JP6699868B2 - アンテナ支持装置 - Google Patents

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Description

本発明は、アンテナ支持装置に関する。
従来、小型のアンテナ装置に実装されるアンテナ通信機器の温度が使用可能温度範囲を超えないようにするために、アンテナ通信機器から発せられる熱を放熱するための、放熱フィン、放熱シート、ペルチェ素子、又は、媒体(例えば、空気、水)等を用いた冷却手段が用いられている(例えば、特許文献1)。
特開2017−063288号公報
しかしながら、アンテナ通信機器の高度化に伴い、アンテナ通信機器から発せられる熱量が増加しているため、上記従来の冷却手段では十分な冷却を実現できない可能性がある。特に、例えば衛星追尾型アンテナ装置のような大型アンテナ装置では、アンテナ通信機器の発熱量が大きく、上記従来の冷却手段では十分な冷却を実現できない可能性がある。
本発明の目的は、大型のアンテナ装置においてもアンテナ通信機器を十分に冷却することができる、アンテナ支持装置を提供することにある。
本発明の一態様にかかるアンテナ支持装置は、アンテナ反射板を、互いに直交する第1軸及び第2軸のそれぞれの周りに回転可能に支持する支持体と、前記アンテナ反射板と共に前記支持体に回転可能に支持される筐体であって、アンテナ通信機器を内包する内部空間を有すると共に、冷却装置から放出された冷気を前記内部空間に入力する冷気入力口及び前記アンテナ通信機器の発熱によって前記冷気入力口から入力された冷気が熱せられて得られた暖気を前記冷却装置に向けて放出する暖気放出口を有する、機器内包筐体と、を具備する。
本発明により、大型のアンテナ装置においてもアンテナ通信機器を十分に冷却することができる、アンテナ支持装置を提供することができる。
第1実施形態のアンテナ支持装置を含むアンテナ装置の一例を示す斜視図である。 第1実施形態のアンテナ支持装置を含むアンテナ装置の一例を示す側面図である。 第1実施形態のアンテナ支持装置を含むアンテナ装置の一例を示す背面図である。 図2のIV−IV矢視断面図である。 図3のV−V矢視断面図である。 支持体の内部における空気の流れを概略的に示す図である。 機器内包筐体の内部構成の一例を模式的に示す図である。 機器内包筐体の内部構成の一例を模式的に示す図である。
以下、図面を参照しつつ、実施形態について説明する。
<第1実施形態>
<アンテナ装置の基本構成例>
図1は、第1実施形態のアンテナ支持装置を含むアンテナ装置の一例を示す斜視図である。図2は、第1実施形態のアンテナ支持装置を含むアンテナ装置の一例を示す側面図である。図3は、第1実施形態のアンテナ支持装置を含むアンテナ装置の一例を示す背面図である。各図において、xyz3次元直交座標系を規定している。以下、アンテナ装置の構成要素間の位置関係については、図1から図3に示した基本姿勢の状態を前提として説明する。
アンテナ装置1は、アンテナ反射板31を含むアンテナ本体3と、アンテナ支持装置5と、冷却装置7とを有している。
冷却装置7は、供給された電力によって動作し、入力(流入)した暖気を冷却して冷気を放出する装置である。例えば、冷却装置7は、コンプレッサを含み、コンプレッサによって液化された冷媒の気化熱を利用して、冷気を放出する装置である。ここでは、冷却装置7は、冷却装置(第1冷却装置)71と、冷却装置72(第2冷却装置)とを有している。
アンテナ支持装置5は、支持体51と、機器内包筐体52とを有している。支持体51は、機器内包筐体52を「第1アジマス軸」及び「エレベーション軸」のそれぞれの周りに回転可能に支持する。
機器内包筐体52は、アンテナ本体3のアンテナ通信機器(図示せず)が配設される内部空間SP52、つまり、アンテナ通信機器(図示せず)を内包する内部空間SP52を有している。また、機器内包筐体52は、アンテナ反射板31の裏面側(図1において−x側)に配設されて、アンテナ反射板31を固定(支持)している。従って、支持体51は、機器内包筐体52を介してアンテナ反射板31を「第1アジマス軸」及び「エレベーション軸」のそれぞれの周りに回転可能に支持している。ここで、「第1アジマス軸」及び「エレベーション軸」は、互いに直交している回転軸である。第1アジマス軸とエレベーション軸との直交関係は、実際に直交していること、及び、第1アジマス軸とエレベーション軸とがねじれの位置に存在することも含む。
支持体51は、支持ベース(マウント)53と、ヨーク54と、シャフト(第1軸)55と、軸保持ボックス56と、シャフト(第3軸)57と、一対のアーム58,59とを有している。
支持ベース53は、シャフト(第2軸)53Aを有している。シャフト53Aの中心軸は、上記の第1アジマス軸に対応する。シャフト53Aの上面には、ヨーク54が配設(載置)されている。このため、シャフト53Aの回転に伴って、ヨーク54が第1アジマス軸の周りに回転可能となっている。
