JP5847052B2 - 理解支援方法及びシステム - Google Patents
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Description
すなわち、先ず非特許文献1に記載された可視化による理解の促進方法は、万人に共通な表現を用いるものとなっているため、ユーザ間の知識の差が考慮されず、常に全てのユーザに対し分かり易く情報を提示できるとは限らない。また、視覚的な表現の利用だけでは物事の価値や危険性といった“程度”を伝達することが難しく、伝達事象そのものに対する知識が少ない受け手にその“程度”を理解させることはきわめて困難である。
[一実施形態]
(構成)
図1は、この発明の一実施形態に係る理解支援システムの構成を示すブロック図である。この理解支援システムは、理解支援サーバSVを中核として備え、この理解支援サーバSVに対し通信ネットワークNWを介して複数のユーザ端末TM1〜TMnを接続可能としたものである。
通信インタフェース3は、通信ネットワークNWにおいて規定された通信プロトコルに従い上記ユーザ端末TM1〜TMnとの間で情報データの送受信を行う。
(1)知識DBの作成
図2は、知識DB23の作成処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
理解支援サーバSVは、先ずステップS21において、行動履歴管理処理部11の制御の下、定期的又は不定期にユーザ端末TM1〜TMnから送信されるユーザのライフログデータを受信し、この受信されたライフログデータから商品の購買行動に関するデータを選択して、これを当該ユーザの行動履歴情報として上記行動履歴DB21に格納する。この結果、例えば図3に示すように、日時に関連付けて、訪れた店舗名と、購入した商品名と、価格を表す情報が時系列に従い格納される。
x′i =(xi −xmin )/(xmax −xmin )
とする。そして、当該ユーザの「飲料」に属する商品の購入総数をnとすると、分散u2 は
上記知識度の高さは、商品ごとにその階層1、階層2及び商品名のそれぞれについて算出され、例えば図9に示すように知識DB23に格納される。
表現一覧DB24は、例えば事前にサービス提供者がデータを入力することにより作成する。なお、表現一覧DB24は予め定められたデータ構造を持つように作成すればよく、その作成手段は問わない。
表現一覧DB24は、程度表現を定量的に変換するためのデータが事象毎に格納されているものであり、全ユーザ共通のデータベースとする。表現一覧DB24の構成は、図10に示すように事象、程度表現、程度の最大値、最小値、単位の刻みを含むものとする。単位の刻みが固定値の場合はその値を、固定値でない場合(特定の範囲内で値を自由に入力可能な場合)には図10に示す“free”のように自由入力可能であることを表す記号を設定する。
(3−1)事前準備
本実施形態の理解支援サービスを利用するユーザには、当該ユーザを識別するための識別子としてユーザIDが割り当てられているものとする。このユーザIDは、先に述べた行動履歴DB21、構造化知識DB22及び知識DB23で使用されているユーザIDと共通である。また、知識DB23及び表現一覧DB24は、それぞれ先に(1)及び(2)で述べた作成処理により既に作成されているものとする。
ここでは、ユーザ端末TM1のユーザがユーザ端末TM2のユーザに対し情報を伝える場合を例にとって説明する。
情報の伝え手となるユーザは、自身のユーザ端末TM1において、伝えようとする情報として、事象と程度表現、程度の定量値、伝え手となるユーザの送信者ID及び受け手となるユーザの受信者IDを入力する。この入力操作のために、理解支援サーバSVからユーザ端末TM1へ入力テンプレートが送られて表示される。
理解支援サーバSVは、先ずステップS11において知識度判定処理部15を起動し、この知識度判定処理部15の制御の下で、上記入力された伝達情報に含まれる事象に関する伝え手の知識度と受け手の知識度との高低を判定する。例えば、図13に示すように先ずステップS111により入力情報の中に送信者IDが含まれているか否かを判定し、含まれていない場合にはそのまま次のステップS12に移行する。
理解支援サーバSVは、ステップ12において最適表現選択処理部16を起動し、この最適表現選択処理部16の制御の下、表現一覧DB24に記憶されている事象一覧の中で、知識DB23に記憶されている受け手の事象を検索し、この受け手の事象の中から知識度が最大である事象を選出する。
