JP6710611B2 - フェンダーパネルの取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、フェンダーパネルの取付構造に関する。
自動車には、車両前部の外側壁を構成するフェンダーパネルが設けられている。一般に、フェンダーパネルは、鋼やアルミニウム合金などの金属板により形成されている。
こうしたフェンダーパネルを車体の骨格部材に取り付ける構造においては、車両の前側部に歩行者が衝突してその頭部などがフェンダーパネルとボンネットフードとの境界部分に衝突したときに、フェンダーパネルやその取り付け用のブラケットなどを塑性変形させることにより衝突エネルギーを吸収する構造が設けられている。
また、車両の軽量化などを目的として、硬質の樹脂により形成されたフェンダーパネルが開発されている(例えば特許文献1参照)。特許文献1には、樹脂製のフェンダーパネルをクリップ及びねじを介して車体パネル(以下、車体の骨格部材)に固定する構造が開示されている。
特開2002−114173号公報
ところで、従来の樹脂製のフェンダーパネルの取付構造においては、以下の不都合が生じる。すなわち、フェンダーパネルの剛性が金属製のフェンダーパネルの場合に比べて格段に低いため、衝突エネルギーの吸収態様が金属製のフェンダーパネルの場合とは大きく異なる。そのため、衝突吸収エネルギーの吸収態様を制御することが難しい。
本発明の目的は、樹脂製のフェンダーパネルを採用しつつ、衝突エネルギーの吸収態様を容易に制御することのできるフェンダーパネルの取付構造を提供することにある。
上記目的を達成するためのフェンダーパネルの取付構造は、樹脂製のフェンダーパネルを車体の骨格部材に取り付ける取付構造であって、前記フェンダーパネルと前記骨格部材との間には、前記フェンダーパネルを支持する支持ブラケットが介設されており、前記支持ブラケットは、車両の前後方向に延在するブラケット本体と、車両の前後方向に互いに間隔をおいて設けられて前記骨格部材にそれぞれ取り付けられる複数の取付部と、前記ブラケット本体における前記複数の取付部の間から前記骨格部材の上面に向けて突出し、前記フェンダーパネルを介して上方から作用する衝突荷重により前記骨格部材に押し当てられることで塑性変形する変形予定部とを備えている。
同構成によれば、車両の前側部に歩行者が衝突してその頭部などが樹脂製のフェンダーパネルとボンネットフードとの境界部分に衝突すると、その衝突荷重によりフェンダーパネルを介して支持ブラケットの変形予定部が車体の骨格部材に押し当てられるとともに塑性変形する。このとき、変形予定部が塑性変形することにより衝突エネルギーが吸収される。また、変形予定部の数や位置、形状を適宜設定することにより、変形予定部の変形態様、すなわち衝突エネルギーの吸収態様を制御することが可能となる。また、変形予定部はブラケット本体のみに固定されているため、取付部とは異なり、変形予定部を車体の骨格部材に対して取り付ける作業が発生しない。したがって、樹脂製のフェンダーパネルを採用しつつ、衝突エネルギーの吸収態様を容易に制御することができる。
上記フェンダーパネルの取付構造において、前記支持ブラケットは金属材料により形成されていることが好ましい。
同構成によれば、衝突エネルギーの吸収態様(例えば、ストロークやピークの大きさ)を、従来の金属製のフェンダーパネル、すなわち、フェンダーパネル及び支持ブラケットが鋼などの金属により一体形成されたものによるエネルギー吸収態様に近づけることができる。したがって、樹脂製のフェンダーパネルを採用しつつ、衝突エネルギーの吸収態様を従来の金属製のフェンダーパネルによるエネルギー吸収態様に近づけることができる。
上記フェンダーパネルの取付構造において、前記変形予定部と前記骨格部材との間には、隙間が形成されていることが好ましい。
同構成によれば、変形予定部と車体の骨格部材とが緩衝しないため、変形予定部と車体の骨格部材とが緩衝することに起因した異音、所謂ビビリ音の発生を回避することができる。
上記フェンダーパネルの取付構造において、前記変形予定部は、車両の前後方向に互いに間隔をおいて複数形成されていることが好ましい。
