JP6706075B2 - コントロールセンタ - Google Patents

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Description

実施例はコントロールセンタに関する。
コントロールセンタには変流器を備えたものがある。この変流器は単位装置の主回路に流れる主回路電流を検出するものであり、電磁接触器および地絡電流検出器間に配置されている。
特開平10−210612号公報
上記従来のコントロールセンタの場合には負荷の容量によっては変流器が大きさの点で電磁接触器および地絡電流検出器間に収まらないことがあった。
請求項1に記載のコントロールセンタは、R相とS相とT相の三相の電源母線が収納された箱体と、前記箱体内に収納された収納状態および前記箱体内から取出された取出し状態間で操作可能にされたものであって当該収納状態で前記電源母線に接続される主回路および当該主回路に接続された主回路側断路器を有する単位装置と、前記箱体内に設けられたものであって前記単位装置の収納状態で前記主回路側断路器が接続されると共に前記単位装置の取出し状態で前記主回路側断路器の接続が解除される負荷側断路器と、前記主回路側断路器に設けられ、三相それぞれの前記電源母線に接続されるR相とS相とT相の三相の端子と、を備え、前記主回路側断路器には、円環状の磁気コアにコイルを巻回してなるものであり、三相の前記端子を内周部に取囲むようにして構成され、前記主回路に流れる主回路電流を検出するための変流器がそれぞれの前記端子に対して2つずつ取付けられており、それぞれの前記端子に取付けられた2つの前記変流器のうちの一方の変流器の有効及び無効を切り替え可能なスイッチを備えるところに特徴を有する。
請求項2に記載のコントロールセンタは、電源母線が収納された箱体と、前記箱体内に収納された収納状態および前記箱体内から取出された取出し状態間で操作可能にされたものであって当該収納状態で、R相とS相とT相の三相の前記電源母線に接続される主回路を支持するベース部材と、前記ベース部材に設けられたものであって前記主回路に接続された主回路側端子および当該主回路側端子を突出状態で支持する端子台を有する主回路側断路器と、前記箱体内に設けられたものであって前記ベース部材の収納状態で前記主回路側端子が接続されると共に前記ベース部材の取出し状態で前記主回路側端子の接続が解除される負荷側端子を有する負荷側断路器と、前記主回路側断路器に設けられ、三相それぞれの前記電源母線に接続されるR相とS相とT相の三相の端子と、円環状の磁気コアにコイルを巻回してなるものであり、三相の前記端子を内周部に取囲むようにして構成され、前記主回路に流れる主回路電流を検出するためそれぞれの前記端子に対して2つずつ設けられた変流器および当該変流器が収納された変流器台を有するものであって当該変流器台が前記端子台に取付けられた変流器ユニットを備え、前記変流器台には前記変流器の内周部に位置するものであって前記主回路側端子の突出部分が挿入された端子挿入口が設けられており、それぞれの前記端子に取付けられた前記2つの変流器のうちの一方の変流器の有効及び無効を切り替え可能なスイッチを備えるところに特徴を有する。
実施例1を示す図(コントロールセンタの外観を示す図) 負荷側断路器の外観を示す図 単位ユニットの外観を収納状態で示す図 主回路の電気的な構成を示す図 主回路側断路器および変流器ユニットの外観を示す図 変流器ユニットの電気的な構成を示す図 実施例2を示す図(主回路側断路器と変流器ユニットと増設ユニットの外観を示す図) 変流器ユニットおよび増設ユニットの電気的な構成を示す図 変流器ユニットの外観を単独での使用状態で示す図 実施例3を示す図(主回路側断路器および変流器ユニットの外観を示す図) 変流器ユニットの電気的な構成を示す図 実施例4を示す図10相当図 図11相当図
図1の箱体1は前面が開口するものであり、箱体1内の上端部にはR相とS相とT相の三相の水平母線2が固定されている。これら三相の水平母線2は三相の交流電源に接続されたものであり、箱体1内の後端部に配置されている。これら三相の水平母線2のそれぞれには垂直母線3の上端部が接続されている。これら三相の垂直母線3のそれぞれは水平母線2から下へ延びるものであり、水平母線2を介して交流電源に接続されている。これら三相の垂直母線3のそれぞれは電源母線に相当する。