上記受け手の知識度が最大の事象の選出が終了すると、理解支援サーバSVは続いてステップS13により程度の定量値変換処理部17を起動し、この定量値変換処理部17の制御の下で、先に伝え手により入力された事象の程度の定量値を、上記選出された知識度最大の事象の程度において相対的に等価な定量値に変換する処理を行う。
理解支援サーバSVは、最後に出力処理部18を起動し、この出力処理部18の制御の下で以下のように情報の提示処理を行う。
すなわち、知識度判定処理部15において、受け手の知識度が伝え手の知識度と同等又は高いと判定された場合には、入力データ受付処理部14により受信した、伝え手が入力した事象、その程度表現、程度の定量値を、そのまま伝達情報として通信インタフェース3から受け手のユーザが使用するユーザ端末TM2へ送信し表示させる。
以上詳述したようにこの発明の一実施形態に係る理解支援サーバSV及び理解支援方法は、以下のような手段又は処理過程を備えている。
すなわち、情報の伝え手となるユーザから伝達情報として事象とその程度表現、程度の定量値、伝え手ユーザの送信者ID及び受け手ユーザの受信者IDが入力された場合に、先ず当該入力された事象に対する伝え手ユーザの知識度と受け手ユーザの知識度を知識DB23から検索して両者を比較する。そして、受け手ユーザの知識度が伝え手ユーザの知識度と同等又は高い場合には、上記入力された伝達情報をそのまま受け手ユーザのユーザ端末へ送信する。これに対し、受け手ユーザの知識度が伝え手ユーザの知識度より低い場合には、知識DB23から受け手ユーザの知識度が最も高い事象を選出し、上記伝え手ユーザにより入力された事象の程度の定量値を上記抽出された事象の程度の定量値に置換して、この置換された事象とその程度の定量値を表す情報を受け手ユーザのユーザ端末へ送信するようにしている。
前記一実施形態では、情報の伝え手となるユーザが入力した情報を、受け手となるユーザに対しその知識に応じて事象の程度表現と程度の定量値を変換して伝える場合を例にとって説明した。しかしそれに限らず、伝え手となるユーザと受け手となるユーザが同一の場合にもこの発明は適用可能である。この実施形態によれば、例えばユーザが自身の知識では理解が困難な事象とその程度を入力した場合に、理解支援サーバSVがこの入力された事象の程度の定量値を入力ユーザにとって理解可能な事象の程度の定量値に置換して、上記入力ユーザ自身に返送することができる。すなわち、この場合理解支援サーバSVは、ユーザにとって理解しにくい事象の程度を理解するための辞書のような役割を持つことになる。
Claims (8)
- 伝達情報を受け手となるユーザ端末へ伝送する際に、当該受け手となるユーザによる前記伝達情報の理解を支援する方法であって、
事象とその程度の定量値を含む第1の伝送情報を受信する過程と、
事象ごとに当該事象に対するユーザの知識度を表す情報が記憶された知識データベースから、前記受け手となるユーザの知識度が予め設定した条件を満たす事象を読み出す過程と、
前記第1の伝達情報に含まれる事象の程度の定量値を、前記読み出された事象の程度において相対的に等価な定量値に変換する過程と、
前記読み出された事象と、前記変換された当該事象の程度の定量値を含む第2の伝達情報を、前記第1の伝達情報に代えて前記受け手となるユーザ端末へ送信する過程と
を具備することを特徴とする理解支援方法。 - 前記ユーザが前記事象に関連して起こした行動の頻度と、前記行動の幅広さを表す指標とに基づいて、当該行動の頻度又は幅広さの指標が高いほど高くなるように関係付けられた知識度を算出し、この算出された知識度を表す情報を前記事象に関連付けて前記知識データベースに記憶させる知識情報算出過程と
を、さらに具備することを特徴とする請求項1記載の理解支援方法。 - 前記知識情報算出過程は、前記行動の頻度として特定の商品に対する購買行動の頻度を算出し、かつ前記行動の幅広さを表す指標として前記購買行動における購買価格の分散を算出することを特徴とする請求項2記載の理解支援方法。
- 伝達情報を受け手となるユーザ端末へ伝送する際に、当該受け手となるユーザによる前記伝達情報の理解を支援する機能を備えた理解支援システムであって、
事象ごとに当該事象に対するユーザの知識度を表す情報が記憶された知識データベースと、
前記受け手となるユーザ端末から、事象とその程度の定量値を含む第1の伝達情報を受信する手段と、
