JP6685985B2 - 分類支援装置、分類支援方法、および分類支援プログラム - Google Patents

分類支援装置、分類支援方法、および分類支援プログラム Download PDF

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Description

本発明は、分類支援装置、分類支援方法、および分類支援プログラムに関する。
従来、自然言語処理やディープラーニング技術などの人工知能関連技術を用いて、テキストや画像などの情報を、複数のカテゴリのうちいずれかのカテゴリに分類する技術が知られている。この分類技術は、例えば、サービス提供者がサービスの提供を受けた顧客から受け付けた意見や苦情などを分類することに利用されている。これに関連して、学習ステップを経て人工知能を成長させながら、データを人工知能によって評価し、評価に基づいて人工知能の成長の段階を可視化できるようにした技術が知られている(特許文献1参照)。
特許第5885875号公報
しかしながら、人工知能に教師データを学習させたり、人工知能の分類結果を評価したり、異なる教師データを学習させた人工知能を切り替えて分類させるといった作業は、サービス提供者にとって煩雑な作業となるため、サービス提供者にとって大きな負担となる場合があった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、サービス提供者の負担を軽減することができる分類支援装置、分類支援方法、および分類支援プログラムを提供することを目的の一つとする。
本発明の一態様は、利用者によって作成されたテキストデータを含む対象データの分類を依頼するクライアントから、前記対象データを取得する第1の取得部と、前記対象データと、教師データを用いた学習結果に基づいて前記対象データを分類する学習モデルの特徴との対応関係を記憶する記憶部と、前記学習モデルを複数備える分類装置に、前記対応関係において前記第1の取得部により取得した前記対象データに対応した前記特徴を持つ前記学習モデルを指定して、前記対象データを分類させるための情報を提供する制御部と、を備える、分類支援装置である。
本発明の一態様によれば、サービス提供者の負担を軽減することができる。
分類システム1の一例を示す構成図である。 実施形態の分類装置400の一例を示すブロック図である。 学習モデルパラメータ記憶部430に記憶される学習モデルテーブルの一例を示す図である。 実施形態の中央管理システム500の一例を示すブロック図である。 学習モデル管理テーブルの一例を示す図である。 意見情報を収集するためのコンテンツ220の一例を示す図である。 意見収集部210において収集された意見の数を表すコンテンツ310の一例を示す図である。 意見情報の一覧を表すコンテンツ320の一例を示す図である。 分類装置400により分類されたカテゴリを変更するコンテンツ330の一例を示す図である。 学習モデルを生成するためのコンテンツ340の一例を示す図である。 学習モデルの一覧を表すコンテンツ350の一例を示す図である。 学習モデルの詳細な情報を表すコンテンツ360の一例を示す図である。 教師データを更新するためのコンテンツ370の一例を示す図である。 分類対象データの分類を行うためのコンテンツ380の一例を示す図である。 分類結果をダウンロードするためのコンテンツ390の一例を示す図である。 分類対象データに含まれる個人情報の漏洩を防止するためのコンテンツ380Aの一例を示す図である。 分類結果の確信度に閾値を設定するためのコンテンツ380Bの一例を示す図である。 学習支援処理の流れの一例を示すフローチャートである。 分類支援処理の流れの一例を示すフローチャートである。 ユーザ端末装置100、サービス提供装置200、管理端末装置300、分類装置400、および中央管理システム500のハードウェア構成の一例を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の分類支援装置、分類支援方法、および分類支援プログラムの実施形態について説明する。
<1.概要>
図1は、分類システム1の一例を示す構成図である。実施形態の分類システム1は、サービス提供者が顧客から受け付けた分類対象データを、予め設定した複数のカテゴリのうちいずれかのカテゴリに分類する処理を行うと共に、その分類を行う過程で発生し得る作業を支援するものである。分類システム1の分類装置400は、サービス提供者が顧客から受け付けた分類対象データを分類するために、サービス提供者から受け付けた教師データに基づいて学習モデルを生成する。分類装置400は、サービス提供者から教師データを受け付ける度に学習を実行することで、バージョンなどが異なる複数の学習モデルを生成する。そして、分類システム1の中央管理システム500は、サービス提供者から分類対象データを受け付けた場合に、学習モデルのバージョンなどに基づいて、分類対象データを適切な学習モデルに振り分ける。これにより、分類システム1は、サービス提供者が学習モデルのバージョンなどを考慮することなく、分類対象データを適切なカテゴリに分類することができる。この結果、分類システム1は、サービス提供者の負担を軽減することができる。
<2.分類システム1の構成>
実施形態の分類システム1は、例えば、一以上のユーザ端末装置100と、一以上のサービス提供装置200と、管理端末装置300と、分類装置400と、中央管理システム500とを備える。
ユーザ端末装置100、サービス提供装置200、管理端末装置300、分類装置400、および中央管理システム500は、互いにネットワーク(不図示)に接続されている。ユーザ端末装置100、サービス提供装置200、管理端末装置300、分類装置400、および中央管理システム500は、NIC(Network Interface Card)や無線通信モジュールなどの通信インターフェースを備えている(図1では不図示)。ネットワークは、例えば、無線基地局、Wi−Fiアクセスポイント、通信回線、プロバイダ、インターネットなどを含む。なお、これらの構成要素の全ての組み合わせが相互に通信可能である必要はなく、ネットワークは、一部にローカルなネットワークを含んでもよい。
