JP6698863B2 - 装置間通信方法及び装置 - Google Patents

装置間通信方法及び装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6698863B2
JP6698863B2 JP2018549508A JP2018549508A JP6698863B2 JP 6698863 B2 JP6698863 B2 JP 6698863B2 JP 2018549508 A JP2018549508 A JP 2018549508A JP 2018549508 A JP2018549508 A JP 2018549508A JP 6698863 B2 JP6698863 B2 JP 6698863B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
time
service
frequency resource
terminal device
data
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2018549508A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019521534A (ja
Inventor
トウ、ハイ
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd
Original Assignee
Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd filed Critical Guangdong Oppo Mobile Telecommunications Corp Ltd
Publication of JP2019521534A publication Critical patent/JP2019521534A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6698863B2 publication Critical patent/JP6698863B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/02Selection of wireless resources by user or terminal
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W4/00Services specially adapted for wireless communication networks; Facilities therefor
    • H04W4/70Services for machine-to-machine communication [M2M] or machine type communication [MTC]
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0446Resources in time domain, e.g. slots or frames
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/04Wireless resource allocation
    • H04W72/044Wireless resource allocation based on the type of the allocated resource
    • H04W72/0453Resources in frequency domain, e.g. a carrier in FDMA
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04WWIRELESS COMMUNICATION NETWORKS
    • H04W72/00Local resource management
    • H04W72/50Allocation or scheduling criteria for wireless resources
    • H04W72/56Allocation or scheduling criteria for wireless resources based on priority criteria

