.76 295.76 295.76
前側主点位置 107.71 242.48 1085.97
後側主点位置 3.30 -18.66 -170.90

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 120.59 205.61 124.01 72.73
2 20 -30.00 29.61 13.79 -6.53
3 28 50.00 39.16 11.50 -15.21
4 39 39.54 152.76 45.84 8.35

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -130.85
2 3 -295.56
3 5 294.83
4 7 638.81
5 9 -960.50
6 10 470.25
7 12 525.80
8 14 -312.50
9 16 203.70
10 18 325.95
11 20 -147.16
12 22 -47.09
13 23 36.24
14 24 -64.95
15 26 -67.27
16 28 154.56
17 30 95.98
18 32 -222.86
19 34 -141.09
20 35 101.76
21 37 149.80
22 40 -22.13
23 41 28.35
24 42 -35.71
25 44 126.73
26 46 -94.78
27 47 47.58
28 49 -43.07
29 50 44.67
30 52 53.33
31 53 -32.43
32 55 60.76
33 57 0.00
34 58 0.00
<数値実施例4>
単位 mm

面番号i ri di ndi vdi θgFi 有効径 焦点距離
1 -440.22897 4.70000 1.696797 55.53 0.5433 180.375 -127.183
2 112.04418 40.00000 150.619
3 -290.93624 4.50000 1.696797 55.53 0.5433 150.492 -328.837
4 1107.79073 0.50000 152.994
5 286.63437 16.00000 1.805181 25.42 0.6161 156.054 294.040
6 -1400.36797 5.14617 155.854
7 -483.88500 15.00000 1.496999 81.54 0.5374 155.637 638.275
8 -193.92640 0.50000 155.478
9 -5498.81772 4.40000 1.805181 25.42 0.6161 146.844 -815.958
10 754.27299 16.50000 1.496999 81.54 0.5374 144.559 462.274
11 -329.36315 32.56358 143.059
12 356.94787 14.00000 1.496999 81.54 0.5374 146.272 542.918
13 -1104.35926 0.20000 146.410
14 209.94138 4.40000 1.805181 25.42 0.6161 146.184 -321.699
15 115.34188 1.00000 141.042
16 117.26966 31.00000 1.496999 81.54 0.5374 141.592 204.610
17 -713.86206 0.20000 141.279
18 188.31037 15.00000 1.620411 60.29 0.5426 137.101 327.654
19 2361.93048 (可変) 135.734
20 129.42474 1.50000 2.003300 28.27 0.5980 50.781 -147.163
21 68.83326 6.89982 47.703
22 -200.59165 1.50000 1.729157 54.68 0.5444 46.167 -47.089
23 41.77592 10.45708 1.846660 23.78 0.6205 41.999 36.240
24 -106.13437 1.50000 1.729157 54.68 0.5444 40.829 -64.952
25 86.71459 6.25454 39.455
26 -81.26395 1.50000 1.882997 40.76 0.5667 39.340 -67.273
27 227.62743 (可変) 40.275
28 600.75417 6.75242 1.620411 60.29 0.5426 52.033 154.562
29 -114.14793 0.15000 52.890
30 117.66770 11.70590 1.487490 70.23 0.5300 53.888 95.976
31 -75.55843 0.09304 53.703
32 -76.87444 1.60000 1.805181 25.42 0.6161 53.606 -222.857
33 -134.82035 0.15000 53.925
34 86.22575 1.60000 1.805181 25.42 0.6161 52.684 -141.089
35 48.80482 10.30397 1.487490 70.23 0.5300 50.911 101.764
36 2324.27135 0.15000 50.217
37 94.55257 6.65369 1.620411 60.29 0.5426 49.214 149.795
38 -6865.35846 (可変) 47.890
39 (絞り) 3.42001 29.994
40 -55.36567 1.50000 1.788001 47.37 0.5559 29.002 -21.168
41 24.33186 7.10685 1.805181 25.42 0.6161 28.219 25.608
42 -124.95653 1.50000 1.788001 47.37 0.5559 28.014 -51.812
43 61.41922 5.93408 27.563
44 -41.43666 19.74135 1.772499 49.60 0.5521 27.867 179.504
45 -38.58789 8.40424 34.957
46 -42.31091 1.50000 1.438750 94.93 0.5343 34.352 -46.587
47 40.16666 10.68125 1.487490 70.23 0.5300 36.453 49.515
48 -55.67816 3.00005 37.010
49 -131.46384 1.50000 2.003300 28.27 0.5980 36.627 -41.818
50 62.74059 8.25747 1.496999 81.54 0.5374 37.201 60.783
51 -56.02556 0.19998 37.975
52 82.65180 7.00000 1.496999 81.54 0.5374 39.111 79.168
53 -73.38959 0.19995 39.041
54 62.59466 7.39287 1.496999 81.54 0.5374 37.120 66.687
55 -68.09581 0.99997 36.202
56 -68.09367 1.50000 2.003300 28.27 0.5980 34.927 -41.965
57 114.01218 4.99990 1.892860 20.36 0.6394 34.023 58.278
58 -95.73233 7.99996 33.639
59 ∞ 33.00000 1.608590 46.44 0.5664 50.000
60 ∞ 13.20000 1.516330 64.15 0.5352 50.000
61 ∞ 10.00000 50.000
像面 ∞

