JP6696759B2 - ロータリスイッチ - Google Patents

ロータリスイッチ Download PDF

Info

Publication number
JP6696759B2
JP6696759B2 JP2015224588A JP2015224588A JP6696759B2 JP 6696759 B2 JP6696759 B2 JP 6696759B2 JP 2015224588 A JP2015224588 A JP 2015224588A JP 2015224588 A JP2015224588 A JP 2015224588A JP 6696759 B2 JP6696759 B2 JP 6696759B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
rotor
substrate
rotary switch
cover
click
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015224588A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017091986A (ja
Inventor
潤 曽村
潤 曽村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Stanley Electric Co Ltd
Original Assignee
Stanley Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Stanley Electric Co Ltd filed Critical Stanley Electric Co Ltd
Priority to JP2015224588A priority Critical patent/JP6696759B2/ja
Publication of JP2017091986A publication Critical patent/JP2017091986A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6696759B2 publication Critical patent/JP6696759B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Description

本発明は、ダイヤルノブの回転にクリック感(節度感)を付与するためのクリック機構を備えたロータリスイッチに関するものである。
ロータリスイッチは、各種機器の制御、例えば車載のエアコンの温度調整等に用いられるが、これにはダイヤルノブの回転にクリック感を付与するためのクリック機構が設けられている(例えば、特許文献1参照)。ここで、従来のロータリスイッチの一例を図2に示す。
即ち、図2は従来のロータリスイッチの破断面図であり、図示のロータリスイッチ101は、本体ケース102とその後面開口部を覆うカバー103によって形成された空間内に、ダイヤルノブ104と共に回転する円筒状のロータ105と、該ロータ105の内部に固設された円筒状のダイヤルベース106に複数のネジ107によって取り付けられた基板108と、ダイヤルノブ104の回転にクリック感を付与するクリック機構109等を収容して構成されている。尚、図示しないが、基板108には、ロータ105の回転を検出するフォトインタラプタ等の検出器と、該検出器からの検出信号によって各種機器に対して制御信号を出力する制御回路等が実装されている。又、クリック機構109は、ロータ105の端部に周方向に複数形成された係合凹部105aと、カバー103に横方向(図2の左右方向)に摺動可能に保持されてロータ105の前記係合凹部105aに選択的に係合するクリック部材110と、該クリック部材110をロータ105の係合凹部105a側(図2の左方)に付勢する付勢部材としてのスプリング111によって構成されている。
斯かるロータリスイッチ101において、操作者がダイヤルノブ104を回転操作すると、このダイヤルノブ104と共にロータ105が回転し、このロータ105の回転方向と回転量が基板108に実装された不図示の検出器によって検出され、その検出信号が基板108に実装された不図示の制御回路に送信されてエアコン等の各種機器が制御される。そして、ダイヤルノブ104と共にロータ105が回転すると、該ロータ105の外周に周方向に複数形成された係合凹部105aに、スプリング111によって付勢されたクリック部材110が選択的に係合するため、ダイヤルノブ104の回転にクリック感が付与される。
特開2010−212102号公報
ところで、図2に示す従来のロータリスイッチ101の組み立てにおいては、基板108を固定する前にロータ105が図2の下方から組み込まれ、その後に基板108が複数のネジ107によってダイヤルベース106に取り付けられる。この場合、ロータ105の係合凹部105aには潤滑剤であるグリスが塗布されているため、ロータ105を組み込む際にグリスが周囲の部品に付着し、この付着したグリスがやがて基板108にも付着して当該ロータリスイッチ101の誤作動を招くという問題が発生する。
本発明は上記問題に鑑みてなされてもので、その目的とする処は、クリック機構に塗布されたグリスの基板への付着による誤作動を防ぐことができるロータリスイッチを提供することにある。
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明は、本体ケースとその後面開口部を覆うカバーによって形成された空間内に、ダイヤルノブと共に回転するロータと、該ロータの回転を検出する検出器と該検出器からの検出信号によって各種機器に対して制御信号を出力する制御回路が実装された基板と、前記ダイヤルノブの回転にクリック感を付与するクリック機構を収容して成るロータリスイッチにおいて、前記本体ケースと前記カバーで形成された空間は、前記本体ケースの前面と前記基板との間の第1空間と、前記基板と前記カバーとの間の第2空間を有し、前記検出器および前記制御回路は、前記基板の前面側に実装された状態で前記第1空間に配置され、前記クリック機構は、前記基板を貫通して前記第2空間の前記カバー側へと延ばした前記ロータの延長端近傍に配置したことを特徴とする。