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Computer Networks & Wireless Communication (AREA)
  • Signal Processing (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、通信分野に関し、且つより具体的には、装置間通信方法及び装置に関する。
通信技術の発展に伴い、装置間通信技術、例えばデバイスツーデバイス(D2D:Device−to−Device)通信技術又は車両間(V2V:vehicle to vehicle)通信技術などは無線通信技術発展の人気のある分野になっている。
現在、端末装置が装置間通信を行う解決策は、装置間通信サービスが発生する時に、基地局によるスケジューリング又は競争などの方式によって該サービスを伝送するための時間周波数リソースを確定し、且つ確定された時間周波数リソースにより、該サービスを伝送することである。
装置間通信技術によるサービスの多様化に伴い、伝送遅延に対する要求が高く求められるサービスは出現し、即ち、該サービスの発生から伝送までの時間長ができるだけ短縮するように確保する必要があり、しかし、現在の基地局によるスケジューリング又は競争に基づく時間周波数リソース取得方式は、上記の遅延が短いサービスの伝送要求を満たすことができず、装置間通信の柔軟性が酷く制約され、装置間通信の信頼性に影響を与える。
本発明は、装置間通信の柔軟性と信頼性を向上させることができる装置間通信方法及び装置を提供する。
第一の態様では、装置間通信方法が提供され、該方法は、第一の端末装置が装置間通信サービスに属する第一のサービスのデータを伝送するための第一の時間周波数リソースを取得することと、該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースに基づき、装置間通信サービスに属する第二のサービスのデータを送信することとを含む。
第一の態様と組み合わせ、第一の態様の第一の実現形態では、該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、該方法はさらに、該第一の端末装置が該第二のサービスの優先度が該第一のサービスの優先度より高いことを確定すること、又は該第一の端末装置が該第二のサービスの緊急度が該第一のサービスの緊急度より高いことを確定すること、又は該第一の端末装置が該第二のサービスのサービスタイプが予め設定された、少なくとも一つのサービスタイプを含む第一のサービスタイプセットに属することを確定することを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第二の実施形態では、該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、該方法はさらに、該第一の端末装置が該第二のサービスのデータを伝送するために必要な最小の時間周波数リソースである第二の時間周波数リソースのサイズを確定することと、該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースのサイズが該第二の時間周波数リソースのサイズ以上であることを確定することとを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第三の実施形態では、該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、該方法はさらに、該第一の端末装置が該第一のサービスの伝送モードが半静的伝送であることを確定することを含み、該第一の時間周波数リソースが具体的に該第一のサービスの次の伝送周期に対応する時間周波数リソースである。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第四の実施形態では、該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、該方法はさらに、第一の時間長が予め設定された第一の閾値以下であることを確定するように、該第一の端末装置が第一の判定処理を開始することであって前記第一の時間長は、第一の判定処理を開始する時点から時間領域における該第一の時間周波数リソースの開始時点までの時間長であることを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第五の実施形態では、該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、該方法はさらに、第一の時間長が予め設置された第二の閾値以上であることを確定するように、該第一の端末装置が第一の判定処理を開始することであって前記第一の時間長は、第一の判定処理を開始する時点から該第一の時間周波数リソースの開始時点までの時間長であることと、該第一の端末装置が第三の時間周波数リソースを取得するための処理を開始することと、第二の時間長が予め設定された第三の閾値以上であることを確定するように、該第一の端末装置が第二の判定処理を開始することであって該第二の時間長は、該第一の端末装置が第三の時間周波数リソースを取得するための処理を開始する時点から第二の判定処理を開始する時点までの時間長であり、該第三の時間周波数リソースは、該第二のサービスのデータを伝送するための時間周波数リソースであることとを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第六の実施形態では、該第二のサービスの伝送モードが半静的伝送である場合、該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、該方法はさらに、該第一の端末装置が該第二のサービスの伝送周期が該第一のサービスの伝送周期の整数倍であることを確定することを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第七の実施形態では、該第一のサービスが少なくとも2つであり、該第一の時間周波数リソースが少なくとも2つであり、少なくとも2つの第一のサービスが少なくとも2つの第一の時間周波数リソースと一対一で対応し、各第一の時間周波数リソースが対応する第一のサービスのデータを伝送することに用いられ、且つ、該第一の時間長が少なくとも2つであり、少なくとも2つの第一の時間周波数リソースが少なくとも2つの第一の時間長と一対一で対応し、各第一の時間長が現在の時点から時間領域における対応する第一の時間周波数リソースの開始時点までの時間長であり、及び該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースに基づき、装置間通信サービスに属する第二のサービスのデータを送信することは、該第一の端末装置が該少なくとも2つの第一のサービスから、対応する第一時間長が該少なくとも2つの第一の時間長のうちの最小の時間長であるターゲット第一のサービスを確定することと、該第一の端末装置が該ターゲット第一のサービスに対応する第一の時間周波数リソースにより、第二のサービスのデータを送信することとを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第八の実施形態では、該方法はさらに該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースで伝送する必要がある該第一のサービスのデータを放棄することを含む。
第一の態様及びその上記実施形態と組み合わせ、第一の態様の第九の実施形態では、該方法はさらに、前記第一の端末装置が第四の時間周波数リソースを取得することと、前記第一の端末装置が前記第四の時間周波数リソースにより前記第一のサービスのデータを送信することとを含み、前記第四の時間周波数リソースの対応する時間が第一の半静的伝送時間範囲以外にあり、前記第一の半静的伝送時間範囲が前記第一のサービスのデータを伝送するための時間範囲であり、前記第一の半静的伝送時間範囲が前記第一の時間周波数リソースに対応する時間を含む。
第二の態様では、装置間通信装置が提供され、上記第一の態様及び第一の態様の各実施形態のいずれかの装置間通信方法の各ステップを実行するためのユニットを備える。
第三の態様では、装置間通信装置が提供され、メモリとプロセッサを備え、該メモリがコンピュータプログラムを記憶することに用いられ、該プロセッサがメモリから該コンピュータプログラムを呼び出して実行し、装置間通信装置が上記第一の態様及び各実施形態のいずれかの装置間通信方法を実行するようにすることに用いられる。
第四の態様では、コンピュータプログラム製品が提供され、前記コンピュータプログラム製品はコンピュータプログラムコードを含み、前記コンピュータプログラムコードが端末装置の受信ユニット、処理ユニット、送信ユニット又は受信機、プロセッサ、送信機に実行される場合、前記端末装置が上記第一の態様及び各実施形態のいずれかの装置間通信方法を実行する。
第五の態様では、コンピュータ可読記憶媒体が提供され、前記コンピュータ可読記憶媒体はプログラムを記憶し、前記プログラムにより端末装置が上記第一の態様及びその各実施形態のいずれかの装置間通信方法を実行する。
本発明の実施例による装置間通信方法及び装置では、第一の端末装置が時間領域で取得した、第一のサービスのデータを伝送するための第一の時間周波数リソースを用い、第二のサービスのデータを送信することにより、例えば、第二のサービスが伝送遅延に対する要求が高い場合、端末装置は、該第二のサービスを伝送するための時間周波数リソースの取得をすることを必要とせず、該第二のサービスの伝送遅延を短縮させ、装置間通信の柔軟性と信頼性をさらに向上させることができる。
本発明の実施例による装置間通信方法を適用した通信システムの一例の概略図である。 本発明の実施例による装置間通信方法の一例の概略フローチャートである。 本発明の実施例による装置間通信装置の一例の概略ブロック図である。 本発明の実施例による装置間通信装置の一例の概略ブロック図である。
本発明の実施例の技術的解決策をより明確に説明するために、以下に本発明の実施例に必要な図面を簡単に説明し、明らかに、以下に記載される図面が本発明のいくつかの実施例だけであり、当業者であれば、創造的な労力を要することなく、これらの図面に基づいて他の図面を得ることができる。
以下に本発明の実施例の図面を組み合わせながら、本発明の実施例に係る技術的解決策を明確で、全面的に説明し、明らかに、説明した実施例は本発明の一部の実施例だけであり、全ての実施例ではない。本発明の実施例に基づき、当業者が創造的な労力を要せずに得た他の実施例は、全て本発明の保護範囲に属する。
本明細書に用いられた用語「部材」、「モジュール」、「システム」などはコンピュータに関連するエンティティ、ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアの組み合わせ、ソフトウェア、又は実行中のソフトウェアを表すことに用いられる。例えば、部材は、プロセッサで実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム及び/又はコンピュータであってもよいがこれらに限定されない。図示により、コンピューティングデバイスで実行されるアプリケーション及びコンピューティングデバイスは全て部材であってもよい。一つ又は複数の部材はプロセス及び/又は実行スレッド内に留まることができ、部材は一つのコンピュータに配置されてもよく、及び/又は二つ以上のコンピュータ間に分布されてもよい。また、これらの部材は様々なデータ構造を記憶している様々なコンピュータ可読媒体から実行されてもよい。部材は例えば一つ又は複数のデータパケット(例えばローカルシステム、分散システム及び/又はネットワーク間の別の部材とインタラクションを行う二つの部材からのデータ、例えば信号によって他のシステムとインタラクションを行うインターネット)を有する信号に基づいてローカル及び/又はリモートプロセスにより通信されてもよい。
本発明の各態様又は特徴は方法、装置又は標準プログラミング及び/又はエンジニアリング製品として実現されてもよい。本出願に用いられた用語「製品」はいかなるコンピュータ可読デバイス、キャリア又は媒体からアクセス可能なコンピュータプログラムを含む。例えば、コンピュータ可読媒体は、磁気記憶デバイス(例えばハードディスク、フロッピーディスク又は磁気テープなど)、光ディスク(例えばCD(Compact Disk:コンパクトディスク)、DVD(Digital Versatile Disk:デジタルバーサタイルディスク)など)、スマートカードとフラッシュデバイス(例えばEPROM(Erasable Programmable Read−Only Memory:消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ)、カード、スティック又はキードライブなど)を含むことができるがこれらに限定されない。また、本明細書で説明される様々な記憶媒体は情報を記憶するための一つ又は複数のデバイス及び/又は他の機械可読媒体を表すことができる。用語「機械可読媒体」は、無線チャネルと命令及び/又はデータを記憶、含有及び/又は搬送することができる様々な媒体とを含むことができるがこれらに限定されない。
本発明の実施例の解決策は、従来のセルラー通信システム、例えばグローバルモバイル通信(英語全称:Global System for Mobile Communication、英語略称:GSM)、広帯域符号分割多元接続(英語全称:Wideband Code Division Multiple Access、英語略称:WCDMA)、長期進化型(英語全称:Long Term Evolution、英語略称:LTE)などのシステムに応用されてもよく、サポートしている通信が主に音声及びデータ通信に用いられる。一般的には、一つの従来の基地局にサポートされる接続の数が限られ、また実現しやすい。
次世代移動通信システムは、従来の通信だけでなく、M2M(英語全称:Machine to Machine)通信、又はMTC(英語全称:Machine Type Communication)通信をサポートする。予測によれば、2020年に、ネットワークに接続されるMTC装置は500−1000億に達し、これは現在の接続数をはるかに超える。M2M類サービスに対して、そのサービスの種類が大きく異なるため、ネットワークニーズは大きな違いがある。一般的に、以下のいくつかのニーズがある:
確実に伝送するが、遅延に敏感ではないこと、
遅延が低く、高い信頼性で伝送すること。
確実に伝送するが、遅延に敏感ではないというサービスに対して、処理しやすい。しかし、遅延が低く、高い信頼性で伝送するというサービスに対して、伝送する時に遅延が短いだけでなく、且つ信頼できることを要求し、例えばV2V(英語全称:Vehicle to Vehicle)サービス又はV2X(英語全称:Vehicle to Everything)サービスがある。伝送が信頼できない場合、再度送信して伝送遅延が大き過ぎ、要求を満たすことができない。本発明の実施例の解決策により、伝送の信頼性問題を効果的に解決することができる。
選択可能に、該端末装置はユーザ装置である。
