JP6699350B2 - 着座判定装置 - Google Patents
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その目的を達成するための第2の発明は、車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される物理状態量の傾向と、自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、物理状態量は、運転席の着座面に作用する圧力の分布であり、検出装置は、着座面の複数箇所に作用する圧力の検出結果を圧力分布データとして逐次出力し、検出結果取得部は、検出装置から提供される圧力分布データを逐次取得するものであって、手動運転モードとなっている場合において検出結果取得部が圧力分布データを取得する度に、その取得した圧力分布データに基づいて着座面に作用する圧力の重心位置を特定するとともに、複数時点における重心位置を母集団として、手動運転時における重心位置の分布を示す手動時重心位置情報を生成する第1処理部(F41)と、自動運転モードとなっている場合において検出結果取得部が取得した圧力分布データに基づいて、着座面に作用する圧力の重心位置である自動時重心位置を特定する第2処理部(F42)と、を備え、着座判定部は、手動時重心位置情報に示される手動運転時における重心位置の分布と、第2処理部が特定した自動時重心位置とを比較することで運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする。
その目的を達成するための第3の発明は、車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される物理状態量の傾向と、自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、物理状態量は、運転席用のシートベルト装置が備えるベルトに作用する圧力の分布であり、検出装置は、ベルトの複数箇所に作用する圧力の検出結果を圧力分布データとして逐次出力し、検出結果取得部は、検出装置から出力される圧力分布データを逐次取得するものであって、手動運転モードとなっている場合に検出結果取得部が取得した複数時点における圧力分布データを元に、手動運転時においてベルトに作用する圧力分布の傾向を示す手動時分布パターンを特定する第1処理部(F41)と、自動運転モードとなっている場合に検出結果取得部が取得した複数時点における圧力分布データを元に、自動運転時においてベルトに作用する圧力分布の傾向を示す自動時分布パターンを特定する第2処理部(F42)と、を備え、着座判定部は、第1処理部が特定した手動時分布パターンと、第2処理部が特定した自動時分布パターンとを比較することで運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする。
その目的を達成するための第4の発明は、車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される物理状態量の傾向と、自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、物理状態量は、運転席用のシートベルト装置が備えるベルトに作用する圧力の分布であり、検出装置は、ベルトの複数箇所に作用する圧力の検出結果を圧力分布データとして逐次出力し、検出結果取得部は、検出装置から提供される圧力分布データを逐次取得するものであって、手動運転モードとなっている場合において検出結果取得部が圧力分布データを取得する度に、その取得した圧力分布データに基づいてベルトに作用する圧力の重心位置を特定するとともに、複数時点における重心位置を母集団として手動運転時における重心位置の分布を示す手動時重心位置情報を生成する第1処理部(F41)と、自動運転モードとなっている場合において検出結果取得部が取得した圧力分布データに基づいて、ベルトに作用する圧力の重心位置である自動時重心位置を特定する第2処理部(F42)と、を備え着座判定部は、手動時重心位置情報に示される手動運転時における重心位置の分布と、第2処理部が特定した自動時重心位置とを比較することで運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする。
その目的を達成するための第5の発明は、車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される物理状態量の傾向と、自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、物理状態量は、運転席用のシートベルト装置が備える巻取装置からベルトが引き出されている量であって、巻取装置は、ベルトが引き出されている量である引出量を特定可能に構成されており、検出結果取得部は、巻取装置から引出量を示すデータを逐次取得するものであって、手動運転モードとなっている場合に検出結果取得部が取得した複数時点における引出量を母集団として手動運転時における引出量の代表値を特定する第1処理部(F41)と、自動運転モードとなっている場合に検出結果取得部が取得した複数時点における引出量を母集団として自動運転時における引出量の代表値を特定する第2処理部(F42)と、を備え、着座判定部は、第1処理部が特定した代表値と第2処理部が特定した代表値とを比較することで運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする。
