JP6693389B2 - 電子制御装置 - Google Patents

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Description

本発明は、制御対象を、複数の制御信号の組合せに対応する複数の状態のいずれかに制御する電子制御装置に関する。
上述した類の電子制御装置として、例えば、特許文献1に記載された車両用電子制御装置が知られている。この車両用電子制御装置は、トランスミッションの変速を自動制御するためのもので、自動変速制御の中枢をなす制御マイコンと、制御マイコンを監視するための監視マイコンとを備える。監視マイコンは、制御マイコンと同じ手法にて制御変速段を演算する機能を有する。監視マイコンは、演算した制御変速段が、制御マイコンからトランスミッションに出力される制御信号が示す実変速段と一致しない場合に、制御マイコンの異常を検出する。監視マイコンは、制御マイコンの異常が検出された時、制御マイコンにおけるソレノイド出力に関するRAMデータを初期化すべく、制御マイコンに対して初期化信号を出力する。
さらに、上記の車両用電子制御装置は、ウオッチドッグ監視回路が設けられており、制御マイコンはウオッチドッグ監視回路に対してウオッチドッグパルスを出力する。制御マイコンは、初期化信号の通知を受けた後、所定時間経過しても異常の状態が継続していると、初期化するRAMデータの範囲を拡大するとともに、ウオッチドッグパルスの出力を停止する。すると、ウオッチドッグ監視回路は、制御マイコンに対してリセット信号を出力する。
特許第4007038号
近年、自動車を電子制御する際の安全性の確保を図るべく、自動車向けの機能安全性規格であるISO26262が制定された。このISO26262では、電子制御されるシステムの機能が故障した時の危険な事象(ハザード)から、各システムを、危険レベル、発生頻度、制御可能性(回避の難易度)の3つのパラメータにより、ASIL(Automotive Safety Integrity Level)と呼ばれる指標を用いてランク付けする。ASILには、危険度の低い方から順に、QM(Quality Management)、A、B、C、Dの5つのランクが定められている。システムの設計者は、システムがどのランクに相当するかを決定し、その決定したランクに応じた安全対策を施す必要がある。
例えば、あるシステムを電子制御する車両用電子制御装置が、ASILが「C」以上にランク付された場合、車両電子制御装置を3つのレベルに分け、上位のレベルの動作を下位のレベルでモニタリングする構成を採用することが求められる。例えば、第1のレベルが、システムの制御機能を担う。第2のレベルでは、第1のレベルの制御機能の正しい動作が、選択された入出力信号に基づいて検査される。第3のレベルでは、第2のレベルにおいて実行されたモニタリングの検査が行われる。具体的には、例えば、RAMテスト、ROMテスト、動作検査などが行われる。
その一方で、ISO26262のPart6には、ソフトウエアレベルにおける製品開発に関する手法が規定されており、ASILが「D」以上にランク付けされた場合には、例えば、多様なソフトウエア設計、独立した並列冗長性など、ソフトウエアのシステマチック故障対応が設計要件の1つとして求められる(Part6 7.4.14エラー検出の項目参照)。
ここで、例えば、第2のレベルとして、上述した特許文献1に記載された車両用電子制御装置のように、第1のレベル(制御マイコン)と同じ手法にて制御目標を演算するものを用いたとすると、つまり、第1のレベルと第2のレベルとを同じソフトウエアコンポーネントを用いて構成したとすると、ソフトウエアコンポーネントにおける仕様ミスやバグ等によるシステマチック故障による影響が懸念されることになる。従って、ISO26262で要求されているシステマチック故障対応の要件を満たすためには、第1のレベル及び第2のレベルで仕様されるソフトウエアコンポーネントの安全性の十分な検証を行うことが必要になり、膨大な検証工数がかかってしまうという問題がある。