ユーザ端末装置100は、サービス提供者から提供されるサービス利用者によって使用される装置である。ユーザ端末装置100は、例えば、スマートフォンなどの携帯電話、タブレット端末、パーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置(通信装置)である。ユーザ端末装置100は、ウェブブラウザなどのUA(User Agent)が起動し、ユーザによって所定の操作がなされることで、サービス提供装置200に対してHTTP(Hypertext Transfer Protocol)リクエストを送信する。そして、ユーザ端末装置100は、サービス提供装置200から返信されたコンテンツに基づいてウェブ画面を生成し、表示部に表示させる。なお、コンテンツを取得するための手段として、ウェブブラウザに代えて、任意のアプリケーションプログラムが使用されてもよい。
サービス提供装置200は、例えばCPU(Central Processing Unit)などのプロセッサが、プログラムメモリに格納されたアプリケーションプログラム(ソフトウェア)を実行するコンピュータである。サービス提供装置200は、例えば、サービス利用者にサービスを提供するサーバ装置である。サービス提供装置200が提供するサービスは、例えば、ユーザ端末装置100から受信した要求に基づいて処理を行い、処理結果をユーザ端末装置100に提供するサービスである。サービス提供装置200が提供するサービスは、例えば、ユーザ端末装置100から受け付けたクエリに基づいて検索結果を提供する検索サービス、ユーザ端末装置100から受け付けた位置情報などに基づいて経路を案内するカーナビサービス、ユーザ端末装置100から受け付けた要求に基づいて動画を配信する動画配信サービスなどである。
さらに、サービス提供装置200は、提供しているサービスに関する意見を受け付けるサービスを提供する。サービス提供装置200は、意見収集部210を備える。意見収集部210は、ユーザ端末装置100の要求に応じて意見を受け付けるためのコンテンツを提供する。意見収集部210は、意見を受け付けるためのコンテンツを利用して受け付けた意見の本文などを含む意見情報を受信し、記憶部に記憶する。
サービス提供装置200は、ミニブログなどのソーシャルネットワークサービス(SNS)を提供するサーバ装置であってもよい。サービス提供装置200は、自身が提供しているソーシャルネットワークサービスにおいて投稿されたツイートやメッセージなどを意見情報として記憶する。
サービス提供装置200は、他のサービス提供装置200が受け付けた意見情報を収集するサービスを提供してよい。このサービス提供装置200は、検索サービスなどのサービス提供装置200に特有のサービスを提供することなしに、他のサービス提供装置200から意見情報を収集する。サービス提供装置200は、収集した意見を分類した結果などを他のサービス提供装置200に提供する。
サービス提供装置200は、収集した意見情報のうち、分類を依頼する分類対象データを中央管理システム500に送信する。サービス提供装置200は、分類対象データに、サービス提供装置200が提供するサービスに関する情報を含める。サービスに関する情報は、例えば、IDおよびパスワードである。サービス提供装置200は、分類対象データを分類した結果を受け付ける。サービス提供装置200は、受け付けた結果を、分類対象データに対応付けて意見収集部210に記憶させる。
管理端末装置300は、サービス提供装置200の管理者または中央管理システム500の管理者によって使用される装置である。管理端末装置300は、例えば、タブレット端末やパーソナルコンピュータなどのコンピュータ装置(通信装置)である。管理端末装置300は、ウェブブラウザなどのUA(User Agent)が起動し、ユーザによって所定の操作がなされることで、中央管理システム500に対してHTTPリクエストを送信する。そして、管理端末装置300は、中央管理システム500から返信されたコンテンツに基づいてウェブ画面を生成し、表示部に表示させる。なお、コンテンツを取得するための手段として、ウェブブラウザに代えて、任意のアプリケーションプログラムが使用されてもよい。
管理端末装置300は、意見収集部210が収集した意見情報に基づいて教師データを生成する。管理端末装置300は、生成した教師データを中央管理システム500に供給する。教師データとは、意見の本文などの分類対象のデータに、当該分類対象のデータのカテゴリ(正解値)を付加したデータである。教師データにおけるカテゴリは、カテゴリの正解値を表す。
[2.1 分類装置400の構成]
分類装置400は、教師データに基づいて学習処理を行うことで、学習モデルを生成する。学習モデルは、教師データを用いた学習結果に基づいて分類対象データを分類するソフトウェアプログラムである。学習モデルは、例えば、ニューラルネットワークを多層化したディープラーニングなどの人工知能技術を利用してデータを分類するソフトウェアプログラムである。分類装置400は、学習モデルにより、分類対象データを、予め設定されたカテゴリのうちいずれかのカテゴリに分類する。カテゴリは、意見の種類を表す。カテゴリは、賛辞、要望、苦情、問い合わせ、会話、など、サービス提供者が意見を分析する際に必要な区分で設定される。
図2は、実施形態の分類装置400の一例を示すブロック図である。分類装置400は、例えば、学習部410と、学習モデル管理部420と、学習モデルパラメータ記憶部430と、分類部440とを備える。学習部410、学習モデル管理部420、および分類部440は、例えばCPUなどのプロセッサが、プログラムメモリ(例えば学習モデルパラメータ記憶部430)に格納されたアプリケーションプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。学習部410、学習モデル管理部420、および分類部440を含む機能部のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、またはFPGA(Field-Programmable Gate Array)などのハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアが協働することで実現されてもよい。
学習部410は、中央管理システム500から供給された教師データに基づいて学習モデルの生成および更新を行う。学習部410は、例えば、学習モデルがニューラルネットワークを実行するソフトウェアプログラムである場合、ソフトウェアプログラムにより実行される処理に変化を与える処理パラメータを生成または更新する。
