JP6686469B2 - 情報処理装置、プログラム、情報処理システムおよび情報処理方法 - Google Patents

情報処理装置、プログラム、情報処理システムおよび情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理装置、プログラム、情報処理システムおよび情報処理方法に関する。
従来、近傍空間内にあるオフィス機器(プロジェクタ、MFP/LP、インテリジェンスホワイトボード等)と、ユーザ端末(PC、スマートフォン、タブレット等)とをネットワークで接続したシステム(会議システム)が知られている。また、このようなシステムは、外部のネットワークとの接続を仲介する仲介機を介して外部のネットワークに接続することも可能であり、遠隔地にある他のシステムと接続することも可能である。
例えば特許文献1には、互いに離れた場所にいる多数の会議メンバによる会議をより自然な臨場感で円滑に進行させることを目的として、電子会議に先立って配布された共通資料に関する討論中、該共通資料に対して書き込まれるメッセージを入力元の会議端末ごとに設けた仮想透明シート領域に記録し、共通資料と、任意に指定された仮想透明シート領域のメッセージとを各会議参加端末の表示画面に表示する構成が開示されている。
しかしながら、従来においては、複数のシステムを接続して行われる会議において、機器の動作まで含めた臨場感をシステム間で共有することは困難であった。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、前記複数のシステムごとに、該システムに含まれる1以上の前記機器を示す機器情報であって少なくとも該機器の種別を識別する機種種別を含む前記機器情報を対応付けた対応機器情報を記憶する対応機器情報記憶手段と、前記複数のシステムごとに、他のシステムの、何れかの前記機器に対して所定の処理を実行させるための命令を示すジョブを該システムで再現させるか否かを示す設定情報を対応付けた対応設定情報を記憶する対応設定情報記憶手段と、何れかのシステムから、前記ジョブの実行を要求する実行要求であって、該実行要求の送信元システムを識別する第1の識別情報と、前記所定の処理を実行する機器の種別を識別する第2の識別情報と、該所定の処理の処理対象のデータを特定可能な情報とを少なくとも含む前記実行要求を受信する受信手段と、前記受信手段により前記実行要求が受信された場合、前記実行要求により要求された前記ジョブを再現させる他のシステムを特定する特定手段であって、前記実行要求の要求元以外のシステムのうち、前記実行要求に含まれる前記第2の識別情報により識別される種別の機器を含むシステムであって前記ジョブを再現させると設定されているシステムを、前記ジョブを再現させる前記他のシステムとして特定する特定手段と、前記実行要求の送信元のシステムに含まれる1以上の前記機器のうち、前記実行要求により要求された前記ジョブを実行すべき前記機器に対して該ジョブを実行させる制御を行うとともに、前記特定手段により特定された他のシステムに含まれる1以上の前記機器のうち、前記実行要求により要求された前記ジョブを実行すべき前記機器に対して該ジョブを実行させる制御を行う実行制御手段と、を備える情報処理装置である。
本発明によれば、複数のシステムを接続して行われる会議において、機器の動作まで含めた臨場感をシステム間で共有することができる。
図1は、情報処理システムの構成の一例を示す図である。 図2は、会議システムの構成の一例を示す図である。 図3は、会議サーバのハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、会議サーバが有する機能の一例を示す図である。 図5は、機器情報の一例を示す図である。 図6は、機器情報の一例を示す図である。 図7は、機器情報の一例を示す図である。 図8は、第1の設定情報の一例を示す図である。 図9は、第2の設定情報の一例を示す図である。 図10は、任意の1つの会議システムが会議の準備を行う場合の手順の一例を示すフロー図である。 図11は、会議システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図12は、情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図13は、デフォルトの会議システムリストの一例を示す図である。 図14は、会議システムリストの一例を示す図である。 図15は、会議情報の一例を示す図である。 図16は、情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図17は、情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図18は、第2の実施形態の会議サーバが有する機能の一例を示す図である。 図19は、第2の実施形態の情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図20は、第2の実施形態の情報端末に表示される画面の一例を示す図である。 図21は、第2の実施形態の情報端末に表示される画面の一例を示す図である。 図22は、第2の実施形態の変形例の情報処理システムの動作手順の一例を示すシーケンス図である。 図23は、第2の実施形態の変形例の情報端末に表示される画面の一例を示す図である。 図24は、第2の実施形態の変形例の情報端末に表示される画面の一例を示す図である。 