非球面データ
第1面
K = 0.00000e+000 A 4= 7.06783e-008 A 6=-1.84896e-012

第17面
K = 0.00000e+000 A 4=-3.52025e-009 A 6=-7.90243e-013
各種データ
ズーム比 27.00

焦点距離 6.70 28.66 180.90
Fナンバー 1.50 1.50 2.20
画角 39.38 10.86 1.74
レンズ全長 612.15 612.15 612.15
BF 10.00 10.00 10.00

d19 3.93 83.93 126.22
d27 173.50 80.45 4.47
d38 1.30 14.35 48.04

入射瞳位置 100.45 210.54 790.15
射出瞳位置 136.82 136.82 136.82
前側主点位置 107.50 245.68 1229.09
後側主点位置 3.30 -18.66 -170.90

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 120.59 205.61 123.61 72.73
2 20 -30.00 29.61 13.79 -6.53
3 28 50.00 39.16 11.50 -15.21
4 39 33.90 149.04 46.09 8.59

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -127.18
2 3 -328.84
3 5 294.04
4 7 638.27
5 9 -815.96
6 10 462.27
7 12 542.92
8 14 -321.70
9 16 204.61
10 18 327.65
11 20 -147.16
12 22 -47.09
13 23 36.24
14 24 -64.95
15 26 -67.27
16 28 154.56
17 30 95.98
18 32 -222.86
19 34 -141.09
20 35 101.76
21 37 149.80
22 40 -21.17
23 41 25.61
24 42 -51.81
25 44 179.50
26 46 -46.59
27 47 49.52
28 49 -41.82
29 50 60.78
30 52 79.17
31 54 66.69
32 56 -41.97
33 57 58.28
34 59 0.00
35 60 0.00
<数値実施例5>
単位 mm

面番号i ri di ndi vdi θgFi 有効径 焦点距離
1 877.24369 4.70000 1.772499 49.60 0.5521 188.768 -225.918
2 145.80289 36.34541 164.830
3 -397.74896 4.50000 1.772499 49.60 0.5521 163.269 -368.961
4 1027.98290 0.15000 160.669
5 308.33157 9.27710 1.717362 29.51 0.5985 159.434 782.933
6 668.53212 10.00001 158.321
7 -10551.07566 14.00000 1.496999 81.54 0.5374 156.434 579.881
8 -281.46140 0.20000 155.624
9 1654.38820 4.40000 1.805177 25.43 0.6100 146.418 -394.800
10 268.40029 15.00000 1.496999 81.54 0.5374 141.236 407.632
11 -820.70331 45.87617 140.223
12 501.84075 17.07760 1.496999 81.54 0.5374 141.236 364.712
13 -281.82662 0.15000 141.701
14 435.71939 12.43394 1.496999 81.54 0.5374 141.287 535.323
15 -681.89100 0.15000 140.903
16 333.86623 8.63668 1.620411 60.29 0.5426 137.624 681.683
17 1546.90558 (可変) 136.595
18 557.31952 1.50000 1.772499 49.60 0.5521 65.420 -145.225
19 93.65058 5.64201 60.712
20 380.31375 1.50000 1.729157 54.68 0.5444 58.888 -52.570
21 34.90149 10.45708 1.846660 23.78 0.6205 51.443 58.299
22 100.32525 6.11000 49.794
23 -158.09307 1.50000 1.772499 49.60 0.5521 48.810 -71.737
24 86.31576 (可変) 46.671
25 366.08020 6.25242 1.620411 60.29 0.5426 57.458 178.541
26 -158.68138 0.15000 58.299
27 119.15657 11.10590 1.487490 70.23 0.5300 60.531 105.271
28 -87.90339 0.09304 60.606
29 -94.64110 1.60000 1.805181 25.42 0.6161 60.443 -174.601
30 -286.37171 (可変) 61.116
31 89.05906 1.60000 1.805181 25.42 0.6161 61.715 -207.964
32 57.85400 9.30397 1.487490 70.23 0.5300 60.400 134.476
33 454.84517 0.15000 60.233
34 88.45112 7.65369 1.620411 60.29 0.5426 59.924 123.115
35 -557.28865 (可変) 59.385
36 (絞り) 2.98000 28.585
37 -89.27227 1.40000 1.788001 47.37 0.5559 27.499 -23.061
38 23.11948 7.30654 1.854780 24.80 0.6122 26.430 20.552
39 -64.99022 1.40000 1.788001 47.37 0.5559 26.051 -41.171
40 66.05871 5.93408 25.143
41 -39.36946 19.74135 1.772499 49.60 0.5521 24.847 -39.881
42 176.58873 8.40424 29.932
43 -106.17776 1.50000 1.537750 74.70 0.5393 33.522 -116.177
44 153.72070 8.68179 1.639999 60.08 0.5370 35.342 49.193
45 -38.91069 3.00000 36.651
46 -461.64319 1.50000 2.001000 29.13 0.5997 36.905 -50.646
47 57.56456 8.46262 1.516330 64.14 0.5352 37.191 67.161
48 -83.61912 3.00000 38.168
49 79.54050 7.00000 1.496999 81.54 0.5374 39.923 82.383
50 -82.40466 0.19995 39.874
51 43.55594 8.67440 1.438750 94.93 0.5343 37.828 64.722
52 -77.18275 0.99997 36.784
53 -81.80018 1.50000 2.000690 25.46 0.6133 35.422 -44.345
54 99.89267 4.99998 1.858956 22.73 0.6284 34.328 61.707
55 -112.74908 7.99998 33.853
56 ∞ 33.00000 1.608590 46.44 0.5664 50.000
57 ∞ 13.20000 1.516330 64.15 0.5352 50.000
58 ∞ 10.00000 50.000
像面 ∞