その目的を達成するための第6の発明は、車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される物理状態量の傾向と、自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、物理状態量は、複数の車輪のそれぞれに対して設けられているサスペンションアームのストローク長であり、検出結果取得部は、複数のサスペンションアームのそれぞれのストローク長を示すデータを、荷重分布データとして逐次取得するものであって、手動運転モードとなっている場合に検出結果取得部が取得した複数時点における荷重分布データを元に、手動運転時におけるサスペンションアーム毎のストローク長の傾向を示す手動時出力パターンを特定する第1処理部(F41)と、自動運転モードとなっている場合に検出結果取得部が取得した複数時点における荷重分布データを元に、自動運転時におけるサスペンションアーム毎のストローク長の傾向を示す自動時出力パターンを特定する第2処理部(F42)と、を備え、着座判定部は、第1処理部が特定した手動時出力パターンと、第2処理部が特定した自動時出力パターンとを比較することで運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする。
その目的を達成するための第7の発明は、車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される物理状態量の傾向と、自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、物理状態量は、複数の車輪のそれぞれに対して設けられているサスペンションアームのストローク長であり、検出結果取得部は、複数のサスペンションアームのそれぞれのストローク長を示すデータを、荷重分布データとして逐次取得するものであって、手動運転モードとなっている場合に検出結果取得部が荷重分布データを取得する度に、その取得された荷重分布データに基づいて車両の重心位置を特定するとともに、複数時点における重心位置を母集団として手動運転時における重心位置の分布を示す手動時重心位置情報を生成する第1処理部(F41)と、自動運転モードとなっている場合に検出結果取得部が取得した荷重分布データに基づいて、自動運転時における車両の重心位置を示す自動時重心位置を特定する第2処理部(F42)と、を備え、着座判定部は、手動時重心位置情報に示されている手動運転時における重心位置の分布と、第2処理部が特定した自動時重心位置とを比較することで、運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする。
その目的を達成するための第8の発明は、車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される物理状態量の傾向と、自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、物理状態量は、車両に取り付けられている複数のタイヤのそれぞれの内部空気圧であり、検出結果取得部は、複数のタイヤのそれぞれの内部空気圧を示すデータを、荷重分布データとして逐次取得するものであって、手動運転モードとなっている場合に検出結果取得部が取得した複数時点における荷重分布データを元に、手動運転時におけるタイヤ毎の内部空気圧の傾向を示す手動時出力パターンを特定する第1処理部(F41)と、自動運転モードとなっている場合に検出結果取得部が取得した複数時点における荷重分布データを元に、自動運転時におけるタイヤ毎の内部空気圧の傾向を示す自動時出力パターンを特定する第2処理部(F42)と、を備え、着座判定部は、第1処理部が特定した手動時出力パターンと、第2処理部が特定した自動時出力パターンとを比較することで運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする。
その目的を達成するための第9の発明は、車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される物理状態量の傾向と、自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、物理状態量は、車両に取り付けられている複数のタイヤのそれぞれの内部空気圧であり、検出結果取得部は、複数のタイヤのそれぞれの内部空気圧を示すデータを、荷重分布データとして逐次取得するものであって、手動運転モードとなっている場合に検出結果取得部が荷重分布データを取得する度に、その取得された荷重分布データに基づいて車両の重心位置を特定するとともに、複数時点における重心位置を母集団として、手動運転時における重心位置の分布を示す手動時重心位置情報を生成する第1処理部(F41)と、自動運転モードとなっている場合において検出結果取得部が取得した荷重分布データに基づいて、自動運転時における車両の重心位置を示す自動時重心位置を特定する第2処理部(F42)と、を備え、着座判定部は、手動時重心位置情報に示されている手動運転時における重心位置の分布と、第2処理部が特定した自動時重心位置とを比較することで運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする。
以下、本発明の第1実施形態について図を用いて説明する。図1は、本発明に係る着座判定装置5を備える車両制御システム100の概略的な構成の一例を示す図である。この車両制御システム100は、車両に搭載されており、図1に示すように、車両制御ECU1、車速センサ2、感圧フィルムセンサ3、報知装置4、及び着座判定装置5を備える。便宜上、以降において車両制御システム100が搭載されている車両のことを自車両とも記載する。
