JP6702537B2 - コンプレッションリング及び内燃機関の組み立て方法 - Google Patents
コンプレッションリング及び内燃機関の組み立て方法 Download PDFInfo
- Publication number
- JP6702537B2 JP6702537B2 JP2018087385A JP2018087385A JP6702537B2 JP 6702537 B2 JP6702537 B2 JP 6702537B2 JP 2018087385 A JP2018087385 A JP 2018087385A JP 2018087385 A JP2018087385 A JP 2018087385A JP 6702537 B2 JP6702537 B2 JP 6702537B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- region
- compression ring
- abutment
- space
- deposit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
- 230000006835 compression Effects 0.000 title claims description 192
- 238000007906 compression Methods 0.000 title claims description 192
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 title claims description 44
- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
- LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N Ethanol Chemical compound CCO LFQSCWFLJHTTHZ-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims description 89
- 239000000446 fuel Substances 0.000 claims description 85
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 55
- 238000000926 separation method Methods 0.000 claims description 3
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 15
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 15
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 description 11
- 230000008021 deposition Effects 0.000 description 11
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 10
- 239000012634 fragment Substances 0.000 description 8
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 7
- 239000003921 oil Substances 0.000 description 6
- 238000009825 accumulation Methods 0.000 description 5
- VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L Calcium carbonate Chemical compound [Ca+2].[O-]C([O-])=O VTYYLEPIZMXCLO-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 4
- OSGAYBCDTDRGGQ-UHFFFAOYSA-L calcium sulfate Chemical compound [Ca+2].[O-]S([O-])(=O)=O OSGAYBCDTDRGGQ-UHFFFAOYSA-L 0.000 description 4
- OYPRJOBELJOOCE-UHFFFAOYSA-N Calcium Chemical compound [Ca] OYPRJOBELJOOCE-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 3
- 229910052791 calcium Inorganic materials 0.000 description 3
- 239000011575 calcium Substances 0.000 description 3
- 239000011248 coating agent Substances 0.000 description 3
- 238000000576 coating method Methods 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 3
- 229910000019 calcium carbonate Inorganic materials 0.000 description 2
- -1 ethanol Chemical compound 0.000 description 2
- 239000010802 sludge Substances 0.000 description 2
- 239000002253 acid Substances 0.000 description 1
- 150000001336 alkenes Chemical class 0.000 description 1
- 239000000956 alloy Substances 0.000 description 1
