JP6691705B2 - 欠陥セル検出方法およびその装置 - Google Patents

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Description

本発明は太陽電池モジュールの検査方法およびその装置に関する。
より特定的には、本発明は、太陽電池モジュール内のセルの欠陥を検出する方法と、その装置に関する。
理論的には寿命が半永久的と言われている太陽電池のパネルも、実際は、故障などに起因する寿命がある。
太陽電池のパネルを構成する太陽電池モジュールの故障としては、複数のセルで構成される太陽電池モジュールの一部の太陽電池(セル)に局所的な焦げが発生することが報告されている。その故障の主因は、ホットスポットによるセルの温度上昇に伴う高温により、太陽電池モジュールの封止材の劣化、ハンダ部の溶融などがあり、場合によっては、太陽電池パネルPVの故障に至る。
ホットスポットは、太陽電池モジュールを構成しているセルに影がかかると(影が付くと)、そのモジュールに並列に接続されているバイパスダイオードの働きで健全なセルによって逆バイアスがかかり、過大な電流が流れてそのセル内部に局所的な発熱が発生する現象である。
セルに欠陥がある場合には、暗状態でのセルのI−V(電流−電圧)特性において、通常のダイオード特性のように逆方向リーク電流が微小ではなく、殆どの場合大きな逆方向電流が流れる。すなわち、逆方向耐圧がない状態となる。
このようなセルの欠陥を予め検出して、欠陥セルを排除することができれば、ホットスポットの発生を未然に防止できるか、ホットスポットの発生を軽減することができ、太陽電池のパネルの寿命の短命化を防止することができる。
かかる観点から、太陽電池のパネルにおける太陽電池モジュールのセルの故障を未然に検出することが望まれている。
特許文献1(特開2000−59986号公報)は、ホットスポットを温度センサを用いた検出する方法を提案している。
しかしながら、この方法は、多数の温度センサを用いるか、または、温度センサを移動させるかなどの方法が必要となり、装置構成が複雑となり、検査時間が長くなり、手間もかかる。
本出願の発明者は、特許文献2(特開2014−165277号公報)および特許文献3(特開2015−99447号公報)において、電気的にホットスポットに起因する欠陥セルを検出する方法を提案している。
特許文献3において提案した方法は、太陽電池モジュールを短絡して影をつけた検査対象セルが、光照射セル群の発電電圧で逆バイアスを受けたときの逆方向リーク電流の値によってホットスポットの可能性を判別する方法である。この方法を自己逆バイアス電流(SRC:Self Reverse Current)検査法と命名している。
SRC検査法の概要を図1(A)、(B)を参照して述べる。
図1(A)は、結晶欠陥によりホットスポットを発生する可能性のあるセルに影がつけられた場合の等価的な電気回路を示す。
矩形の破線で囲んだ黒で示した1個の欠陥セルDCの抵抗値は数Ω程度の低い抵抗値rH として表すことができる。複数のセルからなる太陽電池モジュールの欠陥セルDCを除いた、太陽電池モジュール内の残りのセルは、光が照射されている正常なセル群NCとして(電流源とダイオード)で表すことができる(なお、図1の図解において、電流源を矢印をついた○で表している)。
電流計Aは、ホットスポット・インデックスHSI値の演算に使用する太陽電池のパネルの出力電流を検出する。
図1(B)は、正常セルNCの1個のセルに影をつけたときの等価的な電気回路を表している。
SRC検査法において、まず、太陽電池モジュールを構成する複数のセルの全てに光を照射し、そのときの短絡電流I0 を電流計Iで検出(測定)し、図示しない演算処理機能を有する信号処理手段(または制御器)、たとえば、コンピュータに入力する。
次いで、各セルに順次、影をつけていき、そのときの短絡電流IS を電流計Aで測定し、信号処理手段に入力する。
