JP6710453B2 - 遊技機 - Google Patents
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Description
音声演出装置45は、
遊技機本体Aに備えられるスピーカボックス部47と、
前記スピーカボックス部47に備えられるスピーカ部(ウーファー)63と、
前記スピーカ部(ウーファー)63の振動により前記スピーカボックス部47内に生じた風を導入し、前記操作部39の方向へと噴射可能なダクト部(第一のダクト部67と第二のダクト部73)と、を含み
前記ダクト部(第一のダクト部67と第二のダクト部73)は複数個備えられ、それぞれのダクト部(第一のダクト部67と第二のダクト部73)は、それぞれ異なった位置に噴射口69,69を向けて備え、
前記スピーカボックス部47は、
背面側が第1の範囲で後方に向けて膨出する第1の空間部と、
背面側が前記第1の範囲より大きい第2の範囲で後方に向けて膨出する第2の空間部(上方領域55a)と、を含み、
前記第2の空間部(上方領域55a)は、前記複数個のダクト部のうち少なくとも一つのダクト部の導入口の後方側に膨出して形成されることを特徴とする遊技機としたことである。
前記開閉弁83は、所定のタイミングにより開閉制御されることを特徴とする遊技機としたことである。
従って、何れのダクト部(第一のダクト部67と第二のダクト部73)から強い風が吹き付けられるか見当が付かないように制御したような場合にはさらに意表をついた触覚で感じる演出を付与することが可能である。
遊技に対する興趣の向上を図ることが出来る。
また、発射装置39の近傍に第一のダクト部67の噴射口69と第二のダクト部73の噴射口69がそれぞれ開口状に備えられているため、外観的にも斬新な意匠を提供できる。
音声演出装置45は、
遊技機本体Aに備えられるスピーカボックス部47と、
前記スピーカボックス部47に備えられるスピーカ部(ウーファー)63と、
前記スピーカ部(ウーファー)63の振動により前記スピーカボックス部47内に生じた風を導入し、前記操作部(発射装置)39の方向へと噴射可能なダクト部67と、を含み、
前記スピーカボックス部47は、
背面側が第1の範囲で後方に向けて膨出する第1の空間部と、
背面側が前記第1の範囲より大きい第2の範囲で後方に向けて膨出する第2の空間部(上方領域55a)と、を含み、
前記第2の空間部(上方領域55a)は、前記ダクト部67の導入口の後方側に膨出して形成され、
前記ダクト部67は、自在に形態を変形可能に構成されていることを特徴とする遊技機としたことである。
そして本発明によれば、遊技機の構成によって変更され、噴射口の位置を変更せざるを得ない状況となったとしても、自在にその形態を変更することが可能であるため、簡易に対応可能である。
なお、本発明は以下に説明する実施形態に限定解釈されるものではなく、本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。
遊技機本体Aは、例えば本実施形態によると、遊技球が転動流下可能な遊技領域を有する図示しない遊技盤が着脱可能に設けられる本体枠ベース板3を有する本体枠1と、遊技盤を視認可能な開口部17(以下、表枠開口部という)が設けられ、本体枠1の前方(遊技者と対峙(対向)する側)において当該本体枠1により回動可能に支持された表枠13と、本体枠1の後方(反遊技者対峙(対向)側)において当該本体枠1により回動可能に支持された図示しない後枠とを備え、前記本体枠1に備えられる本体枠構成部材と、前記表枠13に備えられる表枠構成部材と、前記後枠に備えられている図示しない表示装置と、を含んで構成されている。
そして、抜取球通路(一方の球通路)101とファール球通路(他方の球通路)103との合流地点105の手前側において、抜取球通路101の背面101bに速度調整領域111を配設している(図15参照。)。
この場合、発光手段(LED)127から発せられた光を左側装飾部材33および右側装飾部材31に照射すると、当該左側装飾部材33および右側装飾部材31から美観に優れた、例えば放射光や拡散光などを発生させることができ、これにより、光による表示態様に変化を与えることができるため、遊技に対する興趣を向上させることができる。