本発明は端末装置と組み合わせて各実施例を説明する。端末装置は、ユーザ装置(UE:User Equipment)、移動局、アクセス端末、加入者ユニット、加入者局、移動サイト、遠隔局、遠隔端末、移動装置、ユーザ端末、端末、無線通信装置、ユーザエージェント又はユーザ装置などと呼ばれてもよい。端末装置はWLAN(Wireless Local Area Networks:無線ローカルエリアネットワーク)におけるST(STAION、ステーション)であってもよし、セルラー電話、コードレス電話、SIP(Session Initiation Protocol:セッション開始プロトコル)電話、WLL(Wireless Local Loop:無線ローカルループ)サイト、PDA(Persona1 Digita1 Assistant:パーソナルデジタル処理)、無線通信機能を備えたハンドヘルドデバイス、コンピューティングデバイス又は無線モデムに接続された他の処理装置、車載デバイス、ウェアラブルデバイス及び将来の5Gネットワークにおける移動局又は将来の進化したPLMNネットワークにおける端末装置などであってもよい。
また、本発明の実施例では、端末装置はさらにリレー(Relay)などの、アクセスネットワーク装置(例えば基地局)とデータ通信を行うことができる他の装置をさらに備えることができる。
また、本発明の実施例では、アクセスネットワーク装置は移動局と通信するための装置であってもよく、アクセスネットワーク装置はWLAN(Wireless Local Area Networks:無線ローカルエリアネットワーク)におけるAP(ACCESS POINT:アクセスポイント)、GSM又はCDMA(Code Division Multiple Access:コード分割多重アクセス)におけるBTS(Base Transceiver Station:基地局)であってもよいし、WCDMAにおけるNB(NodeB:基地局)であってもよいし、LTE(Long Term Evolution:長期進化)におけるeNB又はeNodeB(Evolutional N ode B:進化型基地局)、又は中継局又はアクセスポイント、又は車載デバイス、ウェアラブルデバイス及び将来の5Gネットワークにおけるアクセスネットワーク装置又は将来の進化したPLMNネットワークにおけるアクセスネットワーク装置などであってもよい。
図1は本発明の実施例による装置間通信のための方法及び装置が適用された通信システム100を示す図である。図1に示すように、該通信システム100は少なくとも二つの端末装置、例えば図1の端末装置110及び端末装置120を備え、端末装置110及び端末装置120が例えばセルラー電話、スマートフォン、ポータブルコンピュータ、ハンドヘルド通信デバイス、ハンドヘルドコンピューティングデバイス、サテライトラジオデバイス、全地球測位システム、PDA及び/又は無線通信システム100で通信するための任意の他の適切なデバイスであってもよい。
所定の時間において、端末装置110及び端末装置120は無線通信用送信装置及び/又は無線通信用受信装置であってもよい。データを送信する場合、無線通信用送信装置は、伝送のためにデータを符号化することができる。具体的には、無線通信用送信装置は、チャネルを介して無線通信用受信装置に送信される一定数のデータビットを取得する(例えば生成したり、他の通信装置から受信したり、又はメモリに保存したりするなど)ことができる。このデータビットはデータの伝送ブロック(又は複数の伝送ブロック)に含まれてもよく、伝送ブロックは複数のコードブロックを生成するようにセグメント化されてもよい。
理解すべきものとして、以上に挙げられた通信システム100が備えた端末装置の数が例示的説明だけであり、本発明はこれに限定されず、通信システム100が備えた端末装置の数は1より大きい任意の整数であってもよい。
該通信システム100は公衆陸上モバイルネットワーク(英語全称:Public Land Mobile Network、英語略称:PLMN)ネットワーク又はD2Dネットワーク又はM2Mネットワーク又はV2Vネットワーク又はV2Xネットワーク又は他のネットワークであってもよく、図1が一例の簡略化した模式図であり、ネットワークには、他のネットワーク装置が含まれてもよく、図1に示されない。例えば、通信システム100はさらにアクセスネットワーク装置(図1に示されない)を備えることができる。
ここで、アクセスネットワーク装置は複数本のアンテナを含む。また、アクセスネットワーク装置は送信機チェーンと受信機チェーンを追加的に含むことができ、それらがいずれも信号送信及び受信と関連する複数の部材(例えばプロセッサ、変調器、マルチプレクサ、復調器、デマルチプレクサ又はアンテナなど)を含むことができることは当業者が理解できる。
アクセスネットワーク装置は複数の端末装置(例えば端末装置110及び端末装置120)と通信することができる。しかしながら、アクセスネットワーク装置が端末装置110又は120と同様の任意の数の端末装置と通信することができることは理解可能である。
さらに、アクセスネットワーク装置に複数本のアンテナが配置されてもよく、且つ、例えば、アクセスネットワーク装置は1本のアンテナを介し、順方向リンクに基づいて端末装置110へ情報を送信し、逆方向リンクを介して端末装置110から情報を受信することができる。さらに、アクセスネットワーク装置は別のアンテナを介し、順方向リンクに基づいて端末装置120へ情報を送信し、逆方向リンクを介して端末装置120から情報を受信することができる。
例えば、周波数分割複信(FDD:Frequency Division Duplex)システムでは、同一の端末装置に用いられた順方向リンク及び逆方向リンクに、異なる周波数帯を用いることができる。
また例えば、時分割複信(TDD:Time Division Duplex)システムと全二重システムでは、同一の端末装置に用いられた順方向リンク及び逆方向リンクに、同じ周波数帯域を用いることができる。
ここで、アクセスネットワーク装置は、通信するための各アンテナ(又は複数本のアンテナからなるアンテナ群)及び/又はアクセスネットワーク装置のセクタと呼ばれるエリアが設計される。例えば、アンテナ群はアクセスネットワーク装置カバレッジのセクタの端末装置と通信するように設計されてもよい。アクセスネットワーク装置が順方向リンクを介してそれぞれ端末装置と通信する過程では、アクセスネットワーク装置の送信アンテナはビームフォーミングにより順方向リンクの信号対雑音比を向上させることができる。また、アクセスネットワーク装置が1本のアンテナを介してその全ての端末装置へ信号を送信するという方法と比較すると、アクセスネットワーク装置がビームフォーミングにより関連するカバレッジエリアにおけるランダムに分散している端末装置へ信号を送信する場合、隣接するセルの移動装置はより少ない干渉を受ける。
所定の時間において、アクセスネットワーク装置は無線通信用送信装置及び/又は無線通信用受信装置であってもよい。データを送信する場合、無線通信用送信装置は、伝送のためにデータを符号化することができる。具体的には、無線通信用送信装置は、チャネルを介して無線通信用受信装置に送信される一定数のデータビットを取得する(例えば生成したり、他の通信装置から受信したり、又はメモリに保存したりするなど)ことができる。このデータビットはデータの伝送ブロック(又は複数の伝送ブロック)に含まれてもよく、伝送ブロックは複数のコードブロックを生成するようにセグメント化されてもよい。
以下に本発明の実施例における装置間通信に用いられた周波数領域リソースを説明する。
選択可能に、本発明の実施例では、端末装置は、アンライセンススペクトルリソース(又はアンライセンス周波数帯域)を用いて装置間通信を行うことができ、即ち、本発明の実施例における通信システム100は、アンライセンス周波数帯域を用いることができる通信システムであり、限定ではなく一例として、該通信システム100はアンライセンス搬送波上の長期進化型システムLAA−LTE(Licensed−Assisted Access Using LTE)技術を用いることができ、又は、該通信システムがアンライセンス周波数帯域に独立して配置されることをサポートするという技術例えばStandalone LTE over unlicensed spectrumを用いることもでき、又は、LTE−U(LTE−U:LTE Advanced in Unlicensed Spectrums)技術を用いることもでき、例えば、通信システム100はLTEシステムをアンライセンス周波数帯域に独立して配置し、さらにアンライセンス周波数帯域にLTEエアインタフェースプロトコルを用いて通信を完了することができ、該システムはライセンス周波数帯域を含めない。アンライセンス周波数帯域に配置されたLTEシステムは、集中スケジューリング、干渉協調、適応型リクエスト再送(HARQ)などの技術を用いることができ、Wi−Fiなどのアクセス技術に対して、該技術がより良いロバスト性を有し、より高いスペクトル効率を取得し、より広いカバレッジ及びより良いユーザーエクスペリエンスを提供することができる。
アンライセンススペクトルリソースとはシステムによって割り当てられる必要がないものを意味し、各通信装置はアンライセンススペクトルに含まれるリソースを共有して用いることができる。アンライセンス周波数帯域上のリソース共有とは特定のスペクトラムの使用に対して送信電力、帯域外漏れなどのインジケータ上の制限のみを規定し、該周波数帯域を共同で用いる複数の装置同士が基本的な共存要求を満たすことを保証することを意味し、事業者はアンライセンス周波数帯域リソースを用いてネットワーク容量転用の目的を達成することができるが、アンライセンス周波数帯域リソースに対する異なる地域及び異なるスペクトルの規制要求に従う必要がある。これらの要求は一般的にレーダーなどの公共システムを保護し、及び複数のシステムができるだけ相互に悪い影響を与えないようにし、公平で共存することを保証するために定められ、送信電力制限、帯域外漏れインジケータと屋内及び屋外での使用制限、一部の地域でのいくつかの追加された共存ポリシーなどを含む。例えば、各通信装置は競争方式又はモニタリング方式、例えばリッスンビフォアトーク(LBT:Listen−before−talk)に定められた方式で用いられたスペクトルリソースを用いることができる。
限定ではなく一例として、本発明の実施例では、該アンライセンススペクトルリソースは5GHzの付近の約900MHzの周波数帯域、2.4GHz周波数帯域の付近の約900MHzの周波数帯域を含むことができる。
本発明の実施例では、端末装置はさらにライセンススペクトルリソースを用いて通信することができ、即ち、本発明の実施例の通信システム100はライセンス周波数帯域を用いることができる通信システムである。
ライセンススペクトルリソースは、使用される前に一般的に国家又は地方無線委員会の承認を得る必要があるスペクトルリソースであり、異なるシステム例えばLTEシステムとWiFiシステム、又は、異なる事業者に含まれるシステムはライセンススペクトルリソースを共有して用いることができない。
図2は本発明の一実施例による装置間通信方法200の概略フローチャートである。図2に示すように、該方法200は、
第一の端末装置が装置間通信サービスに属する第一のサービスのデータを伝送するための第一の時間周波数リソースを取得するS210と、
該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースに基づき、装置間通信サービスに属する第二のサービスのデータを送信するS220とを含む。
具体的には、S210で、端末装置A(即ち第一の端末装置の一例)はサービスA(即ち第一のサービスの一例)を生成することができ、且つ、端末装置Aは時点Aに該サービスAのデータを伝送するための時間周波数リソースA(即ち第一の時間周波数リソースの一例)を取得することができる。
限定ではなく一例として、例えば、本発明の実施例では、端末装置Aはアクセスネットワーク装置(例えば基地局)のスケジューリングに基づいて該時間周波数リソースAを取得することができ、且つ、この場合、該時間周波数リソースAは該アクセスネットワーク装置が用いられたライセンススペクトルリソース又はアンライセンススペクトルリソースから確定したものであってもよく、本発明で特定に限定されない。且つ、端末装置Aがアクセスネットワーク装置のスケジューリングに基づいて該時間周波数リソースAを取得する具体的なプロセス及び方法は従来技術における端末装置がアクセスネットワーク装置のスケジューリングに基づいて装置間通信を行うための時間周波数リソースを取得する具体的なプロセス及び方法と同様であってもよく、ここで繰り返しを回避するために、その詳細な説明を省略する。
又は、本発明の実施例では、端末装置Aは該時間周波数リソースAを自律的に確定することができ、例えば、端末装置Aは例えば競争方式又はモニタリングなどの方式を用いて該時間周波数リソースAを確定することができ、且つ、この場合、該時間周波数リソースAは、通信システムから提供された、複数の端末装置が競争など方式で用いるライセンススペクトルリソース又はアンライセンススペクトルリソースに属してもよく、本発明で特定に限定されない。且つ、端末装置Aが該時間周波数リソースAを自律的に確定する具体的なプロセス及び方法は従来技術における端末装置が装置間通信のための時間周波数リソースを自律的に確定する具体的なプロセス及び方法と同様であってもよく、ここで繰り返しを回避するために、その詳細な説明を省略する。
S220で、端末装置Aが時点B(時点Aの後に位置する)にサービスB(即ち第二のサービスの一例)を生成する場合、該端末装置Aは該時間周波数リソースAにより該サービスBのデータを伝送することができる。
これにより、該端末装置Aは、該サービスBのデータを伝送するための時間周波数リソースB(即ち第二の時間周波数リソースの一例)を取得するプロセスを必要としないので、該サービスBの伝送遅延を低減させることができる。
限定ではなく一例として、本発明の実施例では、一つ又は複数のプリセット条件を設定することもでき、端末装置Aは該サービスB、サービスA及び時間周波数リソースAなどのパラメータに基づき、該プリセット条件が満たされるか否かを確定し、且つ該プリセット条件が満たされることを確定した後、該時間周波数リソースAにより該サービスBのデータを伝送することができる。
限定ではなく一例として、本発明の実施例では、プリセット条件として以下の少なくとも一つを挙げることができる。
条件A
選択可能に、該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、該方法はさらに、
該第一の端末装置が該第二のサービスの優先度が該第一のサービスの優先度より高いことを確定すること、又は
該第一の端末装置が該第二のサービスの緊急度が該第一のサービスの緊急度より高いことを確定すること、又は
該第一の端末装置が該第二のサービスのサービスタイプが予め設定された、少なくとも一つのサービスタイプを含む第一のサービスタイプセットに属することを確定することを含む。
具体的には、該端末装置Aが該時間周波数リソースAにより該サービスBのデータを伝送する前に、該端末装置Aはさらに該サービスBの伝送がサービスAの伝送よりも優先できる否かを確定することができる。