信号処理手段において、測定した短絡電流IS を、基準電圧、たとえば、測定した短絡電流I0 で正規化したホットスポット・インデックスHSIを求める。
HSI=(IS /I0 )×100(%)。
信号処理手段において、HSIが所定値以上の場合、ホットスポットを発生する可能性が高いと判定して、たとえば、信号処理手段の表示器に表示する。
図2は太陽電池モジュールの複数のセルのうち、光を照射したセル群のI−V特性と、影をつけたセルを負荷としたときの動作点を示す。
I−V特性は照度に比例して電流値が変化する。欠陥セルDCはそのときの抵抗値rHが数Ω程度と低いため、1/rH の傾きを持つ負荷線L1の傾きは大きい。
他方、正常セルNCの抵抗値rNは非常に高いため、1/rN の傾きを持つ負荷線L2の傾きは小さい。
大きな(高い)照度E1では欠陥セルの短絡電流IE1H と、正常セルの短絡電流IE1N
の値に大きな差が表れ、信号処理手段において、欠陥セルDCと正常セルNCとの相違の判断が容易かつ確実である。
他方、小さな(低い)照度E2では、I−V特性も電流値が低下し、欠陥セルの短絡電流IE2Hと正常セルの短絡電流IE2N との差が小さく、電流に基づくホットスポット・インデックスHSI値が全体として高くなり、たとえば、信号処理手段において、欠陥セルDCと正常なセルNCとの識別が難しい。
かかる識別の困難さは、セルの検査のために、たとえば、輝度の低いプロジェクタなどの光源を用いてセルに光を照射した場合に起きる可能性がある。また、極度に低い照度のとき、たとえば、夕方、夜間などにセルを検査する場合に問題となる。
特開2000−59986号公報 特開2014−165277号公報 特開2015−99447号公報
本願発明者は、上述したように、太陽電池モジュールへの照度が低い場合に、短絡電流と正常なセルの逆方向リーク電流の差が非常に小さくなり、判別が難しくなることがあることを見いだした。
そこで、本発明は、上記課題を克服して、照度の大小に依存せず、太陽電池モジュールのセルごとの故障を正確に検出することを目的とする。
また、本発明は、簡単な方法で、または簡単な装置構成で、照度の大小に依存せず、太陽電池モジュールのセルごとの故障を検出することを目的とする。
本発明によれば、複数のセルを有する太陽電池モジュールの各セルを検査する方法であって、太陽電池モジュールと並列に照度調整用の可変抵抗器を接続し、当該可変抵抗器の端子電圧を測定する電圧計と、前記電圧計の測定電圧を読み取る信号処理手段を有する電気回路を用いて太陽電池モジュールの欠陥セルの検出方法であって、
検査対象のセルに影をつける、または、検査対象のセルに光を照射させずに、太陽電池モジュール内の他のセル全てに光を照射し、
前記電圧計の測定電圧に応じた前記太陽電池モジュールのセルに照射する光の照度に応じて、可変抵抗器の抵抗値を設定し、
基準電圧に対する前記電圧計が測定した電圧の電圧降下率を求め、
当該電圧降下率が所定以下の場合、前記影をつけたセルを欠陥セルと判断する、
太陽電池モジュールの欠陥セルの検出方法が提供される。
また本発明によれば、複数のセルを有する太陽電池モジュールの各セルを検査する装置であって、
検査対象のセルには光を照射させず前記太陽電池モジュールに光を照射する可能な照明手段と、太陽電池モジュールと並列に接続された照度調整用の可変抵抗器と、当該可変抵抗器の端子電圧を測定する電圧計と、前記電圧計の測定電圧を読み取る信号処理手段とを有し、
前記信号処理手段は、各セルごと、
前記照明手段を制御して検査対象のセルに影をつける、または、検査対象のセルに光を照射させずに、太陽電池モジュール内の他のセル全てに光を照射し、
前記電圧計の測定電圧に応じた前記太陽電池モジュールのセルに照射する光の照度に応じて、可変抵抗器の抵抗値を設定し、
基準電圧に対する前記電圧計が測定した電圧の電圧降下率を求め、
当該電圧降下率が所定以下の場合、前記影をつけたセルを欠陥セルと判断する、
欠陥セル検出装置が提供される。
本発明によれば、可変抵抗器で照度を調整することにより、照度が極端に低い場合でも、正確に欠陥セルを検出することができる。