ヨーク54は、支持基台54Aと、支持基台54Aの両端部から上方(+z方向)に立ち上がる、一対の壁部(支持片)54B,54Cとを有している。支持基台54Aは、シャフト53Aの上面に配設されている。一対の壁部54B,54Cは、壁部54Bと壁部54Cとの間に、シャフト55を回転可能に支持している。具体的には、シャフト55は、部分シャフト55A及び部分シャフト55Bを有している。そして、壁部54Bは、部分シャフト55Aの一端部を回転可能に支持しており、壁部54Cは、部分シャフト55Bの一端部を回転可能に支持している。
軸保持ボックス56は、壁部54Bに保持されている一端部と反対側の部分シャフト55Aの他端部と連結され、且つ、壁部54Cに保持されている一端部と反対側の部分シャフト55Bの他端部と連結されている。すなわち、軸保持ボックス56は、部分シャフト55Aと部分シャフト55Bとが軸保持ボックス56から互いに逆方向に延びるように、部分シャフト55A及び部分シャフト55Bが連結されている。これにより、軸保持ボックス56は、壁部54Bと壁部54Cとの間で宙に浮いた状態で、シャフト55を介して壁部54B,54Cによって支持される。ここで、シャフト55の中心軸は、上記のエレベーション軸に対応する。このため、シャフト55の回転に伴って、軸保持ボックス56がエレベーション軸の周りに回転可能となっている。
また、軸保持ボックス56は、シャフト57がシャフト55と直交するように、シャフト57を支持している。具体的には、シャフト57は、部分シャフト57A及び部分シャフト57Bを有している。そして、軸保持ボックス56は、部分シャフト57Aと部分シャフト57Bとが軸保持ボックス56から互いに逆方向に延びるように、部分シャフト57Aの一端部及び部分シャフト57Bの一端部が連結されている。
一対のアーム58,59は、アーム58とアーム59との間にシャフト57を挟み込み、シャフト57に対して回転可能に支持されている。具体的には、アーム58は、軸保持ボックス56に連結されている一端部と反対側の部分シャフト57Aの他端部を回転可能に保持しており、アーム59は、軸保持ボックス56に連結されている一端部と反対側の部分シャフト57Bの他端部を回転可能に保持している。ここで、シャフト57の中心軸は、「第2アジマス軸」に対応する。このため、シャフト57に対してアーム58,59を回転させることによって、アーム58,59が第2アジマス軸の周りに回転可能となっている。
また、一対のアーム58,59は、機器内包筐体52の後面52Aに連結されている。このため、アーム58,59の第2アジマス軸周りの回転に伴って、アンテナ反射板31も第2アジマス軸周りの回転が可能となっている。
以上で説明したアンテナ装置1の基本構成により、支持体51によって、アンテナ反射板31を、第1アジマス軸、第2アジマス軸、及び、エレベーション軸の周りを回転可能に支持することができる。なお、第2アジマス軸は例えばアジマス角度の高速調整に用いられるものであり付加的な構成であるため、アンテナ装置1においてアンテナ反射板31が第2アジマス軸の周りに回転できない構成であってもよい。すなわち、シャフト57は、軸保持ボックス56、アーム58、及びアーム59に固定的に連結されていてもよい。
<アンテナ装置の具体的構成例>
図4は、図2のIV−IV矢視断面図である。図5は、図3のV−V矢視断面図である。
冷却装置(第1冷却装置)71は、ヨーク54の壁部(支持片)54Bに対して相対的に自由に回転可能に、固定軸71Cを介して壁部54Bの外面に固定されている。これにより、アンテナ反射板31を回転させる動作等に起因した振動等による、冷却装置71に対する衝撃を緩和することができ、また、冷却装置71の設置姿勢に関する要求を満たすことができる。
また、冷却装置71は、冷気を放出する放出口71Aを有している。放出口71Aから放出された冷気は、壁部54Bの内部空間SP54B−1(第3冷気流路)へ入力される(流入する)。
また、冷却装置71は、暖気(後述する中程度の冷気)を吸い込む吸込口71Bを有している。壁部54Bの内部空間SP54B−2に存在する暖気(後述する中程度の冷気)が吸込口71Bから冷却装置71の中に取り込まれ、冷却装置71は、取り込んだ暖気を冷却して冷気を放出口71Aから放出する。
壁部54Bは、部分シャフト55Aを回転可能に支持する軸受部54B1を有している。部分シャフト55Aは、筒状であり、筒状空間SP55Aを有している。
また、壁部54Bは、仕切によって仕切られて互いに独立した、内部空間SP54B−1,SP54B−2を有している。内部空間SP54B−1は、部分シャフト55Aの筒状空間SP55Aに連通している。このため、部分シャフト55Aの筒状空間SP55Aは、内部空間SP54B−1の冷気が流れ込み、該冷気を通して軸保持ボックス56の内部空間SP56へ放出する、冷気流路(第2冷気流路)として機能する。
