JP6695839B2 - 通信制御装置、通信制御方法および通信制御プログラム - Google Patents

通信制御装置、通信制御方法および通信制御プログラム Download PDF

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Description

本発明は、通信制御装置、通信制御方法および通信制御プログラムに関する。
従来、ネットワークの輻輳を防止するための各種技術が提案されている。例えば、自然災害等が発生した場合に、被災地以外のユーザから被災地のユーザへの通信を規制する技術が提案されている。
特開2009−111657号公報
しかしながら、上記した従来技術では、被災地以外のユーザであっても、例えば、実家が被災地であった場合に、実家の家族と通信しようとしても通信規制により通信を行えない場合がある。
本願は、上記に鑑みてなされたものであって、ネットワークの輻輳を防止しつつ、被災地以外のユーザであっても通信を行うことができる通信制御装置、通信制御方法および通信制御プログラムを提供することを目的とする。
本願に係る通信制御装置は、災害の発生を検出する検出部と、前記検出部によって前記災害が検出された場合、当該災害に伴う被災地と関連するユーザである関連ユーザの通信を前記関連ユーザ以外の非関連ユーザよりも優先する通信制御部と、を備えることを特徴とする。
実施形態の一態様によれば、ネットワークの輻輳を防止しつつ、被災地以外のユーザであっても通信を行うことができるという効果を奏する。
図1は、実施形態に係る通信制御処理の一例を示す図である。 図2は、実施形態に係る通信制御装置の構成例を示す図である。 図3は、モード情報を示す図である。 図4は、ユーザ情報を示す図である。 図5は、行動情報を示す図である。 図6は、通信制御部の処理内容を示す図である。 図7は、実施形態に係る通信制御装置が実行する通信制御処理の処理手順を示すフローチャートである。 図8は、変形例に係る通信制御部の処理内容を示す図である。 図9は、実施形態に係る通信制御装置の機能を実現するコンピュータの一例を示すハードウェア構成図である。
以下に、本願に係る通信制御装置、通信制御方法および通信制御プログラムを実施するための形態(以下、「実施形態」と記載する)について図面を参照しつつ詳細に説明する。なお、この実施形態により本願に係る通信制御装置、通信制御方法および通信制御プログラムが限定されるものではない。また、以下の各実施形態において同一の部位には同一の符号を付し、重複する説明は省略される。
(実施形態)
〔1.通信制御処理〕
まず、図1を用いて、実施形態に係る通信制御処理の一例について説明する。図1は、実施形態に係る通信制御処理の一例を示す図である。図1では、通信システムSにおける通信制御装置1によって、ユーザ(関連ユーザU1,非関連ユーザU2)が行う通信を制御する処理が行われる一例を示す。
なお、ここでいう通信とは、各種インターネットサービスを提供する図示しないサーバ装置とのデータの送受信や、ユーザの端末間で所定のネットワークを介して行うデータの送受信を含む。また、インターネットサービスには、例えば、ショッピングサービスや、ユーザや組織が作成したホームページのウェブサイトの閲覧等を含む。
図1に示すように、実施形態に係る通信システムSは、通信制御装置1と、ユーザ端末100−1,100−2と、を備える。通信制御装置1と、ユーザ端末100−1,100−2とは、図示しない所定のネットワークN(図9参照)を介して、有線または無線により通信可能に接続される。
なお、図1に示した通信システムSの構成は一例であって、これに限定されるものではない。例えば、通信システムSは、通信制御装置1に各種インターネットサービスを提供するサーバ装置が接続されてもよい。また、以下では、複数台のユーザ端末100−1,100−2をユーザ端末100と記載する場合がある。
ユーザ端末100−1,100−2は、ユーザ(関連ユーザU1および非関連ユーザU2)によって利用される情報処理装置である。ユーザ端末100は、例えば、スマートフォンや、タブレット型端末や、ノート型PC(Personal Computer)や、デスクトップPCや、携帯電話機や、PDA(Personal Digital Assistant)等により実現される。
また、図1に示す例では、ユーザ端末100−1は、災害に伴う被災地と関連する関連ユーザU1が利用し、ユーザ端末100−2は、関連ユーザ以外の非関連ユーザU2が利用する場合を示す。また、以下では、特に区別して表現する必要が無い場合、ユーザ端末100−1,100−2をユーザ端末100と記載し、関連ユーザU1および非関連ユーザU2をユーザUと記載する。
通信制御装置1は、ショッピングサービスや、オークションサービス、ウェブサイト等のインターネットサービスを提供するとともに、ユーザUからインターネットサービスへの通信を制御する処理を行う。
ここで、従来の通信制御装置について説明する。従来の通信制御装置では、例えば、自然災害等が発生した場合に、被災地以外のユーザから被災地のユーザへの通信を規制していた。しかしながら、例えば、被災地以外のユーザであっても、例えば、実家が被災地であった場合には、実家の家族と通信しようとしても通信規制により通信を行えないおそれがあった。