また本発明によれば、自動的かつ連続的に複数のセルの欠陥検出処理を行うことができる。
本発明の欠陥セル検出装置は構成が簡単である。
従来のSRC検査法を説明するための等価電気回路である。 従来技術の太陽電池モジュールのセルに光を照射したセル群のI−V特性と、影をつけたセルを負荷としたときの動作点を示す図である。 図1に対応する本発明の第1実施の形態の電気回路である。 図3の電気回路について低い照度の低い場合のI−V特性における動作を示す特性図である。 特許文献3に記載したSRC検査法による各セルのホットスポット・インデックスHSI値を示す図である。 本願発明の第1実施の形態による各セルのホットスポット・インデックスHSI値を示す図である。 5番セルと21番セルを例示して、照度を種々変化させ、照度ごとに可変抵抗器の抵抗値Rをマッチング(整合)させたときの、代表セルのホットスポット・インデックスHSI値を示すグラフである。 本発明の第2実施の形態の構成図である。 第2実施の形態の動作を示すフローチャートである。 第3実施の形態の構成図である。 第4実施の形態の構成図である。 第5実施の形態の構成図である。 第6実施の形態の構成図である。 第7実施の形態の構成図である。
第1実施の形態
図3および図4を参照して、本発明の第1実施の形態について述べる。
図3(A)は図1(A)に対応する結晶欠陥によりホットスポットを発生する可能性のあるセルに影がつけられた(影を付加した)場合の等価的な電気回路を示す。図3(B)は図1(B)に対応する正常セルに影をつけたときの等価的な電気回路を示す。
図3(A)、(B)において、図1(A)、(B)の図解と同様、矩形の破線で囲んだ黒で示した1個の欠陥セルDCの抵抗値は数Ω程度の低い抵抗値rH として表すことができる。複数のセルからなる太陽電池モジュールの欠陥セルDCを除いた残りのセルは、光が照射されている正常なセル群NCとして(電流源とダイオード)で表すことができる(なお、図3において、電流源を矢印をついた○で表している)。
電流計Aは、太陽電池のパネルの出力電流を検出する。
なお、本実施の形態に主題としては、電圧計は必須であるが、電流計Aは必須ではない。しかしながら、太陽電池のパネルのI−V特性を観察する場合は、電流計Aも必要となる。
図3(A)、(B)の電気回路において、図1(A)、(B)の電気回路に加えて、太陽電池モジュールに並列に可変抵抗器VRが接続され、可変抵抗器VRの両端に電圧計Vが接続されていて、太陽電池のパネルの出力電圧を測定可能にしている。
また、図示しないが演算処理機能を有する、たとえば、コンピュータを用いた信号処理手段(または制御器)が、電流計Aおよび電圧計Vの測定値を入力可能に接続されている。
可変抵抗器VRは、照度の低下による出力電圧の低下を調整して、低い照度の状態を改善するために設けている。
すなわち、照度が下がると太陽電池モジュールの出力電圧が低下して感度が低下するので、照度の低下に伴う感度を改善するため、照度に応じて可変抵抗器VRの抵抗値を変化させ、可変抵抗器VRの端子電圧を調整する。
たとえば、照度が低く電圧計Vの測定値が低いときは、可変抵抗器VRの抵抗値Rを大きくし、他方、照度が十分で電圧計Vの測定値が規定値のときは、可変抵抗器VRの抵抗値Rを基準値にする、あるいは、可変抵抗器VRの抵抗値を低下させる。
可変抵抗器VRの抵抗値Rのこのような調整は、人間が手動で行うこともできるし、信号処理手段で可変抵抗器VRを自動的に制御することもできる。
人間が手動で可変抵抗器VRの抵抗値Rを調整する場合、たとえば、可変抵抗器VRは回転によって抵抗値が変化する、公知のロータリー式可変抵抗器VRを用い、人間が指で回転させる。
他方、信号処理手段で可変抵抗器VRの抵抗値Rを自動的に調整する場合、可変抵抗器VRとして、抵抗値の異なる複数の抵抗器を複数容易し、これら複数の抵抗器をスイッチにより1つ選択可能とし、信号処理手段でスイッチ選択により、可変抵抗器VRの値を変化させることができる。
