JP6702668B2 - タービンブレードのミッドスパンシュラウド - Google Patents

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Description

本発明は、一般的にタービンブレードに関する。より詳細には、本発明は、タービンブレードのミッドスパンシュラウド組立体に関する。
タービンバケット又はタービンローターブレードとしても知られている回転タービンブレードは、ターボ機械のシャフトを回転させることによって高温燃焼ガス又は蒸気といった流動流体からのエネルギを機械的エネルギに変換する。ターボ機械は種々の作動モードに移行するので、タービンブレードは機械的応力及び熱的応力を受ける。
疲労等の機械的応力は、定常状態の力と一緒に変動力によって引き起こされる場合がある。より具体的には、タービンブレードは、ノズルとしても知られている、タービンブレードの隣接する列の間に配置される固定ベーンの下流で不均一な流体流によって回転する際に変動力を受ける場合がある。ターボ機械に関する基本的な設計検討事項は、タービンブレードの固有周波数での共振、並びに強制応答及び/又は空力弾性不安定性で引き起こされる動的応力を回避又は最小にすることである。
例えば、回転タービンディスク上の各タービンブレードは、固定ベーンからの不均一流で回転する際に動的外力を受ける。タービンブレードは、不均一流の領域で回転する際に、例えば、応力、変位等の動的応答を提示する場合がある。加えて、タービンブレード付きディスクは振動状態になることができ、エネルギ蓄積が最大になる。このことは、応力又は変位が最大レベルであるブレード又はディスク領域によって例証され、ブレード又はディスクの励振力に対する抵抗力は最小である。このような状態は、共振状態として知られている。
解析又は経験的テストが、ターボ機械の作動時にタービンブレード及び/又はローターディスクが共振状態に遭遇する可能性があることを示す場合、共振に遭遇する可能性を最小にするのを助長するステップを採用することができる。例えば、シュラウドのセットは、タービンブレードの各々のスパンに沿って形成することができる。各シュラウドセットは、一般的に、円周方向に延びる一対のシュラウド、タービンブレードの負圧側面から突出した1つのシュラウド、及び同じタービンブレードの正圧側面から突出した1つのシュラウドを含む。シュラウドは、各タービンブレードのブレード根元部分及びブレード先端部分の中間に配置されるので、ミッドスパンシュラウドと呼ばれ場合が多い。しかしながら、ミッドスパンシュラウドは、スパンの物理的中間点だけでなく、タービンブレードスパンに沿って任意の位置に配置することができる。
一般的に、ミッドスパンシュラウドは、タービンブレードの固有周波数での共振、及び/又は変動力又は「フラッタ」によって引き起こされる動的応力を回避又は最小にするのに有効である。しかしながら、一般に、ミッドスパンシュラウドは、タービンブレードの部品として鋳造され、最終タービンブレードを製作するために追加の機械加工又は他の仕上げ工程を必要とする場合がある。このことは、タービンブレードの設計段階でのみ費用効果がある。加えて、ミッドスパンシュラウドの鋳造品は、既存のタービンブレードデザインに組み込むことができない。
タービンブレードにミッドスパンシュラウドを形成する別の方法は、タービンブレードに形成されたボアホールに支持部材を圧入する段階と、各シュラウドを支持部材に結合する段階とを含む。しかしながら、この方法は、タービンブレード上に望ましくない応力をもたらす可能性、及び/又はターボ機械の作動時にタービンブレードと圧入された支持部材との間の熱膨張の差によって、支持部材がボアボールから外れる可能性がある。従って、新規の又は既存のタービンブレードに結合して、フラッタを軽減するために周波数及びモード形を変更するようになった、及び/又はブラケット振動特性を変更するようになった、非鋳造又は非一体式のミッドスパンシュラウド組立体は有用であろう。
本発明の態様及び利点は、以下の説明において部分的に記載され、又は、本説明から明らかになることができ、或いは、本発明を実施することによって理解することができる。
米国特許第8,790,082号明細書
本発明の1つの実施形態は、タービンブレードの翼形部のためのミッドスパンシュラウド組立体である。ミッドスパンシュラウド組立体は、第1のスパーを定める負圧側シュラウド本体を含む。第1のスパーは、翼形部内に定められたスパー開口部を通って少なくとも部分的に延びるように形成される。第1のスパーは、根元部分、先端部分、上面及び下面を含む。上面及び下面は、先端部分から根元部分に向かって収束する。ミッドスパンシュラウド組立体は、正圧側シュラウド本体をさらに含む。正圧側シュラウド本体は、翼形部のスパー開口部を通って少なくとも部分的に延びるように形成される。第2のスパーは、根元部分、先端部分、上面及び下面を含む。第2のスパーの上面の少なくとも一部は、例えば、第1及び第2のスパーの両方がスパー開口部の中に挿入される場合に、第1のスパーの下面と実質的に平行になるように形成される。
