JP6708494B2 - 内容物取出し手段付き容器 - Google Patents

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Description

本発明は、内容物取出し手段付き容器に関する。なお、内容物取出し手段とは、吐出器、スポイト、塗布具(マスカラ塗布具など)を含むものとする。
容器体の口頸部に吐出器を装着し、この吐出器の操作により容器体内の内容物(液体など)を吸い上げ、吐出するようにした内容物取出し手段付き容器において、容器体の胴部の一部に覗き窓などの透視部を設け、透視部を介して容器体内の内容物の残量を確認できるようにしたものが知られている(特許文献1図4参照)。
特開2002−362659
前記従来の内容物取出し手段付き容器では、内容物が容器体の内面に付着した場合などに、内容物の量が正しく認識できなくなるおそれがあった。これにより、詰め替え用の容器体や新規の容器を購入するタイミングを逃してしまう問題があった。
本発明の目的は、透視部を設けた胴部の内周面を簡単な操作で拭き取り、内容物の残量を正しく認識できるように構成した内容物取出し手段付き容器を提供することである。
第1の手段は、 下面開口の筒状の胴部8から口頸部16を起立した容器本体4と、
この容器本体4に対して、その下面の開口部12を密に閉塞するように回転可能に取り付けられた回転底20と、
前記容器本体4に収容された内容物の取出し手段70と、
からなり、
前記胴部8の周方向の少なくとも一部に透視部14を設けるとともに、
前記回転底20の周方向の一部から、胴部8の内周面と接する拭き取り部56を有する少なくとも一つの摺接突部44が起立され、
胴部8に対する回転底20の回転により、前記透視部14の形成箇所を含む内周面部分を前記拭き取り部56で拭き取ることが可能に形成した内容物取出し手段付き容器であって
前記摺接突部44は、前記回転底20の外周Pに周方向に並設された一対の剛性柱部46と、これら剛性柱部46の間に挟持された柔軟中間材50とで形成され、
この柔軟中間材50の外端面には拭き取り部56が設けられており、
前記柔軟中間材50の内端面に、当該柔軟中間材の長手方向全長に亘る切割り溝54を縦設させており、
前記切割り溝54の周方向両側には一対の係合手段48、52が設けられており、各係合手段は、柔軟中間材50と剛性柱部46との当接面の一方に係合凹部52を形成するとともに、他方に係合凹部に嵌着する係合凸部48を形成してなる
本手段は、透視部14を少なくとも一部に有する胴部8の内周面を拭き取るための拭き取り部56を、回転底の外周部の一部から起立した摺接突部44に設けることを提案している。これにより胴部8に対する回転底20の回転操作により胴部8の内周面を適切に拭き取り、透視部14を介して胴部8の内容物の残量を適切に確認できる。本発明の構成は内容物の粘性が高い場合や付着性を有する場合に特に有効である。
「摺接突部」は、少なくとも一本設ければよい。
「透視部」は、例えば透視窓とすることができるが、これに限らず内容物の確認に適した適当な形状であれば足りる。例えば胴部に一部分が透明な転写やラベルを貼り付けることで、透視部を形成しても構わないし、胴部縦方向に亘って、長く透視部を形成するビジブルラインのような形状でも構わない。
「胴部8の周方向の少なくとも一部」とあるのは、胴部を含む容器体全体が透視可能な構成を含むものとする。
また本手段では、例えば図2及び図3に示すように、前記摺接突部44を、一対の剛性柱部46と両剛性柱部の間に挟持される柔軟中間材50とで形成している。この柔軟中間材50に前述の拭き取り部56を設けている。この構成により、拭き取り部56を摺接突部44の構成に確実に組み込むことができるとともに、胴部8内周面への拭き取り部56のフィット性が高まる。
さらに本手段では、前記柔軟中間材50の内端面に、当該柔軟中間材の長手方向全長に亘る切割り溝54を縦設している。
