JP6686953B2 - ディジタルrfメモリ装置、記録方法及び再生方法 - Google Patents

ディジタルrfメモリ装置、記録方法及び再生方法 Download PDF

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Description

この発明は、レーダ信号(受信信号)などのRF信号を記録データとして記録するディジタルRFメモリ装置、記録方法及び再生方法に関するものである。
レーダ信号(受信信号)などのRF(Radio Frequency)信号を記録する装置は、記録したRF信号を再生する装置と併用される場合がある。このような装置、すなわち、RF信号記録再生装置は、複数の周波数成分を含むレーダ波や通信波などの電波を受信して記録し、受信した電波を複数の周波数成分を含む信号として再生して送信する電波応用装置(例えば、特許文献1参照)や、レーダ装置の性能を評価するためのレーダエコー生成装置(例えば、特許文献2参照)の記録機能に使用されるものである。
RF信号記録再生装置(RF信号記録装置)では、RF信号をディジタルRFメモリ装置(ディジタル記憶装置)に記録している。ディジタルRFメモリ(DRFM:Digital RF Memory)装置は、RF信号をA/D変換してメモリに記録(記憶)させて蓄積するものである。(例えば、特許文献3参照)。なお、ディジタルRFメモリ装置のメモリに記録されたディジタル信号は、メモリ制御部の制御によってメモリから読み出される。また、ディジタルRFメモリ装置は、蓄積したRF信号(記録したディジタル信号)を再生する際に、D/A変換の前に周波数変調を行うことができる。
従来のRF信号記録再生装置は、受信したRF信号を複数の周波数成分を含む信号として、再生して同時に送信する電波応用装置がある(例えば、特許文献1参照)。また、従来のRF信号記録再生装置(RF信号記録装置)は、複数のディジタルRFメモリ装置を有し、二つのディジタルRFメモリ装置が記録するRF信号の帯域を一部重複させているものがある(例えば、特許文献2参照)。このようにすることで、記録するRF信号の対象を広帯域化することができる。この広帯域化により、RF信号記録装置は、搬送波の周波数を時間とともに高速に変化させることによってスペクトルを拡散する方式(周波数ホッピング方式)を用いたレーダ装置(通信装置)から送出されるレーダ信号(受信信号)の記録も可能となってきている。
特開2002−277531号公報 特開2005−91170号公報 特開平9−73769号公報
特許文献1の図2に開示されるタイミングチャートでは、受信したRF信号を複数の周波数成分を含む信号として再生して同時に送信していることを示す波形が図示されている。一方、特許文献2の図3に開示されるタイミングチャートでは、RF信号をディジタル信号(記録データ)として記録が完了した直後に再生が開始されていることを示しているかのような波形が図示されている。しかしながら、特許文献1及び特許文献2に開示されるようなRF信号記録再生装置(RF信号記録装置)は、RF信号をディジタル信号(記録データ)として記録が完了した直後に、複数の周波数成分を含む信号として、再生して同時に送信することは、考慮されていないという課題がある。なお、特許文献3に開示されたメモリ制御部は、メモリからディジタル信号を読み出す際に、位相ずれの信号を再生するためのものである。よって、RF信号をディジタル信号として記録が完了した直後に、複数の周波数成分を含む信号として再生を行なうための動作は開示されていない。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、RF信号を記録データ(加算データ)として記録が完了した直後に、複数の周波数成分を含む信号(再生データ)として、再生して同時に送信することが容易となるように、記録データ(加算データ)を記録するディジタルRFメモリ装置、記録方法及び再生方法を得ることを目的とする。
この発明は、周波数ホッピング方式を用いた装置から送出されるRF信号をホッピングチャネルごとに記録データとして記録するものであって、順次入力される前記記録データを交互に第1記録データ格納領域又は第2記録データ格納領域へ記録させ、前記記録データ記録処理が実行されていない方の第1記録データ格納領域又は前記第2記録データ格納領域から、既に記録されている前記記録データを読み込み、加算データ記録処理が実行されていない方の第1加算データ格納領域又は第2加算データ格納領域から、既に記録されている加算データを読み込み、読み込んだ前記記録データ及び前記加算データを加算する加算処理を行なって新たな加算データとして、読み込んだ前記加算データの読み込み元とは異なる方の前記第1加算データ格納領域又は前記第2加算データ格納領域へ記録させる前記加算データ記録処理を行なうことを特徴とするものである。
この発明によれば、読み込んだ記録データ及び加算データを加算する加算処理を行なって新たな加算データとして、読み込んだ加算データの読み込み元とは異なる方の第1加算データ格納領域又は第2加算データ格納領域へ記録することで、記録が完了した直後に、複数の周波数成分を含む信号(再生データ)として、再生して同時に送信することが容易となる再生データを提供できるディジタルRFメモリ装置、記録方法及び再生方法を得ることができる。
この発明の実施の形態1に係るRF信号記録装置(RF信号記録再生装置)の構成を示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置(RF信号記録装置(RF信号記録再生装置)のディジタルRFメモリ部)の構成を示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るRF信号記録装置(RF信号記録再生装置)の受信部の構成を示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るRF信号記録装置(RF信号記録再生装置)の変調・送信部の構成を示す機能ブロック図である。 この発明の実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置(RF信号記録装置(RF信号記録再生装置)のディジタルRFメモリ部)のメモリ部に記録(加算)した波形の模式図(受信パルス同期)である。 この発明の実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置(RF信号記録装置(RF信号記録再生装置)のディジタルRFメモリ部)のメモリ部に記録(加算)した波形の模式図(受信パルス非同期)である。 この発明の実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置を用いたRF信号の再生までのプロセスを示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置を用いたRF信号の再生までのプロセスを示す模式図に対する比較例を示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置を用いたRF信号の記録、加算、再生の各プロセスを示す模式図である。 この発明の実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置を用いた記録方法の処理ステップの一部(記録開始まで)を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置を用いた記録方法の処理ステップの一部(記録開始から加算終了まで)を示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置を用いた再生方法の処理ステップを示すフローチャートである。 この発明の実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置を用いた記録方法におけるRF信号の記録、加算、再生の各データを示すテーブルである。
実施の形態1.