前記知識データベースから、前記受け手となるユーザの知識度が予め設定した条件を満たす事象を読み出す手段と、
前記第1の伝達情報に含まれる事象の程度の定量値を、前記読み出された事象の程度において相対的に等価な定量値に変換する手段と、
前記読み出された事象と、前記変換された当該事象の程度の定量値を含む第2の伝達情報を、前記第1の伝達情報に代えて前記受け手となるユーザ端末へ送信する手段と
を具備することを特徴とする理解支援システム。 - 伝え手となる第1のユーザ端末から送信された伝達情報を受け手となる第2のユーザ端末へ転送する際に、当該受け手となるユーザによる前記伝達情報の理解を支援する機能を備えた理解支援システムであって、
事象ごとに当該事象に対するユーザの知識度を表す情報が記憶された知識データベースと、
前記伝え手となる第1のユーザ端末から、事象とその程度の定量値を含む第1の伝達情報を受信する手段と、
前記知識データベースから、前記受け手となるユーザの知識度が予め設定した条件を満たす事象を読み出す手段と、
前記第1の伝達情報に含まれる事象の程度の定量値を、前記読み出された事象の程度において相対的に等価な定量値に変換する手段と、
前記読み出された事象と、前記変換された当該事象の程度の定量値を含む第2の伝達情報を、前記第1の伝達情報に代えて前記受け手となる第2のユーザ端末へ送信する手段と
を具備することを特徴とする理解支援システム。 - 伝達情報を受け手となるユーザ端末へ伝送する際に、当該受け手となるユーザによる前記伝達情報の理解を支援する機能を備えた理解支援システムであって、
事象ごとに当該事象に対するユーザの知識度を表す情報が記憶された知識データベースと、
前記ユーザが前記事象に関連して起こした行動の頻度と、前記行動の幅広さを表す指標とに基づいて、当該行動の頻度又は幅広さの指標が高いほど高くなるように関係付けられた知識度を算出し、この算出された知識度を表す情報を前記事象に関連付けて前記知識データベースに記憶させる知識情報算出手段と、
前記受け手となるユーザ端末から、事象とその程度の定量値を含む第1の伝達情報を受信する手段と、
前記知識データベースから、前記受け手となるユーザの知識度が予め設定した条件を満たす事象を読み出す手段と、
前記第1の伝達情報に含まれる事象の程度の定量値を、前記読み出された事象の程度において相対的に等価な定量値に変換する手段と、
前記読み出された事象と、前記変換された当該事象の程度の定量値を含む第2の伝達情報を、前記第1の伝達情報に代えて前記受け手となるユーザ端末へ送信する手段と
を具備することを特徴とする理解支援システム。 - 送り手となる第1のユーザ端末から送信された伝達情報を受け手となる第2のユーザ端末へ転送する際に、当該受け手となるユーザによる前記伝達情報の理解を支援する機能を備えた理解支援システムであって、
事象ごとに当該事象に対するユーザの知識度を表す情報が記憶された知識データベースと、
前記ユーザが前記事象に関連して起こした行動の頻度と、前記行動の幅広さを表す指標とに基づいて、当該行動の頻度又は幅広さの指標が高いほど高くなるように関係付けられた知識度を算出し、この算出された知識度を表す情報を前記事象に関連付けて前記知識データベースに記憶させる知識情報算出手段と、
前記伝え手となる第1のユーザ端末から、事象とその程度の定量値を含む第1の伝達情報を受信する手段と、
前記知識データベースから、前記受け手となるユーザの知識度が予め設定した条件を満たす事象を読み出す手段と、
前記第1の伝達情報に含まれる事象の程度の定量値を、前記読み出された事象の程度において相対的に等価な定量値に変換する手段と、
前記読み出された事象と、前記変換された当該事象の程度の定量値を含む第2の伝達情報を、前記第1の伝達情報に代えて前記受け手となる第2のユーザ端末へ送信する手段と
を具備することを特徴とする理解支援システム。 - 前記知識情報算出手段は、前記行動の頻度として特定の商品に対する購買行動の頻度を算出し、かつ前記行動の幅広さを表す指標として前記購買行動における購買価格の分散を算出することを特徴とする請求項6又は7記載の理解支援システム。
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JP2012217812A JP5847052B2 (ja) | 2012-09-28 | 2012-09-28 | 理解支援方法及びシステム |
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