限定ではなく一例として、例えば、端末装置Aは該サービスBと該サービスAの優先度に基づき、該サービスBの伝送がサービスAの伝送よりも優先できるか否かを確定することができる。例えば、本発明の実施例では、端末装置Aは、各サービスの優先度を示すための情報(以下に理解及び説明を容易にするために、優先度情報と記述される)を取得することができ、限定ではなく一例として、該端末装置Aはネットワーク装置(例えば基地局などのアクセスネットワーク装置)から該優先度情報を取得することができ、又は、該優先度情報は該端末装置Aを出荷する時に製造者によって該端末装置Aに設定されてもよく、又は、該優先度情報はユーザによって該端末装置A内に入力されてもよい。これにより、該端末装置Aは該優先度情報に基づき、サービスBと該サービスAの優先度を確定することができ、且つ、サービスBの優先度が該サービスAの優先度より高い場合、該端末装置Aは該サービスBの伝送がサービスAの伝送よりも優先することを確定することができ、さらに、該端末装置Aは該時間周波数リソースAにより該サービスBのデータを伝送することができる。且つ、限定ではなく一例として、本発明の実施例では、該優先度情報は多種のサービスタイプセットと多種の優先度との第一の対応関係を示すことができ、ここで、各サービスタイプセットが少なくとも一つのサービスタイプを含み、これにより、端末装置Aは該サービスAのサービスタイプに基づき、該サービスAが属するサービスタイプセットを確定し、さらに該サービスAの優先度を確定することができ、同様に、端末装置Aは該サービスBのサービスタイプに基づき、該サービスBが属するサービスタイプセットを確定し、さらに該サービスBの優先度を確定することができる。又は、本発明の実施例では、該優先度情報は多種のサービス識別子セットと多種の優先度との第一の対応関係を示すことができ、ここで、各サービス識別子セットが少なくとも一つのサービス識別子を含み、これにより、端末装置Aは該サービスAのサービス識別子に基づき、該サービスAが属するサービス識別子セットを確定し、さらに該サービスAの優先度を確定することができ、同様に、端末装置Aは該サービスBのサービス識別子に基づき、該サービスBが属するサービス識別子セットを確定し、さらに該サービスBの優先度を確定すること
ができる。また、限定ではなく一例として、優先度の降順に従い、本発明の実施例の優先度は順次高級、一般及び低級であってもよい。
また、例えば、端末装置Aは該サービスBと該サービスAの緊急度に基づき、該サービスBの伝送がサービスAの伝送よりも優先できることを確定することができる。例えば、本発明の実施例では、端末装置Aは各サービスの緊急度を示すための情報(以下に理解及び説明を容易にするために、緊急度情報と記述される)を取得することができ、限定ではなく一例として、該端末装置Aはネットワーク装置(例えば基地局などのアクセスネットワーク装置)から該緊急度情報を取得することができ、又は、該緊急度情報は該端末装置Aを出荷する時に製造者によって該端末装置Aに設定されてもよく、又は、緊急度情報はユーザによって該端末装置A内に入力されてもよい。これにより、該端末装置Aは該緊急度情報に基づき、サービスBと該サービスAの緊急度を確定することができ、且つ、サービスBの緊急度が該サービスAの緊急度より高い場合、該端末装置Aは該サービスBの伝送がサービスAの伝送よりも優先することを確定することができ、さらに、該端末装置Aは該時間周波数リソースAにより該サービスBのデータを伝送することができる。且つ、限定ではなく一例として、本発明の実施例では、該緊急度情報は多種のサービスタイプセットと多種の緊急度との第一の対応関係を示すことができ、ここで、各サービスタイプセットが少なくとも一つのサービスタイプを含み、これにより、端末装置Aは該サービスAのサービスタイプに基づき、該サービスAが属するサービスタイプセットを確定し、さらに該サービスAの緊急度を確定することができ、同様に、端末装置Aは該サービスBのサービスタイプに基づき、該サービスBが属するサービスタイプセットを確定し、さらに該サービスBの緊急度を確定することができる。又は、本発明の実施例では、該緊急度情報は多種のサービス識別子セットと多種の緊急度との第一の対応関係を示すことができ、その中、各サービス識別子セットが少なくとも一つのサービス識別子を含み、これにより、端末装置Aは該サービスAのサービス識別子に基づき、該サービスAが属するサービス識別子セットを確定し、さらに該サービスAの緊急度を確定することができ、同様に、端末装置Aは該サービスBのサービス識別子に基づき、該サービスBが属するサービス識別子セットを確定し、さらに該サービスBの緊急度を確定することができる。また、限定では
なく一例として、緊急度の降順に従い、本発明の実施例の緊急度は緊急と非緊急であってもよい。
また、例えば、端末装置Aは該サービスBのサービスタイプに基づき、該サービスBの伝送がサービスAの伝送よりも優先できることを確定することができる。例えば、本発明の実施例では、端末装置Aは優先的に伝送可能なサービスのサービスタイプを示すための情報(以下に理解及び説明を容易にするために、サービスタイプ情報と記述される)を取得することができ、限定ではなく一例として、該端末装置Aはネットワーク装置(例えば基地局などのアクセスネットワーク装置)から該サービスタイプ情報を取得することができ、又は、該サービスタイプ情報は該端末装置Aを出荷する時に製造者によって該端末装置Aに設定されてもよく、又は、サービスタイプ情報はユーザによって該端末装置A内に入力されてもよい。これにより、該端末装置Aは該サービスタイプ情報に基づき、優先的に伝送可能な(一つ又は複数の)サービスのサービスタイプ(即ち第一のサービスタイプセットの一例)を確定することができ、サービスBのサービスタイプが優先的に伝送可能なサービスのサービスタイプに属する場合、該端末装置Aは該サービスBの伝送がサービスAの伝送よりも優先することを確定することができ、さらに、該端末装置Aは該時間周波数リソースAにより該サービスBのデータを伝送することができる。
条件B
選択可能に、該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、該方法はさらに、
該第一の端末装置が該第二のサービスのデータを伝送するために必要な最小の時間周波数リソースである第二の時間周波数リソースのサイズを確定することと、
該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースのサイズが該第二の時間周波数リソースのサイズ以上であることを確定することとを含む。
具体的には、本発明の実施例では、端末装置Aは該サービスBを伝送するために必要な最小の時間周波数リソース(例えば時間周波数リソースB)のサイズを確定することができ、且つ、時間周波数リソースAのサイズが時間周波数リソースBのサイズ以上である場合、又は、時間周波数リソースAのサイズが該サービスBのデータの最低伝送要求を満たすことができる場合、該端末装置Aは該時間周波数リソースAによって該サービスBのデータを伝送することができる。
限定ではなく一例として、本発明の実施例では、端末装置AはサービスBのサービス品質(QoS:Quality of Service)要求に応じて、該サービスBが許可できる最高の変調符号化方式(MCS:Modulation and Coding Scheme)を確定し、さらに該サービスBのデータを伝送するために必要な最小の時間周波数リソースを確定することができる。
条件C
選択可能に、該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、該方法はさらに、
該第一の端末装置が該第一のサービスの伝送モードが半静的伝送であることを確定することを含み、該第一の時間周波数リソースが具体的に該第一のサービスの次の伝送周期に対応する時間周波数リソースである。
具体的には、スケジューリングに基づいて時間周波数リソースを確定する方式では、通信技術の発展に伴い、多種の装置間通信サービスのスケジューリング方式、例えば動的スケジューリング、静的スケジューリングと半静的スケジューリングなどを提供することができるようになっている。
ここで、半静的スケジューリング(即ち半静的伝送の一例)は半永続スケジューリングと呼ばれても良く、即ち、アクセスネットワーク装置は端末装置に一定の通信時間長範囲(又は半静的伝送の有効時間範囲)を割り当てることができ、該半静的伝送の有効時間範囲内で端末装置は一定の周期(動作周期(Duty Cycle)と呼ばれてもよい)に従ってアクセスネットワーク装置に割り当てられた周波数領域リソースを使用することができ、これにより、アクセスネットワーク装置は、一回のリソーススケジューリングにより、該半静的伝送の有効時間範囲内で使用される周波数領域リソースを端末装置に通知することができ、且つ該半静的伝送の有効時間範囲内でスケジューリング命令により該周波数領域リソースを示す必要がなく、動的スケジューリングと比べ、このスケジューリング方式の柔軟性が多少欠如しているが、制御シグナリングオーバーヘッドが小さく、バースト特徴が目立たなく、速度の保証が求められるサービス、例えばネットワーク音声(VoIP:Voice over Internet Protocol)サービス又は長期進化音声(VoLTE:Voice over Long Term Evolution)サービスなどに適する。
同様に、競争方式又はモニタリング方式などを用いて時間周波数リソースを確定する場合において、端末装置は一定の通信時間長範囲(又は、半静的伝送の有効時間範囲、例えば一回のバースト伝送に対応する時間長範囲、又は、一回の伝送チャンスに対応する時間長範囲)を競争することができ、該半静的伝送の有効時間範囲内で、端末装置は競争された周波数領域リソースを一定の周期に従って使用することができ、これにより、端末装置は一回の競争により、該半静的伝送の有効時間範囲内で使用される周波数領域リソースを取得し、該半静的伝送の有効時間範囲内で周波数領域リソースを競争又はモニタリングする必要がない。
端末装置Aが該サービスAの時間周波数リソースを使用してサービスBのデータを伝送するか否かを判定する時点が時点C(即ち現在の時点の一例、限定ではなく一例として、該時点Cと時点Bが同一の時点であってもよい)とし、この場合、該時間周波数リソースAは、該サービスAの時点Cの後の1個目の伝送周期(即ちサービスAの次の伝送周期(例えば次のDuty Cycle)、又は、サービスAの次の伝送期間)に対応する時間周波数リソースであってもよい。
限定ではなく一例として、サービスAの隣接する2つの伝送周期(又は伝送期間)が周期Aと周期Bとし、該時点Cが該周期Aと周期Bの間(具体的には、周期Aの開始時点の後から周期Bの開始時点の前までの期間)にある場合、「サービスAの次の伝送周期」は周期Bであってもよい。
これにより、該サービスAの伝送方式が半静的伝送である場合、端末装置Aは該サービスAのデータが複数の伝送周期が存在し得ることを確定することができ、即ち、時間周波数リソースAに対応する時間範囲以外、サービスAを伝送するための複数の時間範囲が存在する可能性があり、これにより、端末装置Aは、該時間周波数リソースAを占有することによる該サービスAの伝送に対する影響が小さいことを確定することができ、これにより、ユーザ体験をさらに向上し、伝送の信頼性を高めることができる。
条件D
選択可能に、該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、該方法はさらに、
第一の時間長が予め設定された第一の閾値以下であることを確定するように、該第一の端末装置が第一の判定処理を開始することであって該第一の時間長は、第一の判定処理を開始する時点から時間領域における該第一の時間周波数リソースの開始時点までの時間長であることを含む。
具体的には、端末装置Aは該サービスAの時間周波数リソースを使用してサービスBのデータを伝送するか否かを判定する処理(即ち第一の判定処理の一例)を行うことができ、且つ、端末装置Aは該第一の判定処理の開始時点(例えば上記時点C、限定ではなく一例として、該時点Cと時点Bが同一の時点であってもよい)を記録することができる。
上記時点Cと時間周波数リソースAの開始時点との時間長が時間長A(即ち第一の時間長の一例)とする場合、上記条件Cに基づき、端末装置Aはさらに該時間長Aが予め設定された時間閾値#1(即ち第一の閾値の一例)以下であるか否かを確定することができる。「はい」と判定した場合、端末装置Aは、時間周波数リソースAを使用してサービスBのデータを伝送することを確定することができる。
限定ではなく一例として、該時間閾値#1は、端末装置Aによる時間周波数リソース(例えば上記時間周波数リソースB)の取得処理を開始してから時間周波数リソースの確定までの時間長であってもよく、例えば、該時間閾値#1は、端末装置Aが基地局へリソーススケジューリングリクエストを開始してから基地局により割り当てられた時間周波数リソースを受信して解析するまでの時間長であってもよく、又は、該時間閾値#1は端末装置Aが競争又はモニタリングを開始してから時間周波数リソースを確定するまでの時間長であってもよい。
また、本発明の実施例では、該時間閾値#1は実験に基づいて取得されてもよく、且つ該端末装置Aを出荷する時に製造者によって該端末装置A内に予め設定されてもよく、又は、該時間閾値#1はユーザによって端末装置Aに入力されてもよく、本発明で特に限定されない。
且つ、限定ではなく一例として、該時間閾値#1は具体的なある時間長であってもよいし、多種の時間長を含む時間長範囲であってもよく、本発明で特に限定されず、また、限定ではなく一例として、該時間閾値#1は例えば10ミリ秒(ms)であってもよい。
これにより、時間長Aが予め設定された時間閾値#1以下である場合、時間周波数リソースAによりサービスBのデータを伝送する遅延が上記時間周波数リソースBによりサービスBのデータを伝送する遅延より小さいことが示され、これにより、本発明の効果をさらに向上させることができる。
条件E
選択可能に、該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、該方法はさらに、
第一の時間長が予め設置された第二の閾値以上であることを確定するように、該第一の端末装置が第一の判定処理を開始することであって該第一の時間長は、第一の判定処理を開始する時点から該第一の時間周波数リソースの開始時点までの時間長であることと、
該第一の端末装置が第三の時間周波数リソースを取得するための処理を開始することと、
第二の時間長が予め設定された第三の閾値以上であることを確定するように、該第一の端末装置が第二の判定処理を開始することであって該第二の時間長は、該第一の端末装置が第三の時間周波数リソースを取得するための処理を開始する時点から第二の判定処理を開始する時点までの時間長であり、該第三の時間周波数リソースは、該第二のサービスのデータを伝送するための時間周波数リソースであることとを含む。
具体的には、端末装置Aは該サービスAの時間周波数リソースを使用してサービスBのデータを伝送するか否かを判定する処理(即ち第一の判定処理の一例)を行うことができ、且つ、端末装置Aは該第一の判定処理の開始時点(例えば上記時点C、限定ではなく一例として、該時点Cと時点Bが同一の時点であってもよい)を記録することができる。
上記時点Cと時間周波数リソースAの開始時点との間の時間長が時間長A(即ち第一の時間長の一例)とする場合、上記条件Cに基づき、端末装置Aはさらに該時間長Aが予め設定された時間閾値#2(即ち第一の閾値の一例)以下であるか否かを確定することができる。
限定ではなく一例として、該時間閾値#2は、端末装置Aに基づいて時間周波数リソース(例えば上記時間周波数リソースB)の取得処理を開始してから時間周波数リソースを確定するまでの時間長であってもよく、例えば、該時間閾値#2は端末装置Aが基地局へリソーススケジューリングリクエストを開始してから基地局により割り当てられた時間周波数リソースを受信して解析するまでの時間長であってもよく、又は、該時間閾値#2は端末装置Aが競争又はモニタリングを開始してから時間周波数リソースを確定するまでの時間長であってもよい。
また、本発明の実施例では、該時間閾値#2は実験に基づいて取得されてもよく、且つ該端末装置Aを出荷する時に製造者によって該端末装置A内に予め設定されてもよく、又は、該時間閾値#2はユーザによって端末装置Aに入力されてもよく、本発明で特に限定されない。
且つ、限定ではなく一例として、該時間閾値#2は具体的なある時間長であってもよいし、多種の時間長を含む時間長範囲であってもよく、本発明で特に限定されず、また、限定ではなく一例として、該時間閾値#2は例えば10ミリ秒(ms)であってもよい。
