JP6689319B2 - ファームウェアを更新する遠隔監視システム、サーバおよびその方法 - Google Patents

ファームウェアを更新する遠隔監視システム、サーバおよびその方法 Download PDF

Info

Publication number
JP6689319B2
JP6689319B2 JP2018117260A JP2018117260A JP6689319B2 JP 6689319 B2 JP6689319 B2 JP 6689319B2 JP 2018117260 A JP2018117260 A JP 2018117260A JP 2018117260 A JP2018117260 A JP 2018117260A JP 6689319 B2 JP6689319 B2 JP 6689319B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
firmware
server
control device
mobile terminal
remote monitoring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2018117260A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2018163690A (ja
Inventor
洋平 岩見
洋平 岩見
功 河内
功 河内
美鈴 川村
美鈴 川村
了輔 栗田
了輔 栗田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2018117260A priority Critical patent/JP6689319B2/ja
Publication of JP2018163690A publication Critical patent/JP2018163690A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6689319B2 publication Critical patent/JP6689319B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Stored Programmes (AREA)

Description

本発明は、ファームウェアを更新する遠隔監視システム、サーバおよびその方法に関する。
個別の家電製品の消費電力について使用者が把握できるようにすることによりユーザの節電意識を高める技術として、例えば特許文献1が知られている。
特許文献1には、コンセントから家電機器に供給される消費電力を測定するタップまたは分電盤から家電機器に供給する供給電力を測定するCTセンサの測定結果を中継器に送信し、タップは中継器に保存された測定結果を取得して表示するシステムが記載されている。
特開2014−557798号公報
特許文献1で用いられる中継器のファームウェアを更新する場合、中継器はタブレットから直接アクセスされて利用される機器であるため、ユーザが操作のインタフェースであるタブレットを操作することによりファームウェアの更新中であることは認識出来る。
しかし、最近では宅外からでも電力の測定結果を見たいというユーザからの要望がある。そのため、上述では中継器に保存していた測定結果をインターネット上に設けられたサーバに保存するようにし、スマートフォン等の機器を用いて宅外から見ることを可能とする遠隔監視システムとする方法があるが、この場合、スマートフォン等が直接アクセスする先はサーバとなり、中継器は直接アクセスされる機器とはならない。このため、ユーザが操作して中継器の関わる操作を行った際に中継器のような制御装置がファームウェアの更新中であってもユーザは認識出来ないのが現状である。
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであって、遠隔監視システムに関する制御装置がファームウェア更新中であることをユーザが認識することが出来るシステムおよび方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するため、本発明は、ユーザが操作する携帯端末と、携帯端末と通信を行うサーバと、サーバと通信を行う制御装置とを備えた遠隔監視システムであって、携帯端末は制御装置とサーバを介して通信を行い、サーバは制御装置と通信を行うことにより装置のファームウェアの更新の開始と終了とを把握し、制御装置のファームウェアの更新中に携帯端末から制御装置に対する操作指示がある場合には、携帯端末に対して制御装置のファームウェアが更新中である旨を通知する。
