JP6692366B2 - ビームフォーミング及びmimo向け局部発振器の位相同期 - Google Patents

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Description

例えばビームフォーミング送信器、ビームフォーミング受信器などの、無線ネットワークにおけるビームフォーミングシステムは、特定の角度では信号が強め合う干渉を受け、同時に他の信号は弱め合う干渉を受けるようにアンテナアレイの2つ以上のアンテナエレメントによって送信又は受信される信号を結合することで指向性信号制御を提供する。このような指向性制御は、無線ネットワークにおいて改善された通信範囲及びより少ない干渉をもたらす。単純化のため、以降はビームフォーミング送信器を参照する。しかしながら、本明細書で説明される課題及び解決法は、ビームフォーミング受信器を含む、ビームフォーミング又は位相制御を利用する任意のエレメントに対して適用できることは理解されたい。
ビームフォーミング送信器の指向性制御は、各アンテナエレメントに与えられる信号の位相及び相対振幅を制御することで達成されてよい。したがって、ビームフォーミング送信器の性能は、各アンテナエレメントの位相制御の精度と密接不可分である。いくつかのシステムは、対応するアンテナエレメントに対する所望の位相シフトを実現するために、各アンテナエレメントに対して局部発振器(LO)信号の位相制御を伴う局部発振器ビームフォーミングを実施する。そのようなLO信号の位相制御は、別の送信器間の静的な位相誤差の良好な制御を要求する。
しかし、送信器間の静的な位相誤差は、予測することが困難である。例えば、集積ダイレクトアップコンバージョン無線機は、典型的には、例えばデジタル直交周波数分周器でLO信号を分周することでアップコンバージョン混合信号を生成する。そのような分周器は、各状態が異なる位相に関連付けられる、取りうる内部状態のうちのいずれか1つで起動してよい。これは、ビームフォーミング送信器、特に各送信器が送信スロット間で電源を落とす時分割全二重(TDD)システムにおける課題である。各アンテナエレメントがそれ自身の送信器を持つため、送信器の電源が再投入される度に各アンテナエレメントの初期位相は未知であるため、送信スロット間で結果として生じる放射パターンは常に変化する。これと同様の問題はTDDビームフォーミング受信器、並びに多入力多出力(MIMO)システムの送信器及び/又は受信器にもまた存在する。従って、アンテナ信号の位相を制御する場合に、このような開始位相変動を考慮する必要がある。
本明細書で開示される解決法は、入力信号を対応するRFフロントエンド回路のミキサの混合信号と混合することで、複数の無線周波数(RF)フロントエンド回路によって生成される各出力信号の初期位相を決定する。その目的で、本明細書で開示される解決法は、(全てのRFフロントエンド回路で共通の)基準信号と各混合信号との間の時間差を測定することで、複数のRFフロントエンド回路のそれぞれの時間差を測定する。その後、各出力信号の初期位相は、対応するRFフロントエンド回路に対する測定された時間差に基づき決定される。その際、本明細書で開示される解決法は、RFフロントエンドが起動される場合の位相の任意の不確かさを算定し、対応するアンテナエレメントの位相が精度よく制御されることを可能にする。
1つの例示的な実施形態は、複数のRFフロントエンド回路によって生成された各出力信号の初期位相を決定する方法を提供するものであり、当該RFフロントエンド回路のそれぞれが、そのRFフロントエンド回路の出力信号を生成するために入力信号を混合信号と混合するよう構成されたミキサを備えている。当該方法は複数のRFフロントエンド回路で共通の基準信号を生成することを含む。複数のRFフロントエンド回路のそれぞれに対して、当該方法はさらに基準信号のスタートエッジと対応する混合信号のストップエッジとの間の時間差を測定することを含む。対応するRFフロントエンド回路に対して、スタートエッジは測定期間の始まりを定義し、各ストップエッジは測定期間の終わりを定義する。当該方法はさらに、対応するRFフロントエンド回路に対して測定された時間差から、各出力信号の初期位相を決定することを含む。
