JP6699463B2 - ガイドワイヤ用コネクタ - Google Patents

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Description

本発明は、血管内に挿入されるセンサ付きガイドワイヤ用のコネクタに関する。
血管内における各種の物理量、例えば、血圧、血液温度を検出するために、センサを有するガイドワイヤを血管内に挿入することが行われている。ガイドワイヤは、例えば、鎖骨の下部または大腿部から静脈内へと挿入され、冠状動脈に到達するように送り出される。
センサによって得られたデータに基づいて、血圧、血液温度等の物理量を演算装置において演算するために、ガイドワイヤはコネクタを介して演算装置と電気的に通信可能に接続されている。ガイドワイヤの末端には接点が設けられ、コネクタには端子が設けられている。接点の形状は、一般に円筒形状である。特許文献1に記載のコネクタでは、端子は、対向して配置された一対の板バネである。ガイドワイヤがコネクタに挿入された状態では、円筒形状の接点が、一対の板バネによって挟み込まれる。このようにして、ガイドワイヤの接点が、コネクタの端子に電気的に接続される。
特表2001−516938号公報
血管内でガイドワイヤを進退させる際に、ガイドワイヤを回転させることが行われている。ガイドワイヤを回転させることにより、湾曲しやすく構成されたガイドワイヤの先端が回転する。湾曲したガイドワイヤの先端の向きが、ガイドワイヤの軸周りで変更される。したがって、例えば、血管の分岐箇所において、ガイドワイヤの先端を、目的の血管内に進行させることが容易になる。
特許文献1に記載のコネクタでは、端子は、上述したように、対向して配置された一対の板バネである。ガイドワイヤの回転に伴って、一対の板バネに保持されたガイドワイヤが回転しつつ、ガイドワイヤの中心軸に対して径方向に移動し得る。
一対の板バネが互いに対向する方向においては、ガイドワイヤが移動しても、一対の板バネは、ガイドワイヤの移動に追従して移動する。しかしながら、一対の板バネが対向する方向と直交する方向においては、一対の板バネは、ガイドワイヤの移動に追従しない。そのため、ガイドワイヤが一対の板バネが対向する方向と直交する方向にも移動すると、接点と端子との電気的な接続が瞬間的に切断されたり、接点と端子との接触箇所がずれてしまったりする。その結果、センサから演算装置に送信される電気信号に飛びやドリフトが生じ得る。
本発明は、前述された事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、接点と端子との電気的な接続が切断されにくいガイドワイヤ用コネクタを提供することである。
(1) 本発明に係るガイドワイヤ用コネクタは、ガイドワイヤを把持する把持部と、上記把持部を、上記把持部に把持されたガイドワイヤの軸線周りに回転可能に支持する支持部と、上記把持部に把持されたガイドワイヤの接点と電気的に接続する端子と、上記支持部に対してガイドワイヤの軸線周りに回転可能なガイド部と、を備えている。上記把持部は、ガイドワイヤの挿通孔を有する本体と、上記本体から上記挿通孔の軸線に沿って延びており、当該軸線に対する径方向の内向きへ弾性変形可能な把持片と、を備えている。上記ガイド部は、上記把持片を上記径方向内向きへ案内するガイド面を有している。上記把持片は、上記把持部が上記ガイド部に対して上記挿通孔の軸線に沿ってスライドされることによって、上記ガイド面に当接して上記径方向内向きへ弾性変形する。
上記構成によれば、把持片は、把持部が支持部に対して挿通孔の軸線に沿ってスライドされることによって、ガイド面に当接して径方向内向きへ弾性変形する。その結果、把持片によりガイドワイヤが把持される。逆方向にスライドされると、把持片がガイド面から外れて、ガイドワイヤの把持が解除される。したがって、把持部をスライドさせることにより、ガイドワイヤが把持され又は当該把持が解除される。
(2) 好ましくは、上記支持部は、上記把持部を、上記把持片が上記ガイド面に当接した位置において上記スライドをロックし、かつ上記把持片を上記ガイドワイヤの軸線周りに回転可能とするロック部を備えており、上記把持部は、上記本体と一体的に成形され、上記径方向の内向きに弾性変形可能なフック部を備えており、上記フック部の近位端部には、凹部が形成され、上記凹部は、上記ロック部と係合可能である。
上記構成によれば、各凹部が、支持部品のロック部と係合することによって、把持部品が、コネクタ本体に対して軸線に沿って相対的に移動することが規制される。
(3) 好ましくは、上記把持部は、上記把持片が上記ガイド面に当接した位置において上記ガイド部に当接して嵌合する嵌合部を備えており、上記ガイド部は、上記嵌合部に嵌合される被嵌合部を備えている。
上記構成によれば、把持片がガイド面に当接している場合、ロック部が凹部と係合していない状態でも、嵌合部が被嵌合部に嵌合して当接し、把持部品が支持部品の近位側へ移動することが制止される。
(4) 好ましくは、上記端子は、上記把持部に把持された上記ガイドワイヤの軸線周りに配置された少なくとも3つの端子部を有しており、上記3つの端子部のそれぞれは、上記把持部に把持された上記ガイドワイヤの径方向外向きへ弾性的に変位しつつ上記接点とそれぞれ当接している。
(5)) 好ましくは、隣り合う2つの端子部間における上記ガイドワイヤの軸線周りの角度θは、90°<θ<180°の関係を満たしている。
上記構成によれば、隣り合う2つの端子部間のガイドワイヤの軸線周りの角度θが、ガイドワイヤの軸線周りに配置された少なくとも3つの端子部を有しているので、ガイドワイヤの軸線がずれるように接点が径方向に移動しても、端子部の弾性変形により、各端子部が接点の移動に追従する。したがって、接点と端子との電気的な接続が瞬間的に切断される不具合が発生しにくい。好ましくは、上記角度θは、90°<θ<180°の関係を満たしている。
(6) さらに好ましくは、上記角度θは、θ=120°の関係を満たしている。
上記構成によれば、角度θがθ=120°の関係を満たしているので、3つの端子部が均等な間隔に配置されている。そのため、ガイドワイヤが径方向のいずれに移動しても、各端子部が接点に追従する。したがって、接点と端子との電気的な接続が瞬間的に切断される不具合がより発生しにくい。
