JP6695364B2 - シングルフォトンアバランシェダイオード制御回路 - Google Patents

シングルフォトンアバランシェダイオード制御回路 Download PDF

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Description

本発明は、シングルフォトンアバランシェダイオード制御回路に関する。
光を検知するCMOSセンサは多種多様である。その中でも単一光子レベルの光を検知できるシングルフォトンアバランシェダイオード(Single Photon Avalanche Diode)(以下、「SPAD」ともいう)は、微弱な光のフォトン数計測や、単一光子の到着時刻の計測が可能である。SPADは、光の走行距離を画像として検知する距離画像センサや、バイオイメージングとしての蛍光強度検知・蛍光寿命検知等の応用展開が期待されるデバイスである。
通常のフォトダイオードはアノード・カソード間に逆バイアス印加状態で使われるが、SPADではダイオードの逆バイアスブレークダウン電圧を超えて印加し、入力光−出力電流のゲインを高くすることで単一光子レベルの光を検出する。このとき、単一光子を検出すると、SPADにおいてアバランシェ降伏が発生する。SPADを用いる場合、アバランシェ降伏のクエンチング、及び次の光子を検出するためのリチャージを行う必要があり、SPADの制御が複雑になる。一方、SPADはCMOSプロセスに好適であるため、トランジスタ等を用いたSPADの複雑な制御が可能である。
SPAD制御回路の一例が、非特許文献1のFig.6(a)に記載されている。Fig.6(a)のように、数個のトランジスタと、数個のロジック回路を用いたSPAD制御回路が一般的な従来技術として知られている。
一方、光を用いたタンパク質の分析装置として、レンズレスELISA(Enzyme−Linked ImmunoSorbent Assay)がある。例えば、非特許文献2の図1に記載のように、光センサを搭載したIC上に、分析したいサンプル(蛍光試料等)を塗布し、該サンプルにレーザを照射し、サンプルから励起された微弱光を検知し、解析を行う。
非特許文献2に記載の技術では、システムの低コスト化とコンパクト化が可能であるが、レーザ光がサンプルと光センサに照射されるため、強いレーザ光が光センサを飽和させてしまう。このため、非特許文献2に記載の技術では、光センサが解析したい微弱光を検知できないという問題がある。この課題を解決するため、通常、強いレーザ光が光センサに照射されないように、光センサとサンプル間に光学フィルタが設けられる。
〔従来のSPAD制御回路の構成〕
図6に一般的なSPAD制御回路の一例を示す。図6(a)はSPAD110のアノードに−20V程度の負のバイアス電圧が印加され、光子の検出をSPAD110のカソードから読み出す場合の構成例である。図6(a)のSPAD制御回路は、SPAD110と、SPAD110のカソードをVDD電圧にバイアスするpchトランジスタ695(高抵抗として機能する)と、アバランシェ降伏によるカソードの電圧変化を読み出し、出力端子660にデジタル信号doutとして出力するためのインバータ635と、SPAD110のカソードをSPAD110の状態に応じて0VまたはVDD電圧にバイアスするためのトランジスタ670(671、672A、672B)とNANDゲート645から構成される。
図6(b)は、SPAD110のカソードに+20V程度のバイアス電圧が印加され、光子の検出をSPAD110のアノードから読み出す場合の構成例である。図6(b)のSPAD制御回路は、SPAD110と、SPAD110のアノードを0Vにバイアスするnchトランジスタ690(高抵抗として機能する)と、アバランシェ降伏によるアノードの電圧変化を読み出し、出力端子660にデジタル信号doutとして出力するためのバッファ630と、SPAD110のアノードをSPAD110の状態に応じて0VまたはVDD電圧にバイアスするためのトランジスタ670(671、672A、672B)と、ANDゲート640と、インバータ680とから構成される。
〔従来のSPAD制御回路の動作〕
図6(a)と(b)は互いに相補的であり基本動作は同一であるため、図6(b)を用い動作を説明し、図6(a)の動作説明を省略する。
以下に、図6(b)および図7(a)を用いて動作説明する。図7(a)は、図6(b)に示した構成の回路の動作を示すタイミングチャートである。
SPAD110が光子を検知した直後、または、初期状態では、SPAD110はスタンバイ状態にあり、光子を検出できない。このとき、出力端子660のデジタル出力信号doutはロジックレベル‘1’となり、トランジスタ672Bはオン状態である。ここで、ANDゲート640に入力する入力信号set_spadが‘0’のとき(時刻t0以前)、トランジスタ672Aはオン、トランジスタ671はオフとなる。これにより、トランジスタ672Aおよび672Bを通してSPAD110のアノードにVDD電圧が印加され、SPAD110のカソード電圧とアノード電圧差は逆バイアス時のブレークダウン電圧未満に設定される(スタンバイ状態)。
このスタンバイ状態から、SPAD110が光子を検出できるアクティブ状態に移行するために、図7(a)のように、入力信号set_spadを一定期間(ここでは基本クロックmclk1周期の期間)‘1’に設定する(セット期間)。すると、入力信号set_spadが‘1’となった直後にANDゲート640の出力が‘1’となるため、トランジスタ672Aがオンからオフとなり、トランジスタ671がオフからオンとなる。これにより、トランジスタ671を通してSPAD110のアノードに0Vが印加される(リチャージ動作)。
その後、SPAD110のアノード電圧が0V付近に遷移するとき(時刻t2)、SPAD110の状態変化をバッファ630が検知し、ANDゲート640およびインバータ680の出力が変化する。これにより、トランジスタ672A/トランジスタ672B/トランジスタ671がそれぞれ、オン/オフ/オフとなり、SPAD110のリチャージ動作が完了する。このとき、SPAD110のカソード電圧とアノード電圧差は逆バイアス時のブレークダウン電圧よりも大きい電圧に設定される(アクティブ状態)。
その後、入力信号set_spadを‘0’に戻した後、ある時刻t3においてSPAD110が光子を検出するとアバランシェ降伏が発生し、アノード端子の電圧が0VからVDD電圧へと変化すると同時に、出力信号doutも‘0’から‘1’に変化する。出力信号doutの変化する時刻を時間計測、またはカウントすることで光子到着時刻や光強度を検出することができる。
SPAD110がアバランシェ降伏した直後には、後述する寄生効果を低減するため、SPAD110をできるだけ長く、スタンバイ状態に保持することが好ましい。
セット期間(set_spad=‘1’の期間)に光子がSPAD110に飛来する場合の動作を図7(b)に示す。入力信号set_spadが‘0’から‘1’へと設定され、リチャージ動作が完了しSPAD110がアクティブ状態になった直後(時刻t2)、時刻t3にSPAD110が光子を検出するとアバランシェ降伏が発生する。これにより、アノード電圧は0VからVDD電圧に変化する。このとき、入力信号set_spad=‘1’であるため、上述のリチャージ動作が行われ、SPAD110はスタンバイ状態に保たれず、すぐにアクティブ状態となる。
しかしながら、SPADによる光検知を行う場合、SPADのよく知られた寄生効果であるアフターパルス効果やメモリ効果を低減するため、光子検知によるアバランシェ降伏が発生した時点からしばらくの間、SPADをスタンバイ状態に保持する必要がある。この理由から、セット期間(set_spad=‘1’の期間)にSPAD110は光子検出をするべきではない。セット期間にSPAD110に光を照射させない(シャッター機能搭載)、セット期間を短くする、または、このような場合の出力信号doutを使わない(セット期間でのSPAD110のアバランシェ降伏発生検出機能搭載)等の工夫が必要である。
David Eric Schwartz et. al., "A Single-Photon Avalanche Diode Array for Fluorescence Lifetime Imaging Microscopy", IEEE JSSC vol. 43, No. 11, Nov. 2008. 竹原浩成 他、レンズレスデジタルELISAシステム向け積層フォトダイオードCMOSイメージセンサの開発、映像情報メディア学会年次大会、15−7、2013年8月30日
従来技術では、微弱な光子を効率的に検出できないといった問題がある。
本発明の一態様は、上記の課題に鑑みてなされたものであり、寄生効果を低減させ、効率的に微弱な光子を検出することのできるSPAD制御回路を実現することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係るSPAD制御回路は、光子を検出するSPAD制御回路であって、シングルフォトンアバランシェダイオード(SPAD)と、前記SPADの2端子のうちの一方の端子に電圧を印加するスイッチと、前記SPADがアクティブ状態かスタンバイ状態かを検出する組み合わせ回路と、前記SPADをアクティブ状態に設定するためのパルス信号を入力する端子とリセットに関する信号を入力する端子と出力端子とを有する順序回路と、を備え、前記順序回路の出力端子から出力される出力信号によって前記スイッチが制御されるとともに、前記組み合わせ回路の出力信号(S3(resetb_asyn))が、前記順序回路の前記リセットに関する信号を入力する端子に入力されることを特徴とする。
本発明の一態様によれば、SPADのセット期間を短縮でき、SPADの光子検出期間を拡大することで、時間軸上でのSPADの光子検出効率を改善できるSPAD制御回路を実現することができる。
本発明の実施形態1に係るSPAD制御回路図である。 (a)は、本発明の実施形態1に係るタイミングチャートであり、(b)は、本発明の実施形態3に係るタイミングチャートである。 本発明の実施形態2に係るSPAD制御回路図である。 本発明の実施形態3に係るSPAD制御回路図である。 (a)及び(b)は、本発明に係るSPAD制御回路を搭載した検出システムの概略図である。 (a)及び(b)は、従来技術のSPAD制御回路図である。 (a)及び(b)は、従来技術のタイミングチャートである。
〔実施形態1〕
以下、本発明の一実施形態について、詳細に説明する。
図1は、本実施形態に係るSPAD制御回路100の回路構成例を示す図である。図1には、SPAD110のカソードに+20V程度のバイアス電圧が印加され、光子の検出をSPAD110のアノードから読み出す構成のSPAD制御回路100が例示されている。
〔SPAD制御回路100の構成〕
SPAD制御回路100は、図1に示すように、アバランシェ降伏によるアノードの電圧変化を読み出し、出力端子160にデジタル出力信号doutとして出力するための組み合わせ回路(バッファ150)と、アノードの電圧変化を読み出し、後述する順序回路に出力する組み合わせ回路(バッファ130)と、SPAD110のアノードをSPAD110の状態に応じて0Vにバイアスするためのスイッチ(トランジスタ120)と、順序回路(フリップフロップ140)とから構成される。
好ましい実施形態では、順序回路(フリップフロップ140)は少なくとも3つのフリップフロップ入力端子(フリップフロップデータ入力端子141、フリップフロップクロック入力端子142、フリップフロップ非同期リセット入力端子143)と1つのフリップフロップデータ出力端子144を備える。フリップフロップデータ入力端子141には、外部パルス信号S1(set_pulse)が入力される。フリップフロップクロック入力端子142には、基本クロック信号S2(mclk)が入力される。フリップフロップ非同期リセット入力端子143には、バッファ130からの出力信号S3(resetb_asyn)が入力される。したがって、フリップフロップ非同期リセット入力端子143に入力されるバッファ130からの出力信号S3をリセットに関する信号ともいう。フリップフロップデータ出力端子144は、出力信号S4(set_spad)を出力する。また、フリップフロップ出力端子からの出力信号S4は、トランジスタ120のゲートに入力される。
ここで、順序回路(フリップフロップ140)は、次の動作を行う。resetb_asynが‘1’のとき、mclkの立ち上がりエッジ(サンプリングエッジ)でset_pulseがサンプリングされ、set_spadに出力される。一方、resetb_asynが‘0’に変化したとき、set_pulse、mclkの入力状態にかかわらず、set_spadは‘0’に設定される(非同期リセット)。
〔SPAD制御回路100の動作〕
続いて、タイミング図である図2(a)を用いて図1のSPAD制御回路100の動作を説明する。図2(a)に示すように、SPAD110が光子を検知した直後、出力端子160に出力されるデジタル出力信号doutはロジックレベル‘0’から‘1’となり、順序回路(フリップフロップ140)の出力(set_spad)では‘0’が保持され、スイッチ(トランジスタ120)はオフ状態が保持される(時刻t0以前)。この状況においてSPAD110はスタンバイ状態にあり、光子を検出できない。また、この状態において、SPAD110のアノード電圧は供給電圧VDD付近になり、SPAD110のカソード電圧とアノード電圧差は逆バイアス時のブレークダウン電圧未満に設定される(スタンバイ状態)。
このスタンバイ状態から、SPAD110が光子を検出できるアクティブ状態に移行するため、図2のように、フリップフロップデータ入力端子141への入力は、外部パルス信号S1(set_pulse)により一定期間‘1’に設定される(セット準備期間)。好ましい実施形態では、セット準備期間を基本クロック信号S2(mclk)の1周期の期間とする。
好ましい実施形態では、外部パルス信号S1(set_pulse)は、フリップフロップクロック入力端子142に入力する基本クロック信号S2(mclk)のクロック立ち上がりエッジを1回のみ含むように入力される外部信号である。このセット準備期間内の時刻t1に、順序回路(フリップフロップ140)が、基本クロック信号S2(mclk)のクロック立ち上がりエッジ(サンプリングエッジ)で、外部パルス信号S1(set_pulse)を入力信号としてサンプリングして出力信号S4を出力する。これにより、順序回路のフリップフロップデータ出力端子144から出力される出力信号S4(set_spad)は‘1’となる(set_spadが‘1’となる期間=セット期間)。順序回路の出力信号S4(set_spad)が‘1’となった直後、スイッチ(トランジスタ120)がオフからオンとなり、スイッチ(トランジスタ120)を通してSPAD110のアノードに0Vが印加される。言い換えれば、包含された1つのサンプリングエッジ直後にスイッチが導通し、スイッチ(トランジスタ120)を通してSPAD110のアノードに0Vが印加される。この動作をリチャージ動作という。他の好ましい実施形態では、順序回路(フリップフロップ140)はmclkの立下りエッジ(サンプリングエッジ)でset_pulseがサンプリングされてset_spadに出力され、外部パルス信号S1(set_pulse)は、フリップフロップクロック入力端子142に入力する基本クロック信号S2(mclk)のクロック立ち下がりエッジ(サンプリングエッジ)を1回のみ含むように入力することもできる。
SPAD110のリチャージ動作が完了しアノード電圧が0V付近になると、組み合わせ回路(バッファ130)からの出力信号S3(resetb_asyn)も‘0’となる。これにより、順序回路(フリップフロップ140)が非同期リセットされ、時刻t2において順序回路の出力信号S4(set_spad)が‘0’となる。このとき、SPAD110のアノードにつながるスイッチ(トランジスタ120)がオフとなり、フローティング状態となる。これにより、SPAD110のカソード電圧とアノード電圧差は逆バイアス時のブレークダウン電圧よりも大きい電圧で保持される。この状態をアクティブ状態という。
この動作により、セット期間を最短にすることができ、SPAD110が光子検出できる期間を拡大することができる。SPAD110のアノード電圧に依存した出力信号S3(resetb_asyn)が順序回路(フリップフロップ140)のフリップフロップ非同期リセット入力端子143に入力される。これにより、SPAD110のリチャージ動作が完了した直後、つまり、SPAD110がアクティブ状態になった直後に、時刻t2で順序回路(フリップフロップ140)がSPAD110の状態変化を検知する。これにより、順序回路の出力信号S4(set_spad)がリセットされ、t2以降、SPAD110は光子検出できる。
t2以降、次のt1’までの間の任意の時刻t3にSPAD110に光子が飛来するとする。飛来した光子により時刻t3でSPAD110がアバランシェ降伏することで、アノード電圧が0VからVDD電圧付近に変化し、デジタル出力信号doutが‘0’から‘1’となる。このデジタル出力信号doutの立ち上がりエッジの時刻または発生頻度を検出することで、光子の到着時刻や、SPAD110へ照射される光の強さを検出することができる。時刻t3以降、次のt2’まで、SPAD110はスタンバイ状態で保持されるため、上述の寄生効果を低減することができる。
〔実施形態2〕
本発明の他の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
〔SPAD制御回路300の構成〕
図3は図1のSPAD制御回路100に、更に、SPAD110のアノードを0Vにバイアスするnchトランジスタ390(高抵抗として機能する)と、SPAD110のアノードをSPAD110の状態に応じてVDD電圧にバイアスするためのスイッチ370(pchトランジスタ370A、370B)と、組み合わせ回路(インバータ380)とを備えるSPAD制御回路300を示す。
インバータ380には、バッファ130からの出力信号S3(resetb_asyn)が入力される。トランジスタ370Bのゲートには、インバータ380からの出力信号が入力される。トランジスタ370Aのゲート、及びトランジスタ120のゲートには、フリップフロップデータ出力端子144からの出力信号S4(set_spad)が入力される。
〔SPAD制御回路300の動作〕
図3のSPAD制御回路の動作は、基本的に図1と同じであるが、異なる点について以下に説明する。スイッチ370(pchトランジスタ370A、370B)は順序回路の出力信号S4(set_spad)およびSPAD110の状態に応じて、SPAD110をスタンバイ状態で保持するための構成である。順序回路の出力信号S4(set_spad)=‘0’かつSPAD110のアノード電圧がVDD付近になったときのみ、SPAD110のアノードをVDD電圧にバイアスし、SPAD110をスタンバイ状態に保持する。つまり、順序回路の出力信号S4が0であり、出力信号S3(resetb_asyn)が‘1’である場合、スイッチ370(トランジスタ370Aと370B)はともに導通し、SPAD110のアノード電圧をVDD電圧にバイアスする。言い換えると、組み合わせ回路(バッファ130)からの出力信号S3および順序回路の出力信号S4によりスイッチ370(pchトランジスタ370A、370B)を制御する。これにより、SPAD110をスタンバイ状態に保持する。例えば、図3のSPAD制御回路においてスイッチ370(pchトランジスタ370A、370B)が除去された場合を想定する。この場合、SPAD110がアバランシェ降伏によりスタンバイ状態に移行したときスイッチ(トランジスタ120)はオフ状態のままであるため、アノード端子が高インピーダンス状態となる。そのため、SPAD110のアノードに存在する寄生電流リークやnchトランジスタ390により、アノード電圧は0Vに向けて降圧する可能性がある。スイッチ370(pchトランジスタ370A、370B)は、SPAD110をVDD電圧に安定的に保持し、安定したスタンバイ状態を保つための構成である。すなわち、組み合わせ回路(バッファ130)がSPAD110のアバランシェ降伏を検出するとともに、スイッチ370(pchトランジスタ370Aおよび370B)を導通することで、SPAD110をアバランシェ降伏直後に安定したスタンバイ状態に保持することができる。
nchトランジスタ390は、リチャージ動作によりアクティブ状態となるSPAD110のアノードに寄生リークがあったとしても、アノード電圧を0Vに保持し、光子検出可能状態を保持するために設けられる。つまり、安定したアクティブ状態を保つための構成である。数100kΩから1MΩの抵抗でも代用できる。
〔実施形態3〕
本発明の更に別の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を繰り返さない。
〔SPAD制御回路400の構成〕
図4は、実施形態3に係るSPAD制御回路400の構成を示す図である。図4は、図3に記載のSPAD制御回路における組み合わせ回路の実施形態のひとつであるインバータ380をNORゲート480に置き換え、デジタル出力信号doutにつながる組み合わせ回路の実施形態のひとつであるバッファ150をNORゲート450AとANDゲート450Bからなる組み合わせ回路450に置き換えることによって得られる構成である。
NORゲート480の第1の入力端子には、バッファ130からの出力信号S3(resetb_asyn)が入力される。NORゲート480の第2の入力端子には、外部パルス信号S1(set_pulse)が入力される。トランジスタ370Bのゲートは、NORゲート480からの出力が入力される。
NORゲート450Aの第1の入力端子には、フリップフロップデータ出力端子144からの出力信号S4(set_spad)が入力される。NORゲート450Aの第2の入力端子には、外部パルス信号S1(set_pulse)が入力される。ANDゲート450Bの第1の入力端子には、SPAD110のアノードからの信号が入力される。ANDゲート450Bの第2の入力端子には、NORゲート450Aからの出力信号が入力される。ANDゲート450Bの出力は、出力端子160に入力される。
本実施形態に係るSPAD制御回路400において、トランジスタ370Bのゲートは、SPAD110の状態および外部パルス信号S1(set_pulse)に依存してNORゲート480を介して制御される。デジタル出力信号doutは、SPAD110の状態に加えて外部パルス信号S1(set_pulse)および順序回路の出力信号S4(set_spad)に依存する。
〔SPAD制御回路400の動作〕
光子がSPAD110に飛来し、SPAD110にアバランシェ降伏が発生する場合のSPAD制御回路400の動作は、基本的には図1のSPAD制御回路100または図3のSPAD制御回路300と同様である。
外部パルス信号S1(set_pulse)=‘1’の期間(セット準備期間)に、トランジスタ370Aだけではなくトランジスタ370Bも導通することにより、強制的にアノードをVDD電圧にバイアスし、SPAD110をスタンバイ状態に保持する。このようにして周期的にSPAD110に光を検知させない期間(セット準備期間とセット期間に相当)を設けたSPAD制御回路400である。
タイミング図2(b)を用いて図4のSPAD制御回路400の動作を説明する。時刻t0において外部パルス信号S1(set_pulse)=‘1’(セット準備期間)に設定されNORゲート480を通してトランジスタ370Bのゲート電圧が0となるため、トランジスタ370Bが導通する。順序回路の出力信号S4(set_spad)=‘0’で保持されているので、トランジスタ370Aも導通状態にあるため、SPAD110のアノードはVDD電圧にバイアスされる。これにより、SPAD110はスタンバイ状態に保持される。また、デジタル出力信号doutにつながる組み合わせ回路450(NORゲート450A, ANDゲート450B)を通してデジタル出力信号doutが‘0’に設定される。セット準備期間の時刻t3aでSPAD110にレーザ光が照射されても、SPAD110は、スタンバイ状態に保持されているため、光を検知しない。デジタル出力信号doutは‘0’に保持されたままとなる。セット準備期間終了後の動作は図3のSPAD制御回路300と同様であるため、説明を省略する。
時刻t2以降、SPAD110はアクティブ状態にあり、時刻t3bにSPAD110に照射された光子をSPAD110が検知し、アバランシェ降伏が発生し、トランジスタ370Bが導通し、アノード電圧がVDD電圧に保持される。時刻t3bにデジタル出力信号doutは‘1’となり、この変化時刻を測定またはカウントすることで、光子の到着時刻や、SPAD110へ照射される光の強さを検出することができる。一方、t3a、t3a’に飛来するレーザ光はデジタル出力信号doutに現れない。
[実施形態4]
図5(a)及び(b)は、実施形態4に係る検出システムの概略図である。
〔検出システムの構成〕
図5(a)は、図4に記載のSPAD制御回路400の応用例を示す。システム500は、SPAD制御回路400が搭載されたIC(SPAD制御回路400を搭載したIC501)と、パルス発光する光源(パルス発光レーザ502)と、パルス発光レーザ502とSPAD制御回路400を同期して動作させるためのタイミング制御回路503と、クロック発生回路504とから構成される。
図5(b)に、SPAD110が搭載されたIC501の模式的な断面図を示す。SPAD110上部に検査対象サンプルを配置し、そのサンプルにレーザパルス光を照射する。
〔検出システムの動作〕
サンプルにレーザパルス光を照射することで、レーザ照射終了直後に微弱な蛍光がサンプルから放射される。その微弱蛍光をSPAD110で検知することで、サンプルの光解析が可能である。しかしながら、この構成では、SPAD110に向けて、強いレーザパルス光も照射される。SPAD110が強いレーザパルス光を検出すると、サンプルからの微弱光を検知できない。レーザパルス光の照射を図2(b)に示すセット準備期間、つまり、SPAD110がスタンバイ状態に保持されている期間に照射することで、SPAD制御回路400はレーザパルス光を検知せず、サンプルからの微弱光のみを検知できる。図5(a)に示すように、クロック発生回路504、タイミング制御回路503により、セット準備期間を設定する外部パルス信号S1(set_pulse)と同期させてパルス発光レーザ502を動作させる。したがって、光源(パルス発光レーザ502)は、SPAD制御回路に同期してパルス発光する。これにより、レーザパルスの発光タイミングがセット準備期間内となるように調整し、図2(b)に示す動作が可能となる。
〔まとめ〕
本発明の態様1に係るSPAD制御回路は、光子を検出するSPAD制御回路であって、シングルフォトンアバランシェダイオード(SPAD)と、前記SPADの2端子のうちの一方の端子に電圧を印加するスイッチ(トランジスタ120)と、前記SPADがアクティブ状態かスタンバイ状態かを検出する組み合わせ回路(バッファ130)と、前記SPADをアクティブ状態に設定するためのパルス信号(外部パルス信号S1)を入力する端子(フリップフロップデータ入力端子141)と、リセットに関する信号を入力する端子(フリップフロップ非同期リセット入力端子143)と、出力端子(フリップフロップデータ出力端子144)とを有する順序回路(フリップフロップ140)と、を備え、前記順序回路(フリップフロップ140)の出力端子(フリップフロップデータ出力端子144)から出力される出力信号(S4(set_spad))によって前記スイッチ(トランジスタ120)が制御されるとともに、前記組み合わせ回路(バッファ130)の出力信号(S3(resetb_asyn))が、前記順序回路(フリップフロップ140)の前記リセットに関する信号を入力する端子(フリップフロップ非同期リセット入力端子143)に入力されることを特徴とする。
上記の構成によれば、SPADの寄生効果であるアフターパルス効果やメモリ効果を悪化させることなく、SPADのセット期間を短縮でき、SPADの光子検出期間を拡大することで、時間軸上でのSPADの光子検出効率を改善できる。
本発明の態様2に係るSPAD制御回路は、上記態様1において更に、基本クロック信号(S2(mclk))を入力する端子(フリップフロップクロック入力端子142)を有し、前記SPADをアクティブ状態に設定するためのパルス信号(外部パルス信号S1)が前記基本クロック信号(S2(mclk))のサンプリングエッジを1つだけ包含するように入力され、前記包含された1つのサンプリングエッジ直後に上記スイッチが導通することを特徴とする。
上記の構成によれば、基本クロック信号のサンプリングエッジに同期して前記SPADをアクティブ状態に設定できるため、他のシステムの同期したシステムを構築しやすい。
本発明の態様3に係るSPAD制御回路は、上記態様1または2において、前記一方の端子に電圧を印加するためのスイッチ(スイッチ370(pchトランジスタ370A、370B))を更に備え、前記組み合わせ回路が前記SPADのアバランシェ降伏を検出するとともに前記スイッチを導通することで、前記SPADをアバランシェ降伏直後に安定したスタンバイ状態に保持することを特徴とする。
上記の構成によれば、SPAD110を安定的にスタンバイ状態またはアクティブ状態に保持することができる。
本発明の態様4に係る検出システムは、上記態様1から3のいずれか1つに記載のSPAD制御回路と、前記SPAD制御回路に同期して動作するパルス発光する光源(パルス発光レーザ402)と、を備え、前記SPAD制御回路は、前記SPADをアクティブ状態に設定するためのパルス信号に依存して前記SPADを周期的にスタンバイ状態に保持するとともに、前記スタンバイ状態の期間に、前記光源がパルス発光することを特徴とする。
上記の構成によれば、前記SPADは前記光源からのパルス発光を検出することなく、パルス発光後の微弱蛍光を検出することができる。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。さらに、各実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を組み合わせることにより、新しい技術的特徴を形成することができる。
100、300、400 SPAD制御回路
110 シングルフォトンアバランシェダイオード(SPAD)
120 トランジスタ
130、150 バッファ
140 フリップフロップ
141 フリップフロップデータ入力端子
142 フリップフロップクロック入力端子
143 フリップフロップ非同期リセット入力端子
144 フリップフロップデータ出力端子
160 出力端子
370 スイッチ
370A、370B pchトランジスタ
380 インバータ
390 nchトランジスタ
501 IC
502 パルス発光レーザ
503 タイミング制御回路
504 クロック発生回路
450 組み合わせ回路
450A NORゲート
450B ANDゲート
480 NORゲート

Claims (4)

  1. 光子を検出するSPAD制御回路であって、
    シングルフォトンアバランシェダイオード(SPAD)と、
    前記SPADの2端子のうちの一方の端子に電圧を印加するスイッチと、
    前記SPADがアクティブ状態かスタンバイ状態かを検出する組み合わせ回路と、
    前記SPADをアクティブ状態に設定するためのパルス信号を入力する第1入力端子と、リセットに関する信号を入力する第2入力端子と、出力端子とを有する順序回路と、
    を備え、
    前記順序回路の出力端子から出力される出力信号によって前記スイッチが制御され、
    前記組み合わせ回路の出力信号が、前記順序回路の前記第2入力端子に入力されるとともに、
    前記組み合わせ回路によるアクティブ状態の検出に同期して前記順序回路がリセットされること
    を特徴とするSPAD制御回路。
  2. 前記順序回路が更に、基本クロック信号を入力する第3入力端子を有し、
    前記パルス信号が前記基本クロック信号のサンプリングエッジを1つだけ包含するように入力され、
    前記包含された1つのサンプリングエッジ直後に上記スイッチが導通することを特徴とする請求項1に記載のSPAD制御回路。
  3. 前記一方の端子に電圧を印加するための別のスイッチを更に備え、
    前記組み合わせ回路が前記SPADのアバランシェ降伏を検出するとともに前記別のスイッチを導通することで、前記SPADをアバランシェ降伏直後に安定したスタンバイ状態に保持することを特徴とする請求項1または2に記載のSPAD制御回路。
  4. 請求項3に記載のSPAD制御回路と、
    ルス発光する光源と、
    を備え、
    前記SPAD制御回路は、
    前記パルス信号に依存したセット準備期間を有し、
    前記セット準備期間に同期して前記別のスイッチが導通し、前記SPADがスタンバイ状態に保持されるとともに、
    前記スタンバイ状態の期間に、前記光源がパルス発光すること、
    を特徴とする検出システム。
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