例示的な無線送受信器は、複数のRFフロントエンド回路、基準回路、及び各RFフロントエンド回路に対して1つの複数の時間測定回路を備える。RFフロントエンド回路のそれぞれは、RFフロントエンド回路の出力信号を生成するために入力信号と混合信号とを混合するように構成されるミキサを備える。基準回路は、複数のRFフロントエンド回路で共通の基準クロック信号を生成するよう構成される。各時間測定回路は、対応するミキサ及び基準回路の入力に作用可能に接続される。さらに、各時間測定回路は、基準信号のスタートエッジと、対応するRFフロントエンド回路の混合信号のストップエッジとの間の時間差を測定するよう構成される。対応するRFフロントエンド回路に対して、スタートエッジは測定期間の始まりを定義し、各ストップエッジは測定期間の終わりを定義する。当該無線送受信器は、対応するRFフロントエンド回路に対して測定された時間差から、各出力信号の初期位相を決定するよう構成される。
別の例示的な実施形態において、非一過性のコンピュータ可読媒体に格納されたコンピュータプログラム製品が、無線送受信器の複数の無線周波数(RF)フロントエンド回路の位相を制御する。コンピュータプログラムは、無線送受信器で動作する際に、無線送受信器に、入力信号と混合信号とを混合することでRFフロントエンド回路の出力信号を生成させ、複数のRFフロントエンド回路で共通の基準信号を生成させるソフトウェア命令を含む。ソフトウェア命令はさらに、基準信号のスタートエッジと、対応するRFフロントエンド回路の混合信号のストップエッジとの間の時間差を無線送受信器に測定させる。対応するRFフロントエンド回路に対して、スタートエッジは測定期間の始まりを定義し、各ストップエッジは測定期間の終わりを定義する。ソフトウェア命令はさらに、対応するRFフロントエンド回路に対して測定された時間差から、各出力信号の初期位相を無線送受信器に決定させる。
ビームフォーミングシステムの例示的なブロック図を示す。 1つの例示的な実施形態に従うビームフォーミング送信器のブロック図を示す。 図1のビームフォーミングシステムのための送信RFフロントエンドの例示的なブロック図を示す。 1つの例示的な実施形態に従う、位相決定方法を示す。 1つの例示的な実施形態に従う初期位相を決定するための1つの例示的なシグナリング図を示す。 別の例示的な実施形態に従う初期位相を決定するための1つの例示的なシグナリング図を示す。 TDCの1つの例示的な回路実装を示す。 図7AのTDCの例示的なシグナリング図を示す。 別の例示的な実施形態に従うビームフォーミング送信器のブロック図を示す。 別の例示的な実施形態に従う初期位相を決定するための例示的なシグナリング図を示す。 図1のビームフォーミングシステムのための受信RFフロントエンドの例示的なブロック図を示す。 1つの例示的な実施形態に従うビームフォーミング受信器のブロック図を示す。
図1は、M個のアンテナエレメント22を持つアンテナアレイ20を備えるビームフォーミングシステム10を示し、ここでm番目のアンテナエレメント22がm番目の無線周波数(RF)フロントエンド30に結合される。各RFフロントエンド30は、図2に示すように、位相同期ループ(PLL)32を備える。アンテナエレメント22に対するビームの方向を制御する1つの方法は、基準クロックに応じて、PLL32に入力される入力制御信号に対応するPLL出力信号の位相を、PLL32に制御させることである。いくつかの実施形態において、PLL制御信号は、PLL出力信号の所望の位相シフトを示し、アンテナアレイ20におけるアンテナエレメントの場所、所望のビーム方向、及び/又は所望のビーム形状に基づいて、例えばアレイコントローラといった、PLL32の外部のコントローラ(不図示)によって所望の位相シフトが決定される。他の実施形態において、PLL制御信号はアンテナアレイ20におけるアンテナエレメント22の位置、所望のビーム方向、及び/又は所望のビーム形状を示し、PLL32はPLL制御信号によって提供される情報に基づき所望の位相シフトを決定又は別のやり方で選択する。送信器の位相及びその後のビームの方向は、対応するRFフロントエンド30に与えられるデジタル又はアナログのベースバンド信号の位相を回転させることで同様又は追加的に制御されてよい。例えば、デジタルベースバンド信号の位相は所望量だけ回転されてよい。回転後、デジタルベースバンド信号はアナログ信号に変換されてよく、アップコンバージョンと送信とのために対応するRFフロントエンド30に適用されてよい。