(7) 好ましくは、上記各端子部は、上記ガイドワイヤの上記接点と対向する接触面を有しており、上記接触面は、上記把持部に把持された上記ガイドワイヤの軸線に沿った断面が、当該ガイドワイヤの径方向内向きへ凸となる湾曲形状である。
上記構成によれば、ガイドワイヤの軸線に沿って、各端子部が接点に点接触するので、ガイドワイヤが軸線に沿って移動すると、各端子部が容易に軸線から離れる方向へ退避する。したがって、ガイドワイヤが、容易にコネクタに対して挿抜できる。
(8) 好ましくは、上記各端子部は板バネであって、上記端子は、上記各板バネにおける上記ガイドワイヤの軸線に沿った方向の両端それぞれが周方向に沿って円筒形状に一体的に連続する形状である。
(9) 好ましくは、上記端子は、上記各板バネにおける上記ガイドワイヤの軸線に沿った方向の一端が周方向に沿って円筒形状に一体的に連続する本体と、上記各板バネの他端に外嵌されており、拡径するように弾性変形可能な収束管と、を備える。
上記構成によれば、収束管は、各板バネの他端に外嵌されており、拡径するように弾性変形可能である。端子部である板バネは、板バネ自身の付勢力だけでなく、筒状バネによる付勢力を受ける。したがって、端子部の付勢力の調整が容易である。
本発明によれば、接点と端子との電気的な接続が瞬間的に切断される不具合が発生しにくい。
図1は、本発明の第1実施形態に係るガイドワイヤシステムの模式図である。 図2は、本発明の第1実施形態に係るガイドワイヤを示す図である。 図3は、圧力センサの斜視図である。 図4は、本発明の第1実施形態に係るコネクタの斜視図である。 図5は、本発明の第1実施形態に係るコネクタの分解斜視図である。 図6は、本発明の第1実施形態に係るコネクタの非ロック状態における断面図であり、特に、図6(A)は、図4のVIA−VIA切断線における断面図であり、図6(B)は、VIB−VIB切断線における断面図である。 図7は、本発明の第1実施形態に係るコネクタのロック状態における断面図であり、特に、図7(A)は、図4のVIA−VIA切断線における断面図であり、図7(B)は、VIB−VIB切断線における断面図である。 図8は、図4のVIA−VIA切断線における本発明の実施形態に係る端子ケースの断面斜視図である。 図9は、本発明の第1実施形態に係るコネクタの端子の斜視図である。 図10は、本発明の第1実施形態に係るコネクタの端子の図であり、特に図10(A)は正面図であり、図10(B)は上面図であり、図10(C)は側面図であり、図10(D)は展開図である。 図11は、図9のXI−XI切断線における断面図であり、特に、図11(A)は、本発明の第1実施形態に係るコネクタの端子の断面図であり、図10(B)及び図10(C)は、本発明の第1実施形態に係るコネクタの端子及びガイドワイヤの接点の断面図である。 図12は、本発明の第2実施形態に係るコネクタの端子の斜視図である。 図13は、本発明の第2実施形態に係るコネクタの端子の正面図である。 図14は、本発明の第1実施形態に係るアンプ入力(V)−時間(S)の接点安定性データである。 図15は、比較品としてのVolcano社Combowireについてのアンプ入力(V)−時間(S)の接点安定性データである。 図16は、比較品としてのSt Jude Medical社サルタスについてのアンプ入力(V)−時間(S)の接点安定性データである。
以下、本発明の好ましい実施形態が説明される。なお、各実施形態は、本発明の一実施態様にすぎず、本発明の要旨を変更しない範囲で実施態様が変更できることは言うまでもない。
[第1実施形態]
<ガイドワイヤシステム10>
図1に示されるように、第1実施形態に係るガイドワイヤシステム10は、ガイドワイヤ30と、演算装置20と、ガイドワイヤ30及び演算装置20を接続するコネクタ40と、を備える。ガイドワイヤ30は、細長な索体であり、冠状動脈等の血管内に挿入可能である。ガイドワイヤ30は、血管内の圧力に応じて電気情報を出力する圧力センサ11(図3)を備えている。
演算装置20は、ガイドワイヤ30の圧力センサ11に電流を供給する電源部21と、圧力センサ11から出力される電気情報を演算処理する演算部22と、演算処理に必要な情報を記憶するメモリ23と、を備える。圧力センサ11から出力される電気情報は、ガイドワイヤ30からコネクタ40を経由して演算部22に伝達される。演算部22は、圧力センサ11から出力される電気情報に基づいて、血圧を演算する。つまり、ガイドワイヤシステム10は、血圧の測定に使用される。
図1において、ガイドワイヤ30の両端のうち、固定端(演算装置20に接続された端)が近位端(図1における左下側の端)であり、自由端(血管へ挿入されるときの先端)が遠位端(図1における左上側の端)である。以下、ガイドワイヤ30において、近位端のある側を近位側とし、遠位端のある側を遠位側とする。
<ガイドワイヤ30>
図2には、ガイドワイヤ30が示されている。図2において、左側が、ガイドワイヤ30の遠位側であり、右側が、ガイドワイヤ30の近位側である。ガイドワイヤ30は、先端ガイド部32と、第1螺旋体33と、ハウジング34と、第2螺旋体35と、電極パイプ36と、4つの接点37と、テーパピン38と、先端ガイドピン39と、を備える。コアワイヤ31は、近位端から遠位側へ延びている。先端ガイド部32は、遠位端に配置されている。遠位端の先端ガイド部32から近位端に向けて、第1螺旋体33、ハウジング34、第2螺旋体35、及び電極パイプ36が、順に配置されている。4つの接点37は、電極パイプ36の外周側に配置され、ガイドワイヤ30の軸線30Aに沿って並んでいる。なお、軸線30Aは、ガイドワイヤ30が撓んだり湾曲したりせず、真っ直ぐな状態にあるときのガイドワイヤ30の軸線を指している。
コアワイヤ31は、ガイドワイヤ30の骨格を構成する部材である。先端ガイド部32は、遠位端に配置された遠位側に凸となる半球状部材であり、血管壁に当接することにより、ガイドワイヤ30の進行方向を血管に沿うように案内する。第1螺旋体33及び第2螺旋体35は、螺旋形状に巻回された線材であり、ガイドワイヤ30の遠位端部が血管に沿いやすいように、コアワイヤ31よりも曲がりやすく構成されている。ハウジング34は、その内部空間に圧力センサ11を収納する筐体である。ハウジング34は、2つの貫通孔34aを有する。貫通孔34aを介して、ハウジング34の内部に配置された圧力センサ11(図3)に、血液が接触できる。電極パイプ36は、圧力センサ11から延びる4つの導電線15(図3)を収納する円筒状部材であり、コアワイヤ31の近位端部に固定されている。4つの接点37は、4つの導電線15(図3)にそれぞれ接続され、電極パイプ36の外周面に固定されている。接点37の形状は、円環形状である(図11)。テーパピン38は、第2螺旋体35の曲げ剛性を補強する部材であり、コアワイヤ31の遠位端部に固定され、コアワイヤ31からハウジング34まで延びている。先端ガイドピン39は、第1螺旋体33の曲げ剛性を補強する部材であり、ハウジング34及び先端ガイド部32に固定されている。