軸保持ボックス56は、4つの開口部56A,56B,56C,56Dを有している。また、軸保持ボックス56は、内部空間SP56を有している。この内部空間SP56は、仕切によって仕切られて互いに独立した、内部空間SP56−1,SP56−2を有している。内部空間SP56−1は、開口部56A,56Bと連通しており、内部空間SP56−2は、開口部56C,56Dと連通している。
また、軸保持ボックス56は、筒状空間SP55Aと内部空間SP56−1とが開口部56Aを介して連通するように、部分シャフト55Aが固定されている。このため、部分シャフト55Aの筒状空間SP55Aを通った冷気が開口部56Aから内部空間SP56−1へ流れ込み、該流れ込んだ冷気が開口部56Bから放出されることになる。従って、内部空間SP56−1は、開口部56Aから流入した冷気を通して開口部56Bから放出する、冷気流路(第1冷気流路)として機能している。
また、軸保持ボックス56は、部分シャフト57Aの筒状空間SP57Aと内部空間SP56−1とが開口部56Bを介して連通するように、部分シャフト57Aが固定されている。軸保持ボックス56に固定されている一端部と反対側の部分シャフト57Aの他端部は、アーム58の軸受部58Aに回転可能に保持されている。アーム58は、筒状空間SP58を有しており、この筒状空間SP58は、部分シャフト57Aの筒状空間SP57Aと連通する。これにより、部分シャフト57Aの筒状空間SP57Aの冷気がアーム58の筒状空間SP58に流入する。後述するように、アーム58の筒状空間SP58に流入した冷気は、機器内包筐体52の内部空間SP52に流入して、内部空間SP52に配設されて熱を発するアンテナ通信機器を冷却するために用いられる。
また、軸保持ボックス56は、部分シャフト57Bの筒状空間SP57Bと内部空間SP56−2とが開口部56Cを介して連通するように、部分シャフト57Bが固定されている。軸保持ボックス56に固定されている一端部と反対側の部分シャフト57Bの他端部は、アーム59の軸受部59Aに回転可能に保持されている。アーム59は、筒状空間SP59を有しており、この筒状空間SP59は、部分シャフト57Bの筒状空間SP57Bと連通する。これにより、アーム59の筒状空間SP59の暖気が、部分シャフト57Bの筒状空間SP57Bを介して、軸保持ボックス56の内部空間SP56−2へ流入する。ここで、後述するように、アーム59の筒状空間SP59の暖気は、機器内包筐体52の内部空間SP52に流入した冷気がアンテナ通信機器の発熱によって熱せられて得られた暖気である。
また、軸保持ボックス56は、部分シャフト55Bの筒状空間SP55Bと内部空間SP56−2とが開口部56Dを介して連通するように、部分シャフト55Bが固定されている。これにより、アーム59の筒状空間SP59から開口部56Cを介して内部空間SP56−2へ流入した暖気が、開口部56Dを介して部分シャフト55Bの筒状空間SP55Bへ放出される。従って、内部空間SP56−2は、暖気流路(第1暖気流路)として機能している。
軸保持ボックス56に固定されている一端部と反対側の部分シャフト55Bの他端部は、ヨーク54の壁部54Cの軸受部54C1に回転可能に支持されている。壁部54Cは、仕切によって仕切られて互いに独立した、内部空間SP54C−1,SP54C−2を有している。部分シャフト55Bの筒状空間SP55Bは、壁部54Cの内部空間SP54C−1と連通している。このため、部分シャフト55Bの筒状空間SP55Bは、軸保持ボックス56の内部空間SP56−2の暖気が流れ込み、該暖気を通して壁部54Cの内部空間SP54C−1(第3暖気流路)へ放出する、暖気流路(第2暖気流路)として機能する。
ヨーク54の壁部54Cの外面には、冷却装置(第2冷却装置)72が固定されている。冷却装置72は、壁部54Cに対して相対的に自由に回転可能に、固定軸72Cを介して壁部54Cの外面に固定されている。これにより、アンテナ反射板31を回転させる動作等に起因した振動等による、冷却装置72に対する衝撃を緩和することができ、また、冷却装置72の設置姿勢に関する要求を満たすことができる。
冷却装置72は、壁部54Cの内部空間SP54C−1(第3暖気流路)と連通して、内部空間SP54C−1の暖気を吸い込む吸込口72Bを有している。また、冷却装置72は、壁部54Cの内部空間SP54C−2と連通して、内部空間SP54C−2へ冷気を放出する放出口72Aを有している。すなわち、壁部54Cの内部空間SP54C−1に存在する暖気が吸込口72Bから冷却装置72の中に取り込まれ、冷却装置72は、取り込んだ暖気を冷却して冷気を放出口72Aから内部空間SP54C−2へ放出する。