このようにして、可変抵抗器VRの抵抗値Rを適切な値に設定して照度に対応させた検査を可能としている。
図4は、図3の電気回路について照度の低い場合の動作を示すI−V特性図である。
本実施の形態は、太陽電池のパネルについて、複数のセルが直列に接続された太陽電池モジュールの各セルを検査する場合について例示する。
図4において、横軸は太陽電池のパネル(太陽電池モジュール)の出力電圧Vを示し、縦軸は太陽電池モジュールの出力電流Aを示す。
曲線DC1 、曲線DC2 は、照度が高い第1照度E1 と、照度が低い第2照度E2 における、欠陥セルDCがある場合の太陽電池モジュールのI−V特性を示す。
曲線NC1 、曲線NC2 は、照度が高い第1照度E1 と、照度が低い第2照度E2 における、正常セルの場合の太陽電池モジュールのI−V特性を示す。
破線で示した曲線DCWS1 、DCWS2は、欠陥セルに影を付けない場合、照度が高い第1照度E1 と、照度が低い第2照度E2 における、太陽電池モジュールのI−V特性を示す。
直線L11、L12はそれぞれ、可変抵抗器VRの抵抗値がR1 、R2 のときの、傾き1/R1 、1/R2 を持つ負荷直線を示す。
横軸における記号V0 は、太陽電池モジュールに影がないときに整合(太陽電池の出力が最大)がとれたときの端子電圧を示す。本実施の形態において、ホットスポット・インデックスHSI値を算出する時、整合電圧V0を基準電圧として使用する。
照度が高い照度を第1照度E1 、照度が低い照度を第2照度E2 とした場合、欠陥セルDCと正常セルNCのI−V特性は、影が付けられていない正常セルの破線で示した特性と、欠陥セルに影をつけたときの実線で示したI−V特性はほぼ同じになる。
正常セルに影をつけた場合のI−V特性の電流値は、曲線NC1 、NC2 で示したように、非常に低く、負の傾きを持つ直線として扱うことができる。
照度調整用の可変抵抗器VRの抵抗値Rは上記のとおり任意に選択することができるが、検出電圧の感度を高めるためには、各照度で整合をとることが望ましい。
たとえば、照度が高い第1照度E1 にしたとき抵抗値Rを小さな抵抗値R1 に設定し、照度が低い第2照度E2 にしたとき抵抗値Rを大きな抵抗値R2 に設定したとする。
このように、可変抵抗器の抵抗値Rを設定すると、正常セルと欠陥セルとの動作点の電圧の差が明確になる。
図4に図解した特性図において、高い照度の第1照度E1 での欠陥セルの動作電圧はVE1H であり、正常セルの動作電圧はVE1N である。同様に、低い照度の第2照度E2 での欠陥セルの動作電圧はVE2H であり、正常セルの動作電圧はVE2N である。
正常なセルは、ダイオード特性に従い、逆方向の抵抗値が非常に高く、電圧降下が大きい。他方、欠陥セルは逆方向の抵抗値が数Ω程度と非常に小さいので電圧降下が殆どない。
このことから、照度が第2照度E2 と低い場合でも、たとえば、信号処理手段において、正常なセルと欠陥セルとを明確に識別することが可能となる。
逆方向耐圧の評価は、たとえば、高い照度の第1照度E1 および低い照度の第2照度E2 において測定した、これらの影をつけた(付加した)ときの太陽電池モジュールの出力電圧VE1H 、VE1N 、およびVE2H 、VE2N と、基準電圧V0 との差を、たとえば、信号処理手段において、演算し、被検査対象セルの電圧降下分を求めて正規化することにより、行うことができる。
この方法によれば、照度の大小に係わらず、欠陥セルを検出可能である。
たとえば、信号処理手段で演算する上記電圧降下分の正規化は、たとえば、次のようになる。V0 は太陽電池モジュールに影がないときに整合(太陽電池出力が最大)がとれたときの可変抵抗器VRの端子電圧を示す。
(VE1H −V0 )/V0 ×100(%)
(VE1N −V0 )/V0 ×100(%)
(VE2H −V0 )/V0 ×100(%)
(VE2N −V0 )/V0 ×100(%)
この正規化した電圧降下を、本実施の形態におけるホットスポット・インデックスHSI値と呼ぶ。