非球面データ
第18面
K = 0.00000e+000 A 4= 1.42605e-007 A 6= 2.72184e-010 A 8=-1.47447e-013 A10=-1.75562e-017 A12= 7.58723e-021

第34面
K = 0.00000e+000 A 4=-2.09140e-008 A 6=-8.15958e-010 A 8= 1.42889e-012 A10=-1.20145e-015 A12= 3.78681e-019
各種データ
ズーム比 30.00

焦点距離 6.50 35.00 195.00
Fナンバー 1.49 1.49 2.20
画角 40.24 8.93 1.62
レンズ全長 625.00 625.00 625.00
BF 10.00 10.00 10.00

d17 3.00 97.71 208.81
d24 211.60 62.23 5.79
d30 1.00 30.72 1.00
d35 1.00 25.94 1.00

入射瞳位置 117.29 233.78 1205.68
射出瞳位置 89.93 89.93 89.93
前側主点位置 124.32 284.11 1876.39
後側主点位置 3.50 -25.00 -185.00

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 175.52 182.90 151.57 93.14
2 18 -38.87 26.71 13.88 -4.82
3 25 105.30 19.20 3.32 -9.16
4 31 96.20 18.71 5.01 -7.21
5 36 29.58 150.88 45.29 4.69

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -225.92
2 3 -368.96
3 5 782.93
4 7 579.88
5 9 -394.80
6 10 407.63
7 12 364.71
8 14 535.32
9 16 681.68
10 18 -145.23
11 20 -52.57
12 21 58.30
13 23 -71.74
14 25 178.54
15 27 105.27
16 29 -174.60
17 31 -207.96
18 32 134.48
19 34 123.12
20 37 -23.06
21 38 20.55
22 39 -41.17
23 41 -39.88
24 43 -116.18
25 44 49.19
26 46 -50.65
27 47 67.16
28 49 82.38
29 51 64.72
30 53 -44.35
31 54 61.71
32 56 0.00
33 57 0.00
<数値実施例6>
単位 mm

