JP6695313B2 - 羽根駆動装置及び撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、羽根駆動装置及び撮像装置に関するものである。
例えば、デジタルカメラやスチールカメラ等の撮像装置には、レンズを通った光の量を調整する絞り装置(以下、羽根駆動装置という)が設けられている。羽根駆動装置は、開口部を有する基板と、この開口部を開閉可能に支持された複数の羽根と、開口部の周囲を取り囲むように形成され、複数の羽根を開閉動作させるための駆動リングと、を備えている。
複数の羽根は、支持ピンに支持されており、支持ピンを中心に回動自在に構成されている。また、複数の羽根または駆動リングのいずれか一方にカム溝が形成され、他方にカム溝に挿入される係合ピンが設けられている。駆動リングを動作させると、これら駆動リングと支持ピンと係合ピンとが協働して複数の羽根を動作させる(例えば、特許文献1参照)。
ところで、近年、高級なコンパクトデジタルカメラが要望されている。この要望を考慮して、コンパクトデジタルカメラで撮像した画質を高める必要がある。この対策として、例えば、絞り羽根タイプのシャッタ羽根を用いることが考えられる。
特許第5089915号公報
しかし、絞り羽根タイプのシャッタを採用するためには、シャッタ羽根を駆動するために駆動リングや複数のシャッタ羽根が必要になる。このため、駆動リングでシャッタ羽根を動作させる際に、駆動リングに大きな負荷がかかることが考えられる。
この対策として、例えば、駆動リングを、基板等の壁面や、壁面に形成された凸部(ダボ)に接触させた状態で回動させることが考えられる。
しかし、駆動リングを壁面の広範囲に面接触させる場合、駆動リングに大きな摩擦力(すなわち、負荷)がかかることが考えられる。また、駆動リングを凸部に点接触させる場合にも、凸部の配置箇所によっては、駆動リングに大きな摩擦力(すなわち、負荷)がかかることが考えられる。
このため、駆動用のモータに大型化・大電流化が必要になり、モータがトルク不足に陥るおそれがある。
そこで、本発明は、上記事情に鑑みたものであって、駆動リングでシャッタ羽根を動作させる際に、駆動リングにかかる負荷を小さく抑えることができる羽根駆動装置及び撮像装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様に係る羽根駆動装置は、開口を有した基板と、前記開口を開閉する複数の羽根と、前記開口の周囲を取り囲むように形成され、光軸に直交する平面上において、前記開口に沿って回転して前記羽根を駆動する駆動リングと、前記駆動リングを駆動する駆動部材と、を備え、前記基板および前記駆動リングの一方には、前記光軸と直交する前記基板の径方向に突出して他方に摺接する突起部として第1突起部、第2突起部および第3突起部のみが設けられており、前記第3突起部は、前記平面上において前記駆動リングと前記駆動部材との連結部と対向する位置にあり、前記平面上において、前記光軸に対して、前記連結部と、前記第1突起部と前記他方との第1摺接部と、のなす角度が鋭角であり、前記平面上において、前記光軸に対して、前記駆動リングと前記駆動部材との連結部と、前記第2突起部と前記他方との第2摺接部と、のなす角度が鋭角であるように構成される。
この構成によれば、光軸に対して連結部と第1摺接部とのなす角度を鋭角とした。よって、駆動リングを駆動部材で第1突起部側に駆動する際に、駆動リングの一方向側への回転方向への力が大きくなり、駆動リングにかかる摩擦力を小さく抑えることができる。これにより、駆動リングを所定の回転位置まで一方側へ円滑に回転することができる。
一方、光軸に対して、連結部と第2摺接部とのなす角度を鋭角とした。よって、駆動リングを駆動部材で第2突起部側に駆動する際に、駆動リングの他方側(すなわち、一方の反対側)への回転方向への力が大きくなり、駆動リングにかかる摩擦力を小さく抑えることができる。これにより、駆動リングを所定の回転位置まで他方側へ円滑に回転することができる。
すなわち、羽根駆動装置によれば、駆動リングでシャッタ羽根を動作させる際に、駆動リングを所定の回転位置まで一方側や他方側へ円滑に回転できる。よって、駆動リングを光軸に対して精度よく保持した状態で回転させることができる。これにより、駆動リングに連動する羽根を精度よく迅速に駆動させることができる。
また、連結部と対向する位置に第3突起部を備えることにより、第1突起部、第2突起部および第3突起部の3つの突起部で、駆動リングを光軸に対して一層精度よく保持できる。これにより、駆動リングに連動する羽根を一層精度よく駆動させることができ、羽根の位置精度を高めることができる。
上記態様において、前記連結部はレバーを備える。
この構成によれば、連結部をレバーで構成することにより、構成の簡素化を図ることができる。また、駆動部材として、例えば2値モータを採用することにより、シャッタ羽根の開閉動作に適した構成とすることができる。
上記態様において、前記連結部は歯車を備える。
この構成によれば、連結部は歯車で構成することにより、例えば、構成の簡素化を図ることができる。また、駆動部材として、例えばステッピングモータやガルバノモータを採用することにより、絞り羽根の開閉動作に適した構成とすることができる。
上記態様において、前記基板と前記駆動リングとは同じ材料で形成される。