特許文献3に記載の発明では電流に基づくHSI値を求めたが、本実施の形態のホットスポット・インデックスHSI値は可変抵抗器VRによって調整された電圧に基づく。
信号処理手段において正規化した値が0(ゼロ)に近いほど、逆方向の耐圧に欠け、欠陥セルと判断することができる。
本願発明の第1実施の形態のこの方法によれば、照度の大きさの影響を受けないという利点がある。
対比考察
図5および図6を参照して、2800ルクス(lx)の低照度における、特許文献3(特開2015−99447号公報)によるホットスポット・インデックスHSI値と、本願発明の第1実施の形態のHSI値について対比考察する。
図5に特許文献3に記載したSRC検査法による各セルのHSI値を示す。
図6に本願発明の第1実施の形態による各セルのHSI値を示す。
図5のグラフでは、殆どのセルについてHSI値が高く、欠陥セルを識別することが難しい。
図6のグラフでは、21番セルと23番セルのHSI値の電圧降下が低くなっており、信号処理手段において、欠陥セルであることを明確に識別することができる。
さらに、図7に例示したように、5番セルと21番セルを例示して、照度を種々変化させ、照度ごとに可変抵抗器VRの抵抗値Rをマッチング(整合)させたときのHSI値、すなわち、電圧降下の程度(V0 −VX )/V0 ×100(%)を比較すると、電圧降下はほぼ一定であり、安定していることが分かる。
なお、VX は太陽電池モジュールの端子電圧である。
5番セルは、照度の大小に係わらず、大きな電圧降下率で一定している。
他方、欠陥セルである21番も、電圧降下率は小さいが、照度の大小に係わらず、一定している。
このように、本実施の形態において、
(1)検査対象のセルに影をつけて(光を入射させないで)他のセルに光を当て、
(2)たとえば、信号処理手段において可変抵抗器VRの端子電圧を測定して可変抵抗器VRで照度に対する調整を行う抵抗値Rを設定(調整)し、
(3)たとえば、信号処理手段において、基準電圧、たとえば、太陽電池モジュールを短絡したときの可変抵抗器VRの端子電圧V0 に対する電圧降下を正規化してホットスポット・インデックスHSI値、(V0 −VX )/V0 ×100(%)を算出し、
(4)電圧降下率を示すHSI値に基づいて欠陥セルの有無を識別することができる。
本実施の形態によれば、照度が極端に低い場合でも、たとえば、夕方や夜間でも、あるいは、照度の低い照明手段を用いても、正確に欠陥セルを検出することができる。
また本実施の形態によれば、自動的かつ連続的に複数のセルの欠陥処理を行うことができる。
本発明の実施の形態の欠陥セル検出装置は構成が簡単である。
第2実施の形態
図8を参照して第2実施の形態を述べる。
図8は第1実施の形態の太陽電池モジュールの欠陥セルの検出方法のための電気回路を実用的にした欠陥セル検出装置を示す。
この図8の図解は、太陽電池のパネルPVとして、図3(A)または図3(B)の状態の太陽電池のパネルを構成する太陽電池モジュールを有するとしている。
欠陥セル検出装置は、検査対象の太陽電池のパネルPVを照明する照明手段10と、太陽電池のパネルを構成する太陽電池モジュールの出力電流を検出する電流計12、可変抵抗器VR、太陽電池モジュールの出力電圧を可変抵抗器VRで調整した電圧を検出する電圧計14、および、信号処理手段16を有する。
信号処理手段16は、コンピュータおよび表示装置を有する。
本発明の課題を解決する手段としては、電流計12は必須ではないが、太陽電池のパネルのI−V特性を監視する場合などに使用することができる。
太陽電池パネルPV内の1つの太陽電池モジュールを、図3(A)、(B)に図解したように、矩形の破線で囲んだ黒で示した1個の欠陥セルFの抵抗値は数Ω程度の低い抵抗値rH として表すことができる。複数のセルからなる太陽電池モジュールの欠陥セルDCを除いた残りのセルは、光が照射されている正常なセル群NCとして(電流源とダイオード)で示している(なお、図8では、電流源を矢印がついた○で示している)。
図9を参照して欠陥セル検出装置の動作を述べる。