そこで、実施形態に係る通信制御装置1は、通信制御処理を実行することで、被災地以外のユーザUでも通信を行えるようにした。具体的には、通信制御装置1は、まず、ユーザUに関する情報であるユーザ情報を取得する(ステップS1)。ユーザ情報には、例えば、ユーザUの住所や実家の住所等の情報が含まれるが、ユーザ情報の詳細については図4で後述する。
つづいて、通信制御装置1は、災害の発生を検出する(ステップS2)。ここでいう災害には、暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火等の自然災害や、車両、船舶、列車、飛行機等の交通事故のような人為的災害等を含む。
つづいて、通信制御装置1は、災害の発生を検出した場合、ユーザ情報に基づいてユーザUが災害に伴う被災地と関連する関連ユーザU1であるか否かを判定する(ステップS3)。なお、関連ユーザU1と判定されなかった場合、非関連ユーザU2となる。
関連ユーザU1とは、例えば、現在地が被災地であるユーザや、通信のアクセス元が被災地であるユーザ、実家が被災地にあるユーザ、過去に被災地を訪れたことがあるユーザ、過去に被災地に関する情報を検索したり、被災地で販売される商品を購入したりしたことがあるユーザ等を含む。
つづいて、通信制御装置1は、ユーザUが関連ユーザU1であると判定した場合、関連ユーザU1を非関連ユーザU2よりも優先して通信する(ステップS4)。つまり、通信制御装置1は、関連ユーザU1の通信の優先度を非関連ユーザU2よりも高くする。
例えば、通信を優先する制御として、通信に使用する帯域(以下、使用帯域)を、第1の帯域と第2の帯域の2つに分けて、第1の帯域が第2の帯域よりも帯域幅が広くなるようにする。そして、関連ユーザU1の通信は、帯域幅が広い第1の帯域を使用し、非関連ユーザU2の通信は、帯域幅が狭い第2の帯域を使用する。
また、通信を優先する制御として、関連ユーザU1および非関連ユーザU2から受け付けた要求の処理順序について、関連ユーザU1の要求を優先的に処理するように並べ替えてもよい。
このように、被災地と関連する関連ユーザU1の通信を優先させることで、被災地以外のユーザUであっても通信を行うことができる。また、例えば帯域幅を制限することで、非関連ユーザU2の通信を制限できるため、ネットワークの輻輳を防止できる。
〔2.通信制御装置1の構成〕
次に、図2を用いて、実施形態に係る通信制御装置1の構成について説明する。図2は、実施形態に係る通信制御装置1の構成例を示す図である。図2に示すように、通信制御装置1は、通信部2と、制御部3と、記憶部4とを有する。なお、通信制御装置1は、通信制御装置1の管理者等から各種操作を受け付ける入力部(例えば、キーボードやマウス等)や、各種情報を表示するための表示部(例えば、液晶ディスプレイ等)を有してもよい。
(2−1.通信部2)
通信部2は、例えば、NIC(Network Interface Card)等によって実現される。そして、通信部2は、ネットワークNと有線または無線で接続され、例えば通信システムSに含まれるユーザ端末100等の間で情報の送受信を行う。
(3−2.記憶部4)
記憶部4は、例えば、RAM(Random Access Memory)、フラッシュメモリ(Flash Memory)等の半導体メモリ素子、または、ハードディスク、光ディスク等の記憶装置によって実現される。図2に示すように、実施形態に係る記憶部4は、モード情報41と、ユーザ情報42と、行動情報43とを記憶する。
(3−2−1.モード情報41)
モード情報41は、後述する通信制御部35における制御モードを示す情報である。図3は、モード情報41を示す図である。図3に示すように、モード情報41には、通常時モードst1および非常時モードst2の2つの制御モードが存在する。
通常時モードst1は、全てのユーザUの通信を平等に行わせる制御モードである。非常時モードst2は、関連ユーザU1の通信を非関連ユーザU2よりも優先させる制御モードである。
後述する通信制御部35は、これら2つの制御モードのうち、通常時は、通常時モードst1を読み出して実行するとともに、後述する検出部33によって災害の発生が検出された場合には、通常時モードst1から非常時モードst2へ切り替える。
(3−2−2.ユーザ情報42)
ユーザ情報42は、ネットワークNを介して通信を行うユーザUに関する情報である。図4は、ユーザ情報42を示す図である。図4に示すように、ユーザ情報42には、「ユーザID」、「ユーザ名」、「住所」、「実家住所」といった項目が含まれる。
「ユーザID」は、ユーザUを識別するための識別情報である。「ユーザ名」は、ユーザUの名称を示す情報である。「住所」は、ユーザUの現住所を示す情報である。「実家住所」は、ユーザUの実家の住所を示す情報である。
図4に示す例において、ユーザID「1」は、ユーザ名が「AA」であり、現住所が「FF」であり、実家の住所が「FF」であることを示す。つまり、ユーザ「AA」は、現住所と実家の住所とが同じであるため、実家に住んでいることを示す。
また、ユーザID「2」は、ユーザ名が「BB」であり、現住所が「HH」であり、実家の住所が「GG」であることを示す。つまり、ユーザ「BB」は、現住所と実家の住所とが異なるため、実家に住んでいないことを示す。
(3−2−3.行動情報43)
行動情報43は、ネットワークN上のユーザUの行動を示す情報である。図5は、行動情報43を示す図である。図5に示すように、行動情報43には、「ユーザID」、「行動ID」、「日時」、「種別」、「内容」といった項目を含む。
「ユーザID」は、ユーザUを識別するための識別情報である。「行動ID」は、ユーザUの行動を識別するための識別情報である。「日時」は、ユーザUが行動した日時を示す情報である。「種別」は、ネットワーク上の行動の種別を示す情報である。「内容」は、ユーザUの行動の内容を示す情報である。
図5に示す例において、ユーザID「1」のユーザUは、行動ID「AC1」の行動を「2017/8/24」に行い、その種別が「検索」であり、検索で指定したクエリが「A県 観光」であることを示す。
また、ユーザID「1」のユーザUは、行動ID「AC2」の行動を「2017/8/23」に行い、その種別が「閲覧」であり、閲覧の内容が「A県B市のHP(ホームページ)閲覧」であることを示す。
また、ユーザID「1」のユーザUは、行動ID「AC3」の行動を「2017/8/19」に行い、その種別が「購入」であり、購入の内容が「A県産メロン購入」であることを示す。
なお、行動情報43は、上記に限らず、目的に応じて種々の情報が含まれてもよい。例えば、行動情報43には、「日時」として「時間」も含まれてもよい。また、例えば、行動情報43には、同じクエリを検索した回数、HPを閲覧した回数、商品の購入回数等の情報が含まれてもよい。
図2の説明に戻って、制御部3は、コントローラ(controller)であり、例えば、CPU(Central Processing Unit)やMPU(Micro Processing Unit)等によって、通信制御装置1内部の記憶装置に記憶されている各種プログラム(通信制御プログラムの一例に相当)がRAMを作業領域として実行されることにより実現される。また、制御部3は、コントローラであり、例えば、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等の集積回路により実現される。
図2に示すように、制御部3は、取得部31と、受付部32と、検出部33と、判定部34と、通信制御部35とを有し、以下に説明する通信制御処理の機能や作用を実現または実行する。
(3−3.取得部31)
取得部31は、各種情報を取得する。例えば、取得部31は、ネットワークNを介して通信を行うユーザUに関する情報であるユーザ情報42を取得する。例えば、取得部31は、ユーザUのユーザ端末100への入力操作によりユーザ情報42を取得する。
また、取得部31は、ソーシャルネットワーキングにおいてユーザUが構築したネットワークに関するSNS情報をさらに取得する。SNS情報には、例えば、ユーザUが構築したネットワークに接続される他ユーザに関する情報(現在地や過去の位置履歴等)が含まれる。
(3−4.受付部32)
受付部32は、各種情報を受け付ける。例えば、受付部32は、通信におけるユーザUの要求を受け付ける。ここでいう要求には、ウェブサイト検索やショッピングサイトの商品検索等の検索クエリを含む検索要求や、ショッピングサイトにおいて、商品の購入(例えば、支払い方法や、配送先、商品個数等)に関する情報を含む購入要求を含む。
(3−5.検出部33)
検出部33は、災害の発生を検出する。例えば、検出部33は、災害として、暴風、豪雨、豪雪、洪水、高潮、地震、津波、噴火等の自然災害や、車両、船舶、列車、飛行機等の交通事故のような人為的災害等を検出する。
具体的には、検出部33は、気象庁等の機関が発する緊急信号(例えば、緊急地震速報を示す信号)を受信することで、災害の発生を検出する。また、検出部33は、例えば、ユーザUが有するユーザ端末100に搭載されたジャイロセンサ等の値に基づいてユーザUの周辺で発生する揺れ(地震や、噴火に伴う揺れ等)に基づいて災害の発生を検出する。
また、検出部33は、ユーザUのユーザ端末100への入力操作によって災害の発生を受け付けることで検出してもよい。また、検出部33は、例えば台風のように移動する災害の場合、かかる台風の予測進路を示す情報に基づいて災害の発生および被災地の特定を行ってもよい。
また、検出部33は、災害の規模を検出する。例えば、検出部33は、気象庁から送信される災害情報に基づいて地震の震度や、台風の最大瞬間風速、降水量、波の高さ等といった情報を災害の規模として検出する。
(3−6.判定部34)
判定部34は、検出部33によって災害の発生が検出された場合、取得部31が取得したユーザ情報42に基づいてユーザUが災害に伴う被災地と関連する関連ユーザU1であるか否かを判定する。
