JP6689648B2 - スタッフ管理装置、スタッフ管理方法およびスタッフ管理プログラム - Google Patents

スタッフ管理装置、スタッフ管理方法およびスタッフ管理プログラム Download PDF

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Description

本発明は、スタッフの管理に利用するスタッフ管理装置、スタッフ管理方法およびスタッフ管理プログラムに関する。
飲食店、小売店、美容室、銀行などにおいて、サービスの向上などを図る目的で、スタッフの接客態度などを定期的に調査することがある。当該調査には、第三者による調査、いわゆる覆面調査がある。
覆面調査(ミステリーショッパー)とは、客に扮した調査員により行われる調査をいう。調査員は、あらかじめ定められた調査項目に沿って、対象店舗を利用し、報告書(レポート)を作成する。調査対象店舗は、覆面調査(ミステリーショッパー)を行う事で自店の強みや弱みに気づき、より良い店舗運営に役立てる事ができる。
例えば、特許文献1によれば、複数回に渡って行われた調査について回帰分析を行い、当該回帰分析の結果を用いて、現実の調査結果を修正し、修正された調査結果及び調査期間に対応する売上情報を軸とする2次元平面上にプロットし、当該プロットされた領域に応じたアドバイス情報を提示するシステムが提案されている。
特開2014−222493号公報
ところで、覆面調査の結果は、顧客満足度(CS,Customer Satisfaction)を図る指標として利用することができる。さらに、覆面調査の結果に基づいてサービスの向上を図ることにより、CSの向上を図ることもできる。
一方、スタッフの会社に対する満足度、つまり、スタッフ満足度(ES,Employee Satisfaction)を高めることは、企業の業績の向上に結びつくと考えられる。また、企業の業績を向上させるためには、CSが重要な要素であるが、CSに結びついているのがESであると考えられる。
本発明では、ESとCSとを密接に連携させることにより、個々のスタッフに最適な教育や配置を講ずることができるスタッフ管理装置、スタッフ管理方法およびスタッフ管理プログラムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様におけるスタッフ管理装置は、固有のスタッフ識別番号を含むスタッフ情報を記憶するスタッフ情報記憶部と、調査レポートを記憶する調査レポート記憶部と、前記スタッフ情報記憶部に記憶されているスタッフ識別番号に基づいて認証を行う認証部と、前記認証部により認証された後、前記調査レポートに対する回答を受け付ける第1受付部と、前記認証部により認証された後、店舗業務の満足度に関する診断書の各項目に対する回答を受け付ける第2受付部と、前記第1受付部により受け付けた回答、および、前記第2受付部により受け付けた回答をスタッフ識別番号ごとに集計する集計部とを備える。
また、本発明の一態様におけるスタッフ管理装置では、前記集計部は、前記調査レポートの閲覧状況、前記第1受付部により受け付けた回答の内容、および、前記第2受付部により受け付けた回答の内容に基づいて、業務の改善意欲度に関する指標をスタッフ識別番号ごとに集計する構成でもよい。
また、本発明の一態様におけるスタッフ管理装置では、前記集計部は、前記調査レポートを閲覧した日時、または、前記第1受付部により受け付けた回答の日時が早いほど、前記業務の改善意欲度に関する指標を高くする構成でもよい。
また、本発明の一態様におけるスタッフ管理装置では、前記認証部は、管理者であると認証した場合、当該管理者の管理下のスタッフの前記認証部による認証状況、前記調査レポートの閲覧状況、前記第1受付部により受け付けた回答、前記第2受付部により受け付けた回答、および、業務の改善意欲度に関する指標の閲覧を許可する構成でもよい。
また、本発明の一態様におけるスタッフ管理装置では、前記集計部により集計された前記業務の改善意欲度に関する指標に基づいて、教育プログラムを推薦する推薦部と、前記推薦部で推薦された教育プログラムを提供する提供部とを備える構成でもよい。
また、本発明の一態様におけるスタッフ管理装置では、前記スタッフ情報記憶部は、前記認証部による認証状況、前記調査レポートの閲覧状況、前記第1受付部により受け付けた回答、前記第2受付部により受け付けた回答、および、業務の改善意欲度に関する指標をスタッフ識別番号に関連付けて記憶しており、前記集計部は、前記提供部により提供された教育プログラムの受講の影響によるスタッフの業務の改善意欲度に関する指標の経年変化を集計する構成でもよい。
上記目的を達成するために、本発明の一態様におけるスタッフ管理方法は、固有のスタッフ識別番号を含むスタッフ情報を記憶するスタッフ情報記憶部に記憶されているスタッフ識別番号に基づいて認証を行う認証工程と、前記認証工程により認証された後、調査レポートに対する回答を受け付ける第1受付工程と、前記認証工程により認証された後、店舗業務の満足度に関する診断書の各項目に対する回答を受け付ける第2受付工程と、前記第1受付工程により受け付けた回答、および、前記第2受付工程により受け付けた回答をスタッフ識別番号ごとに集計する集計工程とを備える。
上記目的を達成するために、本発明の一態様におけるスタッフ管理プログラムは、固有のスタッフ識別番号を含むスタッフ情報を記憶するスタッフ情報記憶部に記憶されているスタッフ識別番号に基づいて認証を行う認証工程と、前記認証工程により認証された後、調査レポートに対する回答を受け付ける第1受付工程と、前記認証工程により認証された後、店舗業務の満足度に関する診断書の各項目に対する回答を受け付ける第2受付工程と、前記第1受付工程により受け付けた回答、および、前記第2受付工程により受け付けた回答をスタッフ識別番号ごとに集計する集計工程と、をコンピュータによって実現するためのプログラムである。
本発明によれば、個々のスタッフに最適な教育や配置を講ずることができる。
スタッフ管理装置の構成を示すブロック図である。 スタッフ管理装置により生成される集計表の一例を示す図である。 スタッフ管理装置により生成される集計表の一例を示す図である。 スタッフ管理装置により生成される他店舗の集計結果の一例を示す図である。 スタッフ管理装置の動作についての説明に供するフローチャートである。
以下、本発明の実施形態に係るスタッフ管理装置、スタッフ管理方法およびスタッフ管理プログラムについて図面を参照しながら説明する。なお、実施形態を説明する全図において、共通の構成要素には同一の符号を付し、繰り返しの説明を省略する。
なお、以下では、一例としてサービス業(外食、金融、医療等)で多店舗展開している会社の各店舗に対して行われた覆面調査の結果を利用して、各店舗のスタッフのCS(Customer Satisfaction)とES(Employee Satisfaction)を可視化(見える化)し、個々のスタッフに最適な教育や配置を講ずるスタッフ管理装置、スタッフ管理方法およびスタッフ管理プログラムの構成と動作について説明するが、サービス業以外の業界に適用することもできるし、一店舗のみを有する会社に適用することもできる。なお、本実施例では、スタッフとは、正規社員、派遣社員、アルバイト店員などを含む概念である。
スタッフ管理装置1は、図1に示すように、ネットワーク2を介して、複数のユーザ端末3に接続されている。ユーザ端末3は、管理者や、スタッフが有するモバイル端末(スマートフォン、パーソナルコンピュータ(PC)など)である。ユーザは、ユーザ端末3を操作して、予めダウンロードされている専用のアプリケーション(以下、専用アプリという)を起動し、専用アプリによりスタッフ管理装置1が管理しているサーバにアクセスする。なお、専用アプリとは、スタッフ管理装置1により管理されているサービスの提供を受けるアプリケーションである。
スタッフ管理装置1は、図1に示すように、固有のスタッフ識別番号を含むスタッフ情報を記憶するスタッフ情報記憶部11と、調査レポートを記憶する調査レポート記憶部12と、スタッフ情報記憶部11に記憶されているスタッフ識別番号に基づいて認証を行う認証部13と、認証部13により認証された後、調査レポートに対する回答を受け付ける第1受付部14と、認証部13により認証された後、店舗業務の満足度に関する診断書(以下、ES診断書という)の各項目に対して回答を受け付ける第2受付部15と、第1受付部14により受け付けた回答、および、第2受付部15により受け付けた回答をスタッフ識別番号ごとに集計する集計部16とを備える。
調査レポートは、覆面調査により作成された店舗ごとのレポートである。例えば、調査レポートには、入店案内時、席に案内する前の待機時、料理等の注文時、食事中、会計時などのスタッフの対応や、食事の内容や、ホールなどの清潔度など、多数の項目について調査した結果(点数)と、調査員の感想などのコメントが含まれている。
認証部13は、ユーザ端末3の専用アプリから所定の認証情報(例えば、IDとパスワード)が送信された場合、スタッフ情報記憶部11にアクセスし、認証処理を行う。
第1受付部14は、専用アプリの操作に基づいて、調査レポートの結果(点数)に対する回答を受け付ける。具体的には、回答は、調査レポートの結果(点数)に対して、気づきシートの入力と、支持するかどうかの評価ボタンの操作の有無である。また、調査レポートのコメントを保存することもできる。また、あるスタッフの気づきシートを他のスタッフも閲覧することができ、スタッフ同士で、互いに支持するかどうかの承認と、コメントの入力を行うことができる。CSの調査レポートを単に閲覧させるだけでなく、スタッフからの回答を促すことで、スタッフの業務の改善意欲度を高め、その程度を評価ことができる。
第2受付部15は、専用アプリの操作に基づいて、ES診断書の各項目に対して回答を受け付ける。ES診断書には、例えば、カテゴリとして、リーダーシップ、業務モチベーション、チーム環境、組織ロイヤルティなどがある。例えば、リーダーシップには、複数の項目があり、例えば、「ビジョンの明示」項目では、「あなたは、上司(店長)が「明確なビジョン・理念」を示していると感じるか」という設問がある。当該設問に対して、「5.まさにそう思う、4.まあそう思う、3.どちらともいえない、2.あまり思わない、1.全く思わない」という選択肢の中から一つを選択する。スタッフは、ユーザ端末3の専用アプリに表示されるES診断書に含まれている各カテゴリに含まれている各項目の設問に対してそれぞれ選択を行う。ES診断書により、スタッフごとの業務の満足度などを評価することができる。
つまり、第1受付部14により行われた回答は、CSの調査レポートに対する積極的な取り組みであり、第2受付部15により行われた回答は、ESの調査結果となる。
よって、スタッフ管理装置1は、ESとCSとを密接に連携させることができるので、個々のスタッフに最適な教育を行ったり、最適な配置にすることができる。
また、集計部16は、調査レポートの閲覧状況、第1受付部14により受け付けた回答の内容、および、第2受付部15により受け付けた回答の内容に基づいて、業務の改善意欲度に関する指標をスタッフ識別番号ごとに集計する。
さらに、集計部16は、調査レポートを閲覧した日時、または、第1受付部14により受け付けた回答の日時が早いほど、業務の改善意欲度に関する指標を高くする構成でもよい。
スタッフ管理装置1は、例えば、調査レポートが作成された場合、各ユーザ端末3に対して調査レポートの閲覧が可能なことを通知する。なお、調査レポートの通知は、プッシュ型ではなく、ユーザ端末3の専用アプリが定期的にスタッフ管理装置1にアクセスして調査レポートの有無を確認するプル型でもよい。
集計部16は、例えば、調査レポートを閲覧可能にした日時からn時間経過前までに調査レポートを閲覧したユーザに対しては、業務の改善意欲度に関する指標を最高点にし、n時間経過後n時間経過前までに調査レポートを閲覧したユーザに対しては、業務の改善意欲度に関する指標を中くらいにし、n時間経過後に調査レポートを閲覧したユーザに対しては、業務の改善意欲度に関する指標を最低点にする。
また、集計部16は、例えば、第1受付部14により受け付けた回答までの時間、および、第2受付部15により受け付けた回答までの時間に基づいて、業務の改善意欲度に関する指標を作成する。
よって、スタッフ管理装置1は、スタッフのレスポンスの速さに基づいて、業務の改善意欲を図ることができる。
また、認証部13は、管理者であると認証した場合、当該管理者の管理下のスタッフの認証部13による認証状況、調査レポートの閲覧状況、第1受付部14により受け付けた回答、第2受付部15により受け付けた回答、および、業務の改善意欲度に関する指標の閲覧を許可する。
例えば、X店の管理者である店長は、所定の認証手続きを行うことにより、図2および図3に示す集計表を閲覧することができる。図2は、X店の各スタッフの行動が記録されている集計表である。初回閲覧日の項目には、調査レポートを始めて閲覧した日時が記録されている。初回気づき提出日の項目には、調査レポートを閲覧したスタッフが気づきシートを記入して保存した日時が記録されている。初回支持日の項目は、調査レポートを閲覧したスタッフが、調査レポートの内容を支持した日時が記録されている。なお、図2に示す項目は、一例であり、他の項目が追加されてもよい。
また、図3は、図2に示す表に基づいて、業務の改善意欲度に関する指標を数値化して可視化した集計表である。図3に示す集計表では、各スタッフについて、仕事に対するモチベーション、仕事に対する情熱と責任感(オーナーシップ)、働きがい、気づきシートの提出数、支持数、アクションスピードなどが示されている。数値が高いほど業務の改善意欲度の高さを示している。なお、図3に示す項目は、一例であり、他の項目が追加されてもよい。図3では、スタッフをA,B,Cなど氏名で示しているが、スタッフの顔写真やイラストなどでもよい。
店長は、各スタッフの集計表を閲覧することにより、各スタッフのモチベーションなどを直感的に知ることができる。
よって、スタッフ管理装置1は、ESとCSとを密接に連携させて、各スタッフのCSとESとを数値化して可視化することができ、個々のスタッフに最適な教育を行ったり、最適な配置にすることができる。
また、スタッフ管理装置1は、図1に示すように、集計部16により集計された業務の改善意欲度に関する指標に基づいて、教育プログラムを推薦する推薦部17と、推薦部17で推薦された教育プログラムを提供する提供部18とを備える構成でもよい。
推薦部17は、業務の改善意欲度に関する指標の程度に応じて、提供部18に保存されている様々な教育プログラム(例えば、e−ラーニングのコンテンツ)を推薦する。例えば、推薦部17は、業務の改善意欲度に関する指標が高いスタッフに対しては、10分程度のe−ラーニングのコンテンツを推薦する。推薦部17は、業務の改善意欲度に関する指標が低いスタッフに対しては、1時間程度のe−ラーニングのコンテンツを推薦する。また、推薦部17は、業務の改善意欲度に関する指標が高い優秀なスタッフに対しては、将来の幹部候補生として、幹部候補用の教育プログラムを推薦してもよい。なお、教育プログラムは、e−ラーニングではなく、本やセミナーなどでもよい。
また、集計部16は、提供部18により提供された教育プログラムの受講履歴や、教育プログラム内で行われるテストの点数なども集計する。
また、スタッフ情報記憶部11は、認証部13による認証状況、調査レポートの閲覧状況、第1受付部14により受け付けた回答、第2受付部15により受け付けた回答、および、業務の改善意欲度に関する指標をスタッフ識別番号に関連付けて記憶している構成でもよい。集計部16は、提供部18により提供された教育プログラムの受講の影響によるスタッフの業務の改善意欲度に関する指標の経年変化を集計する。
店長は、各スタッフの経年による行動履歴を知ることにより、スタッフの成長や鈍化などを把握することができる。また、教育プログラムの受講などの教育施策が、実際のスタッフの成長や鈍化にどのような影響を与えたのかを把握することもできる。
なお、本実施例では、専用アプリを操作することによって調査レポートの閲覧や気づきシートの記入などを行うものとして説明したが、専用アプリに限られない。例えば、スタッフ管理装置1により専用のWebサイトが管理されており、Webブラウザによって当該Webサイトにアクセスすることにより、調査レポートなどを閲覧する形態でもよい。
また、スタッフ管理装置1は、認証部13により管理者であると認証した場合、他店舗の情報を閲覧させる構成でもよい。閲覧内容は、例えば、各店舗の集計結果である。閲覧できる項目は、図4に示すように、各店舗において発行されている現ID数(つまり、スタッフ管理装置1に登録しているスタッフの数)、調査レポートの閲覧数、調査レポートを支持した数(他のスタッフの気づきシートに対して支持した数を含んでもよい)、入力された気づきシートの数である。図4に示す例によれば、Y店は、支持数と気づきシート数が多く、改善意欲の高い店舗であると言える。また、他店の店長は、Y店の状況を見て、自分の店舗のスタッフに気づきシートの記入などを促すことが期待される。
ここで、スタッフ管理装置1の動作について、図5に示すフローチャートを参照しながら説明する。
ステップS1において、認証部13は、固有のスタッフ識別番号を含むスタッフ情報を記憶するスタッフ情報記憶部に記憶されているスタッフ識別番号に基づいて認証を行う。
ステップS2において、第1受付部14は、ステップS1の工程により認証された後、調査レポートに対する回答を受け付ける。
ステップS3において、第2受付部15は、ステップS1の工程により認証された後、ES診断書の各項目に対する回答を受け付ける。
ステップS4において、集計部16は、ステップS2の工程により受け付けた回答、および、ステップS3の工程により受け付けた回答をスタッフ識別番号ごとに集計する。
よって、スタッフ管理装置1は、ESとCSとを密接に連携させることができるので、個々のスタッフに最適な教育を行ったり、最適な配置にすることができる。
これまでは、覆面調査により作成された調査レポートは、本部(本社)に納品されていた。そして、調査レポートが本部から各店舗に送られて、店長により、CSを高めるための改善に活用されていた。つまり、調査レポートの活用は、店長次第であった。また、気づきシートを各店舗で集計するのも手間がかかるし、さらに、本部が集計結果を集計することにも大変な手間がかかっていた。
また、スタッフの定着率を高め、離職率を下げるためには、店舗に対するスタッフの改善意識の向上が必要である。スタッフの改善意欲の高い店舗は、ESが高いと言える。また、スタッフの改善意欲の高い店舗では、CSが高い場合が多い。スタッフの改善意欲を高めるためには、各スタッフがお客様のことを考えながら、改善する風土と、スタッフ同士の双方向のコミュニケーションが大事になる。
本実施例に係るスタッフ管理装置1は、各スタッフが有するユーザ端末3によって調査レポートの閲覧を可能とし、調査レポートの閲覧状況、気づきシートの記入状況、支持の評価などにより、各スタッフの行動を点数化することにより可視化し、また、店舗の状態をES診断結果によって可視化することによって、スタッフの改善意識の向上を図り、改善風土を根付かせる仕組みを提供でき、個々のスタッフに最適な教育や配置を講ずることができる。また、スタッフ管理装置1は、気づきシートに対してスタッフ同士が評価しあうので、スタッフ同士の双方向のコミュニケーションを促すこともできる。
また、本実施例では、主に、各スタッフのCSとESを可視化することにより、個々のスタッフに最適な教育や配置を講ずることができるスタッフ管理装置1の構成と動作について説明したが、これに限られず、各構成要素を備え、各スタッフのCSとESを可視化することにより、個々のスタッフに最適な教育や配置を講ずるための方法、およびプログラムとして構成されてもよい。
さらに、スタッフ管理装置1を構成する各機能を実現するためのプログラムをコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、この記録媒体に記録されたプログラムをコンピュータシステムに読み込ませ、指示することによって実現してもよい。
具体的には、当該プログラムは、固有のスタッフ識別番号を含むスタッフ情報を記憶するスタッフ情報記憶部11に記憶されているスタッフ識別番号に基づいて認証を行う認証工程と、認証工程により認証された後、調査レポートに対する回答を受け付ける第1受付工程と、認証工程により認証された後、ES診断書の各項目に対する回答を受け付ける第2受付工程と、第1受付工程により受け付けた回答、および、前記第2受付工程により受け付けた回答をスタッフ識別番号ごとに集計する集計工程と、をコンピュータによって実現するためのプログラムである。
さらに、ここでいう「コンピュータシステム」とは、OSや周辺機器等のハードウェアを含むものとする。また、「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、フレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置のことをいう。
さらに「コンピュータで読み取り可能な記録媒体」とは、インターネット等のネットワークや電話回線等の通信回線を介してプログラムを送信する場合の通信線のように、短時刻の間、動的にプログラムを保持するもの、その場合のサーバやクライアントとなるコンピュータシステム内部の揮発性メモリのように、一定時刻プログラムを保持しているものも含んでもよい。また、上記プログラムは、前述した機能の一部を実現するためのものであってもよく、さらに前述した機能をコンピュータシステムにすでに記録されているプログラムとの組み合わせで実現できるものであってもよい。
1 スタッフ管理装置、2 ネットワーク、3 ユーザ端末、11 スタッフ情報記憶部、12 調査レポート記憶部、13 認証部、14 第1受付部、15 第2受付部、16 集計部、17 推薦部、18 提供部。

