JP6692054B2 - 同軸電磁装置 - Google Patents

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    • H02K35/00Generators with reciprocating, oscillating or vibrating coil system, magnet, armature or other part of the magnetic circuit
    • H02K35/06Generators with reciprocating, oscillating or vibrating coil system, magnet, armature or other part of the magnetic circuit with moving flux distributors, and both coil systems and magnets stationary

Description

本発明は、電磁の技術分野に関し、具体的には、動力を生成且つ出力すると同時に発電することができることで、自己発電と自走式モーターを形成する目的を達成することができ、さらに、電気モジュールの全磁気アシスト、トルクの増幅、及び、磁流の制御により、出力される動力を大きくすることができるとともに、発電モジュールによる発電量を増加させることのできる同軸電磁装置に関する。
一般に、電動機は、主に、電磁の原理を利用して高速回転を生じさせ、電動機は、相対的に回転運動するステータとロータからなり、可動コイル電動機を例とすると、そのうち、ステータの内縁には、複数のコイルが設けられ、ロータの外縁には、コイルに対応する複数の磁性部品が設けられ、コイルに電力供給することでコイルは磁化され、さらに、ロータの磁性部品との間に斥力と引力の磁力作用が生じることで、ロータを駆動して高速回転させ、さらに、ロータに設けられるシャフトを動かして動力を生成し出力する。モーターがその例である。
一般に、発電機は、誘導コイルユニット及び磁気ユニットからなる電磁装置であって、そのうち、誘導コイルユニットにおける少なくとも1つの磁束集中器には、少なくとも1つのコイルが設けられ、磁気ユニットにおける誘導コイルユニットの軸線の両端には、2つの磁性部品がそれぞれ設けられ、さらに、前記2つの磁性部品は、異極である磁極が相対して配列されるとともに、磁気ユニットと誘導コイルユニットは、ロータ及びステータとそれぞれ定義され、相対する線形運動または回転運動により、磁気ユニットの磁力線が切断されることで誘導コイルユニットのコイルが電圧を生成し、さらに、発電の目的が達成される。
上述の電動機と発電機の原理から言えば、電動機と発電機は、いずれも電磁原理を利用することで達成されるが、主に、電磁装置が電源に接続され電力を供給するか、電磁装置が負荷に接続され電力がプルアップされるかの違いによって、電動機と発電機がそれぞれ形成される。明らかな通り、両者は、同じメカニズムで設計されることも可能であるとともに、発電機を形成することで電動機に電力を供給して使用でき、さらに、電動機の動力により、発電機は発電することができるため、自己発電を行う、自走式モーターの装置が形成される。現在においても、実質的に上述の目的を達成する電磁装置を形成するため、多くの開発者が努力を重ねており、従来の一般的な設計では、主に、同じシャフトの両端に電動機と発電機に用いられる電磁ユニットがそれぞれ設けられる。
しかしながら、電動機の作動時に、間欠的な電力供給方式を採用する場合、必要な磁力作用を取得することで、前記ロータを駆動させるが、そのコイルと磁性部品による高磁束及び切断数の高い配置により、電力供給が一時停止される間、コイルは、慣性相対運動を行う磁性部品の導磁切断現象の影響を受け、内部で電圧が生じるため、前記電動機には、比較的大きな電力を入力する必要がある。よって、エネルギーの無駄遣いが引き起こされるとともに、同じ電力を入力した場合においても、電動機に出力させることのできる動力の効果は好ましくない。このように、発電機を組み合わせても十分な電力を生成して電動機に供給し使用させることができない。
つまり、従来の発電と電動の機能を備える電磁装置は、電動機の一部が電力供給を停止した際の発電現象を効果的に防止することができないため、電磁装置内の電圧が小さくなることで、電動機は、比較的大きなエネルギーを消費すると同時に、作動時の磁気抵抗は大きく、駆動時の磁気アシストは小さい。従って、自己発電、自走式モーターのニーズに応えることができないため、上述の問題をいかに解決するかについて、業界は開発者に強く期待している。
よって、本発明者は、上述の発電と電動の機能を兼ね備える電磁装置が作動時に直面する問題について深く研究するとともに、関連業界に従事した長年の経験をもとに、積極的に解決の道を探り、研究と試作の努力を重ねた結果、ついに同軸電磁装置の開発に成功し、従来の電磁装置における十分な電力と動力を自己生成することができないことによって引き起こされる悩みと不便さを克服することができた。
本発明は、主に、電気モジュールが電力供給を停止する際の内部電圧を減らすとともに、磁気抵抗を取り除くことで、電気モジュールが全磁気アシストを生成し、それにより、駆動時に入力する電力を小さくすることができ、エネルギーの損失が低減されるとともに、作動時の回転速度が高まることにより、出力動力をさらに効果的に向上させることができる同軸電磁装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、主に、電気モジュールのトルクの増幅及び好ましい磁流の制御により、磁気ディスクの回転速度を高め、発電モジュールが高い切断頻度を生じさせることで、発電量を増加させ、電気モジュールに電力を供給するニーズを満たすことにより、自己発電、自走式モーターの目的を達成する同軸電磁装置を提供することを目的とする。
これらに基づいて、本発明は、主に、以下に挙げる技術手段によって、上述の目的及びその効果を実現する。