この構成によれば、基板と駆動リングとを同じ材料で形成することにより、基板、駆動リングと同じ材料で第1突起部〜第3突起部を形成できる。これにより、基板、駆動リングや第1突起部〜第3突起部の温度特性(特に、膨張率)を同等にでき、さらに、第1突起部〜第3突起部の耐摩耗性を良好にでき、羽根駆動装置の品質を確保できる。
上記の課題を解決するため、本発明の一態様に係る撮像装置は、上記態様に係る羽根駆動装置により構成される。
この構成によれば、撮像装置に上記態様に係る羽根駆動装置を備えている。よって、駆動リングに連動させて羽根(例えば、シャッタ羽根、絞り羽根)を精度よく迅速に駆動させることができる。これにより、例えば、画質のよい高級なコンパクトデジタルカメラの要望に対応できる。
本発明の一態様によれば、光軸に対して連結部と第1摺接部とのなす角度を鋭角とした。また、光軸に対して、連結部と第2摺接部とのなす角度を鋭角とした。これにより、駆動リングでシャッタ羽根を動作させる際に、駆動リングにかかる負荷を小さく抑えることができる。
本発明の第1実施形態に係る撮像装置のブロック図である。 第1実施形態に係る羽根駆動装置を示す斜視図である。 第1実施形態に係る羽根駆動装置を示す分解斜視図である。 第1実施形態に係る羽根駆動装置から第1シャッタ羽根〜第5シャッタ羽根を除去した状態を示す斜視図である。 第1実施形態に係る羽根駆動装置の図4の要部を拡大した状態を示す斜視図である。 第1実施形態に係る駆動リングを示す斜視図である。 駆動リングの動作を説明する斜視図である。 駆動リングの全体の動作を説明する斜視図である。 第1シャッタ羽根〜第6シャッタ羽根の動作を説明する斜視図である。 第3実施形態に係る羽根駆動装置から第1シャッタ羽根〜第5シャッタ羽根を除去した状態を示す平面図である。
次に、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
[第1実施形態]
[撮像装置]
図1は、第1実施形態に係る撮像装置1のブロック図である。
図1に示すように、撮像装置1は、例えばデジタルカメラやスチールカメラ等として用いられる。撮像装置1は、羽根駆動装置2と、制御部3と、撮像素子4と、を備えている。
制御部3は、撮像装置1の全体の動作を司る。制御部3は、例えばCPUやROM、RAM等を備えている。
撮像素子4は、例えばCCDやCMOSイメージセンサ等である。撮像素子4は、光により形成された被写体像を電気信号に変換する。
なお、撮像装置1は、画像形成のためのレンズ(不図示)等も備えている。
[羽根駆動装置]
図2は、第1実施形態に係る羽根駆動装置2を示す斜視図である。図3は、第1実施形態に係る羽根駆動装置2を示す分解斜視図である。
図2、図3に示すように、羽根駆動装置2は、基板10と、駆動リング11と、複数のシャッタ羽根(羽根)14と、駆動モータ(駆動部材)16と、連結部18と、羽根押え板20とを備えている。
第1実施形態では、複数のシャッタ羽根14を、6枚のシャッタ羽根14として説明するが、複数のシャッタ羽根14を他の枚数にしてもよい。また、第1実施形態では、複数の羽根をシャッタ羽根14として説明するが、これに限らない。その他の例として、例えば、複数の羽根を絞り羽根としてもよい。
基板10は、例えば樹脂材料により外形が円板状に形成され、基板10の径方向中央に開口部(開口)31が形成されている。開口部31に対してレンズ(図示せず)が同軸上に配置されている。レンズを通過した光が開口部31を通過する。
なお、以下の説明では、基板10の径方向を単に径方向と称し、基板10の周方向を単に周方向と称して説明する。
図4は、第1実施形態に係る羽根駆動装置2から第1シャッタ羽根14〜第5シャッタ羽根14を除去した状態を示す斜視図である。図3、図4に示すように、基板10は、収容溝部33と、連結開口部34と、第1突起部36と、第2突起部37と、第3突起部38とを有する。収容溝部33は、開口部31より径方向の外側において、開口部31と同軸上に環状に形成されている。収容溝部33は、溝内壁41と、溝外壁42と、溝底部43とを有し、基板10の内面10aに開口されている。
溝内壁41の所定部位に内側張出部45が形成されている。内側張出部45は、溝内壁41から径方向の内側(すなわち、開口部31側)へ向けて張り出されている。
溝外壁42には第1外側張出部51〜第6外側張出部56が時計回り方向(以下、「CW」という)に一定間隔をおいて形成されている。第1外側張出部51〜第6外側張出部56は、溝内壁41から径方向外側(すなわち、開口部31の反対側)へ向けて張り出されている。
第1外側張出部51は、内側張出部45に対して径方向へ重なる位置に配置されている。
図5は、第1実施形態に係る羽根駆動装置2の図4の一部を拡大した状態を示す斜視図である。図5に示すように、収容溝部33、内側張出部45および第1外側張出部51に連結開口部34が開口されている。連結開口部34は、径方向外側の外端部34aから径方向内側の内端部34bに向けて周方向の幅寸法が徐々に広がるように扇形に形成されている。連結開口部34が扇形に形成されることにより、連結部18の周方向への揺動が許容される。
溝外壁42には第1突起部36、第2突起部37、および第3突起部38(図4参照)が周方向に間隔をおいて形成されている。第1突起部36は、第1外側張出部51より反時計回り方向(以下、「CCW」という)に間隔をおいて形成されている。第1突起部36は、溝外壁42から径方向内側(すなわち、収容溝部33の内側)に向けて湾曲状に突出されている。
第2突起部37は、第2外側張出部52よりCWに間隔をおいて形成されている。第2突起部37は、溝外壁42から径方向内側に向けて湾曲状に突出されている。第3突起部38は、第4外側張出部54(図4参照)よりCWに間隔をおいて形成されている。第3突起部38は、溝外壁42から径方向内側に向けて湾曲状に突出されている。
図3、図4に戻って、基板10の内面10aには第1支持ピン58〜第6支持ピン58が形成されている。第1支持ピン58〜第6支持ピン58は、収容溝部33より径方向外側において、周方向に一定の間隔をおいて形成されている。第1支持ピン58〜第6支持ピン58は、それぞれ光軸60方向に沿って基板10の内面10aから離れる方向に突出されている。
第1支持ピン58〜第6支持ピン58には、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の支持孔61が回動自在に嵌合されている。よって、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の基端14aは、第1支持ピン58〜第6支持ピン58に回転自在に支持されている。
収容溝部33に駆動リング11が収容されている。駆動リング11は、樹脂材料により、収容溝部33に沿って回転可能に環状に形成されている。駆動リング11は、開口部31の周囲を取り囲むように平坦に形成されている。換言すれば、駆動リング11は、光軸60に直交する平面上において、開口部31に沿って回転可能に配置されている。
駆動リング11のリング外壁12は、第1突起部36、第2突起部37、および第3突起部38に摺接可能に形成されている。
図5に示すように、駆動リング11のリング外壁12は、第1突起部36の先端部36aと摺接する。すなわち、第1突起部36の先端部36aは、第1突起部36と駆動リング11との摺接部としての役割を果たす。以下、第1突起部36の先端部36aを「第1摺接部36a」という。
また、駆動リング11のリング外壁12は、第2突起部37の先端部37aと摺接する。すなわち、第2突起部37の先端部37aは、第2突起部37と駆動リング11との摺接部としての役割を果たす。以下、第2突起部37の先端部37aを「第2摺接部37a」という。
図4に戻って、駆動リング11のリング外壁12は、第3突起部38の先端部38aと摺接する。すなわち、第3突起部38の先端部38aは、第3突起部38と駆動リング11との摺接部としての役割を果たす。以下、第3突起部38の先端部38aを「第3摺接部38a」という。
ここで、基板10と駆動リング11とは、例えば、同じ樹脂材料で形成されている。よって、基板10、駆動リング11と同じ材料で第1突起部36、第2突起部37および第3突起部38を形成できる。
これにより、基板10、駆動リング11、第1突起部36、第2突起部37および第3突起部38の温度特性(特に、膨張率)を同等にできる。さらに、第1突起部36、第2突起部37および第3突起部38の耐摩耗性を良好にできる。これにより、羽根駆動装置の品質を良好に確保できる。
実施形態においては、基板10と駆動リング11とを樹脂材料で形成した例について説明したが、これに限らない。その他の例として、基板10と駆動リング11とを樹脂材料の他の同じ材料で形成することも可能である。
図6は、第1実施形態に係る駆動リング11を示す斜視図である。図4、図6に示すように、駆動リング11は、連結突出部64と、第1外側突出片65〜第6外側突出片65と、第1係合ピン67〜第6係合ピン67とを有する。
連結突出部64は、駆動リング11のリング内壁13のうち、連結開口部34に対向する連結部位13aに形成されている。連結突出部64は、連結部位13aから径方向内側に向けて突出されている。連結突出部64は、内側張出部45に収容されている。連結突出部64には連結孔68が形成されている。連結孔68は、径方向へ延びるように長孔状に形成されている。
駆動リング11のリング外壁12から第1外側突出片65〜第6外側突出片65が径方向外側に向けて突出されている。第1外側突出片65〜第6外側突出片65は、それぞれ第1外側張出部51〜第6外側張出部56に対応するように形成されている。第1外側突出片65〜第6外側突出片65は、それぞれ第1外側張出部51〜第6外側張出部56に収容されている。
第1外側突出片65〜第6外側突出片65には、第1係合ピン67〜第6係合ピン67がそれぞれ、光軸60方向に沿って基板10の内面10aから離れる方向に突出されている。第1係合ピン67〜第6係合ピン67には、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14のカム溝69(図2も参照)が摺動自在に嵌合されている。
図2に示すように、第1支持ピン58〜第6支持ピン58には、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の支持孔61が回動自在に嵌合されている。また、第1係合ピン67〜第6係合ピン67には、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14のカム溝69が摺動自在に嵌合されている。
第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14は、基板10に形成された開口部31を開閉する。第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14は、樹脂材料により僅かに湾曲した形状に形成されている。具体的には、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14は、開口部31を開放した状態において、基板10の外周部10bから開口部31に向かって開口部31の周囲に若干沿いながらCCWに向けて延在されている。
この状態において、第1シャッタ羽根14の支持孔61およびカム溝69が、第1支持ピン58および第1係合ピン67に嵌合されている。第2シャッタ羽根14の支持孔61およびカム溝69が、第2支持ピン58および第2係合ピン67に嵌合されている。
また、第3シャッタ羽根14の支持孔61およびカム溝69が、第3支持ピン58および第3係合ピン67に嵌合されている。第4シャッタ羽根14の支持孔61およびカム溝69が、第4支持ピン58および第4係合ピン67に嵌合されている。
さらに、第5シャッタ羽根14の支持孔61およびカム溝69が、第5支持ピン58および第5係合ピン67に嵌合されている。第6シャッタ羽根14の支持孔61およびカム溝69が、第6支持ピン58および第6係合ピン67に嵌合されている。
第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14が開放された状態において、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14がそれぞれ編み込まれるように配置されている。具体的には、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の基端内側14bに先端14c側が周方向に順番に重なるように配置される。これにより、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14が開放された状態において、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の開口部31側の側辺14dが、開口部31の周縁に沿って配置される。
第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14は、駆動リング11が開口部31に沿って回転することにより駆動リング11で駆動される。
図3に示すように、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14を覆うように羽根押え板20が基板10に取り付けられている。羽根押え板20は、基板10の外形に対応するように、円板状に形成されている。基板10と羽根押え板20との間に、駆動リング11および第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14が介在される。すなわち、駆動リング11および第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14は、基板10と羽根押え板20との間に保持される。
図5、図6に戻って、連結突出部64の連結孔68には連結部18が配置されている。連結部18は、連結レバー(レバー)71と、連結ピン72とを備えている。連結レバー71は、基端部71aが駆動モータ16の出力軸74に固定されている。連結レバー71は、駆動モータ16の出力軸74に対して直交する方向に延びている。連結レバー71の先端部71bから連結ピン72が連結孔68に向けて突出されている。連結ピン72は連結孔68に摺動自在に挿通されている。
連結ピン72が連結孔68に挿通されることにより、連結レバー71が連結ピン72を介して連結突出部64に連結されている。すなわち、駆動リング11と駆動モータ16とが連結部18を介して連結されている。駆動モータ16が連結部18を介して駆動リング11に連結されることにより、駆動モータ16で駆動リング11を駆動できる。
このように、駆動モータ16と駆動リング11とを連結する連結部18を連結レバー71と連結ピン72とで構成することにより、連結部18の構成の簡素化を図ることができる。
また、駆動モータ16として、例えば2値モータを採用することにより、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の開閉動作に適した簡素な構成の羽根駆動装置2を得ることができる。
連結レバー71の基端部71aに駆動モータ16の出力軸74が固定されている。駆動モータ16は取付ブラケット(図示せず)を介して基板10の外面側に取り付けられている。
ここで、図7に示すように、光軸60に直交する平面上において、光軸60に対して、連結部18(具体的には、連結ピン72)と、第1摺接部36aとのなす角度θ1が鋭角に設定されている。
また、光軸60に直交する平面上において、光軸60に対して、連結部18(具体的には、連結ピン72)と、第2摺接部37aとのなす角度θ2が鋭角に設定されている。
また、図4に示すように、第3突起部38は、光軸60に直交する平面上において、光軸60に対して、連結ピン72と対向する位置に配置されている。
[羽根駆動装置の動作]
次に、羽根駆動装置2の動作を図7〜図9に基づいて説明する。
まず、駆動リング11の動作を図7、図8に基づいて説明する。図7は、駆動リング11の動作を説明する斜視図である。図7において、駆動リング11の連結突出部64が、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の開位置P1に配置された状態を示している。図7に示すように、駆動モータ16を駆動して出力軸74(図6参照)を回転する。出力軸74が回転することにより連結レバー71が出力軸74を軸にして矢印A方向に揺動する。連結レバー71が揺動することにより、連結ピン72が連結突出部64を荷重F1で押圧する。
よって、連結ピン72が連結突出部64を荷重F1で押圧した際に、第2摺接部37aに荷重F1と同じ方向の荷重F2がかかる。荷重F2は、周方向分力F3と、径方向分力F4とに分解され、それぞれ次式で求められる。
F3=F2×cosθ2=P2×cosθ2
F4=F2×sinθ2=P2×sinθ2
ここで、周方向分力F3は、駆動リング11を矢印Bで示す周方向に回転させる力である。本実施例においては、光軸60に対して、連結ピン72と第2摺接部37aとのなす角度θ2が鋭角に設定されている。
よって、駆動リング11を駆動モータ16により矢印Bで示す周方向へ回転する際に、駆動リング11の回転方向に大きな力(すなわち、周方向分力F3)をかけることができる。
一方、径方向分力F4は、第2摺接部37aに対する駆動リング11のリング外壁12の摩擦力を生じさせる。
ところで、光軸60に対して、連結ピン72と、第2摺接部37aと、のなす角度θ2が鋭角に設定されている。よって、径方向分力F4を小さく抑えることができる。これにより、駆動リング11のリング外壁12にかかる摩擦力(すなわち、負荷)を小さく抑えることができる。
したがって、駆動リング11の連結突出部64を開位置P1から閉位置P2に揺動することにより、駆動リング11を周方向分力F3により矢印Bに示す周方向に円滑に回転させることができる。
図8は、駆動リング11の全体の動作を説明する斜視図である。図8に示すように、第3突起部38は、光軸60に直交する平面上において、光軸60に対して、連結部18(具体的には、連結ピン72)と対向する位置に配置されている。これにより、第1突起部36、第2突起部37および第3突起部38の3つの突起部で、駆動リング11を光軸60に対して精度よく保持できる。
つぎに、駆動リング11の連結突出部64を閉位置P2から開位置P1まで戻す例を図7に基づいて説明する。駆動モータ16で連結レバー71を、出力軸74(図6参照)を軸にして矢印C方向に揺動する。連結レバー71が揺動することにより、連結ピン72が連結突出部64を荷重F5で押圧する。
よって、連結ピン72が連結突出部64を荷重F5で押圧した際に、第1摺接部36aに荷重F5と同じ方向の荷重F6がかかる。荷重F6は、周方向分力F7と、径方向分力F8とに分解される。周方向分力F7は、駆動リング11を矢印Cで示す周方向に回転させる力である。ここで、連結ピン72と第2摺接部37aとのなす角度θ2と同様に、光軸60に対して、連結ピン72と第1摺接部36aとのなす角度θ1が鋭角に設定されている。よって、駆動リング11の連結突出部64を駆動モータ16で第1突起部36側(すなわち、開位置P1側)に戻す際に、駆動リング11の回転方向に大きな力(周方向分力F7)をかけることができる。
一方、径方向分力F8は、第2摺接部37aに対する駆動リング11のリング外壁12の摩擦力を生じさせる。前述したように、光軸60に対して、連結ピン72と、第2摺接部37aと、のなす角度θ1が鋭角に設定されている。よって、径方向分力F8を小さく抑えることができる。これにより、駆動リング11のリング外壁12にかかる摩擦力(すなわち、負荷)を小さく抑えることができる。
したがって、駆動リング11の連結突出部64を閉位置P2から開位置P1に揺動することにより、駆動リング11を周方向分力F7により矢印Dに示す周方向に円滑に戻すことができる。
図8に示すように、第3突起部38は、光軸60に直交する平面上において、光軸60に対して、連結ピン72と対向する位置に配置されている。これにより、第1突起部36、第2突起部37および第3突起部38の3つの突起部で、駆動リング11を光軸60に対して精度よく保持できる。
すなわち、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の位置精度を高めることができる。
このように、羽根駆動装置2によれば、駆動リング11の連結突出部64の閉位置P2と開位置P1との間において、駆動リング11を開位置P1から閉位置P2まで円滑に回転できる。よって、駆動リング11を光軸60に対して精度よく保持した状態で回転させることができる。これにより、駆動リング11に連動する第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14を精度よく迅速に駆動させることができる。
つぎに、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14を開状態から閉状態に切り替える動作を図8、図9に基づいて説明する。
図9は、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の動作を説明する斜視図である。図9において、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14は開位置に配置された状態を示している。
図8、図9に示すように、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14のカム溝69において、カム溝69の先端側に第1係合ピン67〜第6係合ピン67が位置する。
この状態において、駆動モータ16を駆動して連結レバー71を矢印A方向に揺動させることにより、駆動リング11が矢印Bで示す周方向(すなわち、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の閉位置方向)に回転する。
駆動リング11が回転することにより、第1係合ピン67〜第6係合ピン67が矢印Bで示す周方向に移動する。ここで、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の基端14aは、第1支持ピン58〜第6支持ピン58に回転自在に支持されている。
よって、第1係合ピン67〜第6係合ピン67により、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14のカム溝69が矢印Bで示す周方向に押圧されることにより、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14が第1支持ピン58〜第6支持ピン58を軸にして開口部31の中心(すなわち、光軸60)方向に矢印Eの如く揺動する。
駆動リング11の連結突出部64が閉位置P2に位置決めされる。この状態において、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14のカム溝69の基端側に第1係合ピン67〜第6係合ピン67が位置する。これにより、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14で開口部31が閉じた状態に保たれる。
このように、駆動リング11を矢印Bに示す周方向に円滑に回転することにより、駆動リング11が光軸60に対して精度よく回転する。これにより、駆動リング11に連動する第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14を精度よく迅速に閉じる方向に駆動させることができる。
なお、羽根駆動装置2の第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14を全閉状態から全開状態へと変化させる際は、上記の手順と逆の動作となる。すなわち、駆動リング11に連動する第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14を精度よく迅速に開く方向に駆動させることができる。
図7に戻って、第1実施形態の羽根駆動装置2の角度θ2が45度の場合を例に、比較例(角度θ2が90度)と比べて説明する。
第1実施形態の羽根駆動装置2の角度θ2=45度と、比較例の角度=90度とでは、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の動作のスピード差は、
1.2966−1.2811=0.015ms
との結果を得た。すなわち、角度θ2=45度とした場合は、角度=90度の場合と比べてスピード差を1.2%程度高めることができる。
このスピード差の1.2%程度分を駆動モータ16のパワーで確保しようとすると、消費電流が大きくなる。これに対して、第1実施形態の羽根駆動装置2は、スピード差を1.2%程度高めることにより、作動電圧を下げることができ、消費電力の低減を図ることができる。この内容から、角度θ2を鋭角にすることにより、駆動モータ16の起動を保障する最低の起動電圧、起動電流の低減につなげることができると考えられる。
ここで、撮像装置1(図1参照)の画質を高めて製品の高級感を得るためには、羽根駆動装置2の第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14を閉じた状態において、周辺光量の偏りを防止するために中心ズレの仕様を0.15mm以内に抑えることが好ましい。
第1実施形態は、角度θ2=45度とすることにより中心ズレを略ゼロにできる。
一方、比較例は、角度θ2=90度であるため、中心ズレが1mm以上になるとの結果を得た。
以上の観点から、駆動モータ16のパワーを確保し、かつ、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14を閉じた状態において中心ズレの仕様の0.15mm以内に抑えるためには、角度θ2を鋭角、特に、
θ2≦65度
に設定することが好ましいと判断した。
θ2≦65度に設定することにより、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の幕速の安定や幕速の向上が図れ、かつ、中心ズレの仕様の0.15mm以内に抑えることが可能になる。
同様に、角度θ1も鋭角に設定する必要があり、特に、
θ1≦65度
に設定することが好ましい。
θ1≦65度に設定することにより、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の幕速の安定や幕速の向上が図れ、かつ、中心ズレの仕様の0.15mm以内に抑えることが可能になる。
図1に戻って、撮像装置1は羽根駆動装置2を備えている。よって、駆動リング11に連動させて第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14を精度よく迅速に駆動させることができる。これにより、例えば、画質のよい高級なコンパクトデジタルカメラの要望に対応できる。
第1実施形態では、複数の羽根を第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14とする例について説明したが、これに限らない。その他の例として、例えば、複数の羽根を絞り羽根とすることも可能である。複数の羽根を絞り羽根とすることにより羽根駆動装置2の絞り精度を向上させることができる。
つぎに、第2実施形態〜第3実施形態の羽根駆動装置について説明する。なお、第2実施形態〜第3実施形態の羽根駆動装置において、第1実施形態の羽根駆動装置2と同一類似の構成部材について同じ符号を付して詳しい説明を省略する。
[第2実施形態]
第1実施形態の羽根駆動装置2においては、収容溝部33の溝外壁42に第1突起部36、第2突起部37および第3突起部38を形成した例について説明したが、これに限らない。
第2実施形態として、駆動リング11のリング外壁12に第1突起部36、第2突起部37および第3突起部38を設けることも可能である。
第2実施形態の場合、第1突起部36、第2突起部37および第3突起部38は、駆動リング11のリング外壁12から径方向外側(すなわち、収容溝部33の溝外壁42)へ向けて突出されている。
収容溝部33の溝外壁42は、第1突起部36、第2突起部37、および第3突起部38に摺接可能に環状に形成されている。
収容溝部33の溝外壁42は、駆動リング11に設けた第1突起部36の先端部36aと摺接する。第1突起部36の先端部36aは、第1突起部36と収容溝部33との摺接部としての役割を果たす。すなわち、第1突起部36の先端部36aは「第1摺接部36a」である。
また、収容溝部33の溝外壁42は、駆動リング11に設けた第2突起部37の先端部37aと摺接する。第2突起部37の先端部37aは、第2突起部37と収容溝部33との摺接部としての役割を果たす。すなわち、第2突起部37の先端部37aは「第2摺接部37a」である。
さらに、収容溝部33の溝外壁42は、駆動リング11に設けた第3突起部38の先端部38aと摺接する。第3突起部38の先端部38aは、第3突起部38と収容溝部33との摺接部としての役割を果たす。すなわち、第3突起部38の先端部38aは「第3摺接部38a」である。
第2実施形態において、光軸60に対して、連結ピン72と第1摺接部36aとのなす角度θ1が鋭角に設定されている。また、光軸60に対して、連結ピン72と第2摺接部37aとのなす角度θ2が鋭角に設定されている。
加えて、光軸60に対して、第3突起部38が連結ピン72と対向する位置に配置されている。
よって、駆動リング11に連動する第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14を精度よく迅速に駆動させることができる。これにより、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の位置精度を高めることができる。
[第3実施形態]
次に、第3実施形態の羽根駆動装置100を図10に基づいて説明する。
図10は、第3実施形態に係る羽根駆動装置100から第1シャッタ羽根14〜第5シャッタ羽根14を除去した状態を示す平面図である。
図10に示すように、羽根駆動装置100は、第1実施形態の連結部18を連結部102に代えたもので、その他の構成は第1実施形態の羽根駆動装置2と同様である。
連結部102は、ピニオン104と、ラック106とを備えている。ピニオン104は、例えば、駆動モータ16の出力軸74に同軸上に取り付けられている。ピニオン104にラック106が噛み合わされている。ラック106は、駆動リング11のリング外壁12から径方向に張り出されている。ラック106は、光軸60を中心として円弧状に形成されている。ピニオン104及びラック106は歯車の例である。
駆動モータ16でピニオン104を駆動することにより、ピニオン104に噛合するラック106が矢印Fで示す周方向に移動する。ラック106が周方向に移動することにより、駆動リング11を矢印Fで示す周方向に回転させることができる。
駆動リング11が周方向に回転することにより、駆動リング11に連動させて第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14(第1シャッタ羽根14〜第5シャッタ羽根14は図2参照)を開状態と閉状態との間で駆動させることができる。
