JP6709311B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱調理器に関する。
従来、加熱調理器としては、例えば特開2015−130261号公報(特許文献1)に記載されているものがある。この加熱調理器は、ユーザの音声を検出する音声検出部を備えている。そして、この音声検出部によって、ユーザの音声による加熱時間の延長指示を認識することにより、加熱調理器の加熱時間を延長できる。
特開2015−130261号公報
ところで、上記従来の加熱調理器が、音声を出力する音声出力部を備え、さらに、この音声出力部と音声検出部とを簡単に操作するために操作部を1つだけ設けることが考えられる。
しかしながら、1つの操作部で音声検出部と音声出力部とを操作するとき、音声検出部が音声を検出する音声検出状態であるか、音声出力部が音声を出力する音声出力状態であるかをユーザが容易に区別できないという問題が生じてしまう。
そこで、本発明の課題は、音声検出状態と音声出力状態とをユーザが容易に区別できる加熱調理器を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明の加熱調理器は、
被加熱物を収容する加熱室と、
表示部と、
音声を検出する音声検出部と、
音声を出力する音声出力部と、
上記音声検出部を起動したり、上記音声出力部を起動したりする操作部と、
上記操作部により上記音声検出部が音声を検出するとき、第1の表示を表示するように制御し、上記操作部により上記音声出力部が音声を出力しているとき、上記第1の表示とは異なる第2の表示を表示するように上記表示部を制御する表示制御部と
を備えることを特徴としている。
また、一実施形態の加熱調理器は、
予め定められた音声情報を記憶する記憶部と、
上記音声検出部が検出した音声に対応する検出音声情報と、上記記憶部が記憶している上記音声情報とを照合する照合部と
を有し、
上記表示制御部は、上記照合部が上記検出音声情報と上記音声情報とを照合しているとき、上記第1,第2の表示とは異なる第3の表示を表示するように上記表示部を制御する。
また、一実施形態の加熱調理器は、
上記音声検出部が検出した音声に基づいて、上記音声出力部を制御する音声制御部を備え、
上記表示制御部は、上記音声制御部の制御によって上記音声出力部が音声を出力しているとき、上記第1,第2の表示とは異なる第4の表示を表示するように上記表示部を制御する。
また、一実施形態の加熱調理器は、
上記表示制御部は、音声をリピートさせるための画像を表示するように、上記表示部を制御し、
ユーザが上記画像を選択すると、上記音声出力部が出力している音声を、または、上記音声出力部が音声を出力した後には前回出力した音声と同じ音声を、上記音声出力部が再度出力するように、上記音声出力部を制御する。
また、一実施形態の加熱調理器は、
上記加熱室の開口部を開閉すると共に、前面に上記音声検出部が設けられた扉と、
上記扉の開状態を検出する開状態検出部と
を備え、
上記開状態検出部が上記扉の開状態を検出した場合には、上記扉が開いていると上記音声検出部が音声を検出できないことを、上記音声出力部が出力するように、上記音声出力部を制御する。
また、一実施形態の加熱調理器は、
上記加熱室内の被加熱物を加熱するための加熱部と、
上記音声検出部が検出した音声に含まれる上記加熱部の加熱設定情報に基づいて、上記加熱部の加熱モード、加熱時間、または加熱温度のうちの少なくとも1つを設定する加熱設定部と
を備える。
以上より明らかなように、本発明によれば、操作部により上記音声検出部が音声を検出するとき、第1の表示を表示し、操作部により上記音声出力部が音声を出力しているとき、上記第1の表示とは異なる第2の表示を表示するので、音声検出状態と音声出力状態とをユーザが容易に区別できる加熱調理器を提供できる。
本発明の第1実施形態の加熱調理システムの概略構成図である。 上記加熱調理システムの加熱調理器における扉閉鎖時の概略正面図である。 図2に示す加熱調理器における扉開放時の概略正面図である。 上記加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図である。 上記加熱調理器の本体ケーシングの一部を取り外した状態の斜視図である。 上記加熱調理器の操作部の詳細を説明するための模式図である。 上記加熱調理器の制御ブロック図である。 上記加熱調理システムの管理サーバの制御ブロック図である。 上記加熱調理器との対話によって料理を検索するときの制御を説明するためのフローチャートである。 図9のフローチャートの続きを示すフローチャートである。 上記加熱調理器のカラー液晶パネルの一画面を示す図である。 上記カラー液晶パネルの他の画面を示す図である。 上記カラー液晶パネルの他の画面を示す図である。 上記カラー液晶パネルの他の画面を示す図である。 上記カラー液晶パネルの他の画面を示す図である。 上記カラー液晶パネルの他の画面を示す図である。 上記カラー液晶パネルの他の画面を示す図である。 上記カラー液晶パネルの他の画面を示す図である。 上記カラー液晶パネルの他の画面を示す図である。 上記カラー液晶パネルの他の画面を示す図である。 上記カラー液晶パネルの他の画面を示す図である。 上記加熱調理器との対話によって料理を評価するときの制御を説明するためのフローチャートである。 図22のフローチャートの続きを示すフローチャートである。 上記加熱調理器のカラー液晶パネルの一画面を示す図である。 上記カラー液晶パネルの他の画面を示す図である。 上記カラー液晶パネルの他の画面を示す図である。 上記カラー液晶パネルの他の画面を示す図である。 上記カラー液晶パネルの他の画面を示す図である。 上記カラー液晶パネルの他の画面を示す図である。 本発明の第2実施形態の加熱調理器の制御ブロック図である。 上記加熱調理器のカラー液晶パネルの一画面を示す図である。 上記加熱調理器の音声出力のリピート機能を実行するときの制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第3実施形態の加熱調理器の制御ブロック図である。 上記加熱調理器の扉が開いているときの制御を説明するためのフローチャートである。 本発明の第4実施形態の加熱調理器の制御ブロック図である。 上記加熱調理器の加熱設定をするときの制御を説明するためのフローチャートである。
以下、本発明を図示の実施の形態により詳細に説明する。
〔第1実施形態〕
図1は本発明の第1実施形態の加熱調理器を含む加熱調理システムの概略構成図を示している。
上記加熱調理システムは、加熱調理器100と、この加熱調理器100と通信する管理サーバ500とを備える。なお、加熱調理システムは、インターネット網Nを介して情報提供サーバ(図示せず)から天気などの情報の提供を受ける。