図1は例示的なビームフォーミングシステム10の簡略ブロック図を示すことが理解されるであろう。説明に関連しない他の構成要素は、簡略化のために図面から除外される。
以降では、図3に示すようなビームフォーミング送信器100の観点から本明細書で開示される実施形態を最初に説明する。しかしながら、本明細書で開示される実施形態は、他のビームフォーミングエレメント、例えばビームフォーミング受信器(図10及び11)、及び/又は位相制御のために初期位相の知識を必要とする任意の類似システムに適用されることは理解されよう。
図2は、例えば図1に示すビームフォーミングシステム10の、m番目のRFフロントエンドである、例示的なRFフロントエンド30のブロック図を示す。各RFフロントエンド30は、位相同期ループ(PLL)32、PLL32の出力に作用可能に接続される分周器34、分周器34の出力に作用可能に接続されるアップコンバージョンミキサ36、及びミキサ36の出力に作用可能に接続される増幅器38を備える。PLL32は基準信号に対応する所望のPLL周波数fLOの信号を出力する。分周器34は所望の無線周波数の混合信号Smixを実現するために、PLL出力信号の周波数fLOをNで割り、ここでNは分数又は整数であってよい。アップコンバージョンミキサ36は混合信号Smixの周波数に対応する入力信号SIをアップコンバートする。増幅器38、例えばパワーアンプは、出力信号、例えば対応するアンテナエレメント22による送信のための送信信号Sout(m)を生成するためにアップコンバートされた信号を増幅する。
図3に示すように、送信器100は、基準回路40と、各RFフロントエンド回路30に対して1つの、複数の時間測定回路50、例えば時間−デジタル変換器(TDC)、とを含む。基準回路40は、複数のRFフロントエンド回路30で共通の基準クロック信号SRを生成するよう構成される。基準回路40は、所望の周波数の基準クロック信号を生成可能な任意の既知のクロック回路を備えてよい。更に、必要ではないが、基準回路40によって出力される基準クロック信号SRは、各RFフロントエンド回路30の位相同期ループ32に提供される位相同期ループ基準信号としても用いられてよい。
各TDC50は、共通基準クロック信号SRを受信するために基準クロック回路40と、そしてRFフロントエンド回路30によって生成された混合信号Smixを受信するために対応するRFフロントエンド回路30と、に動作可能に接続される。各TDC50は、対応する混合信号Smixの現在の位相に関する時間差を測定し、測定された時間差に基づき対応するRFフロントエンド回路30の出力に対する初期位相を決定する。全ての時間差の測定/初期位相決定のために共通基準信号を用いることで、本明細書で提示される解決法は、各TDC50によって実行される時間差の測定が同時に、例えば基準クロック信号の次のエッジとともに発生することを確実にする。結果として、各出力信号に対して正確な初期位相を決定することができる。TDC50は時間差を出力してよく、又は、例えば数式1に従って、時間差から初期位相を計算し、計算された初期位相を出力してもよい。
より具体的には、図4はRFフロントエンド回路30のそれぞれによって生成される各出力信号Soutの初期位相を決定するための例示的な方法200を示す。基準回路40が基準信号SRを生成(ブロック210)した後、TDC50は、m番目のRFフロントエンド回路30に対して基準クロック信号SRのスタートエッジtedge(SR)と混合信号Smixのストップエッジtedge(Smix(m))との間の差を測定することでm番目のRFフロントエンド回路30に対する時間差Δt(m)を測定(ブロック220)する。送信器100は、対応する測定された時間差の関数として各RFフロントエンド回路30によって出力される、この場合は送信信号Sout(m)である、出力信号の初期位相を決定(ブロック230)する。