- 229910045601 alloy Inorganic materials 0.000 description 1
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000012447 hatching Effects 0.000 description 1
- 239000010687 lubricating oil Substances 0.000 description 1
- JRZJOMJEPLMPRA-UHFFFAOYSA-N olefin Natural products CCCCCCCC=C JRZJOMJEPLMPRA-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Pistons, Piston Rings, And Cylinders (AREA)
Description
コール燃料用の内燃機関のシリンダに装着されるピストンに形成されたリング溝に設けられるコンプレッションリングであって、リング本体と、前記リング本体に設けられ、該コンプレッションリングが前記シリンダに装着された状態において、互いに対向することで合口空間を形成する一対の合口端面と、を有し、前記合口空間は、前記一対の合口端面同士の間隔である端面間隔が相対的に狭い第1領域と、前記端面間隔が前記第1領域よりも相対的に広い第2領域であって、前記第1領域に隣接するとともに該コンプレッションリングの周囲空間とつながっている第2領域と、を有する、コンプレッションリングである。
、前記合口空間において前記径方向内側に位置してもよい。これにより、堆積物の破片をコンプレッションリングの内周面側に排出し易くすることができる。ここで、内燃機関において、シリンダ内壁とピストン外周面との間に所定の離間距離が確保されることで、隙間(ピストンクリアランス)が形成されている。そして、燃焼ガスが合口空間とピストンクリアランスとが重複する領域(ブローバイ領域)を通り抜けることでクランク室側に流出することがあり、これがブローバイガスとなる。これに対して、本発明は、端面間隔が相対的に狭い第1領域を径方向外側に配置することにより、ブローバイ領域における端面間隔を相対的に狭くすることができる。その結果、ブローバイガスを低減することができる。
これによれば、堆積物の破片をコンプレッションリングの軸方向に面する両面側から排出し易くすることができる。
図1は、第1実施形態に係るコンプレッションリング10の上面図である。図2は、コンプレッションリング10の合口部分の斜視図である。図3は、コンプレッションリング10の使用状態における合口部分の上面図である。但し、図3では、ピストン20及びシリンダ30の図示を省略している。図4は、コンプレッションリング10が設けられたアルコール燃料用内燃機関(以下、内燃機関)100の全体図である。図5は、コンプレッションリング10の使用状態における合口部分の上面図であって、ブローバイ領域7Aと堆積領域7Bを説明するための図である。以下、図1〜5を参照しながら、実施形態1に係るコンプレッションリング10の構造について説明する。
の軸方向と一致する。以下、コンプレッションリング10の外周面をリング外周面3と称し、内周面をリング内周面4と称する。また、コンプレッションリング10の軸方向に面する両面について、使用状態において上側に位置する面をリング上面5と称し、下側に位置する面をリング下面6と称する。
外側の領域である。また、堆積領域7Bは、合口空間7において、リング外周面3よりもピストンクリアランスCの幅d3より径方向内側の全領域と捉えることもできる。図5に示すように、第1領域71及び第2領域72の一部は、堆積領域7Bと重複している。
積物601と堆積物602が第1領域71のみにおいて接触した状態とすることができる。具体的には、図6に示すように、端面間隔が相対的に狭い第1領域71においては堆積物601と堆積物602が接触しつつも端面間隔が相対的に広い第2領域72においては接触しない状態とすることができる。これにより、堆積物601と堆積物602の接触面積を、比較例に係るコンプレッションリング10Kよりも小さくすることができる。堆積物601と堆積物602の接触面積を小さくすることによって、接触時に接触箇所に生じる応力を大きくすることができる。そうすることにより、図6に示すように、第1領域71での接触箇所において堆積物60を微細に砕くことができる。そして、第2領域72が第1領域71に隣接していることにより、第1領域71で砕かれた堆積物60の破片を第2領域72に導くことができる。更に、第2領域72がコンプレッションリング10の周囲空間につながっていることにより、堆積物60の破片を合口空間7の外部に排出することができる。これにより、合口空間7における堆積物601又は堆積物602の体積を減少させることができる。そのため、堆積物601と堆積物602が接触し難くなり、合口空間7が堆積物60によって押し広げられることが抑制される。その結果、リング外周面3の損傷を抑制することができる。このように、コンプレッションリング10によれば、アルコール燃料用の内燃機関100において、アルコール燃料生成物が堆積することによるリング外周面3の損傷を抑制することができる。また、第1領域71及び第2領域72の一部が堆積領域7Bと重複していることから、アルコール燃料生成物が堆積する堆積領域7B内に、端面間隔が相対的に狭い領域と相対的に広い領域の両方が存在することができる。これにより、堆積物60の接触面積を小さくすることができる。なお、第1領域71と第2領域72は、夫々の少なくとも一部が堆積領域7Bと重複していればよい。
図9は、実施形態1の変形例1に係るコンプレッションリング10Aの使用状態における合口部分の上面図である。図9に示すように、コンプレッションリング10Aでは、第1合口端面1が軸方向視において周長方向と略直交する平坦面(ストレート形状)に形成されている点でコンプレッションリング10と相違する。合口空間7は、端面間隔が相対的に狭い第1領域71と、端面間隔が第1領域71よりも相対的に広い第2領域72と、を有していればよく、そうすることによって、堆積物60の接触面積を小さくすることができる。そのため、図9に示すコンプレッションリング10Aのように、第1合口端面1と第2合口端面2の何れか一方が、周長方向と略直交する平坦面(ストレート形状)に形成されてもよい。