上記加熱調理器100は、無線アクセスポイント200およびインターネット網Nを介して管理サーバ500と通信を行う無線通信モジュール120を備える。なお、無線通信モジュール120が直接インターネット網Nに接続されるようにしてもよい。
上記無線通信モジュール120は、屋内の無線アクセスポイント200との間で無線LANによる通信を行う。より詳しくは、無線通信モジュール120は、通信規格の一例としての無線LANの規格であるWi-Fi(登録商標)を用い、無線アクセスポイント20
0およびインターネット網Nを介して、管理サーバ500に情報を送信したり受信したりする。
図2は、加熱調理器100における扉閉鎖時の概略正面図である。図3は、図2の加熱
調理器における扉開放時の概略正面図である。
上記加熱調理器100は、図2および図3に示すように、直方体形状の本体ケーシング1と、この本体ケーシング1内に設けられ、前側に開口部2aを有する加熱室2と、加熱
室2の開口部2aを開閉する扉3とを備えている。
上記本体ケーシング1の上側且つ後側に、吹出口5aを有する排気ダクト5を設けてい
る。また、本体ケーシング1の前面の下部に露受容器6を着脱可能に取り付けている。この露受容器6は、扉3の下側に位置し、扉3の後面(加熱室2側の表面)や本体ケーシング1の前板55からの水滴を受けることができるようになっている。また、本体ケーシング1の前面の下部には、給水タンク26が着脱可能に取り付けられている。また、本体ケーシング1の前面の下部には、音声を出力する図示しないスピーカが取り付けられている。
上記扉3は、本体ケーシング1の前面側に下側の辺を軸に回動可能に取り付けられている。この扉3の前面(加熱室2側とは反対側の表面)には、耐熱性を有する透明な外ガラス7が設けられている。また、扉3は、外ガラス7の上側に位置するハンドル8と、上記前面から見て外ガラス7の右側に設けられた操作パネル9とを有している。
上記操作パネル9は、カラー液晶パネル10およびボタン群11を有している。操作パネル9には、無線通信の通信状況を示すコネクトランプ18が設けられている。また、操作パネル9の前面には、音声を検出するマイク19が設けられている。
上記加熱室2内には、被加熱物89が収容される。また、加熱室2内には、金属製の調理トレイ91,92(図4参照)が出し入れ可能に装着される。上記前面から見て加熱室2
の左側面部2b,右側面部2cのなお内面には、調理トレイ91を支持する上棚受け16A,16Bが設けられている。また、加熱室2の右側面部2c,左側面部2bの内面には、上棚受け16A,16Bよりも下側に位置するように、調理トレイ92を支持する下棚受け17A,17Bが設けられている。
図4は、上記加熱調理器の主要部の構成を説明するための模式図であり、加熱室2を上記左側から見た状態を示している。なお、図4においては、図2および図3と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
上記加熱調理器は、循環ダクト17と、循環ファン191と、ヒータ20と、循環ダンパ23と、チューブポンプ25と、給水タンク26および蒸気発生装置70とを備えている。上記ヒータ20は、例えばシーズヒータで構成されている。尚、チューブポンプ25は、駆動方向によって給水動作と排水動作とを切り替え可能なポンプであれば、どのようなポンプであっても差し支えない。
上記加熱室2の天面部2eは、後方に向かって徐々に低くなるように水平方向に対して
傾斜する傾斜部2fを後部に有し、この傾斜部2fを介して加熱室2の後面部2dと連なっ
ている。この傾斜部2fに、循環ファン191と対向するように複数の吸込口27を設け
ている(図3参照)。また、加熱室2の天面部2eに上吹出口28を複数設けている。また
、加熱室2の後面部2dには、第1後吹出口29,第2後吹出口30および第3後吹出口31を、夫々複数設けている(図3参照)。なお、図3では、複数の吸込口27のうちの1個だけを示している。また、図4では、第1後吹出口29,第2後吹出口30および第3後吹出口31は、各1個だけで示している。
上記循環ダクト17は、吸込口27,上吹出口28および第1〜第3後吹出口29〜3
1を介して加熱室2内と連通している。この循環ダクト17は、加熱室2の上側から後側
に亘って設けられて、逆L字形状を呈するように延在している。また、循環ダクト17の左右方向の幅は、加熱室2の左右方向の幅よりも狭く設定されている。
上記循環ファン191は、遠心ファンであって、循環ファン用モータ56によって駆動される。この循環ファン用モータ56が循環ファン191を駆動することによって、加熱室2内の空気や飽和蒸気(以下、「空気等」と言う)が、複数の吸込口27から循環ダクト17内に吸い込まれ、循環ファン191の径方向外側に吹き出される。より詳しくは、循環ファン191の上側では、空気等は、循環ファン191から斜め上方に流れた後、後方から前方に向かって流れる。一方、循環ファン191の下側では、空気等は、循環ファン191から斜め下方に流れた後、上方から下方に向かって流れる。
上記循環ダンパ23は、循環ダクト17内に回動可能に設けられている。
また、蒸気発生装置70は、上側開口を有する金属製の蒸気発生容器71と、その蒸気発生容器71の上側開口を覆う耐熱性樹脂(例えばPPS(ポリフェニレンサルファイド)
樹脂)からなる蓋部72と、蒸気発生容器71の底部71aに鋳込まれたシーズヒータからなる蒸気発生用ヒータ73とを有する。この蒸気発生容器71の底部71a上には給水タ
ンク26からの水が溜まり、この水は蒸気発生用ヒータ73によって蒸気発生容器71を介して加熱される。そして、蒸気発生用ヒータ73による加熱で発生した飽和蒸気は、樹脂製の蒸気チューブ35と金属製の蒸気管36とを流れて、複数の蒸気供給口37を介して加熱室2内に供給される(図3参照)。なお、図4においては、複数の蒸気供給口37のうちの1個だけを示している。
そして、上記複数の蒸気供給口37を介して加熱室2内に供給された飽和蒸気は、循環ファン191の機能によって、複数の吸込口27から循環ダクト17内に吸い込まれ、ヒータ20によって加熱されて100℃以上の過熱蒸気となり、上吹出口28,第1後吹出口29,第2後吹出口30および第3後吹出口31から、加熱室2内に吹き出される。こうして、上記過熱蒸気が、加熱室2内および循環ダクト17内を空気と共に循環して、加熱調理が行われる。
また、上記蓋部72には、一対の電極棒75a,75bから成る水位センサ75が取り付
けられている。この電極棒75a,75bの間が導通状態になったか否かに基づいて、蒸気
発生容器71の底部71a上の水位が所定水位になったか否かが判定される。