同軸電磁装置は、相対運動する磁気ディスクとコイルディスクを間隔を空けて設けてなるとともに、磁気ディスクとコイルディスクには、少なくとも1つの電気モジュール及び少なくとも1つの発電モジュールがそれぞれ設けられ、そのうち、電気モジュールは、磁気ディスクとコイルディスクの最外径に設けられ、そのうち、発電モジュールは、磁気ディスクとコイルディスクの最内径に設けられる。さらに、前記磁気ディスクと前記コイルディスクは、ロータまたはステータとそれぞれ定義することができ、相対運動することができる。
前記少なくとも1つの電気モジュールは、磁気ディスクに設けられる一組の電気磁気ユニットと、コイルディスクに設けられるとともに、前記電気磁気ユニットに相対する一組の電気コイルユニットと、一組の感応スイッチユニットと、からなる。
そのうち、磁気ディスク上の電気磁気ユニットには、運動方向に沿って少なくとも1つの第1磁性部品及び少なくとも1つの第2磁性部品が配列され、さらに、前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品の長さは同じであるとともに、前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品は、運動方向に磁化され、さらに、隣り合う第1磁性部品及び第2磁性部品の磁極は、同極が隣り合う状態であるとともに、隣り合う第1磁性部品及び第2磁性部品の間、または第2磁性部品及び第2磁性部品の間は、同じ幅の磁気ギャップを備える。
コイルディスク上の電気コイルユニットは、少なくとも1つの同じ軸線と、互いに間隔をおいた誘導コイルを備え、前記誘導コイルは、磁束集中器及び磁束集中器に巻き付けられたコイルをそれぞれ備えるとともに、前記誘導コイルのコイルは、正電源または負電源の電源にそれぞれ接続されることができ、さらに、前記誘導コイルにおけるコイルの長さは、電気磁気ユニットにおける磁性部品のいずれの長さよりも大きいまたはその4分の1の長さであるとともに、電気磁気ユニットにおけるいずれの磁性部品の長さよりも小さいまたはその4分の3の長さである。さらに、前記誘導コイルの磁束集中器の長さは、電気磁気ユニットにおけるいずれかの磁性部品の長さに隣り合う磁気ギャップの幅を加えた長さよりも大きいまたは等しいとともに、電気磁気ユニットにおけるいずれかの磁性部品の長さに隣り合う磁気ギャップの幅を加え、さらに同じユニットのコイルの長さを加えた長さよりも小さいまたは等しい。
さらに、前記感応スイッチユニットは、電気磁気ユニットに設けられる少なくとも1つの電源検出装置と、少なくとも1つの電源断検出装置と、電気コイルユニットに設けられる少なくとも1つの導通誘導装置及び少なくとも1つの遮断誘導装置を備え、そのうち、前記少なくとも1つの電源検出装置は、前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品において運動方向に応じて相対して前記誘導コイルに入る磁極の端面にそれぞれ設けられ、前記少なくとも1つの電源断検出装置は、前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品において運動方向に応じて相対して前記誘導コイルから離れた磁極の端面にそれぞれ設けられる。さらに、前記少なくとも1つの導通誘導装置は、前記誘導コイルのコイルにおいて相対運動方向に前記電気磁気ユニットから離れた端部にそれぞれ設けられ、前記少なくとも1つの遮断誘導装置は、前記誘導コイルのコイルにおいて相対運動方向に前記電気磁気ユニットに入る端部にそれぞれ設けられる。
前記少なくとも1つの発電モジュールは、磁気ディスクに設けられる一組の発電磁気ユニットと、コイルディスクに設けられる一組の相対する発電コイルユニットと、からなる。
そのうち、前記発電磁気ユニットにおける磁気ディスク上には、運動方向に沿って少なくとも1つの第3磁性部品及び少なくとも1つの第4磁性部品が配列されるとともに、前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品は、運動方向に対して垂直に磁化され、前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品は、異極が隣り合う状態で配列される。さらに、前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品は、隣り合う電気磁気ユニットの前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品の磁気ギャップにいずれも対応するとともに、発電磁気ユニットの前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品は、隣り合う前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品、または、第2磁性部品及び第1磁性部品の磁極と、同極が隣り合う状態である。
さらに、前記発電コイルユニットにおけるコイルディスク上には、運動方向に沿って負荷に接続される少なくとも1つの発電コイルが配列されるとともに、前記少なくとも1つの発電コイルは、運動方向に対して垂直に延在する。さらに、前記少なくとも1つの発電コイルは、発電磁気ユニットにおける前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品のいずれにも対応する。
前記同軸電磁装置における前記電気コイルユニットの前記誘導コイルにおけるコイルの長さは、電気磁気ユニットのいずれかの磁性部品の長さの4分の2であり、磁束集中器の長さは、電気磁気ユニットのいずれかの磁性部品の長さに隣り合う磁気ギャップの幅を加えた長さである。
前記同軸電磁装置における前記コイルディスクの電気コイルユニットにおける前記誘導コイルの位置は、電気磁気ユニットにおける隣り合う磁性部品と同じ位置に対応して配列される。
前記同軸電磁装置における前記コイルディスクの電気コイルユニットにおける前記誘導コイルは、電気磁気ユニットにおける隣り合う磁性部品の位置に対応して、ずらして配列される。
前記同軸電磁装置における前記磁気ディスクをロータとするとともに、前記コイルディスクをステータとし、磁気ディスクの中心には、シャフトが設けられる。さらに、コイルディスクの中心には、シャフトが突き抜け且つ軸となる軸穴が形成されることで、磁気ディスクをコイルディスクに相対して回転させることができる。
本発明がさらに提供する同軸電磁装置は、同期して相対運動することのできる2つ以上の磁気ディスクと2つ以上のコイルディスクを間隔を空け交差させて設けてなるとともに、前記2つ以上の磁気ディスクと前記2つ以上のコイルディスクには、少なくとも1つの電気モジュールと、少なくとも1つの発電モジュールがそれぞれ設けられ、そのうち、電気モジュールは、磁気ディスクとコイルディスクの最外径に設けられ、そのうち、発電モジュールは、磁気ディスクとコイルディスクの最内径に設けられる。さらに、前記2つ以上の磁気ディスクと前記2つ以上のコイルディスクは、ロータまたはステータとそれぞれ定義することができ、互いに同期して相対運動することができる。
前記少なくとも1つの電気モジュールは、磁気ディスクに設けられる一組の電気磁気ユニットと、コイルディスクに設けられるとともに、前記電気磁気ユニットに相対する一組の電気コイルユニットと、一組の感応スイッチユニットと、からなる。
そのうち、磁気ディスク上の電気磁気ユニットには、運動方向に沿って少なくとも1つの第1磁性部品及び少なくとも1つの第2磁性部品が配列され、さらに、前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品の長さは同じであるとともに、前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品は、運動方向に磁化され、さらに、隣り合う第1磁性部品及び第2磁性部品の磁極は、同極が隣り合う状態であるとともに、隣り合う第1磁性部品及び第2磁性部品の間、または第2磁性部品及び第1磁性部品の間は、同じ幅の磁気ギャップを備える。
さらに、コイルディスク上の電気コイルユニットは、少なくとも1つの同じ軸線と、互いに間隔をおいた誘導コイルを備え、前記誘導コイルは、磁束集中器及び磁束集中器に巻き付けられたコイルをそれぞれ備えるとともに、前記誘導コイルのコイルは、正電源または負電源の電源にそれぞれ接続されることができ、さらに、前記誘導コイルにおけるコイルの長さは、電気磁気ユニットにおける磁性部品のいずれの長さよりも大きいまたはその4分の1の長さであるとともに、電気磁気ユニットにおけるいずれの磁性部品の長さよりも小さいまたはその4分の3の長さである。さらに、前記誘導コイルの磁束集中器の長さは、電気磁気ユニットにおけるいずれかの磁性部品の長さに隣り合う磁気ギャップの幅を加えた長さよりも大きいまたは等しいとともに、電気磁気ユニットにおけるいずれかの磁性部品の長さに隣り合う磁気ギャップの幅を加え、さらに同じユニットのコイルの長さを加えた長さよりも小さいまたは等しい。
さらに、前記感応スイッチユニットは、電気磁気ユニットに設けられる少なくとも1つの電源検出装置と、少なくとも1つの電源断検出装置と、電気コイルユニットに設けられる少なくとも1つの導通誘導装置及び少なくとも1つの遮断誘導装置を備え、そのうち前記少なくとも1つの電源検出装置は、前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品において運動方向に応じて相対して前記誘導コイルに入る磁極の端面にそれぞれ設けられ、前記少なくとも1つの電源断検出装置は、前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品において運動方向に応じて相対して前記誘導コイルから離れた磁極の端面にそれぞれ設けられる。さらに、前記少なくとも1つの導通誘導装置は、前記誘導コイルのコイルにおいて相対運動方向に前記電気磁気ユニットから離れた端部にそれぞれ設けられ、前記少なくとも1つの遮断誘導装置は、前記誘導コイルのコイルにおいて相対運動方向に前記電気磁気ユニットに入る端部にそれぞれ設けられる。
さらに、前記少なくとも1つの発電モジュールは、磁気ディスクに設けられる一組の発電磁気ユニットと、コイルディスクに設けられる一組の相対する発電コイルユニットと、からなる。
そのうち、前記発電磁気ユニットにおける磁気ディスク上には、運動方向に沿って少なくとも1つの第3磁性部品及び少なくとも1つの第4磁性部品が配列されるとともに、前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品は、運動方向に対して垂直に磁化され、前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品は、異極が隣り合う状態で配列される。さらに、前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品は、隣り合う電気磁気ユニットの前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品の磁気ギャップにいずれも対応するとともに、発電磁気ユニットの前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品は、隣り合う前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品、または、第2磁性部品及び第1磁性部品の磁極と、同極が隣り合う状態である。
さらに、前記発電コイルユニットにおけるコイルディスク上には、運動方向に沿って負荷に接続される少なくとも1つの発電コイルが配列されるとともに、前記発電コイルは、運動方向に対して垂直に延在する。さらに、前記発電コイルは、発電磁気ユニットにおける前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品のいずれにも対応する。
前記同軸電磁装置における前記電気コイルユニットの前記誘導コイルにおけるコイルの長さは、電気磁気ユニットのいずれかの磁性部品の長さの4分の2であり、磁束集中器の長さは、電気磁気ユニットのいずれかの磁性部品の長さに隣り合う磁気ギャップの幅を加えた長さである。