学習モデル管理部420は、学習部410により生成または更新した処理パラメータを、学習モデルの処理パラメータとして学習モデルパラメータ記憶部430に記憶する。また、学習モデル管理部420は、学習モデルに対応する、学習モデルの識別情報およびパスワードを生成する。学習モデルに対応するIDおよびパスワード(以下、モデルID(MID)およびモデルパスワード(MPW)と記載する)は、学習モデルの処理パラメータと対応付けられて記憶される情報である。なお、学習モデル管理部420は、モデルIDおよびモデルパスワードの両方を学習モデルに対応付けてよいが、これに限定されず、モデルIDのみを対応付けてよく、モデルIDおよびモデルパスワードに加えて他の情報を対応付けてもよい。
学習モデルパラメータ記憶部430は、例えば、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリ、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、或いはこれらのうち複数を組み合わせたハイブリッド型記憶装置により実現される。また、学習モデルパラメータ記憶部430の一部または全部は、NAS(Network Attached Storage)や外部のストレージサーバなど、分類装置400がアクセス可能な外部装置であってよい。学習モデルパラメータ記憶部430は、学習モデル管理部420により学習モデルの処理パラメータを記憶する。
図3は、学習モデルパラメータ記憶部430に記憶される学習モデルテーブルの一例を示す図である。学習モデルパラメータ記憶部430は、モデルID、モデルパスワード、および学習モデルの処理パラメータを対応付けて記憶する。
分類部440は、中央管理システム500から分類対象データ、モデルIDおよびモデルパスワードが供給される。分類部440は、モデルIDおよびモデルパスワードに対応する学習モデルの処理パラメータを学習モデルパラメータ記憶部430から読み出す。分類部440は、読み出した処理パラメータに従って、分類対象データを、予め設定されたカテゴリのうちいずれかのカテゴリに分類する。分類部440は、分類した結果を、中央管理システム500に提供する。
[2.2 中央管理システム500の構成]
図4は、実施形態の中央管理システム500の一例を示すブロック図である。中央管理システム500は、分類対象データを分類装置400により分類させる処理を支援する。中央管理システム500は、分類支援装置の一例である。中央管理システム500は、例えば、教師データ取得部510と、学習制御部520と、学習管理部530と、学習モデル管理テーブル記憶部540と、分類対象データ取得部550と、分類制御部560とを備える。教師データ取得部510、学習制御部520、学習管理部530、分類対象データ取得部550、および分類制御部560は、例えばCPUなどのプロセッサが、プログラムメモリ(例えば学習モデル管理テーブル記憶部540)に格納されたアプリケーションプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。教師データ取得部510、学習制御部520、学習管理部530、分類対象データ取得部550、および分類制御部560を含む機能部のうち一部または全部は、LSI、ASIC、またはFPGAなどのハードウェアにより実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアが協働することで実現されてもよい。
教師データ取得部510は、管理端末装置300から供給された教師データを取得する。学習制御部520は、教師データ取得部510により取得された教師データを分類装置400に提供する。学習管理部530は、分類装置400から提供されたモデルIDおよびモデルパスワードを取得する。学習管理部530は、取得したモデルIDおよびモデルパスワードを、学習モデル管理テーブル記憶部540に記憶させる。
学習モデル管理テーブル記憶部540は、学習モデル管理テーブルを記憶する。学習モデル管理テーブル記憶部540は、例えば、HDDやフラッシュメモリ、RAM、ROM、或いはこれらのうち複数を組み合わせたハイブリッド型記憶装置により実現される。また、学習モデルパラメータ記憶部430の一部または全部は、NASや外部のストレージサーバなど、中央管理システム500がアクセス可能な外部装置であってよい。
学習モデル管理テーブル記憶部540は、分類対象データと、学習モデルの特徴との対応関係を記憶する。図5は、学習モデル管理テーブルの一例を示す図である。学習モデル管理テーブルは、サービスID(SID)に、サービスパスワード(SPW)、モデルID(MID)、およびモデルパスワード(MPW)が対応付けられた情報である。サービスIDは、サービス提供装置200により提供されるサービスに対応する情報である。サービスIDは、サービス提供装置200から提供される分類対象データに相当する情報である。モデルID、およびモデルパスワードは、学習モデルの特徴に相当する情報である。
学習モデル管理テーブル記憶部540は、サービスIDまたはモデルIDに、学習モデルの特徴を表す情報を対応付けて記憶してもよい。学習モデルの特徴を表す情報は、例えば、学習モデルのバージョンである。また、学習モデルの特徴を表す情報は、学習モデルの名前など、サービス提供者などが学習モデルを切り替えたい場合に識別可能な情報であればよい。
分類対象データ取得部550は、サービス提供装置200から供給された分類対象データを取得する。分類対象データには、サービスIDおよびサービスパスワードが含まれている。
分類制御部560は、分類対象データ取得部550により取得されたサービスIDおよびサービスパスワードに対応するモデルIDおよびモデルパスワードを学習モデル管理テーブル記憶部540から取得する。分類制御部560は、モデルID、モデルパスワード、および分類対象データを分類装置400に送信する。これにより、分類制御部560は、分類装置400に、学習モデルを指定して、分類対象データを分類させるための情報を提供する。
<3.意見情報の収集>