図10は、実施形態1の変形例2に係るコンプレッションリング10Bの合口部分に堆積したアルコール燃料生成物同士が接触した状態を示す上面図である。図10に示すように、コンプレッションリング10Bは、第1領域71と第2領域72とが径方向に隣接している点で共通し、第1領域71が合口空間7において径方向外側に位置し、第2領域72が径方向内側に位置する点でコンプレッションリング10と相違する。図10に示すように、第1領域71は、合口空間7において、径方向の最も外側に位置する。コンプレッションリング10Bは、第1合口端面1と第2合口端面2とが軸方向視において径方向内側が広がるハの字状を形成している。即ち、コンプレッションリング10Bでは、端面間隔は、外側合口開口83において最も狭く、径方向内側に向かって徐々に広がり、内側合口開口84において最も広くなっている。
図11は、実施形態1の変形例3に係るコンプレッションリング10Cの合口部分に堆積したアルコール燃料生成物同士が接触した状態を示す上面図である。図11に示すように、コンプレッションリング10Cにおける合口空間7は、第1領域71が合口空間7において径方向外側に位置し、第2領域72が径方向内側に位置している。コンプレッションリング10Cでは、端面間隔が第1領域71と第2領域72とで段階的に変化するように合口空間7が形成されている。また、第1領域71は、径方向外側に位置するとともに端面間隔が一様な外側第1領域711と、径方向内側に位置するとともに第2領域72に隣接する内側第1領域712と、を有する。外側第1領域711は、合口空間7において、径方向の最も外側に位置する。そして、外側第1領域711の径方向における幅は、ピストン20がシリンダ30に装着された場合にシリンダ内壁301とピストン外周面201との間に確保される離間距離d3と同等である。離間距離d3は、即ち、ピストンクリアランスCの径方向における幅である。離間距離d3は、例えば、0.3mm程度である
。また、合口空間7の端面間隔は、外側第1領域711において最も狭くなっている。なお、外側第1領域711の径方向における幅は、ピストンクリアランスCの径方向における幅d3以上であればよい。つまり、外側第1領域711は、ブローバイ領域7Aを含む領域であればよい。
図12は、実施形態1の変形例4に係るコンプレッションリング10Dの合口部分に堆積したアルコール燃料生成物同士が接触した状態を示す上面図である。図12に示すように、コンプレッションリング10Dは、端面間隔が内側第1領域712から第2領域72に亘って徐々に広くなるように形成されている点で変形例3に係るコンプレッションリング10Cと相違する。より詳細には、内側第1領域712と第2領域72において、第1合口端面1と第2合口端面2とが軸方向視において径方向内側が広がるハの字状を形成している。端面間隔を徐々に広げることにより、合口空間7の容積を大きくし、堆積物601と堆積物602が接触し難くすることができる。また、端面間隔が連続的に広がるため、堆積物601と堆積物602が接触したときの接触面積をより小さくすることができる。なお、コンプレッションリング10Dにおいても、第1合口端面1と第2合口端面2の何れか一方が、周長方向と略直交する平坦面(ストレート形状)に形成されてもよい。
図13は、実施形態1の変形例5に係るコンプレッションリング10Eの合口部分に堆積したアルコール燃料生成物同士が接触した状態を示す上面図である。コンプレッションリング10Eは、外側第1領域711の端面間隔が径方向外側から径方向内側に向かうに従って徐々に広くなるように形成されている点で変形例4に係るコンプレッションリング10Dと相違する。図13に示すコンプレッションリング10Eのように、外側第1領域711は、端面間隔が外側合口開口83において最も狭くなっており、径方向内側に向かうに従って徐々に広がっていてもよい。端面間隔を外側合口開口83において最も狭くしているため、コンプレッションリング10よりもブローバイガスを低減することができる。また、コンプレッションリング10Eにおいても、第1合口端面1と第2合口端面2の何れか一方が、周長方向と略直交する平坦面(ストレート形状)に形成されてもよい。
図14は、実施形態1の変形例6に係るコンプレッションリング10Fの合口部分に堆積したアルコール燃料生成物同士が接触した状態を示す上面図である。図14に示すように、コンプレッションリング10Fは、内側第1領域712と第2領域72における第1
合口端面1と第2合口端面2の夫々が、軸方向視においてリング外周面3側に膨らんだ略円弧状を形成している点で変形例4に係るコンプレッションリング10Dと相違する。これによれば、合口空間7の容積をより大きくすることができ、堆積物601と堆積物602が接触し難くすることができる。また、コンプレッションリング10Fにおいても、第1合口端面1と第2合口端面2の何れか一方が、周長方向と略直交する平坦面(ストレート形状)に形成されてもよい。
図15は、実施形態1の変形例7に係るコンプレッションリング10Gの合口部分に堆積したアルコール燃料生成物同士が接触した状態を示す上面図である。図15に示すように、コンプレッションリング10Gでは、端面間隔が、径方向における略中央付近で最も狭くなっており、当該中央付近から径方向外側及び径方向内側に向かうに従って徐々に広くなっている。これにより、合口空間7には、リング外周面3側に位置する外側第2領域723と、リング内周面4側に位置する内側第2領域724と、外側第2領域723と内側第2領域724とに挟まれた第1領域71と、が形成されている。外側第2領域723と内側第2領域724の端面間隔は、第1領域71における端面間隔よりも相対的に広くなっている。
図16は、実施形態2に係るコンプレッションリング10Hの合口部分に堆積したアルコール燃料生成物同士が接触した状態をリング外周面3側から見たときの図である。図16に示すように、コンプレッションリング10Hは、第1領域71と第2領域72が軸方向に隣接している点で実施形態1と異なる。
。
図17は、実施形態2の変形例に係るコンプレッションリング10Jの合口部分に堆積したアルコール燃料生成物同士が接触した状態をリング外周面3側から見たときの図である。図17に示すように、合口空間7において、第1領域71が軸方向の最も下側に位置し、第2領域72が軸方向の最も上側に位置してもよい。コンプレッションリング10Jにおいて、端面間隔は、下側合口開口86において最も狭く、上方向に向かうに従って徐々に広がり、上側合口開口85において最も広くなっている。このようなコンプレッションリング10Jによると、堆積物601と堆積物602は、端面間隔が相対的に狭い第1領域71において接触して砕かれる。第1領域71において砕かれた堆積物60の破片は、第1領域71の上側に配置された第2領域72に導かれ、上側合口開口85からコンプレッションリング10Jの周囲空間に排出される。なお、コンプレッションリング10Jは、第1領域71と第2領域72の上下位置を逆としてもよい。その場合、堆積物60の破片は下側合口開口86からコンプレッションリング10の周囲空間に排出される。ここで、コンプレッションリング10Jにおいても、第1合口端面1と第2合口端面2の何れ
か一方が、周長方向と略直交する平坦面(ストレート形状)に形成されてもよい。
10 :コンプレッションリング
101 :第1合口端部
102 :第2合口端部
1 :第1合口端面
2 :第2合口端面
3 :リング外周面
4 :リング内周面
5 :リング上面
6 :リング下面
7 :合口空間
8 :合口開口
9 :リング本体
20 :ピストン
201 :ピストン外周面
202 :リング溝
30 :シリンダ
301 :シリンダ内壁
40 :燃焼室
50 :クランク室
60 :堆積物
Claims (11)
- アルコール燃料用の内燃機関のシリンダに装着されるピストンに形成されたリング溝に設けられるコンプレッションリングであって、
リング本体と、前記リング本体に設けられ、該コンプレッションリングが前記シリンダに装着された状態において、互いに対向することで合口空間を形成する一対の合口端面と、を有し、
前記合口空間は、前記一対の合口端面同士の間隔である端面間隔が相対的に狭い第1領域と、前記端面間隔が前記第1領域よりも相対的に広い第2領域であって、前記第1領域に隣接するとともに該コンプレッションリングの周囲空間とつながっている第2領域と、を有する、
コンプレッションリング。 - 前記第1領域と前記第2領域は、該コンプレッションリングの径方向に隣接しており、
前記第1領域は、前記合口空間において前記径方向内側に位置し、
前記第2領域は、前記合口空間において前記径方向外側に位置する、
請求項1に記載のコンプレッションリング。 - 前記第1領域と前記第2領域は、該コンプレッションリングの径方向に隣接しており、
前記第1領域は、前記合口空間において前記径方向外側に位置し、
前記第2領域は、前記合口空間において前記径方向内側に位置する、
請求項1に記載のコンプレッションリング。 - 前記第1領域は、前記径方向外側に位置する外側第1領域と、前記径方向内側に位置するとともに前記第2領域に隣接する内側第1領域と、を有し、
前記外側第1領域の前記径方向における幅は、前記ピストンが前記シリンダに装着された場合に前記シリンダの内壁と前記ピストンの外周面との間に確保される所定の離間距離以上であり、
前記端面間隔は、前記外側第1領域において最も狭くなっている、
請求項3に記載のコンプレッションリング。 - 前記外側第1領域は、前記端面間隔が一様となるように形成されている、
請求項4に記載のコンプレッションリング。 - 前記第1領域と前記第2領域は、該コンプレッションリングの径方向に隣接しており、
前記第2領域は、前記径方向外側に位置する外側第2領域と、前記径方向内側に位置する内側第2領域と、を有し、
前記第1領域は、前記外側第2領域と前記内側第2領域とに挟まれている、
請求項1に記載のコンプレッションリング。 - 前記合口空間は、前記端面間隔が前記第1領域から前記第2領域に亘って徐々に広くなるように形成されている、
請求項1から6の何れか一項に記載のコンプレッションリング。 - 前記合口空間は、前記端面間隔が前記第1領域と前記第2領域とで段階的に変化するように形成されている、
請求項1から6の何れか一項に記載のコンプレッションリング。 - 前記第1領域と前記第2領域は、該コンプレッションリングの軸方向に隣接しており、
前記合口空間は、前記端面間隔が前記第1領域から前記第2領域に亘って徐々に広くな
るように形成されている、
請求項1に記載のコンプレッションリング。 - 前記第2領域は、該コンプレッションリングの前記軸方向に面する両面のうち、一方の面側に位置する第1の第2領域と、他方の面側に位置する第2の第2領域と、を有し、
前記第1領域は、前記第1の第2領域と前記第2の第2領域とに挟まれている、
請求項9に記載のコンプレッションリング。 - アルコール燃料用の内燃機関の組み立て方法であって、
シリンダに装着されたピストンに形成されたリング溝にコンプレッションリングを装着する工程を含み、
前記コンプレッションリングは、
リング本体と、前記リング本体に設けられ、該コンプレッションリングが前記シリンダに装着された状態において、互いに対向することで合口空間を形成する一対の合口端面と、を有し、
前記合口空間は、前記一対の合口端面同士の間隔である端面間隔が相対的に狭い第1領域と、前記端面間隔が前記第1領域よりも相対的に広い第2領域であって、前記第1領域に隣接するとともに該コンプレッションリングの周囲空間とつながっている第2領域と、を有する、
アルコール燃料用の内燃機関の組み立て方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018087385A JP6702537B2 (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | コンプレッションリング及び内燃機関の組み立て方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018087385A JP6702537B2 (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | コンプレッションリング及び内燃機関の組み立て方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019190634A JP2019190634A (ja) | 2019-10-31 |
JP6702537B2 true JP6702537B2 (ja) | 2020-06-03 |
Family
ID=68387869
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018087385A Active JP6702537B2 (ja) | 2018-04-27 | 2018-04-27 | コンプレッションリング及び内燃機関の組み立て方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6702537B2 (ja) |
Family Cites Families (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0280261U (ja) * | 1988-12-08 | 1990-06-20 | ||
JP3607120B2 (ja) * | 1999-05-28 | 2005-01-05 | ダイハツ工業株式会社 | 内燃機関用ピストンにおける気密装置 |
JP2006017287A (ja) * | 2004-07-05 | 2006-01-19 | Riken Corp | 内燃機関用ピストンリング |
DE102006022027A1 (de) * | 2006-05-10 | 2007-11-15 | Mahle International Gmbh | Kolbenring für den Kolben eines Verbrennungsmotors |
JP2008232068A (ja) * | 2007-03-22 | 2008-10-02 | Toyota Motor Corp | アルコール混合燃料を使用可能なエンジン |
JP5106376B2 (ja) * | 2008-12-25 | 2012-12-26 | Tpr株式会社 | 内燃機関用ピストン装置 |
-
2018
- 2018-04-27 JP JP2018087385A patent/JP6702537B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2019190634A (ja) | 2019-10-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8157268B2 (en) | Piston for internal combustion engines | |
EP3270012B1 (en) | Side rail | |
CN101761416B (zh) | 内燃机用的活塞设备 | |
WO2007088847A1 (ja) | 3ピースオイルリング及び3ピースオイルリングとピストンとの組合せ | |
KR20090035413A (ko) | 왕복운동 기관의 피스톤 링 | |
JP6657334B2 (ja) | 主燃焼封止型押しの内部の小型弾性封止特徴 | |
JP2006090549A (ja) | 圧縮制限部材が組み込まれている少なくとも1つのリブを含むガスケット | |
US4570945A (en) | Piston ring having shape of an ellipse or an elongated circle | |
JP6522611B2 (ja) | ピストンリング | |
JP6759471B1 (ja) | ピストンリングの組み合わせ | |
KR20220110262A (ko) | 극저온 피스톤링 | |
JP6702537B2 (ja) | コンプレッションリング及び内燃機関の組み立て方法 | |
US20120175847A1 (en) | Support wave stopper in web area of multi-layered steel cylinder head gasket | |
KR20170021250A (ko) | 압축 제한기 및 풀 비드를 구비한 실린더 헤드 가스켓 | |
JP2019523370A (ja) | ワンピース型オイルコントロールリング | |
US6039321A (en) | Piston ring device for use in a combustion engine of a vehicle | |
JP3359675B2 (ja) | ピストンリング | |
RU2719250C2 (ru) | Поршневое кольцо | |
JP2006233823A (ja) | ピストン | |
JP6385700B2 (ja) | オイルリング | |
JP6514216B2 (ja) | ピストンリング溝、特にコンプレッション溝を有するピストン | |
JP2005171768A (ja) | ピストン及びピストンとピストンリングの組合せ | |
JP2007064133A (ja) | ピストン構造 | |
JP7308316B1 (ja) | ピストンリング | |
WO2022209621A1 (ja) | オイルコントロールリング |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20190401 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20200312 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20200407 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20200423 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6702537 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |