JP6695604B1 - 文字入力方法、文字入力装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】括弧記号を含む文字入力をする際の手間を減らす文字入力方法、文字入力装置を提供する。【解決手段】文字入力装置は、文字入力部、表示部、各種仮入力文字の各々につき、対応する入力候補文字群を記憶した辞書記憶部、文字入力処理部を含む。文字入力処理部は、候補情報を表示させる際、仮入力文字に対応する入力候補文字が始め括弧と終わり括弧からなる括弧記号の場合は、始め括弧と終わり括弧の間のポインタマーク付で表示部に表示させ、候補情報の中の始め括弧と終わり括弧からなる括弧記号の選択・確定操作がされたときに、選択された括弧記号を確定入力文字として、それまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示させる。この際、終わり括弧の先頭に文字入力位置ポインタを移動する。【選択図】図3

Description

本発明は文字入力方法、文字入力装置に係り、とくに括弧を入力する場合に好適な文字入力方法、文字入力装置に関する。
スマートフォン、ノートパソコン等の情報端末等で文章等を作成する際に、括弧記号を入力したい場合がある。例えば、”・・・である(平成30年3月)。”という文章を入力するとき、”である”まで入力したあと、”かっこ”と仮入力すると、括弧記号の候補が複数表示される。候補の中から”()”を選択し、確定キーを押すことで、選択・確定操作をすると、”である()”と表示され、後括弧記号”)”の次の文字位置の先頭に文字入力位置ポインタが点滅表示される(図1(2)参照)。カーソル戻しキーを操作して文字入力位置ポインタを一つ前の文字位置の先頭に移動し(図1(3)参照)、”平成30年3月”を入力すると、”・・・である(平成30年3月)”と表示されて、”月”の次の終わり括弧”)”の先頭に文字入力位置ポインタが点滅表示される(図1(4)参照)。方向キーを操作して文字入力ポインタを終わり括弧”)”の次の文字位置の先頭に移動し(図1(5)参照)、”。”を入力することで、()付の文章を完成できる(図1(6)参照)。
けれども、始め括弧記号”(”と終わり括弧記号”)”の間に文字入力したい場合、”かっこ”を仮入力し、候補から”()”を選択入力すると、文字入力位置ポインタが終わり括弧記号”)”の次の文字位置の先頭に来てしまうため、カーソル戻しキーを操作して文字入力位置ポインタを終わり括弧記号" )" の一つ前に移動しなければならず、面倒であった。
本発明は上記した従来技術の問題に鑑みなされたもので、括弧記号を含む文字入力をする際の手間を減らすことのできる文字入力方法、文字入力装置を提供することを、その目的とする。
請求項1記載の発明では、
各種仮入力文字の各々につき、対応する入力候補文字群を辞書記憶部に記憶しておき、
文字入力部により文字の仮入力操作がされると、仮入力文字を表示部に表示するとともに記憶部から仮入力文字に対応する入力候補文字群を抽出して候補情報として表示部に表示させ、
文字入力部により候補情報の中から所望入力候補の選択・確定操作がされると、選択された入力候補文字を確定入力文字として、既入力文字列の内のそれまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示し、この際、今回の確定入力文字の次の文字位置の先頭に文字入力位置ポインタを移動するようにした文字入力方法において、
候補情報を表示する際、仮入力文字に対応する入力候補文字が始め括弧と終わり括弧からなる括弧記号の場合、始め括弧と終わり括弧の間のポインタマーク付で表示し、
候補情報の中の始め括弧と終わり括弧からなる括弧記号の選択・確定操作がされたときは、選択された括弧記号を確定入力文字として、それまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示し、この際、終わり括弧の先頭に文字入力位置ポインタを移動するようにし、
さらに、
候補情報を表示する際、仮入力文字に対応する入力候補文字が始め括弧と終わり括弧からなる括弧記号の場合、始め括弧と終わり括弧の間のポインタマーク付の第1系統候補と、終わり括弧の後のポインタマーク付の第2系統候補を表示し、
候補情報の中の第1系統候補の括弧記号の選択・確定操作がされたときは、選択された括弧記号をそれまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示し、この際、終わり括弧の先頭に文字入力位置ポインタを移動するようにし、第2系統候補の括弧記号の選択・確定操作がされたときは、選択された括弧記号を確定入力文字として、それまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示し、この際、終わり括弧の次の文字位置の先頭に文字入力位置ポインタを移動するようにしたこと、
を特徴としている。
請求項2記載の発明では、
文字の仮入力操作、仮入力文字に対応する入力候補文字群からの所望候補の選択入力操作、文字入力位置ポインタの移動操作を行う文字入力部と、
仮入力文字、仮入力された文字に対応する入力候補文字群からなる候補情報、文字入力位置ポインタ、既入力文字列を含む文字入力画面を表示する表示部と、
各種仮入力文字の各々につき、対応する入力候補文字群を記憶した辞書記憶部と、
文字入力部により文字の仮入力操作がされると、仮入力文字を表示部に表示するとともに辞書記憶部から仮入力文字に対応する入力候補文字群を抽出して候補情報として表示部に表示させ、所望入力候補の選択・確定操作がされると、選択された入力候補文字を確定入力文字として、既入力文字列の内のそれまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示させ、この際、今回の確定入力文字の次の文字位置の先頭に文字入力位置ポインタを移動する文字入力処理部と、
を含む文字入力装置において、
文字入力処理部は、
候補情報を表示させる際、仮入力文字に対応する入力候補文字が始め括弧と終わり括弧からなる括弧記号の場合、始め括弧と終わり括弧の間のポインタマーク付で表示部に表示させ、
候補情報の中の始め括弧と終わり括弧からなる括弧記号の選択・確定操作がされたときは、選択された括弧記号を確定入力文字として、それまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示させ、この際、終わり括弧の先頭に文字入力位置ポインタを移動するようにし、
さらに、
文字入力処理部は、
候補情報を表示する際、仮入力文字に対応する入力候補文字が始め括弧と終わり括弧からなる括弧記号の場合、始め括弧と終わり括弧の間のポインタマーク付の第1系統候補と、終わり括弧の後のポインタマーク付の第2系統候補を表示部に表示させ、
候補情報の中の第1系統候補の括弧記号の選択・確定操作がされたときは、選択された括弧記号を確定入力文字として、それまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示させ、この際、終わり括弧の先頭に文字入力位置ポインタを移動するようにし、第2系統候補の括弧記号の選択・確定操作がされたときは、選択された括弧記号を確定入力文字として、それまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示させ、この際、終わり括弧の次の文字位置の先頭に文字入力位置ポインタを移動するようにしたこと、
を特徴としている
本発明によれば、仮入力文字”かっこ”に対応する候補情報から始め括弧記号と終わり括弧記号から成る括弧記号の選択・確定操作をしたとき、文字入力位置ポインタが終わり括弧記号の先頭に来るようにできるので、ユーザが文字入力位置ポインタの戻し操作をしなくても、すぐに始め括弧記号と終わり括弧記号の間への文字入力操作を行うことができ、操作性が向上する。また、始め括弧記号と終わり括弧記号から成る括弧記号を候補情報として表示する際、始め括弧記号と終わり括弧記号の間にポインタマーク付で表示されるので、あとで文字入力位置ポインタの戻し操作が不要であることが一目で判る。
また、始め括弧記号と終わり括弧記号から成る括弧記号の選択・確定操作をするときに、文字入力位置ポインタが終わり括弧記号の先頭に来るようにするか、終わり括弧記号の次の文字位置の先頭に来るようにするか、任意に選べるので、操作性がより一層向上する。
図1は従来の文字入力方法の問題点の説明図である。 図2は本発明に係る文字入力方法を具現した文字入力装置の構成を示すブロック図である。 図3は図2中の文字入力処理部による文字入力処理を示すフローチャートである。 図4は図2中の文字入力処理部による文字入力処理を示すフローチャートである。 図5は図2の文字入力画面領域の表示内容の説明図である。 図6は図2の文字入力画面領域の表示内容の説明図である。 図7は図2の文字入力画面領域の表示内容の説明図である。 図8は図2の文字入力画面領域の表示内容の説明図である。 図9は図2の文字入力画面領域の表示内容の説明図である。