図5及び6は、様々な実施形態に従う図4の時間測定処理を示す信号図を示す。TDC50は、基準クロック信号SRのエッジ、例えば立ち上がりエッジでトリガし、立ち上がりエッジの後、混合信号Smixが立ち上がりエッジを有する期間を測定する。図5において、TDCは基準クロック信号SRの立ち上がりエッジの検出後に、混合信号Smixの次の立ち上がりエッジにおいて測定窓を終了させる。図6において、TDC50は基準クロック信号SRの立ち上がりエッジ検出の数クロック周期後に、混合信号Smixの立ち上がりエッジにおいて測定窓を終了させる。図6に示すような複数のLOクロック周期にわたる時間差の測定は、解決法を複雑にすることなく、又は測定の精度に影響を与えることなく、論理回路をトリガする際に準安定を避けるために用いられてもよい。どちらの場合にも、m番目の出力信号ST(m)に対する初期位相Δφi(m)は以下のように計算されてよい:
Figure 0006692366
ここでnTDC(m)は、m番目のTDC50によって測定される、スタートエッジ(例えば基準クロックの立ち上がりエッジtedge(SR))とストップエッジ(例えば混合信号の立ち上がりエッジtedge(Smix))との間のTDC量子化ステップの数を表し、ΔstepはTDC量子化ステップサイズを秒単位で表す。本明細書で開示される実施形態は、TDC50が混合信号及び基準クロック信号の立ち上がりエッジを用いることを要求せず、任意の信号のエッジ、例えば立ち下がりエッジ、が代替的に用いられてよいことは理解されるであろう。
図7AはTDC50のための1つの例示的な回路/論理回路の実装を示し、一方で図7Bは図7AのTDC50に対応する1つの例示的な信号図を示す。上述したように、アーム信号は全ての実施形態には必要とされない。図7AにおけるAND、XOR及びタイミングゲートの構成は、測定窓の始まりと終わりを引き起こすため、及び測定窓の継続時間の測定を可能にするために、入力信号(SR、Smix、及び随意にアーム信号)に対応するロジック関数を実行する。各TDC50が同一の入力基準クロック信号及び(用いられる場合は)同一のアーム信号を有するため、測定窓の継続時間の決定は、各出力信号に対して初期位相が同時に決定されることを可能にする。
送信器100は、対応するアンテナエレメント22の精度のよい位相制御を容易にするために、決定された初期位相Δφi(m)を用いる。その目的のために、送信器100はまた、図3に示されるように、各RFフロントエンド回路30に対する位相制御回路60を含んでもよい。位相制御回路60は対応するTDC50から決定した初期位相Δφi(m)を受信してもよい。代替的に、位相制御回路60は対応するTDC50から測定された時間差Δt(m)を受信してもよく、そして次に受信済みの測定された時間差から初期位相Δφi(m)を計算してもよい。任意のイベントにおいて、位相制御回路60は、m番目のRFフロントエンド回路30が既知の初期位相から任意の位相制御動作を実行できるように、対応するm番目のRFフロントエンド回路30の位相を初期化又は「較正」するために初期位相Δφi(m)を用いる。位相制御回路60は次に、出力信号に対する所望の位相値を達成するために、出力信号に対して決定した初期位相を調整、例えば回転してもよい。例えば、位相制御回路60は、PLL出力信号の位相を制御するために用いられる入力制御信号を調整するために初期位相を用いてもよい。代替的に、位相制御回路60はベースバンド信号SIの位相を制御/調整するために初期位相を用いてもよい。位相制御回路60は、既知の初期位相値から位相調整を効果的に開始するため、得られる位相制御は精度が高く、例えばビームフォーミングといった所望の性能を確実に達成する。
図3は、単一の集積回路上に全てのRFフロントエンド回路30を持つ送信器を含む。しかしながら、本明細書で提示される解決法は、図8に示されるように、異なるRFフロントエンド回路30が異なる集積回路上に配置される場合にも用いられることができる。そのような場合には、送信器100はさらに各集積回路に対して同期回路70を含む。各同期回路70は、例えばすべての集積回路で共通のクロックで動作するカウンタを用いて、実施されてよい。同期回路70は異なる集積回路上で発生するタイミング測定を同期させる。タイミング測定を同期させるために、各同期回路70は図9に示すように、集積回路上のTDC50にアーム信号を提供する。更に、同期回路70は、送信器100において各TDC50に提供されるアーム信号が同期されることを保証するために、集積回路間でもまた同期される。