着座判定装置5は、CPUが上述の着座判定プログラムを実行することによって、図1に示す種々の機能ブロックに対応する機能を提供する。すなわち、着座判定装置5は機能ブロックとして、運転モード判定部F1、車速取得部F2、検出結果取得部F3、データ処理部F4、及び着座判定部F5を備える。また、着座判定装置5は、RAMが備える記憶領域の一部を用いて実現されるメモリM1を備える。
次に、図4に示すフローチャートを用いて、着座判定装置5が実施する着座判定関連処理について述べる。この着座判定関連処理は、運転モードが自動運転モードである場合に運転席に乗員が着座しているか否かを判定するための処理である。図4に示すフローチャートは、自車両の走行用電源(例えばイグニッション電源)がオンとなって、着座判定装置5に電力が供給された場合に開始されればよい。
上記式中におけるMm(i)は、手動運転時にi番目の感圧点が出力した検出値の平均(つまり平均検出値)を表しており、σm(i)は、手動運転時にi番目の感圧点が出力した検出値の標準偏差を表している。Ma(i)は、自動運転時にi番目の感圧点が出力した検出値の平均である。iの最小値は1であり、最大値はKである。もちろん、ここで開示した以外の周知の方法によって、自動運転時における圧力分布が、手動運転時における圧力分布と一致しているか否かを判定してもよい。
以上の構成では、手動運転時に着座面に作用する圧力の分布と、自動運転時に着座面に作用する圧力の分布とを比較することで、乗員が運転席に着座しているか否かを判定する。つまり、運転席に乗員が着座しているか否かの判断指標となる状態量(以降、指標状態量)として、着座面に作用する圧力分布を採用している。
上述した第1実施形態では、手動運転時と自動運転時のそれぞれで、着座面に作用する圧力分布の傾向(換言すればパターン)を示すデータを生成し、それらを比較することで、運転席に乗員が着座しているか否かを判定する態様を開示した。しかしながら、着座面に作用する圧力の分布に基づいて、運転席に乗員が着座しているか否かを判定する方法は上述した方法に限らない。
Gm_y={Σ(Yi×Pi)}÷ΣPi ・・・式3
なお、上記式2、3中におけるパラメータXi,Yiは、i番目の感圧点のX座標,Y座標であり、パラメータPiはi番目の感圧点の検出値である。
ここでは、図5に示すフローチャートを用いて、第2実施形態の着座判定装置5が実施する着座判定関連処理について述べる。図5に示すフローチャートは、自車両の走行用電源(例えばイグニッション電源)がオンとなって、着座判定装置5に電力が供給された場合に開始されればよい。
上述した第1、第2実施形態では、指標状態量として運転席の着座面に作用する圧力分布を採用した態様を開示したが、指標状態量として採用可能な状態量はこれに限らない。例えば、第3実施形態としてここに開示するように、指標状態量として、運転席用のシートベルト装置が備えるベルトにおいて、乗員の体と接する側の面に作用する圧力の分布を用いてもよい。以下、この第3実施形態について述べる。
指標状態量は、運転席用のシートベルト装置において、ベルト6が引き出されている量(以降、引出量)であってもよい。そのような態様を第4実施形態として以下に示す。
指標状態量は、各車輪に対応するサスペンションアームのストローク長であってもよい。車室内における乗員の着座位置が変化した場合、車両の重心位置が変化し、各サスペンションアームのストローク長も変化するからである。具体的には、運転席に着座していた乗員が、運転席を離れて別の席に移動した場合、その着座位置の変化が各サスペンションアームのストローク長の変化として表れる。
上述した第5実施形態では、サスペンションアーム毎のストローク長に基づいて、手動時パターンデータと自動時パターンデータを生成し、それらの比較によって運転席に乗員が着座しているか否かを判定する態様を開示した。しかしながら、サスペンションアーム毎のストローク長に基づいて、運転席に乗員が着座しているか否かを判定する方法は上述した方法に限らない。
指標状態量は、自車両に取り付けられている各タイヤの内部空気圧であっても良い。車室内における乗員の着座位置が変化した場合、車両の重心位置が変化するため、タイヤの空気圧もまたサスペンションアームのストローク長と同様に変化するからである。すなわち、運転席に着座していた乗員が、運転席を離れて別の席に移動した場合、その着座位置の変化が各タイヤの空気圧の変化として表れる。そのため各タイヤの空気圧もまた指標状態量として機能する。そのように指標状態量として各タイヤの空気圧を採用した態様を第7実施形態として以下に述べる。
Claims (10)
- 車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、
前記車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、
運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、前記物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、
前記自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向と、前記自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、
前記物理状態量は、運転席の着座面に作用する圧力の分布であり、
前記検出装置は、前記着座面の複数箇所に作用する圧力の検出結果を圧力分布データとして逐次出力し、
