JP6710438B2 - 円形物品収容箱 - Google Patents

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本発明は、平面視で円形に形成された被収容物を収容する円形物品収容箱に関する。
従来から、平面視で円形の被収容物(例えば、帯状のシート材を巻き取ったリール型のホルダなど)を運搬などのために収容する円形物品収容箱が用いられている。例えば、下記特許文献1には、一枚の板状の段ボール材に切れ目や折り目を形成して部分的に屈曲させることによって被収容物の外周部に接する八角形の側壁を形成して被収容物を安定的に収容する円形物品収容箱が記載されている。
特開2003−104366号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載された円形物品収容箱においては、蓋を構成する蓋体の箱体内部への沈み込みを防止するための2つの縁板が円形物品収容箱の側壁の一部を構成する左右側片の各先端部からそれぞれ張り出して形成されているため、これら2つの縁板の両側の材料が除去されることになり材料歩留まりが悪いという問題がある。
本発明は上記問題に対処するためなされたもので、従来よりも材料歩留まりを改善することができる円形物品収容箱を提供することにある。
上記目的を達成するため、本発明の特徴は、平面視で円形に形成された被収容物が載置される板状の底板と、底板の外周部に起立して設けられて被収容物の周囲を囲む板状の側壁と、底板に対向配置されて側壁によって底板の対向する側に形成された開口部を覆う板状の蓋体とを備えた円形物品収容箱であって、側壁は、底板の外周部における互いに対向する2つの縁部にそれぞれ折り目を介して隣接して設けられた一対の第1側壁と、底板の外周部における一対の第1側壁の形成方向に直交する幅方向で互いに対向する2つの縁部にそれぞれ折り目を介して隣接して設けられた一対の第2側壁とを有し、蓋体は、一対の第1側壁の両端部にそれぞれ折り目を介して隣接して設けられて開口部の一部および他の一部をそれぞれ覆う第1蓋体および第2蓋体をそれぞれ有し、第1蓋体および第2蓋体は、各先端部側における両側の縁部に、それぞれ折り目を介して底板に達する長さに延びる各一対の支持片をそれぞれ有し、一対の第2側壁は、同各第2側壁の両端部にそれぞれ折り目を介して隣接して設けられて互いに対向する一対の第2側壁間でそれぞれ一対を構成して被収容物の一部に接触する固定壁を有し、一対の第1側壁における幅方向の両端部と、同両端部にそれぞれ隣接する底板、第1蓋体および第2蓋体における各隅部とにそれぞれ折り目を有することにより円形物品収容箱が組み立てられた際に前記幅方向の両端部および前記各隅部における各折り目より外側部分が固定壁とは分離した状態で内側に折り込まれて同外側部分の外縁部が同固定壁の外側面に接触して同外側面を押圧支持するものであり、第2蓋体側の一対の固定壁は、底板、第1側壁および第2蓋体に対して分離していることにある。
このように構成した本発明の特徴によれば、円形物品収容箱は、蓋体を構成する第1蓋体および第2蓋体をそれぞれ支持する支持片を第1蓋体および第2蓋体の各先端部側の両側部にそれぞれ形成しているため、底板から張り出して形成される第2側壁の両側の材料の一部を支持片として有効に利用することができる。これにより、本発明に係る円形物品収容箱は、従来よりも材料歩留まりを向上させることができる。
また、本発明の他の特徴は、前記円形物品収容箱において、各一対の固定壁は、一対の第2側壁の各両端部に対して折り曲げられた際に被収容物の外周部に接する長さに形成された第1外接部と、第1外接部の先端部に折り目を介して設けられるとともに、同第1外接部に対して折り曲げられた際に一対の第1側壁に対向する被収容物の外周部にそれぞれ接触する第2外接部とをそれぞれ有していることにある。
また、本発明の他の特徴は、前記円形物品収容箱において、底板、側壁および蓋体は、第1蓋体と第2蓋体との間の方向で波目が延びる段ボール材で構成されていることにある。
また、上記目的を達成するため、本発明は、平面視で円形に形成された被収容物が載置される板状の底板と、底板の外周部に起立して設けられて被収容物の周囲を囲む板状の側壁と、底板に対向配置されて側壁によって底板の対向する側に形成された開口部を覆う板状の蓋体とを備えた円形物品収容箱であって、側壁は、底板の外周部における互いに対向する2つの縁部にそれぞれ折り目を介して隣接して設けられた一対の第1側壁と、底板の外周部における一対の第1側壁の形成方向に直交する方向で互いに対向する2つの縁部にそれぞれ折り目を介して隣接して設けられた一対の第2側壁とを有し、蓋体は、一対の第1側壁の両端部にそれぞれ折り目を介して隣接して設けられて開口部の一部および他の一部をそれぞれ覆う第1蓋体および第2蓋体をそれぞれ有し、第1蓋体および第2蓋体は、各先端部側における両側の縁部に、それぞれ折り目を介して前記底板に達する長さに延びる各一対の支持片をそれぞれ有することもできる。
また、これらの場合、前記円形物品収容箱において、一対の第2側壁は、被収容物の外径と同じ長さの間隔を介して配置することができる。これによれば、円形物品収容箱は、一対の第2側壁が被収容物の外径と同じ長さの間隔を介して配置されているため、一対の第2側壁が直接被収容物を挟むことにより円形物品収容箱内での被収容物の位置ずれを抑制して安定的に収容することができる。
また、これらの場合、前記円形物品収容箱において、一対の第2側壁は、各第2側壁の両端部にそれぞれ折り目を介して隣接して設けられて互いに対向する一対の第2側壁間でそれぞれ一対を構成する固定壁を有し、各一対の固定壁は、一対の第2側壁の各両端部に対して折り曲げられた際に被収容物の外周部に接する長さに形成された第1外接部と、第1外接部の先端部に折り目を介して設けられるとともに、同第1外接部に対して折り曲げられた際に一対の第1側壁に対向する被収容物の外周部にそれぞれ接触する第2外接部とをそれぞれ有して一対の第2側壁とともに被収容物の外周部に接する平面視で八角形を形成することができる。
これによれば、円形物品収容箱は、側壁を構成する一対の第2側壁および各一対の固定壁が被収容物の外周部に接する八角形に形成されているため、被収容物の外周部を8か所で支持して保持することで被収容物を安定的に収容することができる。
また、これらの場合、前記円形物品収容箱において、各一対の固定壁は、一対の第1側壁のうちの一方の第1側壁側に延びて形成された一対の固定壁が底板に対してそれぞれ繋がって形成されているとともに、一対の第1側壁のうち他方の第1側壁側に延びて形成された一対の固定壁が底板に対して分離して形成されていることにある。
これによれば、円形物品収容箱は、一対の第2側壁にそれぞれ設けられて一対の構成する2組ある固定壁のうちの一方が底板に繋がって形成されているため、固定壁を第2側壁に対して折り曲げた際に底板の一部が引っ張られることによってこの底板に繋がった第1側壁および第1蓋体(または第2蓋体)が底板側に起き上がる。これにより、板状の展開された円形物品収容箱を組み立てる作業者は、固定壁を組み立てる操作によって同時に第1側壁および第1蓋体(または第2蓋体)を組み立てることができ作業性が向上する。
また、これらの場合、前記円形物品収容箱において、底板、側壁および蓋体は、第1蓋体と第2蓋体との間の方向で波目が延びる段ボール材で構成することができる。これによれば、円形物品収容箱は、底板、側壁および蓋体が第1蓋体と第2蓋体との間の方向で波目が延びる段ボール材で構成されているため、第2側壁、固定壁および支持片を底板に対して垂直方向に起立させて組み立てた際に第2側壁、固定壁および支持片の各中芯(2つのライナーで挟まれた波板状の部材)が底板に対して直交する方向に配置される。これにより、円形物品収容箱は、被収容物を保持する第2側壁、固定壁および支持片の強度を確保でき、被収容物をより安定的に収容することができる。なお、波目とは、段ボール材を構成する波板状の中芯が形成されていく方向(流れていく方向)のことをいう。