上記チューブポンプ25は、シリコンゴム等からなる弾性変形可能な給排水チューブ40を回転するローラ(図示せず)でしごき、そのローラの駆動方向によって、給水タンク26内の水を蒸気発生装置70に流したり、蒸気発生装置70内の水を給水タンク26に流したりする。
上記給水タンク26は、給水タンク本体41および連通管42を有する。この連通管42の一端部が給水タンク本体41内に位置する一方、連通管42の他端部が給水タンク26外に位置する。給水タンク26がタンクカバー43内に収容されると、連通管42の他端部がタンクジョイント部44を介して給排水チューブ40に接続される。すなわち、給水タンク本体41内が連通管42などを介して蒸気発生装置70内と連通する。
図5は、本体ケーシング1(図2参照)の上面と両側面を覆う上面板1aと裏面板(図示せず)を取り外した状態の本加熱調理器を、後方且つ斜め上方から見た斜視図を示す。図5
において、図2〜図4と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
図5に示すように、上記加熱室2の後側且つ上記左側(図5では右側)に給気ユニット9
9を設けている。この給気ユニット99は、下側に配置された給気ファン54と、その給気ファン54から上方に向かって延在する給気通路101と、給気通路101の上側から分岐して、加熱室2の後側上部の中央に位置する循環ファン用モータ56に向かって延在する第1冷却通路102とを有している。すなわち、給気ユニット99は、給気ファン54から上方に逆L字形状を呈するように延在している。
上記加熱室2の後側且つ上記右側(図5では左側)に排気ユニット201を設けている。この排気ユニット201は、排気ユニット用カバー220を含むハウジング210と、ハウジング210の下側に配置された排気ファン47とを有している。排気ユニット201における上部の右側方(図5では左側)に排気ダンパ用モータ60を配置している。この排気ダンパ用モータ60により、排気ユニット201内の上部に設けられた排気ダンパ(図
示せず)が開閉される。
また、上記加熱室2の天面部2eに設けられた凹部310に赤外線センサユニット30
0を配置している。
上記加熱室2の天面部2eで且つ赤外線センサユニット300の側方に、仕切板312
を前後方向に立設している。この仕切板312によって、給気ダンパ近傍に設けられた第2冷却通路から赤外線センサユニット300が配置された流路に流れる冷却風が、本体ケーシング1内の上記左側面側に流れ出ないように遮っている。
図6は、図2に示す操作パネル9を拡大した概略図である。
上記ボタン群11は、複数の物理キーの集まりである。より詳しくは、上記ボタン群11は、「手動加熱」キー12、「戻る」キー13、「おはなし」キー14、「とりけし」キー15および「あたためスタート」キー16で構成されている。なお、図6においては、図2と同一の構成部には、同一参照番号を付している。
「手動加熱」キー12は、高周波出力および加熱出力を手動で設定するときに押す。「戻る」キー13は、カラー液晶パネル10の画面表示を直前の画面表示に戻すときに押す。また、「とりけし」キー15は、途中で加熱を止めるときや、操作を取り消すときに押す。また、「あたためスタート」キー16は、加熱を開始するときに押す。
「おはなし」キー14は、マイク19を起動したり、スピーカ90を起動したりするキーであり、加熱調理器100と対話するときにユーザによって押される。ここで、「おはなし」キー14の下部には、LEDランプ141が設けられている。なお、「おはなし」キー14は、上記操作部の一例である。また、上記カラー液晶パネル10およびLEDランプ141は、上記表示部の一例である。
上記加熱調理器は、マイクロコンピュータおよび入出力回路等からなる制御装置110を備えている。図7は、制御装置110による加熱調理器の制御ブロック図を示す。
上記制御装置110には、ヒータ20,蒸気発生用ヒータ73,循環ファン用モータ56,排気ファン用モータ57,給気ファン用モータ58,循環ダンパ用モータ59,排気ダンパ用モータ60,給気ダンパ用モータ61,冷却ダンパ用モータ62,操作パネル9,湿度センサ53,庫内温度センサ76,水位センサ75,チューブポンプ25,扉センサ39,マグネトロン4,マイク19,スピーカ90,無線通信モジュール120等が接続されている。ここで、扉センサ39は、扉3の開状態を検出するようになっている。なお、扉センサ39は、上記開状態検出部の一例である。
そして、上記制御装置110は、操作パネル9,湿度センサ53,庫内温度センサ76,
水位センサ75,扉センサ39等からの信号に基づいて、ヒータ20,蒸気発生用ヒータ
73,循環ファン用モータ56,排気ファン用モータ57,給気ファン用モータ58,循環ダンパ用モータ59,排気ダンパ用モータ60,給気ダンパ用モータ61,冷却ダンパ用モー
タ62,チューブポンプ25,マグネトロン4等を制御して、被加熱物89に対する暖め,
蒸し,茹で,調理等を行う。
また、上記制御装置110は、マイク19やスピーカ90を制御する。スピーカ90は、音声、報知音、メロディ音、キータッチ音などを出力する。なお、マイク19は、上記音声検出部の一例である。スピーカ90は、上記音声出力部の一例である。
また、上記制御装置110は、表示制御部130と、スピーカ制御部140と、音声情報記憶部150と、照合部160と、お気に入り調理メニュー記憶部170とを有する。
上記表示制御部130は、カラー液晶パネル10およびLEDランプ141を制御するようになっている。スピーカ制御部140は、スピーカ90を制御するようになっている。音声情報記憶部150は、予め定められた音声情報を記憶するようになっている。照合部160は、マイク19が検出した音声に対応する検出音声情報と音声情報記憶部150が記憶している音声情報とを照合するようになっている。お気に入り調理メニュー記憶部170は、インターネット網Nを介して管理サーバ500からダウンロードした調理メニューのレシピ情報等を記憶するようになっている。なお、音声情報記憶部150は、上記記憶部の一例である。
図8は、管理サーバ500の制御ブロック図を示している。
この管理サーバ500は、図8に示すように、加熱調理器100への調理メニュー等のダウンロード履歴や加熱調理器100の調理履歴等を記憶する履歴記憶部510と、加熱調理器100が利用可能な調理メニューのレシピ情報や、メニューリスト、高評価メニューのリスト等を記憶するレシピ情報記憶部520と、加熱調理器100が利用した調理メニューの評価を記憶する調理メニュー評価記憶部530と、加熱調理器100とインターネット網Nを介した通信を行う通信部540とを有する。
次に、上記加熱調理器100との対話によって料理を検索する方法について説明する。
図9および10は、加熱調理器100との対話によって料理を検索するときの制御を説明するためのフローチャートである。