例えば、判定部34は、ユーザUの通信におけるアクセス元が被災地である場合、ユーザUが関連ユーザU1であると判定する。アクセス元は、例えばアクセス元IPアドレスを参照することで特定可能である。一方、判定部34は、ユーザUの通信におけるアクセス元が被災地ではない場合、ユーザUが関連ユーザU1以外の非関連ユーザU2であると判定する。
また、判定部34は、ユーザUの実家の住所が被災地である場合、ユーザUが関連ユーザU1であると判定する。なお、判定部34は、ユーザUの現住所と実家の住所とが同じであっても異なっていてもよい。
一方、判定部34は、ユーザUの実家の住所が被災地でない場合、関連ユーザU1ではないと判定、つまり、ユーザUが非関連ユーザU2であると判定する。なお、判定部34は、実家の住所が被災地でなくても、ユーザUの現住所が被災地であれば関連ユーザU1であると判定する。
また、判定部34は、取得部31が取得した行動情報43に基づき、ユーザUが被災地に関連する行動を行った場合、ユーザUが関連ユーザU1であると判定する。具体的には、判定部34は、ユーザUが被災地に関する情報を災害の発生以前に検索していた場合、ユーザUが関連ユーザU1であると判定する。被災地に関する情報には、例えば、被災地の観光地や、被災地の住居(賃貸や分譲住宅など)、被災地の企業等の情報が含まれる。
また、判定部34は、単に検索する場合に限らず、商品購入する場合やウェブサイトを閲覧する場合等であっても、関連ユーザU1と判定してもよい。例えば、判定部34は、行動情報43に基づいて、ユーザUがネットワークを介して被災地の関連商品(例えば、被災地産果物等)を災害の発生以前に購入していた場合、ユーザUが関連ユーザU1であると判定する。
また、判定部34は、例えば、ユーザUのスケジュールに関するスケジュール情報に基づいてユーザUが過去に被災地を一回もしくは複数回訪れたことがある場合に、ユーザUが関連ユーザU1であると判定してもよい。また、判定部34は、スケジュール情報に限らず、ユーザUの位置の履歴情報に基づいて被災地を訪れたか否かを判定してもよい。
なお、スケジュール情報とは、例えば、ユーザUがユーザ端末100に登録したスケジュールに関する情報であり、未来に行う予定のスケジュールや過去に行ったスケジュールが含まれる。また、スケジュール情報には、訪れた場所に限らず、訪れた場所で行った行動等が含まれてもよい。
また、判定部34は、例えば、上記したスケジュール情報に基づいてユーザUが被災地を訪れる予定である場合、ユーザUを関連ユーザU1として判定してもよい。また、判定部34は、スケジュール情報に限らず、ユーザUのメールの文章等を解析することで、ユーザUの予定を推定してもよい。
また、判定部34は、例えば、取得部31が取得したSNS情報に基づいてユーザUが構築したネットワークに接続される他ユーザの現在地が被災地である場合、ユーザUが関連ユーザU1であると判定する。
(3−7.通信制御部35)
通信制御部35は、判定部34によって関連ユーザU1であると判定された場合、関連ユーザU1を非関連ユーザU2よりも優先して通信する。通信制御部35は、例えば、帯域制御により通信を制御する。かかる点について、図6を用いて説明する。
図6は、通信制御部35の処理内容を示す図である。図6では、通信における使用帯域の帯域幅を「100」という指標値で示している。なお、指標値が大きいほど、通信速度が速いこととする。図6では、災害時以外の通常時において、通信制御部35は、使用帯域「100」を使用して全ユーザの通信を行っていることとする。
図6に示すように、通信制御部35は、災害が発生した初日において、使用帯域を第1の帯域幅「80」を有する第1帯域と、第1の帯域幅よりも狭い第2の帯域幅「20」を有する第2帯域とに分ける。そして、通信制御部35は、第1帯域に対して関連ユーザU1を割り当て、第2帯域に対して非関連ユーザU2を割り当てる。
つづいて、通信制御部35は、災害が発生した2日目において、使用帯域を第1の帯域幅「70」を有する第1帯域と、第1の帯域幅よりも狭い第2の帯域幅「30」を有する第2帯域とに変更する。そして、通信制御部35は、第1帯域に対して関連ユーザU1を割り当て、第2帯域に対して非関連ユーザU2を割り当てる。つまり、通信制御部35は、災害の発生から時間が経過するほど、第1帯域の帯域幅を狭くし、第2帯域の帯域幅を拡げる。
そして、通信制御部35は、所定期間が経過後に、第1帯域および第2帯域に分けた状態を解消し、通常時の使用帯域「100」に戻す。なお、所定期間は、例えば、過去の災害事例に基づいて解析した災害の復旧期間を設定してもよい。
また、通信制御部35は、図6に示す帯域制御による通信制御に限らず、例えば、優先制御による通信制御を行ってもよい。具体的には、通信制御部35は、受付部32が関連ユーザU1および非関連ユーザU2から要求を受け付けた場合、関連ユーザU1の要求を優先して通信する。
なお、通信制御部35は、例えば、ユーザ情報42に基づいて被災地との関連度をスコア化して通信制御を行ってもよい。例えば、通信制御部35は、被災地との関連度を示す親和性スコアをSとし、災害が発生した瞬間の関連ユーザU1と被災地との親和性スコアをSaとし、過去の関連ユーザU1と被災地との親和性をSbとし、自身をm、他ユーザをu、所定の重み付けパラメータをα、β、γとし、mとuとの関係をd(m−u)とした場合に、親和性スコアS、SaおよびSbは以下の通りである。