また前記切割り溝54の周方向両側には一対の係合手段48、52が設けられており、各係合手段は、柔軟中間材50と剛性柱部46との当接面の一方に係合凹部52を形成するとともに、他方に係合凹部に嵌着する係合凸部48を形成してなる
第2の手段は、第1の手段を有し、かつ
複数の摺接突部44が前記回転底20の外周Pの周方向の2か所以上から相互に離して起立されている。
本手段では、本願図3に示すように前記回転底20の外周Pの周方向の2箇所以上から複数の摺接突部44が起立している。これにより胴部8の内周面全体を拭くのに必要な回転底20の回転量を小さくすることができる。
第3の手段は、第2の手段を有し、かつ
前記複数の摺接突部44の各上端部を連結する補強リング60を形成している。
本手段では、図7及び図8に示すように複数の摺接突部44の各上端部を連結する補強リング60を形成している。これにより摺接突部44の強度が高まり、かつ動きが安定する。
の手段は、第1の手段から第の手段のいずれかを有し、かつ前記容器の口頸部16に内容物取出し手段としての吐出器70を装着してなる。
本手段は、前記内容物取出し手段付き容器において内容物取出し手段としての吐出器を組み込んだ態様としている。
第1の手段又は第の手段に係る発明によれば、胴部8に対する回転底20の回転により、回転底20の周方向の一部から起立された摺接突部44の拭き取り部56で胴部8の内周面を拭き取ることができるから、透視部14からの液位の透視を確実に行うことができる。
また摺接突部44は、一対の剛性柱部46の間に柔軟中間材50を挟持させたから、摺接突部44全体としての剛性を確保することができ、前記柔軟中間材50が拭き取り部56を有するから、胴部8内周面に適切にフィットすることができる。
第2の手段に係る発明によれば、複数の摺接突部44が回転底の周方向の2か所以上からそれぞれ起立されているから、透視部14を拭き取るために必要な回転底20の回転の程度を小さくできる。
第3の手段に係る発明によれば、複数の摺接突部44の各上端部を連結する補強リング60を形成したから、摺接突部44の剛性が向上する。
本発明の第1実施形態に係る内容物取出し手段付き容器の縦断面図である。 図1の容器のII−II方向の横断面図である。 図1の容器の主要部材の正面図である。 図3の主要部材の平面図である。 図3の主要部材の側面図である。 図1の容器の作用説明図であり、同図(A)は回転底の操作を始める前の横断面形状を、また同図(B)は回転底の操作を始めた後の横断面形状をそれぞれ示している。 本発明の第2実施形態に係る内容物取出し手段付き容器の縦断面図である。 図7の内容物取出し手段付き容器の主要部材の正面図である。 図8の主要部材の平面図である。
図1から図6は、本発明の第1実施形態に係る内容物取出し手段付き容器(吐出容器)を示している。
この吐出容器は、容器体2と吐出器70とオーバーキャップ84とで構成されている。これら各部材や、例えば合成樹脂材や金属で形成することができる。
容器体2は、容器本体4と回転底20と装着部材64とを有する。
前記容器本体4は、下端に開口部12を有する円筒状の胴部8を有し、この胴部8の上端部から肩部6を介して口頸部16を起立している。
前記胴部8は、その一部を外部から容器体2内部を透視可能な透視部14とするとともに、残りの部分を透視不可能に形成している。図示の胴部8は、透明な周壁の表面に透視部14を形成する箇所を除いてコーティング10を施している。これらの構成は適宜変更することができる。例えば従来公知のビジブルライン(周壁の一部の光線透過率を隣接部分より高くし、この一部を縦方向に長く形成した構造)とすることができる。
図示の透視部14は、胴部の下部から上部に亘って縦長の覗き窓に形成している。しかしながら、透視部14の形状も適宜変更することができる。また透視部14に目盛などを形成してもよい。
また好適な図示例では、胴部8の下端部を小外径部8aに形成している。また前記肩部6の下面からは環状でありかつ前記胴部8と同心状の案内筒部6aを垂下している。
本実施例は、透明な周壁の表面に透視部を除いてコーティングを施した容器体として、説明を行ったが、コーティングに代えて、透視部として一部分を透明に形成した転写箔やシュリンクラベルによって覆われた容器体を用いることもできる。
また、前述した通り、胴部を含む容器全体が透視可能に形成された透明な容器体であっても良い。
前記回転底20は、前記容器本体4に対してその開口部12を密に閉塞するように回転自在に取り付けられ、かつ回転底20の外周Pの周方向の一部から容器本体4内へ摺接突部44を起立してなる。
本実施形態の回転底20は、操作部材22と底本体28とで構成されている。
前記操作部材22は、容器体の胴部下面に回転可能に取り付けられた操作部であり、かつ回転操作による回転力を底本体28に伝達する機能を有する。これらの機能を果たす限り、操作部材22の構造は適宜変更することができる。
本実施形態の操作部材22は、円板状の端板24の外周部から外周壁26Aを、内周部から内周壁26Bをそれぞれ2重筒状に起立してなる。そして前記外周壁26Aを前記胴部8の小外径部8aに回転自在に嵌合している。外周壁26Aの内面と小外径部8aの外面との一方には、抜止め用の係止リブ27を、他方には係止リブと嵌合する嵌合溝をそれぞれ形成することが望ましい。また前記外周壁26Aの外面は滑り止め面Nに形成している。
底本体28は、操作部材22と連動して回転可能に胴部8内に取り付けられており、かつ前述の摺接突部44を有する。
本実施形態の底本体28は、図3に示す如く、底板30の外周端から起立周壁36を起立するとともに、底板の中心部を有底の陥没筒部32に形成している。
この陥没筒部32の外面には複数の当接リブ34が付設されている。陥没筒部32は前記内周壁26B内に挿入されている。この挿入の際に前記当接リブ34は、内周壁26B内面に圧接され、操作部材22の回転により底本体28の回転することが可能に形成されている。
図示例では、前記中心部を除く底板部分が中心側へ下がる傾斜面に形成されており、内容液が残り少なくなったときに液体が前記陥没筒部32の内部へ集まる集液機能を果たすように設けている。
前記起立周壁36の外周面には環状溝38が周設されており、この環状溝38内にOリング40が嵌合されている。起立周壁36は、胴部8の下部内に挿入され、かつ前記Oリング40が胴部8の下部内周面に密にかつ摺動自在に当接されている。
前記起立周壁36の上端からは、前記肩部6側へ長く延びる摺接突部44を起立している。この摺接突部44は、上端側に係合端部44aを有している。この係合端部44aは、前記案内筒部6aの外面に摺動可能に当接している。
前記摺接突部44の外端面には、拭き取り部56が設けられている。この拭き取り部56は、摺接突部44の長手方向の少なくとも一部、図示例では長手方向全長に亘って形成されており、胴部8に対して回転底20を回転させたときに、胴部8の内周面を拭き取るようにしている。
このとき摺接突部44の係合端部44aが案内筒部6aにより案内されているので、胴部8内周面に対する拭き取り部56の触れ具合が均一になる。従って胴部8の内周面全体を均等に拭き取ることができる。
摺接突部44は、図2に示す如く、回転底の外周Pの少なくとも一箇所に設ければよいが、好ましくは等角的に複数(図示例では2個)の摺接突部44を設けることができる。
好適な一実施形態として、前記摺接突部44は、図4に示す如く、一対の剛性柱部46の間に柔軟中間材50を挟持させてなるものとすることができる。
前記剛性柱部46は、図5に示す如く、回転底の周方向に一定間隔を存して並設された柱状の部位であり、前記柔軟中間材50を周方向にずれないように支えている。また図示例では各剛性柱部46の上端に前記係合端部44aを付設している。
前記柔軟中間材50は、例えばエラストマーなどの柔らかい材料で形成された長尺部材である。一対の剛性柱部46に挟持された柔軟中間材の外端面には、横断面凸状の拭き取り部56が縦設されている。これにより、胴部8の上下方向ほぼ全長に亘って胴部8の内周面に十分な圧接力を以てフィットするように設けられている。
前記柔軟中間材50と剛性柱部46との当接面の一方には、係合凹部52を、他方には、係合凹部に嵌着する係合凸部48をそれぞれ形成している(図2参照)。これら係合凹部52と係合凸部48とで形成する係合手段により、剛性柱部46からの柔軟中間材50の抜け出しを防止できる。
前記一対の剛性柱部46に挟持された柔軟中間材50の内端面には、その長手方向全長に亘る切割り溝54を縦設している。これにより、剛性柱部46の間への柔軟中間材50の嵌め込みを容易にしている。
図示例では、前記切割り溝54の周方向の両側に一対の係合手段を形成している。
装着部材64は、前記口頸部16の外面に下半部を嵌合(図示例では螺合)された装着筒部66を有する。この装着筒部66の中間部からは内向きフランジ67が内方突出されている。また装着筒部66の上端からは、外下方へ把持筒部68が垂設されている。前記装着筒部66の上半部は、後述の吐出ヘッド80のガイド筒を兼ねている。
吐出器70は、従来公知のものであり、前記容器体2の口頸部16に装着されたポンプシリンダ72を有する。ポンプシリンダ72の上端に鍔部74が付設されており、この鍔部をパッキンとともに、前記口頸部16と装着部材64の内向きフランジ67との間に挟持させて、ポンプシリンダ72を容器体内に垂設されている。
ポンプシリンダ72の下端からは吸い上げ管73を垂下しており、この吸い上げ管73の下端部は前記陥没筒部32内に挿入されている。
前記ポンプシリンダ72内には、ステム76に設けられた筒状ピストン(図示せず)が上方付勢状態で昇降自在に嵌合されており、前記ステム76の上端には吐出ヘッド80が付設されている。
そしてポンプシリンダ72に対して吐出ヘッド80を昇降させると、容器体2内の液体を第1逆止弁を介してポンプシリンダ72内へ吸込み、かつポンプシリンダ72内の液体を第2逆止弁を介して吐出ヘッド80のノズル82より外方へ吐出するように構成されている。
なお本実施例では、吐出器をポンプシリンダを有するポンプ(ディスペンサ)として説明したが、吐出器は内容物を吐出可能であれば、ポンプに限られない。また、吐出器以外の内容物取出し手段、例えば前述の塗布具(ハケやブラシなど)やスポイトを用いても構わない。
オーバーキャップ84は、その下部を把持筒部68の外面に嵌合させている。
前記構成において、容器体2の内容物が透視部14の内面に付着して、内部が透視しにくくなったときには、胴部8を把持するとともに、胴部8に対して操作部材22を回せばよい。
そうすると、図6(A)の状態から摺接突部44の拭き取り部56が胴部8の内周面に沿って摺動し、内周面に付いた付着物Sを図6(B)に示すように拭き取る。
これにより、透視部14を介して内部を適切に透視することができ、容器体内の液体の残量を確認できる。従って、詰め替え用の容器や新規容器を購入するタイミングを逃すことがない。
拭き取り部56により胴部8内周面から拭き取られた内容物の塊はある程度の大きさになると、自重によって落下し、容器体2の底部に残っている液体に溶け込む。これにより、胴部8の内周面に付着した内容物を、吐出器70により吐出することが可能となり、内容物の残量を減らすことが可能になる。
以下、本発明の他の実施形態を説明する。これらの説明において第1実施形態と同じ構成については解説を省略する。
図7から図9は、本発明の第2実施形態に係る吐出容器を示している。本実施形態は、回転底20の操作部及び摺接突部44の形状を変更したものである。
まず回転底20は、第1実施形態における操作部材を省略し、本願にいう起立周壁36の下端から脚筒部42を垂下している。脚筒部42の上半筒部42bは下半筒部42aよりも小外径であり、この上半筒部42bに胴部8の下端部を回転自在に嵌合している。胴部8の下端部内周面には、脚筒部抜止め用の係止リブ27を設けている。脚筒部42の下半筒部42aは、操作筒として把持し、胴部8に対して回転底20を回転させることができる。この構成により、第1実施形態に比べて部材数を少なくすることができる。