壁部54Cの内部空間SP54C−2及び壁部54Bの内部空間SP54B−2は、それぞれ、支持基台54Aの内部空間SP54Aと連通している。これにより、冷却装置72の放出口72Aと冷却装置71の吸込口71Bとは、内部空間SP54C−2、内部空間SP54A、及び内部空間SP54B−2によって、繋がっている。すなわち、内部空間SP54C−2、内部空間SP54A、及び内部空間SP54B−2は、冷却装置72と冷却装置71とを接続する、「冷却装置間流路」として機能する。
ここで、冷却装置72は、壁部54Cの内部空間SP54C−1の暖気を冷却して、冷気(実際上、中程度の冷気)を冷却装置間流路へ放出する。そして、冷却装置71は、冷却装置72から放出された冷気、つまり、冷却装置間流路の中程度の冷気をさらに冷却して、壁部54Bの内部空間SP54B−1へ放出する。このように、冷却装置72及び冷却装置71が協働して冷気を機器内包筐体52へ送り込むことができるので、冷却能力をさらに向上させることができる。
以上で説明した支持体51の構成により、図6に示すように、冷却装置71から放出された冷気は、内部空間SP54B−1、筒状空間SP55A、内部空間SP56−1、筒状空間SP57A、及び、筒状空間SP58を介して、機器内包筐体52の内部空間SP52へ流入する。そして、機器内包筐体52に配設されたアンテナ通信機器の発熱によって熱せられた暖気が筒状空間SP59に放出されて、筒状空間SP59、筒状空間SP57B、内部空間SP56−2、筒状空間SP55B、及び、内部空間SP54C−1を介して、冷却装置72に入力される。図6は、支持体51の内部における空気の流れを概略的に示す図である。
機器内包筐体52の後面52Aには、開口部(冷気入力口)52A1及び開口部(暖気放出口)52A2が設けられている。また、機器内包筐体52は、内部空間SP52として、内部空間SP52−1と、内部空間SP52−2とを有している。内部空間SP52−1は、開口部52A1を介して、筒状空間SP58と連通している。これにより、冷却装置71から放出された冷気が、内部空間SP52−1へ流入する。
図7及び図8は、機器内包筐体の内部構成の一例を模式的に示す図である。図7は、図5の断面図に対応する図であり、図8は、+x側から機器内包筐体52を見た図である。
機器内包筐体52の内部空間SP52−1の中央部には、アンテナ通信機器80が配設されている。機器内包筐体52の内部空間SP52−1の中央部よりも開口部52A1に近い位置、つまり、機器内包筐体52の内部空間SP52−1の中央部の上流側には、アシストファン52Bが配設されている。アシストファン52Bは、開口部52A1から流入する冷気を引っ張って、内部空間SP52−1の中央部に送り出す。これにより、内部空間SP52−1の冷気の静圧を高めることができるので、冷却効率を向上させることができる。
機器内包筐体52の内部空間SP52−1の中央部よりも開口部52A2に近い位置、つまり、機器内包筐体52の内部空間SP52−1の中央部の下流側には、アシストファン52Cが配設されている。アシストファン52Cは、例えば、開口部(暖気放出口)52A2に配設されている。そして、アシストファン52Cは、内部空間SP52−1の中央部でアンテナ通信機器80によって熱せられた暖気を引っ張って、アーム59の筒状空間SP59へ送り出す。これにより、内部空間SP52−1の中央部でアンテナ通信機器80によって熱せられた暖気を、内部空間SP52−1から効率良く放出することができる。
内部空間SP52−2は、内部空間SP52−1を挟んでアンテナ反射板31と反対側に配設されて、連通孔52Dを介して内部空間SP52−1に連通している。これにより、内部空間SP52−2によって機器内包筐体52の中に断熱空気層を形成することができるので、冷却効率をさらに向上させることができる。
連通孔52Dには、LNA81のファンが配設されている。これにより、内部空間SP52−1から内部空間SP52−2に流れ込む冷気を、特に発熱量の大きいLNA81の冷却に利用することができる。
ここで、上記の通り、機器内包筐体52の内部空間SP52−1の中央部には、アンテナ通信機器80が配設されている。このアンテナ通信機器80は、例えば、図7,8に示すように、LNA(低雑音アンプ)81と、アンプ電力供給装置82−1,82−2と、ネットワークスイッチ83と、TRK RX(TRacKing Received eXchange)84と、モデム85と、電力供給装置86と、光送受信機87とを含んでいる。アンプ電力供給装置82−1,82−2は、LNA81に対して電力を供給する電源装置である。TRK RX84は、捕捉対象の移動体が発信する信号を受信してトラッキングするための装置である。電力供給装置86は、LNA81以外の装置に電力を供給する電源装置である。光送受信機87は、光ケーブルを介して光信号を送受信する装置である。