図3に示されるように、例えば、圧力センサ11は、センサ本体12と、ダイヤフラム13と、ブリッジ回路14と、4つの導電線15と、接続部16と、を備える。センサ本体12は、コアワイヤ31に固定されたテーパピン38に、例えば接着剤で構成された接続部16により固定されている。センサ本体12には、ダイヤフラム13、ブリッジ回路14、及び4つの導電線15が取り付けられている。ブリッジ回路14は、4つの抵抗体17の全てが測定用の歪みゲージとして機能するフルブリッジ回路である。ブリッジ回路14は、4つの抵抗体17と、4つの端子18A、18Bと、4つの接続体19とを備える。4つの抵抗体17は、ダイヤフラム13に固定されている。4つの端子18A、18Bは、2つの入力端子18Aと、2つの出力端子18Bとからなる。各接続体19は、各抵抗体17を各端子18A、18Bに電気的に接続する。各導電線15は、各端子18A、18Bに電気的に接続されている。
ガイドワイヤ30が血管内に挿入されて、圧力センサ11に血圧が加わった状態では、血圧に応じてダイヤフラム13が弾性変形する。ダイヤフラム13の弾性変形に伴って、4つの抵抗体17が弾性変形し、4つの抵抗体17の電気抵抗値が変化する。この状態で、2つの入力端子18A間に電圧が印加されると、2つの出力端子18Bの間に電位差が発生する。この電位差に基づいて、演算装置20(図1)において血圧の大きさが特定できる。
<コネクタ40>
図4に示されるように、コネクタ40は、ガイドワイヤ30を把持する把持部品(把持部の一例)41と、把持部品41が取り付けられるコネクタ本体42と、を備える。コネクタ本体42は、4つの導電線15に電気的に接続されるケーブル43を備える。ケーブル43は、演算装置20に電気的に接続されている(図1)。
図4において、第1方向24及び第2方向25は、軸線30Aに対して直交する方向である。第1方向24及び第2方向25は、相互に直交している。以下、コネクタ40の姿勢が、第1方向24及び第2方向25を用いて説明される。図6(A)及び図7(A)は、軸線30Aを含み且つ第1方向24に沿っている平面によって切断された断面図である。図6(B)及び図7(B)は、軸線30Aを含み且つ第2方向25に沿っている平面によって切断された断面図である。
図5は、コネクタ40の分解斜視図である。コネクタ本体42は、筒状カバー45と、端子ケース46と、ガイド部品(ガイド部の一例)47と、支持部品(支持部の一例)48と、を備える。
図5から図7に、把持部品41が示されている。図5に示されるように、把持部品41は、本体50と、2つの把持片51と、2つのフック部52と、を備える。把持部品41は、樹脂材料によって成形されている。そのため、本体50と、2つの把持片51と、2つのフック部52とは、一体的に成形されている。
本体50の形状は、概略的には軸線30Aに沿って内部空間である挿通孔50aが延びる筒形状である。挿通孔50aには、ガイドワイヤ30が挿通可能である。本体50は、近位端部に、嵌合部53を備えている。嵌合部53の形状は、軸線30Aを軸とする円板形状であり、径方向外側へ向かって突出している。嵌合部53は、把持部品41としてコネクタ本体42と組み合わされることによって、ガイド部品47と嵌合して、把持部品41がコネクタ本体42へ挿入する方向へ移動することを規制する。また、嵌合部53は、支持部品48のロック部69に当接することによって、一旦コネクタ本体42内に挿入された把持部品41が容易にコネクタ本体42から脱落することを防止する。
2つの把持片51は、本体50の近位端(図5の左側、図6の右側)から軸線30Aに沿って延びている。2つの把持片51は、第2方向25において対向している。2つの把持片51のそれぞれの形状は、軸線30Aに沿って延びる半円筒形状である。2つの把持片51が互いに近づいて当接すると、概ね円筒形状となる。2つの把持片51は、外力が付与されていない状態では、第2方向25に離間している。各把持片51は、各把持片51と本体50との連結位置、つまり各把持片51の遠位端を支点として、近位端側が相互に近づく方向へ弾性変形可能である。ガイドワイヤ30は、2つの把持片51が円筒形状をなしたときに内部空間となる空間を通じて、把持部品41内に挿通される。各把持片51の近位端部がガイド部品47に当接することによって、2つの把持片51が互いに接近するように弾性変形する。これにより、ガイドワイヤ30が2つの把持片51によって把持される。
2つのフック部52は、本体50の遠位端(図5の左側、図6の右側)から近位側(図5の左側、図6の右側)に向けて軸線30Aに沿って延びている。第2方向25において、2つのフック部52の間に本体50が位置している。各フック部52は、各フック部52と本体50との連結位置、つまり各フック部52の遠位端を支点として、近位端側が軸線30Aに対する径方向の内向きへ弾性変形可能である。各フック部52の近位端部には、凹部52aが形成されている。各凹部52aは、各フック部52において、軸線30Aに対する径方向内向きに凹んでいる。各凹部52aは、支持部品48のロック部69と係合可能である。各凹部52aが、支持部品48のロック部69と係合することによって、把持部品41が、コネクタ本体42に対して軸線30Aに沿って相対的に移動することが規制される。
図5から図7に、筒状カバー45が示されている。筒状カバー45は、近位側(図5の左下側)から遠位側(図5の右上側)に向けて順に配置された、端子44を収納する端子ケース46、ガイド部品47、及び支持部品48を収納する。筒状カバー45に収納された端子ケース46、ガイド部品47、及び支持部品48は、相互に組み付けられて一体となる。
筒状カバー45の形状は、概略的には軸線30Aに沿って延びる筒形状である。筒状カバー45の近位端側は、外形が長方形の筒形状である。筒状カバー45の近位端は封止されており、かつ軸線30Aに沿って貫通されたケーブル孔45aが形成されている。ケーブル孔45aを通じて、ケーブル43が筒状カバー45の内部から外部へ延出される。筒状カバー45の遠位端側は円筒形状である。筒状カバー45の周壁の遠位端付近には、軸線30Aに対する径方向に貫通された2つの係合孔45bが形成されている。2つの係合孔45bは、第1方向24に対向している。各係合孔45bには、支持部品48の凸部68が係合される。筒状カバー45の遠位端は開口している。
図5から図8に示されるように、端子ケース46は、ガイドワイヤ30の4つの接点37とそれぞれ電気的に接続される4つの端子44(図6から図11)を備える。図8に示されるように、端子ケース46は、4つの端子44を収納する内部ケース54と、ケーブル43が固定された連結板55と、内部ケース54及び連結板55を収納する外部ケース56と、ワイヤガイド部品57と、を備える。
図8に示されるように、ケーブル43は、4つの導電線26と、4つの導電線26を被覆する保護被膜27と、を有する。4つの導電線26は、それぞれ、端子ケース46内において、4つの端子44に電気的に接続されている。
内部ケース54は、第1ケース片58及び第2ケース片59を合わせて構成される細長な直方体である。第1ケース片58及び第2ケース片59は、第1方向24に対向し、且つ軸線30Aに沿って細長に延びている。第1ケース片58と第2ケース片59との間に、軸線30Aに沿って延びる空間60が形成されている。空間60において、4つの端子44が軸線30Aに沿って並んで配置されている。内部ケース54の遠位端は開口しており、この開口を通じて空間60が外部と連続している。
連結板55は、第1ケース片58及び第2ケース片59と第1方向24に対向する平板である。第2ケース片59が連結板55に隣接している。第2ケース片59には、第1方向24に沿って4つの端子孔54aが形成されている。連結板55には、第1方向24に沿って4つの端子孔51aが形成されている。連結板55の各端子孔51aは第2ケース片59の各端子孔54aに連続している。一組の端子孔54a及び端子孔51aには、端子44の接続部70が挿通されている。
連結板55と外部ケース56との間には、第1方向24の両側に、軸線30Aに沿った空間61、62が形成されている。空間61には、内部ケース54及びケーブル43の保護被膜27の遠位端部が配置されている。空間62内には、4つの端子44の4つの接続部70が突出しており、ケーブル43の4つの導電線26が配置されて、各接続部70が各導電線26にはんだ付けによって電気的に接続されている。なお、図示の便宜上、一部の導電線26は破断された状態で描かれている。
外部ケース56は、概ね四角形の筒形状である。外部ケース56の遠位端部には、遠位側に開口する円筒形状の第1凹部56a及び第2凹部56bが形成されている。第1凹部56aの内部空間は、外部ケース56に収納された内部ケース54の内部空間と連続している。第1凹部56a及び第2凹部56bは、軸線30Aに沿った内部空間をそれぞれ有している。第1凹部56aにはワイヤガイド部品57が嵌合されている。第2凹部56bには、ガイド部品47の第1筒部64が嵌合される。
ワイヤガイド部品57は、コネクタ40内に挿入されたガイドワイヤ30を軸線30Aに沿って位置決めする部品である。ワイヤガイド部品57は、円筒形状であって軸線30Aに沿って貫通された貫通孔を有する。この貫通孔の内面は、遠位側および近位側にそれぞれ配置されて中央へ向かってそれぞれ縮径する2つのテーパ面57aと、2つのテーパ面57aを連結する円周面57bと、を有する。円周面57bの内径は、ガイドワイヤ30の外径より若干大きい。テーパ面57aの最小径は、円周面57bの内径に等しく、テーパ面57aの最大径は、円周面57bの内径よりも大きい。各テーパ面57aは、円周面57bに向けて先細りになっている。そのため、ワイヤガイド部品57内に挿入されたガイドワイヤ30は、円周面57bによって軸線30Aと同軸となるように案内される。
図5から図7に、ガイド部品47が示されている。ガイド部品47は、把持部品41が軸線30Aに沿ってスライドされるときに、把持部品41の2つの把持片51の遠位部が弾性変形するように案内する部品である。
図5に示されるように、ガイド部品47は、近位側(図5の左下側)から遠位側(図5の右上側)に向けて順に配置された、第1筒部64と、ガイド部65と、第2筒部66(被嵌合部の一例)と、を備える。第1筒部64、ガイド部65及び第2筒部66は、一体に成形されている。第1筒部64の形状は、有底円筒状であるが、軸線30Aに沿った貫通孔64aを有する。貫通孔64aには、ガイドワイヤ30が挿通される。第1筒部64は、端子ケース46の第2凹部56bに、軸線30A周りに回転可能に外側から嵌合される。ガイド部65は、端子ケース46に対して回転可能である。
図5に示されるように、ガイド部65の形状は、内面がテーパ状の筒形状である。図6、図7に示されるように、ガイド部65の内面は、軸線30Aに沿って形成されたガイド面65aである。ガイド面65aは、近位側(図6、図7の右側)に向けて先細りとなるテーパ面である。
図5から図7に示されるように、第2筒部66の形状は、概略的には円筒形状である。第2筒部66の内径及び外径は、軸線30Aに沿って、遠位側に向けて拡大するように、3段階で段階的に変化している。第2筒部66の遠位側には、支持部品48が嵌合される。第2筒部66の内部空間には、本体50の嵌合部53が嵌合される。
図5から図7に、支持部品48が示されている。支持部品48は、把持部品41を、軸線30A周りに回転可能に支持する部品である。支持部品48は、本体67と、2つの凸部68と、ロック部69と、を備える。本体67の形状は、軸線30Aに沿って延びる内部空間を有する円筒形状である。各凸部68は、本体67の外周面から軸線30Aに対する径方向外側に突出している。2つの凸部68は、筒状カバー45の2つの係合孔45bに対応して、第1方向24に対向して配置されている。ロック部69は、本体67の内周面から軸線30Aに対する径方向内側に突出している。ロック部69は、軸線30A周りに連続して延びる凸条である。ロック部69に、把持部品41のフック部52の凹部52aが係合した状態において、把持部品41は、ロック部69によって軸線30Aに沿った移動が規制され、且つロック部69に案内されて軸線30A周りに回転可能である。
図6、図7を参照して、非ロック状態及びロック状態におけるコネクタ40が説明される。図6は、非ロック状態におけるコネクタ40を示しており、図7は、ロック状態におけるコネクタ40を示している。
コネクタ本体42は、図5に示されるように分解可能であるが、端子ケース46、ガイド部品47、及び支持部品48が筒状カバー45に収容されて、相互に組み付けられて一体となっている。把持部品41は、コネクタ本体42に対して取付け及び取り外しが可能である。
取り外された把持部品41がコネクタ本体42に取り付けられるとき、把持部品41は、把持片51を挿入前側として、コネクタ本体42の遠位側(図6の左側)から近位側(図6の右側)に向けて挿入される。嵌合部53の外径はロック部69の外径よりも若干大きいが、嵌合部53は樹脂材料で形成されているため、弾性変形可能である。したがって、把持部品41をコネクタ本体42内に押し込むように外力が加えられることにより、嵌合部53はロック部69を乗り越えて近位側に移動できる。嵌合部53がロック部69の近位側に位置すると、嵌合部53がロック部69に当接することによって、把持部品41のコネクタ本体42からの脱落が防止される。また、把持部品41をコネクタ本体42から引き抜くように外力が加えられることにより、嵌合部53はロック部69を乗り越えて遠位側に移動し、把持部品41がコネクタ本体42から取り外される。
嵌合部53がロック部69の近位側に位置するとき、コネクタ40は非ロック状態とロック状態とを切り替え可能である。嵌合部53がガイド部品47の第2筒部66に嵌合していないとき、コネクタ40は非ロック状態(図6)にある。嵌合部53がガイド部品47の第2筒部66に嵌合しているとき、コネクタ40はロック状態(図7)にある。非ロック状態では、ガイドワイヤ30がコネクタ40に対してロックされない。非ロック状態では、把持片51はガイド部65内に位置するが、ガイド面65aに当接していない。2つの把持片51は離間した状態に保たれるので、ガイドワイヤ30がコネクタ40内に挿入されても、2つの把持片51はガイドワイヤ30を把持しない。
2つのフック部52を挟むように外力が加えられることにより、2つのフック部52が弾性変形して径方向内側へ移動する。これにより、フック部52の近位端がロック部69より径方向内側となり、フック部52の近位端がロック部69よりコネクタ本体42の近位端側へ移動可能となる。把持部品41がさらに近位側に移動すると、嵌合部53が第2筒部66に嵌合して当接し、把持部品41がコネクタ本体42の近位側へ更に移動することが制止される。嵌合部53が第2筒部66に嵌合した状態において、フック部52の凹部52aはロック部69と対向している。2つのフック部52に加えられている外力が解除されると、弾性復元するフック部52が径方向外側に移動して、凹部52aとロック部69とが係合される。この結果、コネクタ40は、図7に示されるロック状態となる。ロック状態において、把持部品41はコネクタ本体42に対して軸線30Aに沿った方向に相対移動することができないが、把持部品41は、コネクタ本体42に対して軸線30A周りに回転可能である。
ガイドワイヤ30は、非ロック状態のコネクタ40に挿入される。ガイドワイヤ30の近位端が、把持部品41の挿通孔50aから、2つの把持片51の隙間及びワイヤガイド部品57を介して、内部ケース54の近位端の内壁に当接するまで挿入される。このとき、ガイドワイヤ30の4つの接点37は、それぞれ、空間60において4つの端子44に接触する。
把持部品41がコネクタ本体42に対して近位側へ移動されることによって、コネクタ40は、非ロック状態からロック状態となる。このとき、把持片51の近位端部がガイド面65aに当接しながら近位側へ移動することによって、2つの把持片51の近位端部が互いに径方向内側へ移動するように弾性変形される。これによりコネクタ40に挿入されたガイドワイヤ30が、2つの把持片51によって挟み込まれるように把持される。これにより、通常の操作においてガイドワイヤ30に加わる外力によっては、ガイドワイヤ30がコネクタ40から抜け出さないように把持される。また、ガイドワイヤ30は、把持部品41と一体に回転するので、把持部品41がコネクタ本体42に対して軸線30A周りに相対的に回転すると、ガイドワイヤ30も把持部品41と共にコネクタ本体42に対して軸線30A周りに相対的に回転する。ここで、把持片51がガイド面65aに当接しているので、ガイド部品47も把持部品41と共に回転する。
ロック状態のコネクタ40において、把持部品41は、外力により2つのフック部52が径方向内側に移動させることによって、フック部52の凹部52aがロック部69から離れて、軸線30Aに沿って移動可能となる。この状態において、把持部品41がコネクタ本体42に対して遠位側へ移動されることによって、コネクタ40は、ロック状態から非ロック状態となる。
<端子44>
図9から図11を参照して、端子44が説明される。図9、図10に示されるように、端子44は、接続部70と、第1連結部71と、3つの端子部72と、第2連結部73と、を備える。端子44の材料は導電性を有し、曲げ加工が可能な金属であり、バネ鋼であることが好ましい。接続部70、第1連結部71、3つの端子部72及び第2連結部73は、金属板が打ち抜かれて曲げ加工されることにより一体に形成されている。
接続部70は、ケーブル43の導電線26に電気的に接続される部分である。接続部70は、L字に折れ曲がった細長な平板形状である。第1連結部71及び第2連結部73は、それぞれが、3つの端子部72の軸線30Aの両端を連結する。第1連結部71及び第2連結部73は、それぞれが概ね円筒形状である。
3つの端子部72は、軸線30A周りに配置されている。各端子部72は、同形状であって、それぞれが軸線30Aに沿って細長な板形状であり、かつ軸線30Aに沿った方向の中央が径方向内側へ膨らむように湾曲している。隣り合う端子部72における軸線30A周りのピッチ(間隔)となる角度θは、120°である(図11(A))。換言すれば、各端子部72において軸線30Aを向く面の中央又は一方の縁は、それぞれ120°ずつ位相が異なる。
端子部72の内面は、ガイドワイヤ30の接点37に対向する接触面72aである。図9、図10(C)に示されるように、軸線30Aを含む平面で切断された接触面72aの断面は、軸線30Aに対する径方向内向きへ凸となるように湾曲している。また、図9、図10(A)に示されるように、軸線30Aと直交する切断面における接触面72aは、直線である。ガイドワイヤ30がコネクタ40に把持されたときに、各接触面72aは、最も軸線30Aに近い箇所において接点37と接触する。接点37は、円周面なので、接触面72aと接点37との接触は、謂わば点接触である。
端子部72は、湾曲形状によって板バネとしての弾性を有する。各端子部72にガイドワイヤ30の各接点37が当接した状態において、各端子部72は径方向外側に弾性変形する。
図11を参照して、3つの端子部72の位置の変化が説明される。図11の各図には、端子部72において最も軸線30Aに近い位置における端子44の断面が示されている。
図11(A)には、自然状態、すなわちガイドワイヤ30の接点37が端子44に当接していない状態における端子部72の位置が示されている。
図11(B)には、ガイドワイヤ30の接点37が端子44に当接した状態における端子部72の位置が示されている。接点37の外周面の半径は、軸線30Aから端子部72の接触面72aまでの最短距離よりも大きいため、各端子部72は、接点37に当接することにより、径方向外側へ弾性変形する。これにより、各接触面72aが自然状態から径方向外側へ移動する。図11(B)におけるガイドワイヤ30の軸線は、コネクタ40における軸線30Aと一致している。そのため、各端子部72の接触面72aは、接点37の外周面の半径に等しい距離だけ軸線30Aから離れた位置にある。各端子部72は弾性変形しているので、その復元力によって、各端子部72は、接点37に向かって付勢されている。これにより、各端子部72は接点37に圧接し、端子44と接点37との電気的な接続が保たれている。
図11(C)にも、ガイドワイヤ30の接点37が端子44に当接した状態における端子部72の位置が示されている。図11(C)におけるガイドワイヤ30の軸線30Bは、コネクタ40の軸線30Aから外れた位置にある。このような状態は、ユーザがガイドワイヤ30を回転させるなどの操作を行うことにより発生する。ガイドワイヤ30の操作は、例えば、血管内でガイドワイヤ30を進退させる際に行われる。例えばガイドワイヤ30が回転すると、ガイドワイヤ30を把持する把持部品41も一緒に回転する。把持部品41は支持部品48に回転自在に支持されている。そのため、ガイドワイヤ30は、例えば机上に載置されているコネクタ本体42に対して相対的に回転する。コネクタ本体42は、例えば筒状カバー45の長方形の外形部分が机の載置面と当接することによって、回転が抑制される。
ガイドワイヤ30がコネクタ本体42に対して相対的に回転すると、ガイドワイヤ30の接点37がコネクタ40の端子44に対して相対的に回転する。ガイドワイヤ30を把持する把持部品41がコネクタ本体42に対して相対的に回転するために、両者間には公差やガタが存在する。ガイドワイヤの回転トルクによって、把持部品41がコネクタ本体42に対してがたつき、その結果、接点37が径方向に移動して、ガイドワイヤ30の軸線30Bがコネクタ40の軸線30Aから外れる。このように接点37が径方向に移動しても、3つの端子部72の弾性変形によって生じた付勢力により、3つの端子部72は接点37の移動に追従する。したがって、3つの端子部72と接点37との電気的接続が保たれる。加えて、3つの端子部72の付勢力のバランスにより、接点37が軸線30Aの位置に戻されるので、接点37の位置は、図11(C)の位置から図11(B)の位置に復帰しやすい。
<ガイドワイヤシステム10の使用例>
ガイドワイヤシステム10は、例えば、冠動脈内において血圧を測定するために使用される。ガイドワイヤ30は、先端ガイド部32が設けられた遠位端を、血管への挿入向きの先頭として冠動脈内に挿入される。
圧力センサ11が、冠動脈内における血圧の測定位置に到達すると、ガイドワイヤ30の挿入が中断される。このような状態で、ユーザの操作によって、電源部21から、圧力センサ11に一定の電圧が供給される。
血管内では、ハウジング34の内部空間内に血液が流入し、圧力センサ11のダイヤフラム13の表面に血圧が作用する。これにより、ダイヤフラム13が弾性変形し、それに伴って4つの抵抗体17の電気抵抗値が変化する。
血流には、心臓の動きによって血圧の上昇及び下降が繰り返される脈動が生じている。4つの抵抗体17は、血流の脈動に追従して弾性変形する。これにより、脈動する血流の血圧に対応して、4つの抵抗体17の電気抵抗値が変化する。
演算装置20の演算部22は、圧力センサ11から出力される電気情報を取得する。演算部22は、上述したように、この電気情報に基づいて、圧力センサ11に作用する血圧を演算する。
血圧の測定中に、血圧の測定位置を変更する場合、ガイドワイヤ30の位置を変更するために必要に応じてガイドワイヤ30の回転やスライドなどの操作が行われる。ガイドワイヤ30が操作されると、例えば回転トルクによってガイドワイヤ30の接点37が径方向に移動する。コネクタ40に設けられた端子44の各端子部72は、接点37の径方向の移動に追従する。そのため、回転トルクが加えられた状況でも、接点37と端子44との電気的な接続が維持される。したがって、圧力センサ11から演算装置20に送信されるデータに飛びやドリフトが発生しにくい。
<第1実施形態の作用効果>
第1実施形態に係るコネクタ40によれば、把持片51は、把持部品41が支持部品48に対して挿通孔50aの軸線30Aに沿ってスライドされることによって、ガイド面65aに当接して径方向内向きへ弾性変形する。その結果、把持片51によりガイドワイヤ30が把持される。逆方向にスライドされると、把持片51がガイド面65aから外れて、ガイドワイヤ30の把持が解除される。したがって、把持部品41をスライドさせることにより、ガイドワイヤ30が把持され又は当該把持が解除される。
各凹部52aが、支持部品48のロック部69と係合することによって、把持部品41が、支持部品48に対して軸線30Aに沿って相対的に移動することが規制される。
把持片51がガイド面65aに当接している場合、仮にフック部52が弾性変形されることによってロック部69が凹部52aと係合していない状態でも、嵌合部53が第2筒部66に嵌合して当接し、把持部品41が支持部品48の近位側へ移動することが制止される。
隣り合う2つの端子部72間のガイドワイヤ30の軸線30A周りの角度θが、90°<θ<180°の関係を満たしているので、ガイドワイヤ30の軸線30A、30Bがずれるように接点37が径方向に移動しても、端子部72の弾性変形により、各端子部72が接点37の移動に追従する。したがって、接点37と端子44との電気的な接続が瞬間的に切断される不具合が発生しにくい。
角度θがθ=120°の関係を満たしているので、3つの端子部72が均等な間隔に配置されている。そのため、ガイドワイヤ30が径方向のいずれに移動しても、各端子部72が接点37に追従する。したがって、接点37と端子44との電気的な接続が瞬間的に切断される不具合がより発生しにくい。
ガイドワイヤ30の軸線30Aに沿って、各端子部72が接点37に点接触するので、ガイドワイヤ30が軸線30Aに沿って移動すると、各端子部72が容易に軸線30Aから離れる方向へ退避する。したがって、ガイドワイヤ30が、容易にコネクタ40に対して挿抜できる。
ロック部69は、把持片51がガイド面65aに当接した位置においてスライドをロックし、かつガイド部品47をガイドワイヤ30の軸線30A周りに回転可能とする。したがって、ガイドワイヤ30が把持部品41に把持された状態で、コネクタ本体42を作業机に設置された際に、筒状カバー45自体が回転せず、ガイド部品47と把持部品41は回転可能となる。したがって、コネクタ本体42自体がガイドワイヤ操作時における振動によって回転しないので、電気的な接続が瞬間的に切断される不具合が発生しにくい。
<接点安定性データ>
図14から図16を参照して、端子44の接点安定性を確認する実験方法及び実験結果が説明される。
本実施形態に係るコネクタ40、及び比較品について、メス端子としての電気接点安定性を評価する実験を行った。比較品として、Volcano社Combowire、及びSt Jude Medical社サルタスを用いた。これら比較品は、コネクタ40における把持部品41及びコネクタ本体42に相当する部材がネジ式により固定されており、相対的に回転しない構成である(例えば、特表2001−516938号公報参照)。コネクタ40及び比較品について、ガイドワイヤ末端電極を接続した状態を模擬するため、0.014mmガイドワイヤと同径であるφ0.36mmの金メッキSUSピンをオス端子として用いた。オス端子の基端側に100Ωの模擬抵抗をハンダ付けにより接続した。オス端子の先端側を、メス端子へ挿入し、オス端子基端‐メス端子間の接触抵抗を評価した。
接触抵抗の評価には、ホイートストンブリッジを含むアンプ回路を使用した。オス端子基端‐メス端子間の抵抗(約100Ω)と、リファレンス抵抗100Ωとの差分を増幅して出力するものを設計し使用した。オフセット調整のため、リファレンス抵抗を100Ωから僅かに増減させ、ベースラインが3Vとなるようにした。本アンプ回路では、出力電圧1Vの変化が接触抵抗0.5Ωの変化に相当する。アンプ回路からの出力電圧を、データロガー(YOKOGAWA, DL850)で記録した。上記のような接続状態で、手術中に想定されるガイドワイヤの動きを模擬しオス端子に振動および回転を負荷し、そのときのアンプ回路出力のぶれを確認した。結果を図14から図16に示した。コネクタ40(図14)では、オス端子に振動および回転を与えた時のアンプ出力変化(すなわち接触抵抗変化)が比較品(図15、図16)よりも抑えられていることが確認された。これは、手術中のガイドワイヤの動きに起因する接点不良と、それによるセンサ出力のドリフトを抑える可能性を示している。
[第2実施形態]
<端子144>
図12、図13を参照して、第2実施形態に係る端子144が説明される。第2実施形態に係るコネクタ40は、端子144の構成において、第1実施形態に係るコネクタ40とは異なる。それ以外の点では、第2実施形態は、第1実施形態と同様である。以下では、第2実施形態に係る端子144の構成が説明される。なお、第1実施形態と共通の部材には同一の符号が付されており、これらの部材についての説明は省略されている。
端子144は、本体80と、収束管81と、を備える。本体80は、接続部70と、第1連結部71と、3つの端子部172と、を備える。本体80の材料は導電性を有し、曲げ加工が可能な金属であり、バネ鋼であることが好ましい。接続部70、第1連結部71及び3つの端子部172は、金属板が打ち抜かれて曲げ加工されることにより一体に形成されている。
端子部172は、軸線30Aにおける一端が開放されている点を除いて、第1実施形態に係る端子部72と同様に構成されている。端子部172の内面は、ガイドワイヤ30の接点37に対向する接触面172aであり、この接触面172aは径方向内向きへ凸となるように湾曲している。
端子部172の軸線30Aに沿った方向の一端には、収束管81が外嵌されている。収束管81の形状は、円筒形状である。収束管81の材料は、樹脂材料である。したがって、収束管81は、拡径するように弾性変形可能である。
各端子部172の一端部は、第1連結部71によって支持され、他端部は、収束管81によって支持されている。そのため、各端子部172は、ガイドワイヤ30の接点が3つの端子部172の内部に配置されたときに、板バネとして機能する。
<第2実施形態の作用効果>
第2実施形態に係るコネクタ40によれば、収束管81は、各端子部72の他端に外嵌されており、拡径するように弾性変形可能である。端子部72である板バネは、板バネ自身の付勢力だけでなく、筒状バネである第1連結部71による付勢力を受ける。したがって、端子部72の付勢力の調整が容易である。
[変形例]
以上、本発明の実施の形態を詳細に説明してきたが、前述までの説明はあらゆる点において本発明の例示に過ぎない。本発明の範囲を逸脱することなく種々の改良や変形を行うことができることは言うまでもない。各実施形態に係るコネクタ40の各構成要素に関して、実施の形態に応じて、適宜、構成要素の省略、置換、及び追加が行われてもよい。また、上記コネクタ40の各構成要素の形状及び大きさも、実施の形態に応じて、適宜、設定されてよい。例えば、以下の変更が可能である。
第1及び第2実施形態では、端子44、144は、3つの端子部72、172を備えているが、この構成に限定されない。端子44、144は、4つ以上の端子部72、172を備えてもよい。この場合、4つ以上の端子部72、172のうちの少なくとも3つの端子部72、172について、隣り合う2つの端子部72、172間の角度θは、90°<θ<180°の関係を満たしている。
第1及び第2実施形態では、隣り合う2つの端子部72、172間の角度θは、θ=120°の関係を満たしているが、この構成に限定されない。角度θは、90°<θ<180°の関係を満たしていれば、他の角度であってもよい。軸線30A周りのピッチ(間隔)は、均等でなくてもよい。