同構成によれば、衝突エネルギーが前後に分散して吸収される。したがって、衝突エネルギーの吸収態様を効果的に制御することができる。
上記フェンダーパネルの取付構造において、前記複数の取付部は、前記フェンダーパネルを介して上方から作用する衝突荷重により塑性変形する取付ブラケットを介して、前記骨格部材に取り付けられていることが好ましい。
従来の金属製のフェンダーパネルの取付構造では、フェンダーパネルに一体に形成された複数の取付部が、衝突荷重により塑性変形する取付ブラケットを介して車体の骨格部材に取り付けられているものがある。
上記構成によれば、支持ブラケットの複数の取付部が、衝突荷重により塑性変形する取付ブラケットを介して車体の骨格部材に取り付けられている。このため、取付ブラケット及び骨格部材の構造については、従来の構造を流用することができる。
本発明によれば、樹脂製のフェンダーパネルを採用しつつ、衝突エネルギーの吸収態様を容易に制御することができる。
フェンダーパネルの取付構造の一実施形態について、同取付構造が設けられた車両の前部を示す平面図。 同実施形態のフェンダーパネルと支持ブラケットとの部分組付体について、支持ブラケットを中心に拡大して示す平面図。 同実施形態のフェンダーパネルと支持ブラケットとの部分組付体について、支持ブラケットを中心に拡大して車幅方向内側から示す側面図。 同実施形態のフェンダーパネルの取付構造について、支持ブラケット及び車体の骨格部材を中心に車幅方向内側から示す斜視図。 図3の5−5線に沿った断面構造を示す断面図。 (a)〜(c)は、変形予定部の変形例の側面形状を模式的に示す側面図。 (a)〜(f)は、変形予定部の変形例の断面形状を模式的に示す断面図。 (a)〜(k)は、変形予定部の変形例の側面形状を模式的に示す側面図。 (a)〜(f)は、変形予定部の変形例の側面形状を模式的に示す側面図。
以下、図1〜図5を参照して、フェンダーパネルの取付構造を具体化した一実施形態について説明する。以降において、車両の前後方向を「前後方向」と称するとともに、車両の後方から前方を視たときの左方及び右方を、「左方」及び「右方」と称する。
図1に示すように、車両前部には、エンジンルームの上部開口を開閉するボンネットフード10と、ボンネットフード10の車幅方向外側に位置し、車両前部の外側壁を構成する硬質樹脂製の一対のフェンダーパネル20とが設けられている。
次に、図2〜図5を参照して、フェンダーパネル20、及びエンジンルームの車幅方向外側に位置し、前後方向に延在するエプロンと称される車体の骨格部材50(図4参照)にフェンダーパネル20を取り付ける取付構造について説明する。なお、一対のフェンダーパネル20の取付構造は互いに左右対称であるため、以降においては右側のフェンダーパネル20の取付構造について説明し、左側のフェンダーパネル20の取付構造については説明を省略する。
図2、図3及び図5に示すように、フェンダーパネル20は、前後方向に延在する取付壁部21、取付壁部21の車幅方向外側の端から屈曲して上方に向けて延在する縦壁部22、及び縦壁部22の上端から屈曲するとともに車幅方向外側ほど下方に位置して車両前部の外側壁を構成する外壁部23を有している。
図4に示すように、車体の骨格部材50の上面には、前側取付ブラケット41と後側取付ブラケット42とが図示しないボルトを介して固定されている。前側取付ブラケット41と後側取付ブラケット42とは、前後方向に間隔をおいて設けられている。本実施形態の取付ブラケット41,42は、いずれも鋼板によって形成されるとともにハット形状を有している。
図2〜図5に示すように、フェンダーパネル20と、前側取付ブラケット41及び後側取付ブラケット42との間には、フェンダーパネル20を支持する支持ブラケット30が介設されている。支持ブラケット30は、前後方向に延在するブラケット本体31を備えている。
図2、図3及び図5に示すように、ブラケット本体31は、上下方向に延在する縦壁部32、及び縦壁部32の上端から屈曲し、車幅方向外側ほど下方に位置する支持壁部33を有している。
図5に示すように、縦壁部32は、フェンダーパネル20の縦壁部22の車幅方向外側に間隔をおいて隣り合っている。