図8における配置例では、内部空間SP52−1の+y側領域に、アンプ電力供給装置82−1及びTRK RX84が配設されている。そして、内部空間SP52−1の−y側領域に、アンプ電力供給装置82−2、ネットワークスイッチ83、モデム85、電力供給装置86、及び光送受信機87が配設されている。そして、内部空間SP52−1の+y側領域と−y側領域とに挟まれる中央領域には、図7に示されるLNA81が配設されている。内部空間SP52−1では、整流板を適切に配置することにより、アシストファン52Bによって引き込まれた冷気が、−y側領域、中央領域、及び+y側領域にバランス良く配分されるようになっている。
ここで、シャフト55及び軸保持ボックス56をエレベーション軸周りに回転させる回転駆動力を出力する動力出力装置(例えば、モータ)M1は、図4に示すように、ヨーク54の壁部54Cの内部空間SP54C−2(つまり、冷却装置間流路)に配設されてもよい。これにより、動力出力装置M1も適温で動作させることができる。
動力出力装置M1から出力される回転駆動力は、動力伝達部60によって、シャフト55及び軸保持ボックス56へ伝達される。動力伝達部60は、例えば、図4に示すように、減速機61,62、及び、歯車63を含んでいる。歯車63は、シャフト55B(つまり、エレベーション軸)を囲むように、軸保持ボックス56に固定されている。
さらに、アーム58,59、機器内包筐体52及びアンテナ本体3を第2アジマス軸周りに回転させる回転駆動力を出力する動力出力装置(例えば、モータ)M2は、図4に示すように、軸保持ボックス56の内部空間SP56−1に配設されてもよい。これにより、動力出力装置M2も適温で動作させることができる。
動力出力装置M2から出力される回転駆動力は、歯車66を含む動力伝達部65によって、アーム58,59へ伝達される。歯車66は、部分シャフト57B(つまり、第2アジマス軸)を囲むように、アーム59に固定されている。
以上のように第1実施形態によれば、アンテナ支持装置5において支持体51は、アンテナ反射板31と共に支持体51に回転可能に支持される機器内包筐体52を有している。機器内包筐体52は、アンテナ通信機器80を内包する内部空間SP52を有すると共に、冷却装置7から放出された冷気を内部空間SP52に入力する開口部(冷気入力口)52A1及びアンテナ通信機器80の発熱によって開口部から入力された冷気が熱せられて得られた暖気を冷却装置7に向けて放出する開口部(暖気放出口)52A2を有している。
このアンテナ支持装置5の構成により、アンテナ通信機器80を内部空間に内包する機器内包筐体52に、冷却装置7から放出された冷気を入力する冷気入力口及び暖気を冷却装置に向けて放出する暖気放出口を設けたことで、多量の冷気を機器内包筐体52内に流すことが可能となり、大型アンテナ装置においてもアンテナ通信機器80を十分に冷却することができる。この結果、アンテナ装置1が設置される地域及び気候に左右されずアンテナ装置の汎用性を向上させることができる、アンテナ支持装置5を実現することができる。
また、アンテナ支持装置5において支持体51は、シャフト55を保持してシャフト55によって回転可能に支持される軸保持ボックス56を有している。軸保持ボックス56は、冷却装置7から放出された冷気を通して開口部(冷気入力口)52A1へ放出する第1冷気流路(内部空間SP56−1)と、開口部(暖気放出口)52A2から放出された暖気を通して冷却装置7に向けて放出する第1暖気流路(内部空間SP56−2)とを、内部に有している。
このアンテナ支持装置5の構成により、軸保持ボックス56を冷気及び暖気の流路としても利用することができるため、アンテナ装置構成の他に流路用構造を別途設ける必要がないので、コスト効率及び空間効率を向上させることができる。
また、アンテナ支持装置5においてシャフト55は、部分シャフト55A及び部分シャフト55Bを有している。部分シャフト55Aは、筒状であって、冷却装置7から放出された冷気を通して第1冷気流路(内部空間SP56−1)へ冷気を放出する第2冷気流路(筒状空間SP55A)を有している。部分シャフト55Bは、筒状であって、第1暖気流路(内部空間SP56−2)から放出された暖気を通して冷却装置7に向けて暖気を放出する第2暖気流路(筒状空間SP55B)を有している。
このアンテナ支持装置5により、アンテナ反射板31を回転可能にするシャフト55を冷気及び暖気の流路としても利用することができるため、アンテナ装置構成の他に流路用構造を別途設ける必要がないので、コスト効率及び空間効率を向上させることができる。
また、アンテナ支持装置5において支持体51は、部分シャフト55A及び部分シャフト55Bをそれぞれ支持する一対の壁部(第1支持片)54B及び壁部(第2支持片)54Cを有している。壁部54Bは、第2冷気流路(筒状空間SP55A)と連通して冷却装置71から放出された冷気を通して第2冷気流路へ冷気を放出する第3冷気流路(内部空間SP54B−1)を内部に有している。壁部54Cは、第2暖気流路(筒状空間SP55B)と連通して第2暖気流路から放出された暖気を通して冷却装置72へ暖気を放出する第3暖気流路(内部空間SP54C−1)を内部に有する。