本発明は、上述した点に鑑みてなされたものであり、制御機能を発揮するための制御ソフトウエアのシステマチック故障対応を、比較的簡便に実現することが可能な電子制御装置を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る電子制御装置(10)は、制御対象を、複数の制御信号の組合せに対応する複数の状態のいずれかに制御するものであって、
制御対象を目標とする状態に制御するため、制御ソフトウエアの実行によって複数の制御信号を生成する制御マイコン(11)と、
複数の制御信号、もしくは複数の制御信号に応じて制御対象に出力される複数の駆動信号をモニタし、異常状態遷移として予め定めた第1の状態から第2の状態への状態遷移の発生を検出する異常検出回路(16、25、26)と、有し、
異常検出回路は、異常状態遷移の発生を検出すると、所定の安全処置を取るように構成され、
異常検出回路は、
制御対象が第1の状態となる複数の駆動信号の組合せを検出すると、第1の検出信号を出力する第1の検出回路(25)と、
制御対象が第2の状態となる複数の駆動信号の組合せを検出すると、第2の検出信号を出力する第2の検出回路(26)と、
第1の検出回路から前記第1の検出信号が入力され、当該第1の検出信号に続いて、第2の検出回路から第2の検出信号が入力されたとき、第1の状態から第2の状態への異常状態遷移の発生を検出する検出部(16)と、を備える
上述したように、本発明に係る電子制御装置の制御対象は、複数の制御信号の組合せに対応する複数の状態のいずれかに制御されるものである。ただし、制御対象が複数の状態を取り得るものだとしても、制御マイコンは、制御対象における過負荷や衝撃などの悪影響を防止することなどを考慮して、制御ソフトウエアが正常であれば、制御対象を特定の状態(第1の状態)から別の特定の状態(第2の状態)へダイレクトに切り換えないようになっている。異常検出回路は、このような通常では起こり得ない異常状態遷移の発生を検出する。そして、異常状態遷移の発生を検出すると、異常検出回路は、所定の安全処置を取る。
従って、制御マイコンにおける制御ソフトウエアにシステマチック故障があり、それによって異常状態遷移を引き起こすような制御信号が出力されても、異常検出回路によって、異常状態遷移を検出することができ、所定の安全処置を取ることにより、異常状態遷移による悪影響を低減することが可能となる。また、異常検出回路は、単に、第1の状態から第2の状態への状態遷移を検出するものであるため、異常検出回路をシンプルな構成とすることができる。
上記括弧内の参照番号は、本発明の理解を容易にすべく、後述する実施形態における具体的な構成との対応関係の一例を示すものにすぎず、なんら本発明の範囲を制限することを意図したものではない。
また、上述した特徴以外の、特許請求の範囲の各請求項に記載した技術的特徴に関しては、後述する実施形態の説明及び添付図面から明らかになる。
実施形態に係る電子制御装置の全体構成の一例を示したブロック図である。 トランスミッションの変速段が、ソレノイド駆動電流の組合せに応じて、複数の変速段の中のいずれかの変速段に制御される一例を説明するための図である。 高速段検出回路の回路構成の一例を示す構成図である。 車両用自動変速制御装置によるトランスミッションの基本的な制御内容について説明するためのタイミングチャートである。 異常遷移検出プログラムの制御処理の一例を示すフローチャートである。 トランスミッションに異常状態遷移が発生したときの、各部の動作を示すタイミングチャートである。 変形例による車両用自動変速制御装置の構成を示すブロック図である。
以下、実施形態として、本発明の電子制御装置を、車両のトランスミッションの変速を自動制御するための車両用自動変速制御装置として具現化した例について、図面を参照しつつ説明する。図1は、車両用自動変速制御装置10の全体構成の一例を示すブロック図である。
最初に、トランスミッションについて簡単に説明する。エンジンの出力トルクは、トルクコンバータを介してトランスミッション(変速歯車機構)に伝達され、トランスミッションの複数のギア(遊星歯車等)で変速されて、車両の駆動輪に伝達される。