箱体1内には、図1に示すように、前後方向の中央部に位置して仕切板4が固定されている。この仕切板4は箱体1の後板に前から隙間を介して対向するものであり、三相の水平母線2および三相の垂直母線3を前から覆っている。この箱体1内には複数の棚板5が固定されている。これら複数の棚板5のそれぞれは仕切板4の前に配置されたものであり、箱体1内には上下方向に対向する2枚の棚板5間に位置してユニット室6が形成されている。これら複数のユニット室6のそれぞれは仕切板4を後板とするものであり、前面が開口している。
箱体1には、図1に示すように、複数のユニット扉8が装着されている。これら複数のユニット扉8のそれぞれは左端部の垂直な軸を中心に閉鎖状態および開放状態間で回転可能にされたものであり、閉鎖状態でユニット室6の前面を閉鎖すると共に開放状態でユニット室6の前面を開放する。これら複数のユニット室6のそれぞれは3つの接続口7を有している。これら複数の接続口7のそれぞれは仕切板4に形成されたものであり、三相の垂直母線3のそれぞれは接続口7の後に配置されている。
箱体1内には、図1に示すように、複数の負荷側断路器9が固定されている。これら複数の負荷側断路器9のそれぞれはユニット室6の右側に配置されたものであり、図2に示すように、負荷側断路器ケース10および三相の雌側端子11を有している。これら複数の負荷側断路器ケース10のそれぞれは絶縁性の合成樹脂を材料とするものであり、三相の雌側端子11は負荷側断路器ケース10に上下方向に並べて装着されている。これら三相の雌側端子11のそれぞれは前から見て「く」字状をなす2つの接触片および両接触片間を連結する垂直な連結片を有している。これら三相の雌側端子11のそれぞれはバネ弾性を有するものであり、配線を介して電動機等の負荷12(図4参照)に接続されている。これら三相の雌側端子11のそれぞれは負荷側端子に相当する。
複数のユニット室6内のそれぞれには、図3に示すように、単位ユニット13が収納されている。これら複数の単位ユニット13のそれぞれはユニット扉8の開放状態でユニット室6の前面を通して外部へ取出し可能にされたものであり、ユニット扉8の開放状態でユニット室6の前面を通して内部へ収納可能にされている。これら複数の単位ユニット13のそれぞれは単位装置に相当するものであり、ユニット室6内に収納された収納状態およびユニット室6内から取出された取出し状態間で操作可能にされている。以下、単位ユニット13について説明する。
図3のフレーム14は横長な直方体形状をなすものであり、底面が底板15で塞がれ、後面が後板16で塞がれている。このフレーム14はベース部材に相当するものであり、図4に示すように、フレーム14には主回路17が装着されている。この主回路17は三相の電源線18と三相の配線用遮断器19と三相の電磁接触器20を有している。これら三相の配線用遮断器19および三相の電磁接触器20は負荷12を電気的な異常状態から保護するものであり、三相の電源線18に介在されている。
三相の電源線18には三相の電源グリップが接続されている。この三相の電源グリップはフレーム14の後板16から後へ突出するものであり、単位ユニット13の収納状態で仕切板4の3つの接続口7を通して三相の垂直母線3に接続され、単位ユニット13の取出し状態で三相の垂直母線3から取外される。
フレーム14には、図3に示すように、主回路側断路器21が固定されている。この主回路側断路器21はフレーム14内の右後隅部に配置されたものであり、図5に示すように、主回路側断路器ケース22および三相の雄側端子23を有している。主回路側断路器ケース22は絶縁性の合成樹脂を材料とするものであり、直方体形状をなしている。
三相の雄側端子23のそれぞれは、図5に示すように、水平な板状をなすものであり、主回路側断路器ケース22に固定されている。これら三相の雄側端子23のそれぞれは主回路側断路器ケース22内を左右方向へ貫通するものであり、左端部が主回路側断路器ケース22の左側面から左側へ突出し、右端部が主回路側断路器ケース22の右側面から突出している。これら三相の雄側端子23のそれぞれは主回路側端子に相当し、主回路側断路器ケース22は端子台に相当する。
三相の雄側端子23のそれぞれは単位ユニット13が取出し状態から収納状態に操作されることに応じて雌側端子11の両接触片間に前から嵌合するものであり、両接触片間に嵌合することに応じて雌側端子11に電気的に接続される。これら三相の雄側端子23のそれぞれは単位ユニット13が収納状態から取出し状態に操作されることに応じて雌側端子11の両接触片間から前へ外れるものであり、両接触片間から外れることに応じて雌側端子11から電気的に遮断される。