すなわち、S=Sa+γSbとなる。また、Sa=Sam+αΣ[d(m−u)]・Sauとなる。また、Sb=Sbm+βΣ[d(m−u)]・Sbuとなる。なお、Saの要素例として、例えば、IPアドレスや、位置情報等がある。また、Sbの要素例として、過去に被災地を訪れた回数、関連商品を購入した回数(または金額)、被災地を検索した回数等がある。
なお、親和性スコアSの算出方法は一例であって、関連ユーザU1と被災地との関連度を示す算出方法であれば、どのような算出方法であってもよい。つまり、親和性スコアSは、ユーザ情報42に基づくものであっても基づかないものであってもよい。
また、通信制御部35は、帯域制御の際、要求の受け入れサーバ(例えば、ウェブページを提供するサーバ)の基本性能(いわゆるスペック)に応じて、親和性スコアSの通信優先させる閾値を変えてもよい。例えば、基本性能が比較的低いサーバの場合、例えば、親和性スコアの上位5%の関連ユーザU1の通信を優先させ、基本性能が比較的高いサーバの場合、例えば、上位70%までを優先的に通信させる。
〔3.処理手順〕
次に、図7を用いて、実施形態に係る通信制御装置1が実行する処理の手順について説明する。図7は、実施形態に係る通信制御装置1が実行する通信制御処理の手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、まず、検出部33は、災害の発生を検出する(ステップS101)。つづいて、取得部31は、ネットワークNを介して通信を行うユーザUに関する情報であるユーザ情報42を取得する(ステップS102)。
つづいて、受付部32は、通信におけるユーザUの要求を受け付けたか否かを判定する(ステップS103)。判定部34は、受付部32が要求を受け付けた場合(ステップS103,Yes)、取得部31が取得したユーザ情報42に基づいてユーザUが災害に伴う被災地と関連するユーザUであるか否かを判定する(ステップS104)。
つづいて、通信制御部35は、判定部34によって関連ユーザU1であると判定された場合(ステップS104,Yes)、関連ユーザU1の通信を第1帯域に割り当て(ステップS105)、処理を終了する。
一方、ステップS103において、受付部32は、ユーザUの要求を受け付けなかった場合(ステップS103,No)、処理を終了する。
また、ステップS104において、通信制御部35は、判定部34によってユーザUが関連ユーザU1ではない、つまり非関連ユーザU2であると判定した場合(ステップS104,No)、非関連ユーザU2の通信を第2帯域に割り当て(ステップS106)、処理を終了する。
〔4.変形例〕
上述した実施形態では、通信制御部35は、使用帯域を第1帯域および第2帯域の2つの帯域に分けたが、3つ以上の帯域に分けてもよい。かかる点について、図8を用いて説明する。
図8は、変形例に係る通信制御部35の処理内容を示す図である。図8に示すように、通信制御部35は、第1帯域をさらに2つに分けてもよい。図8に示すように、例えば、通信制御部35は、第1帯域の帯域幅「80」を、第1関連ユーザの通信に使用される第1帯域の帯域幅「50」と第2関連ユーザの通信に使用される第1帯域の帯域幅「30」とに分けてもよい。
なお、第1関連ユーザおよび第2関連ユーザは、例えば被災地の中心から近い順に設定されてもよい。つまり、被災地の中心に近いほど、被害が大きいと想定されるため、被災地の中心に近い第1関連ユーザを最も広い帯域幅「50」の第1帯域に割り当てる。
これにより、被災地の中でも真に通信が必要な第1関連ユーザの通信を最優先させることができる。
〔5.効果〕
上述してきたように、実施形態に係る通信制御装置1は、検出部33と、通信制御部35とを備える。検出部33は、災害の発生を検出する。通信制御部35は、検出部33によって災害の発生が検出された場合、災害に伴う被災地に関連するユーザUである関連ユーザU1の通信を関連ユーザU1以外の非関連ユーザU2よりも優先する。
これにより、ネットワークの輻輳を防止しつつ、被災地以外のユーザ(例えば、関連ユーザU1)であっても通信を行うことができる。
また、実施形態に係る通信制御装置1において、通信制御部35は、通信における使用帯域を第1の帯域幅を有する第1帯域と、第1の帯域幅よりも狭い第2の帯域幅を有する第2帯域とに分け、第1帯域に対して関連ユーザU1を割り当て、第2帯域に対して関連ユーザU1以外の非関連ユーザU2を割り当てる。
これにより、帯域幅が広い第1帯域を関連ユーザU1が利用できるため、通信速度を落とすことなく通信できる。
また、実施形態に係る通信制御装置1は、受付部32をさらに備える。受付部32は、通信におけるユーザUの要求を受け付ける。通信制御部35は、受付部32が関連ユーザU1および非関連ユーザU2双方から要求を受け付けた場合、関連ユーザU1の要求を優先して通信する。
これにより、関連ユーザU1の通信における要求を優先的に処理できるため、関連ユーザU1に対して優先的に要求に対応するコンテンツを送信できる。
また、実施形態に係る通信制御装置1において、判定部34は、ユーザUの通信におけるアクセス元が被災地である場合、ユーザUが関連ユーザU1であると判定する。
これにより、被災地からアクセスしてきた関連ユーザU1の通信を優先させることができる。
また、実施形態に係る通信制御部35において、判定部34は、ユーザUの実家が被災地である場合、ユーザUが関連ユーザU1であると判定する。
これにより、例えば、関連ユーザU1が実家から離れた状態で、実家が被災した場合であっても、実家の状況(安否等)の確認を優先的に行わせることができる。
また、実施形態に係る通信制御装置1において、判定部34は、ユーザUが過去に被災地を訪れたことがある場合、ユーザUが関連ユーザU1であると判定する。
これにより、例えば、関連ユーザU1が過去に被災地を訪れて思い入れがある場合に、いち早く被災地の状況を確認等することができる。
また、実施形態に係る通信制御装置1において、判定部34は、ユーザUが被災地を訪れる予定である場合、ユーザUを関連ユーザU1であると判定する。
これにより、例えば、関連ユーザU1がいち早く被災地の状況を確認できるため、被災地を予定通り訪れることができるか否かの判断を容易に行わせることができる。
また、実施形態に係る通信制御装置1において、取得部31は、ソーシャルネットワーキングにおいてユーザUが構築したネットワークに関するSNS情報をさらに取得する。判定部34は、SNS情報に基づいてユーザUが構築したネットワークに接続される他ユーザの現在位置が被災地である場合、ユーザが関連ユーザU1であると判定する。
これにより、SNSに繋がっている友人の状況をいち早く確認することができる。
また、実施形態に係る通信制御装置1において、取得部31は、災害の発生前におけるネットワーク上のユーザUの行動を示す行動情報をさらに取得する。判定部34は、行動情報に基づき、ユーザUが被災地に関連する行動を行った場合、ユーザUが関連ユーザU1であると判定する。
これにより、ネットワーク上で被災地に関する情報にアクセスした関連ユーザU1に対して優先的に通信を行わせることができる。
また、実施形態に係る通信制御装置1において、判定部34は、ユーザUが被災地に関する情報を災害の発生以前に検索していた場合、ユーザUが関連ユーザU1であると判定する。
これにより、例えば、被災地の関連する情報を頻繁に検索している関連ユーザU1に対して優先的に通信を行わせることができるため、災害の発生後も被災地に関する情報の検索を行わせることができる。
また、実施形態に係る通信制御装置1において、判定部34は、ユーザUがネットワークNを介して被災地の関連商品を災害の発生以前に購入していた場合、ユーザUが関連ユーザU1であると判定する。
これにより、例えば、被災地に関連商品を購入した関連ユーザU1に対して優先的に通信を行わせることができるため、災害の発生後も被災地の関連商品の購入を行わせることができる。
〔6.プログラム〕
また、上述してきた実施形態にかかる通信制御装置1は、例えば図9に示すような構成のコンピュータ1000によって実現される。図9は、実施形態に係る通信制御装置1の機能を実現するコンピュータ1000の一例を示すハードウェア構成図である。コンピュータ1000は、CPU1100、RAM1200、ROM1300、HDD1400、通信インターフェイス(I/F)1500、入出力インターフェイス(I/F)1600、及びメディアインターフェイス(I/F)1700を有する。
CPU1100は、ROM1300又はHDD1400に格納されたプログラムに基づいて動作し、各部の制御を行う。ROM1300は、コンピュータ1000の起動時にCPU1100によって実行されるブートプログラムや、コンピュータ1000のハードウェアに依存するプログラム等を格納する。
HDD1400は、CPU1100によって実行されるプログラム、及び、かかるプログラムによって使用されるデータ等を格納する。通信インターフェイス1500は、ネットワークNを介して他の機器からデータを受信してCPU1100へ送り、CPU1100が生成したデータを、ネットワークNを介して他の機器へ送信する。
CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、ディスプレイやプリンタ等の出力装置、及び、キーボードやマウス等の入力装置を制御する。CPU1100は、入出力インターフェイス1600を介して、入力装置からデータを取得する。また、CPU1100は、生成したデータを、入出力インターフェイス1600を介して出力装置へ出力する。
メディアインターフェイス1700は、記録媒体1800に格納されたプログラム又はデータを読み取り、RAM1200を介してCPU1100に提供する。CPU1100は、かかるプログラムを、メディアインターフェイス1700を介して記録媒体1800からRAM1200上にロードし、ロードしたプログラムを実行する。記録媒体1800は、例えばDVD(Digital Versatile Disc)、PD(Phase change rewritable Disk)等の光学記録媒体、MO(Magneto-Optical disk)等の光磁気記録媒体、テープ媒体、磁気記録媒体、または半導体メモリ等である。
例えば、コンピュータ1000が実施形態にかかる通信制御装置1として機能する場合、コンピュータ1000のCPU1100は、RAM1200上にロードされたプログラムを実行することにより、制御部3の機能を実現する。また、HDD1400には、記憶部4内のデータが格納される。コンピュータ1000のCPU1100は、これらのプログラムを、記録媒体1800から読み取って実行するが、他の例として、他の装置から、ネットワークNを介してこれらのプログラムを取得してもよい。
以上、本願の実施形態のいくつかを図面に基づいて詳細に説明したが、これらは例示であり、発明の開示の欄に記載の態様を始めとして、当業者の知識に基づいて種々の変形、改良を施した他の形態で本発明を実施することが可能である。
〔7.その他〕
また、上記実施形態において説明した各処理のうち、自動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を手動的に行うこともでき、あるいは、手動的に行われるものとして説明した処理の全部または一部を公知の方法で自動的に行うこともできる。この他、上記文書中や図面中で示した処理手順、具体的名称、各種のデータやパラメータを含む情報については、特記する場合を除いて任意に変更することができる。例えば、各図に示した各種情報は、図示した情報に限られない。
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。
また、上述してきた実施形態に記載した各処理は、処理内容を矛盾させない範囲で適宜組み合わせることが可能である。
また、上記してきた「部(section、module、unit)」は、「手段」や「回路」などに読み替えることができる。例えば、検出部33は、検出手段や検出回路に読み替えることができる。
1 通信制御装置
2 通信部
3 制御部
4 記憶部
31 取得部
32 受付部
33 検出部
34 判定部
35 通信制御部
41 モード情報
42 ユーザ情報
43 行動情報
100 ユーザ端末
U ユーザ
U1 関連ユーザ
U2 非関連ユーザ

Claims (18)

  1. 災害の発生を検出する検出部と、
    前記検出部によって前記災害が検出された場合、当該災害に伴う被災地と関連するユーザである関連ユーザの通信を前記関連ユーザ以外の非関連ユーザよりも優先する制御を、前記関連ユーザと前記被災地との関連度を示す親和性スコアに基づいて行う通信制御部と
    を備え
    前記通信制御部は、
    前記災害が検出された際の前記関連ユーザの情報に基づき算出される前記親和性スコアと、過去の前記関連ユーザの情報に基づき算出される前記親和性スコアとに基づいて、最終的な前記親和性スコアを算出すること
    を特徴とする通信制御装置。
  2. ネットワークを介して通信を行う前記ユーザに関する情報であるユーザ情報を取得する取得部と、
    前記検出部によって前記災害が検出された場合、前記取得部が取得した前記ユーザ情報に基づいて前記ユーザが前記関連ユーザであるか否かを判定する判定部と、をさらに備え、
    前記通信制御部は、
    前記判定部によって前記関連ユーザであると判定された場合、当該関連ユーザの通信を優先すること
    を特徴とする請求項1に記載の通信制御装置。
  3. 前記通信制御部は、
    前記通信における使用帯域を第1の帯域幅を有する第1帯域と、前記第1の帯域幅よりも狭い第2の帯域幅を有する第2帯域とに分け、前記第1帯域に対して前記関連ユーザを割り当て、前記第2帯域に対して前記関連ユーザ以外の非関連ユーザを割り当てること
    を特徴とする請求項2に記載の通信制御装置。
  4. 前記通信における前記ユーザの要求を受け付ける受付部をさらに備え、
    前記通信制御部は、
    前記受付部が前記関連ユーザおよび前記非関連ユーザ双方から前記要求を受け付けた場合、前記関連ユーザの前記要求を優先して通信すること
    を特徴とする請求項2または3に記載の通信制御装置。
  5. 前記判定部は、
    前記ユーザの前記通信におけるアクセス元が前記被災地である場合、当該ユーザが前記関連ユーザであると判定すること
    を特徴とする請求項2〜4のいずれか1つに記載の通信制御装置。
  6. 前記判定部は、
    前記ユーザの実家が前記被災地である場合、当該ユーザが前記関連ユーザであると判定すること
    を特徴とする請求項2〜5のいずれか1つに記載の通信制御装置。
  7. 前記判定部は、
    前記ユーザが過去に前記被災地を訪れたことがある場合、当該ユーザが前記関連ユーザであると判定すること
    を特徴とする請求項2〜6のいずれか1つに記載の通信制御装置。
  8. 前記判定部は、
    前記ユーザが前記被災地を訪れる予定である場合、当該ユーザを前記関連ユーザであると判定すること
    を特徴とする請求項2〜7のいずれか1つに記載の通信制御装置。
  9. 前記取得部は、