説明すべきものとして、本発明の実施例では、該時間閾値#2が時間閾値#1と同じであってもよく、又は、時間閾値#2が時間閾値#1より大きくてもよく、本発明で特に限定されない。
これにより、時間長Aが予め設定された時間閾値#2以上である場合、該第一の判定処理の結果は時間周波数リソースAを使用してサービスBのデータを伝送する遅延がサービスBのデータを伝送するための時間周波数リソースを新しく取得する遅延より大きい可能性があることが示され、これにより、端末装置Aは時間周波数リソースBの取得処理を開始することができる。且つ、端末装置Aは時間周波数リソースBの取得処理を開始する時点(時点Dと記述される)を記録することができる。
端末装置Aは時間周波数リソースAの開始時点の前に、該サービスAの時間周波数リソースを使用してサービスBのデータを伝送するか否かを再度判定することができ(即ち第二の判定処理の一例)、且つ、端末装置Aは該時点Dから該第二の判定処理の開始時点までの時間長B(即ち第二の時間長の一例)を確定することができる。
端末装置Aはさらに時間長Bが予め設定された閾値#3(即ち第三の閾値の一例)以上であるか否かを判定することができる。「はい」と判定した場合、端末装置Aは時間周波数リソースAを使用してサービスBのデータを伝送することを確定することができる。
限定ではなく一例として、該時間閾値#3は、端末装置Aによる時間周波数リソース(例えば上記時間周波数リソースB)の取得処理を開始してから時間周波数リソースを確定するまでの時間長であってもよく、例えば、該時間閾値#3は端末装置Aが基地局へリソーススケジューリングリクエストを開始してから基地局に割り当てられた時間周波数リソースを受信して解析するまでの時間長であってもよく、又は、該時間閾値#3は端末装置Aが競争又はモニタリングを開始してから時間周波数リソースを確定するまでの時間長であってもよい。
これにより、時間長Bが予め設定された時間閾値#3以上である場合、端末装置Aが時間周波数リソースBを取得することができないことが示され、これにより、時間周波数リソースAによりサービスBのデータを伝送する遅延がやはり上記時間周波数リソースBによりサービスBのデータを伝送する遅延より小さい可能性があり、これにより、本発明の効果をさらに向上させることができる。
説明すべきものとして、本発明の実施例では、時間閾値#3が時間閾値#2より小さくてもよく、これにより、端末装置Aが時間周波数リソースAを使用してサービスBのデータを伝送することを決定する時点に時間周波数リソースAの開始時点に達しないことを確保することができ、さらに、時間周波数リソースAに基づいてサービスBを伝送する信頼性を確保することができる。
条件F
該第二のサービスの伝送モードが半静的伝送である場合、該第一の端末装置が該第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、該方法はさらに、
該第一の端末装置が該第二のサービスの伝送周期が該第一のサービスの伝送周期の整数倍であることを確定することを含む。
具体的には、本発明の実施例では、サービスAの伝送方式が半静的伝送であり、且つサービスBの伝送方式が半静的伝送である場合、端末装置AはサービスBの伝送周期がサービスAの伝送周期の整数倍であるか否かを判定することができ、「はい」と判定した場合、端末装置Aは時間周波数リソースAを使用してサービスBのデータを伝送することを確定することができる。限定ではなく一例として、例えば、サービスAの伝送周期がXミリ秒で、X>0である場合、サービスBの伝送周期がK×Xミリ秒である場合、端末装置Aは時間周波数リソースAを使用してサービスBのデータを伝送することができ、Kが0より大きい整数である。
これにより、サービスAの時間周波数リソースを使用してサービスBのデータを完全に伝送することがきることを確保できる。限定ではなく一例として、例えば、サービスAの周期(又はサービスAの隣接する2つの伝送期間の時間間隔)が10msであり、サービスBの周期(又はサービスBの隣接する2つの伝送期間の時間間隔)が20msであり、サービスAの総伝送時間長範囲がサービスBの総伝送時間長範囲を含む場合、サービスBの各伝送期間のデータはサービスAの時間周波数リソースにより伝送されることができる。また、例えば、サービスBの周期(又はサービスAの隣接する2つの伝送期間の時間間隔)が5msであり、サービスAの周期(又はサービスBの隣接する2つの伝送期間の時間間隔)が10msである場合、サービスBの部分の伝送期間のデータはサービスAの時間周波数リソースにより伝送されることができず、例えば、サービスAとサービスBの第一の周期の開始時点が重なる場合、サービスBの偶数の伝送期間のデータはサービスAの時間周波数リソースにより伝送されることができない。
理解すべきものとして、以上に挙げられた各判定条件が例示的な説明だけであるが、本発明はこれに限定されず、且つ、上記の各条件は個別に使用されてもよく、組み合わせて使用されてもよく、本発明で特に限定されない。
本発明の実施例では、複数の第一のサービスが同時に存在する可能性があり、即ち、サービスA以外、時点Bの前に伝送リソースが既に取得している他のサービスが存在する可能性があり、以下に、理解及び説明を容易にするために、サービスCを例とし、サービスA以外の第一のサービスを説明する。即ち、時点Bの前に、端末装置Aは既にサービスCのデータを伝送するための時間周波数リソース(即ち第一の時間周波数リソースの別の例、以下に理解及び区分を容易にするために、時間周波数リソースCと記述される)を既に取得している。
且つ、選択可能に、端末装置AはさらにサービスCが上記条件A〜条件Eのうちの一つ又は複数を満たすか否かを判定することができる。
これにより、端末装置Aが時間周波数リソースAと時間周波数リソースCがいずれもサービスBのデータの伝送に用いられてもよいことを判定した場合、端末装置Aはさらに時間周波数リソースAと時間周波数リソースCから一つの時間周波数リソース(即ちターゲット第一のサービスに対応する第一の時間周波数リソースの一例)を選択し、サービスBのデータを伝送することができる。
限定ではなく一例として、端末装置Aは各第一のサービス(例えばサービスAとサービスC)に対応する第一の時間周波数リソース(例えば時間周波数リソースAと時間周波数リソースC)の開始時点に基づき、ターゲット第一のサービス、及びターゲット第一のサービスの第一の時間周波数リソースを確定することができる。例えば、端末装置Aは上記選択を行う時点(時点Fと記述される)を記録することができるため、上記のように、各第一の時間周波数リソースの開始時点が時点Fの後に位置し、且つ、端末装置Aは開始時点が該時点Fに最も近い第一の時間周波数リソースに対応する第一のサービスをターゲット第一のサービスとすることができる。
例えば、(上記条件A〜条件Eのうちの一つ又は複数の条件を満たす)第一のサービスがサービスAとサービスCを含むと仮定し、時間周波数リソースAの開始時点が時間周波数リソースCの開始時点の前に位置する(その中、時間周波数リソースCの開始時点及び時間周波数リソースAの開始時点がいずれも時点Fの後に位置する)場合、端末装置AはサービスAをターゲット第一のサービスとすることができ、即ち、端末装置Aは時間周波数リソースAを使用してサービスBのデータを伝送することを確定することができる。
端末装置Aが時間周波数リソースAによりサービスBのデータを伝送した後、端末装置Aは本来該時間周波数リソースAで伝送すべきサービスAのデータ(以下に理解と区分を容易にするために、データAと記述される)をさらに処理することができる。
例えば、選択可能に、該通信ユニットはさらに該第一の時間周波数リソースで伝送される必要がある該第一のサービスのデータを放棄することに用いられる。
具体的には、端末装置AはデータAを放棄することができる。
又は、選択可能に、該取得ユニットはさらに第四の時間周波数リソースを取得することに用いられ、該第四の時間周波数リソースに対応する時間が第一の半静的伝送時間範囲以外にあり、該第一の半静的伝送時間範囲が該第一のサービスのデータを伝送するための時間範囲であり、該第一の半静的伝送時間範囲が第一の時間周波数リソースに対応する時間を含む。
該通信ユニットはさらに該第四の時間周波数リソースにより該第一のサービスのデータを送信することに用いられる。
具体的には、本発明の実施例では、上記時間周波数リソースAがサービスBのデータを伝送することに用いられるため、データAが伝送されず、この場合、端末装置AはデータAを一つの周期遅延させて送信することができ、且つ、サービスAの、伝送順序(時間順序)において該データAの後に位置するデータが順次一つの周期遅延されてもよい。
この場合、端末装置Aによって取得された、サービスAのデータを伝送するための時間周波数リソースのサイズがサービスAのデータ量しかを満たすことができない場合、上記時間周波数リソースAがサービスBのデータを伝送することに用いられるため、取得された、サービスAのデータを伝送するための時間周波数リソースがサービスAのデータの伝送に対して十分ではなくなり、さらに、サービスAの、伝送順序において最後に位置するデータ(以下に理解と区分を容易にするために、データBと記述される)を搬送できる時間周波数リソースがなくなる。
これに対して、端末装置Aは、例えばサービスAの半静的伝送の有効時間範囲内で、該データBを伝送するための時間周波数リソースを取得するプロセスを開始することができ、且つ、サービスAの半静的伝送の有効時間範囲内で、該データBを伝送するための時間周波数リソースを取得することができる場合、端末装置Aは、取得された時間周波数リソースにより該データBを伝送することができ、サービスAの半静的伝送の有効時間範囲内で、該データBを伝送するための時間周波数リソースを取得することができない場合、端末装置Aは、該データBを放棄することができる。
理解すべきものとして、以上に挙げられたデータAとデータBに対する処理方式が例示的な説明だけであり、本発明はこれに限定されず、例えば、端末装置AはさらにサービスAのデータのうちの該データA以外のデータ(例えばデータB)を正常に送信することができ、且つ、端末装置Aは、例えばサービスAの半静的伝送の有効時間範囲内で、該データAを伝送するための時間周波数リソースを取得するプロセスを開始することができ、且つ、サービスAの半静的伝送の有効時間範囲内で、該データAを伝送するための時間周波数リソースを取得することができる場合、端末装置Aは、取得された時間周波数リソースにより該データAを伝送することができ、サービスAの半静的伝送の有効時間範囲内で、該データAを伝送するための時間周波数リソースを取得することができない場合、端末装置Aは、該データBを放棄することができる。
説明すべきものとして、本発明の実施例では、上記サービスAが送信される必要がある端末装置はサービスBが送信される必要がある端末装置と同じであってもよく、異なってもよく、本発明で特定に限定されない。
且つ、本発明の実施例では、端末装置A(即ち第一の端末装置の一例)はブロードキャスト送信方式を用い、サービスA(即ち第一のサービスの一例)のデータ及びサービスB(即ち第二のサービスの一例)のデータを送信することができる。
これにより、ブロードキャスト方式を用いる場合、サービスBの送信先の端末装置が該時間周波数リソースAを検出できることを確保できるため、該時間周波数リソースAからサービスBのデータを取得する。
本発明の実施例による装置間通信方法では、第一の端末装置が時間領域で取得した、第一のサービスのデータを伝送するための第一の時間周波数リソースを用い、第二のサービスのデータを送信することにより、例えば、第二のサービスが伝送遅延に対して高く要求される場合、端末装置は、該第二のサービスを伝送するための時間周波数リソースの取得を開始することなく、該第二のサービスの伝送遅延を短縮させ、装置間通信の柔軟性と信頼性を向上させることができる。
以上に図1〜図2を参照して本発明の実施例による装置間通信方法を説明し、以下に図3を参照して本発明の実施例による装置間通信装置を詳細に説明する。
図3は本発明の実施例による装置間通信装置300の概略ブロック図であり、図3に示すように、該装置300は、
装置間通信サービスに属する第一のサービスのデータを伝送するための第一の時間周波数リソースを取得するように構成される取得ユニット310と、
該第一の時間周波数リソースに基づき、装置間通信サービスに属する第二のサービスのデータを送信するように構成される通信ユニット320とを備える。
選択可能に、該装置300はさらに、
該第二のサービスの優先度が該第一のサービスの優先度より高いことを確定し、又は
該第二のサービスの緊急度が該第一のサービスの緊急度より高いことを確定し、又は
該第二のサービスのサービスタイプが予め設定された、少なくとも一つのサービスタイプを含む第一のサービスタイプセットに属することを確定するように構成される確定ユニット330を備える。
選択可能に、該装置300はさらに、
該第二のサービスのデータを伝送するために必要な最小の時間周波数リソースである第二の時間周波数リソースのサイズを確定し、
該第一の時間周波数リソースのサイズが該第二の時間周波数リソースのサイズ以上であることを確定するように構成される確定ユニット330を備える。
選択可能に、該装置300はさらに、
該第一のサービスの伝送モードが半静的伝送であることを確定するように構成され、該第一の時間周波数リソースが具体的に該第一のサービスの次の伝送周期に対応する時間周波数リソースである確定ユニット330を備える。
選択可能に、該確定ユニット330はさらに、第一の時間長が予め設定された第一の閾値以下であることを確定するように、第一の判定処理を開始するように構成され該第一の時間長は、第一の判定処理を開始する時点から時間領域における該第一の時間周波数リソースの開始時点までの時間長である。
選択可能に、該確定ユニット330はさらに、第一の時間長が予め設置された第二の閾値以上であることを確定するように、第一の判定処理を開始し、該第一の時間長は、第一の判定処理を開始する時点から該第一の時間周波数リソースの開始時点までの時間長であり
第三の時間周波数リソースを取得するための処理を開始し、
第二の時間長が予め設定された第三の閾値以上であることを確定するように、第二の判定処理を開始し、該第二の時間長は、該第一の端末装置が第三の時間周波数リソースを取得するための処理を開始する時点から第二の判定処理を開始する時点までの時間長であり、該第三の時間周波数リソースは、該第二のサービスのデータを伝送するための時間周波数リソースである、ように構成される。
選択可能に、該第二のサービスの伝送モードが半静的伝送である場合、該確定ユニット330はさらに該第二のサービスの伝送周期が該第一のサービスの伝送周期の整数倍であることを確定するように構成される。
選択可能に、該第一のサービスが少なくとも2つであり、該第一の時間周波数リソースが少なくとも2つであり、少なくとも2つの第一のサービスが少なくとも2つの第一の時間周波数リソースと一対一で対応し、各第一の時間周波数リソースが対応する第一のサービスのデータを伝送することに用いられ、且つ、該第一の時間長が少なくとも2つであり、少なくとも2つの第一の時間周波数リソースが少なくとも2つの第一の時間長と一対一で対応し、各第一の時間長が現在の時点から時間領域における対応する第一の時間周波数リソースの開始時点までの時間長であり、及び
該確定ユニット330はさらに該少なくとも2つの第一のサービスから、対応する第一時間長が該少なくとも2つの第一の時間長のうちの最小の時間長であるターゲット第一のサービスを確定するように構成され、
該通信ユニット320は具体的に該ターゲット第一のサービスに対応する第一の時間周波数リソースにより、第二のサービスのデータを送信するように構成される。
選択可能に、該通信ユニット320はさらに該第一の時間周波数リソースで伝送される必要がある該第一のサービスのデータを放棄するように構成される。
選択可能に、該取得ユニット310はさらに第四の時間周波数リソースを取得するように構成され、該第四の時間周波数リソースの対応する時間が第一の半静的伝送時間範囲以外にあり、該第一の半静的伝送時間範囲が該第一のサービスのデータを伝送するための時間範囲であり、該第一の半静的伝送時間範囲が前記第一の時間周波数リソースに対応する時間を含む。
該通信ユニット320はさらに該第四の時間周波数リソースにより該第一のサービスのデータを送信するように構成される。
本発明の実施例による装置間通信装置300は本発明の実施例の方法における第一の端末装置(例えば端末装置A)に対応してもよく、且つ、装置間通信装置300の各ユニット即ちモジュールと上記の他の操作及び/又は機能はそれぞれ図2における方法200の対応するプロセスを実現するためのものであり、簡潔するために、ここで説明を省略する。且つ、該装置300は端末装置に埋め込まれてもよく、又はそれ自体が端末装置である。
本発明の実施例による装置間通信装置では、第一の端末装置が時間領域で取得した、第一のサービスのデータを伝送するための第一の時間周波数リソースを用い、第二のサービスのデータを送信することにより、例えば、第二のサービスが伝送遅延に対する要求が高い場合、端末装置は、該第二のサービスを伝送するための時間周波数リソースの取得を開始することを必要とせず、該第二のサービスの伝送遅延を短縮させ、装置間通信の柔軟性と信頼性を向上させることができる。
以上に図1〜図2を参照して本発明の実施例による装置間通信方法を説明し、以下に図4を参照して本発明の実施例による装置間通信装置を詳細に説明する。
図4は本発明の実施例による装置間通信装置400の概略ブロック図であり、図4に示すように、該装置400は、
プロセッサ410と送受信機420を備え、プロセッサ410が送受信機420に接続され、選択可能に、該装置400はさらにメモリ430を備え、メモリ430がプロセッサ410に接続され、さらに選択可能に、該装置400はバスシステム400を備える。その中、プロセッサ410、メモリ430と送受信機420はバスシステム440に接続されてもよく、該メモリ430は命令を記憶することに用いられ、該プロセッサ410が該メモリ430に記憶された命令を記憶し、情報又は信号を送信するように送受信機420を制御することに用いられる。
該プロセッサ410は、装置間通信サービスに属する第一のサービスのデータを伝送するための第一の時間周波数リソースを取得するように構成される取得ユニットのように構成され、
該プロセッサ410は該第一の時間周波数リソースに基づき、装置間通信サービスに属する第二のサービスのデータを送信するように送受信機420を制御するように構成される。
選択可能に、該プロセッサ410は該第二のサービスの優先度が該第一のサービスの優先度より高いことを確定するように構成され、又は
該プロセッサ410は該第二のサービスの緊急度が該第一のサービスの緊急度より高いことを確定するように構成され、又は
該プロセッサ410は該第二のサービスのサービスタイプが予め設定された、少なくとも一つのサービスタイプを含む第一のサービスタイプセットに属することを確定するように構成される。
選択可能に、該プロセッサ410は該第二のサービスのデータを伝送するために必要な最小の時間周波数リソースである第二の時間周波数リソースのサイズを確定するように構成され、
該プロセッサ410は該第一の時間周波数リソースのサイズが該第二の時間周波数リソースのサイズ以上であることを確定するように構成される。
選択可能に、該プロセッサ410は該第一のサービスの伝送モードが半静的伝送であることを確定するように構成され、該第一の時間周波数リソースが具体的に該第一のサービスの次の伝送周期に対応する時間周波数リソースである。
選択可能に、該プロセッサ410は、第一の時間長が予め設定された第一の閾値以下であることを確定するように、第一の判定処理を開始するように構成され該第一の時間長は、第一の判定処理を開始する時点から時間領域における該第一の時間周波数リソースの開始時点までの時間長である。
選択可能に、該プロセッサ410は、第一の時間長が予め設置された第二の閾値以上であることを確定するように、第一の判定処理を開始するように構成され該第一の時間長は、第一の判定処理を開始する時点から該第一の時間周波数リソースの開始時点までの時間長であり、
該プロセッサ410は第三の時間周波数リソースを取得するための処理を開始するように構成され、
該プロセッサ410は、第二の時間長が予め設定された第三の閾値以上であることを確定するように、第二の判定処理を開始するように構成され該第二の時間長は、該装置400が第三の時間周波数リソースを取得するための処理を開始する時点から第二の判定処理を開始する時点までの時間長であり、該第三の時間周波数リソースは、該第二のサービスのデータを伝送するための時間周波数リソースである
選択可能に、該第二のサービスの伝送モードが半静的伝送である場合、該プロセッサ410は該第二のサービスの伝送周期が該第一のサービスの伝送周期の整数倍であることを確定するように構成される。
選択可能に、該第一のサービスが少なくとも2つであり、該第一の時間周波数リソースが少なくとも2つであり、少なくとも2つの第一のサービスが少なくとも2つの第一の時間周波数リソースと一対一で対応し、各第一の時間周波数リソースが対応する第一のサービスのデータを伝送することに用いられ、且つ、該第一の時間長が少なくとも2つであり、少なくとも2つの第一の時間周波数リソースが少なくとも2つの第一の時間長と一対一で対応し、各第一の時間長が現在の時点から時間領域における対応する第一の時間周波数リソースの開始時点までの時間長であり、及び
該プロセッサ410は該少なくとも2つの第一のサービスから、対応する第一時間長が該少なくとも2つの第一の時間長のうちの最小の時間長であるターゲット第一のサービスを確定するように構成され、
該プロセッサ410は該ターゲット第一のサービスに対応する第一の時間周波数リソースにより、第二のサービスのデータを送信するように送受信機420を制御するように構成される。
選択可能に、該プロセッサ410は該第一の時間周波数リソースで伝送される必要がある該第一のサービスのデータを放棄するように構成される。
選択可能に、該取得ユニット410は、第四の時間周波数リソースを取得するように構成され、該第四の時間周波数リソースの対応する時間が第一の半静的伝送時間範囲以外にあり、該第一の半静的伝送時間範囲が該第一のサービスのデータを伝送するための時間範囲であり、該第一の半静的伝送時間範囲が前記第一の時間周波数リソースに対応する時間を含み、
該プロセッサ410は該第四の時間周波数リソースにより該第一のサービスのデータを送信するように送受信機420を制御するように構成される。
本発明の実施例による装置間通信装置400は本発明の実施例の方法における第一の端末装置(例えば端末装置A)に対応してもよく、且つ、装置間通信装置400の各ユニット即ちモジュールと上記の他の操作及び/又は機能はそれぞれ図2における方法200の対応するプロセスを実現するためのものであり、簡潔するために、ここで説明を省略する。
本発明の実施例による装置間通信装置では、第一の端末装置が時間領域で取得した、第一のサービスのデータを伝送するための第一の時間周波数リソースを用い、第二のサービスのデータを送信することにより、例えば、伝送遅延に対する要求が高い第二のサービスの場合、端末装置は、該第二のサービスを伝送するための時間周波数リソースの取得を開始することなく、該第二のサービスの伝送遅延を短縮させ、装置間通信の柔軟性と信頼性を向上させることができる。
注意すべきものとして、本発明の上記方法の実施例はプロセッサに応用されてもよいし、又はプロセッサによって実現されてもよい。プロセッサは、信号処理機能を備える集積回路チップであってもよい。実現プロセスにおいて、上記方法の実施例における各ステップはプロセッサにおけるハードウェアの集積論理回路又はソフトウェア形態の命令により完了されてもよい。上記プロセッサは汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP:Digital Signal Processor)、特定用途向け集積回路(ASIC:Application Specific Integrated Circuit)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA:Field Programmable Gate Array)又は他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲート又はトランジスタ論理デバイス、ディスクリートハードウェア部材であってもよい。本発明の実施例において開示される各方法、ステップ及び論理ブロック図を実現又は実行することができる。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよく、又は該プロセッサはいずれかの従来のプロセッサなどであってもよい。本発明の実施例と組み合わせて開示された方法のステップはハードウェア復号プロセッサによって実行されて完了され、又は復号プロセッサにおけるハードウェアモジュール及びソフトウェアモジュールの組み合わせによって実行されて完了されるように直接具現化されてもよい。ソフトウェアモジュールはランダムアクセスメモリ、フラッシュメモリ、読み取り専用メモリ、プログラマブル読み取り専用メモリ又は電気的消去可能プログラマブルメモリ、レジスタなどの本分野における成熟した記憶媒体に位置してもよい。該記憶媒質はメモリに位置し、プロセッサはメモリにおける情報を読み取り、そのハードウェアと組み合わせて上記方法のステップを完了する。
本発明の実施例におけるメモリは揮発性記憶装置又は不揮発性記憶装置であってもよく、又は揮発性記憶装置及び不揮発性記憶装置両者を含むことができることが理解できる。その中、不揮発性記憶装置は読み取り専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、プログラマブル読み取り専用メモリ(PROM:Programmable ROM)、消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EPROM:Erasable PROM)、電気的消去可能プログラマブル読み取り専用メモリ(EEPROM:Electrically EPROM)又はフラッシュメモリであってもよい。揮発性記憶装置は外部キャッシュメモリとして機能するランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)であってもよい。制限的でなく例示的な説明により、多くの形態のRAMは利用可能であり、例えばスタティックランダムアクセスメモリ(SRAM:Static RAM)、動的ランダムアクセスメモリ(DRAM:Dynamic RAM)、同期動的ランダムアクセスメモリ(SDRAM:Synchronous DRAM)、ダブルデータレート同期動的ランダムアクセスメモリ(DDRSDRAM:Double Data Rate SDRAM)、強化型同期動的ランダムアクセスメモリ(ESDRAM:Enhanced SDRAM)、同期リンク動的ランダムアクセスメモリ(SLDRAM:Synchlink DRAM)とダイレクトラムバスランダムアクセスメモリ(DR RAM:Direct Rambus RAM)である。注意すべきものとして、本明細書に記載のシステムと方法のメモリはこれらといずれかの他の適切なタイプのメモリを含むことを図るがこれらに限定されない。
本発明の各方法の実施例では、前記各プロセスの番号の大きさが実行順序を意味せず、各プロセスの実行順序はその機能と内部ロジックによって確定されるべきであり、本発明の実施例の実施プロセスのいかなる限定を構成すべきではないと理解すべきである。
当業者であれば、本明細書に開示された実施例と組み合わせて説明された各例のユニット及びアルゴリズムステップは、電子ハードウェア、又はコンピュータソフトウェアと電子ハードウェアとの組み合わせで実現されてもよいと理解できる。これらの機能がハードウェア又はソフトウェアで実行されるかどうかは技術的解決策の特定アプリケーションと設計約束条件に依存する。専門技術者は各特定のアプリケーションに対して異なる方法を使用して説明された機能を実現することができるが、このような実現は本発明の範囲を超えていると考えられるべきではない。
当業者は便利且つ簡潔で説明するために、上述したシステム、装置とユニットの具体的な動作プロセスについて上記方法の実施例における対応するプロセスを参照でき、ここでは説明を省略することを明確に理解することができる。
本出願が提供するいくつかの実施例では、開示されたシステム、装置および方法は他の方式により実現されてもよいと理解すべきである。例えば、上述した装置の実施例は例示的なものだけであり、例えば、前記ユニットの区分はロジック機能的区分だけであり、実際に実施する時に他の区分方式もあり得て、例えば複数のユニット又は部材は組み合わせられてもよく、又は別のシステムに統合されてもよく、又はいくつかの特徴は無視されてもよく、又は実行されなくてもよい。また、示される又は議論される相互結合又は直接結合又は通信接続はいくつかのインターフェース、装置又はユニットを介する間接的結合又は通信接続であってもよく、電気的、機械的又は他の形態であってもよい。
分離部材として説明された前記ユニットは物理的に分離するものであってもよく又は物理的に分離するものでなくてもよく、ユニットとして表示された部材は物理的ユニットであってもよく又は物理的ユニットでなくてもよく、すなわち一つの箇所に位置してもよく、又は複数のネットワークユニットに分布してもよい。実際のニーズに応じてその中の一部又は全てのユニットを選択して本実施例の解決策の目的を達成することができる。
また、本発明の各実施例における各機能ユニットは一つの処理ユニットに統合されてもよく、個々のユニットは単独で物理的に存在してもよく、二つ又は二つ以上のユニットは一つのユニットに統合されてもよい。
前記機能はソフトウェア機能ユニットの形態で実現され且つ独立した製品として販売又は使用される場合,一つのコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納されてもよい。このような理解に基づき,本発明の技術的解決策は本質的にソフトウェア製品の形態で実現されてもよく、又は従来技術に貢献する部分又は該技術的解決策の部分がソフトウェア製品の形態で実現されてもよく、該コンピュータソフトウェア製品は一台のコンピュータ装置(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク装置などあってもよい)に本発明の各実施例に記載の方法の全部又は一部のステップを実行させるためのいくつかの命令を含む記憶媒体に記憶すべき。前記記憶媒体はUディスク、モバイルハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM:Read−Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM:Random Access Memory)、磁気ディスク又は光ディスク等のプログラムコードを記憶できる各種の媒体を含む。
以上は本発明の具体的な実施形態に過ぎず、本発明の保護範囲はこれに限られず、本分野の当業者が本発明に開示された技術範囲で容易に想到できる変化又は置き換えは全て本発明の保護範囲以内に含まれるべきである。