図3に示すように、縦壁部32は、後側ほど上方に位置するように傾斜している。
図5に示すように、支持壁部33は、フェンダーパネル20の外壁部23の上端部分の下側に間隔をおいて隣り合っている。支持壁部33は、外壁部23の上端部分に沿っている。
図2〜図4に示すように、支持ブラケット30は、縦壁部32の下端から屈曲して車幅方向内側に向けて延在する前側取付壁部34及び後側取付壁部35を備えている。前側取付壁部34は、前側取付ブラケット41に対応する位置から後方に向けて延在している。後側取付壁部35は、縦壁部32の後端部、すなわち後側取付ブラケット42に対応する位置に設けられている。前側取付壁部34と後側取付壁部35とは前後方向に間隔をおいて設けられている。
支持ブラケット30は、縦壁部32における上記2つの取付壁部34,35の間から骨格部材50の上面に向けて突出する変形予定部36,37を備えている。2つの変形予定部36,37は、前後方向に互いに間隔をおいて形成されている。各変形予定部36,37の中央部には、車幅方向外側に突出するビード36a,37aが変形予定部36,37の突出方向に沿って形成されている。ビード36a,37aは、変形予定部36,37の下端から縦壁部32の途中まで延在している。
図4に示すように、変形予定部36,37の下端と骨格部材50との間には、所定の大きさ(例えば5mm)の隙間が形成されている。
本実施形態の支持ブラケット30は、鋼板によって一体に形成されている。
図4及び図5に示すように、ボルト61が、フェンダーパネル20の取付壁部21のボルト孔21a、支持ブラケット30の後側取付壁部35のボルト孔35a、及び後側取付ブラケット42のボルト孔42aに挿通されるとともにナット71に螺合されている。
図4に示すように、ボルト62が、フェンダーパネル20の取付壁部21のボルト孔、支持ブラケット30の前側取付壁部34のボルト孔、及び前側取付ブラケット41のボルト孔(いずれのボルト孔も図示略)に挿通されるとともにナット72に螺合されている。
また、ボルト63が、フェンダーパネル20の取付壁部21のボルト孔、支持ブラケット30の前側取付壁部34のボルト孔(いずれのボルト孔も図示略)に挿通されるとともにナット73に螺合されている。
このようにしてフェンダーパネル20が、支持ブラケット30及び取付ブラケット41,42を介して車体の骨格部材50に取り付けられている。
次に、本実施形態の作用について説明する。
車両の前側部に歩行者が衝突してその頭部が樹脂製のフェンダーパネル20とボンネットフード10との境界部分P(図1参照)に衝突すると、その衝突荷重によりフェンダーパネル20を介して支持ブラケット30の変形予定部36,37が車体の骨格部材50に押し当てられるとともに塑性変形する。またこのとき、上記衝突荷重により後側取付ブラケット42が塑性変形する。これらの変形予定部36,37及び後側取付ブラケット42が塑性変形することにより衝突エネルギーが吸収される。
以上説明した本実施形態に係るフェンダーパネルの取付構造によれば、以下に示す効果が得られるようになる。
(1)フェンダーパネル20と骨格部材50との間には、フェンダーパネル20を支持する支持ブラケット30が介設されている。支持ブラケット30は、車両の前後方向に延在するブラケット本体31、車両の前後方向に互いに間隔をおいて設けられて骨格部材50にそれぞれ取り付けられる複数の取付壁部34,35を備えている。また、支持ブラケット30は、ブラケット本体31における複数の取付壁部34,35の間から骨格部材50の上面に向けて突出し、フェンダーパネル20を介して上方から作用する衝突荷重により骨格部材50に押し当てられることで塑性変形する変形予定部36,37を備えている。
こうした構成によれば、上記実施形態の作用を奏する。また、変形予定部36,37の数や位置、形状を適宜設定することにより、変形予定部36,37の変形態様、すなわち衝突エネルギーの吸収態様を制御することが可能となる。また、変形予定部36,37は支持ブラケット30のブラケット本体31のみに固定されているため、取付壁部34,35とは異なり、変形予定部36,37を車体の骨格部材50に対して取り付ける作業が発生しない。したがって、樹脂製のフェンダーパネル20を採用しつつ、衝突エネルギーの吸収態様を容易に制御することができる。