Claims (9)

  1. 固有のスタッフ識別番号を含むスタッフ情報を記憶するスタッフ情報記憶部と、
    店舗への顧客満足度に関する調査レポートを記憶する調査レポート記憶部と、
    前記スタッフ情報記憶部に記憶されているスタッフ識別番号に基づいて認証を行う認証部と、
    前記認証部により認証されたスタッフに前記調査レポートを閲覧させ、前記調査レポートに対する気づきの入力または/および前記調査レポートを支持するかどうかの入力を受け付ける第1受付部と、
    前記認証部により認証されたスタッフから、店舗業務の満足度に関する診断書の各項目に対する回答を受け付ける第2受付部と、
    前記第1受付部により受け付けた入力、および、前記第2受付部により受け付けた回答をスタッフ識別番号ごとに集計する集計部と
    を備えるスタッフ管理装置。
  2. 前記集計部は、前記調査レポートの閲覧状況、前記第1受付部により受け付けた入力の内容、および、前記第2受付部により受け付けた回答の内容に基づいて、業務の改善意欲度に関する指標をスタッフ識別番号ごとに集計する請求項1記載のスタッフ管理装置。
  3. 前記集計部は、前記調査レポートを閲覧した日時、または、前記第1受付部により受け付けた入力の日時が早いほど、前記業務の改善意欲度に関する指標を高くする請求項2記載のスタッフ管理装置。
  4. 前記認証部は、管理者であると認証した場合、当該管理者の管理下のスタッフの前記認証部による認証状況、前記調査レポートの閲覧状況、前記第1受付部により受け付けた入力、前記第2受付部により受け付けた回答、および、業務の改善意欲度に関する指標の閲覧を許可する請求項2または3記載のスタッフ管理装置。
  5. 前記集計部により集計された前記業務の改善意欲度に関する指標に基づいて、教育プログラムを推薦する推薦部と、
    前記推薦部で推薦された教育プログラムを提供する提供部と
    を備える請求項2から4のいずれか一項に記載のスタッフ管理装置。
  6. 前記スタッフ情報記憶部は、前記認証部による認証状況、前記調査レポートの閲覧状況、前記第1受付部により受け付けた入力、前記第2受付部により受け付けた回答、および、業務の改善意欲度に関する指標をスタッフ識別番号に関連付けて記憶しており、
    前記集計部は、前記提供部により提供された教育プログラムの受講の影響によるスタッフの業務の改善意欲度に関する指標の経年変化を集計する請求項5に記載のスタッフ管理装置。
  7. 前記第1受付部は、他のスタッフが入力した、前記調査レポートに対する回答を、前記認証部により認証されたスタッフに閲覧させ、前記回答に対する入力を受け付ける請求項1から6のいずれか一項に記載のスタッフ管理装置。
  8. 固有のスタッフ識別番号を含むスタッフ情報を記憶するスタッフ情報記憶部に記憶されているスタッフ識別番号に基づいて認証を行う認証工程と、
    前記認証工程により認証されたスタッフに店舗への顧客満足度に関する調査レポートを閲覧させ、前記調査レポートに対する気づきの入力または/および前記調査レポートを支持するかどうかの入力を受け付ける第1受付工程と、
    前記認証工程により認証されたスタッフから、店舗業務の満足度に関する診断書の各項目に対する回答を受け付ける第2受付工程と、
    前記第1受付工程により受け付けた入力、および、前記第2受付工程により受け付けた回答をスタッフ識別番号ごとに集計する集計工程と
    を備えるスタッフ管理方法。
  9. 固有のスタッフ識別番号を含むスタッフ情報を記憶するスタッフ情報記憶部に記憶されているスタッフ識別番号に基づいて認証を行う認証工程と、
    前記認証工程により認証されたスタッフに店舗への顧客満足度に関する調査レポートを閲覧させ、前記調査レポートに対する気づきの入力または/および前記調査レポートを支持するかどうかの入力を受け付ける第1受付工程と、
    前記認証工程により認証されたスタッフから、店舗業務の満足度に関する診断書の各項目に対する回答を受け付ける第2受付工程と、
    前記第1受付工程により受け付けた入力、および、前記第2受付工程により受け付けた回答をスタッフ識別番号ごとに集計する集計工程と、をコンピュータによって実現するためのスタッフ管理プログラム。
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