また、これらの場合、前記円形物品収容箱において、各一対の支持片は、第1蓋体側の一対の支持片と第2蓋体側の一対の支持片とが互いに対向し合う各縁部が被収容物の外周部に接する位置に形成することができる。これによれば、円形物品収容箱は、第1蓋体側の一対の支持片と2蓋体側の一対の支持片とが互いに対向し合う各縁部が被収容物の外周部に接する位置に形成されているため、被収容物の第1側壁側への位置ずれが抑制されて被収容物をより安定的に収容することができる。
本発明に係る円形物品収容箱の全体構成の概略を組み立て過程の一部で示す斜視図である。 図1に示す円形物品収容箱を展開した状態で示す平面図である。 図2に示す矢印線3の方向から見た円形物品収容箱の組み立て状態を示す正面図である。 図3に示す組み立てた状態の円形物品収容箱の蓋体を省略した状態で示す平面断面図である。 図1に示す円形物品収容箱の組み立て過程の他の一部を別の角度から見た斜視図である。 図1に示す円形物品収容箱の組み立て過程の他の一部を別の角度から見た斜視図である。 本発明の変形例に係る円形物品収容箱の組み立てた状態を蓋体を省略した状態で示す平面断面図である。
(円形物品収容箱100の構成)
以下、本発明に係る円形物品収容箱の一実施形態について図面を参照しながらそれぞれ説明する。図1は、本発明に係る円形物品収容箱100の全体構成の概略を組み立て過程の一部で示す斜視図である。また、図2は、図1に示す円形物品収容箱100を展開した状態で示す平面図である。また、本実施形態および各変形例で参照する各図においては、被収容物WKを二点鎖線で示すとともに、折られていない状態の折り目を破線で示している。この円形物品収容箱100は、小さな電子部品などの小物を多数保持するシート体を巻き取った状態で保持するリール型のホルダからなる被収容物WKを運搬や保管のために収容するものである。
円形物品収容箱100は、帯状に延びる1枚の段ボール材に、主として、底板110、側壁120および蓋体140がそれぞれ形成されて構成されている。これらのうち、底板110は、被収容物WKが載置される部分であり、平面視で長方形状に形成されている。より具体的には、底板110は、長手方向(図示左右方向)の長さが被収容物WKの外径よりも長く形成されるとともに、この長手方向に直交する幅方向(図示上下方向)の長さが被収容物WKの外径と同じ長さに形成されている。なお、底板110は、平面視で正方形状に形成することもできる。
また、底板110は、本実施形態においては、段ボール材の波目が前記長手方向に沿って平行に延びるように形成されている。ここで波目とは、段ボール材を構成する波板状の中芯が形成されていく所謂流れ方向のことをいう。なお、底板110は、段ボール材の波目が前記幅方向に沿って平行に延びるように形成することもできる。また、図2においては、波目の方向を底板110上に示している。そして、底板110の四隅には、これらの四隅の部分をそれぞれ内側に折り畳むためのミシン目からなる折り目111がそれぞれ形成されている。ここでミシン目とは、段ボール材に貫通または被貫通の切込みを断続的に形成して折り易くした部分である。
側壁120は、底板110上に載置された被収容物WKの四方に配置されて被収容物WKを囲む壁状の部品であり、主として、一対の第1側壁121,122および一対の第2側壁125,126を備えている。第1側壁121,122は、底板110の4つの縁部のうちの波目方向側で互いに対向する2つの縁部上に起立するようにそれぞれ設けられている。より具体的には、第1側壁121,122は、底板110の波目方向側で互いに対向する2つの縁部上にそれぞれ形成された折り癖からなる折り目123を介してそれぞれ外側方向に延びて形成されている。
この場合、第1側壁121,122は、波目方向(図示左右方向)に延びる長さ(換言すれば、高さ)が被収容物WKの厚さよりも若干長く形成されるとともに、波目方向に直交する幅方向(図示上下方向)の長さが底板110の幅方向(図示上下方向)の長さと同じ長さに形成されている。また、第1側壁121,122には、幅方向(図示上下方向)の各両端部側に底板110の折り目111に繋がった状態でミシン目からなる折り目124がそれぞれ形成されている。これら4つの折り目124は、第1側壁121,122の各両端部分をそれぞれ内側に折り込むためのものである。なお、前記折り癖とは、段ボール材を予め折ってまたは工具を用いて変形させることにより軟化させて折り易くした部分である。
第2側壁125,126は、底板110の4つの縁部のうちの波目方向に直交する幅方向で互いに対向する2つの縁部上にそれぞれ起立するように設けられている。より具体的には、第2側壁125,126は、底板110の波目方向に直交する幅方向側で互いに対向する2つの縁部上にそれぞれ形成された折り癖からなる折り目127を介してそれぞれ外側方向に延びて形成されている。
この場合、第2側壁125,126は、波目方向に直交する幅方向に延びる長さ(換言すれば、高さ)が被収容物WKの厚さよりも若干長く形成されるとともに、波目方向に平行に延びる長さが底板110に形成された2つの折り目111間の長さと同じ長さに形成されている。この第2側壁125,126における波目方向側の各両端部には、折り癖からなる折り目128がそれぞれ形成されており、これら4つの折り目128を介して固定壁130がそれぞれ形成されている。
固定壁130は、底板110上において第2側壁125,126の各両端部から一対の第1側壁121,122まで起立した状態で延びて被収容物WKの外周部の一部に接触する壁体であり、それぞれ第1側壁121,122を介して幅方向に対向する固定壁130同士で一対を構成している。これら2組ある一対の固定壁130は、それぞれ第1外接部131および第2外接部132を備えて構成されている。
第1外接部131は、第2側壁125,126から折り曲げられて被収容物WKの外周部に接触する部分であり、帯状に延びて形成されている。この場合、2組ある一対の固定壁130のうちの第1側壁121側の一対の固定壁130における各第1外接部131は、その一部がミシン目からなる折り目133を介して底板110に繋がっているとともに、その他の部分は第1側壁121に対して分離している。また、2組ある一対の固定壁130のうちの第1側壁122側の一対の固定壁130における各第1外接部131は、底板110および第1側壁122に対してそれぞれ分離している。
第2外接部132は、底板110上に載置された被収容物WKにおける第1側壁121,122に対向する部分に接触する部分であり、各第1外接部131の先端部にそれぞれ形成された折り癖からなる折り目134を介して帯状に延びて形成されている。この場合、一対を構成する固定壁130における2つの第2外接部132は、底板110上に載置された被収容物WKの外周部と第1側壁121,122との間で互いに重なる長さに形成されている。
蓋体140は、底板110上に配置された側壁120によって底板110の対向する側に形成された開口部150を開閉自在に覆う部品であり、一対の第1側壁121,122の両端部上にそれぞれ形成された折り癖からなる折り目129を介してそれぞれ外側に向かって延びた一対の第1蓋体141および第2蓋体142によって構成されている。
これらのうち、第1蓋体141は、開口部150の図示左側半分の領域を覆う大きさの方形板状に形成されている。また、第2蓋体142は、開口部150における残余の図示右側半分の領域を覆う大きさの方形板状に形成されている。これらの第1蓋体141および第2蓋体142における第1側壁121,122側の各隅部には、これらの各隅部をそれぞれ内側に折り込むためのミシン目からなる折り目143がそれぞれ形成されている。また、第1蓋体141および第2蓋体142には、折り目129とは反対側の先端部側における両側の縁部上に折り癖からなる折り目144が形成されるとともに、この折り目144を介して外側に張り出した状態で支持片160がそれぞれ形成されている。
支持片160は、図3に示すように、第1蓋体141および第2蓋体142によって開口部150を塞いだ際に第1蓋体141および第2蓋体142の沈み込みを防止するための部品であり、第1蓋体141および第2蓋体142の両縁部にそれぞれ2つずつ形成されて一対を構成している。これらの2組ある一対の支持片160は、第1蓋体141および第2蓋体142がそれぞれ開口部150上に配置された際に底板110の上面に達する長さの板状体で構成されている。すなわち、各支持片160は、第2側壁125,126および固定壁130と同じ高さに形成されている。なお、図3においては、2つの支持片160の一部を破線で示している。
また、これらの2組ある一対の支持片160は、第1蓋体141および第2蓋体142の各先端部に対してそれぞれ内側に引っ込んだ位置に形成されている。より具体的には、4つの各支持片160は、第1蓋体141および第2蓋体142がそれぞれ開口部150上に配置されて各支持片160が底板110側に折られた下垂した状態において、底板110上に配置された被収容物WKの外周面に接触しない位置に形成されている。
(円形物品収容箱100の作動)
次に、上記のように構成した円形物品収容箱100の作動について説明する。まず、円形物品収容箱100に被収容物WKを収容する作業者は、被収容物WKとともに円形物品収容箱100を用意する。この場合、円形物品収容箱100は、1枚のシート状の段ボール材に底板110、側壁120、固定壁130、蓋体140および支持片160がそれぞれ形成された平板状の展開された状態で用意される(図2参照)。
次に、作業者は、展開された状態の円形物品収容箱100を途中まで組み立てる。具体的には、作業者は、図4に示すように、底板110の幅方向の両側に形成された第2側壁125,126を折り目127で折り曲げて起立させる。この場合、第2側壁125,126には2組ある一対の固定壁130が一体的に繋がって形成されているとともに、これらの固定壁130のうちの第1側壁121側の一対の固定壁130が底板110に一体的に繋がって形成されている。このため、固定壁130は、第2側壁125,126の起立とともに起立する。
したがって、作業者は、第2側壁125,126を起立させる際、折り目111,128を円形物品収容箱100の内側から見てそれぞれ谷折りするとともに折り目133を山折りする。これにより、第1側壁121側の一対の固定壁130が底板110の内側に起立した状態で移動しながら配置されるとともに、この一対の固定壁130が繋がった底板110の一部(折り目111より外側の隅部)が底板110の内側に折り込まれることによって第1側壁121が折り目123を介して底板110側に起き上がる。すなわち、作業者は、第2側壁125,126を起立させることによって第1側壁121および第1蓋体141を自動的に底板110側に起き上がらせることができる。
また、この場合、固定壁130は、折り目134で折り曲げられることによって第1側壁121に対向する位置で一対の第2外接部132が互いに重なり合う。そして、作業者は、第1側壁121の起き上がり過程において折り目124,143をそれぞれ谷折りすることによって第1側壁121の両端部および第1蓋体141における各折り目143よりも外側部分170を内側に折り込みながら、折り目129,144を谷折りする。
これにより、作業者は、第2側壁125,126および固定壁130の起立によって形成された開口部150上に第1蓋体141を配置することができる。この場合、作業者は、第1蓋体141の両縁部に形成された支持片160を第2側壁125,126の内側に挿し込む。これにより、作業者は、図6に示すように、蓋体140における第1蓋体141で開口部150の半分を塞いだ状態で円形物品収容箱100の半分を組み立てることができる。
次に、作業者は、円形物品収容箱100内に被収容物WKを配置する。具体的には、作業者は、図6に示すように、底板110上に被収容物WKを配置する。この場合、作業者は、途中まで組み立てられた円形物品収容箱100における開放した部分、すなわち、第1側壁122側から被収容物WKを挿入することができる。なお、作業者は、平板状に展開された円形物品収容箱100の底板110上に被収容物WKを配置した状態で円形物品収容箱100を途中(第1蓋体141を開口部150上に閉じた状態)まで組み立てることもできる。
次に、作業者は、円形物品収容箱100を閉じた状態に組み立てる。具体的には、作業者は、図1に示すように、第1側壁122側に延びる一対の固定壁130をそれぞれ折り目128で折り曲げることによって底板110の内側に起立した状態で移動させながら配置するとともに、これら一対の固定壁130における折り目134をそれぞれ折り曲げて第2外接部132同士を重ねる。これにより、底板110上には、側壁120が一対の第2側壁125,126および2組ある一対の固定壁130によって被収容物WKの外周部に接する八角形に形成される。なお、この場合、第1側壁122は、固定壁130が底板110と分離しているため、固定壁130を起立した状態で移動させても倒れた状態を維持して起き上がることはない。
次いで、作業者は、第1側壁122側の折り目111,123、第1側壁122の折り目124および第2蓋体142の折り目143をそれぞれ谷折りして底板110における第1側壁122側の2つの隅部、第1側壁122の両端部および第2蓋体142における各折り目143よりも外側部分170をそれぞれ内側に折り込みながら第1側壁122を起立させる。そして、作業者は、第2蓋体142の折り目129を谷折りして第2蓋体142を開口部150上に移動させつつ第2蓋体142の2つの折り目144をそれぞれ谷折りして第2蓋体142の一対の支持片160を第2側壁125,126の内側に挿し込みながら第2蓋体142を開口部150上に被せる(図3参照)。
この場合、作業者は、各支持片160が底板110上に配置された被収容物WKの外周面に接触しない位置に形成されているため、第2側壁125,126の内側に円滑に挿し込むことができる。これにより、円形物品収容箱100は、図4に示すように、被収容物WKを完全に収容した状態で完成する。なお、作業者は、第1蓋体141と第2蓋体142との突合せ部分にガムテームなどの粘着テープやステープラなどの留め金具を用いて両者を連結されて容易に開口しないようにすることもできる。
このような収容状態において、円形物品収容箱100は、2組ある一対の支持片160が底板110に達する長さに形成されて底板110上で第1蓋体141および第2蓋体142を支持するため、第1蓋体141および第2蓋体142の各沈み込みが防止される。この場合、円形物品収容箱100は、段ボール材の波目が第1蓋体141と第2蓋体142との間の長手方向に形成されているため、後述する第2側壁125,126および固定壁130と同様に支持片160の剛性を高めることができる。また、円形物品収容箱100は、図4に示すように、一対の第1側壁121,122が2組ある一対の固定壁130における第2外接部132に密着した状態で設けられるため、平面視で八角形に形成された側壁120の形状を維持させて被収容物WKを安定的に収容する。
また、円形物品収容箱100は、段ボール材の波目が第1蓋体141と第2蓋体142との間の長手方向に形成されているため、一対の第2側壁125,126および2組ある一対の固定壁130の波目が被収容物WKの周方向に沿って形成される。換言すれば、円形物品収容箱100は、一対の第2側壁125,126および2組ある一対の固定壁130を構成する中芯が起立した状態で被収容物WKの周囲を取り囲んでいる。これにより、円形物品収容箱100は、一対の第2側壁125,126および2組ある一対の固定壁130によって平面視で八角形状に形成された側壁120の同側壁120に対する垂直方向および平行方向からの各外力に対する剛性が向上するため、被収容物WKを安定的に収容することができる。
次に、作業者は、円形物品収容箱100内から被収容物WKを取り出す場合においては、第1蓋体141および第2蓋体142をそれぞれ上方に引き上げて開くことにより、被収容物WKを取り出すことができる。この場合、作業者は、図6に示すように、第2蓋体142側のみを開いて展開状態とした後、第2蓋体142側の一対の固定壁130を互いに開くことによって底板110上の被収容物WKを第1側壁122および第2蓋体142側に引き出して取り出すこともできる。
上記作動説明からも理解できるように、上記実施形態によれば、円形物品収容箱100は、蓋体140を構成する第1蓋体141および第2蓋体142をそれぞれ支持する支持片160を第1蓋体141および第2蓋体142の各先端部側の両側部にそれぞれ形成しているため、底板110から張り出して形成される第2側壁125,126の両側の材料の一部を支持片として有効に利用することができる。これにより、本発明に係る円形物品収容箱100は、従来よりも材料歩留まりを向上させることができる。