このアンテナ支持装置5の構成により、アンテナ反射板31を回転可能にするシャフト55を支持する一対の壁部54B及び壁部54Cの内部空間を流路としても利用することができるため、アンテナ装置構成の他に流路用構造を別途設ける必要がないので、コスト効率及び空間効率を向上させることができる。
そして、冷却装置71及び冷却装置72は、互いに冷却装置間流路によって接続されている。そして、冷却装置72は、壁部(第2支持片)54Cの外面に配設されて、第3暖気流路(内部空間SP54C−1)から放出された暖気を入力して、冷気を冷却装置間流路へ放出する。そして、冷却装置71は、壁部(第1支持片)54Bの外面に配設されて、冷却装置72から放出された冷気を冷却装置間流路を介して入力して、冷却装置72から放出された冷気よりもさらに冷えた冷気を第3冷気流路(内部空間SP54B−1)へ放出する。これにより、複数の冷却装置71,72を協働させて冷気を機器内包筐体52へ送り込むことができるので、冷却能力をさらに向上させることができる。
そして、冷却装置71は、壁部(第1支持片)54Bに対して相対的に自由に回転可能に固定軸(第1固定軸)71Cを介して固定され、冷却装置72は、壁部(第2支持片)54Cに対して相対的に自由に回転可能に固定軸(第2固定軸)72Cを介して固定されている。これにより、アンテナ反射板31を回転させる動作等に起因した振動等による、冷却装置71,72に対する衝撃を緩和することができ、また、冷却装置71,72の設置姿勢に関する要求を満たすことができる。
また、アンテナ支持装置5は、冷却装置間流路に配設されて、軸保持ボックス56をシャフト55の周りに回転させる回転駆動力を出力する動力出力装置M2を有している。
このアンテナ支持装置5の構成により、動力出力装置M2も適温で動作させることができる。
また、アンテナ支持装置5において支持体51は、一対の壁部(第1支持片)54B及び壁部(第2支持片)54Cが連結されて、シャフト(第2軸)53Aの回転に伴って一対の壁部(第1支持片)54B及び壁部(第2支持片)54Cと共に回転可能な支持基台54Aを有している。そして、上記の冷却装置間流路は、支持基台54Aの内部空間SP54Aを含んでいる。
このアンテナ支持装置5の構成により、一対の壁部(第1支持片)54B及び壁部(第2支持片)54Cが連結する支持基台54Aの内部空間SP54Aを冷却装置間流路としても利用することができるため、アンテナ装置構成の他に流路用構造を別途設ける必要がないので、コスト効率及び空間効率を向上させることができる。
また、アンテナ支持装置5は、機器内包筐体52の内部空間SP52に配設されて、内部空間SP52の静圧を高めるアシストファン52Bをさらに有している。
このアンテナ支持装置5の構成により、機器内包筐体52の内部空間SP52内における冷気の静圧を高めることができるので、冷却効率を向上させることができる。
また、アンテナ支持装置5において機器内包筐体52は、内部空間SP52として、アンテナ通信機器80が配設された内部空間(第1部分空間)SP52−1と、内部空間SP52−1を挟んでアンテナ反射板31と反対側に配設されて、連通孔52Dを介して内部空間SP52−1と連通する内部空間(第2部分空間)SP52−2とを有している。
このアンテナ支持装置5の構成により、内部空間(第2部分空間)SP52−2によって機器内包筐体52内に断熱空気層を形成することができるので、冷却効率をさらに向上させることができる。
<他の実施形態>
<1>第1実施形態では、冷却装置7として2つの冷却装置71,72がアンテナ装置1に配設されることを前提に説明したが、これに限定されるものではなく、アンテナ装置1には冷却装置7として1つの冷却装置71が配設されてもよい。例えば、アンテナ装置1が設置される環境の温度がそれほど高くならない場合には、アンテナ装置1に配設される冷却装置7を冷却装置71の1つにすることもできる。この場合には、壁部54Cの内部空間SP54C−1と内部空間SP54C−2とを連通させて、アンテナ支持装置5の内部で空気を循環させればよい。
<2>第1実施形態でも言及したように、第2アジマス軸は例えばアジマス角度の高速調整に用いられるものであり付加的な構成であるため、アンテナ装置1においてアンテナ反射板31が第2アジマス軸の周りに回転できない構成であってもよい。すなわち、シャフト57は、軸保持ボックス56、アーム58、及びアーム59に固定的に連結されていてもよい。
なお、本発明は上記の実施形態に限られたものではなく、趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更することが可能である。
上記の実施形態の一部又は全部は、以下の付記のようにも記載されうるが、以下には限られない。