前記検出結果取得部は、前記検出装置から提供される前記圧力分布データを逐次取得するものであって、
前記手動運転モードとなっている場合に前記検出結果取得部が取得した複数時点での前記圧力分布データを元に、手動運転時において前記着座面に作用する圧力分布の傾向を示す手動時分布パターンを特定する第1処理部(F41)と、
前記自動運転モードとなっている場合に前記検出結果取得部が取得した複数時点における前記圧力分布データを元に、自動運転時において前記着座面に作用する圧力分布の傾向を示す自動時分布パターンを特定する第2処理部(F42)と、を備え、
前記着座判定部は、前記第1処理部が特定した前記手動時分布パターンと、前記第2処理部が特定した前記自動時分布パターンとを比較することで、運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする着座判定装置。 - 車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、
前記車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、
運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、前記物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、
前記自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向と、前記自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、
前記物理状態量は、運転席の着座面に作用する圧力の分布であり、
前記検出装置は、前記着座面の複数箇所に作用する圧力の検出結果を圧力分布データとして逐次出力し、
前記検出結果取得部は、前記検出装置から提供される前記圧力分布データを逐次取得するものであって、
前記手動運転モードとなっている場合において前記検出結果取得部が前記圧力分布データを取得する度に、その取得した前記圧力分布データに基づいて前記着座面に作用する圧力の重心位置を特定するとともに、複数時点における重心位置を母集団として、手動運転時における重心位置の分布を示す手動時重心位置情報を生成する第1処理部(F41)と、
前記自動運転モードとなっている場合において前記検出結果取得部が取得した前記圧力分布データに基づいて、前記着座面に作用する圧力の重心位置である自動時重心位置を特定する第2処理部(F42)と、を備え、
前記着座判定部は、前記手動時重心位置情報に示される手動運転時における重心位置の分布と、前記第2処理部が特定した前記自動時重心位置とを比較することで運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする着座判定装置。 - 車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、
前記車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、
運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、前記物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、
前記自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向と、前記自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、
前記物理状態量は、運転席用のシートベルト装置が備えるベルトに作用する圧力の分布であり、
前記検出装置は、前記ベルトの複数箇所に作用する圧力の検出結果を圧力分布データとして逐次出力し、
前記検出結果取得部は、前記検出装置から出力される前記圧力分布データを逐次取得するものであって、
前記手動運転モードとなっている場合に前記検出結果取得部が取得した複数時点における前記圧力分布データを元に、手動運転時において前記ベルトに作用する圧力分布の傾向を示す手動時分布パターンを特定する第1処理部(F41)と、
前記自動運転モードとなっている場合に前記検出結果取得部が取得した複数時点における前記圧力分布データを元に、自動運転時において前記ベルトに作用する圧力分布の傾向を示す自動時分布パターンを特定する第2処理部(F42)と、を備え、
前記着座判定部は、前記第1処理部が特定した前記手動時分布パターンと、前記第2処理部が特定した前記自動時分布パターンとを比較することで運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする着座判定装置。 - 車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、
前記車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、
運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、前記物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、
前記自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向と、前記自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、