本発明の別の実施形態は、タービンブレードである。タービンブレードは、正圧側壁、正圧側壁の反対側の負圧側壁及びスパー開口部を有する翼形部を含む。スパー開口部は、圧力及び負圧側壁を通って延び、上側係合面及び下側係合面を定める。タービンブレードは、ミッドスパンシュラウド組立体をさらに含む。ミッドスパンシュラウド組立体は、第1のスパーを定める正圧側シュラウド本体を含む。第1のスパーは、翼形部内に定められたスパー開口部を通って少なくとも部分的に延びるように形成される。第1のスパーは、根元部分、先端部分、上面及び下面を含む。上面及び下面は、先端部分から根元部分に向かって収束する。ミッドスパンシュラウド組立体は、第2のスパーを定める負圧側シュラウド本体をさらに含む。第2のスパーは、スパー開口部を通って少なくとも部分的に延びるように形成される。第2のスパーは、根元部分、先端部分、上面及び下面を含み、第2のスパーの上面は、例えば、第1及び第2のスパーの両方がスパー開口部の中に挿入される場合に、第1のスパーの下面と実質的に平行になるように形成される。
本発明の別の実施形態は、ガスタービンである。ガスタービンは、圧縮機セクション、圧縮機セクションの下流の燃焼セクション、及び燃焼セクションの下流のタービンセクションを含む。タービンセクションは、ローターシャフトに結合された複数のタービンブレードを含む。各タービンブレードは、正圧側壁、負圧側壁、及びスパー開口部を有する翼形部を含む。各タービンブレードは、翼形部に結合されたミッドスパンシュラウド組立体を含む。ミッドスパンシュラウド組立体は、スパー開口部を通って少なくとも部分的に延びるように形成された第1のスパーを定める負圧側シュラウド本体を含む。第1のスパーは、根元部分、先端部分、上面及び下面を含む。上面及び下面は、先端部分から根元部分に向かって収束する。ミッドスパンシュラウド組立体は、スパー開口部を通って少なくとも部分的に延びるように形成された第2のスパーを定める正圧側シュラウド本体をさらに含む。第2のスパーは、根元部分、先端部分、上面及び下面を含む。第2のスパーの上面の少なくとも一部は、例えば、第1及び第2のスパーの両方がスパー開口部の中に挿入される場合に、第1のスパーの下面と実質的に平行になるように形成される。
当業者であれば、本明細書を精査するとこのような実施形態の特徴及び態様、並びにその他がより理解されるであろう。
添付図の参照を含む本明細書の残りの部分において、当業者に対してなしたその最良の形態を含む本発明の完全且つ有効な開示をより詳細に説明する。
本発明の少なくとも1つの実施形態を組み込むことができる場合、例示的なガスタービンの概略図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、例示的なタービンブレードの斜視図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、例示的なタービンブレードの一部の斜視図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、例示的な負圧側シュラウド本体の斜視図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、例示的な正圧側シュラウド本体の斜視図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、例示的な翼形部の一部の断面正面図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、例示的な正圧側シュラウド本体及び例示的な負圧側シュラウド本体を含む、例示的な翼形部の一部の断面正面図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、例示的な翼形部の一部の断面正面図。 本発明の少なくとも1つの実施形態による、例示的な正圧側シュラウド本体及び例示的な負圧側シュラウド本体を含む、例示的な翼形部の一部の断面正面図。
ここで、その1つ又はそれ以上の実施例が添付図面に例示されている本発明の実施形態について詳細に説明する。詳細な説明では、図面中の特徴部を示すために参照符号及び文字表示を使用している。本発明の同様の又は類似した要素を示すために、図面及び説明において同様の又は類似した表示を使用している。本明細書で使用される用語「第1」、「第2」、及び「第3」は、ある構成要素を別の構成要素と区別するために同義的に用いることができ、個々の構成要素の位置又は重要性を意味することを意図したものではない。用語「上流」及び「下流」は、流体通路における流体流れに対する相対的方向を指す。例えば、「上流」は、流体がそこから流れる方向を指し、「下流」は流体がそこに向けて流れ込む方向を指す。用語「半径方向」は、特定の構成要素の軸方向中心線に実質的に垂直な相対方向を指し、用語「軸方向」は、特定の構成要素の軸方向中心線に実質的に平行な及び/又は同軸上に整列する相対方向を指す。