このように、駆動モータ16と駆動リング11とを連結する連結部102をピニオン104とラック106とで構成することにより、連結部102の構成の簡素化を図ることができる。
また、駆動モータ16として、例えば2値モータを採用することにより、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の開閉動作に適した簡素な構成の羽根駆動装置2を得ることができる。
第3実施形態において、光軸60に対して、連結部102(具体的には、ピニオン104とラック106との噛合部と光軸74とを結ぶ延長線上にある出力軸74)と第1摺接部36aとのなす角度θ3が鋭角に設定されている。また、光軸60に対して、出力軸74と第2摺接部37aとのなす角度θ4が鋭角に設定されている。
加えて、光軸60に対して、第3突起部38が出力軸74と対向する位置に配置されている。よって、駆動リング11に連動する第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14(第1シャッタ羽根14〜第5シャッタ羽根14は図2参照)の精度をよく駆動させることができる。これにより、第1シャッタ羽根14〜第6シャッタ羽根14の位置精度を高めることができる。
第3実施形態では、複数の羽根を、シャッタ羽根14として説明するが、これに限らない。その他の例として、例えば、複数の羽根を絞り羽根としてもよい。複数の羽根を絞り羽根とすることにより羽根駆動装置100の絞り精度を向上させることができる。
特に、駆動モータ16として、例えばステッピングモータやガルバノモータを採用することにより、羽根駆動装置100を絞り羽根の開閉動作に適した構成とすることができる。
なお、本発明の技術範囲は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変化を加えることが可能である。
例えば、上述した実施形態では、開口部31は基板10に形成されている場合について説明したが、この構成に限られない。開口部31が基板10とは別の部材に設けられていてもよい。
上述した実施形態では、第1突起部36、第2突起部37および第3突起部38を収容溝部33の溝外壁42や、駆動リング11のリング外壁12に設ける例について説明したが、これに限らない。その他の例として、第1突起部36、第2突起部37および第3突起部38を収容溝部33の溝内壁41や、駆動リング11のリング内壁13に設けることも可能である。
第1突起部36、第2突起部37および第3突起部38を収容溝部33の溝内壁41や、駆動リング11のリング内壁13に設けることにより、光軸60から第1〜第3の摺接部36a,37a,38aまでの径方向の寸法を小さく抑えることができる。これにより、第1〜第3の摺接部36a,37a,38aに摺接する収容溝部33の溝内壁41や、駆動リング11のリング内壁13の移動距離を小さく抑えることができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上述した実施形態における構成要素を周知の構成要素に置き換えることは適宜可能であり、また、上述した各変形例を適宜組み合わせても構わない。
1………撮像装置
2,100…羽根駆動装置
10……基板
11……駆動リング
14……シャッタ羽根(羽根)
16……駆動モータ(駆動部材)
18,102…連結部
31……開口部(開口)
36……第1突起部
36a…第1摺接部
37……第2突起部
37a…第2摺接部
38……第3突起部
60……光軸
71……連結レバー(レバー)
72……連結ピン
104…ピニオン(歯車)
106…ラック(歯車)
θ1,θ2,θ3,θ4…角度

Claims (5)

  1. 開口を有した基板と、
    前記開口を開閉する複数の羽根と、
    前記開口の周囲を取り囲むように形成され、光軸に直交する平面上において、前記開口に沿って回転して前記羽根を駆動する駆動リングと、
    前記駆動リングを駆動する駆動部材と、を備え、
    前記基板および前記駆動リングの一方には、前記光軸と直交する前記基板の径方向に突出して他方に摺接する突起部として第1突起部、第2突起部および第3突起部のみが設けられており、
    前記第3突起部は、前記平面上において前記駆動リングと前記駆動部材との連結部と対向する位置にあり、
    前記平面上において、前記光軸に対して、前記連結部と、前記第1突起部と前記他方との第1摺接部と、のなす角度が鋭角であり、
    前記平面上において、前記光軸に対して、前記駆動リングと前記駆動部材との連結部と、前記第2突起部と前記他方との第2摺接部と、のなす角度が鋭角であることを特徴とする羽根駆動装置。
  2. 前記連結部はレバーを備えることを特徴とする請求項1に記載の羽根駆動装置。
  3. 前記連結部は歯車を備えることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の羽根駆動装置。
  4. 前記基板と前記駆動リングとは同じ材料で形成されることを特徴とする請求項1から3の何れか1項に記載の羽根駆動装置。
  5. 請求項1から4の何れか1項に記載の羽根駆動装置を備えていることを特徴とする撮像装置。
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