図25は、第2の実施形態の変形例の情報端末に表示される画面の一例を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら、本発明に係る情報処理装置、プログラム、情報処理システムおよび情報処理方法の実施形態を詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本実施形態の情報処理システム1の構成の一例を示す図である。図1に示すように、情報処理システム1は、会議サーバ10と、会議システム20Aと、会議システム20Bと、会議システム20Cと、を備え、これらはインターネットなどのネットワーク30を介して相互に接続可能である。以下の説明では、会議システム20A、20Bおよび20Cの各々を相互に区別しない場合は、単に「会議システム20」と称する。なお、情報処理システム1に含まれる会議システム20の数は任意である。後述するように、各会議システム20は、1以上の機器を少なくとも含んでいる。各会議システム20は、ネットワーク30を介して、会議サーバ10や会議相手となる他の会議システム20と通信することができる。ここで、複数の会議システム20を接続して行われる会議は、画像や音声などの共有すべき情報を会議システム20間で通信し、各会議システム20に含まれる機器から出力することで行われる。
図2は、「システム」の一例である会議システム20の構成の一例を示す図である。図2の例では、説明の便宜上、任意の1つの会議システム20のみを図示しているが、他の会議システム20も同様の構成である。ただし、各会議システム20に含まれる機器の種類および数は、会議システム20ごとに固有のものとなる。
図2に示すように、会議システム20は、情報端末40と、電子黒板50と、プロジェクタ60と、仲介機70とを含む。情報端末40、電子黒板50、および、プロジェクタ60の各々は、仲介機70を介してネットワーク30と接続することができる。この例では、ユーザ(会議参加者)が使用する情報端末40は、無線で仲介機70と接続される。以下では、仲介機70が発する電波の届く範囲を「結界」と称する場合がある。仲介機70は、Bluetooth(登録商標)やWiFi(登録商標)などの無線通信技術を利用して、結界に存在する情報端末40をネットワーク30に接続することができる。以下の説明では、会議の運営や管理に関する権限を有する管理者の情報端末40を「情報端末40A」と表記し、一般的なユーザの情報端末40を「情報端末40B」と表記する場合がある。両者を互いに区別しない場合は、単に「情報端末40」と表記する。
また、この例では、電子黒板50およびプロジェクタ60の各々は、有線で仲介機70と接続されているが、これに限らず、例えば電子黒板50およびプロジェクタ60の各々は、無線で仲介機70と接続される形態であってもよい。なお、会議システム20に含まれる機器(この例では電子黒板50、プロジェクタ60)の種類や数は任意に変更可能である。
次に、会議サーバ10の構成を説明する。会議サーバ10は、「情報処理装置」の一例であり、会議全体の管理、データの管理(保存や削除等)、機器(電子黒板50、プロジェクタ60等)への出力制御などを行う。図3は、会議サーバ10のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、会議サーバ10は、CPU(Central Processing Unit)101、RAM(Random Access Memory)102、ROM(Read Only Memory)103、HDD(Hard Disk Drive)104、機器I/F105、ネットワークI/F108を有し、これらはバス109で互いに接続されている。また、機器I/F105には、表示部106および操作部107が接続されている。
CPU101は演算手段であり、会議サーバ10全体の動作を統括的に制御する。RAM102は、情報の高速な読み書きが可能な揮発性の記憶媒体であり、CPU101が情報を処理する際の作業領域として用いられる。ROM103は、読み出し専用の不揮発性記憶媒体であり、ファームウェア等のプログラムが格納されている。HDD104は、情報の読み書きが可能な不揮発性の記憶媒体であり、OS(Operating System)や各種の制御プログラム、アプリケーション・プログラム等が格納される。
機器I/F105は、表示部106および操作部107の各々をバス109に接続するためのインタフェースである。表示部106は、各種の情報を表示するための視覚的ユーザーインタフェースであり、例えばLCD(Liquid Crystal Display)などで構成される。操作部107は、キーボードやマウス等、ユーザが会議サーバ10に対して各種の情報を入力するためのユーザーインタフェースである。ネットワークI/F108は、会議サーバ10をネットワーク30に接続するためのインタフェースである。
図4は、会議サーバ10が有する機能の一例を示す図である。説明の便宜上、図4では、本実施形態に関する機能を主に例示しているが、会議サーバ10が有する機能は、これらに限られるものではない。図4に示すように、会議サーバ10は、会議システム管理部111、取得部112、生成部113、記憶部114、受信部115、特定部116、実行制御部117、データ管理部118、履歴管理部119を有する。
会議システム管理部111は、会議を行っている会議システム20を管理する。会議システム管理部111は、1つの会議に複数の会議システム20を参加させる際の管理も行う。