前記同軸電磁装置における前記2つ以上のコイルディスクの電気コイルユニットにおける前記誘導コイルの位置は、電気磁気ユニットにおける隣り合う磁性部品と同じ位置に対応して配列される。
前記同軸電磁装置における前記2つ以上のコイルディスクの電気コイルユニットにおける前記誘導コイルは、電気磁気ユニットにおける隣り合う磁性部品の位置に対応して、ずらして配列される。
前記同軸電磁装置における前記2つ以上の磁気ディスクをロータとするとともに、前記2つ以上のコイルディスクをステータとし、各磁気ディスクの中心には、シャフトが設けられる。さらに、各コイルディスクの中心には、シャフトが突き抜け且つ軸となる軸穴が形成されることで、前記2つ以上の磁気ディスクを前記2つ以上のコイルディスクに相対且つ同期して回転させることができる。
このように、電気モジュールのトルクの増幅及び好ましい磁流の制御により、磁気ディスクの回転速度を高めることができることで、電気モジュールが消費する電力を減らし、推力を大きくする目的が達成されると同時に、発電モジュールが高い切断頻度を生じさせることで、発電量を増加させ、電気モジュールに電力を供給するニーズを満たすことにより、自己発電、自走式モーターの目的が達成される。
本発明の構成、特徴、その他の目的について、審査委員がさらに理解できるように、以下に本発明の好ましい実施例を挙げるとともに、図と組み合わせて詳しく説明し、同時に、上述の技術分野を熟知した技術者が具体的に実施できるようにする。
本発明の同軸電磁装置における好ましい実施例の斜視構造図である。 本発明における同軸電磁装置の好ましい実施例における磁気ディスクの平面配置図である。 本発明における同軸電磁装置の好ましい実施例におけるコイルディスクの平面配置図である。 本発明における同軸電磁装置の好ましい実施例における動作を示すとともに、電力供給時の状態を示した図である。 本発明における同軸電磁装置の好ましい実施例における別の動作を示すとともに、電力無供給時の状態を示した図である。 本発明における同軸電磁装置の別の好ましい実施例における側面平面図であるとともに、ディスクがマトリックス化した状態を示した図である。
本発明は、同軸電磁裝置であり、付属図に例示された本発明の具体的な実施例及びその構成部品における、前と後ろ、左と右、頂部と底部、上部と下部、水平と垂直に関するすべての参考例は、説明しやすくするためのみに用いられるものであって、本発明を制限するものではないとともに、その構成部品は、いかなる位置または空間方向にも制限されない。図と説明書において指定された寸法は、本発明の特許請求の保護範囲内から離れない場合、本発明の具体的な実施例の設計と必要に基づいて変更することができるものとする。
図1に示す通り、本発明の同軸電磁装置は、相対運動することのできる少なくとも1つの磁気ディスク1と、少なくとも1つのコイルディスク2を間隔を空け交差させて設けてなるとともに、磁気ディスク1とコイルディスク2には、少なくとも1つの電気モジュール101と、発電モジュール102がそれぞれ設けられ、そのうち、電気モジュール101は、磁気ディスク1とコイルディスク2の最外径に設けられ、そのうち、発電モジュール102は、磁気ディスク1とコイルディスク2の最内径に設けられる。さらに、前記2つ以上の磁気ディスク1と前記2つ以上のコイルディスク2は、ロータまたはステータとそれぞれ定義することができ、互いに同期して相対運動することができる。本発明の好ましい実施例では、前記2つ以上の磁気ディスク1をロータとするとともに、前記2つ以上のコイルディスク2をステータとする。
参照する図1、図2、及び図3に示す通り、本発明の好ましい実施例において、具体的には、前記少なくとも1つの電気モジュール101は、磁気ディスク1に設けられる一組の電気磁気ユニット10と、コイルディスク2に設けられる一組の相対する電気コイルユニット20と、一組の感応スイッチユニット30と、からなる。
さらに、図1、図2に示す通り、これらの電気磁気ユニット10における磁気ディスク1には、運動方向に沿って少なくとも1つの第1磁性部品11及び少なくとも1つの第2磁性部品12が間隔をおいて配列され、さらに、前記少なくとも1つの第1磁性部品11及び第2磁性部品12の長さは同じであるとともに、前記少なくとも1つの第1磁性部品11及び第2磁性部品12は、運動方向に磁化され、さらに、隣り合う第1磁性部品11及び第2磁性部品12、または第2磁性部品12及び第1磁性部品11の磁極は、同極が隣り合う状態である。例えば、N極はN極に対応する、または、S極はS極に対応するとともに(図2に図示)、隣り合う第1磁性部品11及び第2磁性部品12の間、または第2磁性部品12及び第1磁性部品11の間は、同じ幅の磁気ギャップ13を備え、さらに、各磁気ディスク1の中心には、シャフト105が設けられ、同期して回転する。
図1、図3に示す通り、これらの電気コイルユニット20は、コイルディスク2上に少なくとも1つの同じ軸線と、互いに間隔をおいた誘導コイル21をそれぞれ備え、前記誘導コイル21は、磁束集中器22及び磁束集中器22に巻き付けられたコイル23をそれぞれ備えるとともに、前記コイル23は、電源に接続され、前記電源は、正電源または負電源であることができることで、誘導コイル21のコイル23は、電源に接続されている場合磁化され、電気コイルユニット20の相対する電気磁気ユニット10によって、2つの相対運動する磁力が生成される。さらに、前記誘導コイル21のコイル23の長さは、磁性部品11及び磁性部品12の長さより大きい、またはその4分の1の長さであるとともに、コイル23の長さは、磁性部品11及び磁性部品12の長さより小さい、またはその4分の3の長さであり、本発明におけるコイル23の最も好ましい長さは、磁性部品11及び磁性部品12の長さと同じである、またはその4分の2の長さである。さらに、前記誘導コイル21の磁束集中器22の長さは、磁性部品11及び磁性部品12のいずれかの長さに隣り合う磁気ギャップ13の幅を加えた長さより大きいまたは等しいとともに、磁束集中器22の長さは、磁性部品11及び磁性部品12のいずれかの長さに隣り合う磁気ギャップ13の幅を加え、さらに同じユニットのコイル23の長さを加えた長さより小さいまたは等しい。本発明における磁束集中器22の最も好ましい長さは、磁性部品11及び磁性部品12のいずれかの長さに隣り合う磁気ギャップ13の幅を加えた長さであり、さらに、各コイルディスク2の中心には、シャフト105が突き抜け且つ軸となる軸穴205が形成されることで、磁気ディスク1をコイルディスク2に相対して回転させることができる。