以下、この発明の実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置と実施の形態1に係るRF信号記録装置及びRF信号記録再生装置とについて、図1〜図9を用いて説明する。図中の同一符号や同一文言に関しては、説明を省略する場合がある。実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置(DRFM装置)が、実施の形態1に係るRF信号記録装置及びRF信号記録再生装置のディジタルRFメモリ部3(DRFM部3)に相当する。詳しくは、ディジタルRFメモリ部3は、周波数ホッピング方式を用いた装置である送信局(図示は省略する)から送出されるRF信号をホッピングチャネルごとに記録データとして記録するものである。送信局から送出されるRF信号は、ホッピング信号といえる。また、ディジタルRFメモリ部3に、受信アンテナ部1と受信部3とを加えたものが、実施の形態1に係るRF信号記録装置の基本構成となる。このRF信号記録装置に、さらに、変調・送信部5と送信アンテナ部6とを加えたものが、実施の形態1に係るRF信号記録再生装置の基本構成となる。
図1〜図4において、受信アンテナ部1は、周波数ホッピング方式を用いた送信局から送出(送信)されるRF信号を順次受信するものである。送信局は、周波数f〜f(nは整数)の範囲で予め定められたホッピングレートで周波数をホッピングさせて、ホッピング信号であるRF信号を送信してくる。周波数f〜fの各周波数は、ホッピングチャネル(ホッピング周波数)とも呼ばれる。また、ホッピングチャネルの下限であるfから上限であるfの範囲は、ホッピング周波数範囲と呼ばれる。受信部2は、受信アンテナ部1が受信したRF信号を周波数変換(ダウンコンバート)することで、中間周波数信号であるIF(Intermediate Frequency))信号にし、さらに、A/D変換することでディジタルの記録データにするものである。この場合のIF信号は、記録信号と呼ばれる。ディジタルRFメモリ部3は、受信部2がA/D変換した記録データを記録し、再生するものである。ディジタルRFメモリ部3は、RF信号をホッピングチャネルごとに記録データとして記録できる。
図1〜図4において、記録・再生制御部4は、ディジタルRFメモリ部3の内部に形成されている。記録・再生制御部4は、記録データの記録処理及び加算処理や記録データ(再生データ)の再生処理の制御を行なうものである。記録データを加算したものを再生データと呼んでもよい。変調・送信部5は、再生データをD/A変換して中間周波数信号であるIF信号にし、周波数変換(アップコンバート)することで、RF信号にするものである。この場合のIF信号は、再生信号と呼ばれる。送信アンテナ部2は、変調・送信部5が生成したRF信号を送信するものである。この際に、送信局へ向けて、送信アンテナ部2からRF信号を送信することで、周波数ホッピング方式を用いた送信局から送信されるRF信号と電波干渉を生じさせることができる。実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置(RF信号記録再生装置)は、このようなに電波応用装置として機能させることが容易である。もちろん、実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置(RF信号記録装置、RF信号記録再生装置)は、記録・再生制御部4が、記録データの記録処理及び加算処理を行なうことで、レーダ装置の性能を評価するためのレーダエコー生成装置の記録機能に使用することが可能である。
図1〜図4において、データテーブル作成部7は、周波数ホッピング方式を用いた装置である送信局を想定して、記録単位時間(ホッピングレート)・記録時間・再生パルス幅設定値をテーブルとして作成するものである。送信局ごとに、記録単位時間・記録時間・再生パルス幅設定値を作成してもよい。記録時間は、記録単位時間(ホッピングレート)×ホッピングチャネル数である。再生パルス幅設定値は、再生信号を再生してRF信号を送信する際の再生信号のパルス幅である。
記録開始トリガによって、ディジタルRFメモリ部3が記録データの記録を開始している場合は、RF信号のパルス先頭から記録単位時間までが記録データとなり、受信パルス同期が実現できている。受信パルス同期によって、記録データ(再生データ)からデッドタイム(「ホッピングレート‐再生パルス幅」の時間に相当)を棄却して記録又は再生時にデッドタイムを抜いて再生することができる。再生信号のパルス幅は、ホッピングレートからデッドタイムを引いたもの、すなわち、パルス部分のみとなる。一方、受信パルス同期が実現できていない場合、すなわち、記録開始トリガに因らず、任意のタイミングで記録データの記録を開始している場合は、受信パルスとデッドタイムの境界が不明のため、再生信号のパルス幅は、ホッピングレートそのものに相当する。
データテーブル記録部8は、データテーブル作成部7から送られてきた記録単位時間、記録時間、再生パルス幅設定値を記録するものである。図中では、記録単位時間(ホッピングレート)、記録時間、再生パルス幅設定値は、簡略化のために「データ」と記載している。データテーブル作成部7は、必要に応じて、送信局ごとにデータをデータテーブル記録部8へ送ってもよいし、一度に複数の送信局のデータをデータテーブル記録部8へ送ってもよい。データテーブル記録部8は、記録単位時間、記録時間、再生パルス幅設定値を記録・再生制御部4に供給する。データテーブル作成部7及びデータテーブル記録部8は、一体又はデータテーブル記録部8単体として、データテーブル記録部やデータテーブル部と称してもよい。
データテーブル作成部7及びテーブル記録部8は、実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置、又は、実施の形態1に係るRF信号記録装置及びRF信号記録再生装置の構成の一部や内部の構成としてもよい。もちろん、後述するメモリ部31の領域の一部を使って、記録単位時間・記録時間・再生パルス幅設定値のテーブルを記憶しておく構成にしてもよい。なお、再生パルス幅設定値は、任意のタイミングで記録データの記録を開始している場合、すなわち、受信パルス非同期の場合、「再生パルス幅=記録単位時間(ホッピングレート)」とするため、実際のデータ上では、再生パルス幅設定値とホッピングレートとを区別して管理しなくてもよい。また、記録開始トリガによって記録データの記録を開始している場合、再生パルス幅設定値は、「再生パルス幅=受信パルス幅」となる。