第1及び第2実施形態では、軸線30Aに沿った断面における接触面72a、172aの形状は、径方向内向きに凸となる湾曲形状であるが、この構成に限定されない。接触面72a、172aの形状は、接点37に接触可能な形状、すなわち接触面72a、172aと軸線30Aとの距離がガイドワイヤ30の接点37の半径よりも小さな形状であれば、限定されない。接触面72a、172aの形状は、軸線30Aと平行に延びる曲面又は平面であってもよい。
第1及び第2実施形態では、軸線30Aと垂直な断面における接触面72a、172aの形状は、直線形状であるが、この構成に限定されない。この断面における接触面72a、172aの形状は、軸線30A側に凸となる曲線であっても、逆に軸線30A側に凹となる曲線であってもよい。軸線30A側に凹となる曲線の場合、ガイドワイヤ30の挿脱時の抵抗とならないように、接触面72a、172aの曲率半径が、接点37の外面の曲率半径よりも大きいことが好ましい。
第1及び第2実施形態では、コネクタ40は、4つの端子44、144を備えているが、この構成に限定されない。端子44、144の数は、対応するガイドワイヤ30の接点37の数と同数であればよく、例えば、2つ又は3つあるいは5つ以上であってもよい。
第1及び第2実施形態では、各フック部52の遠位端を支点として、近位端側が軸線30Aに対する径方向の内向きへ弾性変形して把持部品41をガイド部品47にスライドしているが、把持部品41とガイド部品47はネジ嵌合されていてもよく、その形態は特に限定されない。また把持部品41の把持片51は単数でも複数でもよく、把持部品41は本体50と把持片51とが別部材であってもよい。
第1及び第2実施形態では、支持部品48の内表面にロック部69を設けているが、支持部品48が筒状カバー45と一体に形成されて、一体に形成された筒状カバー45自体の内表面にロック部69を設けていてもよい。またロック部69は、対応する把持部品41の凹部52aの数に合わせておればよく、例えば、2つ又は3つあるいは5つ以上であってもよい。
第1及び第2実施形態では、圧力センサ11のコネクタ40としているが、圧力センサに限らず、血管内において血液の物理量を測定できるものであればよい。計測素子は、例えば、血管内の血液の流速を計測する流速センサ、血管内の血流の流量を測定する流量センサ、血液の温度を測定する温度センサ等であってもよい。
10・・・ガイドワイヤシステム
11・・・圧力センサ
30・・・ガイドワイヤ
30A・・・軸線
35・・・第2螺旋体
37・・・接点
40・・・コネクタ
41・・・把持部品(把持部の一例)
42・・・コネクタ本体
43・・・ケーブル
44、144・・・端子
47・・・ガイド部品(ガイド部の一例)
48・・・支持部品(支持部の一例)
50・・・本体
50a・・・挿通孔
51・・・把持片
53・・・嵌合部
65a・・・ガイド面
69・・・ロック部
72、172・・・端子部
72a、172a・・・接触面
80・・・本体
81・・・収束管
θ・・・角度

Claims (9)

  1. ガイドワイヤを把持する把持部と、
    上記把持部を、上記把持部に把持されたガイドワイヤの軸線周りに回転可能に支持する支持部と、
    上記把持部に把持されたガイドワイヤの接点と電気的に接続する端子と、
    上記支持部に対してガイドワイヤの軸線周りに回転可能なガイド部と、を備えており、
    上記把持部は、
    ガイドワイヤの挿通孔を有する本体と、
    上記本体から上記挿通孔の軸線に沿って延びており、当該軸線に対する径方向の内向きへ弾性変形可能な把持片と、を備えており、
    上記ガイド部は、上記把持片を上記径方向の内向きへ案内するガイド面を有しており、
    上記把持片は、上記把持部が上記ガイド部に対して上記挿通孔の軸線に沿ってスライドされることによって、上記ガイド面に当接して上記径方向の内向きへ弾性変形するガイドワイヤ用コネクタ。
  2. 上記支持部は、上記把持部を、上記把持片が上記ガイド面に当接した位置において上記スライドをロックし、かつ上記把持片を上記ガイドワイヤの軸線周りに回転可能とするロック部を備えており、
    上記把持部は、上記本体と一体的に成形され、上記径方向の内向きに弾性変形可能なフック部を備えており、
    上記フック部の近位端部には、凹部が形成され、上記凹部は、上記ロック部と係合可能である請求項1に記載のガイドワイヤ用コネクタ。
  3. 上記把持部は、上記把持片が上記ガイド面に当接した位置において上記ガイド部に当接して嵌合する嵌合部を備えており、
    上記ガイド部は、上記嵌合部に嵌合される被嵌合部を備えている、請求項1又は2に記載のガイドワイヤ用コネクタ。
  4. 上記端子は、上記把持部に把持された上記ガイドワイヤの軸線周りに配置された少なくとも3つの端子部を有しており、
    上記少なくとも3つの端子部のそれぞれは、上記把持部に把持された上記ガイドワイヤの径方向外向きへ弾性的に変位しつつ上記接点とそれぞれ当接している請求項1から3のいずれかに記載のガイドワイヤ用コネクタ。
  5. 隣り合う2つの端子部間における上記ガイドワイヤの軸線周りの角度θは、90°<θ<180°の関係を満たしている請求項4に記載のガイドワイヤ用コネクタ。
  6. 上記角度θは、θ=120°の関係を満たしている請求項5に記載のガイドワイヤ用コネクタ。
  7. 上記各端子部は、上記ガイドワイヤの上記接点と対向する接触面を有しており、
    上記接触面は、上記把持部に把持された上記ガイドワイヤの軸線に沿った断面が、当該ガイドワイヤの径方向の内向きへ凸となる湾曲形状である請求項4から6のいずれかに記載のガイドワイヤ用コネクタ。
  8. 上記各端子部は板バネであって、上記端子は、上記各板バネにおける上記ガイドワイヤの軸線に沿った方向の両端それぞれが周方向に沿って円筒形状に一体的に連続する形状である請求項4から7のいずれかに記載のガイドワイヤ用コネクタ。
  9. 上記端子は、
    上記各板バネにおける上記ガイドワイヤの軸線に沿った方向の一端が周方向に沿って円筒形状に一体的に連続する本体と、
    上記各板バネの他端に外嵌されており、拡径するように弾性変形可能な収束管と、を備える請求項8に記載のガイドワイヤ用コネクタ。
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