Claims (12)

  1. 装置間通信方法であって、前記方法は、
    第一の端末装置が装置間通信サービスに属する第一のサービスのデータを伝送するための第一の時間周波数リソースを取得することと、
    前記第一の端末装置が前記第一の時間周波数リソースに基づき、装置間通信サービスに属する第二のサービスのデータを送信することとを含み、
    前記第一の端末装置が前記第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、前記方法はさらに、
    前記第一の端末装置が前記第一のサービスの伝送モードが半静的伝送であることを確定することを含み、前記第一の時間周波数リソースが前記第一のサービスの次の伝送周期に対応する時間周波数リソースである、装置間通信方法。
  2. 前記第一の端末装置が前記第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、前記方法はさらに、
    前記第一の端末装置が前記第二のサービスの優先度が前記第一のサービスの優先度より高いことを確定することを含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記第一の端末装置が前記第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、前記方法はさらに、
    前記第一の端末装置が前記第二のサービスの緊急度が前記第一のサービスの緊急度より高いことを確定すること、を含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記第一の端末装置が前記第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、前記方法はさらに、
    前記第一の端末装置が前記第二のサービスのサービスタイプが予め設定された、少なくとも一つのサービスタイプを含む第一のサービスタイプセットに属することを確定すること、を含むことを特徴とする
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記第一の端末装置が前記第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、前記方法はさらに、
    前記第一の端末装置が前記第二のサービスのデータを伝送するために必要な最小の時間周波数リソースである第二の時間周波数リソースのサイズを確定することと、
    前記第一の端末装置が前記第一の時間周波数リソースのサイズが前記第二の時間周波数リソースのサイズ以上であることを確定することとを含むことを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の方法。
  6. 前記第一の端末装置が前記第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、前記方法はさらに、
    第一の時間長が予め設定された第一の閾値以下であることを確定するように、前記第一の端末装置が第一の判定処理を開始することであって前記第一の時間長は、第一の判定処理を開始する時点から時間領域における前記第一の時間周波数リソースの開始時点までの時間長であることを含むことを特徴とする
    請求項に記載の方法。
  7. 前記第一の端末装置が前記第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、前記方法はさらに、
    第一の時間長が予め設置された第二の閾値以上であることを確定するように、前記第一の端末装置が第一の判定処理を開始することであって前記第一の時間長は、第一の判定処理を開始する時点から前記第一の時間周波数リソースの開始時点までの時間長であることと、
    前記第一の端末装置が第三の時間周波数リソースを取得するための処理を開始することと、
    第二の時間長が予め設定された第三の閾値以上であることを確定するように、前記第一の端末装置が第二の判定処理を開始することであって前記第二の時間長は、前記第一の端末装置が第三の時間周波数リソースを取得するための処理を開始する時点から第二の判定処理を開始する時点までの時間長であり、前記第三の時間周波数リソースは、前記第二のサービスのデータを伝送するための時間周波数リソースであることとを含むことを特徴とする
    請求項に記載の方法。
  8. 前記第二のサービスの伝送モードが半静的伝送である場合、前記第一の端末装置が前記第一の時間周波数リソースに基づき、第二のサービスのデータを送信する前に、前記方法はさらに、
    前記第一の端末装置が前記第二のサービスの伝送周期が前記第一のサービスの伝送周期の整数倍であることを確定することを含むことを特徴とする
    請求項又はに記載の方法。
  9. 前記第一のサービスが少なくとも2つであり、前記第一の時間周波数リソースが少なくとも2つであり、少なくとも2つの第一のサービスが少なくとも2つの第一の時間周波数リソースと一対一で対応し、各第一の時間周波数リソースが対応する第一のサービスのデータを伝送することに用いられ、且つ、前記第一の時間長が少なくとも2つであり、少なくとも2つの第一の時間周波数リソースが少なくとも2つの第一の時間長と一対一で対応し、各第一の時間長が現在の時点から時間領域における対応する第一の時間周波数リソースの開始時点までの時間長であり、及び
    前記第一の端末装置が前記第一の時間周波数リソースに基づき、装置間通信サービスに属する第二のサービスのデータを送信することは、
    前記第一の端末装置が前記少なくとも2つの第一のサービスから、対応する第一時間長が前記少なくとも2つの第一の時間長のうちの最小の時間長であるターゲット第一のサービスを確定することと、
    前記第一の端末装置が前記ターゲット第一のサービスに対応する第一の時間周波数リソースにより、第二のサービスのデータを送信することとを含むことを特徴とする
    請求項乃至のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記方法はさらに、
    前記第一の端末装置が前記第一の時間周波数リソースで伝送される必要がある前記第一のサービスのデータを放棄することを含むことを特徴とする
    請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記方法はさらに、
    前記第一の端末装置が第四の時間周波数リソースを取得することと、
    前記第一の端末装置が前記第四の時間周波数リソースにより前記第一のサービスのデータを送信することとを含み、
    前記第四の時間周波数リソースの対応する時間が第一の半静的伝送時間範囲以外にあり、前記第一の半静的伝送時間範囲が前記第一のサービスのデータを伝送するための時間範囲であり、前記第一の半静的伝送時間範囲が前記第一の時間周波数リソースに対応する時間を含むことを特徴とする
    請求項乃至のいずれか一項に記載の方法。
  12. 端末装置であって、
    プロセッサと、
    命令が記憶されるメモリとを含み、前記命令が前記プロセッサにより実行される時に、前記プロセッサが請求項1乃至11のいずれか一項に記載の方法を実現する
    前記端末装置。
JP2018549508A 2016-05-12 2016-05-12 装置間通信方法及び装置 Expired - Fee Related JP6698863B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/CN2016/081863 WO2017193334A1 (zh) 2016-05-12 2016-05-12 设备间通信的方法和装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019521534A JP2019521534A (ja) 2019-07-25
JP6698863B2 true JP6698863B2 (ja) 2020-05-27