各実施例は、本発明の限定ではなく、例証として提供される。実際に、本発明の範囲又は技術的思想から逸脱することなく、種々の修正形態及び変形形態を本発明において実施できることは、当業者であれば理解されるであろう。例えば、1つの実施形態の一部として例示され又は説明される特徴は、別の実施形態と共に使用してさらに別の実施形態を得ることができる。従って、本発明は、そのような修正及び変形を特許請求の範囲及びその均等物の技術的範囲内に属するものとして保護することを意図している。本明細書では産業用又は地上設置型のガスタービンが図示され説明されたが、本明細書で図示され説明される本発明は、請求項において特に指定のない限り、産業用又は地上設置型のガスタービンに限定されない。例えば、本明細書で説明する本発明は、限定されるものではないが、蒸気タービン、航空機ガスタービン、又は船舶ガスタービンを含む任意のタイプのターボ機械で使用することができる。
ここで図面を参照すると、図1は、本発明の種々の実施形態を組み込むことができる、例示的なガスタービン10のターボ機械の概略図を示す。図示のように、ガスタービン10は、一般的に、入口セクション12、該入口セクション12の下流に配置された圧縮機セクション14、該圧縮機セクション14の下流に配置された燃焼器セクション16内の複数の燃焼器(図示せず)、該燃焼器セクション16の下流に配置されたタービンセクション18、及び該タービンセクション18の下流に配置された排気セクション20を含む。加えて、ガスタービン10は、圧縮機セクション14とタービンセクション18との間に連結する1又はそれ以上のシャフト22を含むことができる。
タービンセクション18は、一般的に、複数のローターディスク26(そのうちの1つが示されている)を有するローターシャフト24と、半径方向外向きに延び、各ローターディスク26に相互結合する複数の回転可能なタービンブレード28とを含むことができる。さらに、各ローターディスク26は、タービンセクション18を通って延びるローターシャフト24の一部に結合することができる。タービンセクション18は、ローターシャフト24及びタービンブレード28を円周方向に取り囲む外側ケーシング30をさらに含み、それによってタービンセクション18を通る高温ガス経路32を少なくとも部分的に定める。
作動時、空気等の作動流体は、入口セクション12を通って圧縮機セクション14に流入し、空気は徐々に圧縮され、燃焼セクション16の燃焼器に加圧空気が供給される。加圧空気は、燃料と混合して各燃焼器内で燃焼し、高温燃焼ガス34が発生する。高温燃焼ガス34は、高温ガス経路32を通って燃焼器セクション16からタービンセクション18に流れ、エネルギ(動力学的及び/又は熱的)が高温ガス34からタービンブレード28に伝達され、ローターシャフト24を回転させる。機械的な回転エネルギは、圧縮機セクション14に動力を供給する及び/又は発電する等の種々の目的に使用することができる。タービンセクション18から流出する高温燃焼ガス34は、ガスタービン10から排気セクション20を通って排出することができる。
図2は、本発明の少なくとも1つの実施形態による、例示的なタービンブレード28の斜視図である。図2に示すように、タービンブレード28は、一般的に、取付け部分36、プラットフォーム部分38、及びプラットフォーム部分38から実質的に半径方向外向きに延びる翼形部40を含む。プラットフォーム部分38は、一般的に、タービンセクション18(図1)の高温ガス経路32を通って流れる高温燃焼ガス34に対する半径方向内側境界として機能する。図2に示すように、取付け部分36は、プラットフォーム部分38から実質的に半径方向内向きに延びることができ、ローター翼28をローターディスク26(図1)に相互結合又は固定するように形成されたダブテールのような根元構造を含むことができる。図2に示すように、翼形部40は、プラットフォーム38から実質的に半径方向外向きに、スパン方向で翼形部40とプラットフォーム38との間の交差点に定めることができる翼形部40の根元42から翼形部40の先端部分44まで延びる。先端部分44は、根元42の半径方向で反対側に配置される。従って、先端部分44は、一般的に、ローター翼28の半径方向の最も外側の部分を定めることができる。
図3は、本発明の少なくとも1つの実施形態による、翼形部40の一部を含むタービンブレード28の一部の斜視図を提示する。図2及び3に示すように、翼形部40は、高温ガス34の流れに向かう又はその中に向けられる前縁46と、前縁46の下流の後縁48とをさらに含む。前縁46及び後縁は、根元42と先端部分44との間でスパン方向に延びる。
図3に示すように、翼形部40は、反対側の一対の側壁50を含む。特定の実施形態において、翼形部40は、第1の又は正圧側壁52及び反対側の第2の又は負圧側壁54を含む。正圧側壁52及び負圧側壁54は、翼形部40の前縁46と後縁48との間の翼弦方向に延びる。正圧側壁52及び負圧側壁54は、根元42と先端部分44との間でスパン方向に半径方向に延びる。正圧側壁52は、一般的に、翼形部40の空気力学的な略凹形面を含む。対照的に、負圧側壁54は、一般的に、翼形部40の空気力学的な略凸形面を定めることができる。