図6は、意見情報を収集するためのコンテンツ220の一例を示す図である。サービス提供装置200は、意見情報を収集するため、コンテンツ220をユーザ端末装置100で表示させるための情報を提供する。コンテンツ220は、例えば、種別選択欄222、本文入力欄224、および送信ボタン226を含む情報である。サービス提供装置200は、意見の種別が選択され、本文が入力された状態において送信ボタン226が選択された場合に、意見の種別および本文を含む意見情報を受け付ける。サービス提供装置200は、受け付けた意見収集を意見収集部210に格納する。
<4.分類結果の修正>
図7は、意見収集部210において収集された意見の数を表すコンテンツ310の一例を示す図である。意見収集部210において収集された意見情報は、管理端末装置300により取得される。管理端末装置300は、例えば、サービスおよび日付に対応付けて、意見収集部210において収集された意見の数を表すコンテンツ310を管理者に提供する。
図8は、意見情報の一覧を表すコンテンツ320の一例を示す図である。管理端末装置300は、コンテンツ310におけるサービスおよび日付に対応付けられた意見の数を選択する操作を受け付けた場合に、コンテンツ320を管理者に提供する。コンテンツ320には、一又は複数の意見情報が含まれる。各意見情報には、IDと、投稿日時と、サービス名と、フォーム名と、選択種別と、本文とが含まれている。
図9は、分類装置400により分類されたカテゴリを変更するコンテンツ330の一例を示す図である。管理端末装置300は、コンテンツ320のうちいずれかの意見情報が選択された場合に、サービス名、フォーム名、投稿日時、意見の内容、および分類装置400により分類された結果を含むコンテンツ330を管理者に提供する。管理者は、意見情報の分類結果を確認することができる。
管理端末装置300は、分類結果を修正する操作を受け付けた場合、意見情報および修正した分類結果を記憶する。これにより、管理端末装置300は、意見情報および修正した分類結果を、教師データとして中央管理システム500に送信することができる。
<5.学習モデルの生成>
図10は、学習モデルを生成するためのコンテンツ340の一例を示す図である。管理端末装置300は、学習モデルを生成する操作を受け付けた場合に、コンテンツ340を提供する。コンテンツ340には、例えば、分類名入力欄342、学習対象データ入力欄344、ファイル選択ボタン346、および作成ボタン348が含まれている。管理端末装置300は、ファイル選択ボタン346が選択されることで、記憶していた教師データを学習対象データとして指定することができる。
管理端末装置300は、学習モデル名に相当する分類名、および学習対象データが指定された状態で、作成ボタン348が選択された場合に、教師データを中央管理システム500に送信する。中央管理システム500は、管理端末装置300から教師データを取得した場合に、取得した教師データを分類装置400に送信する。これにより、分類装置400は、教師データを用いた学習処理を行うことで学習モデルを生成する。分類装置400は、生成した学習モデルに対応するモデルIDおよびモデルパスワードを中央管理システム500に送信する。中央管理システム500は、受信したモデルIDおよびモデルパスワードを、学習モデル管理テーブル記憶部540に記憶する。これにより、分類システム1は、学習モデルを生成することができる。
<6.学習モデルおよび教師データの更新>
図11は、学習モデルの一覧を表すコンテンツ350の一例を示す図である。管理端末装置300は、分類部440により生成された学習モデルを確認する場合、コンテンツ350を提供する。コンテンツ350には、検索ワード入力欄352、検索ボタン354、新規作成ボタン356、および学習モデルの一覧358が含まれている。学習モデルの一覧358には、ステータス、サービス名に対応する分類名、およびサービスと連携したシステムが含まれている。ステータスは、例えば、「学習中」、分類対象データを分類することができる「利用可能」などである。システム連携は、意見情報を収集するサービスを利用しているか否かを表す。システム連携が「意見収集システム」であるとは、例えば、カーナビサービスにおいて受け付けた意見情報を、連携する意見収集システムに集約していることを表している。
図12は、学習モデルの詳細な情報を表すコンテンツ360の一例を示す図である。管理端末装置300は、コンテンツ350のうちカーナビに対応する学習モデルが選択された場合に、コンテンツ360を提供する。コンテンツ360には、分類名、作成者、バージョン、作成日、および連携システムが含まれている。バージョンは、学習モデルのバージョンである。学習モデルのバージョンは、例えば、同じ学習モデル名を指定して教師データにより学習する度にインクリメントされる、学習モデルに関連する数字である。
図13は、教師データを更新するためのコンテンツ370の一例を示す図である。管理端末装置300は、図12に示したコンテンツ360と共にコンテンツ370を提供する。また、管理端末装置300は、学習モデルを指定してコンテンツ370を提供してもよい。コンテンツ370には、教師データを指定するためのワード入力欄372、ファイル選択ボタン374、および更新開始ボタン376が含まれている。管理端末装置300は、ファイル選択ボタン374が選択されることで、記憶していた教師データを学習対象データとして指定することができる。
なお、管理端末装置300は、教師データの内容を特定する情報と、更新開始ボタンとを含むコンテンツを提供し、更新開始ボタンが選択された場合に、当該コンテンツにより提供した教師データを学習対象データとして指定してもよい。教師データの内容を特定する情報は、例えば、サービス名、作成者、バージョン、作成日、連携システム、カテゴリの一覧、カテゴリの修正履歴である。
管理端末装置300は、教師データが指定された状態で、更新開始ボタン376が選択された場合に、学習モデルを指定する情報、および教師データを中央管理システム500に送信する。学習モデルを指定する情報は、モデルIDおよびモデルパスワードである。学習モデルを指定する情報は、サービスIDおよびサービスパスワードであってもよい。中央管理システム500は、管理端末装置300から教師データを取得した場合に、取得した教師データを分類装置400に送信する。これにより、分類装置400は、教師データを用いた学習処理を行うことで学習モデルを生成する。分類装置400は、生成した学習モデルに対応するモデルIDおよびモデルパスワードを中央管理システム500に送信する。中央管理システム500は、受信したモデルIDおよびモデルパスワードを、学習モデル管理テーブル記憶部540に記憶する。また、中央管理システム500は、更新した学習モデルのバージョンに対応する番号をインクリメントする。これにより、分類システム1は、学習モデルを更新することができる。