(付記1)アンテナ反射板を、互いに直交する第1軸及び第2軸のそれぞれの周りに回転可能に支持する支持体と、
前記アンテナ反射板と共に前記支持体に回転可能に支持される筐体であって、アンテナ通信機器を内包する内部空間を有すると共に、冷却装置から放出された冷気を前記内部空間に入力する冷気入力口及び前記アンテナ通信機器の発熱によって前記冷気入力口から入力された冷気が熱せられて得られた暖気を前記冷却装置に向けて放出する暖気放出口を有する、機器内包筐体と、
を具備するアンテナ支持装置。
(付記2)前記支持体は、前記第1軸を保持して前記第1軸によって回転可能に支持される軸保持箱を有し、
前記軸保持箱は、前記冷却装置から放出された冷気を通して前記冷気入力口へ放出する第1冷気流路と、前記暖気放出口から放出された暖気を通して前記冷却装置に向けて放出する第1暖気流路とを、内部に有する、
付記1記載のアンテナ支持装置。
(付記3)前記第1軸は、第1部分軸及び第2部分軸を有し、
前記第1部分軸は、筒状であって、前記冷却装置から放出された冷気を通して前記第1冷気流路へ冷気を放出する第2冷気流路を有し、
前記第2部分軸は、筒状であって、前記第1暖気流路から放出された暖気を通して前記冷却装置に向けて暖気を放出する第2暖気流路を有する、
付記2記載のアンテナ支持装置。
(付記4)前記支持体は、前記第1部分軸及び前記第2部分軸をそれぞれ支持する一対の第1支持片及び第2支持片を有し、
前記第1支持片は、前記第2冷気流路と連通して前記冷却装置から放出された冷気を通して前記第2冷気流路へ冷気を放出する第3冷気流路を内部に有し、
前記第2支持片は、前記第2暖気流路と連通して前記第2暖気流路から放出された暖気を通して前記冷却装置へ暖気を放出する第3暖気流路を内部に有する、
付記3記載のアンテナ支持装置。
(付記5)前記冷却装置は、互いに冷却装置間流路によって接続された第1冷却装置及び第2冷却装置を有し、
前記第2冷却装置は、前記第2支持片の外面に配設されて、前記第3暖気流路から放出された暖気を入力して、冷気を前記冷却装置間流路へ放出し、
前記第1冷却装置は、前記第1支持片の外面に配設されて、前記第2冷却装置から放出された冷気を前記冷却装置間流路を介して入力して、前記第2冷却装置から放出された冷気よりもさらに冷えた冷気を前記第3冷気流路へ放出する、
付記4記載のアンテナ支持装置。
(付記6)前記冷却装置間流路に配設されて、前記軸保持箱を前記第1軸の周りに回転させる回転駆動力を出力する動力出力装置を有する、付記5記載のアンテナ支持装置。
(付記7)前記支持体は、前記第1支持片及び前記第2支持片が連結されて、前記第2軸の回転に伴って前記第1支持片及び前記第2支持片と共に回転可能な支持基台を有し、
前記冷却装置間流路は、前記支持基台の内部空間を含む、
付記5又は6に記載のアンテナ支持装置。
(付記8)前記第1冷却装置は、前記第1支持片に対して相対的に自由に回転可能に第1固定軸を介して固定され、
前記第2冷却装置は、前記第2支持片に対して相対的に自由に回転可能に第2固定軸を介して固定されている、
付記5から7のいずれか1つに記載のアンテナ支持装置。
(付記9)前記支持体は、
前記第1軸を保持して前記第1軸によって回転可能に支持される軸保持箱と、
前記第1軸を支持する一対の第1支持片及び第2支持片と、
前記第1支持片及び前記第2支持片が連結されて、前記第2軸の回転に伴って前記第1支持片及び前記第2支持片と共に回転可能な支持基台と、
前記軸保持箱によって前記第1軸に対して回転可能に支持されて、前記機器内包筐体を回転可能に支持する、前記第1軸に直交する第3軸と、
を具備する付記1記載のアンテナ支持装置。
(付記10)前記軸保持箱は、前記冷却装置から放出された冷気を通して前記冷気入力口へ放出する第1冷気流路と、前記暖気放出口から放出された暖気を通して前記冷却装置に向けて放出する第1暖気流路とを、内部に有し、
前記アンテナ支持装置は、前記第1冷気流路に配設されて、前記アンテナ反射板を前記第3軸の周りに回転させる回転駆動力を出力する動力出力装置を有する、
付記9記載のアンテナ支持装置。
(付記11)前記機器内包筐体の内部空間に配設されて、該内部空間の静圧を高めるファンをさらに具備する、
付記1から10のいずれか1つに記載のアンテナ支持装置。
(付記12)前記機器内包筐体は、前記アンテナ反射板の裏面側に配設されており、前記機器内包筐体の内部空間として、前記アンテナ通信機器が配設された第1部分空間と、前記第1部分空間を挟んで前記アンテナ反射板と反対側に配設されて、連通孔を介して前記第1部分空間と連通する第2部分空間とを有する、
付記1から11のいずれか1つに記載のアンテナ支持装置。
1 アンテナ装置
3 アンテナ本体
5 アンテナ支持装置
7,71,72 冷却装置
31 アンテナ反射板
51 支持体
52 機器内包筐体
52A 後面
52A1,52A2,56A,56B,56C,56D 開口部