さらに、本発明の実施にあたっては、上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。なお、各変形例の説明においては、上記実施形態と同様の部分については同じ符号を付している。
例えば、上記実施形態においては、第1蓋体141および第2蓋体142は、開口部150の半分ずつをそれぞれ覆う大きさに形成した。しかし、第1蓋体141および第2蓋体142は、全体として開口部150の全部を覆っていればよい。したがって、第1蓋体141および第2蓋体142は、一方よりも他方の大きさを大きく形成することもできる。
また、上記実施形態においては、一対の第2側壁125,126を被収容物WKの外径と同じ長さの間隔とした。この場合、被収容物WKの外径と同じ長さとは、完全同一を意味するものではなく、被収容物WKの位置ずれを防止することができれば多少の長短を含むものである。また、一対の第2側壁125,126は、被収容物WKの外径よりも十分に長い長さに形成することもできる。この場合、作業者は、被収容物WKと第2側壁125,126との間にクッション材などの詰め物を配置することで被収容物WKの位置ずれを防止することができる。
また、上記実施形態においては、円形物品収容箱100は、第2側壁125,126および固定壁130で八角形を形成して被収容物WKの周囲を取り囲むように構成した。しかし、円形物品収容箱100は、第2側壁125,126および固定壁130で八角形以外、例えば、六角形を形成して被収容物WKの周囲を取り囲むように構成することもできる。この場合、固定壁130は、第2外接部132を省略して第1外接部131のみで構成して対を構成する固定壁130における第1外接部131の先端部同士を第1側壁121の中央部分で突合せるように構成することができる。
また、上記実施形態においては、第1側壁121側の固定壁130を底板110に繋がって形成した。しかし、固定壁130は、第1側壁121側の固定壁130に代えてまたは加えて第1側壁122側の固定壁130を底板110に繋げて構成してもよいし、第1側壁121側および第1側壁122側の両方の固定壁130を底板110に対して分離して構成することもできる。
また、上記実施形態においては、円形物品収容箱100は、段ボール材の波目が第1蓋体141と第2蓋体142との間の長手方向に形成されるように構成した。これにより、被収容物WKの周囲を囲む第2側壁125,126および固定壁130に加えて底板110上に配置される支持片160の各剛性を高めることができる。しかし、円形物品収容箱100は、段ボール材の波目が第1蓋体141と第2蓋体142との間の長手方向に直交する幅方向に形成、すなわち、段ボール材の波目が一対の第2側壁125,126間の幅方向に形成されるように構成することもでき、これによれば第1側壁121,122の剛性を高めることができる。
また、上記実施形態においては、各支持片160を底板110上に配置された被収容物WKの外周面に接触しない位置に形成した。しかし、各支持片160は、図7に示すように、第1蓋体141側の一対の支持片160と第2蓋体142側の一対の支持片160とが互いに対向し合う各縁部が被収容物WKの外周部に接する位置に形成することもできる。これによれば、円形物品収容箱100は、底板110上に配置された被収容物WKの外周部の一部を第1蓋体141側の一対の支持片160と第2蓋体142側の一対の支持片160とで挟んで保持することができるため、被収容物WKをより安定的に保持することができる。
また、各支持片160は、第1蓋体141側の一対の支持片160の各縁部と第2蓋体142側の一対の支持片160の各縁部とが互いに隣接し合う位置に形成することもできる。この場合、各支持片160は、底板110上の被収容物WKと第2側壁125,126との各間に挿入することになり、各支持片160を緩衝材としても機能させることができる。
また、上記実施形態においては、円形物品収容箱100は、底板110の四隅、一対の第1側壁121,122の各両端部、第1蓋体141における第1側壁121側の隅部、および第2蓋体142における第1側壁122側の隅部をそれぞれ内側に折り込むように構成した。しかし、円形物品収容箱100は、これらの部分、すなわち、底板110の四隅、一対の第1側壁121,122の各両端部、第1蓋体141における第1側壁121側の隅部、および第2蓋体142における第1側壁122側の隅部をそれぞれ折り込まずそのままの状態で箱体に組み立てる、すなわち、折り目111,124,143をそれぞれ省略して構成することもできる。
また、上記実施形態においては、円形物品収容箱100を紙製の段ボール材で構成した。しかし、円形物品収容箱100は、樹脂製の段ボール材で構成することもできる。
WK…被収容物、
100…円形物品収容箱、
110…底板、111…折り目、
120…側壁、121,122…第1側壁、123…折り目、124…折り目、125,126…第2側壁、127…折り目、128…折り目、129…折り目、
130…固定壁、131…第1外接部、132…第2外接部、133…折り目、134…折り目、
140…蓋体、141…第1蓋体、142…第2蓋体、143…折り目、144…折り目、
150…開口部、
160…支持片、
170…外側部分

Claims (3)

  1. 平面視で円形に形成された被収容物が載置される板状の底板と、
    前記底板の外周部に起立して設けられて前記被収容物の周囲を囲む板状の側壁と、
    前記底板に対向配置されて前記側壁によって前記底板の対向する側に形成された開口部を覆う板状の蓋体とを備えた円形物品収容箱であって、
    前記側壁は、
    前記底板の外周部における互いに対向する2つの縁部にそれぞれ折り目を介して隣接して設けられた一対の第1側壁と、
    前記底板の外周部における前記一対の第1側壁の形成方向に直交する幅方向で互いに対向する2つの縁部にそれぞれ折り目を介して隣接して設けられた一対の第2側壁とを有し、
    前記蓋体は、
    前記一対の第1側壁の両端部にそれぞれ折り目を介して隣接して設けられて前記開口部の一部および他の一部をそれぞれ覆う第1蓋体および第2蓋体をそれぞれ有し、
    前記第1蓋体および前記第2蓋体は、
    各先端部側における両側の縁部に、それぞれ折り目を介して前記底板に達する長さに延びる各一対の支持片をそれぞれ有し、
    前記一対の第2側壁は、
    同各第2側壁の両端部にそれぞれ折り目を介して隣接して設けられて互いに対向する前記一対の第2側壁間でそれぞれ一対を構成して前記被収容物の一部に接触する固定壁を有し、
    前記一対の第1側壁における前記幅方向の両端部と、同両端部にそれぞれ隣接する前記底板、前記第1蓋体および前記第2蓋体における各隅部とにそれぞれ折り目を有することにより前記円形物品収容箱が組み立てられた際に前記幅方向の両端部および前記各隅部における前記各折り目より外側部分が前記固定壁とは分離した状態で内側に折り込まれて同外側部分の外縁部が同固定壁の外側面に接触して同外側面を押圧支持するものであり、
    前記第2蓋体側の前記一対の固定壁は、
    前記底板、前記第1側壁および前記第2蓋体に対して分離していることを特徴とする円形物品収容箱。
  2. 請求項1に記載した円形物品収容箱において、
    前記各一対の固定壁は、
    前記一対の第2側壁の各両端部に対して折り曲げられた際に前記被収容物の外周部に接する長さに形成された第1外接部と、
    前記第1外接部の先端部に折り目を介して設けられるとともに、同第1外接部に対して折り曲げられた際に前記一対の第1側壁に対向する前記被収容物の外周部にそれぞれ接触する第2外接部とをそれぞれ有していることを特徴とする円形物品収容箱。
  3. 請求項1または請求項2に記載した円形物品収容箱において、
    前記底板、前記側壁および前記蓋体は、
    前記第1蓋体と前記第2蓋体との間の方向で波目が延びる段ボール材で構成されていることを特徴とする円形物品収容箱。
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