図9に示すように、例えばレベルがハイになるなどしてアーム信号が活性化されると、TDC50は、基準クロック信号SRのエッジ、例えば立ち上がりエッジでトリガし、Δt(m)を決定するために、当該立ち上がりエッジの後、混合信号Smixが立ち上がりエッジを有するまでの期間を測定する。m番目の出力信号Sout(m)に対する初期位相Δφi(m)は数式(1)に従って計算されてもよい。上述した例は、送信器100の異なる回路が異なる集積回路上に配置される場合に、同期回路70と対応する「アーム」信号しか用いない一方で、同期回路70の使用はこれに限定されない。全てのRFフロントエンド回路30が単一の集積回路上に配置される場合を含め、送信器100は任意の送信器構成に対して同期回路(群)70及び対応するアーム信号(群)を用いてもよいことは理解されたい。
上述したように、本明細書で提示される解決法はビームフォーミング受信器にもまた適用される。この場合、位相制御回路は、所望のビームフォーミングの利益を達成するために、受信された信号がどのように合成されるかを制御する。
図10は、m番目のアンテナエレメント22、m番目の受信RFフロントエンド30、及び対応するm番目のTDC50のブロック図を示す。この場合、アンテナエレメント22は、RFフロントエンド回路30のミキサ36に対して増幅された入力信号SIを生成する増幅器39に受信信号を提供する。送信器の実施形態と同様に、基準回路40(図11)は複数のRFフロントエンド回路30で共通の基準クロック信号SRを生成する。更に、必要ではないが、基準回路40によって出力される基準クロック信号SRは、各RFフロントエンド回路30の位相同期ループ32に提供される位相同期ループ基準信号として用いられてもよい。
各TDC50は共通の基準クロック信号SRを受信するための基準クロック回路40へ、及びRFフロントエンド回路30によって生成される混合信号Smixを受信するための対応するRFフロントエンド回路30へ、動作可能に接続される。各TDC50は、対応する混合信号Smixの現在の位相に関する時間差を測定し、測定された時間差に基づき対応するRFフロントエンド回路30の出力に対する初期位相を決定する。受信ビームフォーミングのために、RFフロントエンド回路30に対して基準クロック信号SRのスタートエッジtedge(SR)と混合信号Smixのストップエッジtedge(Smix(m))との間の差を測定することでm番目のRFフロントエンド回路30に対して時間差Δt(m)を測定するTDC50がこれに含まれる。送信器100は、対応する測定された時間差の関数として、この場合は受信出力信号Sout(m)である、各RFフロントエンド回路30によって出力された出力信号の初期位相を決定する。
図11は同期回路70を含むビームフォーミング受信器の別のブロック図を示す。同期回路70は対応するTDC50にアーム信号を提供する。更に、複数の同期回路70が存在する場合、それぞれの同期回路は、送信器100において各TDC50に提供されるアーム信号が同期されることを保証するために、集積回路間でもまた同期される。アーム信号が例えば上昇するなどして活性化されると、TDC50は、Δt(m)を決定するために、基準クロック信号SRのエッジ、例えば立ち上がりエッジでトリガし、立ち上がりエッジの後、混合信号Smixが立ち上がりエッジを有するまでの期間を測定する。m番目の出力信号ST(m)に対する初期位相Δφi(m)は数式(1)に従って計算されてよい。
本明細書で提示される解決法は、例えば周波数分周器といった、RF回路要素によって発生する位相が、例えば回路の起動ごとに定期的に変化する状況に対して、初期位相を決定するための効果的でコスト効率の良い方法を提供する。複数のRF回路の出力信号の初期位相を同時に決定することで、本明細書で提示される解決法は精度の高い位相制御を可能にする。
本発明はもちろん、本発明の本質的な特徴から逸脱することなく、本明細書に具体的に記載されたもの以外の方法で実施されてもよい。本実施形態は、すべての点で例示的であって限定的ではないと見なされるべきであり、添付の特許請求の目的及び均等な範囲内の入るすべての変更は、その中に包含されることが意図される。

Claims (18)

  1. ビームフォーミングまたは多入力多出力(MIMO)システムの複数の無線周波数(RF)フロントエンド回路(30)によって生成される各出力信号の初期位相を決定する方法であって、該RFフロントエンド回路のそれぞれは、該RFフロントエンド回路に対する前記出力信号Sout(m)を生成するために、局部発振器信号を生成するための位相同期ループおよび入力信号SIを混合信号Smix(m)と混合するよう構成されるミキサ(36)を備え、前記方法は、
    該RFフロントエンド回路のそれぞれに対して前記局部発振器信号及び周波数分周器(34)から前記混合信号を得ることと、
    前記複数のRFフロントエンド回路に共通の基準信号を生成すること(210)であって、前記基準信号は、各RFフロントエンド回路における位相同期ループに与えられる位相同期ループ基準信号を含み、前記位相同期ループは前記基準信号に基づき前記局部発振器信号を生成する、生成することと
    前記複数のRFフロントエンド回路のそれぞれに対して、前記基準信号のスタートエッジtedge(SR)と、前記対応する混合信号のストップエッジtedge(Smix(m))との間の時間差Δt(m)を測定すること(220)であって、前記スタートエッジが測定期間の始まりを定義し、各ストップエッジが前記対応するRFフロントエンド回路の前記測定期間の終わりを定義し、
    前記対応するRFフロントエンド回路に対して測定された前記時間差から、各出力信号の前記初期位相Δφi(m)を計算すること(230)と、
    前記対応する出力信号の最終的な位相を所望の位相値に設定するために前記初期位相に基づいて前記位相同期ループに入力される入力制御信号を調整することと、を含む方法。
  2. 前記初期位相に基づいて前記位相同期ループに入力される前記入力制御信号を調整することは、前記出力信号の前記初期位相を、該出力信号の前記最終的な位相を前記所望の位相値に設定するために回転させることを含む請求項1に記載の方法。
  3. 前記スタート及びストップエッジの両方が立ち上がりエッジを含み、ここで前記ストップエッジは、前記スタートエッジの直後に発生する、前記対応する混合信号の次の立ち上がりエッジを含む請求項1に記載の方法。
  4. 前記測定期間が、前記混合信号の複数の周期にわたる請求項1に記載の方法。
  5. さらに、前記複数のRFフロントエンド回路のそれぞれに対して前記時間差の前記測定を同期させるために、前記RFフロントエンド回路にアーム信号を提供することを含む請求項1に記載の方法。
  6. 前記複数のRFフロントエンド回路のそれぞれが送信RFフロントエンド回路を含み、各出力信号Sout(m)がアンテナアレイのアンテナエレメントに与えられる送信信号を含む請求項1に記載の方法。
  7. 前記複数のRFフロントエンド回路のそれぞれが受信RFフロントエンド回路を含み、各入力信号がアンテナアレイのアンテナエレメントによってもたらされる受信信号SI(m)を含む請求項1に記載の方法。
  8. 無線回路(100)であって、
    ビームフォーミングまたは多入力多出力(MIMO)システムの複数の無線周波数(RF)フロントエンド回路(30)であって、該RFフロントエンド回路のそれぞれが、該RFフロントエンド回路に対する出力信号Sout(m)を生成するために入力信号SIを混合信号Smix(m)と混合するように構成されるミキサ(36)を備える前記複数のRFフロントエンド回路(30)と、
    前記基準信号に基づいて局部発振器信号を生成するための該RFフロントエンド回路のそれぞれに対する位相同期ループ(32)として実装される局部発振器と、
    前記位相同期ループの出力に作用可能に接続される周波数分周器(34)であって、前記周波数分周器の出力から前記混合信号が抽出され、前記基準信号は、各RFフロントエンド回路における位相同期ループに与えられる位相同期ループ基準信号を含む、前記周波数分周器(34)と、
    前記複数のRFフロントエンド回路に共通の基準信号SRを生成するよう構成される基準回路(40)と、
    各RFフロントエンド回路に対して1つの、複数の時間測定回路TDCであって、各時間測定回路が前記対応するミキサ及び前記基準回路の入力に作用可能に接続され、前記対応するRFフロントエンド回路の前記基準信号のスタートエッジtedge(SR)と前記混合信号のストップエッジtedge(Smix(m))との間の時間差Δt(m)を測定するように構成され、ここで前記対応するRFフロントエンド回路に対して、前記スタートエッジが測定期間の始まりを定義し、各ストップエッジが前記測定期間の終わりを定義する、前記複数の時間測定回路TDCと、
    を含み、
    ここで前記無線回路は、前記対応するRFフロントエンド回路に対して、測定された前記時間差から、各出力信号の初期位相Δφi(m)を計算し、前記対応する出力信号の最終的な位相を所望の位相値に設定するために前記初期位相に基づいて前記位相同期ループに入力される入力制御信号を調整するよう構成される無線回路。
  9. さらに、前記出力信号の前記初期位相を、該出力信号の前記最終位相を前記所望の位相値に設定するように回転することにより、前記初期位相に基づいて前記位相同期ループに入力される入力制御信号を調整するよう構成される位相制御回路(60)を含む請求項に記載の無線回路。
  10. 前記スタート及びストップエッジの両方が立ち上がりエッジを含み、前記ストップエッジは、前記スタートエッジの直後に発生する、前記対応する混合信号の次の立ち上がりエッジを含む請求項に記載の無線回路。
  11. 前記測定期間が、前記混合信号の複数の周期にわたる請求項に記載の無線回路。
  12. 前記時間測定回路のそれぞれに共通のアーム信号を与えることで、前記複数のRFフロントエンド回路のそれぞれに対する前記時間差の前記測定を同期させるように、前記時間測定回路の動作を同期するよう構成される少なくとも1つの同期回路(70)をさらに備える請求項に記載の無線回路。
  13. 各時間測定回路が、前記対応するRFフロントエンド回路に対して測定された前記時間差に基づき、前記対応する出力信号の前記初期位相を計算する請求項に記載の無線回路。
  14. さらに、各RFフロントエンド回路に対して1つの、複数の位相制御回路であって、前記対応するRFフロントエンド回路に対して測定される前記時間差に基づいて、前記対応する出力信号の前記初期位相を計算するよう各位相制御回路が構成される、前記複数の位相制御回路を含む請求項に記載の無線回路。
  15. 前記複数のRFフロントエンド回路のそれぞれが送信RFフロントエンド回路を含み、各出力信号がアンテナアレイのアンテナエレメントに与えられる送信信号を含む請求項に記載の無線回路。
  16. 前記複数のRFフロントエンド回路のそれぞれが受信RFフロントエンド回路を含み、各入力信号がアンテナアレイのアンテナエレメントによってもたらされる受信信号を含む請求項に記載の無線回路。
  17. 請求項8乃至16の何れか1項に記載の無線回路を備える無線送受信器。
  18. 無線回路に、
    入力信号を混合信号と混合することでビームフォーミングまたは多入力多出力(MIMO)システムの各RFフロントエンド回路に対して出力信号を生成(210)させ、
    局部発振器信号を生成するために、該RFフロントエンド回路のそれぞれに対する局部発振器信号および周波数分周器(34)から前記混合信号を得させ、
    前記複数のRFフロントエンド回路に共通の基準信号SRを生成させることであって、前記基準信号は、各RFフロントエンド回路における位相同期ループに与えられる位相同期ループ基準信号を含み、前記位相同期ループは前記基準信号に基づき前記局部発振器信号を生成する、生成させ、
    前記基準信号のスタートエッジと、前記対応するRFフロントエンド回路(220)の前記混合信号のストップエッジとの間の時間差を測定(220)させ、ここで前記スタートエッジは測定期間の始まりを定義し、各ストップエッジは前記対応するRFフロントエンド回路の前記測定期間の終わりを定義し、
    前記対応するRFフロントエンド回路に対して測定された前記時間差から、各出力信号の初期位相を計算(230)させ、
    前記対応する出力信号の最終的な位相を所望の位相値に設定するために前記初期位相に基づいて前記位相同期ループに入力される入力制御信号を調整させる、
    コンピュータプログラム。
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