請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記クリック機構は、前記ロータの端部に周方向に複数形成された係合凹部と、前記カバーに摺動可能に保持されて前記係合凹部に選択的に係合するクリック部材と、該クリック部材を前記係合凹部側に付勢する付勢部材によって構成されることを特徴とする。
本発明によれば、ロータを、基板を貫通してカバー側へと延ばし、その延長端近傍にクリック機構を配置したため、クリック機構の摺動部(ロータの係合凹部とクリック部材との係合部)に塗布したグリスは、カバーには付着するが、基板周辺の部品や基板には付着しないため、基板に実装された検出器や制御回路等の各種電子部品にグリスが付着することによる当該ロータリスイッチの誤作動が確実に防がれる。
又、クリック機構を基板の周辺からカバー側に移動させて分散配置したため、基板の実装面積が増加し、該基板上に各種電子部品を合理的に配置することができる。
本発明に係るロータリスイッチの破断面図である。 従来のロータリスイッチの破断面図である。
以下に本発明の実施の形態を添付図面に基づいて説明する。
図1は本発明に係るロータリスイッチの破断面図であり、図示のロータリスイッチは、車載のエアコンの温度調整を行うためのものであって、実際には、該ロータリスイッチは、図1の上側が前方、下側が後方となるように横向きに設置される。
而して、図示のロータリスイッチ1は、本体ケース2とその後面開口部を覆うカバー3によって形成された空間内に、ダイヤルノブ4と共に回転する円筒状のロータ5と、該ロータ5の内部に固設された円筒状のダイヤルベース6に複数のネジ7によって取り付けられた基板8等を収容して構成されている。尚、図示しないが、基板8には、ロータ5の回転を検出するフォトインタラプタ等の検出器と、該検出器からの検出信号によってエアコンに対して制御信号を出力する制御回路等が実装されている。
而して、本実施の形態においては、前記基板8には円孔8aが形成されており、前記ロータ5は、基板8の円孔8aを貫通してカバー3側(図1の下側)へと延びており、その延長端(図2の下端)の近傍にクリック機構9が配置されている。ここで、クリック機構9は、ダイヤルノブ4の回転にクリック(節度感)を付与するためのものであって、ロータ5の延長端に一体に形成されたフランジ部5Aの外周に周方向に複数形成された係合凹部5aと、カバー3に一体に形成された袋状の収納ケース3A内に横方向(図1の左右方向)に摺動可能に収容されてその先端部がロータ5の前記係合凹部5aに選択的に係合するクリック部材10と、該クリック部材10をロータ5の係合凹部5a側(図1の左方)に付勢する付勢部材であるスプリング11によって構成されている。
以上のように構成されたロータリスイッチ1において、操作者がダイヤルノブ4を回転操作すると、このダイヤルノブ4と共にロータ5が回転し、このロータ5の回転方向と回転量が基板8に実装された不図示の検出器によって検出され、その検出信号が基板8に実装された制御回路に送信されてエアコンが制御され、車室内の温度調整がなされる。そして、ダイヤルノブ4と共にロータ5が回転すると、該ロータ5のフランジ部5Aの外周に周方向に複数形成された係合凹部5aに、スプリング11によって付勢されたクリック部材10が選択的に係合するため、ダイヤルノブ4の回転にクリック感が付与される。
而して、本実施の形態に係るロータリスイッチ1においては、ロータ5を、基板8を貫通してカバー3側へと延ばし、その延長端近傍にクリック機構9を配置したため、クリック機構9の摺動部(ロータ5の係合凹部5aとクリック部材10との係合部)に塗布したグリスは、カバー3には付着するが、基板3の周辺に配置された部品や基板8には付着しない。このため、基板8に実装された検出器や制御回路等の電子部品にグリスが付着することがなく、グリスの付着による当該ロータリスイッチ1の誤作動が確実に防がれる。
又、クリック機構9を基板8の周辺からカバー3側に移動させて分散配置したため、基板8の実装面積が増加し、該基板8上に各種電子部品を合理的に配置することができるという効果も得られる。
尚、以上は本発明をエアコンの温度調整を行うためのロータリスイッチに対して適用した形態について説明したが、本発明は、他の任意の用途に供されるロータリスイッチに対しても同様に適用可能であることは勿論である。
1 ロータリスイッチ
2 本体ケース
3 カバー
3A カバーの収納ケース
4 ダイヤルノブ
5 ロータ
5A ロータのフランジ部
5a ロータの係合凹部
6 ダイヤルベース
7 ネジ
8 基板
8a 基板の円孔
9 クリック機構
10 クリック部材
11 スプリング(付勢部材)