特定の実施形態において、図2及び3に示すように、ミッドスパンシュラウド組立体100は、翼形部40に結合される。ミッドスパンシュラウド組立体100は、翼形部40のスパンに沿って任意の位置に配置することができ、特許請求の範囲及び/又は明細書で規定されない限り、翼形部40のスパンの物理的中間点に限定されない。ミッドスパンシュラウド組立体100は、隣接するタービンブレード28との間で、所定のタービンブレード28の所望のスパン比率及び/又は所望の翼弦比率で、ローターシャフト24及び/又はローターディスク26の周りの全360度にわたる接触点をもたらす。この接触部は、翼形部40の振動特性(固有周波数及びモード形)を変える。
図3に示すように、ミッドスパンシュラウド組立体100は、一般的に、一対のシュラウド本体102を含む。1つの実施形態において、第1の又は正圧側シュラウド本体104は、翼形部40の正圧側壁52に関連し、第2の又は負圧側シュラウド本体106は、翼形部40の負圧側壁54に関連する。
図3に示すように、正圧側シュラウド本体104は、正圧側壁52から外向きに延びるか又は突出する。正圧側シュラウド本体104は、正圧側壁52に沿って前縁46と後縁48の間で少なくとも部分的に延びる。1つの実施形態において、正圧側シュラウド本体104は、前縁及び後縁46、48の中間で、正圧側壁52に沿って延びる。特定の実施形態において、正圧側シュラウド本体104は、正圧側壁52の一部に実質的に沿うように形成された内側又は嵌合部分あるいは表面を含む。翼形部40と接触する内側嵌合部分108は、翼形部40と内側嵌合部分108との間の明確な接触を可能にするために、クラウン形状又は明確な隆起領域を有することができる。これは、翼形部40が鋳造され、部品間で100%再現可能であない場合に望ましい。
図3に示すように、負圧側シュラウド本体106は、負圧側壁54から外向きに延びるか又は突出する。負圧側シュラウド本体106は、前縁44と後縁48との間で少なくとも部分的に負圧側壁54に沿って延びる。1つの実施形態において、負圧側シュラウド本体106は、前縁及び後縁46、48の実質的に中間で、負圧側壁54に沿って延びる。
図4は、本発明の少なくとも1つの実施形態による、負圧側シュラウド本体106の斜視図を提示する。1つの実施形態において、図4に示すように、負圧側シュラウド本体106は、負圧側壁(図3)の一部に実質的に沿うように形成された内側又は嵌合部分あるいは表面110を含む。翼形部40と接触する内側嵌合表面又は部分110は、翼形部40と内側嵌合部分110との間に明確な接触を可能にするために、クラウン形状又は明確な隆起領域を有することができる。この場合も同様に、これは、翼形部40が鋳造され、部品間で100%再現可能ではない場合に望ましい。
図6は、本発明の少なくとも1つの実施形態による、明瞭化のために正圧側シュラウド本体104及び負圧側シュラウド本体106を取り外した、翼形部40の一部の断面正面図を提示する。図7は、本発明の少なくとも1つの実施形態による、翼形部40内に及び/又はこれに組み込まれた又は取り付けられた、正圧側シュラウド本体104及び負圧側シュラウド本体106を含む翼形部40の一部の断面正面図を提示する。
図6に示すように、翼形部40は、内部に正圧側及び負圧側シュラウド104、106を受け取るための、翼形部40の圧力及び負圧側壁52、54を貫通して延びるスパー開口部56をさらに備える。スパー開口部56は、上側係合面58及び下側係合面60を含む。1つの実施形態において、上側及び下側係合面58、60は、ダブテール形開口部を形成するように、負圧側壁54から正圧側壁52に向かって半径方向で反対方向に広がっている。
1つの実施形態において、図4及び7に示すように、負圧側シュラウド本体106は、少なくとも1つの第1のスパー又はラグ112を定める。第1のスパー112は、負圧側シュラウド本体106の内側嵌合表面110に沿って配置又は定められる。第1のスパー112は、内側嵌合表面110から外向きに延びるか又は突出する。図7に示すように、第1のスパー112は、翼形部40に定められたスパー開口部56を通って少なくとも部分的に延びるか又は突出するように形成される。第1のスパー112は、根元部分114及び先端部分116を含む。根元部分114は、一般的に、内側嵌合表面110との交差点に定められる。先端部分116は、根元部分114の遠位にある。
図4及び7に示すように、第1のスパー112は、上面又は表面118及び下面又は表面120をさらに含む、及び/又は定める。1つの実施形態において、図4及び7に示すように、上面及び下面118、120は、第1のスパー112の先端部分116から根元部分114に向かって半径方向で反対方向に収束する。換言すると、先端部分116は、第1のスパー112の根元部分114よりも半径方向に広い。1つの実施形態において、上面及び下面118、120は、楔又はダブテールを形成する。1つの実施形態において、図7に示すように、第1のスパー112の上面114は、スパー開口部56の上側係合面58と平行になるように形成される。他の実施形態において、図4に示すように、負圧側シュラウド本体106は、内側表面110に沿って配置又は定められた複数の第1のスパー112を定めることができる。