参照する図2、図3に示す通り、前記感応スイッチユニット30は、磁気ディスク1の電気磁気ユニット10に設けられる少なくとも1つの電源検出装置31と、少なくとも1つの電源断検出装置32と、コイルディスク2の電気コイルユニット20に設けられる少なくとも1つの導通誘導装置35と少なくとも1つの遮断誘導装置36を備え、電気コイルユニット20のコイル23が電源に接続されるかどうかを制御する。そのうち、前記少なくとも1つの電源検出装置31は、前記少なくとも1つの第1磁性部品11及び第2磁性部品12において運動方向に応じて相対して前記誘導コイル21に入る磁極の端面にそれぞれ設けられ、前記少なくとも1つの電源断検出装置32は、前記少なくとも1つの第1磁性部品11及び第2磁性部品12における運動方向に応じて相対して前記誘導コイル21から離れた磁極の端面にそれぞれ設けられる。さらに、前記少なくとも1つの導通誘導装置35は、前記誘導コイル21のコイル23において相対運動方向に前記これらの電気磁気ユニット10から離れた端部にそれぞれ設けられ、前記少なくとも1つの遮断誘導装置36は、前記誘導コイル21のコイル23において相対運動方向にこれらの前記電気磁気ユニット10に入る端部にそれぞれ設けられ、誘導コイル21上の導通誘導装置35が第1磁性部品11及び第2磁性部品12の電源検出装置31を検出した場合、電源と対応する前記誘導コイル21のコイル23が接続されて電力が供給されるようにすることができることで、図4に示す通り、磁化を発生させて磁力作用を生じさせる。前記少なくとも1つの遮断誘導装置36が第1磁性部品11及び第2磁性部品12の電源断検出装置32を検出した場合、対応する前記誘導コイル21のコイル23は、電源に接続されず、図5に示す通り、電源無供給の状態を形成することができるとともに、誘導コイル21のコイル23に電源が接続されて電力が供給される部分が、第1磁性部品11及び第2磁性部品12の位置とちょうど相対する場合、内部電圧の上昇を低減することができるため、効果的に入力電力を小さくすることができる。
前記少なくとも1つの発電モジュール102は、磁気ディスク1に設けられる一組の発電磁気ユニット15と、コイルディスク2に設けられ且つ相対する一組の発電コイルユニット25と、からなる。
そのうち、これらの前記発電磁気ユニット15には、磁気ディスク1の運動方向に沿って少なくとも1つの第3磁性部品16及び少なくとも1つの第4磁性部品17が配列されるとともに、前記少なくとも1つの第3磁性部品16及び第4磁性部品17は、運動方向に対して垂直に磁化され、前記少なくとも1つの第3磁性部品16及び第4磁性部品17は、異極が隣り合う状態で配列され、さらに、前記少なくとも1つの第3磁性部品16及び第4磁性部品17は、隣り合う電気磁気ユニット10の前記少なくとも1つの第1磁性部品11及び第2磁性部品12の磁気ギャップ13にいずれも対応するとともに、発電磁気ユニット15の前記少なくとも1つの第3磁性部品16及び第4磁性部品17は、隣り合う前記少なくとも1つの第1磁性部品11及び第2磁性部品12、または第2磁性部品12及び第1磁性部品11の磁極と同極が隣り合う状態であることで、方向が一致した磁束が形成されるため、磁気破壊が生じるの防止することができ、好ましい磁流が維持されることで、磁気アシストの強度及び発電切断数を高めることができ、例えば、N極はN極に対応する、またはS極はS極に対応する(図2に図示)。
さらに、これらの前記発電コイルユニット25には、コイルディスク2の運動方向に沿って少なくとも1つの負荷に接続された発電コイル26が配列されるとともに、これらの前記発電コイル26は、運動方向に対して垂直に延在し、さらに、これらの前記発電コイル26は、発電磁気ユニット15の前記少なくとも1つの第3磁性部品16及び第4磁性部品17にいずれも対応することで、発電磁気ユニット15の前記少なくとも1つの第3磁性部品16及び第4磁性部品17が、発電コイルユニット25の発電コイル26の磁力線から切断された場合、発電作用を生じさせることができるとともに、負荷に使用するまたは保存することができる。
このようにして、自己発電することができるとともに、自走式モーターの同軸電磁装置が構成される。
本発明の同軸電磁装置が好ましい実施例において実際に作動する際、図4、図5に示す通り、前記2つ以上の磁気ディスク1の電気磁気ユニット10が前記2つ以上のコイルディスク2の電気コイルユニット20と同期して相対運動を行う場合、例として、本発明では、磁気ディスク1をロータ回転とし、コイルディスク2をステータ不動時とする。
図4に示す通り、感応スイッチユニット30における電気磁気ユニット10の第1磁性部品11または第2磁性部品12上の同じ運動方向の一端の電源検出装置31において、電気コイルユニット20におけるコイル23上の相対運動方向に離れた端子の導通誘導装置35を検出した場合、前記電気コイルユニット20の対応するコイル23は、それぞれ負電源または正電源を供給することで、前記誘導コイル21の磁束集中器22は、コイル23が磁化されることで対応する極性を生じさせ、その第1磁性部品11がS極においてコイル23に対応する場合、前記誘導コイル21の磁束集中器22における運動方向に入る端部の極性は、N極であり、離れた端部の極性は、S極である。その第2磁性部品12がN極において前記コイル23に対応する場合、前記誘導コイル21の磁束集中器22における運動方向に入る端部の極性は、S極であり、離れた端部の極性は、N極である。