(2)支持ブラケット30は金属材料により形成されている。
こうした構成によれば、衝突エネルギーの吸収態様を、従来の金属製のフェンダーパネル、すなわち、フェンダーパネル20及び支持ブラケット30に相当する部材が鋼などの金属により一体形成されたものによるエネルギー吸収態様に近づけることができる。したがって、樹脂製のフェンダーパネル20を採用しつつ、衝突エネルギーの吸収態様を従来の金属製のフェンダーパネルによるエネルギー吸収態様に近づけることができる。
(3)変形予定部36,37と骨格部材50との間には隙間が形成されている。
こうした構成によれば、変形予定部36,37と車体の骨格部材50とが緩衝しないため、変形予定部36,37と車体の骨格部材50とが緩衝することに起因した異音、所謂ビビリ音の発生を回避することができる。
(4)変形予定部36,37は、車両の前後方向に互いに間隔をおいて複数形成されている。
こうした構成によれば、衝突エネルギーが前後に分散して吸収される。したがって、衝突エネルギーの吸収態様を効果的に制御することができる。
(5)複数の取付壁部34,35は、フェンダーパネル20を介して上方から作用する衝突荷重により塑性変形する取付ブラケット41,42を介して、骨格部材50に取り付けられている。
従来の金属製のフェンダーパネルの取付構造では、フェンダーパネルに一体に形成された複数の取付部が、衝突荷重により塑性変形する取付ブラケットを介して車体の骨格部材に取り付けられているものがある。
上記構成によれば、支持ブラケット30の複数の取付壁部34,35が、衝突荷重により塑性変形する取付ブラケット41,42を介して車体の骨格部材50に取り付けられている。このため、取付ブラケット41,42及び骨格部材50の構造については、従来の構造を流用することができる。
<変形例>
なお、上記実施形態は、例えば以下のように変更することもできる。
・変形予定部36,37の少なくとも一方の形状を、以下のように変更することにより、変形予定部36,37の変形態様、すなわち衝突エネルギーの吸収態様を制御することができる。
・例えば、図6(a)〜図6(c)に示すように、変形予定部36を先細形状にすることもできる。この場合、図6(a)に示すように、変形予定部36を突出方向の全体にわたって先細形状にしてもよい。また、図6(a)及び図6(b)に示すように、変形予定部36の下縁を円弧状にすることもできる。
・上記実施形態では、図7(a)に示すように、ビード36aを断面半円弧状にしたが、ビード36a,37aの少なくとも一方の形状を、以下のように変更することにより、変形予定部36,37の変形態様、すなわち衝突エネルギーの吸収態様を制御することができる。例えば、図7(b)に示すように、ビード36aを断面V字状にしてもよい。また、図7(d)に示すように、ビード36aを断面コ字状にしてもよい。また、ビード36aを断面S字状にすることもできる。この場合、図7(c)に示すように、図7(a)に示す断面形状を反転して繰り返すことによりS字形状を具現化してもよいし、図7(e)に示すように、図7(d)に示す断面形状を反転して繰り返すことによりS字形状を具現化してもよい。また、図7(f)に示すように、ビード36aを襞折り形状にすることもできる。
・ビード36aを省略することもできる。
・変形予定部36,37の少なくとも一方に孔36bを形成することにより、変形予定部36,37の変形態様、すなわち衝突エネルギーの吸収態様を制御することができる。
・例えば、図8(a)に示すように、孔36bを円形にしてもよいし、図8(b)に示すように、孔36bを長円形にしてもよい。また、図8(c)に示すように、孔36bを長方形にしてもよいし、図8(d)及び図8(e)にそれぞれ示すように、孔36bを三角形にしてもよい。また、図8(f)に示すように、孔36bを瓢箪形にしてもよい。また、図8(g)に示すように、孔36bを2つ形成してもよいし、図8(h)に示すように、孔36bを3つ形成してもよい。また、3つ以上の孔36bを形成してもよい。