取得部112は、複数の会議システム20の各々から、各種の情報を取得する。より具体的には、取得部112は、複数の会議システム20の各々から、該会議システム20に含まれる1以上の機器を示す機器情報を取得する。また、取得部112は、複数の会議システム20の各々から、該会議システム20のジョブを他の会議システム20で再現させるか否かを示し、他の会議システム20のジョブを該会議システム20で再現させるか否かを示す設定情報を取得する。この例では、取得部112の機能は、「機器情報取得手段」および「設定情報取得手段」に対応している。
図5は、会議システム20Aの機器情報の一例を示す図であり、図6は、会議システム20Bの機器情報の一例を示す図であり、図7は、会議システム20Cの機器情報の一例を示す図である。この例では、機器情報は、会議システム20を識別する会議システムIDと、該会議システム20に含まれる機器を識別する機器IDと、機器の種別を示す機器種別と、ネットワーク30上における該機器の位置を示すIPアドレスとを対応付けた情報である。
また、この例では、設定情報は、自会議システム20のジョブを他の会議システム20で再現させるか否かを示す第1の設定情報と、他の会議システム20のジョブを自会議システム20で再現させるか否かを示す第2の設定情報と、を含む。図8は、会議システム20Aの第1の設定情報の一例を示す図である。図8に示す第1の設定情報は、会議システム20Aのジョブを、会議システム20Bで再現させることを示す一方、会議システム20Cでは再現させないことを示す。図9は、会議システム20Aの第2の設定情報の一例を示す図である。図9に示す第2の設定情報は、会議システム20Bのジョブを会議システム20Aでは無条件に再現させることはしないことを示し、会議システム20Cのジョブを会議システム20Aでは無条件に再現させることを示す。
図4の説明を続ける。生成部113は、取得部112により取得された情報を元にして、各種の情報を生成する。この例では、生成部113は、取得部112により取得された機器情報を元に、複数の会議システム20ごとに、該会議システム20に含まれる1以上の機器を示す機器情報を対応付けた対応機器情報を生成する。例えば対応機器情報は、図5〜図7の機器情報を統合した情報であってもよい。また、生成部113は、取得部112により取得された設定情報を元に、複数の会議システム20ごとに、該会議システム20のジョブを他の会議システム20で再現させるか否かを示し、他の会議システム20のジョブを該会議システム20で再現させるか否かを示す設定情報を対応付けた対応設定情報を生成する。この例では、生成部113の機能は、「対応機器情報生成手段」および「対応設定情報生成手段」に対応している。
記憶部114は、生成部113により生成された対応機器情報および対応設定情報を記憶する。この例では、記憶部114の機能は、「対応機器情報記憶手段」および「対応設定情報記憶手段」に対応している。
受信部115は、「受信手段」の一例であり、何れかの会議システム20から、何れかの機器に対して所定の処理を実行させるための命令を示すジョブの実行を要求する実行要求を受信する。この例では、実行要求は、該実行要求の送信元の会議システム20を識別する情報(例えば会議システムID)と、所定の処理を実行する機器を示す情報と、処理対象のデータを特定可能な情報(例えば会議サーバ10内に保存されているデータ(ファイル)を特定可能な情報)とを少なくとも含む。
特定部116は、受信部115により実行要求が受信された場合、該実行要求と、上述の対応機器情報と、上述の対応設定情報と、に基づいて、該実行要求の送信元の会議システム20とは異なる他の会議システム20であって、該実行要求により要求されたジョブを再現させる他の会議システム20を特定する。
例えば受信部115により受信された実行要求が、プロジェクタ60に対して会議サーバ10に保存されたファイルAを投影する処理を実行させるための命令を示すジョブ(説明の便宜上「ジョブA」と称する)の実行を要求する情報である場合を想定する。この場合、特定部116は、上述の対応機器情報、上述の対応設定情報を参照して、実行要求に含まれる機器(この例ではプロジェクタ60)と一致する機器を含む会議システム20であって、会議システム20Aのジョブの再現先として設定され、かつ、会議システム20Aのジョブの再現を許可する会議システム20を特定する。この例では、特定部116は、会議システム20Bを特定することができる。
図4の説明を続ける。実行制御部117は、「実行制御手段」の一例であり、実行要求の送信元の会議システム20に含まれる1以上の機器のうち、実行要求により要求されたジョブを実行すべき機器に対して該ジョブを実行させる制御を行うとともに、特定部116により特定された他の会議システム20に含まれる1以上の機器のうち、実行要求により要求されたジョブを実行すべき機器に対して該ジョブを実行させる制御を行う。上記の場合、実行制御部117は、受信部115により受信された実行要求に基づいてジョブAを生成する。そして、実行制御部117は、その生成したジョブAを、実行要求の送信元の会議システム20Aに含まれるプロジェクタ60へ送信するとともに、特定部116により特定された会議システム20Bに含まれるプロジェクタ60へ送信する制御を行う。
データ管理部118は、各機器の処理対象となるデータ(典型的には会議に用いられる画像データ等)を管理する。履歴管理部119は、実行制御部117により生成されたジョブの履歴を管理する。
以上に説明した会議サーバ10が有する機能(会議システム管理部111、取得部112、生成部113、受信部115、特定部116、実行制御部117、データ管理部118、履歴管理部119等)は、CPU101がROM103等に格納されたプログラムを実行することにより実現される。また、記憶部114は、例えばHDD104等により実現される。