前記物理状態量は、運転席用のシートベルト装置が備えるベルトに作用する圧力の分布であり、
前記検出装置は、前記ベルトの複数箇所に作用する圧力の検出結果を圧力分布データとして逐次出力し、
前記検出結果取得部は、前記検出装置から提供される圧力分布データを逐次取得するものであって、
前記手動運転モードとなっている場合において前記検出結果取得部が前記圧力分布データを取得する度に、その取得した前記圧力分布データに基づいて前記ベルトに作用する圧力の重心位置を特定するとともに、複数時点における重心位置を母集団として手動運転時における重心位置の分布を示す手動時重心位置情報を生成する第1処理部(F41)と、
前記自動運転モードとなっている場合において前記検出結果取得部が取得した前記圧力分布データに基づいて、前記ベルトに作用する圧力の重心位置である自動時重心位置を特定する第2処理部(F42)と、を備え
前記着座判定部は、前記手動時重心位置情報に示される手動運転時における重心位置の分布と、前記第2処理部が特定した前記自動時重心位置とを比較することで運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする着座判定装置。 - 車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、
前記車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、
運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、前記物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、
前記自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向と、前記自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、
前記物理状態量は、運転席用のシートベルト装置が備える巻取装置からベルトが引き出されている量であって、前記巻取装置は、前記ベルトが引き出されている量である引出量を特定可能に構成されており、
前記検出結果取得部は、前記巻取装置から前記引出量を示すデータを逐次取得するものであって、
前記手動運転モードとなっている場合に前記検出結果取得部が取得した複数時点における前記引出量を母集団として手動運転時における前記引出量の代表値を特定する第1処理部(F41)と、
前記自動運転モードとなっている場合に前記検出結果取得部が取得した複数時点における前記引出量を母集団として自動運転時における前記引出量の代表値を特定する第2処理部(F42)と、を備え、
前記着座判定部は、前記第1処理部が特定した前記代表値と前記第2処理部が特定した前記代表値とを比較することで運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする着座判定装置。 - 車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、
前記車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、
運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、前記物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、
前記自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向と、前記自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、
前記物理状態量は、複数の車輪のそれぞれに対して設けられているサスペンションアームのストローク長であり、
前記検出結果取得部は、複数の前記サスペンションアームのそれぞれのストローク長を示すデータを、荷重分布データとして逐次取得するものであって、
前記手動運転モードとなっている場合に前記検出結果取得部が取得した複数時点における前記荷重分布データを元に、手動運転時における前記サスペンションアーム毎の前記ストローク長の傾向を示す手動時出力パターンを特定する第1処理部(F41)と、
前記自動運転モードとなっている場合に前記検出結果取得部が取得した複数時点における前記荷重分布データを元に、自動運転時における前記サスペンションアーム毎の前記ストローク長の傾向を示す自動時出力パターンを特定する第2処理部(F42)と、を備え、
前記着座判定部は、前記第1処理部が特定した前記手動時出力パターンと、前記第2処理部が特定した前記自動時出力パターンとを比較することで運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする着座判定装置。 - 車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、
前記車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、
運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、前記物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、
前記自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向と、前記自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、