ここで、実施の形態1に係るRF信号記録装置としての動作を図1、図2、図3を用いて説明する。まずは、図3を用いて、受信アンテナ部1及び受信部2の動作を説明する。送信局から送信されたRF信号を受信アンテナ部1が受信すると、受信部2にRF信号が送られる。図3に示すように、受信部2は、周波数変換部(ダウンコンバータ)21、第1バンドパスフィルタ部(第1BPF部)22、A/D変換部23、第2バンドパスフィルタ部(第2BPF部)24、ORゲート25、トリガ生成部26を備えている。周波数変換部21が、受信アンテナ部1が受信したRF信号を周波数変換(ダウンコンバート)し、第1バンドパスフィルタ部22が濾波することで記録信号(IF信号)を得る。第1バンドパスフィルタ部22は、ホッピング周波数範囲の全体をカバーするバンドパスフィルタ(BPF:Band Pass Filter)である。A/D変換部23は、第1バンドパスフィルタ部22で濾波された記録信号をA/D変換することでディジタルの記録データにする。この記録データは、ディジタルRFメモリ部3に送られる。
図3に示すように、受信部2は、ディジタルRFメモリ部3へ記録データを送るだけでなく、ディジタルRFメモリ部3が記録データを記録する際にトリガ(記録開始トリガ)を生成する構成としてもよい。このトリガにより、ディジタルRFメモリ部3は、ホッピングレートに合わせて再生データを生成することができる。周波数変換部21と第1バンドパスフィルタ部22との間に分配器を設けて、周波数変換(ダウンコンバート)されたRF信号の一部を第2バンドパスフィルタ部24へ入力させる。第2バンドパスフィルタ部24は、ホッピング周波数範囲の少なくとも一部をカバーするバンドパスフィルタ(BPF)である。第2バンドパスフィルタ部24がカバーする範囲は、第1バンドパスフィルタ部22よりも狭いため、S/N比が改善されるので、第2バンドパスフィルタ部24は、第1バンドパスフィルタ部22より高感度化できる利点がある。
ORゲート25は、第1BPF部信号と第2BPF信号が入力される構成である論理和の論理ゲートである。第1BPF信号は、第1バンドパスフィルタ部22とA/D変換部23との間に分配器を設けて、第1バンドパスフィルタ部22を経た信号の一部を分岐させ、分岐後に検波(検波器の図示は省略)された信号である。第1BPF部信号は、第2バンドパスフィルタ部24の後段には、第2バンドパスフィルタ部24を経て検波(検波器の図示は省略)された信号である。ORゲート25は、第1BPF部信号又は第2BPF信号の少なくとも一方が入力されると、後段のトリガ生成部26にトリガを生成させるものである。トリガ生成部26は、トリガをディジタルRFメモリ部3に送る。
受信部2に送られたRF信号が微小なものであった場合、受信部2において、検波で第1BPF部信号として検出されない場合がある。しかし、受信部2に送られたRF信号が、第2バンドパスフィルタ部24がカバーする範囲の周波数であれば、検波で第2BPF部信号として検出されるため、ORゲート25には、第2BPF信号が入力されるので、トリガ生成部26は、RF信号が微小なものであっても、トリガ(記録開始トリガ)を生成することができる。トリガ(記録開始トリガ)は、ディジタルRFメモリ部3(記録・加算制御部40)に送られる。RF信号を受信する受信部2がRF信号を検出した情報から生成された、このトリガ(記録開始トリガ)を受けて、記録・加算制御部40は、記録データ記録処理をメモリ部31に開始させる。これは換言すると、受信パルス同期を実行するといえる。逆に、受信パルス非同期を実行する場合、記録・加算制御部40は、任意のタイミングで記録データの記録を開始すればよい。記録・加算制御部40は、周波数ホッピング方式のホッピング周期の終了まで、記録データ記録処理及び加算データ記録処理を前記メモリ部に実行させるものである。記録データ記録処理及び加算データ処理並びにメモリ部31は後述する。
次に、図2を用いて、ディジタルRFメモリ部3の動作を説明する。ディジタルRFメモリ部3は、記録・再生制御部4に加え、メモリ部31を有している。記録・再生制御部4は、記録・加算制御部40及び再生制御部43を有している。再生制御部43は、RF信号記録再生装置の構成である。そのため、RF信号記録再生装置の説明時に再生制御部43の説明を行なう。メモリ部31は、記録データを記録するものである。ここでは、後述する加算データも記録データに含めている。記録・加算制御部40は、メモリ部31に記録データを記録させるものである。つまり、記録・加算制御部40の制御によって、記録データがメモリ部31に記録される。記録・再生制御部4は、ディジタルRFメモリ部3の内部に形成されている。記録・再生制御部4は、FPGA(Field Programmable Gate Array)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)を利用することで形成することができる。
図2に示すように、メモリ部31は、記録データを記録(格納)する領域である記録データ格納領域32と、記録データを加算した加算データを記録(格納)する領域である加算データ格納領域35とを有している。記録データ格納領域32は、少なくとも、第1記録データ格納領域33(領域A33)と第2記録データ格納領域34(領域B34)とを有している。加算データ格納領域35は、少なくとも、第1加算データ格納領域36(領域C36)と第2加算データ格納領域37(領域D37)とを有している。受信部2から出力される記録データは、まずは、記録データ格納領域32の領域A33又は領域B34のいずれか一方に記録され、順次送られてくる記録データは、交互に領域A33又は領域B34のいずれか一方に記録される。
図2に示すように、記録・加算制御部40は、バッファ(記録側)41と加算処理部42とを有している。バッファ41は、トリガ生成部26(受信部2)からのトリガに応じて、記録データをメモリ部31へ送るゲート回路である。順次送られてくる記録データは、互に領域A33又は領域B34のいずれか一方に記録されるが、この記録する領域の少なくとも最初の決定は、トリガとともに外部の制御回路から得てもよい。加算処理部42は、記録データ格納領域32に記録された記録データを読み出して加算して、加算データ格納領域35に記録させるものである。加算処理部42は、二つ目の記録データ以降は、記録データ格納領域32に記録された記録データに加え、加算データ格納領域35に記録された加算データを読み出して加算して、新たな加算データとして加算データ格納領域35に記録させるものである。
加算処理部42が行なう加算とは、順次到来するRF信号の周波数(ホッピングチャネル)の情報をまとめることを意味し、四則演算の加算とは異なるものである。例えば、到来したRF信号がn回ホッピングしている場合は、それぞれの記録データは、周波数f、周波数f、周波数f、・・、周波数fのn個となり、個別データのn個のデータである。これを到来した順に「周波数f+周波数f」「周波数f+周波数f+周波数f」「周波数f+周波数f+周波数f+周波数f」というように加算していき、最後に「周波数f+周波数f+周波数f+周波数f+・・+周波数fn−1+周波数f」という加算データを加算データ格納領域35に記録させる処理の制御を加算処理部42が行なう。ここでは、説明を簡略化するために、周波数の低い順、かつ、全てのホッピングチャネルのRF信号が送信局から到来する場合を例に挙げているが、これに限るものではない。他の説明の際にも同様に「周波数の低い順、かつ、全てのホッピングチャネルのRF信号が送信局から到来する場合」を用いて行なう。
メモリ部31は、前述のとおり、記録データを記録して格納する領域を、領域A33及び領域B34の少なくとも二つ有し、記録データを加算した加算データを記録して格納する領域を、領域C36及び格納領域D37の少なくとも二つ有している。よって、実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置(ディジタルRFメモリ部3)は、バッファ41を介して、交互に領域A33及び領域B34に記録データが記録されることを利用して、記録データを並行して加算することができる。
記録・加算制御部40及びメモリ部31における記録データ記録処理及び加算データ記録処理は、データテーブル記録部8から、記録単位時間(ホッピングレート)及び記録時間(記録単位時間×ホッピングチャネル数)をデータとして受けることで、記録データを記録する周期を得ることができる。よって、記録・加算制御部40(加算処理部42)は、記録単位時間(ホッピングレート)及びホッピングチャネル数から、記録データとして記録するチャネル(ホッピングチャネル)と、記録データのデータ長とを決定することができる。この場合のデータテーブル部は、周波数ホッピング方式の記録単位時間(ホッピングレート)及びホッピングチャネル数の組合せをテーブルとして保持しておればよい。
記録・加算制御部40(加算処理部42)は、順次入力される記録データを交互に第1記録データ格納領域又は前記第2記録データ格納領域へ記録させる記録データ記録処理をメモリ部31に実行させる。並行して、この記録データ記録処理を実行させていない方の領域A33又は領域B34から、既に記録されている記録データを読み込む記録データ読込処理を記録・加算制御部40(加算処理部42)が行なう。後述する加算データ記録処理を、メモリ部31に実行させていない方の領域C36又は領域D37から、既に記録されている加算データを読み込む加算データ読込処理を記録・加算制御部40(加算処理部42)が行なう。記録・加算制御部40(加算処理部42)は、記録データ読込処理で読み込んだ記録データ、及び、加算データ読込処理で読み込んだ加算データを加算する加算処理を行なって新たな加算データとする。記録・加算制御部40(加算処理部42)は、この新たな加算データを得るために、加算データ読込処理で読み込んだ加算データの読み込み元とは異なる方の領域C36又は領域D37へ、新たな加算データを記録させる加算データ記録処理をメモリ部31に実行させる。記録・加算制御部40(加算処理部42)は、周波数ホッピング方式のホッピング周期の終了まで、記録データ記録処理及び加算データ記録処理をメモリ部31に実行させることになる。
加算処理部42は、加算データ読込処理を行なう場合、加算データ記録処理を初めて行なうために加算データ読込処理を実行するのであれば、加算データが加算データ格納領域35には存在しておらず、加算データが無しとなる。この場合、加算データ記録処理では、記録データ読込処理で読み込んだ記録データに、加算データ(無し)を加算することになるので、結果的に、記録データ読込処理で読み込んだ記録データそのものが、加算データ(前述の「新たな加算データ」に相当)となる。
記録・加算制御部40は、受信パルス同期の場合、トリガ、再生パルス幅及びホッピングレートから記録データごとに情報がない部分(デッドタイム)を判断し、情報がない部分(デッドタイム)をメモリ部31から棄却すること、又は、情報がない部分(デッドタイム)以外をメモリ部31に記録させることで、再生データ(記録データ)をパルス部分のみのものとできる。デッドタイムの棄却は、記録データ記録処理の際に実行してもよいし、加算データ記録処理の際に実行してもよい。また、後述する再生制御部43が、最後に行なわれた加算データ記録処理によりメモリ部31に記録された加算データを読み込んで再生する際に、記録・加算制御部40が、まとめてデッドタイムを加算データ(再生データ)から棄却してもよい。なお、最後に行なわれた加算データ記録処理とは、記録・加算制御部40が、ホッピング周期の終了まで、メモリ部31に実行させた記録データ記録処理及び加算データ記録処理を行なった最後の加算データ記録処理を意味している。
実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置(RF信号記録装置、RF信号記録再生装置)は、記録・加算制御部40が、加算処理を行い、メモリ部31による加算データ記録処理を行う一連の動作の間に、メモリ部31による記録データ記録処理を並行して実行させることで、より処理を高速化させることができる。この一連の動作が終了するときに、記録・加算制御部40は、少なくとも、並行して実行させていたメモリ部31による記録データ記録処理を終了させていることで、後述する再生制御部43の動作も、より処理を高速化させることができる。
続いて、実施の形態1に係るRF信号記録再生装置としての動作を図1、図2、図4、図5、図6を用いて説明する。まずは、ディジタルRFメモリ部3の動作を説明する。図2に示すように、ディジタルRFメモリ部3は、記録・再生制御部4とメモリ部31とを有している。記録・再生制御部4は、記録・加算制御部40及び再生制御部43を有している。記録・加算制御部40の動作は、RF信号記録再生装置の説明時のものである。再生制御部43は、記録・加算制御部40がメモリ部31に記録させた加算データを読み出して再生するものである。つまり、再生制御部43の制御によって、記録データのうち、加算データがメモリ部31から読み出されて再生される。前述のとおり、記録・再生制御部4は、ディジタルRFメモリ部3の内部に形成されている。記録・再生制御部4は、FPGAやASICを利用することで形成することができる。
図2に示すように、メモリ部31は、記録データを加算した加算データを記録(格納)する領域である加算データ格納領域35を有している。加算データ格納領域35は、少なくとも、第1加算データ格納領域36(領域C36)と第2加算データ格納領域37(領域D37)とを有している。領域C36又は領域C37のいずれか一方に、記録・加算制御部40が、ホッピング周期の終了まで、メモリ部31に実行させた記録データ記録処理及び加算データ記録処理を行なった最後の加算データ記録処理によって記録された加算データが記録(格納)されている。つまり、再生制御部43は、最後に行なわれた加算データ記録処理によりメモリ部31に記録された加算データを読み込んで再生するものである。
図2に示すように、再生制御部43は、パルス幅設定部44とバッファ(再生側)45と有している。バッファ45は、パルス幅設定部44で設定された再生パルス幅に応じて、加算データ(再生データ)を順次、変調・送信部5へ送るゲート回路である。パルス幅設定部44は、加算データ格納領域35に記録された加算データを読み出して、再生パルス幅を決めるものである。この再生パルス幅は、データテーブル記憶部8(データテーブル部)から、記録・再生制御部4(再生制御部43)へ送られてくる再生パルス幅設定値によって決められる。
すなわち、再生制御部43は、加算データをメモリ部から読み込んで再生するものである。データテーブル記憶部8(データテーブル部)は、ホッピングレート及びホッピングチャネル数の組合せのテーブルに、RF信号のパルス幅の情報をさらに有し、再生制御部43が、パルス幅の情報から、加算データを再生するときのパルス幅を決定するものであるといえる。換言すると、再生制御部43は、「トリガ(記録開始トリガ)及びホッピングレートから得られる記録データごとに情報がない部分」以外をメモリ部31から読み込んで再生するものである。
図5は、ディジタルRFメモリ装置(RF信号記録装置(RF信号記録再生装置)のディジタルRFメモリ部)のメモリ部に記録(加算)した波形の模式図(受信パルス同期)である。搬送波f〜fは「トリガ(記録開始トリガ)及びホッピングレートから得られる記録データごとに情報がある部分」である。再生制御部43は、記録データ(加算後)、すなわち、加算データが、受信パルス同期によって、図5に示すように、加算データ(再生データ)からデッドタイムを棄却して記録されているものであれば、再生パルス幅設定値(ホッピングレート)からデッドタイムを差し引いたものを再生信号(加算後)の再生パルス幅とすればよい。また、受信パルス同期によって、加算データ(再生データ)が記録されているが、デッドタイムを差し引いていない加算データであれば、再生時にデッドタイムを抜いて再生する。このときの再生パルス幅も再生パルス幅設定値(ホッピングレート)からデッドタイムを差し引いたものとなる。図5に示すように、RF信号記録再生装置は、応用信号(再生周波数f〜f)を繰り返し再生することができる。
図6は、ディジタルRFメモリ装置(RF信号記録装置(RF信号記録再生装置)のディジタルRFメモリ部)のメモリ部に記録(加算)した波形の模式図(受信パルス非同期)である。搬送波f〜fは「記録データごとに情報がある部分」である。受信パルス同期せずに、すなわち、受信パルス非同期の場合、再生制御部43は、デッドタイムが不明のために再生信号(加算後)の再生パルス幅は、データテーブル記憶部8(データテーブル部)から、記録・再生制御部4(再生制御部43)へ送られてくる再生パルス幅設定値そのものとなる。すわなち、ホッピングレートそのものになる。この場合は、デッドタイムも再生することになる。つまり、再生中にパルスが無い状態の時間が生じる。しかし、この場合、受信パルス非同期でよいため、RF信号記録再生装置(ディジタルRFメモリ装置)の構成を簡素化できる。図6に示すように、RF信号記録再生装置は、応用信号(再生周波数f〜f)を繰り返し再生することができる。受信パルス同期と受信パルス非同期とは記録モードと呼ばれるものである。
次に、図4に示す変調・送信部5及び送信アンテナ部6の動作を説明する。変調・送信部5は、D/A変換部51、リミッタアンプ部52、周波数変換部(アップコンバータ)53を備えている。変調・送信部5は、IF信号を元にRF信号を復元するための変調を行なうものである。D/A変換部51は、記録・再生制御部4(再生制御部43)から送られたディジタルの再生データ(加算データ)をD/A変換することでアナログの再生信号(IF信号)にする。リミッタアンプ部52は、この再生信号(IF信号)の振幅を飽和領域まで増幅して安定した出力とするために用いる。これは、再生信号(IF信号)が、複数の周波数の位相が加算されたものであり、異なる位相を加算して合成した場合、振幅を強めたり弱めたりするため、飽和領域まで増幅する必要がある。特許文献1に開示されているような複数のDRFM装置(ディジタルRFメモリ装置)を実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置に適用する場合、リミッタアンプ部52の使用が好適である。複数のDRFM装置(ディジタルRFメモリ装置)を使用して、再生信号を切り替えて使用する場合は、通常のアンプ(図示は省略)を用いてもよい。しかし、複数の再生データを合成して使用する場合は、前述と同様にリミッタアンプ部52を用いる必要がある。
図4に示す周波数変換部53は、リミッタアンプ部52で増幅された再生信号(IF信号)を周波数変換(アップコンバート)してRF信号にして、周波数変換部21が、受信アンテナ部1が受信したRF信号を周波数変換(ダウンコンバート)し、送信アンテナ部6へ送る。送信アンテナ部6は、周波数変換部21から送られてきたRF信号を空間に送信(送出)する。送信アンテナ部6から送信(送出)されるRF信号を送信局に向ければ、送信局から送信されるRF信号と電波干渉を生じさせることができる。この場合、送信アンテナ部6から送信されるRF信号は応用信号といえる。
このように、実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置(RF信号記録装置、RF信号記録再生装置)は、読み込んだ記録データ及び加算データを加算する加算処理を行なって新たな加算データとして、読み込んだ加算データの読み込み元とは異なる方の領域C36又は領域D37へ記録することで、記録が完了した直後に、複数の周波数成分を含む信号(再生データ)として、再生して同時に送信することが容易となる再生データを提供することができる。
図7は、このようなディジタルRFメモリ装置を用いたRF信号の再生までのプロセスを示す模式図である。図7の縦軸は周波数f(ホッピングチャネル)、横軸は時間tである。実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置を用いることで、図7に示すように、ホッピング周期が終了後(記録終了後)、速やかに加算も終了するので、再生データ(加算データ、加算後の記録データ)をRF信号(応用信号)として、即座に再生することができる。記録開始は、トリガ(記録開始トリガ)を用いて開始してもよい。記録開始後、速やかに加算が開始される。図7では、応用信号をホッピング周期、三回以上に亘って、応用信号によってホッピング信号を干渉させている様子を示している。つまり、RF信号記録再生装置は、応用信号(再生周波数f〜f)を繰り返し再生することができる。
図8は、図7に示すディジタルRFメモリ装置を用いたRF信号の再生までのプロセスを示す模式図に対する比較例を示す模式図である。すなわち、実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置を適用していないRF信号記録再生装置におけるRF信号の再生までのプロセスを示したものである。図8の縦軸は周波数f(ホッピングチャネル)、横軸は時間tである。図8に示すように、ホッピング周期が終了後(記録終了後)、RF信号記録再生装置のプロセッサが記録データを読み込む。その後、プロセッサが記録データの加算を開始するので、プロセッサ処理時間が終わって初めて、再生データ(加算データ、加算後の記録データ)をRF信号(応用信号)として、再生することができる。よって、再生データ(加算データ、加算後の記録データ)をRF信号(応用信号)として、即座に再生することが難しい。図8では、プロセッサ処理時間の終了後、漸く応用信号によってホッピング信号を干渉させている様子を示している。
図9は、実施の形態1に係るディジタルRFメモリ装置を用いたRF信号の記録、加算、再生の各プロセスを示す模式図である。また、図9は、図7に示すディジタルRFメモリ装置を用いたRF信号の再生までのプロセスを示す模式図に到達時間を加えて詳細を示したものであるといえる。ここでいう到達時間は、送信局からのホッピング信号(送信周波数f〜f)であるRF信号が、受信部2に到達する時間と、変調・送信部5からの応用信号(再生周波数f〜f)であるRF信号が、送信局に送信局到達周波数f〜fとして到達する時間を意味している。
図9に示すように、送信局から送信されたRF信号(ホッピング信号)は、到達時間後に、受信アンテナ部1を介して受信部2に到達する。受信部2で受信処理されたデータリンク到来波としては、ディジタルRFメモリ装置(ディジタルRFメモリ部3)は、メモリ部31を制御して、記録処理と加算処理とが実施される。開始から終了(記録時間)は、ホッピング周期である。記録処理と並行して加算処理が実施されることで、記録時間の終了時には速やかに最後の加算処理(図9において処理時間と記載している箇所)が完了する。変調・送信部5は、ホッピングレート(再生単位)に合わせて応用信号(再生周波数f〜f)を再生する。この応用信号が、到達時間の経過後に、送信局に届き、送信局から送信されるホッピング信号に干渉する。この干渉している時間を応用可能時間と呼ぶ。
以下、この発明の実施の形態1に係る記録方法(実施の形態1ディジタルRFメモリ装置を用いた記録方法)と実施の形態1に係る再生方法(実施の形態1ディジタルRFメモリ装置を用いた再生方法)とを説明する。記録方法は、周波数ホッピング方式を用いた装置から送出されるRF信号をホッピングチャネルごとに記録データとして記録するディジタルRFメモリ装置を用いたものである。再生方法は、周波数ホッピング方式を用いた装置から送出されるRF信号をホッピングチャネルごとに記録データとして記録し、再生データとして再生するディジタルRFメモリ装置を用いたものである。つまり、実施の形態1に係る記録方法は、実施の形態1に係るRF信号記録装置(ディジタルRF装置)を用いた方法である。実施の形態1に係る再生方法は、実施の形態1に係るRF信号記録再生装置(ディジタルRF装置)を用いた方法である。実施の形態1に係る記録方法及び再生方法について、図10、図11、図12を用いて説明する。図10、図11、図12において、矢印が処理の流れを示し、破線矢印がデータの流れを示している。図中の同一符号や同一文言に関しては、説明を省略する場合がある。
実施の形態1に係る記録方法は、記録データ記録処理ステップ、記録データ読み込みステップ、加算データ読み込みステップ、加算データ記録処理ステップを少なくとも有している。実施の形態1に係る記録方法は、さらに、後述する受信ステップ、記録モード決定ステップ、記録開始トリガ判定ステップのいずれかを含んでいてもよい。記録データ記録処理ステップは、順次、受信部2から入力される記録データを交互に領域A33(メモリ領域A、領域Aと図示している)又は領域B34(メモリ領域B、領域Bと図示している)へ記録させる記録・加算制御部40の処理ステップである。記録データ読み込みステップは、記録データ記録処理ステップが実行されていない方の領域A33又は領域B34から、既に記録されている記録データを読み込む記録・加算制御部40の処理ステップである。記録データ記録処理ステップが初めての実施の場合、記録データは無しとなる。
引き続き、加算データ読み込みステップは、後述の加算データ記録処理ステップが実行されていない方の領域C36(メモリ領域C、領域Cと図示している)又は領域D37(メモリ領域D、領域Dと図示している)から、既に記録されている加算データを読み込む記録・加算制御部40の処理ステップである。加算データ記録処理ステップが初めての実施の場合、加算データは無しとなる。前述の加算データ記録処理ステップは、記録データ読み込みステップ及び加算データ読み込みステップで読み込んだ記録データ及び加算データを加算する加算処理を行なって新たな加算データとして、加算データ読み込みステップで読み込んだ加算データの読み込み元とは異なる方の領域C36又は領域D37へ記録させる記録・加算制御部40の処理ステップである。
図10は、実施の形態1に係る記録方法の処理ステップの一部(記録開始まで)を示すフローチャートである。すなわち、記録データ記録処理ステップのうち、記録開始前までのステップを実施の形態1に係る記録方法の処理ステップに含めた場合を示しているといえる。受信ステップ(STEP1)は、送信局からのRF信号(ホッピング信号)を受信アンテナ部1が受信し、受信部2で受信処理を行なう処理ステップである。記録モード決定ステップ(STEP2)は、記録モードのうち、受信パルス同期又は受信パルス非同期を選択するものである。受信部2からトリガが得られる場合を受信パルス同期の記録モードとし、受信部2からトリガが得られない場合を受信パルス非同期の記録モードとしてもよいし、受信部2からトリガが得られる場合でも、受信パルス非同期の記録モードを選択できるようにしてもよい。
記録開始トリガ判定ステップ(STEP3)は、記録モード決定ステップ(STEP2)で受信パルス同期の記録モードが選択された場合、記録・加算制御部40にトリガが送られるまでトリガは無しとしてループし、トリガがあったときに、記録データ記録処理ステップ(記録開始ステップ、STEP4)に進ませる処理ステップである。なお、記録モード決定ステップ(STEP2)で受信パルス非同期の記録モードが選択された場合、記録データ記録処理ステップ(記録開始ステップ、STEP5)にそのまま進む。STEP4及びSTEP5は、前述の記録データ記録処理ステップである。STEP4は、トリガによって受信パルス同期が図られている点がSTEP5と異なる。また、STEP4及びSTEP5における記録データ記録処理(後の加算データ記録処理も同様)は、データテーブル記録部8から、記録単位時間(ホッピングレート)及び記録時間(記録単位時間×ホッピングチャネル数)をデータとして受けることで、記録データを記録する周期を得ることで実行する。STEP4及びSTEP5の実際の動作は、図11を用いて説明する。図10に記載のAから図11に記載のAへ処理ステップを遷移する。
図11は、実施の形態1に係る記録方法の処理ステップの一部(記録開始から加算終了まで)を示すフローチャートである。すなわち、記録データ記録処理ステップの開始から加算データ記録処理ステップを実施の形態1に係る記録方法の処理ステップに含めた場合を示しているといえる。STEP4又はSTEP5では、記録データをホッピングチャネル(f〜f)ごとに分割記録している。
加算データ記録処理ステップ(STEP6)は、STEP4又はSTEP5で分割記録した記録データを順次加算していくものである。順次加算していくために、STEP4(STEP5)及びSTEP6と並行して、記録データ読み込みステップ及び加算データ読み込みステップが実施される。このように、記録データ記録処理ステップ(STEP4又はSTEP5)は、記録データ読み込みステップ及び加算データ読み込みステップ並びに加算データ記録処理ステップ(STEP6)と並行して実行することで、より早い処理を行なうことができる。なお、図11では、最初の記録データを領域A33に記録する場合を例示している。
また、加算データ記録処理ステップ(STEP6)は、少なくとも、並行して実行していた記録データ記録処理ステップ(STEP4(STEP5))が終了しているときは、終了(記録停止)させていることで、再生準備がより早期に完了する。実施の形態1に係る再生方法を行なう場合は、図11に記載のBから図12に記載のBへ処理ステップを遷移する。実施の形態1に係る記録方法だけを実施する場合は、図11に記載のBが終了に相当する。
実施の形態1に係る再生方法は、実施の形態1に係る記録方法で記録された加算データを再生する再生ステップを備えたものである。もちろん、受信ステップ、記録モード決定ステップ、記録開始トリガ判定ステップのいずれかを含んでいてもよい。また、後述する再生パルス幅設定処理ステップ、記録モード確認ステップ、データ長指定ステップ1、データ長指定ステップ2、送受信設定ステップ、送信停止ステップのいずれかを含んでいてもよい。図12は、実施の形態1に係る再生方法の処理ステップ(再生パルス幅設定処理ステップ、記録モード確認ステップ、データ長指定ステップ1、データ長指定ステップ2、再生ステップ、送受信設定ステップ、送信停止ステップ)を示すフローチャートである。
図12において、再生パルス幅設定処理ステップ(STEP7)は、応用信号(再生周波数f〜f)を再生するパルス幅を決定する再生制御部43の処理ステップである。
応用信号を再生するパルス幅を決定するために、記録モード確認ステップ(STEP8)にて、記録モード決定ステップ(STEP2)で決定された記録モードを確認する。受信パルス同期の記録モードを選択されている場合は、データ長指定ステップ1(STEP9)に進み、受信パルス非同期の記録モードを選択されている場合は、データ長指定ステップ2(STEP10)に進む。
データ長指定ステップ1(STEP9)は、加算データが、受信パルス同期によって、領域C36又は領域D37から得られる加算データ(再生データ)からデッドタイムを棄却して記録されているものであれば、図5に示すように、データテーブル記憶部8から得た再生パルス幅設定値(ホッピングレート)からデッドタイムを差し引いたものを再生信号(加算後)の再生パルス幅とする再生制御部44(パルス幅設定部44)の処理ステップである。なお、データ長指定ステップ1(STEP9)は、加算データが、受信パルス同期によって、加算データ(再生データ)が領域C36又は領域D37に記録されているが、デッドタイムを差し引いていない加算データであれば、再生時にデッドタイムを抜いて再生する処理を再生制御部44(パルス幅設定部44)が行なう。このときの再生パルス幅も再生パルス幅設定値(ホッピングレート)からデッドタイムを差し引いたものとなる。データ長指定ステップ2(STEP10)は、加算データが、受信パルス非同期によって、領域C36又は領域D37から得られる加算データ(再生データ)からデッドタイムを棄却して記録されていないので、図6に示すように、ホッピングレートを、再生信号(加算後)の再生パルス幅とする再生制御部44(パルス幅設定部44)の処理ステップである。
再生ステップ(STEP11)は、再生パルス幅が決められた加算データ(再生データ)を応用信号(再生周波数f〜f)として再生(繰り返し再生を含む)する変調・送信部5及び送信アンテナ部6の処理ステップである。送信局のRF信号(ホッピング信号)のパルス幅の情報から、加算データを再生するときのパルス幅を決定するデータ長指定ステップ1(STEP9)又はデータ長指定ステップ2(STEP10)を再生ステップ(STEP11)に含めてもよい。この場合は、再生ステップ(STEP11)は、再生制御部44(パルス幅設定部44)、変調・送信部5及び送信アンテナ部6の処理ステップとなる。
送受信設定ステップ(STEP12)は、再生ステップ(STEP11)によって、加算データ(再生データ)を応用信号(再生周波数f〜f)として繰り返し再生するか、受信ステップ(STEP1)に戻るかを判断する処理ステップである。繰り返し再生する場合は、送信アンテナ部6から送信される応用信号(RF信号)を繰り返し送信するループ処理を行なう。新たに送信局(応用信号の元になるホッピング信号を送信した送信局以外のものも含む)から送信されるホッピング信号(RF信号)を受信する場合や、単に送信を停止する場合は、送信停止ステップ(STEP13)に進む。
送信停止ステップ(STEP13)は、応用信号(RF信号)を停止する送信アンテナ部6の処理ステップである。送信を停止して、新たに送信局(応用信号の元になるホッピング信号を送信した送信局以外のものも含む)から送信されるホッピング信号(RF信号)を受信は、受信ステップ(ステップ1)に戻る。また、既に記録している再生データのうち、別のものを再生する場合は、再生パルス幅設定ステップ(STEP7)に戻る。
図13は、実施の形態1に係る記録方法におけるRF信号の記録、加算、再生の各データを示すテーブルであり、図11に示すフローチャートでの処理と対応するものである。図13の記録処理はSTEP4,5に相当する。加算処理はSTEP6に相当する。記録データ記録領域は、図11のメモリ領域A、Bに相当する。加算データ記録領域は、図11のメモリ領域C、Dに相当する。加算式は、記録データ読み込みステップと加算データ読み込みステップとによって、読み込み対象となるメモリ領域A、Bとメモリ領域C、Dとの組合せを示している。加算データの内容は、メモリ領域C、Dに記録されている加算データを示している。
1 受信アンテナ部、2 受信部、21 周波数変換部(ダウンコンバータ)、
22 第1バンドパスフィルタ部(第1BPF部)、23 A/D変換部、
24 第2バンドパスフィルタ部(第2BPF部)、25 ORゲート、
26 トリガ生成部、3 ディジタルRFメモリ部(DRFM部)、31 メモリ部、
32 記録データ格納領域、33 領域A(第1記録データ格納領域)、
34 領域B(第2記録データ格納領域)、35 加算データ格納領域、
36 領域C(第1加算データ格納領域)、37 領域B(第2加算データ格納領域)
4 記録・再生制御部、40 記録・加算制御部、41 バッファ(記録側)、
42 加算処理部、43 再生制御部、44 パルス幅設定部、
45 バッファ(再生側)、5 変調・送信部、51 D/A変換部、
52 リミッタアンプ部、53 周波数変換部(アップコンバータ)、
6 送信アンテナ部、7 データテーブル作成部、8 データテーブル記録部。

Claims (15)

  1. 周波数ホッピング方式を用いた装置から送出されるRF信号をホッピングチャネルごとに記録データとして記録するディジタルRFメモリ装置であって、前記記録データを記録するメモリ部と、前記メモリ部に前記記録データを記録させる記録・加算制御部とを備え、
    前記メモリ部は、前記記録データを記録して格納する領域を、第1記録データ格納領域及び第2記録データ格納領域の少なくとも二つ有し、前記記録データを加算した加算データを記録して格納する領域を、第1加算データ格納領域及び第2加算データ格納領域の少なくとも二つ有し、
    前記記録・加算制御部は、順次入力される前記記録データを交互に前記第1記録データ格納領域又は前記第2記録データ格納領域へ記録させる記録データ記録処理を前記メモリ部に実行させ、前記記録データ記録処理を実行させていない方の前記第1記録データ格納領域又は前記第2記録データ格納領域から、既に記録されている前記記録データを読み込み、加算データ記録処理を前記メモリ部に実行させていない方の前記第1加算データ格納領域又は前記第2加算データ格納領域から、既に記録されている前記加算データを読み込み、読み込んだ前記記録データ及び前記加算データを加算する加算処理を行なって新たな加算データとして、読み込んだ前記加算データの読み込み元とは異なる方の前記第1加算データ格納領域又は前記第2加算データ格納領域へ記録させる前記加算データ記録処理を前記メモリ部に実行させることを特徴とするディジタルRFメモリ装置。
  2. 前記記録・加算制御部は、前記加算処理を行い、前記メモリ部による前記加算データ記録処理を行う一連の動作の間に、前記メモリ部による前記記録データ記録処理を並行して実行させることを特徴とする請求項1に記載のディジタルRFメモリ装置。
  3. 前記記録・加算制御部は、前記一連の動作が終了するときに、少なくとも、前記並行して実行させていた前記メモリ部による前記記録データ記録処理を終了させていることを特徴とする請求項2に記載のディジタルRFメモリ装置。
  4. 前記記録・加算制御部は、前記周波数ホッピング方式のホッピング周期の終了まで、前記記録データ記録処理及び前記加算データ記録処理を前記メモリ部に実行させることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のディジタルRFメモリ装置。
  5. 最後に行なわれた前記加算データ記録処理により前記メモリ部に記録された前記加算データを読み込んで再生する再生制御部をさらに備えたことを特徴とする請求項4に記載のディジタルRFメモリ装置。
  6. 前記周波数ホッピング方式のホッピングレート及びホッピングチャネル数の組合せをテーブルとして保持するデータテーブル部をさらに備え、
    前記記録・加算制御部は、前記ホッピングレート及び前記ホッピングチャネル数から、前記記録データとして記録するチャネルと、前記記録データのデータ長とを決定することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のディジタルRFメモリ装置。
  7. 前記加算データを前記メモリ部から読み込んで再生する再生制御部をさらに備え、
    前記データテーブル部は、前記ホッピングレート及び前記ホッピングチャネル数の組合せのテーブルに、前記RF信号のパルス幅の情報をさらに有し、前記再生制御部は、前記パルス幅の情報から、前記加算データを再生するときのパルス幅を決定することを特徴する請求項6に記載のディジタルRFメモリ装置。
  8. 前記記録・加算制御部は、前記RF信号を受信する受信部が前記RF信号を検出した情報から生成されたトリガを受けて、前記記録データ記録処理を開始させる受信パルス同期を実行することを特徴する請求項1から請求項7のいずれか1項に記載のディジタルRFメモリ装置。
  9. 前記記録・加算制御部は、前記トリガ及び前記ホッピングレートから前記記録データごとに情報がない部分を判断し、前記情報がない部分を前記メモリ部から棄却すること、又は、前記情報がない部分以外を前記メモリ部に記録させることを特徴とする、請求項6又は請求項7に従属する請求項8に記載のディジタルRFメモリ装置。
  10. 前記再生制御部は、前記トリガ及び前記ホッピングレートから得られる前記記録データごとに情報がない部分以外を前記メモリ部から読み込んで再生することを特徴とする、請求項7に従属する請求項8、又は、請求項7に従属する請求項8に従属する請求項9に記載のディジタルRFメモリ装置。
  11. 周波数ホッピング方式を用いた装置から送出されるRF信号をホッピングチャネルごとに記録データとして記録するディジタルRFメモリ装置を用いた記録方法であって、
    順次入力される前記記録データを交互に第1記録データ格納領域又は第2記録データ格納領域へ記録させる記録データ記録処理ステップと、前記記録データ記録処理ステップが実行されていない方の第1記録データ格納領域又は前記第2記録データ格納領域から、既に記録されている前記記録データを読み込む記録データ読み込みステップと、加算データ記録処理ステップが実行されていない方の第1加算データ格納領域又は第2加算データ格納領域から、既に記録されている加算データを読み込む加算データ読み込みステップと、前記記録データ読み込みステップ及び前記加算データ読み込みステップで読み込んだ前記記録データ及び前記加算データを加算する加算処理を行なって新たな加算データとして、前記加算データ読み込みステップで読み込んだ前記加算データの読み込み元とは異なる方の前記第1加算データ格納領域又は前記第2加算データ格納領域へ記録させる前記加算データ記録処理ステップとを備えたことを特徴とする記録方法。
  12. 前記記録データ記録処理ステップは、記記録データ読み込みステップ及び前記加算データ読み込みステップ並びに加算データ記録処理ステップと並行して実行することを特徴とする請求項11に記載の記録方法。
  13. 前記加算データ記録処理ステップは、少なくとも、前記並行して実行していた前記記録データ記録処理ステップが終了しているときは、終了させていることを特徴とする請求項12に記載の記録方法。
  14. 請求項11から請求項13のいずれか1項に記載の記録方法で記録された前記加算データを再生する再生ステップを備えたことを特徴とする再生方法。
  15. 前記再生ステップは、前記RF信号のパルス幅の情報から、前記加算データを再生するときのパルス幅を決定することを特徴とする請求項14に記載の再生方法。
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