上記制御がスタートすると、まず、ステップS101で、制御装置110は、「おはなし」キー14が選択されたか否かを判定する。このステップS101で、「おはなし」キー14が選択されていないと判定されると、再び、ステップS101を行う。一方、ステップS101で、「おはなし」キー14が選択されたと判定されると、次のステップS102に進む。
次に、ステップS102で、スピーカ制御部140がスピーカ90に音声を出力させて発話する。また、表示制御部130がカラー液晶パネル10に発話中の表示を表示させると共に、LEDランプ141を青色に点灯させ、次のステップS103に進む。上記音声の一例としては、「はーい」がある。また、上記発話中の表示の一例としては、図11の画面がある。この画面の色は、青色である。このように上記画面の色をLEDランプ141の点灯色と同じ色にすることで、ユーザは、LEDランプ141だけでなく、カラー液晶パネル10からも、発話中であることが分かる。
次に、ステップS103で、表示制御部130がカラー液晶パネル10に音声入力待ちの表示を表示させると共に、LEDランプ141を緑色に点滅させて、次のステップS104に進む。上記音声入力待ちの表示の一例としては、図12の画面がある。この画面の色は、緑色である。
次に、ステップS104で、制御装置110は、マイク19が音声検出を開始したか否かを判定する。このステップS104で、マイク19が音声検出を開始していないと判定されると、再び、ステップS104を行う。一方、ステップS104で、マイク19が音声検出を開始したと判定されると、次のステップS105に進む。
次に、ステップS105で、表示制御部130がカラー液晶パネル10に音声検出中の表示を表示させると共に、LEDランプ141を緑色に点灯させ、次のステップS106に進む。この検出する音声の一例としては、「豚肉と人参を使ったレシピを教えて」がある。上記音声検出中の表示の一例としては、図13の画面がある。この画面の色は、緑色である。なお、上記音声入力待ちおよび上記音声検出中は、上記音声検出状態に含まれる。また、上記音声入力待ちの表示および上記音声検出中の表示は、上記第1の表示の一例である。
次に、ステップS106で、制御装置110は、マイク19が音声の検出を終了したか否かを判定する。このステップS106で、マイク19が音声検出を終了していないと判定されると、再び、ステップS106を行う。一方、ステップS106で、マイク19が音声検出を終了したと判定されると、次のステップS107に進む。
次に、ステップS107で、表示制御部130は、カラー液晶パネル10に考え中の表示を表示させると共に、LEDランプ141を青色に点滅させ、次のステップS108に進む。上記考え中の表示の一例としては、図14の画面がある。この画面の色は、青色である。なお、上記考え中の表示は、上記第3の表示の一例である。
次に、ステップS108で、制御装置110は、音声認識できたか否かを判定する。より詳しくは、このステップS108で、照合部160は、マイク19が検出した音声に対応する検出音声情報と音声情報記憶部150が記憶している音声情報とを照合する。照合部160が照合できたと判定すると、次のステップS109に進む一方、照合できなかったと判定すると、次のステップS110に進む。
次に、ステップS109で、スピーカ制御部140は、照合部の照合結果に基づいて、スピーカ90に音声を出力させる。このとき、ステップS102と同様に、表示制御部130は、カラー液晶パネル10に発話中の表示を表示させると共に、LEDランプ141を青色に点灯させる。その後、次のステップS111に進む。上記音声の一例としては、「豚肉と人参で検索したよ。れんこんの肉詰め&人参チーズあえは、どうですか。画面でも確認してみてね」がある。上記発話中の表示の一例としては、図11の画面がある。この画面の色は、青色である。なお、上記発話中の表示は、上記第4の表示の一例である。
一方、ステップS110で、表示制御部130は、カラー液晶パネル10に音声認識失敗の表示を表示させると共に、LEDランプ141を黄色に点滅させて、ステップS103に戻る。上記音声認識失敗の表示の一例としては、図15の画面がある。この画面の色は、黄色である。
次に、ステップS111で、制御装置110は、インターネット網Nを介して管理サーバ500のレシピ情報記憶部520からメニューのリストをダウンロードする。そして、
表示制御部130は、カラー液晶パネル10に、例えば図16に示すようなダウンロード中の表示を表示させた後、図17に示すようなメニューのリストを表示させる。
図17のメニューのリストは、ソフトキーである画像G1〜G4を含んでいる。これらの画像G1〜G4は、調理メニューを選択するための画像である。ここで、ユーザが画像G1を選択すると、表示制御部130がカラー液晶パネル10に、図16に示すようなダウンロード中の表示を表示させた後、図18に示すようなメニュー写真を表示させる。
図18のメニュー写真の下には、ソフトキーである画像G5,G6を含んでいる。この
画像G5は、表示されているメニュー(れんこんの肉詰め&人参チーズあえ)の情報を保存するための画像である。ユーザが画像G5を選択すると、表示制御部130がカラー液晶パネル10に、図19に示すような保存中の表示を表示させた後、上記メニューの情報がお気に入り調理メニュー記憶部170に保存される。この保存が完了すると、表示制御部130がカラー液晶パネル10に、図20に示すような画面を表示する。
図20の画面は、ソフトキーである画像G7〜G9を含んでいる。これらの画像G7〜G9は、調理メニューを選択するための画像である。ここで、ユーザが画像G7を選択すると、表示制御部130がカラー液晶パネル10に、図21に示すような加熱設定画面を表示させる。
図21の画面は、ソフトキーである画像G10,G11を含んでいる。これらの画像G10,G11は、カラー液晶パネル10が直前に表示していた自動メニューの分量を選択するための画像である。画像G10,G11のうち、選択されている方の色は橙色となる一方、選択されていない方の色は灰色となる。このような状態で、ユーザが「あたためスタート」キー16を押すと、加熱調理が開始する。
次に、上記加熱調理器100との対話によって料理を評価する方法について説明する。
図22は、加熱調理器100との対話によって料理を評価するときの制御を説明するためのフローチャートである。
上記制御がスタートすると、まず、ステップS201で、制御装置110は、管理サーバ500から料理の評価の問合せが来たか否かを判定する。このステップS201で、管理サーバ500から料理の評価の問合せが来ていないと判定されると、再び、ステップS201を行う。一方、ステップS201で、管理サーバ500から料理の評価の問合せが来たと判定されると、次のステップS202に進む。
次に、ステップS202で、表示制御部130がLEDランプ141をピンク色に点灯させ、次のステップS203に進む。
次に、ステップS203で、制御装置110は、「おはなし」キー14が選択されたか否かを判定する。このステップS203で、「おはなし」キー14が選択されていないと判定されると、再び、ステップS203を行う。一方、ステップS203で、「おはなし」キー14が選択されたと判定されると、次のステップS204に進む。
次に、ステップS204で、スピーカ制御部140がスピーカ90に音声を出力させて発話する。この音声出力状態であるとき、表示制御部130がカラー液晶パネル10に発話中の表示を表示させると共に、LEDランプ141をピンク色に点灯させ、次のステップS205に進む。上記音声の一例としては、「ダウンロードした「ローストチキン」はどうだった?星3つで評価してね」がある。上記発話中の表示の一例としては、図11の
画面がある。この画面の色は、ピンク色である。なお、上記発話中の表示は、上記第2の表示の一例である。
次に、ステップS205で、表示制御部130がカラー液晶パネル10に音声入力待ちの表示を表示させると共に、LEDランプ141を緑色に点滅させて、次のステップS206に進む。上記音声入力待ちの表示の一例としては、図12の画面がある。この画面の色は、緑色である。
次に、ステップS206で、制御装置110は、マイク19が音声検出を開始したか否かを判定する。このステップS206で、マイク19が音声検出を開始していないと判定されると、再び、ステップS206を行う。一方、ステップS206で、マイク19が音声検出を開始したと判定されると、次のステップS207に進む。
次に、ステップS207で、表示制御部130がカラー液晶パネル10に音声検出中の表示を表示させると共に、LEDランプ141を緑色に点灯させ、次のステップS208に進む。この検出する音声の一例としては、「星3つ」がある。上記音声検出中の表示の一例としては、図13の画面がある。この画面の色は、緑色である。
次に、ステップS208で、制御装置110は、マイク19が音声の検出を終了したか否かを判定する。このステップS208で、マイク19が音声検出を終了していないと判定されると、再び、ステップS208を行う。一方、ステップS208で、マイク19が音声検出を終了したと判定されると、次のステップS209に進む。
次に、ステップS209で、表示制御部130は、カラー液晶パネル10に考え中の表示を表示させると共に、LEDランプ141を青色に点滅させ、次のステップS210に進む。上記考え中の表示の一例としては、図14の画面がある。この画面の色は、青色である。
次に、ステップS210で、制御装置110は、音声認識できたか否かを判定する。より詳しくは、このステップS108で、照合部160は、マイク19が検出した音声に対応する検出音声情報と音声情報記憶部150が記憶している音声情報とを照合する。照合部160が照合できたと判定すると、次のステップS211に進む一方、照合できなかったと判定すると、次のステップS212に進む。
次に、ステップS211で、スピーカ制御部140は、照合部の照合結果に基づいて、スピーカ90に音声を出力させる。このとき、ステップS204と同様に、表示制御部130は、カラー液晶パネル10に発話中の表示を表示させると共に、LEDランプ141を青色に点灯させる。その後、次のステップS213に進む。上記音声の一例としては、「星3つだね。ありがとう」がある。上記発話中の表示の一例としては、図11の画面がある。この画面の色は、青色である。
一方、ステップS212で、表示制御部130は、カラー液晶パネル10に音声認識失敗の表示を表示させると共に、LEDランプ141を黄色に点滅させて、ステップS205に戻る。上記音声認識失敗の表示の一例としては、図15の画面がある。この画面の色は、黄色である。
次に、ステップS213で、制御装置110は、インターネット網Nを介して管理サーバ500の調理メニュー評価記憶部530にメニューの評価をアップロードする。
このように、メニューの評価を直接ユーザに聞くことができるので、従来のようにユー
ザビリティテスト等、ユーザに会う必要がなくなり、メニューの評価を従来よりも簡単に、かつ、より多く聞くことができる。
次に、上記加熱調理器100のカラー液晶パネル10を操作して、高評価メニューを調理する方法について説明する。
まず、表示制御部130がカラー液晶パネル10に、例えば図24に示すような基本ボタンを表示させる。
図24の基本ボタンは、ソフトキーである画像G21〜G29を含んでいる。これらの画像G21〜G29は、加熱調理の操作を選択するための画像である。ここで、ユーザが画像G26を選択すると、表示制御部130がカラー液晶パネル10に、図25に示すようなセレクトメニューを表示させる。
図25のセレクトメニューは、ソフトキーである画像G31〜G38を含んでいる。これらの画像G31〜G38は、加熱調理のメニューを様々な切り口から選択するための画像である。ここで、ユーザが画像G37を選択すると、制御装置110は、インターネット網Nを介して管理サーバ500のレシピ情報記憶部520から高評価メニューのリストをダウンロードする。そして、表示制御部130がカラー液晶パネル10に、図26に示すような高評価メニューのリストを表示させる。これにより、自分以外のユーザが良い評価を行った調理メニューを上記高評価メニューのリストから知ることができる。
図26の高評価メニューは、ソフトキーである画像G39を含んでいる。この画像G39は、加熱調理のメニューを選択するための画像である。画像G39の一例としては、「ローストチキン」がある。ここで、ユーザが画像G39を選択すると、制御装置110は、インターネット網Nを介して管理サーバ500のレシピ情報記憶部520から高評価メニューの写真および仕様をダウンロードする。そして、表示制御部130がカラー液晶パネル10に、図27に示すようなメニュー写真を表示させる。
図27のメニュー写真の下には、ソフトキーである画像G41,G42を含んでいる。
この画像G41は、表示されているメニュー(ローストチキン)の情報を保存するための画像である。ユーザが画像G41を選択すると、上記メニューの情報がお気に入り調理メニュー記憶部170に保存される。この保存が完了すると、表示制御部130がカラー液晶パネル10に、図28に示すような画面を表示する。
図28の画面は、ソフトキーである画像G43〜G45を含んでいる。これらの画像G43〜G45は、調理メニューを選択するための画像である。ここで、ユーザが画像G43を選択すると、表示制御部130がカラー液晶パネル10に、図29に示すような加熱設定画面を表示させる。
図29の画面は、カラー液晶パネル10が直前に表示していた上記メニューの加熱条件を確認するための画像である。このような状態で、ユーザが「あたためスタート」キー16を押すと、加熱調理が開始する。
上記構成の加熱調理器100によれば、上記表示制御部130によって、上記マイク19が音声を検出する音声検出状態のとき、上記音声入力待ちの表示および上記音声検出中の表示がカラー液晶パネル10やLEDランプ141に表示され、上記スピーカ90が音声を出力している音声出力状態のとき、上記発話中の表示がカラー液晶パネル10やLEDランプ141に表示される。したがって、ユーザは、上記音声入力待ちの表示および上記音声検出中の表示と、上記発話中の表示とによって、上記音声検出状態と上記音声出力状態とを容易に区別できる。
また、上記表示制御部130によって、上記照合部160が上記検出音声情報と上記音声情報とを照合しているとき、上記考え中の表示が上記表示部10,141に表示される。したがって、ユーザは、上記考え中の表示によって、照合部160が上記検出音声情報と上記音声情報とを照合していることを容易に判別できる。
また、上記表示制御部130によって、上記音声制御部140の制御によって上記スピーカ90が音声を出力しているとき、上記発話中の表示が上記表示部10,141に表示される。したがって、ユーザは、上記発話中の表示によって、スピーカ90が音声を出力していることを容易に判別できる。
(第2実施形態)
図30は本発明の第2実施形態の加熱調理器の制御ブロック図である。なお、図30において、上記第1実施形態の構成部と同一構成部は、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。また、以下の説明においても、上記第1実施形態の構成部と同一構成部は、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。
上記加熱調理器は、上記第1実施形態の加熱調理器と比べ、制御装置1110を備えている点だけが異なっている。この制御装置1110は、制御装置110とは一部が異なるが、制御装置110と同様に、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる。
また、上記制御装置1110は、スピーカ制御部1140を有している。スピーカ制御部1140も、スピーカ制御部140と同様に、ソフトウェアで構成されている。
この第2実施形態の加熱調理器は、上記第1実施形態の加熱調理器と同様に、被加熱物89を加熱することができる。
図31のカラー液晶パネル10の上記発話中の表示は、ソフトキーである画像G101を含んでいる。この画像G101は、音声をリピートさせるための画像である。上記スピーカ制御部1140は、ユーザが画像G101をタッチして選択すると、スピーカ90が出力している音声を、または、スピーカ90が音声を出力した後には前回出力した音声と同じ音声を、スピーカ90が再度出力するように、スピーカ90を制御するようになっている。
図32は、上記スピーカ制御部1140の制御を説明するためのフローチャートである。この制御は、カラー液晶パネル10が上記画像G101を表示すると、スタートする。
上記制御がスタートすると、まず、ステップS301で、画像G101が選択されたか否かを判定する。このステップS301で、画像G101が選択されていないと判定されると、再び、ステップS301を行う。一方、ステップS301で、画像G101が選択されたと判定されると、次のステップS302に進む。
次に、ステップS302で、制御装置1110は、スピーカ90が発話を終了したか否かを判定する。スピーカ90が発話を終了したと判定すると、次のステップS303に進む一方、発話が終了していないと判定すると、次のステップS304に進む。
次に、ステップS303で、スピーカ制御部1140は、スピーカ90が前回発話した内容と同じ内容を再度発話するように制御する。具体的には、前回、スピーカ90が「マヨネーズや七味をかけてどうぞ」という音声を出力していた場合、スピーカ90が「マヨ
ネーズや七味をかけてどうぞ」という音声を再び出力する。
一方、ステップS304で、スピーカ制御部1140は、スピーカ90が発話中の内容と同じ内容を再度始めから発話するように制御して、ステップS301に戻る。
このように、上記スピーカ制御部1140は、ユーザが画像G101を選択すると、スピーカ90を制御して、スピーカ90が出力している音声を、または、スピーカ90が音声を出力した後には前回出力した音声と同じ音声を、スピーカ90が再度出力する。したがって、ユーザは、スピーカ90が出力した音声の内容を聞き逃したとき、この音声の内容を聞き直すことができる。
上記第2実施形態では、カラー液晶パネル10が、画像G101を表示していたが、画像G101を表示しないようにしてもよい。このようにする場合、スピーカ90に上記リピート出力をさせるための物理キーを操作パネルに設けてもよい。
また、画像G101の選択は、ユーザのタッチで行えるようにしていたが、押ボタン、ロータリースイッチなどで行えるようにしてもよい。また、ユーザが「リピート」や「もう一度言って」等のフレーズを発すると、加熱調理器が音声認識して、上記リピート出力をさせるようにしてもよい。これにより、ユーザは、スピーカ90が出力した音声の内容を聞き逃したとき、この音声の内容を容易に聞き直すことができる。
(第3実施形態)
図33は本発明の第3実施形態の加熱調理器の制御ブロック図である。なお、図33において、上記第1実施形態の構成部と同一構成部は、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。また、以下の説明においても、上記第1実施形態の構成部と同一構成部は、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。
上記加熱調理器は、上記第1実施形態の加熱調理器と比べ、制御装置2110を備えている点だけが異なっている。この制御装置2110は、制御装置110とは一部が異なるが、制御装置110と同様に、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる。
また、上記制御装置2110は、スピーカ制御部2140を有している。このスピーカ制御部2140も、スピーカ制御部140と同様に、ソフトウェアで構成されている。
上記第3実施形態の加熱調理器は、上記第1実施形態の加熱調理器と同様に、被加熱物89を加熱することができる。
図34は、上記スピーカ制御部2140の制御を説明するためのフローチャートである。
上記制御がスタートすると、まず、ステップS401で、制御装置2110は、スピーカ90に音声を出力させる音声があるか否か、具体的には、管理サーバ500から料理の評価等の問合せが来たか否かを判定する。このステップS401で、管理サーバ500から問合せが来ていないと判定されると、再び、ステップS401を行う。一方、ステップS401で、管理サーバ500から問合せが来たと判定されると、次のステップS402に進む。
次に、ステップS402で、表示制御部130がLEDランプ141をピンク色に点灯させ、次のステップS403に進む。
次に、ステップS403で、制御装置2110は、扉センサ39によって扉3が開状態か否かを判定する。このステップS403で、扉3が開状態でないと判定されると、再び、ステップS403を行う。一方、ステップS403で、扉3が開状態であると判定されると、次のステップS404に進む。
次に、ステップS404で、スピーカ制御部2140は、「扉が開いている状態では音声を検出できない」旨の音声をスピーカ90から出力させる。その後、ステップS401に戻る。ここで、上記音声をスピーカ90から出力させるのは、マイク19が扉3の操作パネル9の前面に設けられているため、扉3が開いているとユーザの正面にマイク19が位置しなくなり、音声の検出が困難になるからである。
これにより、例えばスピーカ90に音声を出力させる音声があるときに扉センサ39が扉3の開状態を検出した場合には、扉3が開いていると音声を検出できないことをスピーカ90が出力する。したがって、扉3が開いていると音声を検出できないことを、より確実にユーザに知らせることでき、音声の検出に失敗するのを防ぐことができる。
(第4実施形態)
図35は本発明の第4実施形態の加熱調理器の制御ブロック図である。なお、図35において、上記第1実施形態の構成部と同一構成部は、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。また、以下の説明においても、上記第1実施形態の構成部と同一構成部は、上記第1実施形態の構成部の参照番号と同一参照番号を付している。
上記加熱調理器は、上記第1実施形態の加熱調理器と比べ、制御装置3110を備えている点だけが異なっている。この制御装置3110は、制御装置110とは一部が異なるが、制御装置110と同様に、マイクロコンピュータと入出力回路などからなる。
また、上記制御装置3110は、加熱設定部180を有している。この加熱設定部180は、ソフトウェアで構成されている。加熱設定部180は、マイク19が検出した音声に含まれるマグネトロン4,ヒータ20,および蒸気発生用ヒータ73等の加熱設定情報に基づいて、マグネトロン4,ヒータ20,および蒸気発生用ヒータ73等の加熱モード、加熱時間、または加熱温度のうちの少なくとも1つを設定するようになっている。
上記第4実施形態の加熱調理器は、上記第1実施形態の加熱調理器と同様に、被加熱物89を加熱することができる。
図36は、上記加熱設定部180の設定を説明するためのフローチャートである。
上記制御がスタートすると、まず、ステップS501で、制御装置3110は、「おはなし」キー14が選択されたか否かを判定する。このステップS501で、「おはなし」キー14が選択されていないと判定されると、再び、ステップS501を行う。一方、ステップS501で、「おはなし」キー14が選択されたと判定されると、次のステップS502に進む。
次に、ステップS502で、制御装置3110は、認識した音声が所定の加熱仕様情報、より詳しくは、マイク19が検出した音声に含まれるマグネトロン4,ヒータ20,および蒸気発生用ヒータ73等の加熱設定情報を全て含むか否か判定する。上記加熱設定情報を全て含むと判定すると、次のステップS503に進む一方、上記加熱設定情報を全て含まないと判定すると、次のステップS504に進む。
次に、ステップS503で、スピーカ制御部140は、マイク19が検出した音声に含
まれるマグネトロン4,ヒータ20,および蒸気発生用ヒータ73等の加熱設定情報に基づいて、スピーカ90に音声を出力させる。このとき、表示制御部130は、カラー液晶パネル10に発話中の表示を表示させると共に、LEDランプ141を青色に点灯させる。その後、次のステップS505に進む。上記音声の一例としては、「レンジ、500W、1分」や、「ウォーターオーブン、予熱なし、5分」などがある。
一方、ステップS504で、スピーカ制御部140は、マイク19が検出した音声に含まれないマグネトロン4,ヒータ20,および蒸気発生用ヒータ73等の加熱設定情報を特定する旨の音声をスピーカ90に出力させ、ステップS502に戻る。この音声の一例としては、「加熱時間も教えてね。」がある。
次に、ステップS505で、加熱設定部180は、マグネトロン4,ヒータ20,および蒸気発生用ヒータ73等の加熱モード、加熱時間、または加熱温度を設定する。また、上記表示制御部130は、上記加熱設定情報をカラー液晶パネル10に表示する。
これにより、上記加熱設定部180は、マイク19が検出した音声に含まれるマグネトロン4,ヒータ20,および蒸気発生用ヒータ73等の加熱設定情報に基づいて、マグネトロン4,ヒータ20,および蒸気発生用ヒータ73等の加熱モード、加熱時間、または加熱温度を設定する。このため、ユーザは、加熱調理器100に触れることなく、マグネトロン4,ヒータ20,および蒸気発生用ヒータ73等の加熱モード、加熱時間、または加熱温度を設定できる。したがって、ユーザは、手がふさがっているためにボタンを押せないときや、手が濡れていたり汚れていたりするときでも、上記加熱設定をすることができ、ユーザの操作時の負担を軽減できる。
なお、上記第4実施形態では、制御装置3110は、認識した音声が所定の加熱仕様情報、より詳しくは、マイク19が検出した音声に含まれるマグネトロン4,ヒータ20,および蒸気発生用ヒータ73等の加熱設定情報を全て含むか否か判定させていたが、これに限られない。例えば、制御装置は、マグネトロン4,ヒータ20,および蒸気発生用ヒータ73等の加熱設定情報の少なくとも1つを含むか否か判定し、その後、不足する加熱設定情報を1つずつユーザに問い合わせるようにしてもよい。
また、上記第1〜4実施形態では、表示制御部130は、音声入力待ちの表示や、音声検出中の表示等をカラー液晶パネル10に表示すると共に、LEDランプ141を点灯させていたが、これに限らず、カラー液晶パネル10の表示またはLEDランプ141の点灯のどちらか一方のみであってもよい。
また、上記第1〜4実施形態では、表示制御部130は、音声入力待ちの表示や、音声検出中の表示等をカラー液晶パネル10に表示するときの表示色と、LEDランプ141の点灯色とを同じ色にしていたが、これに限らず、カラー液晶パネル10の表示色とLEDランプ141の点灯色とを異なる色にしてもよい。
また、上記第1〜4実施形態では、スピーカ制御部140,1140,2140等は、ソフトウェアで構成したが、スイッチ、タイマ、比較器、増幅器などのハードウェアで構成してもよい。
本発明の具体的な実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の範囲内で種々変更して実施することができる。例えば、本発明の一実施形態は、上記第1〜4実施形態で記載した内容を適宜組み合わせたものであってもよい。
本発明および実施形態を纏めると、次のようになる。
本発明の加熱調理器は、
被加熱物89を収容する加熱室2と、
表示部10,141と、
音声を検出する音声検出部19と、
音声を出力する音声出力部90と、
上記音声検出部19を起動したり、上記音声出力部90を起動したりする操作部14と、
上記操作部14により上記音声検出部19が音声を検出するとき、第1の表示を表示するように制御し、上記操作部14により上記音声出力部90が音声を出力しているとき、上記第1の表示とは異なる第2の表示を表示するように上記表示部10,141を制御する表示制御部130と
を備える。
上記構成によれば、上記表示制御部130によって、上記音声検出部19が音声を検出する音声検出状態のとき、上記第1の表示が上記表示部10,141に表示され、上記音声出力部90が音声を出力している音声出力状態のとき、上記第2の表示が上記表示部10,141に表示される。したがって、ユーザは、第1の表示と第2の表示とによって、上記音声検出状態と上記音声出力状態とを容易に区別できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
予め定められた音声情報を記憶する記憶部150と、
上記音声検出部19が検出した音声に対応する検出音声情報と、上記記憶部150が記憶している上記音声情報とを照合する照合部160と
を有し、
上記表示制御部130は、上記照合部160が上記検出音声情報と上記音声情報とを照合しているとき、上記第1,第2の表示とは異なる第3の表示を表示するように上記表示部10,141を制御する。
上記実施形態によれば、上記表示制御部130によって、上記照合部160が上記検出音声情報と上記音声情報とを照合しているとき、上記第3の表示が上記表示部10,141に表示される。したがって、ユーザは、上記第3の表示によって、照合部160が上記検出音声情報と上記音声情報とを照合していることを容易に判別できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記音声検出部19が検出した音声に基づいて、上記音声出力部90を制御する音声制御部140を備え、
上記表示制御部130は、上記音声制御部140の制御によって上記音声出力部90が音声を出力しているとき、上記第1,第2の表示とは異なる第4の表示を表示するように上記表示部10,141を制御する。
上記実施形態によれば、上記表示制御部130によって、上記音声制御部140の制御によって上記音声出力部90が音声を出力しているとき、上記第4の表示が上記表示部10,141に表示される。したがって、ユーザは、上記第4の表示によって、音声出力部90が音声を出力していることを容易に判別できる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記表示制御部130は、音声をリピートさせるための画像を表示するように、上記表示部10,141を制御し、ユーザが上記画像を選択すると、上記音声出力部90が出力
している音声を、または、上記音声出力部90が音声を出力した後には前回出力した音声と同じ音声を、上記音声出力部90が再度出力するように、上記音声出力部90を制御する。
上記実施形態によれば、ユーザが上記画像を選択すると、上記音声出力部90が出力している音声を、または、上記音声出力部90が音声を出力した後には前回出力した音声と同じ音声を、上記音声出力部90が再度出力する。したがって、ユーザは、音声出力部90が出力した音声の内容を聞き逃したとき、この音声の内容を聞き直すことができる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記加熱室2の開口部2aを開閉すると共に、前面に上記音声検出部19が設けられた扉3と、
上記扉3の開状態を検出する開状態検出部39と
を備え、
上記開状態検出部39が上記扉3の開状態を検出した場合には、上記扉3が開いていると上記音声検出部19が音声を検出できないことを、上記音声出力部90が出力するように、上記音声出力部90を制御する。
上記実施形態によれば、上記開状態検出部39が上記扉3の開状態を検出した場合には、上記扉3が開いていると上記音声検出部19が音声を検出できないことを、上記音声出力部90が出力する。したがって、上記扉3が開いていると音声を検出できないことを、より確実にユーザに知らせることでき、音声の検出に失敗するのを防ぐことができる。
また、一実施形態の加熱調理器では、
上記加熱室内の被加熱物89を加熱するための加熱部4,20,73と、
上記音声検出部19が検出した音声に含まれる上記加熱部4,20,73の加熱設定情報に基づいて、上記加熱部4,20,73の加熱モード、加熱時間、または加熱温度のうちの少なくとも1つを設定する加熱設定部180とを備える。
上記実施形態によれば、上記加熱設定部180は、上記音声検出部19が検出した音声に含まれる上記加熱部4,20,73の加熱設定情報に基づいて、上記加熱部4,20,73の加熱モード、加熱時間、または加熱温度のうちの少なくとも1つを設定する。したがって、ユーザは、加熱調理器に触れることなく、上記加熱部4,20,73の加熱モード、加熱時間、または加熱温度を設定できる。
2…加熱室
2a…開口部
3…扉
4…マグネトロン
9…操作パネル
10…カラー液晶パネル
14…「おはなし」キー
19…マイク
20…ヒータ
39…扉センサ
73…蒸気発生用ヒータ
90…スピーカ
100…加熱調理器
110,1110,2110,3110…制御装置
120…無線通信モジュール
130…表示制御部
140,1140,2140…スピーカ制御部
141…LEDランプ
150…音声情報記憶部
160…照合部
170…お気に入り調理メニュー記憶部
180…加熱設定部
200…無線アクセスポイント
500…管理サーバ
510…履歴記憶部
520…レシピ情報記憶部
530…調理メニュー評価記憶部
540…通信部

Claims (1)

  1. 被加熱物を収容する加熱室と、
    音声を検出する音声検出部と、
    上記加熱室の開口部を開閉すると共に、前面に上記音声検出部が設けられた扉と、
    上記扉の開状態を検出する開状態検出部と
    を備え、
    上記開状態検出部が上記扉の開状態を検出した場合には、音声を検出しないように上記音声検出部を制御することを特徴とする加熱調理器。
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