トランスミッションには、複数の変速段を切り換えるための摩擦係合要素である複数のクラッチとブレーキが設けられている。そして、図1に示すソレノイド31〜34を駆動して油圧を制御することにより、クラッチとブレーキのそれぞれの係合/解放を切り換えるように構成されている。従って、ソレノイド31〜34への駆動電流に応じて、動力を伝達するギアの組み合わせが切り換えられ、変速比が切り換えられるようになっている。
車両用自動変速制御装置10は、制御マイコン11、監視マイコン14、出力回路21〜24、高速段検出回路25、及び低速段検出回路26などを備えている。
制御マイコン11は、変速制御部12及び変速監視部13を有する。ただし、実際には、制御マイコン11が、自動変速制御を行うように設計され、予めROM等の記憶装置に記憶されている制御プログラムを実行することにより、変速制御部12として機能する。変速監視部13についても同様であり、制御マイコン11が、自動変速制御の監視を行うように設計され、予め記憶装置に記憶されている変速監視プログラムを実行することにより、変速監視部13として機能する。
変速監視部13は、変速制御部12が出力する制御信号を取り込み、その取り込んだ制御信号に基づいて、変速制御部12が算出した制御目標変速段を把握する。
上述した制御プログラムと監視プログラムとは、ともに、車速やアクセル開度などの車両運転情報(センサ検出信号)を入力し、その入力した車両運転情報に基づいて、目標とする変速段を算出するものである。ただし、本実施形態では、制御プログラムにおける目標変速段の演算方法と監視プログラムにおける目標変速段の演算方法とを異ならせている。これにより、同じ演算方法を用いた場合に懸念される共通故障原因による異常の発生を防ぐことができる。
例えば、監視プログラムにおける目標変速段の演算処理を、制御プログラムにおける目標変速段の演算処理よりも簡略化することで、それぞれの演算方法を異ならせることができる。なお、演算方法を簡略化した場合には、制御プログラムが算出する制御目標変速段と、監視プログラムが算出する監視用目標変速段とを対比する際に、その簡略化による誤差分を考慮することが好ましい。すなわち、制御目標変速段と監視用目標変速段との差異が誤差分内に収まっていれば、変速監視部13は、変速制御部12が、制御目標変速段を正常に算出していると判定すれば良い。
一方、制御目標変速段と監視用目標変速段との差異が誤差分以上であれば、変速監視部13は、変速制御部12の異常を判定する。この場合、変速監視部13は、例えば、変速制御部12が制御目標変速段を算出するために使用するRAMデータを初期化したり、制御マイコン11自体をリセットしたりして、変速制御部12の正常復帰を試みる。しかし、異常が継続する場合には、変速監視部13は、変速制御部12に対して制御信号の出力の中止を指示する。この場合、車両は退避モードとなり、トランスミッションは所定の変速段に固定される。
なお、図示していないが、制御マイコン11は、上述した自動変速制御の他にも、エンジンの運転状態を制御するエンジン制御や、ハイブリッド車両の場合、走行用モータの駆動を制御するモータ制御なども実行するものであっても良い。
出力回路21〜24は、制御マイコン11の変速制御部12が出力する制御信号に応じて、制御対象を駆動するための駆動信号として、各ソレノイド31〜34へ駆動電流を出力するものである。
制御マイコン11は、制御信号として、各出力回路21〜24にオン信号(高レベル制御信号)とオフ信号(低レベル制御信号)とのいずれかを出力する。
出力回路21〜24は、上述したオン信号又はオフ信号に応じて、ソレノイド駆動電流をオン、オフするIGBTなどのパワートランジスタと、制御信号としてオン信号が出力されてもパワートランジスタをオフしたままとする遮断スイッチとを備える。遮断スイッチは、後述する監視マイコン14の異常遷移検出部16から出力される出力カット信号によって作動するように構成されている。なお、制御信号のオン信号に応じてパワートランジスタをオンするように構成しても良いし、制御信号のオフ信号に応じてパワートランジスタをオフするように構成しても良い。
トランスミッションは、変速制御部12から出力される複数の制御信号の組合せに応じて、換言すると、各出力回路21〜24から出力されるソレノイド駆動電流の組合せに応じて、複数の変速段の中のいずれかの変速段に制御される。例えば、図2に示す例では、ソレノイド31、34に駆動電流を通電し、ソレノイド32、33には駆動電流を通電しないとき、トランスミッションの変速段は最も低速側の1速となる。ソレノイド31、33へ駆動電流を通電し、ソレノイド32、34へは駆動電流を通信しないとき、トランスミッションの変速段は2速となる。ソレノイド31、32に駆動電流を通電し、ソレノイド33、34には駆動電流を通電しないとき、トランスミッションの変速段は3速となる。そして、ソレノイド32、33に駆動電流を通電し、ソレノイド31、34には駆動電流を通電しないときには、トランスミッションの変速段は4速となる。
図1の高速段検出回路25は、出力回路21〜24からソレノイド31〜34に出力される各駆動電流に基づき、トランスミッションが最も高速側の変速段(図2の例では4速)となることを検出するものである。この高速段検出回路25の回路構成の一例を図3を参照して説明する。ただし、高速段検出回路25は、変速制御部12から各出力回路21〜24に出力される制御信号をモニタして、トラスミッションが高速段へ制御されることを検出するものであっても良い。
図3に示すように、高速段検出回路25は、ハードロジック回路として構成され、例えば、4個のコンパレータ41〜44と、2個のインバータ45、46と、1個のAND回路47とによって構成される。4個のコンパレータ41〜44は、出力回路21〜24からそれぞれ出力される駆動電流に応じたソレノイド電圧を、所定の基準電圧と比較し、ソレノイド電圧が基準電圧より高ければハイレベルの信号を出力し、ソレノイド電圧が基準電圧に達していなければローレベルの信号を出力する。
なお、基準電圧に関しては、例えば図2に示す例では、各ソレノイド31〜34への駆動電流は1Aもしくは0Aとなっており、この場合、基準電圧は、0Aの駆動電流によるソレノイド電圧と1Aの駆動電流によるソレノイド電圧とを区別できる値に設定される。
2個のインバータ45、46は、ソレノイド31のソレノイド電圧と基準電圧とを比較するコンパレータ41の出力ライン、及び、ソレノイド34のソレノイド電圧と基準電圧とを比較するコンパレータ44の出力ラインにそれぞれ挿入されている。各コンパレータ41〜44の出力ラインは、AND回路47の入力端子に接続されている。
従って、コンパレータ41、44は、ソレノイド31、34の駆動電流が0Aのときローレベル信号を出力するが、その出力ラインにインバータ45、46が挿入されているため、AND回路47の入力端子には、ハイレベル信号が入力される。コンパレータ42、43は、ソレノイド31、34の駆動電流が1Aのときハイレベル信号を出力し、これらハイレベル信号が、そのままAND回路47の入力端子に入力される。その結果、高速段検出回路25のAND回路47からは、トランスミッションの変速段が4速となっている間、高速段検出信号(4速検出信号)が出力されることになる。
図1の低速段検出回路26は、出力回路21〜24からソレノイド31〜34に出力される各駆動電流に基づき、トランスミッションが最も低速側の変速段(図2の例では1速)となることを検出するものである。この低速段検出回路26も、高速段検出回路25と同様にハードロジック回路として構成される。なお、上述した高速段検出回路25の説明から明らかであるため、低速段検出回路26の詳細な回路構成に関する説明は省略する。
監視マイコン14は、監視部15及び異常遷移検出部16を備えている。ただし、実際には、監視マイコン14が、制御マイコン11における変速監視部13が正常に動作可能かを監視するように設計され、予めROM等の記憶装置に記憶されている監視プログラムを実行することにより、監視部15として機能する。異常遷移検出部16についても同様であり、監視マイコン14が、高速段(4速)から低速段(1速)へダイレクトに切り換わる異常状態遷移を検出するように設計され、予め記憶装置に記憶されている異常遷移検出プログラムを実行することにより、異常遷移検出部16として機能する。
監視部15は、変速監視部13が正常に動作可能であるかどうかをチェックするため、例えば、制御マイコン11において、変速監視プログラムを実行する演算処理部の演算機能チェックを実行したり、当該演算処理部が使用するRAMやROMのテストを行ったりする。
次に、図4のタイミングチャートを参照して、車両用自動変速制御装置10によるトランスミッションの基本的な制御内容について説明する。車両用自動変速制御装置10の制御マイコン11は、車速及びアクセル開度などの車両運転情報に基づいて、制御目標変速段を決定する。そして、決定した制御目標変速段に対応する制御信号を各出力回路21〜24に出力する。
トランスミッションの変速段は、図4の例に示されるように、基本的には、1速→2速→3速→4速と順番に低速側の変速段から高速側の変速段へと切り換えられたり、高速側の変速段から低速側の変速段へと順番に切り換えられたりする。この際、トランスミッションの変速段が1速である間、低速段検出回路26は低速段検出信号を出力する。また、トランスミッションの変速段が4速である間、高速段検出回路25は高速段検出信号を出力する。
また、制御マイコン11は、トランスミッションの変速段を切り換えた場合、その切り換え後の変速段をある最小時間は維持するようになっている。このようにして、制御マイコン11は、急激な変速段の切り換えを防止している。
次に、監視マイコン14を異常遷移検出部16として機能させる異常遷移検出プログラムの制御処理の一例を、図5のフローチャートを参照して説明する。なお、図5のフローチャートに示す制御処理は、所定の制御周期で繰り返し実行される。
まず、最初のステップS100において、高速段検出回路25及び低速段検出回路26からそれぞれ高速段検出信号及び低速段検出信号を入力する。続くステップS110では、入力した高速段検出信号及び低速段検出信号に基づいて、高速段検出信号がオンからオフに変化したかどうかを判定する。すなわち、前回の制御周期で入力された高速段検出信号はオンであったが、今回の制御周期で入力された低速段検出信号がオフとなったか否かを判定する。
トランスミッションの変速段が4速から他の変速段への切り換えられるとき、ステップS110において、高速段検出信号がオンからオフに変化したと判定される。この場合、処理は、ステップS120に進む。一方、ステップS110において、高速段検出信号がオンからオフに変化していないと判定した場合、処理はステップS130に進む。
ステップS120では、高速段検出信号がオンからオフに変化した時点からの経過時間を測定するために、タイマのカウントをスタートさせる。その後、処理はステップS140に進む。一方、ステップS130では、タイマがカウント中であるかどうかを判定する。このステップS130の判定処理において、タイマがカウント中であると判定すると、同様に、処理はステップS140に進む。タイマがカウント中ではないと判定すると、図5のフローチャートに示す制御処理を一旦終了する。
上述したステップS120、S130の処理は、トランスミッションの変速段が高速段から他の変速段へ切り換えられるまでにある程度の時間を要するため、その変速に要する時間を待機するためのものである。
そして、ステップS140では、変速段が切り換えられたときに、その変速先が低速段であるかどうかを確認すべく、低速段検出信号がオフからオンに変化したかどうかを判定する。このステップS140の判定処理において、低速段検出信号がオフからオンに変化したと判定すると、処理はステップS150に進む。一方、低速段検出信号がオフからオンに変化していないと判定すると、図5のフローチャートに示す制御処理を一旦終了する。
ステップS150では、タイマのカウント時間が所定時間内であるかどうかを判定する。この所定時間は、上述したトランスミッションが変速に要する時間に対応するように設定される。従って、ステップS150の判定処理において肯定的な判定がなされた場合、変速に要する時間が経過したときの、新たな変速段が低速段であり、トランスミッションの変速段は高速段からダイレクトに低速段に切り替えられたことを意味する。
