JP6709835B2 - 脆弱な表盤のための構造 - Google Patents

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Description

本発明は、計時器の分野に関し、より詳細には、脆弱な材料で作られた表盤のための構造に関する。また、本発明は、腕時計や懐中時計のような携行可能な時計における前記表盤の構成に関する。
携行可能な時計の表盤は、青貝(mother-of-peral)、砂金石(aventurine)のような材料で作ることができる。このような材料は、魅力的な美的外観を有するが、脆弱であるという課題がある。したがって、前記のような材料は、その材料が取り付けられた携行可能な時計が衝撃を受けたときに、例えば、携行可能な時計を硬い床の上に落としたときに、壊れたり割れたりしやすい。したがって、このような携行可能な時計は、スイスの腕時計業界の標準NIHS 91−10によって管理されている耐衝撃性の要件を満たすことができない。
図1に示している伝統的な構造において、表盤2は、一方が他方の上にて接合された2つのプレート3、4によって構成している。その支持プレート3は、黄銅のような金属材料で作られており、プレート4は、風防5を通して目で見ることができ、ここで問題となっている脆弱な材料で作られている。この構造において、2つのプレート3、4は、直径が同じであり、軸方向に整列したエッジを境界としている。これらのエッジは、半径方向の衝撃を吸収するように意図された遊びがあるように、ケースミドル部7のカラー7aに対向するようにマウントされる。これらのエッジが整列していることは、2つのプレートが同じ遊びがあるようにケースミドル部に対向するようにマウントされていることを意味しており、結果として、半径方向の衝撃を受けたときに、2つのプレートがケースミドル部に当たる。また、脆弱なプレート4は、鉛直方向の衝撃を吸収するように意図された遊びがあるようにフランジ付きベゼル6に対向するようにマウントされる。このことは、衝撃を受けたときに、ベゼルと衝突するのは脆弱なプレートであることを意味している。したがって、この構造の課題が、半径方向又は鉛直方向の衝撃を受けたときに、支持プレートが受ける応力と同等又はそれよりも大きい応力を脆弱なプレートが受けてしまうことであることは明らかである。このことは、割れたり壊れたりしやすいことを意味している。
前記課題の解決するために、本発明は、衝撃を受けたときに脆弱なプレートが受ける応力を、半径方向であっても鉛直方向であっても、小さくすることを可能にする新規な表盤の構造を提案することを目的とする。
このために、本発明は、異なる寸法構成を有し互いに接合される2つのプレートによって形成された表盤を提案するものである。支持プレートは、脆弱なプレートよりも大きな寸法構成を有し、これによって、脆弱なプレートの周部リムの代わりに支持プレート上の周部リム上にて空きがある。周部リムは、ベゼルに対して垂直方向にマウントされるように意図されている。この表盤は、請求項1にて定められている。
本発明は、さらに、請求項8に記載の携行可能な時計、典型的には、腕時計、に関する。
したがって、鉛直方向の衝撃を受けたときに、ベゼルに当たるのは支持プレートであり、他方で、脆弱なプレートは、いずれの障害にも遭遇せずに、同じ経路に沿って動くことができる。したがって、脆弱なプレートを割ったり壊したりしてしまうリスクが大幅に減る。
この新規な表盤の構造において、プレートの各エッジは、鉛直方向に整列していない。このことによって、各プレートの別個の半径方向の遊びがあるように携行可能な時計のケースにおいて表盤をマウントすることが可能になる。したがって、支持プレートのエッジにおけるよりも大きな半径方向の間隙があるように脆弱なプレートのエッジをマウントすることができ、これによって、半径方向の衝撃を受けたときに、ケースに当たるのは支持プレートのエッジのみである。また、半径方向の衝撃を受けたときに脆弱なプレートにはいずれの大きな応力をも受けないことになる。
図面を参照しながら請求の範囲において記載された特徴や本発明の詳細な説明を読むことによって、他の利点が明らかになるであろう。なお、これらは例として与えられるものであって、これらには限定されない。
携行可能な時計のケース内において配置されている脆弱な表盤の従来技術の構造の部分的な断面図である。 図2Aは、携行可能な時計のケース内において配置されている脆弱な表盤の本発明に係る構造の部分的な断面図である。 図2Bは、図2Aを拡大したものである。
本発明は、表盤の構造、及び携行可能な時計のケースにおける表盤の構成に関する。この携行可能な時計のケースは、表盤2が上にある計時器用ムーブメントMを収容している。表盤2の上で、ムーブメントMによって駆動される時針H、分針m及び秒針Sが動く。図2A及び2Bを参照すると、表盤2は、互いに接合している2つのプレートによって形成されており、その支持プレート3は、好ましくは、黄銅のような金属材料で作られており、プレート4は、脆弱な材料で作られている。「脆弱な」材料とは、壊れたり割れたりしやすく、衝撃を受けたときに変形しない材料、すなわち、応力を受けたときに塑性変形しない材料、のことを意味している。いくつかの例を挙げる。このような材料は、砂金石である石英、青貝、セラミックス、ケイ素のような様々な材料であることができる。プレート3及び4は、好ましくは、これらの間に配置された両面接着テープ(図示せず)によって接合される。このようなテープを用いることによって、金属プレートが受けるあらゆる衝撃を吸収することができる接続を可能にしつつ、プレートどうしがが保持されることを確実にすることができる。
伝統的な形態で、携行可能な時計のケース1は、風防5と、裏蓋8と、及び風防5と裏蓋8の間にある連結要素とがある。この連結要素は、一又は複数の部品によって実現され、ベゼル6、フランジ6a及びケースミドル部7を有する。脆弱なプレート4は、風防5の側に配置されており、支持プレート3は、携行可能な時計のケース1の裏蓋8の側に配置されている。支持プレート3と脆弱なプレート4は、水平面を定め、これらのプレートは、この平面に垂直な方向、すなわち、鉛直方向、にて一方が他方の上になるように配置されている。伝統的な形態で、支持プレート3と脆弱なプレート4には、針アーバー10を通す開口9が形成されている。また、支持プレート3の中心部に空欠部があることができる。
本発明によると、脆弱なプレート4の表面積は、支持プレート3よりも小さく、この脆弱なプレート4は、支持プレート3上への鉛直方向の射影において、支持プレート3の外側エッジを越えない。これによって、支持プレート3上に空いている周部リム3bがあり、この周部リム3bは、連結要素の壁に対向するようにマウントされるように意図されており、この壁は、具体的には、図示した例において、ベゼル6と一体化されているフランジ6aである。
このリム3bは、フランジによって風防の外側から大部分が見えないような寸法構成を有する。このリム3bは、実質的に水平であり、鉛直方向の衝撃を吸収することを可能にする遊びDzがあるように、フランジ6aの相補的な表面に対向するようにマウントされるように意図されており、この遊びDzは、実質的に一定であり、0.01〜0.1mmであり、好ましくは、0.03〜0.07mmである。
周部リム3bが、支持プレート3のエッジ3cまで延在している。エッジ3cは、実質的に鉛直方向であり、半径方向の衝撃を吸収するために遊びDx1があるように連結要素の別の壁に対向するようにマウントされるように意図されている。より正確には、エッジ3cは、ケースミドル部7の内側カラー7aにある相補的な形の壁7b(この場合、表盤2の平面に垂直方向にまっすぐ)に対向するようにマウントされる。
2つのプレートは、針アーバーであるケースの中央アーバー10を中心として実質的と同心的に構成している。したがって、円形の表盤の場合には、脆弱なプレートは、支持プレートの直径よりも直径が小さく、周部リムは、脆弱なプレートのまわりで一定幅のリングを形成している。
図2A及び2Bに示している好ましい実施形態において、支持プレート3には、ハウジング3aが形成されており、その内側に、脆弱なプレート4が固定されている。このハウジング3aは、支持プレート3の形に対して実質的に相補的な形を有する。好ましくは、このハウジング3aの深さは、脆弱なプレート4の厚みよりも薄く、これによって、脆弱なプレート4のエッジ4aの一部がハウジング3aを越えて突き出ている。また、脆弱なプレート4の厚みと実質的に深さが同じハウジング3aを思い描くことができる。この場合には、周部リム3b及び脆弱なプレート4の上面は、実質的に同じ平面内にある。したがって、この場合、脆弱なプレート4全体が、支持プレート3内に完全に収容される。
図示していない別の実施形態において、支持プレート3にはハウジングがなく、脆弱なプレート4が支持プレート3上に重ね合わされ、支持プレート3の周部リム3bにおいては、フランジ6aに対向するように組み立てられたときに、空きがある。
さらなる別の実施形態(図示せず)において、支持プレート3は、中心部に空欠部があり、ハウジング3aの内側周部の底部によって定められる内側リムがあるフレームを形成している。
図2A及び2Bの好ましい実施形態を参照すると、脆弱なプレート4のエッジ4aの少なくとも一部が、周部リム3bを越えて鉛直方向に突き出ている。この部分は、連結要素の鉛直方向の壁、正確にはフランジ6aの鉛直方向の壁6b、に対向するようにマウントされている。この部分は、実質的に一定の遊びDx2があるようにマウントされる。本発明によると、遊びDx2は、遊びDx1よりも大きく、これによって、半径方向の衝撃を受けたときに、脆弱なプレート4のエッジ4aがフランジ6aの壁6bと衝突せずに、支持プレート3がカラー7aの壁7bに当たる。遊びDx2は、Dx1よりも大きいが十分に小さいように選ばれ、これによって、ほとんど認識できなかったり、肉眼では風防を通して見えなかったりするようになる。したがって、好ましくは、Dx2は、0.05〜0.15mmであり、Dx1は、0.01〜0.1mmであり、Dx2>Dx1である。より好ましくは、Dx2は、0.08〜0.12mmであり、Dx1は、0.03〜0.07mmであり、上と同じくDx2>Dx1である。好ましくは、支持プレート3の周部リム3b及び/又はフランジ壁6bの表面は、暗い色の層で被覆される。
同様に、支持プレートが脆弱なプレート上に重ね合わされるときに、脆弱なプレートのエッジは、Dx1よりも大きな遊びDx2があるようにマウントされる。
最後に、脆弱なプレートが支持プレートのハウジング内に完全に収容される場合、支持プレートのみが半径方向の衝撃を受けたときに応力を受ける。
1 携行可能な時計のケース
2 表盤
3 第1のプレートとも呼ばれる支持プレート
3a ハウジング
3b 周部リム
3c エッジ
4 第2のプレートとも呼ばれる脆弱なプレート
4a エッジ
5 風防
6 ベゼル
6a フランジ
7 ケースミドル部
7a 内側カラー
8 裏蓋
9 針を通す開口
10 針アーバー
x 半径方向の遊びとも呼ばれる水平方向の遊び
z 鉛直方向の遊び

Claims (14)

  1. 携行可能な時計のケース(1)内においてマウントされるように意図された表盤(2)であって、
    当該表盤(2)は、第1の支持プレート(3)と、及び脆弱な材料で作られた第2のプレート(4)とを有し、
    2つの前記プレート(3、4)は、水平面を定め、実質的と同心的に水平面に対して垂直方向に一方が他方の上になるように接合しており、
    各プレート(3、4)は、エッジ(3c、4a)を境界としており、
    前記第1の支持プレート(3)の前記エッジ(3c)は、前記携行可能な時計のケース(1)の内側において遊びがあるようにマウントされるように、前記表盤(2)の第1のアセンブリー表面を形成しており、
    前記表盤(2)においては、前記第2のプレート(4)の表面積は、前記第1の支持プレート(3)よりも小さく、前記第2のプレート(4)は、前記第1の支持プレート(3)上への垂直方向の射影において、前記第1の支持プレート(3)の外側エッジを越えず、前記第1の支持プレート(3)にて周部リム(3b)に空きがあるようになり、
    前記周部リム(3b)は、前記携行可能な時計のケース(1)の内側にて遊びがあるようにマウントされるように前記表盤(2)の第2のアセンブリー表面を形成し
    前記第2のプレート(4)の前記エッジ(4a)の少なくとも一部は、前記第1の支持プレート(3)の前記周部リム(3b)を越えて鉛直方向において突き出ており、
    前記エッジ(4a)の少なくとも一部は、前記携行可能な時計のケース(1)の内側にて遊びがあるようにマウントされるように、前記表盤(2)の第3のアセンブリー表面を形成している
    ことを特徴とする表盤(2)。
  2. 前記第2のプレート(4)は、前記第1の支持プレート(3)上に重ね合わされ、
    前記第2のプレートのエッジ(4a)全体は、前記第1の支持プレート(3)の前記周部リム(3b)を越えて鉛直方向に突き出ている
    ことを特徴とする請求項記載の表盤(2)。
  3. 前記第1の支持プレート(3)には、ハウジング(3a)が形成されており、このハウジング(3a)の内側にて前記第2のプレート(4)が接合されており、
    前記ハウジング(3a)は、前記周部リム(3b)によって囲まれており、
    前記ハウジング(3a)の深さは、前記第2のプレート(4)の前記エッジ(4a)の厚みよりも小さく、これによって、前記第2のプレート(4)の前記エッジ(4a)の部分が前記第1の支持プレート(3)の前記周部リム(3b)を越えて鉛直方向に突き出ている
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の表盤(2)。
  4. 携行可能な時計のケース(1)内においてマウントされるように意図された表盤(2)であって、
    当該表盤(2)は、第1の支持プレート(3)と、及び脆弱な材料で作られた第2のプレート(4)とを有し、
    2つの前記プレート(3、4)は、水平面を定め、実質的と同心的に水平面に対して垂直方向に一方が他方の上になるように接合しており、
    各プレート(3、4)は、エッジ(3c、4a)を境界としており、
    前記第1の支持プレート(3)の前記エッジ(3c)は、前記携行可能な時計のケース(1)の内側において遊びがあるようにマウントされるように、前記表盤(2)の第1のアセンブリー表面を形成しており
    前記表盤(2)においては、前記第2のプレート(4)の表面積は、前記第1の支持プレート(3)よりも小さく、前記第2のプレート(4)は、前記第1の支持プレート(3)上への垂直方向の射影において、前記第1の支持プレート(3)の外側エッジを越えず、前記第1の支持プレート(3)にて周部リム(3b)に空きがあるようになり、
    前記周部リム(3b)は、前記携行可能な時計のケース(1)の内側にて遊びがあるようにマウントされるように前記表盤(2)の第2のアセンブリー表面を形成し、
    前記第1の支持プレート(3)には、ハウジング(3a)が形成されており、このハウジング(3a)の内側に、前記第2のプレート(4)が接合されており、
    前記ハウジング(3a)は、前記周部リム(3b)によって囲まれており、
    前記ハウジング(3b)の深さは、前記第2のプレート(4)の前記エッジ(4a)の厚みと実質的に等しく、これによって、前記エッジ(4a)全体が前記第1の支持プレート(3)内に収容される
    ことを特徴とする請求項1に記載の表盤(2)。
  5. 前記ハウジング(3a)は、前記第2のプレート(4)の形に対して実質的に相補的な形を有する
    ことを特徴とする請求項3又は4に記載の表盤(2)。
  6. 前記第1の支持プレート(3)は、金属材料、特に黄銅で作られており、
    前記第2のプレート(4)は、青貝、砂金石を含む石英、セラミックス及びケイ素からなる群から選ばれた脆弱な材料で作られている
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の表盤(2)。
  7. 携行可能な時計のケース(1)内においてマウントされるように意図された表盤(2)が、第1の支持プレート(3)と、及び脆弱な材料で作られた第2のプレート(4)とを有し、
    2つの前記プレート(3、4)は、水平面を定め、実質的と同心的に水平面に対して垂直方向に一方が他方の上になるように接合しており、
    各プレート(3、4)は、エッジ(3c、4a)を境界としており、
    前記第1の支持プレート(3)の前記エッジ(3c)は、前記携行可能な時計のケース(1)の内側において遊びがあるようにマウントされるように、前記表盤(2)の第1のアセンブリー表面を形成しており、
    前記表盤(2)においては、前記第2のプレート(4)の表面積は、前記第1の支持プレート(3)よりも小さく、前記第2のプレート(4)は、前記第1の支持プレート(3)上への垂直方向の射影において、前記第1の支持プレート(3)の外側エッジを越えず、前記第1の支持プレート(3)にて周部リム(3b)に空きがあるようになり、
    前記周部リム(3b)は、前記携行可能な時計のケース(1)の内側にて遊びがあるようにマウントされるように前記表盤(2)の第2のアセンブリー表面を形成している表盤(2)が内側にマウントされた体積の境界を定めるケース(1)を有する携行可能な時計であって、
    前記ケース(1)とともに、裏蓋(8)と、風防(5)と、及び前記裏蓋(8)と前記風防(5)の間にあり一又は複数の部品によって作られておりケースミドル部(7)を有する連結要素とが設けられ、
    前記第1の支持プレート(3)は、前記裏蓋(8)の側に配置されており、前記第2のプレート(4)は、前記風防(5)の側に配置されており、
    前記表盤(2)の前記第1のアセンブリー表面は、水平方向の衝撃を吸収するように意図された遊びDx1があるように前記連結要素の第1の壁に対向するように水平面の方向にマウントされ、
    前記表盤(2)の前記第2のアセンブリー表面は、鉛直方向において、遊びDzがあるように前記連結要素の第2の壁に対向するようにマウントされ、これによって、鉛直方向の衝撃を受けたときに、前記表盤(2)の前記第1の支持プレート(3)のみが前記連結要素に当たる
    ことを特徴とする携行可能な時計。
  8. 前記表盤(2)はさらに第3のアセンブリー表面を有し、
    前記表盤(2)の前記第3のアセンブリー表面は、前記遊びDx1よりも大きい遊びDx2があるように前記連結要素の第3の壁に対向するように水平面の方向においてマウントされ、
    これによって、水平方向の衝撃を受けたときに、前記表盤(2)の前記第1の支持プレート(3)のみが前記連結要素に当たる
    ことを特徴とする請求項に記載の携行可能な時計。
  9. 前記風防と前記表盤の間に配置されたフランジを有し、
    前記第3の壁は、前記フランジ(6a)の実質的に鉛直方向の壁である
    ことを特徴とする請求項8に記載の携行可能な時計。
  10. Dx2は、実質的に一定であり、0.05〜0.15mmであり、好ましくは、0.08〜0.12mmであり、
    Dx1は、実質的に一定であり、好ましくは、0.01〜0.1mmであり、0.03〜0.07mmである
    ことを特徴とする請求項9に記載の携行可能な時計。
  11. Dzは、実質的に一定であり、0.01〜0.1mmであり、好ましくは、0.03〜0.07mmである
    ことを特徴とする請求項〜10のいずれかに記載の携行可能な時計。
  12. 前記第1の壁は、前記ケースミドル部(7)の実質的に鉛直方向の壁である
    ことを特徴とする請求項〜11のいずれかに記載の携行可能な時計。
  13. 前記風防と前記表盤の間に配置されたフランジを有し、
    前記第2の壁は、前記フランジ(6a)の実質的に水平方向の壁である
    ことを特徴とする請求項〜12のいずれかに記載の携行可能な時計。
  14. 前記風防と前記表盤の間に配置されたフランジを有し、
    前記周部リム(3b)は、前記風防(5)を通して携行可能な時計の外側から前記フランジ(6a)によって大部分が見えなくされるような寸法構成を有する
    ことを特徴とする請求項7〜13のいずれかに記載の携行可能な時計。
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