さらに、この時、前記誘導コイル21の磁束集中器22における相対運動方向に入る端部の位置は、次の隣り合う第2磁性部品12または第1磁性部品11に設けられることで、電気コイルユニット20の前記誘導コイル21における相対運動方向に離れた端部の極性と前記誘導コイルの第1磁性部品11または第2磁性部品12の磁極は、同極が反発しあう状態であり、相対運動方向に反発する推力が形成される。同時に、電気コイルユニット20における前記誘導コイル21の磁束集中器22における相対運動方向に入る端部の極性と、前記誘導コイルの第1磁性部品11及び第2磁性部品12の次の隣り合う第2磁性部品12及び第1磁性部品11の磁極は、いずれも同極が反発しあう状態であることで、その相対運動方向に別の反発する推力が形成されることによって、電気コイルユニット20と電気磁気ユニット10の相対運動方向に、完全な推力である磁気アシストが形成され、それにより、磁気ディスク1の回転速度を効果的に高めることができ、さらに、出力される動力が高まる。
反対に、図5に示す通り、前記電気磁気ユニット10と前記電気コイルユニット20は、相対運動を続け、感応スイッチユニット30が、電気磁気ユニット10における前記誘導コイル21に電力供給する第1磁性部品11及び第2磁性部品12上における逆向きの運動方向の一端の電源断検出装置32において、電気コイルユニット20における前記誘導コイル21のコイル23上の相対運動方向に入る端子の遮断誘導装置36を検出した場合、電気コイルユニット20のコイル23の電源は切断されることで、電気コイルユニット20の誘導コイル21は、作用する磁場を形成しないことで、前記誘導コイル21のコイル23が磁気ギャップの発電領域に入ることで、磁化コイル23を磁化して対応する極性を生じさせるために、大きな電力を入力しなければならない状況が防止される。
さらに、電気磁気ユニット10の前記少なくとも1つの第1磁性部品11及び第2磁性部品12の磁極軸線は、運動方向に対して平行した状態であることで、電気コイルユニット20の誘導コイル21におけるコイル23の磁石の無発電部において、効果的に内部電圧を減らすことができることで、誘導コイル21のコイル23が電力を供給し駆動する際の入力電力を減らすことができると同時に、一定方向の磁流において大きくされた磁気アシストによって、磁気ディスク1の回転速度を高めることで、消費電力を減らし、推力を大きくする目的が達成される。
さらに、電気モジュール101は、磁気ディスク1とコイルディスク2の最外径に設けられ、発電モジュール102は、磁気ディスク1とコイルディスク2の最内径に設けられることにより、電気モジュール101のトルクの増幅及び一定方向の磁流の影響を受け、磁気ディスク1の加速回転時に、発電モジュール102の発電磁気ユニット15と発電コイルユニット25が高い切断頻度を生じさせることで、発電量を増加させ、電気モジュール101に電力を供給するニーズを満たすことにより、自己発電、自走式モーターの目的が達成される。
さらに、図6に示す通り、本発明の別の好ましい実施例におけるディスク式のマトリックス化された同軸電磁装置は、同極が相対する2つ以上の磁気ディスク1と2つ以上のコイルディスク2を間隔を空け交差させて設けることでなり、出力される全体的な運動エネルギーと電気エネルギーを効果的に大きくすることができる。
よって、本発明は、創意工夫に富む実用新案的な新しい発明であり、従来技術が直面していた問題を効果的に解決するだけでなく、さらに大幅に効果を高めるとともに、同じ技術分野において同じまたは類似した製品がまだ見られない場合の実用新案または公開使用においても、効果が促進されることを理解できるものとする。従って、本発明は、特許発明に関連する新規性と独創性の要件を満たしており、法律に基づいて特許発明が出願されている。
1 磁気ディスク
101 電気モジュール
102 発電モジュール
105 シャフト
10 電気磁気ユニット
11 第1磁性部品
12 第2磁性部品
13 磁気ギャップ
15 発電磁気ユニット
16 第3磁性部品
17 第4磁性部品
2 コイルディスク
205 軸穴
20 電気コイルユニット
21 誘導コイル
22 磁束集中器
23 コイル
25 発電コイルユニット
26 発電コイル
30 感応スイッチユニット
31 電源検出装置
32 電源断検出装置
35 導通誘導装置
36 遮断誘導装置。

Claims (10)

  1. 相対運動する磁気ディスクとコイルディスクを間隔を空けて設けてなる同軸電磁装置であって、
    磁気ディスクとコイルディスクには、少なくとも1つの電気モジュール及び少なくとも1つの発電モジュールがそれぞれ設けられ、
    そのうち、電気モジュールは、磁気ディスクとコイルディスクの最外径に設けられ、
    そのうち、発電モジュールは、磁気ディスクとコイルディスクの最内径に設けられ、
    さらに、前記磁気ディスクと前記コイルディスクは、ロータまたはステータとそれぞれ定義され、相対運動し、
    前記少なくとも1つの電気モジュールは、磁気ディスクに設けられる一組の電気磁気ユニットと、コイルディスクに設けられるとともに、前記電気磁気ユニットに相対する一組の電気コイルユニットと、一組の感応スイッチユニットと、からなり、
    そのうち、磁気ディスク上の電気磁気ユニットには、運動方向に沿って少なくとも1つの第1磁性部品及び少なくとも1つの第2磁性部品が配列され、
    さらに、前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品の長さは同じであるとともに、前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品は、運動方向に磁化され、
    さらに、隣り合う第1磁性部品及び第2磁性部品の磁極は、同極が隣り合う状態であるとともに、隣り合う第1磁性部品及び第2磁性部品の間、または第2磁性部品及び第1磁性部品の間は、同じ幅の磁気ギャップを備え、
    コイルディスク上の電気コイルユニットは、少なくとも1つの同じ軸線と、互いに間隔をおいた誘導コイルを備え、
    前記誘導コイルは、磁束集中器及び磁束集中器に巻き付けられたコイルをそれぞれ備えるとともに、前記誘導コイルのコイルは、正電源または負電源の電源にそれぞれ接続され、