以下、本発明の最良の形態を実施例に基づき説明する。
図2を参照して本発明に係る文字入力方法を具現した文字入力装置を説明する。図2は本発明に係る文字入力装置の構成を示すブロック図である。
図2において、1はコンピュータ構成の文字入力装置であり、この内、2は表示部であり、仮入力文字、仮入力た文字に対応する入力候補文字群からなる候補情報、文字入力位置ポインタ、既入力文字列を含む文字入力画面や、ソフトキー画面を表示する。3は表示部2に組み込まれたタッチ式入力部であり、文字の仮入力操作、仮入力文字に対応する入力候補文字群からの所望候補の選択操作と確定操作による選択・確定操作、文字入力位置ポインタの移動操作等を行う。
4は辞書記憶部であり、各種の仮入力文字毎に、対応する候補文字群を記憶している。辞書記憶部4には、仮入力文字”かっこ”に対応する候補文字として、始め括弧記号と終わり括弧記号を合わせた2文字括弧記号()、「」、『』、・・も記憶されている。5は文字フォント記憶部であり、文字毎の表示・印刷用の文字パターンを記憶している。6は文字入力処理を行うためのプログラムを記憶したプログラム記憶部、7は作業用と保存用の記憶領域を有する記憶部である。8はCPUで構成された文字入力処理部であり、プログラム記憶部6に記憶されたプログラムに基づき装置各部を制御し、文字入力処理を実行する。
図3と図4は図2中の文字入力処理部8による文字入力処理動作を示すフローチャート、図5乃至図9は表示部2の文字入力画面領域2Aの表示内容の説明図であり、以下、これらの図を用いて上記した実施例の動作を説明する。
文字入力装置1を立ち上げると、文字入力処理部8はプログラム記憶部6に記憶されたプログラムに基づき、まず記憶部7の作業領域をクリアし、文字入力位置ポインタデータを1行目の1文字目の先頭に設定し、表示部2の文字入力画面領域2Aの1行目の1文字目に文字入力位置ポインタPを点滅させる。また、ソフトキー画面領域2Bに文字入力用のかな、アルファベット、数字、方向キー、デリートキー、確定キー等を表示する(図3のステップS1、図5(1)参照)。
ユーザが例えば、”昨年(平成30年)、・・”と文字入力したい場合、まずタッチ式入力部3によりソフトキー画面領域2Bをタッチして”さくねん”と文字の仮入力をする。すると文字入力処理部8は記憶部7の作業領域に一時記憶するとともに、文字フォント記憶部5に記憶された文字フォントを用いて、文字入力画面領域2Aの文字入力位置ポインタの有る文字位置から仮入力を表すための枠付きで”さくねん”と表示する(ステップS2、S3、図5(2)参照)。続いて、今回の仮入力文字が”かっこ”か否か判定する(ステップS4)。ここではNOなので文字入力処理部8は辞書記憶部4から”さくねん”に対応する候補文字群を検索し、文字フォント記憶部5に記憶された文字フォントを用いて文字入力画面領域2Aの中に候補情報としての候補文字リスト10aを表示する(ステップS5、図5(2)参照)。候補リスト10aには2つの候補文字である”さくねん”、”昨年”が候補番号1、2と対応付けて表示されている。
ユーザが候補リスト10aの”昨年”をタッチするか、ソフトキー中の2をタッチし、候補文字リスト10aから”昨年”の選択操作をすると、文字入力処理部8は文字入力画面領域2Aの枠付きの”さくねん”を”昨年”に変えて表示し、この際、文字入力位置ポインタPを最後尾の”年”の次の文字位置である1行目の3文字目の先頭に移動して点滅表示させる(ステップS6乃至S8、図5(3)参照)。ユーザがソフトキー中の確定キーをタッチして確定操作をすると、文字入力処理部8は選択・確定操作がされたと判断し、今回の選択文字である”昨年”を確定入力文字とし、記憶部7の保存領域に移動前の文字入力位置ポインタPが示していた1行目の1文字目から2文字分に”昨年”を記憶するとともに、表示部2の文字入力画面領域2Aの1行目の1文字目から2文字分の既入力文字列として”昨年”を表示する(ステップS9、S10、図6(1)参照)。文字入力位置ポインタPは1行目の3文字目に点滅させておく(ステップS11)。
次に、(平成30年)を入力するため、まずタッチ式入力部3によりソフトキー画面領域2Bをタッチして”かっこ”と仮入力する。すると文字入力処理部8は記憶部7の作業領域に一時記憶するとともに、文字フォント記憶部5に記憶された文字フォントを用いて、文字入力画面領域2Aの文字入力位置ポインタの文字位置から枠付きで”かっこ”と表示する(ステップS2、S3、図6(2)参照)。次に、文字入力処理部8は辞書記憶部4から対応する候補文字を検索して、文字フォント記憶部5に記憶された文字フォントを用いて候補リスト10bを表示させるが、ステップS4で今回の仮入力文字が”かっこ”か否か判定したときYESとなるので、図4のステップS20へ移行する。そして、始め括弧記号と終わり括弧記号の対からなる2文字括弧記号()、「」、『』、・・については、間に文字入力位置を示すポインタマークとしての縦線|を付加した第1系統としてのポインタ戻し系の括弧記号と、終わり括弧記号の後ろに文字入力位置を示すポインタマークとしての縦線|を付加した第2系統としてのポインタ非戻し系の括弧記号との2系統を表示する(図6(2)の番号2乃至4と5乃至7参照。なお、図6(2)では説明の便宜上、()、「」、『』の3種類の括弧記号だけ表示している)。
ここで、ポインタ戻し系の括弧記号は、通常は2文字分の文字入力をすると、文字入力位置ポインタが後ろ括弧記号の次の文字位置の先頭に移動するところ、後ろ括弧記号の文字の先頭に戻したように移動させるためのものである。また、ポインタ非戻し系の括弧記号は、通常通り、文字入力位置ポインタを後ろ括弧記号の次の文字位置の先頭に移動させるためのものである。
今の場合、あとで括弧の間に”平成30年”を入力することから、候補リスト10bの中の2番と5番の内、間にポインタマークのある番号2の候補の選択操作をする。すると、文字入力処理部8は文字入力画面領域2Aの枠付きの”かっこ”を”()”に変えて表示し、この際、文字入力位置ポインタPを”)”の文字の先頭に移動して点滅表示させて、確定操作した際に文字入力位置ポインタが来る位置を示す(ステップS21乃至S24、図6(3)参照)。ユーザがソフトキー中の確定キーをタッチして確定操作をすると、文字入力処理部8は選択・確定操作がされたと判断し、今回の選択文字である”()”を確定入力文字とし、記憶部7の保存領域に移動前の文字入力位置ポインタが示していた1行目の3文字目から2文字分の文字として”()”を記憶するとともに、表示部2の文字入力画面領域2Aの1行目の”昨年”に続く、3文字目と4文字目の2文字分の文字として”()”を追加し、既入力文字列の表示を行う(ステップS26、S27、図7(1)参照)。文字入力位置ポインタPは”)”の文字位置の先頭に移動したまま点滅表示させる(ステップS28)。
この結果、括弧記号()の間に文字入力したい場合、従来は、1文字分のポインタ戻し操作を行う必要があったが、不要となり、操作の手間が省ける。
なお、他の括弧記号「」、『』の間に文字入力したい場合は、候補リストの3番目、4番目の選択操作と確定操作をすれば良い。
次に、タッチ式入力部3により”へいせいさんじゅうねん”と仮入力する。すると文字入力処理部8は記憶部7の作業領域に一時記憶し、文字フォント記憶部5に記憶された文字フォントを用いて、文字入力画面領域2Aの文字入力位置ポインタの位置から枠付きで”へいせいさんじゅうねん”と表示し(ステップS2、S3、図7(2)参照)、今回の仮入力文字が”かっこ”か否か判定する(ステップS4)。NOなので文字入力処理部8は辞書記憶部4から”へいせいさんじゅうねん”に対応する候補文字群を検索し、文字フォント記憶部5に記憶された文字フォントを用いて文字入力画面領域2Aの中に候補文字リスト10cを表示する(ステップS4、S5、図7(2)参照)。候補リスト10cには3つの候補文字”へいせいさんじゅうねん”、”平成30年”、”平成三十年”が候補番号と対応付けて表示されている。
ユーザが”平成30年”をタッチするか、ソフトキー中の2をタッチし、候補文字リスト10cから”平成30年”の選択操作をすると、文字入力処理部8は文字入力画面領域2Aの”へいせいさんじゅうねん”を”平成30年”に変えて表示し、この際、文字入力位置ポインタPを最後尾の”年”の次の文字位置である1行目の9文字目の先頭に移動して点滅表示させる(ステップS6乃至S8、図7(3)参照)。ユーザがソフトキー中の確定キーをタッチして確定操作をすると、文字入力処理部8は選択・確定操作がされたと判断し、今回の選択文字である”平成30年”を確定入力文字とし、記憶部7の保存領域に移動前の文字入力位置ポインタが示していた1行目の4文字目から8文字目に”平成30年”を記憶し、9文字目に後ろ括弧記号" )" を移動して記憶する。そして表示部2の文字入力画面領域2Aの1行目の4文字目から8文字目に”平成30年”を挿入することで既入力文字列を表示する(ステップS9、S10、図8(1)参照)。文字入力位置ポインタPは1行目の10文字目の先頭に点滅させておく(ステップS11)。
よって、若し、”年”と後ろ括弧号”)”の間に他の入力したい文字がある場合は、前述と同様にして仮入力操作、候補リストからの選択操作と確定操作を行えば良い。ここでは、他に入力したい文字がなく、後ろ括弧記号”)”の後に別の文字を入力したいときは、ポインタ移動操作をして後ろ括弧記号”)”の次の文字位置の先頭へ移動したのち、所望の文字列の入力を行えば良い(ステップS12、S13、図8(2)参照)。
なお、()の間に入力したい文字が無かった場合は、図6(2)において、ポインタ非戻し系である5番の候補の選択操作をすれば良い。このとき、文字入力処理部8は文字入力画面領域2Aの”かっこ”を”()”に変えて表示する際、文字入力位置ポインタPを後ろ括弧記号" )" の次の文字位置の先頭に移動させて点滅表示させる(図4のステップS20乃至S23、S25、図8(3)参照)。ユーザがソフトキー中の確定キーをタッチして確定操作をすると、文字入力処理部8は選択・確定操作がされたと判断し、今回の選択文字である”()”を確定入力文字とし、記憶部7の保存領域に移動前の文字入力位置ポインタが示していた1行目の3文字目から2文字分の文字として”()”を記憶するとともに、表示部2の文字入力画面領域2Aの1行目の3文字目から2文字分の文字として”()”を表示する(ステップS26、S27、図9参照)。文字入力位置ポインタPは”)”の次の文字位置の先頭に移動したまま点滅表示させる(ステップS28)。
この実施例によれば、仮入力文字”かっこ”に対応する候補情報から始め括弧記号と終わり括弧記号から成る括弧記号の選択・確定操作をしたとき、文字入力位置ポインタが終わり括弧記号の先頭に来るようにできるので、ユーザが文字入力位置ポインタの戻し操作をしなくても、すぐに始め括弧記号と終わり括弧記号の間への文字入力操作を行うことができ、操作性が向上する。また、始め括弧記号と終わり括弧記号から成る括弧記号を候補情報として表示部2に表示する際、始め括弧記号と終わり括弧記号の間にポインタマーク付で表示されるので、あとで文字入力位置ポインタの戻し操作が不要であることが一目で判る。
また、始め括弧記号と終わり括弧記号から成る括弧記号の選択・確定操作をするときに、文字入力位置ポインタが終わり括弧記号の先頭に来るようにするか、終わり括弧記号の次の文字位置の先頭に来るようにするか、任意に選べるので、操作性がより一層向上する。
なお、上記した実施例では、文字入力部をタッチ式としたが、キーボードとマウスにより構成しても良い。
また、候補情報は候補リストで表示される場合を例に挙げたが、変換キーを操作する度に、次の候補が切り替え表示されるようにしても良い。
また、選択・確定操作は、候補情報からの選択操作と確定操作の2つの操作の組み合わせのほか、候補情報からの選択操作をしたとき、自動的に確定するようにした場合も含まれる。
本発明は、ノートパソコン、タブレットパソコン、スマートホン、フィーチャーホン等の情報端末や、文字入力機能を備えた各種の機器に適用可能である。
1 文字入力装置
2 表示部
2A 文字入力画面領域
2B ソフトキー画面領域
3 タッチ式入力部
4 辞書記憶部
5 文字フォント記憶部
6 プログラム記憶部
7 記憶部
8 文字入力処理部

Claims (2)

  1. 各種仮入力文字の各々につき、対応する入力候補文字群を辞書記憶部に記憶しておき、
    文字入力部により文字の仮入力操作がされると、仮入力文字を表示部に表示するとともに記憶部から仮入力文字に対応する入力候補文字群を抽出して候補情報として表示部に表示させ、
    文字入力部により候補情報の中から所望入力候補の選択・確定操作がされると、選択された入力候補文字を確定入力文字として、既入力文字列の内のそれまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示し、この際、今回の確定入力文字の次の文字位置の先頭に文字入力位置ポインタを移動するようにした文字入力方法において、
    候補情報を表示する際、仮入力文字に対応する入力候補文字が始め括弧と終わり括弧からなる括弧記号の場合、始め括弧と終わり括弧の間のポインタマーク付で表示し、
    候補情報の中の始め括弧と終わり括弧からなる括弧記号の選択・確定操作がされたときは、選択された括弧記号を確定入力文字として、それまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示し、この際、終わり括弧の先頭に文字入力位置ポインタを移動するようにし、
    さらに、
    候補情報を表示する際、仮入力文字に対応する入力候補文字が始め括弧と終わり括弧からなる括弧記号の場合、始め括弧と終わり括弧の間のポインタマーク付の第1系統候補と、終わり括弧の後のポインタマーク付の第2系統候補を表示し、
    候補情報の中の第1系統候補の括弧記号の選択・確定操作がされたときは、選択された括弧記号をそれまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示し、この際、終わり括弧の先頭に文字入力位置ポインタを移動するようにし、第2系統候補の括弧記号の選択・確定操作がされたときは、選択された括弧記号を確定入力文字として、それまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示し、この際、終わり括弧の次の文字位置の先頭に文字入力位置ポインタを移動するようにしたこと、
    を特徴とする文字入力方法。
  2. 文字の仮入力操作、仮入力文字に対応する入力候補文字群からの所望候補の選択入力操作、文字入力位置ポインタの移動操作を行う文字入力部と、
    仮入力文字、仮入力された文字に対応する入力候補文字群からなる候補情報、文字入力位置ポインタ、既入力文字列を含む文字入力画面を表示する表示部と、
    各種仮入力文字の各々につき、対応する入力候補文字群を記憶した辞書記憶部と、
    文字入力部により文字の仮入力操作がされると、仮入力文字を表示部に表示するとともに辞書記憶部から仮入力文字に対応する入力候補文字群を抽出して候補情報として表示部に表示させ、所望入力候補の選択・確定操作がされると、選択された入力候補文字を確定入力文字として、既入力文字列の内のそれまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示させ、この際、今回の確定入力文字の次の文字位置の先頭に文字入力位置ポインタを移動する文字入力処理部と、
    を含む文字入力装置において、
    文字入力処理部は、
    候補情報を表示させる際、仮入力文字に対応する入力候補文字が始め括弧と終わり括弧からなる括弧記号の場合、始め括弧と終わり括弧の間のポインタマーク付で表示部に表示させ、
    候補情報の中の始め括弧と終わり括弧からなる括弧記号の選択・確定操作がされたときは、選択された括弧記号を確定入力文字として、それまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示させ、この際、終わり括弧の先頭に文字入力位置ポインタを移動するようにし、
    さらに、
    文字入力処理部は、
    候補情報を表示する際、仮入力文字に対応する入力候補文字が始め括弧と終わり括弧からなる括弧記号の場合、始め括弧と終わり括弧の間のポインタマーク付の第1系統候補と、終わり括弧の後のポインタマーク付の第2系統候補を表示部に表示させ、
    候補情報の中の第1系統候補の括弧記号の選択・確定操作がされたときは、選択された括弧記号を確定入力文字として、それまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示させ、この際、終わり括弧の先頭に文字入力位置ポインタを移動するようにし、第2系統候補の括弧記号の選択・確定操作がされたときは、選択された括弧記号を確定入力文字として、それまでの文字入力位置ポインタ以降に挿入して表示部に表示させ、この際、終わり括弧の次の文字位置の先頭に文字入力位置ポインタを移動するようにしたこと、
    を特徴とする文字入力装置。
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