主回路側断路器21には、図5に示すように、変流器ユニット24が装着されている。この変流器ユニット24は直方体形状の変流器ケース25を有するものであり、変流器ケース25を主回路側断路器ケース22にネジ止めすることで主回路側断路器21に一体化されている。この変流器ケース25は絶縁性の合成樹脂を材料とするものであり、変流器台に相当する。この変流器ケース25には3相のネジ端子26が装着されており、3相のネジ端子26のそれぞれには主回路17の電源線18が接続されている。
変流器ケース25には、図5に示すように、上下方向に並ぶ3つの端子挿入口27が形成されている。これら3つの端子挿入口27のそれぞれは変流器ケース25を左右方向に貫通するものであり、3つの端子挿入口27内のそれぞれには主回路側断路器21の雄側端子23が挿入されている。これら三相の雄側端子23のそれぞれは変流器ケース25内で電源線18に配線を介して接続されており、負荷12は単位ユニット13の収納状態で三相の雌側端子11と三相の雄側端子23と三相の電源線18と三相の電源グリップと三相の垂直母線3と三相の水平母線2を介して三相の交流電源に接続され、単位ユニット13の取外し状態で三相の交流電源から遮断される。
変流器ケース25内には、図5に示すように、2つのR相変流器28と2つのS相変流器29と2つのT相変流器30が埋設されている。これら2つのR相変流器28〜2つのT相変流器30のそれぞれは円環状の磁気コアにコイルを巻回してなるものであり、変流器に相当する。2つのR相変流器28のそれぞれは内周部に上段の端子挿入口27が配置されたものであり、上段の雄側端子23を取囲んでいる。2つのS相変流器29のそれぞれは内周部に中段の端子挿入口27が配置されたものであり、中段の雄側端子23を取囲んでいる。2つのT相変流器30のそれぞれは内周部に下段の端子挿入口27が配置されたものであり、下段の雄側端子23を取囲んでいる。
図6のR相巻き数切換えスイッチ31とS相巻き数切換えスイッチ32とT相巻き数切換えスイッチ33は変流器ケース25内に収納されたものであり、スイッチに相当する。これらR相巻き数切換えスイッチ31〜T相巻き数切換えスイッチ33のそれぞれは接点34と接点35と接点36を有するものであり、「接点35および接点36がオンされて接点34がオフされた高負荷状態」および「接点34がオンされて接点35および接点36がオフされた通常負荷状態」間で切換えられる。
2つのR相変流器28は、図6に示すように、R相巻き数切換えスイッチ31の高負荷状態で有効化されるものであり、R相巻き数切換えスイッチ31の通常負荷状態では1つのR相変流器28のみが有効化される。2つのS相変流器29はS相巻き数切換えスイッチ32の高負荷状態で有効化されるものであり、S相巻き数切換えスイッチ32の通常負荷状態では1つのS相変流器29のみが有効化される。2つのT相変流器30はT相巻き数切換えスイッチ33の高負荷状態で有効化されるものであり、T相巻き数切換えスイッチ33の通常負荷状態では1つのT相変流器30のみが有効化される。
変流器ケース25には、図5に示すように、巻き数切換えノブ37が装着されている。この巻き数切換えノブ37はHポジションおよびHポジションに比べて右側のNポジション間で左右方向へ移動可能にされたものであり、作業者がユニット扉8の開放状態で前からフレーム14内に手指を挿入することで操作可能にされている。この巻き数切換えノブ37は変流器ケース25内でR相巻き数切換えスイッチ31〜T相巻き数切換えスイッチ33に機械的に連結されたものであり、R相巻き数切換えスイッチ31〜T相巻き数切換えスイッチ33のそれぞれは巻き数切換えノブ37のHポジションで一斉に高負荷状態となり、巻き数切換えノブ37のNポジションで一斉に通常負荷状態となる。
図6の相切換えスイッチ38は変流器ケース25内に収納されたものである。この相切換えスイッチ38は接点39と接点40と接点41を有するものであり、「接点39がオンされて接点40および接点41がオフされたR状態」と「接点40がオンされて接点39および接点41がオフされたS状態」と「接点41がオンされて接点39および接点40がオフされたT状態」間で切換えられる。
変流器ケース25には、図5に示すように、相切換えノブ42が装着されている。この相切換えノブ42はRポジションとRポジションに比べて右側のSポジションとSポジションに比べて右側のTポジション間で左右方向へ移動可能にされたものであり、作業者がユニット扉8の開放状態で前からフレーム14内に手指を挿入することで操作可能にされている。この相切換えノブ42は変流器ケース25内で相切換えスイッチ38に機械的に連結されたものであり、相切換えスイッチ38は相切換えノブ42のRポジションでR状態となり、相切換えノブ42のSポジションでS状態となり、相切換えノブ42のTポジションでT状態となる。