ステップ1、影付き照明
照明手段10から所定の照度の光を太陽電池のパネルPVに照射する。
本実施の形態では、太陽電池モジュールごとにその内部の欠陥セルを検出するので、照明手段10による照射は、太陽電池モジュールごとでもよい。
検査対象のセルに影をつけ、太陽電池モジュールの残りのセル全体に光を照射する。
検査対象のセルのみに影をつける方法としては、そのセルのみに黒紙を張りつけ、太陽電池モジュール全体に光を当てる、あるいは、検査対象のセルにのみ照射しない光を照射するなど、種々の方法が適用できる。その詳細は後述する。
ステップ2、照度調整
信号処理手段16で電圧計14の電圧を測定し、測定した電圧に応じて、可変抵抗器VRの抵抗値を調整する。
その調整方法の1例を述べる。
まず、たとえば、可変抵抗器VRとして、抵抗値の異なる複数の抵抗器を複数容易し、信号処理手段16によりこれら複数の抵抗器をスイッチにより選択可能としておく。
そして、信号処理手段16でスイッチを選択することにより、たとえば、電圧計14の測定電圧が所定値以上になるまで、すなわち、予め求めたホットスポット・インデックスHSI値を有効に求めることできる所定の照度に相当する電圧に到達するまで、可変抵抗器VRの値を順次変化させて、可変抵抗器VRの抵抗値Rを適切な値に設定する。
ステップ3、電圧降下演算
信号処理手段16において、電圧を用いたホットスポット・インデックスHSI値、(V0 −VX )/V0 ×100(%)を演算する。
ステップ4、判定・出力
信号処理手段16は、HSI値が所定値以上の場合、検査対象のセルが欠陥の可能性があると識別し、たとえば、表示器にその情報を出力する。
ステップ5、反復処理
欠陥セルではない場合、次の検査対象のセルのみに影をつけ、太陽電池モジュールの残りのセル全体に照射し、上述した処理を太陽電池モジュールの全てセルについて反復する。
なお、複数のセルを有する1つの太陽電池モジュール内のセルを検査する間、照度が殆ど変化しない場合、第2セル以降、ステップ2の照度調整のための可変抵抗器VRの調整を省略してもよい。これにより、処理時間を短縮することができる。
1つの太陽電池モジュールについて検査が終了したら、次の太陽電池モジュールについて上記同様の処理を行い、太陽電池のパネルPVの全ての太陽電池モジュール内のセルについて検査を行う。
太陽電池パネルPV内の構成は、用途などにより、種々の形態が考えられる。したがって、太陽電池のパネルPVの構成に応じて欠陥セルの検査を行うことができる。
上述した実施の形態は、太陽電池モジュールごと、セルの欠陥検出方法を述べたが、太陽電池パネルPVが直列に接続された状態(ストリング)でも被検査モジュールの各セルに影を順次つけて(被検査モジュール以外のモジュールは遮光する)、ストリング毎に検査してもよい。
第3実施の形態
図10を参照して図8に図解した欠陥セル検出装置の具体的1形態の第3実施の形態を述べる。
図10は、図8における照明手段10として、各セルごと照射・非照射(点灯・消灯)可能な複数のLED、または、有機ELを複数、2次元マトリクス状に配列したダイオード型照明装置10Aを用い、信号処理手段16として、コンピュータを用いて構成した電子制御装置16Aを用いた欠陥セル検出装置1Aを示す。
電圧計14などは、図解を省略しているが、図8と同様である。
電子制御装置16Aにおいて、図9に例示した処理を行う。
ステップ1、影付き照明
電子制御装置16Aは、ダイオード型照明装置10Aを制御して、検査対象のセルに対応する位置のLEDを消灯させ、他の残りのセルには対応する位置のLEDを点灯させて照射する。これにて、検査対象のセルに影が付いた状態となる。
ステップ2、照度調整
電子制御装置16Aは電圧計14の測定電圧を入力し、照度が低い場合など必要に応じて、測定した電圧に応じて可変抵抗器VRの抵抗値を調整して、照度の調整を行う。
ステップ3、電圧降下演算
電子制御装置16Aは、HSI値、すなわち、(V0 −VX )/V0 ×100(%)を演算する。
ステップ4、判定・出力