また本実施形態では、複数(図示例では2個)の摺接突部44の各上端部を連結する補強リング60を設けている。
これにより、摺接突部44全体の強度が向上し、例えば胴部8に組み付ける前の図8の状態で図示の部材が他物に当たって摺接突部44が折れることを防止できる。
また胴部8内に組み付けられた状態においては、相互に連結された摺接突部44全体で胴部8内周面との摩擦力に対抗できるから、一本の摺接突部44に過剰な力が作用してダメージを与えることを防止できる。
なお、本発明の技術的範囲は、前記の実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において、種々の変更を加えることができる。
2…容器体 4…容器本体 6…肩部 6a…案内筒部 8…胴部 8a…小外径部
10…コーティング 12…開口部 14…透視部 16…口頸部
20…回転底 22…操作部材 24…端板 26A…外周壁 26B…内周壁
27…係止リブ
28…底本体 30…底板 32…陥没筒部 34…当接リブ 36…起立周壁
38…環状溝 40…Oリング 42…脚筒部 42a…下半筒部 42b…上半筒部
44…摺接突部 44a…係合端部 46…剛性柱部 48…係合凸部
50…柔軟中間材 52…係合凹部 54…切割り溝 56…拭き取り部
60…補強リング
64…装着部材 66…装着筒部 67… 内向きフランジ 68…把持筒部
70…吐出器(内容物取出し手段) 72…ポンプシリンダ 73…吸い上げ管
74…鍔部 76…ステム
80…吐出ヘッド 82…ノズル 84…オーバーキャップ
N…滑り止め面 P…外周 S…付着物

Claims (4)

  1. 下面開口の筒状の胴部(8)から口頸部(16)を起立した容器本体(4)と、
    この容器本体(4)に対して、その下面の開口部(12)を密に閉塞するように回転可能に取り付けられた回転底(20)と、
    前記容器本体(4)に収容された内容物の取出し手段(70)と、
    からなり、
    前記胴部(8)の周方向の少なくとも一部に透視部(14)を設けるとともに、
    前記回転底(20)の周方向の一部から、胴部(8)の内周面と接する拭き取り部(56)を有する少なくとも一つの摺接突部(44)が起立され、
    胴部(8)に対する回転底(20)の回転により、前記透視部(14)の形成箇所を含む内周面部分を前記拭き取り部(56)で拭き取ることが可能に形成した内容物取出し手段付き容器であって
    前記摺接突部(44)は、前記回転底(20)の外周(P)に周方向に並設された一対の剛性柱部(46)と、これら剛性柱部(46)の間に挟持された柔軟中間材(50)とで形成され、
    この柔軟中間材(50)の外端面には拭き取り部(56)が設けられており、
    前記柔軟中間材(50)の内端面に、当該柔軟中間材の長手方向全長に亘る切割り溝(54)を縦設させており、
    前記切割り溝(54)の周方向両側には一対の係合手段(48、52)が設けられており、各係合手段は、柔軟中間材(50)と剛性柱部(46)との当接面の一方に係合凹部(52)を形成するとともに、他方に係合凹部に嵌着する係合凸部(48)を形成してなることを特徴とする、内容物取出し手段付き容器。
  2. 複数の摺接突部(44)が前記回転底(20)の外周(P)の周方向の2か所以上から相互に離して起立されていることを特徴とする、請求項1に記載の内容物取出し手段付き容器。
  3. 前記複数の摺接突部(44)の各上端部を連結する補強リング(60)を形成したことを特徴とする、請求項2に記載の内容物取出し手段付き容器。
  4. 前記容器体()の口頸部(16)に内容物取出し手段としての吐出器(70)を装着してなる請求項1から請求項のいずれかに記載の内容物取出し手段付き容器。
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