変流器ケース25には、図5に示すように、2つのネジ端子43が装着されている。これら両ネジ端子43のそれぞれには信号線44が接続されており、図6に示すように、両信号線44間には相切換えスイッチ38とR相巻き数切換えスイッチ31とS相巻き数切換えスイッチ32とT相巻き数切換えスイッチ33を介して2つのR相変流器28と2つのS相変流器29と2つのT相変流器30が接続されている。
フレーム14には、図3に示すように、制御回路45が固定されている。この制御回路45には、図4に示すように、両信号線44が接続されており、制御回路45は両信号線44からの電流信号に応じて主回路電流の大きさを検出する。この主回路電流は主回路17に流れる電流を称するものであり、下記[1]〜[6]に示すように、制御回路45は巻き数切換えノブ37および相切換えノブ42のそれぞれのポジションに応じた態様で電流信号を検出する。
[1]巻き数切換えノブ37のHポジションおよび相切換えノブ42のRポジションでは2つのR相変流器28が有効化され、制御回路45がR相の電流信号を高巻き数比で検出する。
[2]巻き数切換えノブ37のNポジションおよび相切換えノブ42のRポジションでは1つのR相変流器28が有効化され、制御回路45がR相の電流信号を通常巻き数比で検出する。
[3]巻き数切換えノブ37のHポジションおよび相切換えノブ42のSポジションでは2つのS相変流器29が有効化され、制御回路45がS相の電流信号を高巻き数比で検出する。
[4]巻き数切換えノブ37のNポジションおよび相切換えノブ42のSポジションでは1つのS相変流器29が有効化され、制御回路45がS相の電流信号を通常巻き数比で検出する。
[5]巻き数切換えノブ37のHポジションおよび相切換えノブ42のTポジションでは2つのT相変流器30が有効化され、制御回路45がT相の電流信号を高巻き数比で検出する。
[6]巻き数切換えノブ37のNポジションおよび相切換えノブ42のTポジションでは1つのT相変流器30が有効化され、制御回路45がT相の電流信号を通常巻き数比で検出する。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
主回路側断路器21にR相変流器28〜T相変流器30を取付けた。従って、容量が大きな負荷12に応じた大形のR相変流器28〜T相変流器30であっても主回路側断路器21の左側の空いたスペース内に収納することが可能になるので、単位ユニット13を大きなものに変更する必要がなくなる。
変流器ケース25に端子挿入口27を設け、主回路側断路器ケース22から雄側端子23を突出させた。従って、主回路側断路器ケース22に変流器ケース25を取付けることに応じて雄側端子23がR相変流器28の内周部に挿入されるので、R相変流器28の取付け作業が簡単になる。これはS相変流器29およびT相変流器30についても同様である。
2つのR相変流器28をR相巻き数切換えスイッチ31に接続した。従って、R相巻き数切換えスイッチ31を通常負荷状態および高負荷状態間で切換えることに応じて1つのR相変流器28または2つのR相変流器28を有効化することができるので、単位ユニット13の大きさを変更することなく様々な容量の負荷12に対応することが可能になる。
主回路側断路器21には、図7に示すように、変流器ユニット51が装着されている。この変流器ユニット51は単位ユニット13のフレーム14内に配置されたものであり、絶縁性の合成樹脂を材料とする変流器ケース52を有している。この変流器ケース52は主回路側断路器ケース22にネジ止めされたものであり、上下方向に並ぶ3つの端子挿入口53を有している。この変流器ケース52は変流器台に相当するものであり、3つの端子挿入口53のそれぞれは変流器ケース52を左右方向に貫通している。
変流器ユニット51には、図7に示すように、増設ユニット54が装着されている。この増設ユニット54は単位ユニット13のフレーム14内に配置されたものであり、絶縁性の合成樹脂を材料とする増設ケース55を有している。この増設ケース55は変流器ケース52にネジ止めされたものであり、上下方向に並ぶ3つの端子挿入口56を有している。これら3つの端子挿入口56のそれぞれは増設ケース55を左右方向に貫通するものであり、増設ケース55の上段と中段と下段のそれぞれの端子挿入口56は変流器ケース52の同段の端子挿入口53内に繋がっている。