また、本発明に用いるサーバは、複数の家電機器に関する情報を取得する制御装置と通信を行うための第1のインタフェースと、ユーザが操作する携帯端末と通信を行うための第2のインタフェースとを備えており、第1のインタフェースを用いた通信により制御装置のファームウェアの更新の開始と終了とを把握し、制御装置のファームウェアの更新中に第2のインタフェースから第1のインタフェースを介して出力される信号を受信した場合には、第2のインタフェースを介して制御装置のファームウェアが更新中である旨の信号を出力する。
また、本発明のファームウェア更新方法は、ユーザが操作する携帯端末と、携帯端末と通信を行うサーバと、サーバと通信を行う制御装置とを備えた遠隔監視システムにおける制御装置のファームウェアの更新方法であって、サーバが制御装置のファームウェアの更新の開始と終了とを把握し、制御装置のファームウェアの更新中に携帯端末から制御装置に対する操作指示がある場合には、携帯端末に対して制御装置のファームウェアが更新中である旨を通知する。
本発明によれば、ユーザは遠隔監視システムに関する制御装置のファームウェアが更新中であることを容易に認識出来る。
第1実施形態の遠隔監視システムの概略構成図である。 第1実施形態のHEMSコントローラのファームウェア更新に関するサーバの動作を説明するフローチャートである。 第1実施形態のHEMSコントローラのファームウェア更新に関するHEMSコントローラの動作を説明するフローチャートである。 第2実施形態のHEMSコントローラのファームウェア更新に関するHEMSコントローラの動作を説明するフローチャートである。 第2実施形態のHEMSコントローラのファームウェア更新に関するサーバの動作を説明するフローチャートである。
以下に、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。
<第1実施形態>
(システム構成)
図1は、第1実施形態の遠隔監視システムの概略構成を示す図である。
図1に示す遠隔監視システムは、エアコン10Aやテレビ10B等の家電機器10と、家電機器10の消費電力を測定するタップ20(20A、20B)と、家電の遠隔監視を行うための制御装置であるHEMS(Home Energy Management System)コントローラ30と、HEMSコントローラ30とEthernet(登録商標)を用いて有線接続されているルータ50と、ユーザが遠隔監視に用いるためのスマートフォンなどの携帯端末40とを備える。そして、本実施形態の遠隔監視システムは家電機器10の消費電力や消費電力量の測定や家電機器10の状態監視に加え、家電機器10の遠隔制御も可能である。
家電機器10のうちテレビ10Aは、後述するタップ20Aが消費電力を測定する対象となる機器である。一方、エアコン10Bは、同様に後述するタップ20Bが消費電力を測定する対象となる機器であることに加え、例えばECHONETLite(登録商標)規格に準拠した機器でもあり、ECHONETLiteに準拠した制御命令により動作を制御することが出来る家電機器でもある。
タップ20は、コンセントに挿入するためのプラグと家電機器10のプラグが挿入されるコンセントとを備えており、家電機器のプラグとコンセントの間に設けられることにより家電機器に供給される電力を測定する。測定した電力の情報は定期的にZIGBEE(登録商標)規格に準拠した通信を用いてHEMSコントローラ30に送信する。この送信間隔として、例えば5秒毎に送信するようにしてもよい。またタップ20で積算電力量を算出し、例えば15分毎に積算電力量をHEMSコントローラ30に送信するようにしてもよい。なおタップ20は、他のタップと識別するために用いる固有な番号であるタップ識別番号がそれぞれ割り当てられている。この番号はタップ20の外観から見えるように記載されていてもよく、また携帯端末40を用いて閲覧できるようにしてもよい。
HEMSコントローラ30は、タップ20から送信されてきた電力の情報や積算電力の情報を後述するルータ50やインターネット60を介して後述するサーバ70に送信する制御装置である。また、サーバ70から送信されてきたECHONETLiteに準拠した制御命令を受信し、これを制御対象の機器(本実施形態ではエアコン)10Bに送信する。この際、HEMSコントローラ30からの制御命令は、ルータ50を介して制御対象の機器10Bに送信される。背景技術として説明した中継器とは、タップ20から送信されてきた情報を受信する点では共通するが、受信した情報をサーバ70に送信する点では異なる。