[6.1 学習モデルの選択]
学習モデルのバージョンを更新した場合において、新たに更新されたバージョンの学習モデルにより取得された分類結果が、前のバージョンの学習モデルにより取得された分類結果よりも好ましくない場合がある。そこで、中央管理システム500は、クライアントごとに複数の学習モデルが生成されている場合において、クライアントからの要求に基づいて学習モデルを変更してもよい。
中央管理システム500は、例えば、学習モデルのバージョンを選択させるコンテンツを提供することで、学習モデルのバージョンを変更する情報を受け付ける。中央管理システム500は、学習モデルのバージョンを、新しいバージョンから古いバージョンに変更する要求を受け付けた場合、サービスIDおよびサービスパスワードに対応するモデルIDおよびモデルパスワードを、新しいバージョンのモデルIDおよびモデルパスワードから古いバージョンのモデルIDおよびモデルパスワードに変更する。
<7.分類対象データの分類>
[7.1 自動的な分類対象データの分類]
分類対象データの分類は、意見収集部210に意見情報が収集されたタイイングで、自動的に行われる。意見情報が収集されたタイイングは、意見情報が所定量に達したタイミング、または前回の分類を行った時刻からの経過時間が所定時間に達したタイミングであってもよい。意見収集部210は、サービス提供装置200から意見情報を収集した場合に、意見情報を分類対象データとして中央管理システム500に送信する。中央管理システム500は、分類対象データと共に受信したサービスIDおよびサービスパスワードに対応したモデルIDおよびモデルパスワードを指定して分類対象データを分類装置400に送信する。分類装置400は、モデルIDおよびモデルパスワードにより指定された学習モデルにより分類対象データを所定のカテゴリのうちいずれかのカテゴリに分類する。分類装置400は、分類結果を中央管理システム500に送信する。中央管理システム500は、分類結果を受信した場合に、受信した分類結果を意見収集部210に送信する。意見収集部210は、受信した分類結果を、分類対象データに対応付けて記憶する。
[7.2 手動の分類対象データの分類]
図14は、分類対象データの分類を行うためのコンテンツ380の一例を示す図である。管理端末装置300は、分類対象データの分類を行う場合に、コンテンツ380を提供する。なお、コンテンツ380が提供される端末装置は、サービス提供者が利用する端末装置(不図示)であってもよい。コンテンツ380には、分類対象データを指定する入力欄382、分類対象データを含むファイルを選択するためのファイル選択ボタン384、および手動分類開始ボタン386が含まれている。管理端末装置300は、分類対象データが指定された状態で手動分類開始ボタン386が選択された場合、指定された分類対象データを中央管理システム500に送信する。これにより、中央管理システム500は、自動的な分類対象データの分類と同様に、学習結果を取得する。
図15は、分類結果をダウンロードするためのコンテンツ390の一例を示す図である。管理端末装置300は、分類結果を確認する場合に、コンテンツ390を提供する。コンテンツ390には、分類対象データごとに、処理ステータス、分類名(サービス名)、開始日、実行者、およびダウンロード(DL)ステータスが含まれている。処理ステータスは、分類処理のステータスである。分類処理のステータスは、例えば、分類結果の生成中、分類の完了、または分類の失敗を表す。ダウンロードステータスは、分類結果のダウンロードが未だ開始できないこと、ダウンロードが可能であること、または、ダウンロードが不能であることを表す。ダウンロードステータスは、アイコンで表示されてもよい。管理端末装置300は、ダウンロードステータスが可能であることを表すアイコンが選択された場合に、選択されたアイコンに対応する分類結果をダウンロードすることができる。
[7.3 個人情報のマスク]
図16は、分類対象データに含まれる個人情報の漏洩を防止するためのコンテンツ380Aの一例を示す図である。管理端末装置300は、分類対象データを分類させる場合において、個人情報が分類装置400に漏洩することを防止する場合、コンテンツ380Aを提供する。コンテンツ380Aには、分類対象データを指定するための入力欄382Aおよびファイル選択ボタン384Aが含まれている。コンテンツ380Aには、個人情報をマスキングすることを指示するボタン386A−1、個人情報を削除することを指定するボタン386A−2、および個人情報に該当する個所にマーキングすることを指定するボタン386A−3が含まれている。コンテンツ380Aには、決定ボタン388Aが含まれている。管理端末装置300は、分類対象データ、および個人情報の削除方法が指定された状態で、決定ボタン388Aが選択されたことに応じて、分類対象データに対する個人情報の削除方法を表す情報を中央管理システム500に提供する。
中央管理システム500は、分類対象データに個人情報に相当する情報が含まれているか否かを判定する。中央管理システム500は、分類対象データに個人情報に相当する情報が含まれている場合、指定された削除方法に従って、個人情報に相当する情報に対して変換処理を行う。
[7.4 分類結果の送信閾値]
図17は、分類結果の確信度に閾値を設定するためのコンテンツ380Bの一例を示す図である。分類装置400は、学習モデルにより分類対象データの分類を行った結果に対して確信度を付加する。確信度は、学習モデルから供給された分類結果の確からしさを表す情報である。管理端末装置300は、分類対象データを分類させる場合において、確信度の閾値を設定する場合、コンテンツ380Bを提供する。コンテンツ380Bには、確信度の閾値を指定するためのスライダ382B、および決定ボタン384Bが含まれている。管理端末装置300は、スライダ382Bの位置が選択された状態で、決定ボタン384Bが選択されたことに応じて、確信度の閾値を表す情報を中央管理システム500に提供する。