図10は、任意の1つの会議システム20が会議の準備を行う場合の手順の一例を示すフロー図である。起動後、まず会議システム20は、会議サーバ10に対して、該会議システム20を一意に識別する会議システムIDの割り当てを要求するID要求を送信する(ステップS1)。ID要求に対する応答として、新たに割り当てられた会議システムIDの通知を受けた場合、会議システム20は、会議サーバ10に対して、該会議システム20に含まれる1以上の機器を示す上述の機器情報を生成し、生成した機器情報の登録を要求する機器情報登録要求を送信する(ステップS2)。機器情報登録要求は、少なくともステップS2で生成した機器情報を含む。機器情報登録要求に対する応答として、機器情報が登録された旨の通知を受けた場合、会議システム20は、会議サーバ10に対して、該会議システム20が開催する会議に関する情報を示す会議情報の登録を要求する(ステップS3)。より具体的な内容については後述する。次に、会議システム20は、ジョブの再現に関する設定を示すジョブ再現設定を設定する処理を行う(ステップS4)。より具体的な内容については後述する。そして、会議システム20は、自身が開催する会議に参加する他の会議システム20との間で通信を行い、会議を実施する(ステップS5)。
図11は、図10に示すステップS1およびステップS2の処理に関する具体的な手順の一例を示すシーケンス図である。まず、仲介機70は、管理者の情報端末40Aから、上述のID要求を送信する指示を受け付けると(ステップS11)、会議サーバ10に対して、上述のID要求を送信する(ステップS12)。次に、ID要求に対する応答として、会議システム20Aに割り当てられた会議システムIDの通知を受ける(ステップS13)。
次に、仲介機70は、上述の機器情報を生成する(ステップS14)。次に、仲介機70は、会議サーバ10に対して上述の機器情報登録要求を送信する(ステップS15)。そして、機器情報登録要求に対する応答として、機器情報が登録された旨の通知を受ける(ステップS16)。
図12は、図10に示すステップS3の処理に関する具体的な手順の一例を示すシーケンス図である。まず、管理者の情報端末40Aは、会議サーバ10に対して、会議に関する情報を示す会議情報の作成を要求する会議情報作成要求を送信する(ステップS21)。例えば会議情報作成要求には、会議の開催日、会議が行われる時間帯、会議内容などを示す情報が含まれていてもよい。
会議情報作成要求を受信した会議サーバ10は、会議を識別する会議IDを新たに割り当て、その割り当てた会議IDを含む会議情報を作成する(ステップS22)。そして、会議情報作成要求に対する応答として、新たに割り当てた会議IDとともに、会議情報を作成した旨を通知する(ステップS23)。
次に、会議を主催する会議システム20Aの情報端末40Aは、会議サーバ10に対して、会議システム20ごとの状態を示す会議システムリストを要求する会議システムリスト要求を送信する(ステップS24)。会議システムリスト要求を受信した会議サーバ10は、会議システムリスト要求に対する応答として、図13に示すようなデフォルトの会議システムリストを送信する(ステップS25)。図13の例では、会議システムリストは、会議システムIDごとに、状態を示すステータス情報と、説明情報と、会議への参加を要請されているか否かを示す会議参加情報とが対応付けられた情報であるが、これに限られるものではない。図13に示すデフォルトの状態では、会議を主催する会議システムIDに対しては、「◎」を示す会議参加情報が対応付けられ、会議への参加を要請することが不可能な会議システムIDに対しては、「選択不可」を示す会議参加情報が対応付けられ、それ以外の会議システムID(会議への参加を要請可能な会議システムID)に対しては、「×」を示す会議参加情報が対応付けられている。
図12の説明を続ける。会議システムリスト要求に対する応答として、デフォルトの会議システムリストを受信した情報端末40Aは、管理者の操作に応じて、会議システムリストを作成する(ステップS26)。より具体的には、管理者は、デフォルトの会議システムリストに含まれ、かつ、「×」を示す会議参加情報が紐付けられた会議システムIDの中から、会議への参加を希望する会議システムIDを選択する操作を行い、情報端末40Aは、かかる管理者の操作によって選択された会議システムIDに対して、「○」を示す会議参加情報を紐付けていく。ここでは、会議システム20Bおよび会議システム20Cが選択された場合を想定し、情報端末40Aにより生成される会議システムリストは図14のような態様となる。そして、情報端末40Aは、生成した会議システムリストを会議サーバ10へ送信する(ステップS27)。会議サーバ10は、他の会議システム20からの会議への参加を要求する参加要求を待つ。
図12の例では、会議サーバ10に対して、会議システム20Bおよび会議システム20Cの各々から参加要求が送信される場合を想定している。参加要求には、少なくとも会議システムIDが含まれている。会議サーバ10は、会議システム20Bからの参加要求を受信すると(ステップS28)、ステップS27で受信した会議システムリストを参照して、参加要求を送信してきた会議システム20Bが、会議への参加を要請されている会議システム20であることを確認する。そして、参加要求に対する応答として、参加を許可する旨を会議システム20Bへ通知する(ステップS29)。また、会議サーバ10は、会議システム20Cからの参加要求を受信すると(ステップS30)、ステップS27で受信した会議システムリストを参照して、参加要求を送信してきた会議システム20Cが、会議への参加を要請されている会議システム20であることを確認する。そして、参加要求に対する応答として、参加を許可する旨を会議システム20Cへ通知する(ステップS31)。次に、会議サーバ10は、ステップS22で作成した会議情報を更新する(ステップS32)。この例では、図15に示すように、会議情報は、会議を識別する会議IDごとに、会議を主催する会議システム20を識別するオーナー会議システムIDと、会議に参加する会議システム20を識別する参加会議システムIDとを対応付けた情報である。
なお、上記に限らず、例えば会議サーバ10は、情報端末40Aから受信した会議システムリストを参照して、参加が要請されている他の会議システム20(上記の例では会議システム20Bおよび会議システム20C)に対して参加要求を送信し、その応答(会議に参加するか否かを示す情報を少なくとも含む)を受信する形態であってもよい。
図16は、図10に示すステップS4の処理に関する具体的な手順の一例を示すシーケンス図である。まず、管理者の情報端末40Aは、会議サーバ10に対して、デフォルトの設定情報を要求する設定情報要求を送信し(ステップS41)、設定情報要求に対する応答として、デフォルトの設定情報(デフォルトの第1の設定情報およびデフォルトの第2の設定情報)を受信する(ステップS42)。この例では、デフォルトの第1の設定情報は、ジョブ再現先の会議システムIDを示す項目と、自会議システム20のジョブを再現させるか否かの設定を示す項目とを含み、これらの項目に対応する情報はブランク(未設定の状態)になっている。また、この例では、デフォルトの第2の設定情報は、ジョブを要求する他の会議システムIDを示す項目と、自会議システム20で他の会議システム20のジョブを再現するか否かの設定を示す項目とを含み、これらの項目に対応する情報はブランク(未設定の状態)になっている。
次に、情報端末40Aは、管理者の操作(各項目に対応する情報を入力する操作)に応じて、上述の第1の設定情報(図8参照)および上述の第2の設定情報(図9参照)を生成する(ステップS43)。つまり、上述の設定情報を生成する。そして、情報端末40Aは、会議サーバ10に対して、ステップS43で生成した第1の設定情報および第2の設定情報を送信する(ステップS44)。
次に、会議サーバ10は、ステップS44で受信した第1の設定情報および第2の設定情報を元にして、上述の対応設定情報を生成する(ステップS45)。
図17は、図10に示すステップS5の処理に関する具体的な手順の一例を示すシーケンス図である。まず、ユーザの情報端末40Bは、該ユーザの操作に応じて、上述の実行要求を会議サーバ10へ送信する(ステップS51)。次に、会議サーバ10は、ステップS51で受信した実行要求と、上述の対応機器情報と、上述の対応設定情報と、に基づいて、該実行要求により要求されたジョブを再現させる他の会議システム20を特定する(ステップS52)。図17の例では、ステップS51で受信した実行要求より要求されるジョブは上述のジョブAであることを想定しており、該実行要求には、該実行要求の送信元の会議システム20Aを識別する会議システムIDと、プロジェクタ60を示す情報と、投影処理の対象となるデータ(会議サーバ10内に保存されたデータファイル等)を特定可能な情報と、を少なくとも含む。この例では、ステップS52において、会議サーバ10は会議システム20Bを特定することができる。
次に、会議サーバ10は、ステップS52で特定した他の会議システム20(この例では会議システム20B)に対して、実行要求の送信元の会議システム20Aのジョブを再現することの許可を要求する許可要求を送信し(ステップS53)、それに対する応答(許可するか否かを示す情報を含む)を受信する(ステップS54)。ここでは、ジョブの再現を許可することを示す応答を受信した場合を前提として説明する。次に、会議サーバ10は、ステップS51で受信した実行要求に基づいてジョブAを生成し、その生成したジョブAを、実行要求の送信元の会議システム20Aに含まれるプロジェクタ60へ送信するとともに(ステップS55)、ステップS52で特定された会議システム20Bに含まれるプロジェクタ60へ送信する制御を行う(ステップS56)。
以上に説明したように、本実施形態の会議サーバ10は、何れかの会議システム20から上述の実行要求を受信した場合、該実行要求と、上述の対応機器情報と、上述の対応設定情報と、に基づいて、該実行要求により要求されたジョブを再現させる他の会議システム20を特定する。そして、該実行要求の送信元の会議システム20に含まれる1以上の機器のうち、該実行要求により要求されたジョブを実行すべき機器に対して該ジョブを実行させる制御を行うとともに、上記のようにして特定した他の会議システム20に含まれる1以上の機器のうち、該実行要求により要求されたジョブを実行すべき機器に対して該ジョブを実行させる制御を行う。これにより、複数の会議システム20を接続して行われる会議において、機器の動作を含めた臨場感を共有することができるという有利な効果を達成できる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を説明する。上述の第1の実施形態と共通する部分については適宜に説明を省略する。図18に示すように、本実施形態の会議サーバ10は、「設定手段」の一例である設定部120をさらに有する。設定部120は、複数の会議システム20のうち上述の実行要求を送信可能な(機器を操作する権限(機器操作権)を有する)1つの会議システム20を示す主体システムを可変に設定する。本実施形態では、設定部120は、主体システム以外の他の会議システム20からの要求に応じて、主体システムとなる会議システム20(機器操作権を有する会議システム20)を変更することができる。
図19は、主体システムを切り替える手順の一例を示すシーケンス図である。この例では、主体システムとして会議システム20Aが設定されていることを前提としている。図19に示すように、会議システム20Bの管理者の操作に応じて、情報端末40Aは、主体システムを自会議システム20(この例では会議システム20B)にすることを要求する機器操作権獲得要求を会議サーバ10へ送信する(ステップS61)。機器操作権獲得要求を受信した会議サーバ10は、現在の主体システムを確認する(ステップS62)。上述したように、この例では、現在の主体システムとして会議システム20Aが設定されている。次に、会議サーバ10は、会議システム20Aの情報端末40Bに対して、主体システムの変更を要求(機器操作権の譲渡を要求)する機器操作権譲渡要求を送信し(ステップS63)、それに対する応答(要求を許可するか否かを示す情報を含む)を受信する(ステップS64)。上述の機器操作権譲渡要求には、例えば図20に示すような画面が含まれていてもよく、この画面は、機器操作権譲渡要求を受信した情報端末40Bの表示部に表示される。この例では、ユーザが「はい」を示すボタンを押下した場合は、要求を許可することを示す応答が会議サーバ10へ返信され、「いいえ」を示すボタンを押下した場合は、要求を却下することを示す応答が会議サーバ10へ返信される。
ここでは、会議サーバ10は、上述の機器操作権譲渡要求を許可することを示す応答を受信した場合を前提として説明する。次に、会議サーバ10(設定部120)は、主体システムを、会議システム20Aから会議システム20Bに変更する(ステップS65)。そして、ステップS61の機器操作権獲得要求に対する応答として、主体システムを会議システム20Bに変更したことを通知する(ステップS66)。この通知には、例えば図21に示すような画面が含まれていてもよく、この画面は会議システム20Bの情報端末40Aの表示部(ディスプレイ)に表示される。
また、会議サーバ10は、主体システム以外の他の会議システム20から上述の実行要求を受信した場合、その応答としてエラー画面を返信することもできるし、現在の主体システムに対して、他の会議システム20から実行要求を受信したことを示すメッセージを通知することもできる。また、会議サーバ10(設定部120)は、主体システム以外の他の会議システム20に含まれる情報端末40に対して、主体システムに含まれる機器に対応するジョブの実行を指示するためのUIを非表示にさせる制御を行うこともできる。
(第2の実施形態の変形例)
例えば設定部120は、主体システムからの要求に応じて、主体システムとなる会議システム20を変更することもできる。図22は、本変形例において主体システムを切り替える手順の一例を示すシーケンス図である。この例では、主体システムとして会議システム20Aが設定されていることを前提としている。図22に示すように、会議システム20Aのユーザの操作に応じて、情報端末40Bは、主体システムを他の会議システム20(この例では会議システム20B)に変更することを要求(機器操作権を他の会議システム20に譲渡することを要求)する機器操作権譲渡要求を会議サーバ10へ送信する(ステップS71)。機器操作権譲渡要求を受信した会議サーバ10は、機器操作権の譲渡先となる会議システム20Bの情報端末40Aに対して、主体システムに変更すること(機器操作権を獲得すること)を許可するか否かを確認するための変更確認を送信し(ステップS72)、それに対する応答(変更を許可するか否かを示す情報を含む)を受信する(ステップS73)。上述の変更確認には、例えば図23に示すような画面が含まれていてもよく、この画面は、変更確認を受信した情報端末40Aの表示部に表示される。この例では、ユーザが「はい」を示すボタンを押下した場合は、変更を許可することを示す応答が会議サーバ10へ返信され、「いいえ」を示すボタンを押下した場合は、変更を却下することを示す応答が会議サーバ10へ返信される。
ここでは、会議サーバ10は、変更を許可することを示す応答を受信した場合を前提として説明する。次に、会議サーバ10(設定部120)は、主体システムを、会議システム20Aから会議システム20Bに変更する(ステップS74)。そして、ステップS71の機器操作権譲渡要求に対する応答として、主体システムを会議システム20Bに変更したことを通知する(ステップS75)。この通知には、例えば図24に示すような画面が含まれていてもよく、この画面は会議システム20Aの情報端末40Bの表示部に表示される。また、会議サーバ10(設定部120)は、会議システム20Bに対して、主体システムに設定したことを通知する(ステップS76)。この通知には、例えば図25に示すような画面が含まれていてもよく、この画面は会議システム20Bの情報端末40Aの表示部に表示される。
以上、本発明に係る実施形態について説明したが、本発明は、上述の各実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上述の実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明を形成できる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除してもよい。さらに、異なる実施形態および変形例にわたる構成要素を適宜組み合わせてもよい。
また、上述した実施形態の情報処理システム1(会議サーバ10等)で実行されるプログラムは、インストール可能な形式または実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)、USB(Universal Serial Bus)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよいし、インターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。また、各種プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
1 情報処理システム
10 会議サーバ
20 会議システム
30 ネットワーク
40 情報端末
50 電子黒板
60 プロジェクタ
70 仲介機
101 CPU
102 RAM
103 ROM
104 HDD
105 機器I/F
106 表示部
107 操作部
108 ネットワークI/F
109 バス
111 会議システム管理部
112 取得部
113 生成部
114 記憶部
115 受信部
116 特定部
117 実行制御部
118 データ管理部
119 履歴管理部
120 設定部
特開平09−200350号公報

Claims (14)

  1. ネットワークを介して、それぞれが1以上の機器を少なくとも含む複数のシステムと接続される情報処理装置であって
    記複数のシステムごとに、該システムに含まれる1以上の前記機器を示す機器情報であって少なくとも該機器の種別を識別する機種種別を含む前記機器情報を対応付けた対応機器情報を記憶する対応機器情報記憶手段と、
    前記複数のシステムごとに、他のシステムの、何れかの前記機器に対して所定の処理を実行させるための命令を示すジョブを該システムで再現させるか否かを示す設定情報を対応付けた対応設定情報を記憶する対応設定情報記憶手段と、
    何れかのシステムから、前記ジョブの実行を要求する実行要求であって、該実行要求の送信元システムを識別する第1の識別情報と、前記所定の処理を実行する機器の種別を識別する第2の識別情報と、該所定の処理の処理対象のデータを特定可能な情報とを少なくとも含む前記実行要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段により前記実行要求が受信された場合、前記実行要求により要求された前記ジョブを再現させる他のシステムを特定する特定手段であって、前記実行要求の要求元以外のシステムのうち、前記実行要求に含まれる前記第2の識別情報により識別される種別の機器を含むシステムであって前記ジョブを再現させると設定されているシステムを、前記ジョブを再現させる前記他のシステムとして特定する特定手段と、
    前記実行要求の送信元のシステムに含まれる1以上の前記機器のうち、前記実行要求により要求された前記ジョブを実行すべき前記機器に対して該ジョブを実行させる制御を行うとともに、前記特定手段により特定された他のシステムに含まれる1以上の前記機器のうち、前記実行要求により要求された前記ジョブを実行すべき前記機器に対して該ジョブを実行させる制御を行う実行制御手段と、を備える、
    情報処理装置。
  2. 前記複数のシステムの各々から、前記機器情報を取得する機器情報取得手段と、
    前記機器情報取得手段により取得された前記機器情報を元に前記対応機器情報を生成する対応機器情報生成手段と、を備える、
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記複数のシステムの各々から、前記設定情報を取得する設定情報取得手段と、
    前記設定情報取得手段により取得された前記設定情報を元に前記対応設定情報を生成する対応設定情報生成手段と、を備える、
    請求項1または2に記載の情報処理装置。
  4. 前記複数のシステムのうち前記実行要求を送信可能な1つのシステムを示す主体システムを可変に設定する設定手段をさらに備える、
    請求項1乃至3のうちの何れか1項に記載の情報処理装置。
  5. 前記設定手段は、前記主体システム以外の他のシステムからの要求に応じて、前記主体システムとなるシステムを変更する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記設定手段は、前記主体システムからの要求に応じて、前記主体システムとなるシステムを変更する、
    請求項4に記載の情報処理装置。
  7. ネットワークを介して、それぞれが1以上の機器を少なくとも含む複数のシステムと接続される情報処理装置に、
    何れかのシステムから、何れかの前記機器に対して所定の処理を実行させるための命令を示すジョブの実行を要求する実行要求であって、該実行要求の送信元システムを識別する第1の識別情報と、前記所定の処理を実行する機器の種別を識別する第2の識別情報と、該所定の処理の処理対象のデータを特定可能な情報とを少なくとも含む前記実行要求を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより前記実行要求が受信された場合、前記実行要求と、前記複数のシステムごとに、該システムに含まれる1以上の前記機器を示す機器情報であって少なくとも該機器の種別を識別する機種種別を含む前記機器情報を対応付けた対応機器情報と、前記複数のシステムごとに、他のシステムの前記ジョブを該システムで再現させるか否かを示す設定情報を対応付けた対応設定情報とに基づいて、前記実行要求により要求された前記ジョブを再現させる他のシステムを特定する特定ステップであって、前記実行要求の要求元以外のシステムのうち、前記実行要求に含まれる前記第2の識別情報により識別される種別の機器を含むシステムであって前記ジョブを再現させると設定されているシステムを、前記ジョブを再現させる前記他のシステムとして特定する特定ステップと、
    前記実行要求の送信元のシステムに含まれる1以上の前記機器のうち、前記実行要求により要求された前記ジョブを実行すべき前記機器に対して該ジョブを実行させる制御を行うとともに、前記特定ステップにより特定された他のシステムに含まれる1以上の前記機器のうち、前記実行要求により要求された前記ジョブを実行すべき前記機器に対して該ジョブを実行させる制御を行う実行制御ステップと、を実行させるためのプログラム。
  8. それぞれが1以上の機器を少なくとも含む複数のシステムと、ネットワークを介して前記複数のシステムと接続される情報処理装置と、を含む情報処理システムであって、
    記複数のシステムごとに、該システムに含まれる1以上の前記機器を示す機器情報であって少なくとも該機器の種別を識別する機種種別を含む前記機器情報を対応付けた対応機器情報を記憶する対応機器情報記憶手段と、
    前記複数のシステムごとに、他のシステムの、何れかの前記機器に対して所定の処理を実行させるための命令を示すジョブを該システムで再現させるか否かを示す設定情報を対応付けた対応設定情報を記憶する対応設定情報記憶手段と、
    何れかのシステムから、前記ジョブの実行を要求する実行要求であって、該実行要求の送信元システムを識別する第1の識別情報と、前記所定の処理を実行する機器の種別を識別する第2の識別情報と、該所定の処理の処理対象のデータを特定可能な情報とを少なくとも含む前記実行要求を受信する受信手段と、
    前記受信手段により前記実行要求が受信された場合、前記実行要求により要求された前記ジョブを再現させる他のシステムを特定する特定手段であって、前記実行要求の要求元以外のシステムのうち、前記実行要求に含まれる前記第2の識別情報により識別される種別の機器を含むシステムであって前記ジョブを再現させると設定されているシステムを、前記ジョブを再現させる前記他のシステムとして特定する特定手段と、
    前記実行要求の送信元のシステムに含まれる1以上の前記機器のうち、前記実行要求により要求された前記ジョブを実行すべき前記機器に対して該ジョブを実行させる制御を行うとともに、前記特定手段により特定された他のシステムに含まれる1以上の前記機器のうち、前記実行要求により要求された前記ジョブを実行すべき前記機器に対して該ジョブを実行させる制御を行う実行制御手段と、を備える、
    情報処理システム。
  9. 前記複数のシステムごとの前記機器情報を元に、前記対応機器情報を生成する対応機器情報生成手段を備える、
    請求項に記載の情報処理システム。
  10. 前記複数のシステムごとの前記設定情報を元に、前記対応設定情報を生成する対応設定情報生成手段を備える、
    請求項またはに記載の情報処理システム。
  11. 前記複数のシステムのうち前記実行要求を送信可能な1つのシステムを示す主体システムを可変に設定する設定手段をさらに備える、
    請求項乃至10のうちの何れか1項に記載の情報処理システム。
  12. 前記設定手段は、前記主体システムからの要求に応じて、前記主体システムとなるシステムを変更する、
    請求項11に記載の情報処理システム。
  13. 前記設定手段は、前記主体システム以外の他のシステムからの要求に応じて、前記主体システムとなるシステムを変更する、
    請求項11に記載の情報処理システム。
  14. それぞれが1以上の機器を少なくとも含む複数のシステムと、ネットワークを介して前記複数のシステムと接続される情報処理装置と、を含む情報処理システムによる情報処理方法であって、
    何れかのシステムから、何れかの前記機器に対して所定の処理を実行させるための命令を示すジョブの実行を要求する実行要求であって、該実行要求の送信元システムを識別する第1の識別情報と、前記所定の処理を実行する機器の種別を識別する第2の識別情報と、該所定の処理の処理対象のデータを特定可能な情報とを少なくとも含む前記実行要求を受信する受信ステップと、
    前記受信ステップにより前記実行要求が受信された場合、前記実行要求と、前記複数のシステムごとに、該システムに含まれる1以上の前記機器を示す機器情報であって少なくとも該機器の種別を識別する機種種別を含む前記機器情報を対応付けた対応機器情報と、前記複数のシステムごとに、他のシステムの前記ジョブを該システムで再現させるか否かを示す設定情報を対応付けた対応設定情報とに基づいて、前記実行要求により要求された前記ジョブを再現させる他のシステムを特定する特定ステップであって、前記実行要求の要求元以外のシステムのうち、前記実行要求に含まれる前記第2の識別情報により識別される種別の機器を含むシステムであって前記ジョブを再現させると設定されているシステムを、前記ジョブを再現させる前記他のシステムとして特定する特定ステップと、
    前記実行要求の送信元のシステムに含まれる1以上の前記機器のうち、前記実行要求により要求された前記ジョブを実行すべき前記機器に対して該ジョブを実行させる制御を行うとともに、前記特定ステップにより特定された他のシステムに含まれる1以上の前記機器のうち、前記実行要求により要求された前記ジョブを実行すべき前記機器に対して該ジョブを実行させる制御を行う実行制御ステップと、を含む、
    情報処理方法。
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