    ソーシャルネットワーキングにおいて前記ユーザが構築したネットワークに関するSNS情報をさらに取得し、
    前記判定部は、
    前記SNS情報に基づいて前記ユーザが構築したネットワークに接続される他ユーザの現在位置が前記被災地である場合、当該ユーザが前記関連ユーザであると判定すること
    を特徴とする請求項2〜8のいずれか1つに記載の通信制御装置。
  10. 前記取得部は、
    前記災害の発生前における前記ネットワーク上の前記ユーザの行動を示す行動情報をさらに取得し、
    前記判定部は、
    前記行動情報に基づき、前記ユーザが前記被災地に関連する前記行動を行った場合、当該ユーザが前記関連ユーザであると判定すること
    を特徴とする請求項2〜9のいずれか1つに記載の通信制御装置。
  11. 前記判定部は、
    前記ユーザが前記被災地に関する情報を前記災害の発生以前に検索していた場合、当該ユーザが前記関連ユーザであると判定すること
    を特徴とする請求項10に記載の通信制御装置。
  12. 前記判定部は、
    前記ユーザが前記ネットワークを介して前記被災地の関連商品を前記災害の発生以前に購入していた場合、当該ユーザが前記関連ユーザであると判定すること
    を特徴とする請求項10または11に記載の通信制御装置。
  13. 前記通信制御部は、
    前記関連ユーザと前記被災地との関連度を示す親和性スコアを算出し、算出した前記親和性スコアに基づいて前記通信を制御すること
    を特徴とする請求項1〜12のいずれか1つに記載の通信制御装置。
  14. 通信制御装置が実行する通信制御方法であって、
    災害の発生を検出する検出工程と、
    前記検出工程によって前記災害が検出された場合、当該災害に伴う被災地と関連するユーザである関連ユーザの通信を前記関連ユーザ以外の非関連ユーザよりも優先する制御を、前記関連ユーザと前記被災地との関連度を示す親和性スコアに基づいて行う通信制御工程と
    を含み、
    前記通信制御工程は、
    前記災害が検出された際の前記関連ユーザの情報に基づき算出される前記親和性スコアと、過去の前記関連ユーザの情報に基づき算出される前記親和性スコアとに基づいて、最終的な前記親和性スコアを算出すること
    を特徴とする通信制御方法。
  15. 災害の発生を検出する検出手順と、
    前記検出手順によって前記災害が検出された場合、当該災害に伴う被災地と関連するユーザである関連ユーザの通信を前記関連ユーザ以外の非関連ユーザよりも優先する制御を、前記関連ユーザと前記被災地との関連度を示す親和性スコアに基づいて行う通信制御手順と
    をコンピュータに実行させ
    前記通信制御手順は、
    前記災害が検出された際の前記関連ユーザの情報に基づき算出される前記親和性スコアと、過去の前記関連ユーザの情報に基づき算出される前記親和性スコアとに基づいて、最終的な前記親和性スコアを算出すること
    を特徴とする通信制御プログラム。
  16. 災害の発生を検出する検出部と、
    ソーシャルネットワーキングにおいてユーザが構築したネットワークに関するSNS情報を取得する取得部と、
    前記SNS情報に基づいて前記ユーザが構築したネットワークに接続される他ユーザの現在位置が前記災害に伴う被災地である場合、当該ユーザが前記災害に伴う被災地と関連する関連ユーザであると判定する判定部と、
    前記検出部によって前記災害が検出された場合、前記関連ユーザの通信を前記関連ユーザ以外の非関連ユーザよりも優先する通信制御部と
    を備えることを特徴とする通信制御装置。
  17. 通信制御装置が実行する通信制御方法であって、
    災害の発生を検出する検出工程と、
    ソーシャルネットワーキングにおいてユーザが構築したネットワークに関するSNS情報を取得する取得工程と、
    前記SNS情報に基づいて前記ユーザが構築したネットワークに接続される他ユーザの現在位置が前記災害に伴う被災地である場合、当該ユーザが前記災害に伴う被災地と関連する関連ユーザであると判定する判定工程と、
    前記検出工程によって前記災害が検出された場合、前記関連ユーザの通信を前記関連ユーザ以外の非関連ユーザよりも優先する通信制御工程と
    を含むことを特徴とする通信制御方法。
  18. 災害の発生を検出する検出手順と、
    ソーシャルネットワーキングにおいてユーザが構築したネットワークに関するSNS情報を取得する取得手順と、
    前記SNS情報に基づいて前記ユーザが構築したネットワークに接続される他ユーザの現在位置が前記災害に伴う被災地である場合、当該ユーザが前記災害に伴う被災地と関連する関連ユーザであると判定する判定手順と、
    前記検出手順によって前記災害が検出された場合、前記関連ユーザの通信を前記関連ユーザ以外の非関連ユーザよりも優先する通信制御手順と
    をコンピュータに実行させることを特徴とする通信制御プログラム。
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