すなわち、左中継基板120の表面下方に突出して備えられているコネクタ121上を覆うように、左導光レンズ129の相対向する内面の所定位置を、箱状に窪ませて(外面には箱状に突出している。)コネクタカバー129aを一体成形している。
なお、コネクタカバー129aは左導光レンズ129とは別部品として構成してもよい。
この場合、上記した表枠13を本体枠1に対して閉じると、発射装置39は、当該表枠13の切り欠き19を介して露出し、上記した皿ユニット25に隣接して位置付けられ、その状態において、当該発射装置39と皿ユニット25とは、相互に連続して一体化されているかの如き美的外観を呈する。
なお、発射装置は図示形態に限らず変更可能であって、また本体枠構成部材はこれらに限定されるものではなく、本体枠1を構成する部材は全て含まれるものである。
音声演出装置45は、少なくとも、遊技に関する音声などを出力するスピーカ部63と、スピーカ部63を収容可能なスピーカボックス部(筐体)47と、スピーカボックス部47内に発生する風を導入し、前記導入された風を前記発射装置39に向けて噴射可能なダクト部67を備えて構成されている(図3乃至図5参照。)。
下部ベース9には、スピーカボックス部47を一体に収める収容領域11が凹設されており、この収容領域11にスピーカボックス部47の後方(背面部55)の一部が嵌合されて配設される。
正面部49には後述するスピーカ部63の振動板(コーン)65の正面側が配される大径開口部51と、その大径開口部51の近傍に、後述するダクト部67が突出可能な小径開口部53が形成されている。
すなわち、本実施形態では、後述するとおり、迫力のある重低音を求めて大口径で振幅の大きいウーファーをスピーカ部63として採用するため、スピーカボックス部47としては、遊技機本体A内に配設可能な範囲で大きな容積を確保可能な構造とするのが好ましい。
スピーカボックス部47は、大きな容積を確保可能な形態であれば本実施形態の形態に限定されるものではなく本発明の範囲内で設計変更可能である。
本実施形態では、迫力のある重低音が発せられる大口径で振幅の大きいウーファースピーカ部63として採用されている。
スピーカ部(ウーファー)63は、特に限定されず周知の構造が採用可能であるが、振動板(コーン)65を大口径としたり、コーンエッジを柔らかくしたりして振動板が大きく動けるようにするのが好ましい。
本実施形態のように、大口径で振幅の大きいウーファー(スピーカ部)63を採用することにより、振動板(コーン)65が前後に大きく振動するため、スピーカボックス部47内には強い風が発生する。
そして、ダクト部67は、ハンドルベース39aの貫通孔41を介して外方に突出し、その噴射口69を操作ハンドル39bの後方(背面側)に対向させている(図1乃至図5参照。)。
なお、本実施形態では、ダクト部67の導入口71の位置と、スピーカボックス部47の上方領域55aの位置とが、同じ高さとなるように設定されている。すなわち、導入口71aが上方領域55aに対向している(図4参照。)。
また、スピーカ部(ウーファー)47の後方に、ダクト部67の導入口71を対向させてスピーカ部(ウーファー)63の作動時に発生する強い風を直接導入可能に構成してもよい。この場合、強い風を導入し易いように漏斗状に大径に開口した導入口とすることも可能である。
さらに、ダクト部67は、図示形態のように直管状ではなく、屈曲状(湾曲状)に構成されているものとすることも可能であり、材質も硬質材、軟質材いずれであってもよく、また形状を任意に変形可能なように蛇腹状に形成してなるものであってもよい。
なお、図示はしないが、ダクト部67の噴射口69の他に、噴射口69よりも径が小さい開口部を前記表枠ベース15に設け、スピーカ部63の音を前方に出力するようにしても良い。
ここで、本実施形態の遊技機に備えられる音声演出装置45による演出の一例について説明する。遊技中において、通常遊技状態から何らかの異なる遊技状態に移行する際、例えば、遊技者に対して有利な遊技状態(大当たり遊技状態等)などに移行する以前に、その遊技状態への移行を事前に報知(予告)する手段の一つとして、音声演出装置45による演出を行なうようにしてもよい。