携帯端末40の代表的なものはスマートフォンであり、測定した電力に関する情報を閲覧するためのアプリケーションや遠隔制御に用いるアプリケーションは、携帯端末40の一般的なWebブラウザでサーバ70にアクセスすることにより動作するように提供されるものであってもよく、専用のものであってもよい。ユーザは携帯端末40において、自身に割り当てられたユーザIDとパスワードを入力することにより遠隔監視システムを利用することが出来る。
ルータ50は一般的なルータであり、インターネット60に接続する機能を有する。また、IEEE802.11規格の無線LAN(Local Area Network)を備えており、エアコン10Bと無線LANを利用した通信を行う。一方、HEMSコントローラ30とはEthernet(登録商標)を用いて有線接続されている。
サーバ70は、HEMSコントローラ30と通信を行うインタフェースを備え、HEMSコントローラ30から送信されてきた電力や積算電力量の電力に関する情報を受信し、これを記憶する機能を有する。また、携帯端末40と通信を行うインタフェースも備え、携帯端末40から要求があればこれらの情報を携帯端末40に提供する。
さらに、携帯端末から制御対象の家電機器10Bの制御命令がされた場合には、これをHEMSコントローラ30に送信する機能も有する。サーバ70と携帯端末40との通信は、複数の基地局61や複数のMME(Mobility Management Entity)62を備える3G(Generation)やLTE(Long Term Evolution)等の回線網を介しておこなわれ、ユーザは宅内に限らず外出先等であっても測定情報を閲覧や遠隔制御を行うことが出来る。
なお、本実施形態では1つのサーバ70で実現しているが、送信されてきた電力や積算電力に関する情報を受信する機能や家電機器を遠隔制御する機能等のHEMSコントローラ30が関係する機能を有するサーバと、携帯端末40に対してWebブラウザを用いたアプリケーションを提供するサーバとを別々のサーバで構成するようにし、サーバ間でやり取りを行う構成としてもよいことは言うまでもない。
ここで、HEMSコントローラ30はサーバ70に対して複数接続されており、HEMSコントローラに固有の識別番号(例えばMACアドレス)とユーザIDとを関連付けて保存することによりユーザに対応するHEMSコントローラ30を特定する構成となっている。
なお、上述のように、本実施形態の遠隔監視システムにおいて、HEMSコントローラ30は測定情報の収集や遠隔制御の宅内ネットワークにおける中心的な役割を果たすが、携帯端末40等を用いてユーザから直接アクセスされて制御される機器ではなく、ユーザに直接アクセスされるサーバ70を介して間接的にアクセスされる機器であるという特徴を有する。またこのような装置であるため、付近にいるユーザに自装置の状況を通知するための液晶画面等の表示部を備えない構成とすることが出来る。
(ファームウェアの更新)
HEMSコントローラ30は、機器10の消費電力に関する情報を受信してサーバ70に送信する遠隔監視機能や遠隔制御等複数の機能を有しており、運用中であってもユーザの利便性を向上させる目的でファームウェアの更新を行いたいことがある。
図2は、HEMSコントローラ30のファームウェア更新手順についてのサーバ70でのフローチャートである。
図3は、HEMSコントローラ30のファームウェア更新手順についてのHEMSコントローラ30でのフローチャートである。
以下、HEMSコントローラ30のファームウェア(図中ではFWと表記する。)更新手順について図2と図3を用いて説明を行う。
サーバ70は、所定のタイミングまたは定期的にHEMSコントローラ30にアクセスし(S2)、HEMSコントローラ30のファームウェアのバージョンの情報を取得し(S3)、HEMSコントローラ30のファームウェアの更新が必要か否かを判断する(S4)。
ファームウェアの更新が必要と判断した場合(S4でYes)、ユーザの携帯端末40の操作による操作指令がサーバ70からHEMSコントローラ30に対して送信しないような設定に変更する(S5)。続いてHEMSコントローラ30にファームウェアの更新を指示する(S6)。一定時間経過の後、HEMSコントローラ30からファームウェアの更新処理が終了した旨の信号を受信する(S7)と、S5で変更した設定を元に戻す(S8)。なお、ファームウェアの更新が必要でないと判断した場合(S4でNo)は処理を終了する。
一方、HEMSコントローラ30は、ファームウェアのバージョンの確認をサーバ70から受信する(S12)とサーバに自身のファームウェアのバージョンを送信(S13)する。