高速段から低速段へのダイレクトな変速は、トランスミッションの通常の制御では起こり得ない異常な状態遷移に該当する。このような異常な状態遷移に該当する変速を放置しておくと、車両のドライバビリティが悪化するとともに、トランスミッションにも過大な負荷がかかる虞がある。そのため、処理はステップS160に進み、各出力回路21〜24に対して出力カット信号を出力し、制御信号を遮断する。これにより、図6のタイミングチャートに示すように、制御マイコン11は、低速段(1速)に変速するための制御信号の出力を継続していても、その制御信号は出力回路21〜24において遮断される。
なお、制御信号が出力回路21〜24において遮断されたときや、制御信号が出力回路21〜24に入力されないときには、各出力回路21〜24からは、トランスミッションの変速段を3速に固定する駆動信号が各ソレノイド31〜34に出力されるように構成されている。
さらに、監視マイコン14は、ステップS170において、制御マイコン11にリセット信号を出力して、制御マイコン11をリセットする。これにより、制御マイコン11から出力される制御信号はオフされる。
また、本実施形態では、制御マイコン11が、トランスミッションの他に、エンジンや走行用モータなども制御しているので、上述した異常状態遷移が発生した場合、制御マイコン11に重大な異常が発生したとみなし、リセット後に、退避走行モードに移行するようになっている。退避走行モードでは、制御マイコン11から出力される制御信号はオフしたままにして、トランスミッションの変速段を3速に固定した状態を継続する。また、制御マイコン11は、退避走行モードにおいては、車両の速度とトルクが所定の値以上に上昇しないように制限された状態でエンジンや走行用モータを制御する。ただし、制御マイコン11が自動変速制御だけを行う場合などは、リセット後、通常モードを実行するようにして、制御マイコン11の正常復帰を試みても良い。
一方、ステップS150の判定処理において、タイマのカウント時間が所定時間内ではないと判定した場合、高速段から低速段への変速がダイレクトになされたわけではないので、ステップS180の処理に進み、タイマをリセットする。なお、タイマのリセットは、高速段からの変速先が低速段以外の変速段であることが判明したときに行っても良い。
本実施形態に関わる車両用自動変速制御装置10によれば、ハードロジック回路として構成した高速段検出回路25及び低速段検出回路26が、ソレノイド31〜34に通電される駆動電流をモニタして、トランスミッションが所定の高速段又は低速段となったことを検出する。このため、制御マイコン11の出力ポートや出力回路21〜24に何らかの異常が生じた場合であっても、トランスミッションの変速段が実際に高速段又は低速段となったことを高精度に検出することができる。従って、異常状態遷移に該当する意図しない変速の監視レベルを向上することができる。
また、監視マイコン14は、高速段検出回路25からの高速段検出信号と、低速段検出回路26からの低速段検出信号とを入力するだけであるため、監視マイコン14の入力ポート数を低減することができる。
さらに、監視マイコン14の異常遷移検出部16は、基本的に、高速段検出信号と低速段検出信号とに基づき、高速段から低速段へのダイレクトな変速を判定するだけであるため、異常変速判定ロジックをシンプルなものとすることができる。それにより、監視マイコン14の処理負荷を低減することが可能となり、安価なマイコンでも異常監視を実現することができる。
なお、変速制御部12において、影響の軽微な異常が生じた場合には、変速監視部13によって正常復帰が図られる。さらに、その変速監視部13は、監視マイコン14の監視部15によって正常に動作することが監視されている。このため、上述した高速段検出回路25、低速段検出回路26、及び異常遷移検出部16によって検出すべき異常状態遷移は、制御対象であるトランスミッションや車両の乗員に重大な影響を及ぼす状態遷移に限定することができる。従って、異常状態遷移を検出するための構成が過度に複雑なものとなることを防止することができる。
さらに、本実施形態に係る車両用自動変速制御装置10では、高速段検出回路25が検出するソレノイド駆動電流のそれぞれのレベルと、低速段検出回路26が検出するソレノイド駆動電流のそれぞれのレベルとが反転するように設定されている。これにより、ノイズなどの影響でソレノイド駆動レベルが変動しても、異常状態遷移を誤検知してしまうことを防止することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明は上述した実施形態になんら制限されることなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲において、種々変形して実施することができる。