この重低音の音声出力により、スピーカボックス部47内には振動板(コーン)65の前後方向(図3にて符号d1で示す振動板65の振動方向)への大きな振幅によって、前記振動板65の振動方向d1に強い風(空気の流れ)が発生する。すなわち、このような強い空気の流れ(風)は、振動板65の前方及び後方に向けて発生する。
そして、スピーカ部63の後方が、ダクト部67以外で密閉されているスピーカボックス部47内に配されているため、このように振動板65の後方に向けて発生した強い空気の流れ(風)は、スピーカボックス部47内に存する空気を圧縮し、外気側と連通している唯一の開口(出口)であるダクト部67の導入口71を介して噴射口69から押出されるようにして遊技機外方に噴射される(図4に表した矢印は振動によって発生した風の流れの一例を示す。)。
なお、本実施形態によれば、背面部55の上方領域55aが後方に向けて膨出した所定の空間を設け、当該空間(上方領域55a)とダクト部67の導入口71の高さを同じくらいの高さとすることによって、当該所定の空間(上方領域55a)に収容された空気が、振動板65の後方に向けて発生した強い空気の流れ(風)によって導入口71から押出されるようにして排出されることを容易とする構造であると解釈することもできる。
従って、遊技者は、重低音の音声による演出とともに、意表をついて強い風が手に吹き付けられるため、今までにない感覚を得ることで遊技に対する興趣が大きく向上することとなる。
前記演出の実施の形態は本発明の一実施形態であって、これに限定解釈されるものではなく、どのような状況下において音声演出装置45を起動させるか否かは本発明の範囲内で適宜設計変更可能である。
図5は、ダクト部67が、左右・上下・前後の方向に自在に伸縮・変形可能な構成とした実施の一形態を開示している。
すなわち、ダクト部67を蛇腹状に構成したため、任意の貫通孔を選択してセットすることが出来、変化を楽しむことが可能である。
また、このように蛇腹状に構成すれば、ハンドルベース39aなどが、遊技機の構成によって変更され、貫通孔の設けられる位置が変わったとしても自在にその形態を変更することが可能であるため、簡易に対応可能である。
図6乃至図10は音声演出装置45の他の実施形態を示す。
本実施形態は、第一のダクト部67の他に第二のダクト部73を備え、それぞれ第一のダクト部67と第二のダクト部73は、それぞれ異なった位置にそれぞれの噴射口69,69を向けて備えられている実施の一形態について開示している。本実施形態は、ダクト部を複数個備えた以外は、上述した図1乃至図5に示す実施の形態と同一の構成及び作用効果を奏するものであるため詳細な説明は省略する。
操作ハンドル39bを挟んで鉛直方向で上下の位置に第一ダクト部67と第二ダクト部73を備え、それぞれの噴射口69,69から強い風を遊技者の手に向けて吹きつけるものとする(図9(a))。
第二のダクト部73は、第一のダクト部67と同じく直管の円筒状に形成されている。
例えば、操作ハンドル39bを挟んで水平方向で左右の位置に第一のダクト部67と第二のダクト部73を備えてもよく、第一のダクト部67は第一実施形態と同一位置で、第二のダクト部73を操作ハンドル39bの左右いずれかの位置に備えてもよく、また、第一のダクト部67と第二のダクト部73を併設するように構成してもよい。
第二のダクト部73は、第一のダクト部67と異なる形態に構成してもよく筒径も任意である。
さらに、第一のダクト部67と第二のダクト部73の導入口71を共通とし、分岐部を介してそれぞれの噴射口69へと強い風を送るように構成してもよい。
また、本実施形態では、第一のダクト部67と第二のダクト部73の2個のダクト部を備えた構成を採用したが、3個以上のダクト部を備えることも本実施形態の範囲であって適宜設計変更可能である。また、その場合の噴射口の向きも適宜変更可能である。
このとき、スピーカから音が出るとともに側方に設けた他方のダクト部から風が噴射される場合は、期待度(信頼度、当該演出が実行された場合の大当たりとなる確率など)が高い(大当たりが確定でない場合を含む)ことを示す場合に使用可能であり、スピーカから音が出るとともに前方に設けた一方のダクト部から風が噴射される場合は大当たりが確定の時のみ使用されるように制御してもよい。