図5は、本発明の少なくとも1つの実施形態による、例示的な正圧側シュラウド本体104の斜視図である。1つの実施形態において、図5及び7に示すように、正圧側シュラウド本体104は、少なくとも1つの第2のスパー又はラグ122を定める。第2のスパー122は、正圧側シュラウド本体104の内側嵌合表面108に沿って配置又は定められる。第2のスパー122は、内側嵌合表面108から外向きに延びるか又は突出する。図7に示すように、第2のスパー122は、翼形部40内に定められたスパー開口部56を通って少なくとも部分的に延びるか又は突出するように形成される。第2のスパー122は、根元部分124及び先端部分126を含む。根元部分124は、一般的に、内側嵌合表面108との交差点に定められる。先端部分126は、根元部分124の遠位にある。
図5及び7に示すように、第2のスパー122は、上面又は表面128及び下面又は表面130をさらに含む、及び/又は定める。1つの実施形態において、図4及び7に示すように、第2のスパー122の上面128は、正圧側シュラウド本体104の第1のスパー112の下面120と実質的に平行になるように形成される。1つの実施形態において、負圧側シュラウド本体106の第2のスパー122の下面130は、スパー開口部56の下側係合面60と実質的に平行になるように形成される。例えば、第2のスパー122の下面130は、先端部分126から根元部分124に向かって半径方向に広がる。
特定の実施形態において、図7に示すように、ミッドスパンシュラウド組立体は、正圧側シュラウド本体104、翼形部40、及び負圧側シュラウド本体106に形成されたファスナ孔134、136、138をそれぞれ貫通して延びるファスナ132を含む。ファスナ132は、クランプ力を与えて、翼形部の正圧側壁52に対して正圧側シュラウド本体104を、負圧側壁54に対して負圧側シュラウド本体106を保持するようになっている。
ファスナ132は、ボルト、ピン、リベット等の任意の適切なファスナを含むことができる。ファスナ132は、ファスナ132の第1の端部に設けられたヘッド部分を含むことができる。ファスナ132の第2の端部は、外向きに広がってファスナ132を所定位置にロックするように形成することができる。追加的に又は代替的に、ファスナの第2の端部は、ネジ付きとすることができ、ナット又はネジ付きファスナを受けるようになっている。追加的に又は代替的に、ファスナ132は、溶接、ナット等の他の適切な手段で所定位置に溶接又は保持することができる。
1つの実施形態において、装着時、負圧側シュラウド本体106の第1のスパー112は、第1のスパー112の上面118が、スパー開口部56の上側係合面58と係合又はほぼ係合するように、スパー開口部56の中に挿入され、負圧側壁54に沿って所定位置に保持される。正圧側シュラウド本体104の第2のスパー122は、負圧側シュラウド本体の第1のスパー112の下面130とスパー開口部56の下側係合面60との間に挿入される。
解放されると、正圧側シュラウド本体104の第2のスパー122の下面130は、スパー開口部56の下側係合面60の上に又はこの近くに載ることができる。負圧側シュラウド本体106の第1のスパー112の下面120は、正圧側シュラウド本体104の第2のスパー122の上面128の上に載る。負圧側シュラウド本体のスパーの上面118は、スパー開口部56の上側係合面58と係合する。結果として、負圧側及び正圧側シュラウド本体106、104は、タービンブレード28がローターシャフト22と一緒の回転する場合のような特に遠心荷重を受ける場合に相互に及び翼形部に対してロックされる。遠心荷重は、翼形部40の正圧側及び負圧側壁52、54に常用荷重をもたらす。また、第1及び第2のスパー112、122は、正圧側及び負圧側シュラウド本体104、106によって生じる遠心荷重を翼形部40に伝達することができる。
図8は、本発明の少なくとも1つの実施形態による、明瞭化のために正圧側シュラウド本体104及び負圧側シュラウド本体106を取り外した、翼形部40の一部の断面正面図を提示する。図9は、本発明の少なくとも1つの実施形態による、翼形部40に組み込まれた又は取り付けられた、正圧側シュラウド本体104及び負圧側シュラウド本体106を含む翼形部40の一部の断面正面図を提示する。
別の実施形態において、図8及び9に示すように、スパー開口部56の上側及び下側係合面58、60は、ダブテール形開口部を形成するように、正圧側壁52から負圧側壁54に向かって半径方向で反対側に広がっている。図9に示すように、正圧側シュラウド本体104は、少なくとも1つの第1のスパー又はラグ212を定める。第1のスパー212は、正圧側シュラウド本体104の内側嵌合表面208に沿って配置又は定められる。第1のスパー212は、内側嵌合表面208から外向きに延びるか又は突出する。図9に示すように、第1のスパー212は、翼形部40内に定められたスパー開口部56を通って少なくとも部分的に延びるか又は突出するように形成される。第1のスパー212は、根元部分214及び先端部分216を含む。根元部分214は、一般的に、内側嵌合表面208との交差点に定められる。先端部分216は、根元部分214の遠位にある。