    さらに、前記誘導コイルにおけるコイルの長さは、電気磁気ユニットにおけるいずれの磁性部品の長さよりも大きいまたはその4分の1の長さであるとともに、電気磁気ユニットにおけるいずれの磁性部品の長さよりも小さいまたはその4分の3の長さであり、
    さらに前記誘導コイルの磁束集中器の長さは、電気磁気ユニットにおけるいずれかの磁性部品の長さに隣り合う磁気ギャップの幅を加えた長さよりも大きいまたは等しいとともに、電気磁気ユニットにおけるいずれかの磁性部品の長さに隣り合う磁気ギャップの幅を加え、さらに同じユニットのコイルの長さを加えた長さよりも小さいまたは等しく、
    さらに、前記感応スイッチユニットは、電気磁気ユニットに設けられる少なくとも1つの電源検出装置と、少なくとも1つの電源断検出装置と、電気コイルユニットに設けられる少なくとも1つの導通誘導装置及び少なくとも1つの遮断誘導装置を備え、
    そのうち、前記少なくとも1つの電源検出装置は、前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品において運動方向に応じて相対して前記誘導コイルに入る磁極の端面にそれぞれ設けられ、
    前記少なくとも1つの電源断検出装置は、前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品において運動方向に応じて相対して前記誘導コイルから離れた磁極の端面にそれぞれ設けられ、
    さらに、前記少なくとも1つの導通誘導装置は、前記誘導コイルのコイルにおいて相対運動方向に前記電気磁気ユニットから離れた端部にそれぞれ設けられ、
    前記少なくとも1つの遮断誘導装置は、前記誘導コイルのコイルにおいて相対運動方向に前記電気磁気ユニットに入る端部にそれぞれ設けられ、
    前記少なくとも1つの発電モジュールは、磁気ディスクに設けられる一組の発電磁気ユニットと、コイルディスクに設けられる一組の相対する発電コイルユニットと、からなり、
    そのうち、前記発電磁気ユニットにおける磁気ディスク上には、運動方向に沿って少なくとも1つの第3磁性部品及び少なくとも1つの第4磁性部品が配列されるとともに、
    前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品は、運動方向に対して垂直に磁化され、
    前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品は、異極が隣り合う状態で配列され、
    さらに、前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品は、隣り合う電気磁気ユニットの前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品の磁気ギャップにいずれも対応するとともに、
    発電磁気ユニットの前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品は、隣り合う前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品、または、第2磁性部品及び第1磁性部品の磁極と、同極が隣り合う状態であり、
    さらに、前記発電コイルユニットにおけるコイルディスク上には、運動方向に沿って負荷に接続される少なくとも1つの発電コイルが配列されるとともに、前記少なくとも1つの発電コイルは、運動方向に対して垂直に延在し、
    さらに、前記少なくとも1つの発電コイルは、発電磁気ユニットにおける前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品にいずれも対応する
    ことを特徴とする、同軸電磁装置。
  2. 前記電気コイルユニットの前記誘導コイルにおけるコイルの長さは、電気磁気ユニットのいずれかの磁性部品の長さの4分の2であり、磁束集中器の長さは、電気磁気ユニットのいずれかの磁性部品の長さに隣り合う磁気ギャップの幅を加えた長さである
    ことを特徴とする、請求項1に記載の同軸電磁装置。
  3. 前記コイルディスクの電気コイルユニットにおける前記誘導コイルの位置は、電気磁気ユニットにおける隣り合う磁性部品と同じ位置に対応して配列される
    ことを特徴とする、請求項1に記載の同軸電磁装置。
  4. 前記コイルディスクの電気コイルユニットにおける前記誘導コイルは、電気磁気ユニットにおける隣り合う磁性部品の位置に対応して、ずらして配列される
    ことを特徴とする、請求項1に記載の同軸電磁装置。
  5. 前記磁気ディスクをロータとするとともに、前記コイルディスクをステータとし、磁気ディスクの中心には、シャフトが設けられ、さらに、コイルディスクの中心には、シャフトが突き抜け且つ軸となる軸穴が形成されることで、磁気ディスクをコイルディスクに相対して回転させる
    ことを特徴とする、請求項1から請求項4に記載の同軸電磁装置。
  6. 同期して相対運動する2つ以上の磁気ディスクと、2つ以上のコイルディスクを間隔を空けて交差させて設けてなる同軸電磁装置であって、
    前記2つ以上の磁気ディスクと前記2つ以上のコイルディスクには、少なくとも1つの電気モジュールと、少なくとも1つの発電モジュールがそれぞれ設けられ、
    そのうち、電気モジュールは、磁気ディスクとコイルディスクの最外径に設けられ、
    そのうち、発電モジュールは、磁気ディスクとコイルディスクの最内径に設けられ、
    さらに、前記2つ以上の磁気ディスクと前記2つ以上のコイルディスクは、ロータまたはステータとそれぞれ定義され、互いに同期して相対運動し、
    前記少なくとも1つの電気モジュールは、磁気ディスクに設けられる一組の電気磁気ユニットと、コイルディスクに設けられるとともに、前記電気磁気ユニットに相対する一組の電気コイルユニットと、一組の感応スイッチユニットと、からなり、