上記の場合、大当たりに限定されるものではなく、遊技者に有利な遊技状態を報知可能であれば特に限定されるものではない。このように構成することによって、遊技者の手に風が当たる場合と当たらない場合とで期待度の差を出すことが可能であり、少なくとも一方のダクト部から風が出るようにすることで音が鳴らなくなるということが無くなるため、演出効果を低下させずに、期待度に差を持たせることのできる演出装置を提供することが可能となる。
図9(b)は、本実施形態の第二の構成を示す。
第二の構成は、第一のダクト部67と第二のダクト部73にそれぞれ開閉弁83を備え、これらいずれかの開閉弁83を本発明の範囲内で任意に開閉制御する構成の一例を開示している。
なお、双方の開閉弁83を同時に開放したり、同時に閉弁したりするように制御することも本発明の範囲内である。
従って、何れのダクト部(第一のダクト部67と第二のダクト部73)から強い風が吹き付けられるか見当が付かないように制御したような場合にはさらに意表をついた触覚で感じる演出を付与することが可能である。
図10は、本実施形態の第三の構成を示す。
第三の構成は、第一のダクト部67と第二のダクト部73の双方を、左右・上下・前後の方向に自在に伸縮・変形可能な構成とした実施の一形態を開示している。
また、このように蛇腹状に構成すれば、ハンドルベース39aなどが、遊技機の構成によって変更され、貫通孔の設けられる位置が変わったとしても自在にその形態を変更することが可能であるため、簡易に対応可能である。
図11乃至図14は、音声演出装置45の他の実施形態を示す。
本実施形態は、遊技機の前面側に備えられるダクト部67の噴射口69に、噴射口69から噴射される風によって動作可能な可動役物75を備えた実施の一形態について開示している。
可動役物75を備えた以外は、上述の実施形態と同一の構成及び作用効果を奏するものであるため詳細な説明は省略する。
噴射口69の開口内面に2本の棒状部材を交差状に備えて支持部77を構成する。従って、噴射口69の開口内面に支持部77を備えることにより、開口部には4箇所の噴射口が形成されることとなる(図11参照。)。
そして、この支持部77の交差中心部から回転可能に回転軸79を突設する。
回転軸79は、遊技者方向に向けて水平方向に突設されている(言い換えれば、回転軸79は、遊技機本体Aの前面に対して直交するように水平方向に突設されている、とも言い得る。)。
そして、この回転軸79の先端にて左右方向に回転可能に風車部材81を備えている。
風車部材81は、噴射口69から噴射される風により所定の方向に回転可能に本発明の範囲内で設計される。
また、可動役物75は、ダクト部67の噴射口69から噴射される風によって可動可能な役物であれば全て対象であって特に限定して解釈されるものではない。例えば、風を受けて回転可能に構成される玉状の役物や、風を受けて揺動可能な吹流し状の役物や、風を受けて開閉可能な窓状の役物など種々の形態が想定可能である。
また、風を受けないときにはダクト部67内に収容されており、風を受けたときにのみダクト部67の噴射口69から所定の可動役物75が飛び出してくるような形態を採用することも可能である。
また、風を受けて前後方向に移動するような形態を採用した場合には、風を受けて動く構造物(可動役物)を遊技機方向へ付勢する付勢手段を用いて、構造物が風を受けて前方へ移動し、その後、風が止まると付勢力によって後方へ戻る(待機位置へ戻る)ように制御することも可能である。
このように構成すれば、モータ等といった設置スペースを変えられない駆動手段を設けずとも構造物を移動することができるため(ダクト部の場合にはある程度折り曲げ等できる)、ハンドル、又はハンドルの周囲といったスペースが限られた場所であっても移動可能な構造物(可動役物)を設けることが可能になる。
また、構造物(可動役物)の前方、又は周囲に透光性を有するカバー部材等を設置し、遊技者が構造物へ触れられないようにしても良い。
その他の構成及び作用効果は上述の各実施の形態と同じであるため援用する。
この場合において、それぞれの噴射口69には、同一の構造の可動役物を備えるものとしてもよいし、異なる構造の可動役物を備えるものとしてもよく、実施の形態に応じて適宜設計変更可能である。また、図10にて示す蛇腹状に構成した第一のダクト部67と第二のダクト部73のそれぞれの噴射口69に可動役物75を備えた形態も採用可能である。