中央管理システム500は、分類対象データに確信度の閾値を表す情報が含まれている場合、確信度の閾値を分類装置400に送信する。分類装置400は、分類結果の確信度が確信度の閾値を超えている場合、分類結果をそのまま中央管理システム500に送信する。分類装置400は、分類結果の確信度が確信度の閾値を超えていない場合、分類できないことを表す「unknown」を中央管理システム500に送信する。これにより、中央管理システム500は、確信度の閾値が所定の閾値を超える分類結果を意見収集部210に提供することができる。
なお、中央管理システム500は、分類装置400から受信した分類結果から設定された閾値を超えている確信度の分類結果を抽出し、抽出した分類結果を意見収集部210または管理端末装置300に提供してもよい。
<8.中央管理システム500の処理手順>
[8.1 学習支援処理]
図18は、学習支援処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、学習支援処理は、所定時間ごとに繰り返して実行される。中央管理システム500は、学習を開始するか否かを判定する(S100)。中央管理システム500は、所定条件を満たした場合に、学習を開始すると判定する。所定条件とは、例えば、コンテンツ340または370を提供している状態で学習対象データを指定した要求を受信したことである。所定条件とは、特定のサービスに関する教師データを用いて学習を行っていない期間が所定期間を超えたことであってもよい。所定条件とは、特定のサービスに関して、カテゴリを修正した結果得られた教師データの数が所定数を超えたことであってもよい。中央管理システム500は、学習を開始しない場合、本フローチャートの処理を終了する。
中央管理システム500は、学習を開始する場合、管理端末装置300から学習対象データを取得する(S102)。中央管理システム500は、新たな学習モデルを作成するか否かを判定する(S104)。中央管理システム500は、コンテンツ340を提供している状態で分類対象データを指定した要求を取得した場合には、新たに学習モデルを作成すると判定する。中央管理システム500は、コンテンツ370を提供している状態で分類対象データを指定した要求を取得した場合には、学習モデルを更新すると判定する。
中央管理システム500は、新たな学習モデルを作成する場合、取得した学習対象データを分類装置400に送信する(S106)。中央管理システム500は、分類装置400により学習モデルが生成されたことに応じ、新たな学習モデルに対応するモデルIDおよびモデルパスワードを取得する(S108)。中央管理システム500は、取得したモデルIDおよびモデルパスワードを、サービスIDおよびサービスパスワードに対応付けて、記憶する。
[8.1.1 交差検証]
中央管理システム500は、交差検証技術を用いて、教師データを変更してもよい。中央管理システム500は、まず、教師データのうち一部の教師データにより、分類装置400において学習モデルを生成させる。次に中央管理システム500は、生成された学習モデルを指定して、教師データのうち残りの一部を分類させる。中央管理システム500は、残りの一部の教師データの分類結果と、残りの一部の教師データに付加されたカテゴリとを比較する。中央管理システム500は、分類結果と教師データに付加されたカテゴリとの一致率が所定値(例えば90%)を超える場合、残りの一部の教師データを用いて学習を継続させる。中央管理システム500は、分類結果と教師データに付加されたカテゴリとの一致率が所定値(例えば90%)以下である場合、残りの一部の教師データを変更して、学習を継続させる。
[8.2 分類支援処理]
図19は、分類支援処理の流れの一例を示すフローチャートである。なお、分類支援処理は、所定時間ごとに繰り返して実行される。中央管理システム500は、分類要求を受け付けたか否かを判定する(S200)。中央管理システム500は、意見収集部210から分類対象データを受信した場合、分類要求を受け付けたと判定する。また、中央管理システム500は、コンテンツ380を提供している状態で、管理端末装置300から分類対象データを受信した場合に、分類要求を受け付けたと判定する。中央管理システム500は、分類要求を受け付けていない場合、本フローチャートの処理を終了する。
中央管理システム500は、分類要求を受け付けた場合、分類対象データを取得する(S202)。中央管理システム500は、分類対象データと共に受け付けたサービスIDおよびサービスパスワードに対応するモデルIDおよびモデルパスワードを取得する(S204)。中央管理システム500は、取得したモデルIDおよびモデルパスワードと、分類対象データを分類装置400に送信する(S206)。中央管理システム500は、分類対象データと共に、個人情報の削除方法および/または確信度の閾値を送信してもよい。
中央管理システム500は、分類処理のステータスを取得する(S208)。中央管理システム500は、分類処理のステータスとして、分類中、または分類失敗を取得する。次に中央管理システム500は、分類結果を受信したか否かを判定する(S210)。中央管理システム500は、分類結果を受信していない場合、処理をS208に戻す。
中央管理システム500は、分類結果を受信した場合、受信した分類結果を意見収集部210または管理端末装置300に提供する(S212)。
<9.実施形態の効果>
以上説明した中央管理システム500によれば、分類対象データと学習モデルの特徴との対応関係に基づいて学習モデルを指定して、分類対象データを分類させるための情報を、分類装置400に提供するので、分類装置400に特徴が異なる複数の学習モデルがある場合であっても、サービス提供者などのクライアントが学習モデルを選択する必要がない。この結果、中央管理システム500によれば、学習モデルのバージョンを管理するなどの煩雑な作業を省くことができ、サービス提供者の負担を軽減することができる。
中央管理システム500によれば、サービス提供装置200から中央管理システム500に提供するサービスIDおよびサービスパスワードに対応したモデルIDおよびモデルパスワードを指定することで、所望の学習モデルによって分類対象データを分類させることができる。これにより、中央管理システム500は、クライアントごとに学習モデルを選択し、選択した学習モデルを指定して分類対象データを分類させることができる。これにより、中央管理システム500は、サービス提供者の負担を軽減することができる。
中央管理システム500によれば、学習モデルのバージョンが変更された場合にサービスIDおよびサービスパスワードに対応するモデルIDおよびモデルパスワードを変更するので、学習モデルのバージョンをサービス提供者が意識することなく、分類対象データの分類を実行することができる。
中央管理システム500によれば、クライアントからの要求に基づいて選択されたバージョンにより学習モデルを切り替えることができるので、サービス提供者の負担を軽減しつつ、利便性を向上させることができる。
中央管理システム500によれば、分類対象データに個人情報などのユーザに関する情報が含まれる場合に、ユーザに関する情報の削除方法を選択することができる。これにより、中央管理システム500によれば、サービス提供装置200により収集した意見情報を中央管理システム500に対する外部装置に提供することを抑制することができる。
中央管理システム500によれば、分類結果の確信度に基づいて分類結果をクライアントに提供する処理を制限するので、クライアントの要求に合わせた確信度の分類結果を提供することでき、サービス提供者の負担を軽減しつつ、利便性を向上させることができる。
中央管理システム500によれば、所定条件を満たした場合に、教師データを用いて学習した学習モデルを分類装置に生成させるので、サービス提供者の負担をさらに軽減することができる。
中央管理システム500によれば、交差検証により教師データを変更するので、学習の精度を高くすることができる。
<10.ハードウェア構成>
図20は、ユーザ端末装置100、サービス提供装置200、管理端末装置300、分類装置400、および中央管理システム500のハードウェア構成の一例を示す図である。本図は、ユーザ端末装置100がパーソナルコンピュータなどである例を示している。ユーザ端末装置100は、例えば、CPU101、RAM102、ROM103、フラッシュメモリなどの二次記憶装置104、操作および表示などのためのインターフェース105、および無線通信モジュール106が、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。管理端末装置300は、例えば、CPU301、RAM302、ROM303、フラッシュメモリなどの二次記憶装置304、操作および表示などのためのインターフェース305、および無線通信モジュール306が、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。
サービス提供装置200は、例えば、NIC201、CPU202、RAM203、ROM204、フラッシュメモリやHDDなどの二次記憶装置205、およびドライブ装置206が、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。ドライブ装置206には、光ディスクなどの可搬型記憶媒体が装着される。二次記憶装置205、またはドライブ装置206に装着された可搬型記憶媒体に記憶されたプログラムがDMAコントローラ(不図示)などによってRAM203に展開され、CPU202によって実行されることで、サービス提供装置200の機能部が実現される。
分類装置400は、例えば、NIC401、CPU402、RAM403、ROM404、フラッシュメモリやHDDなどの二次記憶装置405、およびドライブ装置406が、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。ドライブ装置406には、光ディスクなどの可搬型記憶媒体が装着される。二次記憶装置405、またはドライブ装置406に装着された可搬型記憶媒体に記憶されたプログラムがDMAコントローラ(不図示)などによってRAM403に展開され、CPU402によって実行されることで、分類装置400の機能部が実現される。
中央管理システム500は、例えば、NIC501、CPU502、RAM503、ROM504、フラッシュメモリやHDDなどの二次記憶装置505、およびドライブ装置506が、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。ドライブ装置506には、光ディスクなどの可搬型記憶媒体が装着される。二次記憶装置505、またはドライブ装置506に装着された可搬型記憶媒体に記憶されたプログラムがDMAコントローラ(不図示)などによってRAM403に展開され、CPU502によって実行されることで、中央管理システム500の機能部が実現される。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…分類システム、100…ユーザ端末装置、200…サービス提供装置、210…意見収集部、300…管理端末装置、400…分類装置、410…学習部、420…学習モデル管理部、430…学習モデルパラメータ記憶部、440…分類部、500…中央管理システム、510…教師データ取得部、520…学習制御部、530…学習管理部、540…学習モデル管理テーブル記憶部、550…分類対象データ取得部、560…分類制御部

Claims (12)

  1. 対象データの分類を依頼するクライアントから、前記対象データを取得する第1の取得部と、
    教師データを用いた学習結果に基づいて前記対象データを分類する学習モデルのバージョン情報を記憶する記憶部と、
    前記学習モデルを複数備える分類装置に、現行のバージョンの学習モデルを指定して、前記対象データを分類させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記学習モデルのバージョンが新しく変更された場合に、前記バージョン情報を更新し、前記学習モデルのバージョンを古いバージョンに変更する要求を前記クライアントから受け付けた場合、現行のバージョンを古いバージョンに変更し、
    前記第1の取得部により取得された前記対象データに前記クライアントに関連するサービスを利用するユーザに関する情報が含まれる場合に、管理者によって指定された方法で前記ユーザに関する情報を変換し、変換した情報を含む前記対象データを分類させる、
    分類支援装置。
  2. 対象データの分類を依頼するクライアントから、前記対象データを取得する第1の取得部と、
    教師データを用いた学習結果に基づいて前記対象データを分類する学習モデルのバージョン情報を記憶する記憶部と、
    前記学習モデルを複数備える分類装置に、現行のバージョンの学習モデルを指定して、前記対象データを分類させる制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記学習モデルのバージョンが新しく変更された場合に、前記バージョン情報を更新し、前記学習モデルのバージョンを古いバージョンに変更する要求を前記クライアントから受け付けた場合、現行のバージョンを古いバージョンに変更し、
    前記学習モデルから供給された分類結果の確からしさを表す確信度が、管理者によって設定された閾値を超える場合に、前記分類結果を前記クライアントに提供する、
    分類支援装置。
  3. 前記クライアントは、サービス提供者であり、
    前記記憶部は、前記学習モデルのバージョン情報を前記クライアントのサービスごとに記憶し、
    前記制御部は、前記クライアントのサービスごとに前記学習モデルのバージョン情報を管理する、
    請求項1または2記載の分類支援装置。
  4. 前記記憶部は、更に、前記対象データと、教師データを用いた学習結果に基づいて前記対象データを分類する学習モデルの特徴との対応関係を記憶し、
    前記制御部は、前記学習モデルを複数備える分類装置に、前記対応関係において前記第1の取得部により取得した前記対象データに対応した前記特徴を持つ前記学習モデルを指定して、前記対象データを分類させるための情報を提供する、
    請求項1から3のうちいずれか1項記載の分類支援装置。
  5. 前記学習モデルの特徴は、前記クライアントからの要求に基づいて選択された前記学習モデルの特徴を表す情報であり、
    前記制御部は、前記選択された学習モデルの特徴が変更された場合に、前記対応関係における前記学習モデルの特徴を変更する、
    請求項4に記載の分類支援装置。
  6. 前記教師データを取得する第2の取得部を更に備え、
    前記制御部は、所定条件を満たした場合に、前記第2の取得部により取得された前記教師データを用いて学習した前記学習モデルを前記分類装置に生成させる、
    請求項1から5のうちいずれか1項に記載の分類支援装置。
  7. 前記第2の取得部は、前記教師データを選択させるコンテンツを提供し、前記教師データを選択する操作に基づく情報を受け付けたことに応じて、前記教師データを用いて前記学習モデルに学習させる、
    請求項に記載の分類支援装置。
  8. 前記制御部は、前記教師データのうち一部の教師データにより前記学習モデルを生成し、生成した学習モデルにより前記教師データのうち残りの一部を用いて分類した結果に基づいて、前記教師データを変更する、
    請求項6または7に記載の分類支援装置。
  9. コンピュータが、
    対象データの分類を依頼するクライアントから、前記対象データを取得し、
    記憶部に記憶された、教師データを用いた学習結果に基づいて前記対象データを分類する学習モデルのバージョン情報を参照し、前記学習モデルを複数備える分類装置に、現行のバージョンの学習モデルを指定して、前記対象データを分類させ、
    前記学習モデルのバージョンが新しく変更された場合に、前記バージョン情報を更新し、前記学習モデルのバージョンを古いバージョンに変更する要求を前記クライアントから受け付けた場合、現行のバージョンを古いバージョンに変更し、
    前記取得された前記対象データに前記クライアントに関連するサービスを利用するユーザに関する情報が含まれる場合に、管理者によって指定された方法で前記ユーザに関する情報を変換し、変換した情報を含む前記対象データを分類させる、
    分類支援方法。
  10. コンピュータが、
    利用者によって投稿された意見情報を含む対象データの分類を依頼するクライアントから、前記対象データを取得し、
    記憶部に記憶された、教師データを用いた学習結果に基づいて前記対象データを分類する学習モデルのバージョン情報を参照し、前記学習モデルを複数備える分類装置に、現行のバージョンの学習モデルを指定して、前記対象データを分類させ、
    前記学習モデルのバージョンが新しく変更された場合に、前記バージョン情報を更新し、前記学習モデルのバージョンを古いバージョンに変更する要求を前記クライアントから受け付けた場合、現行のバージョンを古いバージョンに変更し、
    前記学習モデルから供給された分類結果の確からしさを表す確信度が、管理者によって設定された閾値を超える場合に、前記分類結果を前記クライアントに提供する、
    分類支援方法。
  11. コンピュータに、
    対象データの分類を依頼するクライアントから、前記対象データを取得させ、
    記憶部に記憶された、教師データを用いた学習結果に基づいて前記対象データを分類する学習モデルのバージョン情報を参照し、前記学習モデルを複数備える分類装置に、現行のバージョンの学習モデルを指定して、前記対象データを分類させる処理を行わせ、
    前記学習モデルのバージョンが新しく変更された場合に、前記バージョン情報を更新させ、前記学習モデルのバージョンを古いバージョンに変更する要求を前記クライアントから受け付けた場合、現行のバージョンを古いバージョンに変更させ、
    前記取得された前記対象データに前記クライアントに関連するサービスを利用するユーザに関する情報が含まれる場合に、管理者によって指定された方法で前記ユーザに関する情報を変換し、変換した情報を含む前記対象データを分類させることを行わせる、
    分類支援プログラム。
  12. コンピュータに、
    利用者によって投稿された意見情報を含む対象データの分類を依頼するクライアントから、前記対象データを取得させ、
    記憶部に記憶された、教師データを用いた学習結果に基づいて前記対象データを分類する学習モデルのバージョン情報を参照し、前記学習モデルを複数備える分類装置に、現行のバージョンの学習モデルを指定して、前記対象データを分類させる処理を行わせ、
    前記学習モデルのバージョンが新しく変更された場合に、前記バージョン情報を更新させ、前記学習モデルのバージョンを古いバージョンに変更する要求を前記クライアントから受け付けた場合、現行のバージョンを古いバージョンに変更させ、
    前記学習モデルから供給された分類結果の確からしさを表す確信度が、管理者によって設定された閾値を超える場合に、前記分類結果を前記クライアントに提供させる、
    分類支援プログラム。
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