52B,52C アシストファン
52D 連通孔
53 支持ベース
53A,55,57 シャフト
54 ヨーク
54A 支持基台
54A1,54C1,58A,59A 軸受部
54B,54C 壁部
55A,55B,57A,57B 部分シャフト
56 軸保持ボックス
58,59 アーム
60,65 動力伝達部
61,62 減速機
63,66 歯車
71A,72A 放出口
71B,72B 吸込口
71C,72C 固定軸
80 アンテナ通信機器
81 LNA(低雑音アンプ)
82 アンプ電力供給装置
83 ネットワークスイッチ
84 TRK RX(TRacKing Received eXchange)
85 モデム
86 電力供給装置
87 光送受信機
M1,M2 動力出力装置
SP52,SP54A,SP54B,SP54C,SP56 内部空間
SP55A,SP55B,SP57A,SP57B,SP58,SP59 筒状空間

Claims (9)

  1. アンテナ反射板を、互いに直交する第1軸及び第2軸のそれぞれの周りに回転可能に支持する支持体と、
    前記アンテナ反射板と共に前記支持体に回転可能に支持される筐体であって、アンテナ通信機器を内包する内部空間を有すると共に、冷却装置から放出された冷気を前記内部空間に入力する冷気入力口及び前記アンテナ通信機器の発熱によって前記冷気入力口から入力された冷気が熱せられて得られた暖気を前記冷却装置に向けて放出する暖気放出口を有する、機器内包筐体と、
    を具備し、
    前記支持体は、前記第1軸を保持して前記第1軸によって回転可能に支持される軸保持箱を有し、
    前記軸保持箱は、前記冷却装置から放出された冷気を通して前記冷気入力口へ放出する第1冷気流路と、前記暖気放出口から放出された暖気を通して前記冷却装置に向けて放出する第1暖気流路とを、内部に有する、
    アンテナ支持装置。
  2. 前記第1軸は、第1部分軸及び第2部分軸を有し、
    前記第1部分軸は、筒状であって、前記冷却装置から放出された冷気を通して前記第1冷気流路へ冷気を放出する第2冷気流路を有し、
    前記第2部分軸は、筒状であって、前記第1暖気流路から放出された暖気を通して前記冷却装置に向けて暖気を放出する第2暖気流路を有する、
    請求項記載のアンテナ支持装置。
  3. 前記支持体は、前記第1部分軸及び前記第2部分軸をそれぞれ支持する一対の第1支持片及び第2支持片を有し、
    前記第1支持片は、前記第2冷気流路と連通して前記冷却装置から放出された冷気を通して前記第2冷気流路へ冷気を放出する第3冷気流路を内部に有し、
    前記第2支持片は、前記第2暖気流路と連通して前記第2暖気流路から放出された暖気を通して前記冷却装置へ暖気を放出する第3暖気流路を内部に有する、
    請求項記載のアンテナ支持装置。
  4. 前記冷却装置は、互いに冷却装置間流路によって接続された第1冷却装置及び第2冷却装置を有し、
    前記第2冷却装置は、前記第2支持片の外面に配設されて、前記第3暖気流路から放出された暖気を入力して、冷気を前記冷却装置間流路へ放出し、
    前記第1冷却装置は、前記第1支持片の外面に配設されて、前記第2冷却装置から放出された冷気を前記冷却装置間流路を介して入力して、前記第2冷却装置から放出された冷気よりもさらに冷えた冷気を前記第3冷気流路へ放出する、
    請求項記載のアンテナ支持装置。
  5. 前記冷却装置間流路に配設されて、前記軸保持箱を前記第1軸の周りに回転させる回転駆動力を出力する動力出力装置を有する、請求項記載のアンテナ支持装置。
  6. 前記支持体は、前記第1支持片及び前記第2支持片が連結されて、前記第2軸の回転に伴って前記第1支持片及び前記第2支持片と共に回転可能な支持基台を有し、
    前記冷却装置間流路は、前記支持基台の内部空間を含む、
    請求項又はに記載のアンテナ支持装置。
  7. 前記第1冷却装置は、前記第1支持片に対して相対的に自由に回転可能に第1固定軸を介して固定され、
    前記第2冷却装置は、前記第2支持片に対して相対的に自由に回転可能に第2固定軸を介して固定されている、
    請求項からのいずれか1項に記載のアンテナ支持装置。
  8. 前記機器内包筐体の内部空間に配設されて、該内部空間の静圧を高めるファンをさらに具備する、
    請求項1からのいずれか1項に記載のアンテナ支持装置。
  9. 前記機器内包筐体は、前記アンテナ反射板の裏面側に配設されており、前記機器内包筐体の内部空間として、前記アンテナ通信機器が配設された第1部分空間と、前記第1部分空間を挟んで前記アンテナ反射板と反対側に配設されて、連通孔を介して前記第1部分空間と連通する第2部分空間とを有する、
    請求項1からのいずれか1項に記載のアンテナ支持装置。
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