その他の構成及び作用効果は上述の各実施の形態と同じであるため援用する。
さらに、いずれかのスピーカ又は各スピーカを組み合わせて、実施例に記載した構成を実現することも可能である。このような場合には、ウーファーを用いて役物の可動や送風を行い、さらに、ツイーターやスコーカーを使用して音の演出効果を高めることが可能である。上記実施形態では、役物(可動役物75)が遊技機下部にあるため、ウーファーは遊技機下部に設け、スコーカーとツイーターは遊技機の上部に設け、高音と中音を遊技機上部から出力し、低音を遊技機下部から出力することによって、下方から上方にかけて音が駆け抜けていくように遊技者に対して音による演出の興趣を向上させるように制御することも可能である。なお、スピーカは一つ又は複数用いても良い。
なお、パチスロ機やスロットマシーンなどにあっては、例えば、スタートレバーなどの遊技者が直接触れて操作可能な操作部の近傍にダクト部の噴射口を配設するようにすることが可能である。
すなわち、操作ボタン27aの近傍にダクト部67(73)の噴射口69が位置するように構成すれば、操作ボタン27aを操作する遊技者の手に向けて風を噴射することが可能であるため、興趣を向上させることが可能である。
図15及び図16は、速度調整領域111の一実施形態を示す。
速度調整領域111は、複数個の球通路を一つの球通路に合流させ、その合流地点の手前側において、いずれか一方の球通路の背面に備えられ、一方の球通路を転動する遊技球と他方の球通路を転動する遊技球との転動速度を変えて転動のタイミングをずらす領域である。本実施形態では、球通路として、ファール球通路(他方の球通路)103と抜取球通路(一方の球通路)101を採用するとともに、これら両球通路の排出側を合流させて単一の排出球通路107としている(図15参照。)。
このとき、ローラ状部材(速度調整部材)111aは、抜取球通路101の背面101bから突出し過ぎて遊技球の転動を阻害しないようにする(球詰まり等が生じないようにする。)。
また、抜取球通路101と溢出球通路109とを合流させる球通路構造を採用し、抜取球通路101と溢出球通路109との合流地点の手前側において、抜取球通路101と溢出球通路109とのいずれかの球通路の背面に速度調整領域111を備えることも想定可能である。
さらに、抜取球通路101とファール球通路103と溢出球通路109とを全て合流させる球通路構造を採用し、それぞれの球通路の合流地点の手前側において、いずれか一個または二個の球通路の背面に速度調整領域111を備えることも想定可能である。
また、図示はしないが、一般入賞口と連通した一般入賞球通路や、始動入賞口と連通した始動入賞球通路などの各入賞口によって案内された遊技球を合流させて回収する回収通路(単一の球通路)を備えた球通路構造において、例えば、一般入賞球通路と始動入賞球通路との合流地点の手前側において所定の球通路の背面に、上述した速度調整領域111を備えることも想定可能である。
他方の球通路の背面よりも摩擦抵抗の大きい材質で形成した速度調整領域を、一方の球通路に備えた場合、一方の球通路を転動した遊技球は、この速度調整領域に接触することで、転がり速度が落ちることとなる。
このように構成した場合であっても、他方の球通路を転動する遊技球との転動速度とのバランスが取りにくくなり、球噛みが生じ難くなる。
すなわち、一方の球通路を転動する遊技球と他方の球通路を転動する遊技球とが、球通路の合流地点でずれて合流するように、それぞれを転動する遊技球の合流のタイミングがずれればよい。
この場合も、前述した摩擦抵抗の小さい材質からなるものと同じように、ローラ状部材のように形成して配設するものであってもよいし、コーティング材を塗布して配設するものであってもよいし、あるいはシート材として形成し、所定位置に埋設するものであってもよい。
図17は、基板ユニットの一実施形態を示す。
本実施形態では、制御基板(例えば上述の左中継基板120)の厚み方向(図17にて矢印Xで示す方向で、図1にて同じく矢印Xで示す遊技機の厚み方向と同じ)にコネクタ121の一部を埋め込んだ基板ユニット構成を採用して実装高さを低く抑えることを特徴としているため、その一例を以下に説明する。