サーバからファームウェアの更新の指示を受信する(S14)とファームウェアの更新を行う(S15)。ファームウェアの更新の際には、サーバ70から更新対象となるファームウェアをダウンロードした後、ユーザ操作により設定された設定情報をファームウェア更新には用いない記憶領域に退避させて記憶する。続いて、HEMSコントローラとしての機能を一時的に停止し、ファームウェアの更新のための動作モードに変更してファームウェアの更新を実行する。この際、本実施形態ではサーバからのユーザ操作の指令が送信されないようになっているが、これはファームウェアの更新のための動作モードではユーザからの操作指令に対応しておらず、予期せぬ信号で予期せぬ動作をしてしまうことを防止する目的があるためである。ファームウェアの更新が終了すると、一時的に退避させた設定情報を元に戻し、HEMSコントローラとして機能するように動作させる。
ファームウェアの更新が終了すると結果を確認し(S16)サーバ70に送信する(S17)。
ここで、ステップS5からステップS8までの期間において、ユーザの携帯端末40からのアクセスはサーバ70では受け付け可能であり、一方、HEMSコントローラ30への信号の送信は停止しているため、HEMSコントローラ30がリアルタイムで関係するような制御画面をユーザが要求した場合には、HEMSコントローラ30がファームウェアの更新中であり、現在操作が出来ない旨を通知する。この時、ユーザが操作出来るようになるまでの見込み時間も併せて表示してもよい。なお、サーバ70に保存された測定データの閲覧等、HEMSコントローラ30のファームウェアが更新中であっても影響のない機能については、通常通りユーザは操作閲覧できるようになっている。
このようにすることにより、ユーザが直接アクセス出来ない機器がファームウェアの更新中であっても、更新の状況を把握しているサーバがユーザに通知することにより、ユーザは機器がファームウェアの更新中であることを把握することが出来、遠隔監視に関する機能が一部制限されることになってもユーザが混乱を招くことを防ぐことが出来る。
なお本実施形態では、サーバ70がHEMSコントローラ30に対して所定もしくは定期的にファームウェアの問い合わせを行う構成としたが、HEMSコントローラがサーバに所定もしくは定期的に自身の保持するファームウェアのバージョンを通知する構成や、HEMSコントローラ30からサーバ70に情報を送信する際にファームウェアのバージョンを併せて伝える構成としてもよい。
また、ステップS16とS17でファームウェアの更新結果を確認し、サーバ70に送信するとしたが、HEMSコントローラ30はファームウェアの更新後に現在のファームウェアのバージョンの情報を送信し、HEMSコントローラから受信したファームウェアのバージョンが目的のバージョンと一致するか否かをサーバ70が判定することにより、ファームウェアの更新が成功したこと、完了したことをサーバが認識する構成としてもよい。
<第2実施形態>
(システム構成)
本実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同一である。実施形態1ではサーバ70がHEMSコントローラ30のファームウェアのバージョンをチェックして更新を行ったが、本実施形態はHEMSコントローラ30がサーバ70に保存されているファームウェアのバージョンを確認する構成とする。
(ファームウェアの更新)
図4は、本実施形態におけるHEMSコントローラ30のファームウェア更新手順についてのHEMSコントローラ30でのフローチャートである。
図5は、本実施形態におけるHEMSコントローラ30のファームウェア更新手順についてのサーバ70でのフローチャートである。
以下、HEMSコントローラ30のファームウェア(図中ではFWと表記する。)更新手順について図4と図5を用いて説明を行う。
HEMSコントローラ30は、所定のタイミングまたは定期的にファームウェアのバージョンの確認をサーバ70に対して行い(S22)、サーバが保持している中継器のファームウェアのバージョンの情報を受信(S23)する。サーバが保有するファームウェアのバージョンと自身のバージョンが異なる場合にはファームウェアの更新が必要と判断する(S24でYes)。続いてサーバ70が保持するファームウェアをダウンロードして取得する(S25)。
更新するファームウェアを取得の後、ファームウェアの更新を開始する際に開始する旨をサーバに通知し(S26)、通知後一定時間を待ってファームウェアの更新を開始する。一定時間待つのはサーバがHEMSコントローラがファームウェアの更新を開始することを認識してから、ユーザの操作指令が送信されないように処理する時間を考慮しているからである。ファームウェアの更新の際にはユーザ操作により設定された設定情報をファームウェア更新には用いない記憶領域に退避させて記憶し、続いて、HEMSコントローラとしての機能を一時的に停止し、ファームウェアの更新のための動作モードに変更してファームウェアの更新を実行する。
ファームウェアの更新が終了すると、ファームウェアの更新結果を確認し(S28)、ファームウェアの更新が終了した旨をサーバ70に送信する。
一方、サーバ70では、HEMSコントローラ30から保持しているHEMSコントローラのファームウェアのバージョンについての問い合わせを受信する(32)と、これをHEMSコントローラに送信する(S33)。
HEMSコントローラ30からファームウェアの更新を開始する旨の信号を受信する(S34)と、ファームウェアの更新を開始するHEMSコントローラ30に対して、対応するユーザの携帯端末40の操作による操作指令がサーバ70からHEMSコントローラ30に対して送信しないように設定を変更する(S35)。
続いてHEMSコントローラからファームウェアの更新が終了した旨の信号を受信すると(S46)、ステップS35で変更した、対応するユーザの携帯端末40の操作による操作指令がサーバ70からHEMSコントローラ30に対して送信しないような設定を解除し、通常の遠隔監視システムの動作を行うようにする。
本実施形態においても、ステップS35からステップS37までの期間において、ユーザの携帯端末40からのアクセスはサーバ70では受け付け可能であり、一方、HEMSコントローラ30への信号の送信は停止しているため、HEMSコントローラ30がリアルタイムで関係するような制御画面をユーザが要求した場合には、HEMSコントローラ30がファームウェアの更新中であり、現在操作が出来ない旨を通知する。この時、ユーザが操作出来るようになるまでの見込み時間も併せて表示してもよい。なお、サーバ70に保存された測定データの閲覧等、HEMSコントローラ30のファームウェアが更新中であっても影響のない機能については、通常通りユーザは操作閲覧できるようになっている。
このようにすることにより、ユーザが直接アクセス出来ない機器がファームウェアの更新中であっても、更新の状況を把握しているサーバがユーザに通知することにより、ユーザは機器がファームウェアの更新中であることを把握することが出来、遠隔監視に関する機能が一部制限されることになってもユーザが混乱を招くことを防ぐことが出来る。
<第3実施形態>
本実施形態は、基本的な構成は第1実施形態と同一である。
実施形態1および実施形態2において、HEMSコントローラ30のファームウェア更新に失敗した際に、本実施形態では、ファームウェアの更新に失敗した旨の情報をサーバ70において保持する。次いで、ユーザが携帯端末40を用いてサーバ70にアクセスした際に、ファームウェアの更新に失敗した旨を通知するとともに、更新を再度試みるか、更新しないまま使用するかの確認を行う。
ユーザが更新を行わず、以前のファームウェアのまま使用する選択をした場合には、サーバ70は、ユーザが使用しているファームウェアで実現可能な機能と、更新すべきファームウェアで実現可能な機能との情報を保持する。
サーバ70がユーザ端末40に提供する情報の閲覧や遠隔制御のためのアプリケーションは、HEMSコントローラ30のファームウェアによらないため、HEMSコントローラ30のファームウェアが更新されていない場合には対応出来ない機能が携帯端末40には選択肢として存在することになる。
そこで、本実施形態では、サーバはユーザが使用しているファームウェアで実現可能な機能と、更新すべきファームウェアで実現可能な機能との情報とを把握し、ユーザに対応するHEMSコントローラ30が実行できない機能をユーザが利用しようとした際には、利用が不可能である旨を表示する構成としている。
このような構成としたため、ユーザが携帯端末40から直接アクセスする構成となっていないHEMSコントローラのファームウェアと携帯端末40から直接アクセスするサーバで提供するアプリケーションとの機能が一致していない場合であっても、適切に操作指示を与えることが出来る。
今回開示された実施形態は例示であって、上記内容のみに制限されるものではなく、適宜組み合わせてもよく、変更してもよい。
10A 家電機器(テレビ)
10B 家電機器(エアコン)
20A タップ
20B タップ
30 HEMSコントローラ
40 携帯端末
50 ルータ
60 インターネット
61 基地局
62 MME
70 サーバ

Claims (7)

  1. 携帯端末と通信を行うサーバと、
    前記サーバと通信を行う制御装置とを備えた遠隔監視システムであって、
    前記サーバは、前記制御装置のファームウェアの更新中に前記携帯端末からのアクセスを受け付け、前記携帯端末から前記サーバに保存された情報の閲覧要求を受信した場合には該情報を前記携帯端末に提供し、前記携帯端末から前記制御装置に関わる操作指示を受信した場合には、前記携帯端末に対して前記制御装置のファームウェアが更新中であり操作できない旨を通知する遠隔監視システム。
  2. 前記サーバは、前記制御装置のファームウェアの更新中には前記制御装置への信号の送信を停止する、請求項1に記載の遠隔監視システム。
  3. 前記制御装置は、電力の情報を前記サーバに送信し、
    前記サーバは、
    前記制御装置から前記電力の情報を受信し、
    前記携帯端末からの要求に応じて前記携帯端末に前記電力の情報を送信し、
    前記制御装置のファームウェアの更新中には、前記携帯端末に対して前記制御装置のファームウェアが更新中である旨を通知する、請求項1または2に記載の遠隔監視システム。
  4. 前記サーバは、前記制御装置のファームウェアの更新指令を前記制御装置に送信してから、前記ファームウェアの更新が終了したことを示す信号を前記制御装置から受信するまでの間、前記制御装置のファームウェアが更新中であると判断する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の遠隔監視システム。
  5. 前記サーバは、前記制御装置のファームウェアの更新が開始されたことを示す信号を前記制御装置から受信してから、前記ファームウェアの更新が終了したことを示す信号を前記制御装置から受信するまでの間、前記制御装置のファームウェアが更新中であると判断する、請求項1〜3のいずれか1項に記載の遠隔監視システム。
  6. 制御装置と通信を行うための第1のインタフェースと、
    携帯端末と通信を行うための第2のインタフェースとを備えたサーバであって、
    前記サーバは、
    前記制御装置のファームウェアの更新中に、前記携帯端末からのアクセスを受け付け、前記携帯端末から前記サーバに保存された情報の閲覧要求を受信した場合には該情報を前記携帯端末に提供し、前記第2のインタフェースから出力される信号を受信した場合には、前記第2のインタフェースを介して前記制御装置のファームウェアが更新中であり操作できない旨の信号を出力するサーバ。
  7. 携帯端末と通信を行うサーバと、
    前記サーバと通信を行う制御装置とを備えた遠隔監視システムにおける制御装置のファームウェアの更新方法であって、
    前記サーバは、前記制御装置のファームウェアの更新中に前記携帯端末からのアクセスを受け付け、前記携帯端末から前記サーバに保存された情報の閲覧要求を受信した場合には該情報を前記携帯端末に提供し、前記携帯端末から前記制御装置に関わる操作指示を受信した場合には、前記携帯端末に対して前記制御装置のファームウェアが更新中であり操作できない旨を通知するファームウェアの更新方法。
JP2018117260A 2018-06-20 2018-06-20 ファームウェアを更新する遠隔監視システム、サーバおよびその方法 Active JP6689319B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018117260A JP6689319B2 (ja) 2018-06-20 2018-06-20 ファームウェアを更新する遠隔監視システム、サーバおよびその方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018117260A JP6689319B2 (ja) 2018-06-20 2018-06-20 ファームウェアを更新する遠隔監視システム、サーバおよびその方法