変流器ケース52の上段の端子挿入口53内および増設ケース55の上段の端子挿入口56内には、図7に示すように、主回路側断路器21の上段の雄側端子23が挿入されており、変流器ケース52の中段の端子挿入口53内および増設ケース55の中段の端子挿入口56内には主回路側断路器21の中段の雄側端子23が挿入され、変流器ケース52の下段の端子挿入口53内および増設ケース55の下段の端子挿入口56内には主回路側断路器21の下段の雄側端子23が挿入されている。
変流器ケース52および増設ケース55のそれぞれには、図7に示すように、3相のネジ端子26が装着されており、増設ケース55の3相のネジ端子26のそれぞれには主回路17の電源線18が接続されている。これら三相の電源線18のそれぞれは増設ケース55内で雄側端子23に配線を介して接続されており、単位ユニット13の収納状態では三相の電源線18が主回路側断路器21および負荷側断路器9を介して負荷12に接続され、単位ユニット13の取外し状態では三相の電源線18が負荷12から遮断される。
変流器ケース52内には、図7に示すように、三相の変流器57が埋設されている。これら三相の変流器57のそれぞれは円環状の磁気コアにコイルを巻回してなるものであり、変流器ケース52の3つの端子挿入口53のそれぞれは変流器57の内周部に配置されている。これら三相の変流器57のそれぞれは雄側端子23を取囲むものであり、図8に示すように、相切換えスイッチ58に接続されている。この相切換えスイッチ58はR接点59とS接点60とT接点61を有するものであり、図7に示すように、R接点59〜T接点61は相切換えノブ62に機械的に連結されている。
相切換えノブ62は、図7に示すように、変流器ケース52に装着されたものであり、作業者がユニット扉8の開放状態で単位ユニット13内に手指を挿入することに応じてRポジションとRポジションに比べて右側のSポジションとSポジションに比べて右側のTポジション間で操作可能にされている。この相切換えノブ62のRポジションでは、図8に示すように、相切換えスイッチ58のR接点59がオンされることでR相の変圧器57が有効化され、SポジションではS接点60がオンされることでS相の変圧器57が有効化され、TポジションではT接点61がオンされることでT相の変圧器57が有効化される。
増設ケース55内には、図7に示すように、三相の変流器63が埋設されている。これら三相の変流器63のそれぞれは円環状の磁気コアにコイルを巻回してなるものであり、増設ケース55の3つの端子挿入口56のそれぞれは変流器63の内周部に配置されている。これら三相の変流器63のそれぞれは雄側端子23を取囲むものであり、図8に示すように、相切換えスイッチ64に接続されている。この相切換えスイッチ64はR接点65とS接点66とT接点67を有するものであり、図7に示すように、R接点65〜T接点67は相切換えノブ68に機械的に連結されている。
相切換えノブ68は、図7に示すように、増設ケース55に装着されたものであり、作業者がユニット扉8の開放状態で単位ユニット13内に手指を挿入することに応じてRポジションとRポジションに比べて右側のSポジションとSポジションに比べて右側のTポジション間で操作可能にされている。この相切換えノブ68は、図8に示すように、RポジションでR接点65をオンすることに応じてR相の変流器63を有効化するものであり、SポジションではS接点66をオンすることに応じてS相の変流器63を有効化し、TポジションではT接点67をオンすることに応じてT相の変流器63を有効化する。
変流器ケース52および増設ケース55のそれぞれには、図7に示すように、2つのネジ端子43が装着されている。これら変流器ケース52の1つのネジ端子43および増設ケース55の1つのネジ端子43間には配線68が接続されており、変流器ケース52の三相の変流器57および増設ケース55の三相の変流器63間は、図8に示すように、配線68を介して直列に接続されている。
変流器ケース52の残りのネジ端子43および増設ケース55の残りのネジ端子43のそれぞれには、図8に示すように、信号線44が接続されている。これら両信号線44は制御回路45に接続されており、制御回路45は変流器ユニット51の相切換えノブ62および増設ユニット54の相切換えノブ68のそれぞれのポジションに応じた主回路電流を両信号線44を介して検出する。
増設ユニット54は負荷12の容量が大きい場合に使用されるものであり、負荷12の容量が通常である場合には、図9に示すように、変流器ユニット51を単独で使用する。この場合には変流器ユニット51の三相のネジ端子26のそれぞれに電源線18を接続し、変流器ユニット51の2つのネジ端子43のそれぞれに信号線44を接続する。
上記実施例2によれば次の効果を奏する。
変流器ユニット51を単独で使用または変流器ユニット51に増設ユニット54を装着して使用することができるので、単位ユニット13の大きさを変更することなく様々な容量の負荷12に対応することができる。
上記実施例2においては、増設ユニット54に1以上の増設ユニット54をさらに装着しても良い。この場合には三相の変流器63間を直列に接続することが好ましい。
単位ユニット13のフレーム14には、図10に示すように、上下方向に並ぶ2つの主回路側断路器21が固定されており、配線処理室8内には両主回路側断路器21のそれぞれに対応して負荷側断路器9が固定されている。上段の主回路側断路器21は単位ユニット13の収納状態で上段の負荷側断路器9に接続されるものであり、単位ユニット13の取出し状態で上段の負荷側断路器9から遮断される。下段の主回路側断路器21は単位ユニット13の収納状態で下段の負荷側断路器9に接続されるものであり、単位ユニット13の取出し状態で下段の負荷側断路器9から遮断される。
上段の主回路側断路器21には、図10に示すように、単位ユニット13のフレーム14内に位置して変流器ユニット51がネジ止めされている。この上段の変流器ユニット51の3つの端子挿入口53内のそれぞれには上段の主回路側断路器21の雄側端子23が挿入されており、上段の変流器ユニット51の三相の変流器57のそれぞれは上段の主回路側断路器21の雄側端子23を取囲んでいる。この上段の変流器ユニット51の三相のネジ端子26のそれぞれには電源線18が接続されており、単位ユニット13の収納状態では三相の電源線18のそれぞれが上段の主回路側断路器21の雄側端子23を介して上段の負荷側断路器9の雌側端子11に接続される。
下段の主回路側断路器21には、図10に示すように、単位ユニット13のフレーム14内に位置して変流器ユニット51がネジ止めされている。この下段の変流器ユニット51の3つの端子挿入口53内のそれぞれには下段の主回路側断路器21の雄側端子23が挿入されており、下段の変流器ユニット51の三相の変流器57のそれぞれは下段の主回路側断路器21の雄側端子23を取囲んでいる。
下段の変流器ユニット51の三相のネジ端子26のそれぞれには、図10に示すように、補助電源線71が接続されている。これら三相の補助電源線71のそれぞれは、図11に示すように、配線用遮断器19および電磁接触器20の下流側で電源線18に接続されたものであり、単位ユニット13の収納状態では三相の電源線18のそれぞれが補助電源線71および下段の主回路側断路器21の雄側端子23を介して下段の負荷側断路器9の雌側端子11に接続される。
上段の変流器ユニット51の1つのネジ端子43および下段の変流器ユニット51の1つのネジ端子43間には、図11に示すように、配線72が接続されており、上段の変流器ユニット51の三相の変流器57および下段の変流器ユニット51の三相の変流器57間は配線72を介して直列に接続されている。
上段の変流器ユニット51の残りのネジ端子43および下段の変流器ユニット51の残りのネジ端子43のそれぞれには、図11に示すように、信号線44が接続されている。これら両信号線44は制御回路45に接続されており、制御回路45は上段の変流器ユニット51の相切換えノブ62および下段の変流器ユニット51の相切換えノブ62のそれぞれのポジションに応じた主回路電流を両信号線44を介して検出する。
上記実施例3によれば次の効果を奏する。
2つの主回路側断路器21のそれぞれに変流器ユニット51を装着したので、主回路側断路器21および負荷側断路器9のそれぞれが2つある高容量の単位ユニット13の場合でも主回路電流を測定することが可能となる。
上段の変流器ユニット51の上から1番目のネジ端子26には、図12および図13に示すように、R相の電源線18が接続され、上から3番目のネジ端子26にはS相の電源線18が接続されており、上から2番目のネジ端子26は配線81を介して上から1番目のネジ端子26に接続されている。
下段の変流器ユニット51の上から1番目のネジ端子26は、図12および図13に示すように、配線82を介して上段の変流器ユニット51の上から3番目のネジ端子26に接続されている。この下段の変流器ユニット51の上から2番目のネジ端子26にはT相の電源線18が接続されており、上から3番目のネジ端子26は配線83を介して上から2番目のネジ端子26に接続されている。
上段および下段のそれぞれの変流器ユニット51の相切換えノブ62は、図12に示すように、ポジションP1とポジションP1に比べて右側のポジションP2とポジションP2に比べて右側のポジションP3間で操作可能にされており、上段の相切換えノブ62のポジションP3および下段の相切換えノブ62のポジションP1ではS相の主回路電流を測定することができる。