Claims (2)

  1. 本体ケースとその後面開口部を覆うカバーによって形成された空間内に、ダイヤルノブと共に回転するロータと、該ロータの回転を検出する検出器と該検出器からの検出信号によって各種機器に対して制御信号を出力する制御回路が実装された基板と、前記ダイヤルノブの回転にクリック感を付与するクリック機構を収容して成るロータリスイッチにおいて、
    前記本体ケースと前記カバーで形成された空間は、前記本体ケースの前面と前記基板との間の第1空間と、前記基板と前記カバーとの間の第2空間を有し、
    前記検出器および前記制御回路は、前記基板の前面側に実装された状態で前記第1空間に配置され、
    前記クリック機構は、前記基板を貫通して前記第2空間の前記カバー側へと延ばした前記ロータの延長端近傍に配置したことを特徴とするロータリスイッチ。
  2. 前記クリック機構は、前記ロータの端部に周方向に複数形成された係合凹部と、前記カバーに摺動可能に保持されて前記係合凹部に選択的に係合するクリック部材と、該クリック部材を前記係合凹部側に付勢する付勢部材によって構成されることを特徴とする請求項1記載のロータリスイッチ。
JP2015224588A 2015-11-17 2015-11-17 ロータリスイッチ Active JP6696759B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015224588A JP6696759B2 (ja) 2015-11-17 2015-11-17 ロータリスイッチ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015224588A JP6696759B2 (ja) 2015-11-17 2015-11-17 ロータリスイッチ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017091986A JP2017091986A (ja) 2017-05-25
JP6696759B2 true JP6696759B2 (ja) 2020-05-20

Family

ID=58768175

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015224588A Active JP6696759B2 (ja) 2015-11-17 2015-11-17 ロータリスイッチ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6696759B2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017091986A (ja) 2017-05-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US10377441B2 (en) Throttle grip apparatus
US10001803B2 (en) Rotation detection device and a vehicle pedal comprising such a device
US8350731B2 (en) Complex-operation input device
KR101816035B1 (ko) 압력보정수단을 구비한 전자제어장치
JP2014118139A (ja) ブレーキペダル装置用ストロークセンサユニット
JP6696759B2 (ja) ロータリスイッチ
US9997315B2 (en) Switch
JP7429360B2 (ja) スロットルグリップ装置
US9097285B2 (en) Magnetic encoder type hub bearing unit
US9696334B2 (en) Wheel speed sensor
KR20160074070A (ko) 자동차의 조향 컬럼
WO2016035331A1 (ja) 多方向入力装置
KR101306132B1 (ko) 스위치 어셈블리
WO2020187857A3 (en) A door lock actuation device for operating a door lock and an alarm installation with such door lock actuation device
EP2410657B1 (en) Tilting operation type input device
WO2016080386A1 (ja) 荷重検出装置
US20180259362A1 (en) Apparatus for detecting a rotational movement
WO2018230188A1 (ja) 回転検知装置
JP6662693B2 (ja) シフト装置
US10860111B2 (en) Motor vehicle operating unit and a method of confirming a switching command
WO2017104435A1 (ja) 方向指示機構、および方向指示機構の組立方法
JP7158198B2 (ja) 位置決め構造
KR102290433B1 (ko) 차량용 레인센서유닛
JP2011189822A (ja) 入力装置
JP7090284B2 (ja) スロットルグリップ装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20180713

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20181004

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190910

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191101

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200407

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200423

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6696759

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250