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014218874A Division JP6359945B2 (ja) 2014-10-28 2014-10-28 ファームウェアを更新する遠隔監視システム、サーバおよびその方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2018163690A JP2018163690A (ja) 2018-10-18
JP6689319B2 true JP6689319B2 (ja) 2020-04-28

Family

ID=63860561

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2018117260A Active JP6689319B2 (ja) 2018-06-20 2018-06-20 ファームウェアを更新する遠隔監視システム、サーバおよびその方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6689319B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH11102343A (ja) * 1997-09-26 1999-04-13 Sanyo Electric Co Ltd 情報表示装置
JP2006106974A (ja) * 2004-10-01 2006-04-20 Toshiba Corp ネットワーク家電制御システム
JP2009141725A (ja) * 2007-12-07 2009-06-25 Daiwa House Industry Co Ltd 住宅機器遠隔監視サービス提供システム
JP2010097275A (ja) * 2008-10-14 2010-04-30 Toshiba Corp ネットワーク家電制御システム
KR101173762B1 (ko) * 2010-07-02 2012-08-13 엘에스산전 주식회사 에너지 제어 시스템, 에너지 제어 장치, 에너지 제어 방법
JP6272653B2 (ja) * 2013-03-14 2018-01-31 京セラ株式会社 電力管理装置、電力管理方法、および電力管理システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2018163690A (ja) 2018-10-18

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6359945B2 (ja) ファームウェアを更新する遠隔監視システム、サーバおよびその方法
CN110057033B (zh) 空调系统及计算机可读取的存储介质
KR101795025B1 (ko) 네트워크 시스템 및 그 제어방법
JP5646018B1 (ja) 設置場所策定支援方法、端末装置、設置場所策定支援システム及びプログラム
JP6195628B2 (ja) 端末装置、制御装置、設置位置確認支援システム、設置位置設定支援システム、設置位置確認支援方法、設置位置設定支援方法、及び、プログラム
JP2005109746A (ja) 家電遠隔制御システム、サービス提供サーバ、ホームサーバ、家電機器、サービス提供サーバの家電遠隔制御支援方法及びサービス提供サーバの家電サービス提供支援方法
JP4120798B2 (ja) ホームネットワークシステムとこれに用いる通信アダプタ及びホームコントローラ
JP7031251B2 (ja) 遠隔監視システムおよびそれに利用される中継装置
CN106850312B (zh) 家电控制物联网的网络构建方法及装置
JP5951536B2 (ja) 電源遠隔制御システム
JP2014036242A (ja) 遠隔制御システム
WO2014171000A1 (ja) 電力管理システム、及び端末装置
JP6689319B2 (ja) ファームウェアを更新する遠隔監視システム、サーバおよびその方法
JP2002247663A (ja) 設備機器の管理システム
CN110115004A (zh) 设备控制系统
EP3582035A1 (en) Remote control system for controlling an operation of a domestic appliance
JP5650816B1 (ja) 通信システム、通信装置、通信方法、及び、プログラム
KR101667027B1 (ko) 무선랜을 이용한 원스톱 가전제품 제어 시스템 및 방법
WO2016067847A1 (ja) 電力管理システムの移行方法、移行に用いるシステムおよびサーバ
JP2020144757A (ja) 制御装置、制御システム、接続状態判定方法およびプログラム
JP5819505B2 (ja) 設置場所策定支援方法、端末装置、設置場所策定支援システム及びプログラム
JP2020053899A (ja) 給湯システム、サーバおよびプログラム
KR20190077762A (ko) 와이-파이 기능을 갖는 보일러 온도조절기의 등록방법
JP7052288B2 (ja) 中継装置
JP2019068135A (ja) 管理装置、管理方法及びプログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20180720

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180720

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190422

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190604

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20190722

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20191002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20200317

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20200407

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6689319

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150