上記実施例4によれば次の効果を奏する。
R相〜T相の全ての主回路電流を測定することはできないものの、上段の相切換えノブ62のポジションP3および下段の相切換えノブ62のポジションP1でS相の主回路電流を測定することができ、大容量の負荷12の場合でも主回路電流の測定が可能となる。
上記実施例1においては、変流器ケース25を主回路側断路器ケース22に接着またはスナップフィットで接合しても良い。これは実施例2〜4についても同様である。
以上、本発明の実施例を説明したが、この実施例は例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施例は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施例やその変形は発明の範囲や要旨に含まれると共に特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1は箱体、3は垂直母線(電源母線)、9は負荷側断路器、11は雌側端子(負荷側端子)、13は単位ユニット(単位装置)、14はフレーム(ベース部材)、17は主回路、21は主回路側断路器、22は主回路側断路器ケース(端子台)、23は雄側端子(主回路側端子)、24は変流器ユニット、25は変流器ケース(変流器台)、27は端子挿入口、28はR相変流器(変流器)、29はS相変流器(変流器)、30はT相変流器(変流器)、31はR相巻き数切換えスイッチ(スイッチ)、32はS相巻き数切換えスイッチ(スイッチ)、33はT相巻き数切換えスイッチ(スイッチ)、51は変流器ユニット、52は変流器ケース(変流器台)、53は端子挿入口、57は変流器である。

Claims (2)

  1. R相とS相とT相の三相の電源母線が収納された箱体と、
    前記箱体内に収納された収納状態および前記箱体内から取出された取出し状態間で操作可能にされたものであって、当該収納状態で前記電源母線に接続される主回路および当該主回路に接続された主回路側断路器を有する単位装置と、
    前記箱体内に設けられたものであって、前記単位装置の収納状態で前記主回路側断路器が接続されると共に前記単位装置の取出し状態で前記主回路側断路器の接続が解除される負荷側断路器と、
    前記主回路側断路器に設けられ、三相それぞれの前記電源母線に接続されるR相とS相とT相の三相の端子と、を備え、
    前記主回路側断路器には、円環状の磁気コアにコイルを巻回してなるものであり、三相の前記端子を内周部に取囲むようにして構成され、前記主回路に流れる主回路電流を検出するための変流器がそれぞれの前記端子に対して2つずつ取付けられており、
    それぞれの前記端子に取付けられた2つの前記変流器のうちの一方の変流器の有効及び無効を切り替え可能なスイッチを備えることを特徴とするコントロールセンタ。
  2. 電源母線が収納された箱体と、
    前記箱体内に収納された収納状態および前記箱体内から取出された取出し状態間で操作可能にされたものであって、当該収納状態で、R相とS相とT相の三相の前記電源母線に接続される主回路を支持するベース部材と、
    前記ベース部材に設けられたものであって、前記主回路に接続された主回路側端子および当該主回路側端子を突出状態で支持する端子台を有する主回路側断路器と、
    前記箱体内に設けられたものであって、前記ベース部材の収納状態で前記主回路側端子が接続されると共に前記ベース部材の取出し状態で前記主回路側端子の接続が解除される負荷側端子を有する負荷側断路器と、
    前記主回路側断路器に設けられ、三相それぞれの前記電源母線に接続されるR相とS相とT相の三相の端子と、
    円環状の磁気コアにコイルを巻回してなるものであり、三相の前記端子を内周部に取囲むようにして構成され、前記主回路に流れる主回路電流を検出するためそれぞれの前記端子に対して2つずつ設けられた変流器および当該変流器が収納された変流器台を有するものであって、当該変流器台が前記端子台に取付けられた変流器ユニットを備え、
    前記変流器台には、前記変流器の内周部に位置するものであって前記主回路側端子の突出部分が挿入された端子挿入口が設けられており、
    それぞれの前記端子に取付けられた前記2つの変流器のうちの一方の変流器の有効及び無効を切り替え可能なスイッチを備えることを特徴とするコントロールセンタ。
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