例えば、上述した実施形態では、異常遷移検出部16を監視マイコン14に設ける例について説明した。しかしながら、異常遷移検出部16もハードロジック回路により構成することも可能である、その場合、図7に示すように、異常遷移検出部16は、高速段検出回路25及び低速段検出回路26と、半導体集積回路27として一体的に構成しても良い。
また、上述した実施形態では、異常状態遷移に該当する変速として4速から1速に変速されるケースについて説明した。しかしながら、例えば変速段がより多段となるようにトランスミッションを構成した場合など、異常状態遷移に該当する変速を複数設定しても良い。例えば、トランスミッションの変速段を5段に構成した場合、5速→2速、5速→1速、4速→1速となる変速を異常状態遷移に該当する変速として検出するようにしても良い。
また、上述した実施形態では、本発明に係る電子制御装置が、車両のトランスミッションの変速を制御する例について説明した。しかしながら、本発明に係る電子制御装置の制御対象は車両のトランスミッションに限られるわけではない。例えば、複数の関節などの可動部を備えたロボットなど、複数の制御信号の組合せに対応する複数の状態のいずれかに制御されるものであれば、本発明に係る電子制御装置の制御対象となり得る。
10:車両用自動変速制御装置
11:制御マイコン
12:変速制御部
13:変速監視部
14:監視マイコン
15:監視部
16:異常遷移検出部
21〜24:出力回路
25:高速段検出回路
26:低速段検出回路

Claims (13)

  1. 制御対象を、複数の制御信号の組合せに対応する複数の状態のいずれかに制御する電子制御装置(10)であって、
    前記制御対象を目標とする状態に制御するため、制御ソフトウエアの実行によって前記複数の制御信号を生成する制御マイコン(11)と、
    前記複数の制御信号、もしくは前記複数の制御信号に応じて前記制御対象に出力される複数の駆動信号をモニタし、異常状態遷移として予め定めた第1の状態から第2の状態への状態遷移の発生を検出する異常検出回路(16、25、26)と、有し、
    前記異常検出回路は、異常状態遷移の発生を検出すると、所定の安全処置を取るように構成され、
    前記異常検出回路は、
    前記制御対象が前記第1の状態となる前記複数の駆動信号の組合せを検出すると、第1の検出信号を出力する第1の検出回路(25)と、
    前記制御対象が前記第2の状態となる前記複数の駆動信号の組合せを検出すると、第2の検出信号を出力する第2の検出回路(26)と、
    前記第1の検出回路から前記第1の検出信号が入力され、当該第1の検出信号に続いて、前記第2の検出回路から前記第2の検出信号が入力されたとき、前記第1の状態から前記第2の状態への異常状態遷移の発生を検出する検出部(16)と、を備える電子制御装置。
  2. 前記異常検出回路は、前記所定の安全処置として、前記制御マイコンから出力される前記複数の制御信号を遮断する請求項1に記載の電子制御装置。
  3. 前記異常検出回路は、前記所定の安全処置として、前記制御マイコンにリセット信号を出力する請求項1又は2に記載の電子制御装置。
  4. 前記検出部は、前記第1の状態が終了し、次の状態へ切り替えられるときに、前記第1の状態の終了からの経過時間を測定し、前記経過時間が所定時間に達する以前に前記第2の状態に切り替えられた場合、前記異常状態遷移の発生を検出する請求項に記載の電子制御装置。
  5. 前記第1の検出回路及び前記第2の検出回路は、ハードロジック回路として構成されたものである請求項1乃至4のいずれかに記載の電子制御装置。
  6. 前記検出部もハードロジック回路により構成され、前記第1の検出回路及び前記第2の検出回路と半導体集積回路(27)として一体的に構成された請求項に記載の電子制御装置。
  7. 前記検出部は、監視マイコン(14)により構成されたものである請求項乃至のいずれかに記載の電子制御装置。
  8. 前記制御マイコンは、前記制御対象を制御するための制御処理を実行する制御部(12
    )と、当該制御部が正常に動作しているかを監視する第1の監視部(13)と、を有し、
    前記監視マイコンは、前記第1の監視部が正常に監視動作を行っているかをさらに監視する第2の監視部(15)を有する請求項に記載の電子制御装置。
  9. 前記制御マイコンは、前記複数の制御信号として、それぞれ、高レベル又は低レベルの制御信号を出力するものであり、
    前記駆動信号も、前記制御信号のレベルに応じて、高レベル又は低レベルに切り換えられ、
    前記第1の状態における前記複数の駆動信号と、前記第2の状態における前記複数の駆動信号とでは、前記複数の駆動信号のそれぞれのレベルが反転するように設定される請求項1乃至のいずれかに記載の電子制御装置。
  10. 制御対象を、複数の制御信号の組合せに対応する複数の状態のいずれかに制御する電子制御装置(10)であって、
    前記制御対象を目標とする状態に制御するため、制御ソフトウエアの実行によって前記複数の制御信号を生成する制御マイコン(11)と、
    前記複数の制御信号、もしくは前記複数の制御信号に応じて前記制御対象に出力される複数の駆動信号をモニタし、異常状態遷移として予め定めた第1の状態から第2の状態への状態遷移の発生を検出する異常検出回路(16、25、26)と、有し、
    前記異常検出回路は、異常状態遷移の発生を検出すると、所定の安全処置を取るように構成され、
    前記制御マイコンは、前記複数の制御信号として、それぞれ、高レベル又は低レベルの制御信号を出力するものであり、
    前記駆動信号も、前記制御信号のレベルに応じて、高レベル又は低レベルに切り換えられ、
    前記第1の状態における前記複数の駆動信号と、前記第2の状態における前記複数の駆動信号とでは、前記複数の駆動信号のそれぞれのレベルが反転するように設定される電子制御装置。
  11. 前記制御対象は、車両に用いられ、複数のソレノイドへの駆動電流の通電に応じて、変速位置が制御される変速装置であって、
    前記異常検出回路は、所定の高速側の変速位置にある状態を前記第1の状態とし、所定の低速側の変速位置にある状態を前記第2の状態とし、前記所定の高速側の変速位置から前記所定の低速側の変速位置への切り替えが行われたことを、異常状態遷移として検出する請求項1乃至10のいずれかに記載の電子制御装置。
  12. 制御対象を、複数の制御信号の組合せに対応する複数の状態のいずれかに制御する電子制御装置(10)であって、
    前記制御対象を目標とする状態に制御するため、制御ソフトウエアの実行によって前記複数の制御信号を生成する制御マイコン(11)と、
    前記複数の制御信号、もしくは前記複数の制御信号に応じて前記制御対象に出力される複数の駆動信号をモニタし、異常状態遷移として予め定めた第1の状態から第2の状態への状態遷移の発生を検出する異常検出回路(16、25、26)と、有し、
    前記異常検出回路は、異常状態遷移の発生を検出すると、所定の安全処置を取るように構成され、
    前記制御対象は、車両に用いられ、複数のソレノイドへの駆動電流の通電に応じて、変速位置が制御される変速装置であって、
    前記異常検出回路は、所定の高速側の変速位置にある状態を前記第1の状態とし、所定の低速側の変速位置にある状態を前記第2の状態とし、前記所定の高速側の変速位置から前記所定の低速側の変速位置への切り替えが行われたことを、異常状態遷移として検出する電子制御装置。
  13. 前記異常検出回路は、異常状態遷移の発生を検出すると、前記制御マイコンから出力される前記複数の制御信号を遮断するものであり、
    前記変速装置は、前記制御マイコンからの前記複数の制御信号が遮断されたとき、変速位置が、前記車両の退避走行を可能とする所定位置に固定される請求項11又は12に記載の電子制御装置。
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