面データ
面番号i ri di ndi vdi θgFi 有効径 焦点距離
1 974.84360 4.70000 1.772499 49.60 0.5520 177.304 -199.664
2 133.43977 36.34541 153.923
3 -281.22498 4.50000 1.772499 49.60 0.5520 153.144 -353.535
4 11413.89998 0.15000 152.142
5 302.28968 9.27710 1.717362 29.51 0.5985 151.142 639.608
6 861.40309 9.51874 150.324
7 -2290.83947 14.00000 1.496999 81.54 0.5375 148.565 615.485
8 -271.10824 0.20000 147.524
9 1058.56920 4.40000 1.805177 25.43 0.6100 139.279 -412.584
10 254.15956 15.00000 1.496999 81.54 0.5375 134.707 371.101
11 -666.21827 38.21442 133.741
12 604.60823 17.07760 1.496999 81.54 0.5375 142.102 377.956
13 -271.09727 0.15000 142.661
14 482.85910 12.43394 1.496999 81.54 0.5375 142.385 543.416
15 -611.68123 0.15000 142.049
16 338.09700 8.63668 1.620411 60.29 0.5427 138.746 692.731
17 1546.90558 (可変) 137.740
18 557.31952 1.50000 1.772499 49.60 0.5520 66.070 -176.324
19 109.75081 5.64201 61.994
20 768.81403 1.50000 1.729157 54.68 0.5444 60.098 -46.066
21 32.29105 10.45708 1.846660 23.78 0.6205 51.678 62.338
22 69.69177 6.11000 50.112
23 -696.16905 1.50000 1.772499 49.60 0.5520 49.438 -95.365
24 82.90865 (可変) 47.653
25 385.82840 6.00000 1.620411 60.29 0.5427 59.836 259.807
26 -277.06577 0.15000 60.863
27 108.72577 10.00000 1.487490 70.23 0.5300 63.423 178.145
28 -425.62953 1.60000 1.805181 25.42 0.6161 63.626 -448.238
29 2530.42858 (可変) 63.828
30 103.70230 1.60000 1.805181 25.42 0.6161 64.684 -221.107
31 65.29826 10.00000 1.487490 70.23 0.5300 63.676 134.937
32 5798.07780 0.15000 63.633
33 93.38162 8.00000 1.620411 60.29 0.5427 63.471 129.015
34 -557.28865 (可変) 62.991
35 (絞り) 2.98000 30.591
36 -148.03323 1.40000 1.595220 67.74 0.5442 29.434 -24.719
37 16.45867 7.30654 1.720467 34.71 0.5834 27.226 29.934
38 55.31570 5.93408 26.533
39 -41.31466 19.74135 1.772499 49.60 0.5520 25.765 -33.293
40 83.41322 8.40424 28.123
41 -72.77815 1.50000 1.854780 24.80 0.6122 30.730 -56.644
42 150.25859 8.27629 1.639999 60.08 0.5370 32.546 46.268
43 -36.26345 0.19994 34.247
44 56.44426 7.00000 1.496999 81.54 0.5375 36.032 67.641
45 -80.27829 0.50000 35.895
46 217.50568 7.16945 1.438750 94.93 0.5340 34.791 68.660
47 -34.71676 1.50000 2.000690 25.46 0.6133 34.231 -50.204
48 -112.49315 0.50000 34.812
49 132.89691 4.99978 1.858956 22.73 0.6284 34.619 60.004
50 -84.12848 7.99972 34.290
51 ∞ 33.00000 1.608590 46.44 0.5664 50.000
52 ∞ 13.20000 1.516330 64.15 0.5352 50.000
53 ∞ 10.00000 50.000
像面 ∞

非球面データ
第18面
K = 0.00000e+000 A 4= 7.32328e-008 A 6= 2.55348e-010 A 8=-1.25818e-013 A10=-2.35007e-017 A12= 7.95065e-021

第34面
K = 0.00000e+000 A 4=-1.03812e-007 A 6=-5.19338e-010 A 8= 7.28916e-013 A10=-5.02921e-016 A12= 1.29244e-019
各種データ
ズーム比 30.00

焦点距離 6.50 35.00 195.00
Fナンバー 1.50 1.50 2.20
画角 40.24 8.93 1.62
レンズ全長 625.00 625.00 625.00
BF 10.00 10.00 10.00

d17 3.00 103.25 225.03
d24 228.49 65.09 6.46
d30 1.00 34.58 1.00
d35 1.00 30.57 1.00

入射瞳位置 111.97 228.97 1201.77
射出瞳位置 58.57 58.57 58.57
前側主点位置 119.34 289.19 2179.59
後側主点位置 3.50 -25.00 -185.00

ズームレンズ群データ
群 始面 焦点距離 レンズ構成長 前側主点位置 後側主点位置
1 1 185.75 174.71 151.13 102.84
2 18 -41.93 26.71 13.98 -4.97
3 25 124.66 17.84 2.62 -8.90
4 31 98.22 19.75 5.00 -7.93
5 36 26.03 142.50 49.72 3.95

単レンズデータ
レンズ 始面 焦点距離
1 1 -211.09
2 3 -312.29
3 5 642.62
4 7 649.37
5 9 -425.39
6 10 375.20
7 12 371.89
8 14 547.28
9 16 698.98
10 18 -187.29
11 20 -50.53
12 21 65.25
13 23 -90.13
14 25 230.20
15 27 133.42
16 29 -255.05
17 31 -243.19
18 32 141.65
19 34 131.37
20 37 -25.38
21 38 27.33
22 40 -31.81
23 42 -31.44
24 43 48.95
25 45 -42.58
26 46 53.09
27 48 64.88
28 50 51.26
29 51 -58.13
30 53 62.93
31 55 0.00
32 56 0.00
Figure 0006711666
U1 第1レンズ群
U2 第2レンズ群
U3 第3レンズ群
U4 第4レンズ群
SP 開口絞り
IP 像面

Claims (8)

  1. 物体側から像側へ順に、変倍のためには移動しない正の屈折力を有する第1レンズ群、変倍に際して移動する負の屈折力を有する第2レンズ群、変倍に際し移動する正の屈折力を有する少なくとも1つの変倍レンズ群、変倍のためには移動しない正の屈折力を有する最終レンズ群を有するズームレンズであって
    前記第2レンズ群と前記最終レンズ群との間に配された絞りを有し、
    前記最終レンズ群は正レンズLpxを含み、該正レンズLpxの部分分散比と焦点距離をそれぞれθxとfxとし、前記最終レンズ群の焦点距離をfRとし、前記正レンズLpxの物体側の面から前記絞りまでの光軸上の距離をDxとし、前記最終レンズ群の最も物体側の面から最も像側の面までの光軸上の距離をDRとし
    0.621<θx<0.711
    0.8<fx/fR<2.1
    0.85<Dx/DR<0.99
    なる条件式を満足し、
    前記最終レンズ群に含まれる全ての正レンズの部分分散比の平均値とアッべ数の平均値をそれぞれθpとνpとし、前記最終レンズ群に含まれる全ての負レンズの部分分散比の平均値とアッべ数の平均値をそれぞれθnとνnとし
    |(θp−θn)/(νn−νp)|<1.5×10−3
    なる条件式を満足することを特徴とするズームレンズ。
    なお、アッベ数ν、部分分散比θは、フラウンーファ線のg線(435.8nm)、F線(486.1nm)、d線(587.6nm)、C線(656.3nm)に対する屈折率をそれぞれNg、NF、Nd、NCとしたとき、
    ν=(Nd−1)/(NF−NC)
    θ=(Ng−NF)/(NF−NC)
    で表されるものとする。
  2. 体側より像側へ順に、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記少なくとも1つの変倍レンズ群としての1つの変倍レンズ群、前記最終レンズ群からなることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  3. 体側より像側へ順に、前記第1レンズ群、前記第2レンズ群、前記少なくとも1つの変倍レンズ群としての2つの変倍レンズ群、前記最終レンズ群からなることを特徴とする請求項1に記載のズームレンズ。
  4. 前記絞りは、前記少なくとも1つの変倍レンズ群と前記最終レンズ群の間に配ていることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  5. 前記最終レンズ群は負レンズLnyを含み、該負レンズLnyの光学材料の屈折率と部分分散比をそれぞれnyとθy、該負レンズLnyの物体側のから前記絞りまでの光軸上の距離をDy、前記最終レンズ群の最も物体側のから最も像側のまでの光軸上の距離をDRとし
    1.85<ny<2.20
    0.560<θy<0.620
    0.75<Dy/DR<0.98
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項乃至のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  6. 前記最終レンズ群は負レンズLnzを含み、該負レンズLnzの光学材料の部分分散比をθz、該負レンズLnzの焦点距離をfz、該負レンズLnzの物体側のから前記絞りまでの光軸上の距離をDz、前記最終レンズ群の最も物体側のから最も像側のまでの光軸上の距離をDRとしたとき、
    −1.744×10−3×νz+0.6536<θz
    <−1.744×10−3×νz+0.7177
    −3.5<fz/fR<−0.4
    |Dz/DR|<0.7
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  7. 前記第2レンズ群に含まれる全ての正レンズの部分分散比の平均値とアッべ数の平均値をそれぞれθ2pとν2p、前記第2レンズ群に含まれる全ての負レンズの部分分散比の平均値とアッべ数の平均値をそれぞれθ2nとν2nとしたとき、
    1.2×10−3<(θ2p−θ2n)/(ν2n−ν2p)<6.0×10−3
    なる条件式を満足することを特徴とする請求項1乃至のいずれか1項に記載のズームレンズ。
  8. 請求項1乃至のいずれか1項に記載のズームレンズと、該ズームレンズによって形成された光学像を受光する像素子とを有することを特徴とする撮像装置。
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