・図8(i)に示すように、変形予定部36の下縁に切欠36cを形成することもできる。また、図8(j)に示すように、変形予定部36の両側縁にそれぞれ切欠36cを形成することもできる。また、図8(k)に示すように、変形予定部36の下縁及び両側縁にそれぞれ切欠36cを形成することもできる。
・変形予定部36,37の少なくとも一方の表面に補強部材を貼り付けることにより、変形予定部36,37を部分的に補強して衝突エネルギーの吸収態様を制御することができる。
・例えば、図9(a)に示すように、変形予定部36の中央部に円板状の補強部材36dを貼り付けてもよい。また、図9(b)に示すように、変形予定部36の下端部のみに同下端部の幅全体にわたって補強部材36dを貼り付けてもよい。また、図9(c)に示すように、変形予定部36の幅方向の中央部に変形予定部36の突出方向に沿って補強部材36dを貼り付けてもよい。また、図9(d)に示すように、補強部材36dを三角形板状にしてもよいし、図9(e)に示すように、補強部材36dを瓢箪形板状にしてもよい。また、図9(f)に示すように、2つの補強部材36dを貼り付けるようにしてもよい。また、3つ以上の補強部材36dを貼り付けるようにしてもよい。こうした補強部材36dは金属材料からなるものであってもよいし、樹脂材料からなるものであってもよい。
・前側取付ブラケット41と後側取付ブラケット42との間に、取付ブラケットを追加することもできる。
・取付ブラケット41,42を省略することもできる。この場合、取付壁部34,35を省略するとともに、支持ブラケット30のブラケット本体31から骨格部材50に向けて延出する前後一対の取付部を設け、これらの取付部を骨格部材50に直接取り付けるようにしてもよい。
・変形予定部を3つ以上にすることもできる。また、変形予定部を1つにすることもできる。
・アルミニウム合金などの鋼以外の金属材料によって支持ブラケット30を形成することもできる。また、樹脂材料によって支持ブラケット30を形成することもできる。
10…ボンネットフード、20…フェンダーパネル、21…取付壁部、21a…ボルト孔、22…縦壁部、23…外壁部、30…支持ブラケット、31…ブラケット本体、32…縦壁部、33…支持壁部、34…前側取付壁部(取付部)、35…後側取付壁部(取付部)、35a…ボルト孔、36,37…変形予定部、36a,37a…ビード、36b…孔、36c…切欠、36d…補強部材、41…前側取付ブラケット、42…後側取付ブラケット、42a…ボルト孔、50…骨格部材、61〜63…ボルト、71〜73…ナット。

Claims (5)

  1. 樹脂製のフェンダーパネルを車体の骨格部材に取り付ける取付構造であって、
    前記フェンダーパネルと前記骨格部材との間には、前記フェンダーパネルを支持する支持ブラケットが介設されており、
    前記支持ブラケットは、車両の前後方向に延在するブラケット本体と、車両の前後方向に互いに間隔をおいて設けられて前記骨格部材にそれぞれ取り付けられる複数の取付部と、前記ブラケット本体における前記複数の取付部の間から前記骨格部材の上面に向けて突出し、前記フェンダーパネルを介して上方から作用する衝突荷重により前記骨格部材に押し当てられることで衝突荷重が掛かる方向に塑性変形する変形予定部とを備えている、
    フェンダーパネルの取付構造。
  2. 前記支持ブラケットは金属材料により形成されている、
    請求項1に記載のフェンダーパネルの取付構造。
  3. 前記変形予定部と前記骨格部材との間には隙間が形成されている、
    請求項1または請求項2に記載のフェンダーパネルの取付構造。
  4. 前記変形予定部は、車両の前後方向に互いに間隔をおいて複数形成されている、
    請求項1〜請求項3のいずれか一項に記載のフェンダーパネルの取付構造。
  5. 前記複数の取付部は、前記フェンダーパネルを介して上方から作用する衝突荷重により塑性変形する取付ブラケットを介して、前記骨格部材に取り付けられている、
    請求項1〜請求項4のいずれか一項に記載のフェンダーパネルの取付構造。
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