前記物理状態量は、複数の車輪のそれぞれに対して設けられているサスペンションアームのストローク長であり、
前記検出結果取得部は、複数の前記サスペンションアームのそれぞれのストローク長を示すデータを、荷重分布データとして逐次取得するものであって、
前記手動運転モードとなっている場合に前記検出結果取得部が前記荷重分布データを取得する度に、その取得された前記荷重分布データに基づいて前記車両の重心位置を特定するとともに、複数時点における重心位置を母集団として手動運転時における重心位置の分布を示す手動時重心位置情報を生成する第1処理部(F41)と、
前記自動運転モードとなっている場合に前記検出結果取得部が取得した前記荷重分布データに基づいて、自動運転時における前記車両の重心位置を示す自動時重心位置を特定する第2処理部(F42)と、を備え、
前記着座判定部は、前記手動時重心位置情報に示されている手動運転時における重心位置の分布と、前記第2処理部が特定した前記自動時重心位置とを比較することで、運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする着座判定装置。 - 車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、
前記車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、
運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、前記物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、
前記自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向と、前記自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、
前記物理状態量は、前記車両に取り付けられている複数のタイヤのそれぞれの内部空気圧であり、
前記検出結果取得部は、複数の前記タイヤのそれぞれの内部空気圧を示すデータを、荷重分布データとして逐次取得するものであって、
前記手動運転モードとなっている場合に前記検出結果取得部が取得した複数時点における前記荷重分布データを元に、手動運転時における前記タイヤ毎の内部空気圧の傾向を示す手動時出力パターンを特定する第1処理部(F41)と、
前記自動運転モードとなっている場合に前記検出結果取得部が取得した複数時点における前記荷重分布データを元に、自動運転時における前記タイヤ毎の内部空気圧の傾向を示す自動時出力パターンを特定する第2処理部(F42)と、を備え、
前記着座判定部は、前記第1処理部が特定した前記手動時出力パターンと、前記第2処理部が特定した前記自動時出力パターンとを比較することで運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする着座判定装置。 - 車両の加速、制動、及び操舵を自動で実行する自動運転機能を提供する車両制御装置が搭載された車両で用いられ、
前記車両制御装置から提供される情報に基づいて、自動運転機能が動作している自動運転モードか手動運転モードかを判定する自動運転判定部(F1)と、
運転席に乗員が着座しているか否かに応じて変化する所定の物理状態量を検出する検出装置から、前記物理状態量についての検出結果を示すデータを逐次取得する検出結果取得部(F3)と、
前記自動運転判定部によって手動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向と、前記自動運転判定部によって自動運転モードと判定されている場合に前記検出結果取得部が取得した検出結果をもとに特定される前記物理状態量の傾向とを比較することで、これらの傾向が一致している場合に、運転席に乗員が着座していると判定する一方、これらの傾向が一致していない場合に、運転席に乗員が着座していないと判定する着座判定部(F5)と、を備え、
前記物理状態量は、前記車両に取り付けられている複数のタイヤのそれぞれの内部空気圧であり、
前記検出結果取得部は、複数の前記タイヤのそれぞれの内部空気圧を示すデータを、荷重分布データとして逐次取得するものであって、
前記手動運転モードとなっている場合に前記検出結果取得部が前記荷重分布データを取得する度に、その取得された前記荷重分布データに基づいて前記車両の重心位置を特定するとともに、複数時点における重心位置を母集団として、手動運転時における重心位置の分布を示す手動時重心位置情報を生成する第1処理部(F41)と、
前記自動運転モードとなっている場合において前記検出結果取得部が取得した前記荷重分布データに基づいて、自動運転時における前記車両の重心位置を示す自動時重心位置を特定する第2処理部(F42)と、を備え、
前記着座判定部は、前記手動時重心位置情報に示されている手動運転時における重心位置の分布と、前記第2処理部が特定した前記自動時重心位置とを比較することで運転席に乗員が着座しているか否かを判定することを特徴とする着座判定装置。 - 請求項1〜9のいずれか1項において、
前記物理状態量は、運転席の着座面に作用する圧力の分布、運転席用のシートベルト装置が備えるベルトに作用する圧力の分布、運転席用のシートベルト装置が備える巻取装置からベルトが引き出されている量、前輪用のショックアブソーバに作用する力、及び、前輪が備えるタイヤの内部空気圧のうちの何れかであることを特徴とする着座判定装置。
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