切欠き120bの大きさは特に図示形態に限定されず本発明の範囲内で任意に設計変更可能である。実装されるコネクタ121の数に応じて配設される。
本実施形態では、コネクタ121の埋め込み過ぎを抑止し、位置決め部として機能するフランジ状の左右位置決め部123,123が水平方向に突設されている。
本実施形態では、図17(a)に示すように、第二の部位125bの下面が、位置決め部123の下面と同一平面上に位置するように構成されている。従って、コネクタ121を、切欠き120bに埋設し、位置決め部123,123が左中継基板120上面120cに当接すると、端子125の第二の部位125bの下面も左中継基板120の上面120cに当接する。
このように左中継基板120の厚みの分だけ切欠き120b内にコネクタ121が埋め込まれて配設されるため、従来のように左中継基板120上にコネクタ121を配設していたときの実装高さH2(図17(c))と比して実装高さH1(図17(b))を低く抑えることが出来る。従って、基板ユニット全体の実装高さH1が低くできるため、配設スペースの確保なども容易である。発光手段127を実装する場合、例えば左導光レンズ(レンズ部材)129と発光手段127との距離を近づけることが可能であるため発光演出効果も向上し得る。
なお、前記フランジ状の位置決め部123を配設しない場合であっても本発明の範囲内である。
従って、このようなコネクタを備えた電気部品の基板構成に、上述した本実施形態の基板ユニット構成を採用することが可能である。
本発明の基板ユニットを採用することにより、実装高さを低く抑えることができるため、配設スペースの確保が容易となる。
穴が前方のみであったときには、スピーカ作動で必ず手に風が当たってしまうので、期待度の差を出すことができない場合があり、かといってそのスピーカを使用しなければ演出効果が低くなることが考えられた。そこで、演出効果を低下させず、期待度に差を持たせることのできる演出装置(スピーカ)を提供することが望まれていた。
音声演出装置45は、
遊技機本体Aに備えられるスピーカボックス部47と、
前記スピーカボックス部47に備えられるスピーカ部(ウーファー)63と、
前記スピーカ部(ウーファー)63の振動により前記スピーカボックス部47内に生じた風を導入し、前記操作部39の方向へと噴射可能なダクト部(第一のダクト部67と第二のダクト部73)と、を含み
前記ダクト部(第一のダクト部67と第二のダクト部73)は複数個備えられ、それぞれのダクト部(第一のダクト部67と第二のダクト部73)は、それぞれ異なった位置に噴射口69,69を向けて備えられていることを特徴とする遊技機としたことである。
前記開閉弁83は、所定のタイミングにより開閉制御されることを特徴とする遊技機としたことである。
従って、何れのダクト部(第一のダクト部67と第二のダクト部73)から強い風が吹き付けられるか見当が付かないように制御したような場合には、さらに意表をついた触覚で感じる演出を付与することが可能であるため、遊技に対する興趣の向上を図ることが出来る。
また、発射装置39の近傍に第一のダクト部67の噴射口69と第二のダクト部73の噴射口69がそれぞれ開口状に備えられているため、外観的にも斬新な意匠を提供できる。
音声演出装置45は、
遊技機本体Aに備えられるスピーカボックス部47と、
前記スピーカボックス部47に備えられるスピーカ部(ウーファー)63と、
前記スピーカ部(ウーファー)63の振動により前記スピーカボックス部47内に生じた風を導入し、前記操作部(発射装置)39の方向へと噴射可能なダクト部67と、を含み、
前記ダクト部67は、自在に形態を変形可能に構成されていることを特徴とする遊技機としたことである。
そして本発明によれば、遊技機の構成によって変更され、噴射口の位置を変更せざるを得ない状況となったとしても、自在にその形態を変更することが可能であるため、簡易に対応可能である。
音声演出装置45は、
遊技機本体Aに備えられるスピーカボックス部47と、
前記スピーカボックス部47に備えられるスピーカ部(ウーファー)63と、
前記スピーカ部(ウーファー)63の振動により前記スピーカボックス部47内に生じた風を導入し、前記操作部39の方向へと噴射可能なダクト部67と、を含み、
前記ダクト部67は、遊技機の前面側に備えられる噴射口69に、噴射される風にて動作可能な可動役物75(風車部材81)を備えていることを特徴とする遊技機としたことである。