図9に示すように、第1のスパー212は、上面又は表面218及び下面又は表面220をさらに含む、及び/又は定める。1つの実施形態において、図9に示すように、上面及び下面218、220は、第1のスパー212の先端部分216から根元部分214に向かって半径方向で反対方向に収束する。換言すると、先端部分216は、第1のスパー212の根元部分214よりも半径方向に広い。1つの実施形態において、上面及び下面218、220は、楔又はダブテールを形成する。1つの実施形態において、図9に示すように、第1のスパー212の上面214は、特にスパー開口部56内に挿入される場合、スパー開口部56の上側係合面58と平行になるように形成される。他の実施形態において、正圧側シュラウド本体104は、内側表面208に沿って配置又は定められた複数の第1のスパー212を定めることができる。
図9に示すように、負圧側シュラウド本体106は、少なくとも1つの第2のスパー又はラグ222を定める。第2のスパー222は、負圧側シュラウド本体106の内側嵌合表面210に沿って配置又は定められる。第2のスパー222は、内側嵌合表面210から外向きに延びるか又は突出する。図9に示すように、第2のスパー222は、翼形部40内に定められたスパー開口部56を通って少なくとも部分的に延びるか又は突出するように形成される。第2のスパー222は、根元部分224及び先端部分226を含む。根元部分224は、一般的に、内側嵌合表面210との交差点に定められる。先端部分226は、根元部分224の遠位にある。
図9に示すように、第2のスパー222は、上面又は表面228及び下面又は表面230をさらに含む、及び/又は定める。1つの実施形態において、図9に示すように、第2のスパー222の上面228は、特にスパー開口部56内に挿入される場合、正圧側シュラウド本体106の第1のスパー212の下面220と実質的に平行になるように形成される。1つの実施形態において、負圧側シュラウド本体106の第2のスパー222の下面230は、スパー開口部56の下側係合面60と実質的に平行になるように形成される。例えば、第2のスパー222の下面230は、先端部分226から根元部分224に向かって半径方向に広がる。
図9に示すように、ファスナ132は、正圧側シュラウド本体104、翼形部40、及び負圧側シュラウド本体106に形成されたファスナ孔134、136、138をそれぞれ貫通して延びる。ファスナ132は、クランプ力を与えて、翼形部の正圧側壁52に対して正圧側シュラウド本体104、負圧側壁54に対して負圧側シュラウド本体106を保持するようになっている。
本実施形態において、正圧側シュラウド本体104の第1のスパー212は、第1のスパー212の上面218が、スパー開口部56の上側係合面58と係合又はほぼ係合するように、スパー開口部56の中に挿入され、正圧側壁52に沿って所定位置に保持される、及び/又は半径方向上向きに押し付けられる。負圧側シュラウド本体106の第2のスパー222は、正圧側シュラウド本体の第1のスパー212の下面220とスパー開口部56の下側係合面60との間に挿入される。
解放されると、負圧側シュラウド本体106の第2のスパー222の下面230は、スパー開口部56の下側係合面60の上に又はこの近くに載ることができる。正圧側シュラウド本体104の第1のスパー212の下面220は、負圧側シュラウド本体106の第2のスパー222の上面228の上に載る。正圧側シュラウド本体104のスパーの上面218は、スパー開口部56の上側係合面58と係合する。結果として、正圧側及び負圧側シュラウド本体104、106は、タービンブレード28がローターシャフト22と一緒に回転する場合のような特に遠心荷重を受ける場合に相互に及び翼形部40に対してロックされる。遠心荷重は、翼形部40の正圧側及び負圧側壁52、54に常用荷重をもたらす。また、スパー212、222は、正圧側及び負圧側シュラウド本体104、106によって生じる遠心荷重を翼形部40に伝達することができる。
本明細書で説明して図示するように、本発明は、既存のタービンブレードミッドスパンシュラウド技術よりも優れた種々の技術的利点をもたらす。例えば、このミッドスパンシュラウド組立体100は、隣接するタービンブレード28との間で、所定のタービンブレード28の所望のスパン比率及び/又は所望の翼弦比率で、ローターシャフト24及び/又はローターディスク26の周りの全360度にわたる接触点をもたらす。この接触部は、翼形部40の振動特性(固有周波数及びモード形)を変える。楔又はダブテール形スパー112、212は、遠心荷重を受けて正圧側及び負圧側シュラウド本体104、106を相互に及び翼形部40に対してロックする。遠心荷重は、翼形部40の正圧側及び負圧側壁52、54に常用荷重をもたらす。常用荷重は、スパーの個々の表面又は面、及び/又はスパー開口部56の上側及び/又は下側係合面の角度を調整することによって調整することができる。
タービンブレード28の回転時にクランプ力を正圧側及び負圧側シュラウド本体104、106に与えることに加えて、スパー112、212及び/又は122、222は、正圧側及び負圧側シュラウド本体104、106の遠心荷重を翼形部40に伝達することができる。追加的に又は代替的に、遠心負荷が大きくなると、これに伴って常用荷重が大きくなるので、結果的にファスナ132の曲げが低減する。追加的に又は代替的に、本明細書に提示されるミッドスパンシュラウド組立体は、新規のOEM部品に組み込むことができる、及び/又は既存のタービンブレードデザインに適合するように構成することができる。
本明細書は、最良の形態を含む実施例を用いて本発明を開示し、また、あらゆる当業者が、あらゆるデバイス又はシステムを実施及び利用すること並びにあらゆる組み込み方法を実施することを含む本発明を実施することを可能にする。本発明の特許保護される範囲は、請求項によって定義され、当業者であれば想起される他の実施例を含むことができる。このような他の実施例は、請求項の文言と差違のない構造要素を有する場合、或いは、請求項の文言と僅かな差違を有する均等な構造要素を含む場合には、本発明の範囲内にあるものとする。
10 ガスタービン
12 入口セクション
14 圧縮機セクション
16 燃焼器セクション
18 タービンセクション
20 排気セクション
22 シャフト
24 ローターシャフト
26 ローターディスク
28 ローターブレード
30 外側ケーシング
32 高温ガス経路
34 高温ガス
36 取付け部分
38 プラットフォーム部分
40 翼形部
42 根元部分
44 先端部分
46 前縁
48 後縁
50 側壁
52 第1の又は正圧側壁
54 第2の又は負圧側壁
56 スパーオリフィス又は開口部
58 上側係合面
60 下側係合面
100 ミッドスパンシュラウド組立体
102 シュラウド本体
104 第1の又は正圧側シュラウド本体
106 第2の又は負圧側シュラウド本体
108 内側嵌合部分
110 内側嵌合部分
112 第1のスパー又はラグ
114 根元部分
116 先端部分
118 上面又は表面
120 下面又は表面
122 第2のスパー又はラグ
124 根元部分
126 先端部分
128 上面又は表面
130 下面又は表面
132 ファスナ
134 ファスナ孔
136 ファスナ孔
138 ファスナ孔
212 第1のスパー又はラグ
214 根元部分
216 先端部分
218 上面又は表面
220 下面又は表面
222 第2のスパー又はラグ
224 根元部分
226 先端部分
228 上面又は表面
230 下面又は表面

Claims (18)

  1. タービンブレードの翼形部(40)のためのミッドスパンシュラウド組立体(100)であって、
    前記翼形部(40)は、根元(42)から半径方向で外側の先端部分(44)まで延び、
    前記翼形部内に定められたスパー開口部(56)を通って少なくとも部分的に延びるように形成され、根元部分(114)、先端部分(116)、該先端部分から該根元部分に向かって収束する第1の面及び第2の面(118、120)を有する第1のスパー(112)を定め、前記第1の面が半径方向で外側を向き、前記第2の面が半径方向で内側を向く、負圧側シュラウド本体(106)と、
    前記スパー開口部を通って少なくとも部分的に延びるように形成され、根元部分(124)、先端部分(126)、第3の面及び第4の面(128、130)を有する第2のスパー(122)を定め、前記第3の面が半径方向で外側を向き、前記第4の面が半径方向で内側を向く、前記第2のスパーの前記第3の面が、前記第1のスパーの前記第2の面と実質的に平行になるように形成される、正圧側シュラウド本体(104)と、
    を備えるミッドスパンシュラウド組立体。
  2. 前記正圧側シュラウド本体及び前記負圧側シュラウド本体は、ファスナ孔を定め、前記ミッドスパンシュラウド組立体は、前記ファスナ孔を貫通して延びるように形成されたファスナをさらに含み、前記ファスナは、クランプ力を与えて、前記翼形部の正圧側壁及び負圧側壁に対して前記正圧側シュラウド本体及び前記負圧側シュラウド本体を保持する、請求項1に記載のミッドスパンシュラウド組立体。
  3. 前記第1のスパーの前記第1の面は、前記スパー開口部の第1の係合面と平行になるように形成され、前記スパー開口部の前記第1の係合面が半径方向で内側を向く、請求項1または2に記載のミッドスパンシュラウド組立体。
  4. 前記第2のスパーの前記第4の面は、前記スパー開口部の第2の係合面と平行になるように形成され、前記スパー開口部の前記第2の係合面が半径方向で外側を向く、請求項1乃至3のいずれかに記載のミッドスパンシュラウド組立体。
  5. 前記第2のスパーの前記第4の面は、前記先端部分から前記根元部分に向かって広がる、請求項1乃至4のいずれかに記載のミッドスパンシュラウド組立体。
  6. 前記正圧側シュラウド本体は、前記翼形部の前記正圧側壁に沿うように形成された嵌合側部分を含み、前記負圧側シュラウド本体は、前記負圧側壁に沿うように形成された嵌合側部分を含む、請求項2に記載のミッドスパンシュラウド組立体。
  7. 前記第1のスパーは、実質的に楔又はダブテール形である、請求項1乃至6のいずれかに記載のミッドスパンシュラウド組立体。
  8. 前記スパー開口部は、ダブテール形である、請求項1乃至7のいずれかに記載のミッドスパンシュラウド組立体。
  9. 根元(42)から半径方向で外側の先端部分(44)まで延びる翼形部(40)であって、正圧側壁(52)、該正圧側壁の反対側の負圧側壁(54)、及び前記正圧側壁及び負圧側壁を通って延び、第1の係合面及び第2の係合面(58、60)を定めるスパー開口部(56)を有し、前記第1の係合面が半径方向で内側を向き、前記第2の係合面が半径方向で外側を向く、前記翼形部(40)と、
    ミッドスパンシュラウド組立体(100)と、
    を備えるタービンブレードであって、該ミッドスパンシュラウド組立体は、
    前記翼形部内に定められた前記スパー開口部を通って少なくとも部分的に延びるように形成され、根元部分(214)、先端部分(216)、該先端部分から該根元部分に向かって収束する第1の面及び第2の面(218、220)を有する第1のスパー(212)を定め、前記第1の面が半径方向で外側を向き、前記第2の面が半径方向で内側を向く、正圧側シュラウド本体(104)と、
    前記スパー開口部を通って少なくとも部分的に延びるように形成され、根元部分(224)、先端部分(226)、第3の面及び第4の面(228、230)を有する第2のスパー(222)を定め、前記第3の面が半径方向で外側を向き、前記第の面が半径方向で内側を向く、前記第2のスパーの前記第3の面が、前記第1のスパーの前記第2の面と実質的に平行になるように形成される、負圧側シュラウド本体(106)と、
    を備えるタービンブレード。
  10. 前記負圧側シュラウド本体及び前記正圧側シュラウド本体は、ファスナ孔を定め、前記ミッドスパンシュラウド組立体は、前記ファスナ孔及び前記翼形部を貫通して延びるように形成されたファスナをさらに含み、前記ファスナは、クランプ力を与えて、前記正圧側壁及び負圧側壁に対して前記正圧側シュラウド本体及び前記負圧側シュラウド本体を保持する、請求項9に記載のタービンブレード。
  11. 前記第1のスパーの前記第1の面は、前記スパー開口部の前記第1の係合面と平行になるように形成される、請求項9または10に記載のタービンブレード。
  12. 前記第2のスパーの前記第4の面は、前記スパー開口部の前記第2の係合面と平行になるように形成される、請求項9乃至11のいずれかに記載のタービンブレード。
  13. 前記第2のスパーの前記第4の面は、前記先端部分から前記根元部分に向かって広がる、請求項9乃至12のいずれかに記載のタービンブレード。
  14. 前記正圧側シュラウド本体は、前記翼形部の前記正圧側壁に沿うように形成された嵌合側部分を含み、前記負圧側シュラウド本体は、前記負圧側壁に沿うように形成された嵌合側部分を含む、請求項9乃至13のいずれかに記載のタービンブレード。
  15. 前記第1のスパーは、実質的に楔又はダブテール形である、請求項9乃至14のいずれかに記載のタービンブレード。
  16. 前記第1及び第2の係合面は、前記正圧側壁から前記負圧側壁に向かって半径方向で反対方向に広がる、ことを特徴とする請求項9に記載のタービンブレード。
  17. 圧縮機セクション(14)と、
    前記圧縮機セクションの下流の燃焼セクション(16)と、
    前記燃焼セクション(16)の下流のタービンセクション(18)と、
    を備えるガスタービン(10)であって、
    前記タービンセクションは、ローターシャフト(24)に結合された複数のタービンブレードを含み、前記タービンブレードの各々が正圧側壁(52)、負圧側壁(54)、及びスパー開口部(56)を有する翼形部(40)を含み、前記翼形部(40)は、根元(42)から半径方向で外側の先端部分(44)まで延び、前記タービンブレードの各々が前記翼形部に結合されたミッドスパンシュラウド組立体(100)を含み、該ミッドスパンシュラウド組立体は、
    前記スパー開口部を通って少なくとも部分的に延びるように形成され、根元部分(113)、先端部分(116)、該先端部分から該根元部分に向かって収束する第1の面及び第2の面(118、120)を有する第1のスパー(112)を定め、前記第1の面が半径方向で外側を向き、前記第2の面が半径方向で内側を向く、負圧側シュラウド本体(106)と、
    前記スパー開口部を通って少なくとも部分的に延びるように形成され、根元部分(124)、先端部分(126)、第3の面及び第4の面(128、130)を有する第2のスパー(122)を定め、前記第3の面が半径方向で外側を向き、前記第4の面が半径方向で内側を向く、前記第2のスパーの前記第3の面が、前記第1のスパーの前記第2の面と実質的に平行になるように形成される、正圧側シュラウド本体(104)と、
    を備えるガスタービン。
  18. 前記正圧側シュラウド本体及び前記負圧側シュラウド本体は、ファスナ孔を定め、前記ミッドスパンシュラウド組立体は、前記ファスナ孔を貫通して延びるように形成されたファスナをさらに含み、前記ファスナは、クランプ力を与えて、前記翼形部の正圧側壁及び負圧側壁に対して前記正圧側シュラウド本体及び前記負圧側シュラウド本体を保持する、請求項17に記載のガスタービン。
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