電子制御装置16Aは、HSI値が所定値以下の場合、検査対象のセルが欠陥の可能性があること識別し、たとえば、表示器にその情報を出力する。
ステップ5、反復処理
欠陥セルではない場合、電子制御装置16Aはダイオード型照明手段10Aを制御して次の検査対象のセルのみに影をつけ、太陽電池モジュールの残りのセル全体に照射し、上記処理を行う。
この処理を太陽電池モジュールの全てのセルについて反復する。
1つの太陽電池モジュールについて検査が終了したら、次の太陽電池モジュールについて上記同様の処理を行い、太陽電池のパネルPVの全ての太陽電池モジュール内のセルについて検査を行う。
本実施の形態によれば、照度が極端に低い場合でも、たとえば、夕方とか夜間でも、あるいは、照度の低い照明手段を用いても、正確に欠陥セルを検出することができる。
また本実施の形態によれば、自動的かつ連続的に複数のセルの欠陥処理を行うことができる。
本実施の形態の装置構成は簡単である。
第4実施の形態
図11を参照して図8に図解した欠陥セル検出装置の1形態としての第4実施の形態について述べる。
図11は、図8における照明手段10として、バックライト付液晶(LCD)装置10Bを用い、電子制御装置16Aで電子的に検査対象のセルに対して遮光して影をつける場合を示す。
電子制御装置16Aの動作は図10を参照して述べた第3実施の形態と同様である。
本実施の形態によれば、照度が極端に低い場合でも、たとえば、夕方とか夜間でも、あるいは、照度の低い照明手段を用いても、正確に欠陥セルを検出することができる。
また本実施の形態によれば、自動的かつ連続的に複数のセルの欠陥処理を行うことができる。
本実施の形態の装置構成は簡単である。
第5実施の形態
図12を参照して図8に図解した欠陥セル検出装置の1形態としての第5実施の形態について述べる。
図12は、図8における照明手段10として、太陽光とバックライト付液晶(LCD)装置10Cを用い、電子制御装置16Aでバックライト付液晶(LCD)装置10Cを制御して電子的に検査対象のセルに対して遮光して影をつけ、残りのセルには太陽光を照射させる場合の実施の形態を示す。
電子制御装置16Aの動作は図10を参照して述べた第3実施の形態と同様である。
本実施の形態によれば、照度が極端に低い場合でも、たとえば、夕方とか夜間でも、あるいは、照度の低い照明手段を用いても、正確に欠陥セルを検出することができる。
また本実施の形態によれば、自動的かつ連続的に複数のセルの欠陥処理を行うことができる。
本実施の形態の装置構成は簡単である。
第6、7実施の形態
図13、図14を参照して図8に図解した欠陥セル検出装置の1形態として第6、7実施の形態を述べる。
図13、図14は、図8における照明手段10としてプロジェクタ10Dを用いている。
電子制御装置16Aで、極度に照明が低い場合、たとえば、夜間、プロジェクタ10Dを制御して、各太陽電池モジュールに光を投影させ、セルごとに影をつけ、図10を参照して述べた、第3実施の形態の処理を行う。
特に、本実施の形態は、照明が極めて低い間でも、自動的に順次、欠陥セルの有無の検査を正確に行うことができる。
本実施の形態によれば、自動的に順次、欠陥セルの有無の検査を行うことができる。
本実施の形態の装置構成は簡単である。
照明手段10として、第3〜14実施の形態として例示したように、種々の照明手段を用いることができる。
また、可変抵抗器VRも抵抗値を選択可能な種々の形態のものを用いることができる。
さらに、信号処理手段16も、電子制御装置16Aなど、演算処理機能を有する種々の形態のものを用いることがきる。
本発明の実施に際しては、上述した例示的な実施の形態に制限されず、本発明の技術思想の範囲において、種々の変形態様をとることができる。
1…欠陥セル検出装置、10…照明手段、12…電流計、14…電圧計、16…信号処理手段、VR…可変抵抗器

Claims (10)

  1. 直列に接続された複数のセルを有する太陽電池モジュールの各セルを検査する方法であって、
    前記複数のセルと並列に照度調整用の可変抵抗器を接続し、当該可変抵抗器の端子電圧を測定する電圧計と、前記電圧計の測定電圧を読み取る信号処理手段を有する電気回路を用いる欠陥セルの検出方法であって、
    検査対象のセルに影をつけて前記複数のセル内の他のセル全てに光を照射し、または、検査対象のセルに光を照射させずに前記複数のセル内の他のセル全てに光を照射し、
    前記複数のセルに照射する光の照度に応じて、可変抵抗器の抵抗値を設定し、
    前記複数のセル全てに光を照射させた場合に前記電圧計が測定する基準電圧に対する、前記検対象のセル以外の前記他のセルに光を照射させた場合に前記電圧計が測定する電圧における電圧降下率を求め、
    前記対象のセルのダイオード特性による逆方向の抵抗値の大きさに応じて前記電圧降下率を変化させ、当該電圧降下率が所定以下の場合、前記検査対象のセルを欠陥セルと判断する、
    太陽電池モジュールの欠陥セルの検出方法。
  2. 前記基準電圧は、前記太陽電池モジュールに影がついてないとき、太陽電池の出力が最大となる整合状態における電圧である、
    請求項1に記載の太陽電池モジュールの欠陥セルの検出方法。
  3. 前記光の照射として、照度が極端に低い環境において、前記検査対象のセルを除いた前記太陽電池モジュール内の他のセルに照明を当てて、前記セルの検査を行う、
    請求項1または2のいずれかに記載の太陽電池モジュールの欠陥セルの検出方法。
  4. 前記各セルに対する検査を、太陽電池モジュール内の各セルに順次、行う、
    請求項1〜3のいずれかに記載の太陽電池モジュールの欠陥セルの検出方法。
  5. 直列に接続された複数のセルを有する太陽電池モジュールの各セルを検査する装置であって、
    記複数のセルに光を照射可能な照明手段と、
    前記複数のセルと並列に接続された照度調整用の可変抵抗器と、
    当該可変抵抗器の端子電圧を測定する電圧計と、
    前記電圧計の測定電圧を読み取る信号処理手段と
    を有し、
    前記信号処理手段は、各セルごと、
    前記照明手段を制御して検査対象のセルに影つけられた状態で前記複数のセル内の他のセル全てに光を照射し、または、検査対象のセルに光を照射させずに前記複数のセル内の他のセル全てに光を照射し、
    前記複数のセルに照射する光の照度に応じて、可変抵抗器の抵抗値を設定し、
    前記複数のセル全てに光を照射させた場合に前記電圧計が測定する基準電圧に対する、前記検対象のセル以外の前記他のセルに光を照射させた場合に前記電圧計が測定する電圧における電圧降下率を求め、
    前記対象のセルのダイオード特性による逆方向の抵抗値の大きさに応じて前記電圧降下率を変化させ、当該電圧降下率が所定以下の場合、前記検査対象のセルを欠陥セルと判断する、
    欠陥セル検出装置。
  6. 前記基準電圧は、前記太陽電池モジュールに影がついてないとき、太陽電池の出力が最大となる整合状態における電圧である、
    請求項5に記載の欠陥セル検出装置。
  7. 前記照明手段は、各セルに対応した位置に配設された複数のLEDまたは有機ELを有し、前記信号処理手段によって各セルに対応して点灯・消灯可能なダイオード型照明手段を含む、
    請求項5または6に記載の欠陥セル検出装置。
  8. 前記照明手段は、各セルに対応した位置に光を照射・非照射可能な液晶装置を含む、
    請求項5または6に記載の欠陥セル検出装置。
  9. 前記照明手段は、各セルに対応した位置に光を照射・非照射可能なプロジェクタ装置を含む、
    請求項5または6に記載の欠陥セル検出装置。
  10. 前記照明手段による前記光の照射として、照度が極端に低い環境において、前記検査対象のセルを除いた前記太陽電池モジュール内の他のセルに照明を当てて、前記セルの検査を行う、
    請求項5または6に記載の欠陥セル検出装置。
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