このような弾球遊技機において、遊技球供給皿が満杯になった場合、溢れ出た遊技球(溢出球ともいう)は、溢出球通路を通り、排出口を介して下皿に排出される。
このような複数個の球通路を合流させて遊技球を転動させる球通路構造においては、ファール球と溢出球と抜取球とが、排出口から排出する以前、すなわち、前記合流地点付近で相互に干渉することによって球噛み(球詰まり)が発生することがある。
複数個の球通路の合流地点付近での球噛み(球詰まり)を抑制する遊技機を提供することにある。
複数個の球通路(抜取球通路101とファール球通路103)の合流地点105の手前側において、いずれか一方の球通路(抜取球通路101)の背面101bに、他方の球通路(ファール球通路103)の背面103bとは摩擦抵抗の異なる速度調整領域111を備えたことを特徴とする遊技機としたことである。
よって、遊技球の転動速度のバランスが取りにくくなるため、球噛みが生じ難くなる。
発光手段(LED)から発せられた光を右側装飾部材および左側装飾部材に照射すると、右側装飾部材および左側装飾部材から放射光や拡散光などを発生させることができ、これにより、光による表示態様に変化を与えることができるため、遊技に対する興趣を向上させることができるものである。
従って、その実装高さを考慮して装飾部材(レンズ部材)を取り付けるように設計しなければならず、装飾部材の厚さ方向の制約を受ける場合もある。
また、遊技機本体の後枠などに配設される前記サブ制御基板、サブ中継基板、サブROM中継基板、電源基板などの各種基板ユニットにあっても同様に配設スペースの制約を受ける場合もある。
基板(左中継基板120)は、所定の縁部120aから基板内方に向けて基板上下面120c,120dに貫通した切欠き120bを有し、
前記切欠き120bにコネクタ121の一部が埋設され、基板(左中継基板120)の下面120dとコネクタ121の下面121dとが同一平面に構成されていることを特徴とする基板ユニットとしたことである。
39 操作部(発射装置)
45 音声演出装置
47 スピーカボックス部
63 スピーカ部
67 第一のダクト部
69 噴射口
73 第二のダクト部
Claims (3)
- 遊技者が操作可能な操作部と、所定の音声を出力可能な出力部を有する音声演出装置とを少なくとも備えた遊技機であって、
音声演出装置は、
遊技機本体に備えられるスピーカボックス部と、
前記スピーカボックス部に備えられるスピーカ部と、
前記スピーカ部の振動により前記スピーカボックス部内に生じた風を導入し、前記操作部の方向へと噴射可能なダクト部と、を含み、
前記ダクト部は複数個備えられ、それぞれのダクト部は、それぞれ異なった位置に噴射口を向けて備え、
前記スピーカボックス部は、
背面側が第1の範囲で後方に向けて膨出する第1の空間部と、
背面側が前記第1の範囲より大きい第2の範囲で後方に向けて膨出する第2の空間部と、を含み、
前記第2の空間部は、前記複数個のダクト部のうち少なくとも一つのダクト部の導入口の後方側に膨出して形成されることを特徴とする遊技機。 - 複数個のダクト部は、それぞれに開閉弁を備え、
前記開閉弁は、所定のタイミングにより開閉制御されることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。 - 遊技者が操作可能な操作部と、所定の音声を出力可能な出力部を有する音声演出装置とを少なくとも備えた遊技機であって、
音声演出装置は、
遊技機本体に備えられるスピーカボックス部と、
前記スピーカボックス部に備えられるスピーカ部と、
前記スピーカ部の振動により前記スピーカボックス部内に生じた風を導入し、前記操作部の方向へと噴射可能なダクト部と、を含み、
前記スピーカボックス部は、
背面側が第1の範囲で後方に向けて膨出する第1の空間部と、
背面側が前記第1の範囲より大きい第2の範囲で後方に向けて膨出する第2の空間部と、を含み、
前記第2の空間部は、前記ダクト部の導入口の後方側に膨出して形成され
前記ダクト部は、自在に形態を変形可能に構成されていることを特徴とする遊技機。
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