    そのうち、磁気ディスク上の電気磁気ユニットには、運動方向に沿って少なくとも1つの第1磁性部品及び少なくとも1つの第2磁性部品が配列され、
    さらに、前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品の長さは同じであるとともに、
    前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品は、運動方向に磁化され、
    さらに、隣り合う第1磁性部品及び第2磁性部品の磁極は、同極が隣り合う状態であるとともに、隣り合う第1磁性部品及び第2磁性部品の間、または第2磁性部品及び第1磁性部品の間は、同じ幅の磁気ギャップを備え、
    さらに、コイルディスク上の電気コイルユニットは、少なくとも1つの同じ軸線と、互いに間隔をおいた誘導コイルを備え、
    前記誘導コイルは、磁束集中器及び磁束集中器に巻き付けられたコイルをそれぞれ備えるとともに、
    前記誘導コイルのコイルは、正電源または負電源の電源にそれぞれ接続され、
    さらに、前記誘導コイルにおけるコイルの長さは、電気磁気ユニットにおける磁性部品のいずれの長さよりも大きいまたはその4分の1の長さであるとともに、電気磁気ユニットにおけるいずれの磁性部品の長さよりも小さいまたはその4分の3の長さであり、
    さらに、前記誘導コイルの磁束集中器の長さは、電気磁気ユニットにおけるいずれかの磁性部品の長さに隣り合う磁気ギャップの幅を加えた長さよりも大きいまたは等しいとともに、電気磁気ユニットにおけるいずれかの磁性部品の長さに隣り合う磁気ギャップの幅を加え、さらに同じユニットのコイルの長さを加えた長さよりも小さいまたは等しく、
    さらに、前記感応スイッチユニットは、電気磁気ユニットに設けられる少なくとも1つの電源検出装置と、少なくとも1つの電源断検出装置と、電気コイルユニットに設けられる少なくとも1つの導通誘導装置及び少なくとも1つの遮断誘導装置を備え、
    そのうち、前記少なくとも1つの電源検出装置は、前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品において運動方向に応じて相対して前記誘導コイルに入る磁極の端面にそれぞれ設けられ、
    前記少なくとも1つの電源断検出装置は、前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品において運動方向に応じて相対して前記誘導コイルから離れた磁極の端面にそれぞれ設けられ、
    さらに、前記少なくとも1つの導通誘導装置は、前記誘導コイルのコイルにおいて相対運動方向に前記電気磁気ユニットから離れた端部にそれぞれ設けられ、
    前記少なくとも1つの遮断誘導装置は、前記誘導コイルのコイルにおいて相対運動方向に前記電気磁気ユニットに入る端部にそれぞれ設けられ、
    さらに、前記少なくとも1つの発電モジュールは、磁気ディスクに設けられる一組の発電磁気ユニットと、コイルディスクに設けられる一組の相対する発電コイルユニットと、からなり、
    そのうち、前記発電磁気ユニットにおける磁気ディスク上には、運動方向に沿って少なくとも1つの第3磁性部品及び少なくとも1つの第4磁性部品が配列されるとともに、前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品は、運動方向に対して垂直に磁化され、
    前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品は、異極が隣り合う状態で配列され、
    さらに、前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品は、隣り合う電気磁気ユニットの前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品の磁気ギャップにいずれも対応するとともに、発電磁気ユニットの前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品は、隣り合う前記少なくとも1つの第1磁性部品及び第2磁性部品、または、第2磁性部品及び第1磁性部品の磁極と、同極が隣り合う状態であり、
    さらに、前記発電コイルユニットにおけるコイルディスク上には、運動方向に沿って負荷に接続される少なくとも1つの発電コイルが配列されるとともに、前記発電コイルは、運動方向に対して垂直に延在し、
    さらに、前記発電コイルは、発電磁気ユニットにおける前記少なくとも1つの第3磁性部品及び第4磁性部品のいずれにも対応する
    ことを特徴とする、同軸電磁装置。
  7. 前記電気コイルユニットの前記誘導コイルにおけるコイルの長さは、電気磁気ユニットのいずれかの磁性部品の長さの4分の2であり、磁束集中器の長さは、電気磁気ユニットのいずれかの磁性部品の長さに隣り合う磁気ギャップの幅を加えた長さである
    ことを特徴とする、請求項6に記載の同軸電磁装置。
  8. 前記2つ以上のコイルディスクの電気コイルユニットにおける前記誘導コイルの位置は、電気磁気ユニットにおける隣り合う磁性部品と同じ位置に対応して配列される
    ことを特徴とする、請求項6に記載の同軸電磁装置。
  9. 前記2つ以上のコイルディスクの電気コイルユニットにおける前記誘導コイルは、電気磁気ユニットにおける隣り合う磁性部品の位置に対応して、ずらして配列される
    ことを特徴とする、請求項6に記載の同軸電磁装置。
  10. 前記2つ以上の磁気ディスクをロータとするとともに、前記2つ以上のコイルディスクをステータとし、各磁気ディスクの中心には、シャフトが設けられ、さらに、各コイルディスクの中心には、シャフトが突き抜け且つ軸となる軸穴が形成されることで、前記2つ以上の磁気ディスクを前記2つ以上のコイルディスクに相対且つ同期して回転させる
    ことを特徴とする、請求項6から請求項9に記載の同軸電磁装置。
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