Family

ID=60266143

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018549508A Expired - Fee Related JP6698863B2 (ja) 2016-05-12 2016-05-12 装置間通信方法及び装置

Country Status (8)

Country Link
US (1) US10841901B2 (ja)
EP (1) EP3410794B1 (ja)
JP (1) JP6698863B2 (ja)
KR (1) KR20190002430A (ja)
CN (1) CN108702737B (ja)
HK (1) HK1255554A1 (ja)
TW (1) TWI716594B (ja)
WO (1) WO2017193334A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
RU2721010C1 (ru) 2016-09-10 2020-05-15 ЭлДжи ЭЛЕКТРОНИКС ИНК. Способ для резервирования конечного числа ресурсов, используемых для выполнения v2х-связи в системе беспроводной связи, и терминал, использующий его
CN109076547B (zh) * 2016-09-20 2020-05-29 Oppo广东移动通信有限公司 设备到设备中终端设备的通信方法、终端设备和网络设备
WO2018084569A1 (ko) * 2016-11-01 2018-05-11 엘지전자 주식회사 무선 통신 시스템에서 gps 신호를 수신하여 위치 정보를 도출하는 방법 및 장치
CN111787625B (zh) 2018-02-02 2022-01-18 Oppo广东移动通信有限公司 信息传输的方法和设备
US11076413B2 (en) * 2018-12-18 2021-07-27 Qualcomm Incorporated Multiple wireless communication technology co-channel coexistence
WO2020140290A1 (zh) * 2019-01-04 2020-07-09 株式会社Ntt都科摩 无线通信方法及设备
CN114916078A (zh) * 2019-06-27 2022-08-16 华为技术有限公司 一种通信方法及装置

Family Cites Families (16)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102056319A (zh) * 2011-01-25 2011-05-11 华为技术有限公司 一种资源调度方法及无线网络控制器
CN102904665A (zh) 2011-07-25 2013-01-30 华为技术有限公司 一种控制信道的传输方法、装置和系统
US9215693B2 (en) * 2011-11-02 2015-12-15 Electronics And Telecommunications Research Institute Method for radio resource management in device-to-device communication
US9991998B2 (en) * 2011-11-25 2018-06-05 Avago Technologies General Ip (Singapore) Pte. Ltd. Ratio resource sharing and contention scheme for device-to-device communication in white space spectrum bands
CN103457708B (zh) 2012-06-05 2018-09-11 中兴通讯股份有限公司 数据传输方法及装置
EP2883322A1 (en) 2012-08-10 2015-06-17 Huawei Technologies Co., Ltd. Methods and nodes in a wireless communication system
CN103581093B (zh) * 2012-08-10 2018-03-16 电信科学技术研究院 信号发送及接收方法、设备及设备发现系统
WO2014048472A1 (en) 2012-09-27 2014-04-03 Huawei Technologies Co., Ltd. Methods and nodes in a wireless communication system
CN103813458B (zh) 2012-11-15 2017-05-03 大唐电信科技产业控股有限公司 一种时隙分配方法及装置
EP3111707B1 (en) 2014-02-28 2022-03-30 Sony Group Corporation Terminal devices, methods and circuitries for the terminal devices to transmit or receive user plane data in a device-to-device communication
US10492829B2 (en) 2014-08-06 2019-12-03 Boston Scientific Scimed, Inc. Reusable delivery devices
MX366501B (es) * 2014-08-06 2019-07-11 Interdigital Patent Holdings Inc Prioridad de dispositivo a dispositivo (d2d) y control de acceso.
CN104469955B (zh) 2014-12-12 2017-12-05 国家电网公司 电力无线通信系统半静态传输的叠加授权方法及装置
KR102105501B1 (ko) * 2015-08-14 2020-04-28 후아웨이 테크놀러지 컴퍼니 리미티드 자원 충돌을 감소시키는 방법 및 ue
CN105517168B (zh) 2015-12-16 2019-04-19 东莞酷派软件技术有限公司 一种d2d数据包传输方法、传输资源分配方法及装置
CN107295669B (zh) * 2016-04-11 2022-12-02 中兴通讯股份有限公司 通信间隔的配置方法及装置

Also Published As

Publication number Publication date
TWI716594B (zh) 2021-01-21
US10841901B2 (en) 2020-11-17
US20190069272A1 (en) 2019-02-28
EP3410794A1 (en) 2018-12-05
TW201740715A (zh) 2017-11-16
EP3410794B1 (en) 2021-03-24
JP2019521534A (ja) 2019-07-25
EP3410794A4 (en) 2019-02-27
HK1255554A1 (zh) 2019-08-23
CN108702737B (zh) 2021-03-09
WO2017193334A1 (zh) 2017-11-16
CN108702737A (zh) 2018-10-23
KR20190002430A (ko) 2019-01-08

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6698863B2 (ja) 装置間通信方法及び装置
WO2020147115A1 (zh) 用于非授权频谱的无线通信方法和设备
JP2022549595A (ja) データ送信方法と装置
US11711808B2 (en) Method, mobile station, and network apparatus for transmitting service
JP6900501B2 (ja) データ伝送方法、端末機器及びネットワーク機器
KR101969942B1 (ko) 복수의 무선 통신 기술들 간의 공존을 위한 비-균일한 주파수 밴드들 이용
EP3410612B1 (en) Method and device for inter-device communication
JP2022511296A (ja) 構成情報の伝送方法および端末機器
TWI719128B (zh) 業務傳輸方法和通信設備
WO2017161573A1 (zh) 传输反馈信息的方法和装置
RU2741785C1 (ru) Способ передачи данных, оконечное устройство и сетевое устройство
JP2023082193A (ja) 自動車のネットワークにおけるキャリア選択方法及び端末機器
JP7213341B2 (ja) 無線通信方法、ネットワークデバイス、コンピュータ可読記憶媒体及びコンピュータプログラム
JP7027327B2 (ja) 装置間(d2d)通信方法及びd2d装置
KR20200120701A (ko) 채널 전송 방법, 장치 및 컴퓨터 기억 매체
RU2801816C1 (ru) Способ и устройство для передачи данных
CN111093282A (zh) 调整滤波器的方法及设备

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20181113

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190315

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20191218

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20191224

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200313

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200403

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200428

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6698863

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees