JP6685426B2 - 監視制御システム、空調監視システムおよび空調監視方法 - Google Patents

監視制御システム、空調監視システムおよび空調監視方法 Download PDF

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Description

本発明は、複数の空気調和機で構成される空調システムを備え、該空調システムを監視する監視制御システム、空調監視システムおよび空調監視方法に関する。
一般に、空調システムでは、試運転が行われる。試運転では、適切な品質の検査が効率的に実施されることが望ましいが、作業員の経験不足などにより適切な検査が行われないことも考えられる。特許文献1には、空調システムの試運転に異常がない場合に限りリモートコントローラによる制御を可能とする技術が開示されている。特許文献1に記載の技術は、上記の制御により、試運転に異常があるにも関わらずリモートコントローラからの制御を許可して顧客に引き渡してしまうという事態を低減することができる。
特開2011−141081号公報
上述したように、試運転では、適切な品質の検査をできるだけ少ない工数で実施されることが望ましい。特に、空調システムに、複数の空気調和機が含まれる場合には、空調システムには様々な構成が考えられ、実際の空調システムの構成が複雑になることもあり、作業者が空調システムの構成に関する情報を収集するために工数を要し、また、収集した情報に基づいて試運転の計画を策定するためにも工数を要する。
上記特許文献1に記載には、適切な品質の検査が行われない場合の対策については開示されているが、試運転において適切な品質の検査を効率的に行うことについては、開示されていない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、試運転において適切な品質の検査を効率的に行うことができる監視制御システムを得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、複数の空気調和機を備える空調システムを監視制御するために用いられる監視制御システムであって、空調システムと通信可能な通信端末と、通信端末と通信可能なサーバと、を備える。通信端末は、複数の空気調和機との間の通信を実行し、複数の空気調和機のそれぞれから複数の空気調和機のそれぞれの識別情報および機種情報を含む構成情報を受信する第1通信部と、サーバとの間の通信を実行し、構成情報をサーバへ送信し、サーバから試運転の手順を示す情報である試運転シーケンスを受信する第2通信部と、を備える。また、通信端末は、試運転シーケンスに基づいて複数の空気調和機に第1通信部を介してコマンドを送信するシーケンス実行部、を備える。サーバは、通信端末との間の通信を実行し、通信端末から構成情報を受信し、試運転シーケンスを通信端末へ送信する第3通信部と、構成情報に基づいて試運転シーケンスを生成する生成部と、を備える。第1通信部は、コマンドの実行により得られたデータである試運転データを受信し、シーケンス実行部は、試運転データを、第2通信部を介してサーバへ送信し、サーバは、試運転データの項目ごとに異常であるか否かを示す試運転結果を生成し、異常があると判定した場合、項目ごとにあらかじめ定められた異常の要因の候補を示す情報と、異常と判定された項目とに基づいて、試運転結果に含める異常の要因の候補を示す情報を決定し、決定した異常の要因の候補を示す情報を試運転結果に含める解析部、を備え、第3通信部は、試運転結果を通信端末へ送信する。
本発明にかかる監視制御システムは、試運転において適切な品質の検査を効率的に行うことができるという効果を奏する。
本発明の実施の形態にかかる空調監視システムの構成例を示す図 実施の形態の空調監視システムにおける構成情報収集処理手順の一例を示すフローチャート 実施の形態の試運転実行処理手順の一例を示すフローチャート 試運転シーケンスを生成するためのシーケンス生成アルゴリズムの一例と試運転シーケンスの一例を示す図 実施の形態の試運転データ解析処理手順の一例を示すフローチャート 実施の形態の制御回路の構成例を示す図
以下に、本発明の実施の形態にかかる監視制御システム、空調監視システムおよび空調監視方法を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明の実施の形態にかかる空調監視システムの構成例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態の空調監視システム100は、空調システム1、通信端末2およびサーバ3を備える。空調システム1は、複数の空気調和機である空気調和機4−1〜4−nを備える。なお、以下、図においては、空気調和機を空調機と略す。nは2以上の整数である。空気調和機4−1〜4−nは、それぞれが室外機、室内機、リモートコントローラ(以下リモコンと略す)といった装置のうちの1つである。なお、図1では、通信端末2およびサーバ3を1台ずつ図示しているが、通信端末2およびサーバ3は、それぞれ1台以上であればよい。また、通信端末2およびサーバ3は、空調システム1を監視制御するために用いられる監視制御システム101を構成する。通信端末2は、空調システム1と通信可能であり、サーバ3は、通信端末2と通信可能である。
空気調和機4−1〜4−nは、それぞれ構成情報記憶部41および空調ネットワーク接続部42を備える。なお、空気調和機4−1〜4−nは、図1で図示した構成要素以外に空気調和制御のための構成要素を備えるが、空気調和制御のための構成要素は、一般的な空気調和機と同一であり、図示および説明を省略する。空気調和制御のため構成要素とは、例えば、温度センサおよび冷媒圧力センサといった各種センサ、モータおよび膨張弁といったアクチュエータである。空気調和機4−1〜4−nは、空調ネットワーク5に接続可能である。空調ネットワーク5は、有線ネットワークであってもよいし、無線ネットワークであってもよいし、一部が無線で一部が有線のネットワークであってもよい。空調ネットワークに接続する装置間では、あらかじめ定められたプトロコル(以降、空調ネットワークプトロコルと呼ぶ)に従って通信が行われる。
各空気調和機4−1〜4−nの構成情報記憶部41には、それぞれの空気調和機に対応する構成情報が記憶される。構成情報は、機種情報、アドレスおよびグループ情報を含む。機種情報は、室外機、室内機、リモコンといった機種の名称を示す情報である。アドレスは、空調ネットワーク内で割り振られたネットワークアドレスを示す識別情報であり、数値または文字列、または数値および文字列の組み合わせである。グループ情報は、各空気調和機が属するグループを示す情報であり、数値または文字列、または数値および文字列の組み合わせである。すなわち、構成情報は、空気調和機4−1〜4−nのそれぞれの識別情報および機種情報を含む。本実施の形態の空調システム1では、空気調和機4−1〜4−nは、グループ分けされており、同一グループに属する空気調和機は、同時に動作し、同時に停止する。すなわち、同一のグループに属する空気調和機4−1〜4−nは、試運転において、運転状態が同一となるよう設定される。また、構成情報に、さらに機種コードが含まれていてもよく、または機種情報の替わりに機種コードが含まれていてもよい。機種コードは、機種を示す情報であり、数値または文字列、または数値および文字列の組み合わせである。なお、ここでは、構成情報にグループ情報が含まれる例を説明するが、構成情報にグループ情報が含まれていなくてもよい。
空調ネットワーク接続部42は、空調ネットワークプトロコルに従って、空調ネットワークを介して他の空気調和機または空調ネットワーク5に接続される装置との間で通信を行う。
通信端末2は、記憶部21、空調ネットワーク接続部22、シーケンス実行部23、入力部24、表示部25、データ圧縮/伸長部26および広域ネットワーク接続部27を備える。通信端末2は、空調ネットワーク5および広域ネットワーク6に接続可能である。空調ネットワーク接続部22は、空調ネットワーク5に接続し、空調ネットワークプトロコルに従って通信を行う。空調ネットワーク接続部22は、空気調和機4−1〜4−nとの間の通信を実行し、空気調和機4−1〜4−nのそれぞれから空気調和機4−1〜4−nのそれぞれの構成情報を受信する第1通信部である。
データ圧縮/伸長部26は、データの圧縮、および圧縮されたデータの伸長を行う。具体的には、データ圧縮/伸長部26は、後述するように構成情報を圧縮する圧縮部であり、圧縮された試運転シーケンスを伸長する伸長部でもある。広域ネットワーク接続部27は、広域ネットワーク6におけるプトロコルに従って通信を行う。広域ネットワーク接続部27は、サーバ3との間の通信を実行し、構成情報をサーバ3へ送信し、サーバ3から試運転の手順を示す情報である試運転シーケンスを受信する第2通信部である。
記憶部21は、各空気調和機4−1〜4−nごとの構成情報を収集するためのシーケンス(以降、構成情報収集シーケンスと呼ぶ)を記憶する。構成情報収集シーケンスは、あらかじめ設定されるが、変更可能であってもよい。例えば、通信端末2の入力部24が構成情報収集シーケンスの入力を受け付け、記憶部21が、該構成情報収集シーケンスを記憶する。または、通信端末2は、広域ネットワーク6を介して、構成情報収集シーケンスを受信して、受信した構成情報収集シーケンスを記憶部21に記憶させてもよい。記憶部21に構成情報収集シーケンスを記憶させるための具体的手順および構成情報収集シーケンスの更新の具体的手順については特に制約はなく、上述した例以外の任意の方法を用いることができる。
構成情報収集シーケンスには、コマンド、宛先アドレスおよび送信時刻情報が含まれる。コマンドは、空調ネットワークプロトコルに則ったコマンドであり、各空気調和機の運転開始および停止、各空気調和機からの各種データの取得といった動作を指示する要求である。宛先アドレスは、コマンドを送る宛先の空気調和機のアドレスである。送信時刻情報は、コマンドを送る時刻を示す情報である。構成情報収集シーケンスには、例えば、実行される順にコマンドが記載され、各コマンドに対応づけられて宛先アドレスおよび送信時刻情報が記載される。
シーケンス実行部23は、記憶部21に記憶されている構成情報収集シーケンスを読み出し、構成情報収集シーケンスを実行する。また、シーケンス実行部23は、試運転シーケンスに基づいて空気調和機4−1〜4−nに空調ネットワーク接続部22を介してコマンドを送信する。なお、通信端末2にとって、試運転シーケンスを実行するとは、試運転シーケンスに記載された各コマンドを試運転シーケンスにより定められた宛先および送信タイミングで空気調和機4−1〜4−nに送信することに相当する。なお、通信端末2は、空調システム1における空気調和機4−1〜4−nのいずれかに含まれていてもよいし、空調システム1とは独立した装置であってもよく、スマートフォンまたはタブレットといった汎用的な端末であってもよい。
サーバ3は、広域ネットワーク接続部31、データ圧縮/伸長部32、記憶部33、試運転シーケンス生成部34および試運転データ解析部35を備える。広域ネットワーク接続部31は、通信端末2との間の通信を実行し、通信端末2から構成情報を受信し、試運転シーケンスを通信端末へ送信する第3通信部である。広域ネットワーク接続部31は、広域ネットワーク6におけるプトロコルに従って通信を行う。データ圧縮/伸長部32は、データの圧縮および圧縮されたデータの伸長を行う。具体的には、データ圧縮/伸長部32は、後述するように、圧縮された構成情報を伸長する伸長部であり、試運転シーケンスを圧縮する圧縮部でもある。
記憶部33は、空気調和機4−1〜4−nごとの構成情報と試運転の結果すなわちコマンドの実行により得られたデータである試運転データとを記憶する。試運転データは、センサ値、アクチュエータ値および運転状態値を含む。センサ値は、温度センサおよび冷媒圧力センサといった空気調和機4−1〜4−nが有する各種センサによる計測値である。アクチュエータ値は、膨張弁の弁開度、モータの回転数といった空気調和機4−1〜4−nが有する各種アクチュエータの状態を示す情報である。運転状態値は、冷房中、停止中といった各空気調和機4−1〜4−nの運転状態を示す数値ないし文字列である。
試運転シーケンス生成部34は、記憶部33に記憶されている構成情報に基づいて、試運転を実施するためのシーケンスである試運転シーケンスを生成する。すなわち、試運転シーケンス生成部34は、構成情報に基づいて試運転シーケンスを生成する生成部である。試運転シーケンスの生成方法については後述する。試運転データ解析部35は、記憶部33に記憶されている試運転データを解析する解析部である。
次に、本実施の形態の動作について説明する。まず、構成情報収集処理について説明する。図2は、本実施の形態の空調監視システムにおける構成情報収集処理手順の一例を示すフローチャートである。まず、通信端末2は、入力部24により作業者からの構成情報収集の指示を受け付ける(ステップS1)。入力部24は、作業者からの構成情報収集の指示を受け付けると、シーケンス実行部23へ構成情報収集の指示が入力されたことを通知する。
シーケンス実行部23は、構成情報収集の指示が入力されたことを通知されると、記憶部21に記憶されている構成情報収集シーケンスを読み出し、構成情報収集シーケンスの実行を開始する(ステップS2)。
シーケンス実行部23は、構成情報収集シーケンスにより規定されたコマンドを全て送信したか否かを判断する(ステップS3)。構成情報収集シーケンスにより規定されたコマンドを全て送信していない場合(ステップS3 No)、シーケンス実行部23は、構成情報収集シーケンスにより規定されているコマンドのうち送信していないコマンドの送信時刻になったか否かを判断する(ステップS4)。送信時刻になった場合(ステップ4 Yes)、シーケンス実行部23は、該送信時刻に対応するコマンドを宛先アドレスへ送信し(ステップS5)、該コマンドに対応する応答を受信する(ステップS6)と、ステップS3へ戻る。ステップS6で受信する応答には、該コマンドを受信した各空気調和機4−1〜4−nの構成情報が含まれる。
ステップS5では、具体的には、シーケンス実行部23は、該送信時刻に対応するコマンドを、該コマンドに対応する宛先アドレス宛に送信するよう空調ネットワーク接続部22へ指示し、空調ネットワーク接続部22が指示に従って、コマンドを送信する。また、ステップS6では、シーケンス実行部23は、空調ネットワーク接続部22を介して各空気調和機4−1〜4−nからの応答を受信する。なお、通信端末2では、空気調和機4−1〜4−nから、構成情報を含む応答を受信すると、表示部25が、構成情報を表示してもよい。
ステップS4で、送信時刻になっていないと判断した場合(ステップ4 No)、シーケンス実行部23は、ステップS4を繰り返す。ステップS3で、構成情報収集シーケンスにより規定されたコマンドを全て送信したと判断した場合(ステップS3 Yes)、シーケンス実行部23は、構成情報の圧縮をデータ圧縮/伸長部26へ指示し、データ圧縮/伸長部26は、構成情報を圧縮する(ステップS7)。
次に、データ圧縮/伸長部26は、圧縮した構成情報を、広域ネットワーク接続部27を介してサーバ3へ送信する(ステップS8)。サーバ3は、広域ネットワーク6を介して、圧縮された構成情報を受信すると、圧縮された構成情報を伸長して記憶部33へ格納する(ステップS9)。具体的には、サーバ3のデータ圧縮/伸長部32は、広域ネットワーク接続部31を介して圧縮された構成情報を受信すると、圧縮された構成情報を伸長し、伸長した構成情報を記憶部33へ格納する。以上により、構成情報収集処理が終了する。なお、以上の説明では、通信端末2が構成情報を圧縮して、サーバ3へ送信するようにしたが、これに限定されず、通信端末2が構成情報を圧縮せずにサーバ3へ送信してもよい。
次に、本実施の形態の試運転実行処理について説明する。図3は、本実施の形態の試運転実行処理手順の一例を示すフローチャートである。まず、通信端末2は、入力部24により作業者からの試運転の開始の指示を受け付ける(ステップS11)。入力部24は、作業者からの試運転の開始の指示を受け付けると、シーケンス実行部23へ試運転の開始の指示が入力されたことを通知する。
シーケンス実行部23は、試運転の開始の指示が入力されたことを通知されると、試運転シーケンスの生成をサーバに依頼する(ステップS12)。具体的には、シーケンス実行部23は、試運転シーケンスの生成を依頼する依頼情報を生成して、広域ネットワーク接続部27を介してサーバ3へ送信する。
サーバ3の試運転シーケンス生成部34は、広域ネットワーク接続部31を介して、依頼情報を受信すると、記憶部33に記憶されている構成情報とあらかじめ定められたアルゴリズムであるシーケンス生成アルゴリズムとに基づいて、試運転シーケンスを生成する(ステップS13)。試運転シーケンスは、コマンドと、該コマンドに対応する宛先アドレスと、該コマンドに対応する送信時刻を示す情報である送信時刻情報とを含む。
図4は、試運転シーケンスを生成するためのシーケンス生成アルゴリズムの一例と試運転シーケンスの一例を示す図である。図4に示した例では、構成情報において、アドレス「1」は、機種情報が「室外機」であり、グループ情報が「1」であり、アドレス「2」およびアドレス「3」は、機種情報が室内機であり、グループ情報が「1」であることが規定されている。さらに、図4に示した例では、構成情報において、アドレス「4」は、機種情報が「室外機」であり、グループ情報が「2」であり、アドレス「5」およびアドレス「6」は、機種情報が室内機であり、グループ情報が「2」であることが規定されている。
また、図4に示した例では、シーケンス生成アルゴリズムは、同グループ内のすなわち属するグループが同一の室内機は、1つずつ、5分ずつ運転するという条件と、異なるグループは並列で運転してよいという条件との2つで構成される。構成情報とこれらの条件とに基づいて、図4の最下段に示すように、送信時刻00:00(0分0秒)に宛先アドレス「2」および宛先アドレス「5」へ運転のコマンドを送信し、送信時刻05:00に宛先アドレス「2」および宛先アドレス「5」へ停止のコマンドを送信し、送信時刻05:00に宛先アドレス「3」および宛先アドレス「6」へ運転のコマンドを送信し、送信時刻10:00に宛先アドレス「3」および宛先アドレス「6」へ停止のコマンドを送信するといった試運転シーケンスが生成される。ここでは、送信時刻は、試運転の開始時刻を00:00とした場合の相対時刻で示している。なお、図4の例では、シーケンス生成アルゴリズムを満たす試運転シーケンスの候補は複数考えられるが、複数の候補の中からどれを試運転シーケンスとするかは任意の方法により決定される。例えば、まず、全てのグループについて、各グループ1つずつの室内機を同時に運転させ、かつアドレスの若い順に運転を行うなどの条件を定めておく。
図3の説明に戻り、次に、サーバ3のデータ圧縮/伸長部32は、試運転シーケンスを圧縮して、通信端末2へ送信する(ステップS14)。具体的には、データ圧縮/伸長部32は、試運転シーケンス生成部34から試運転シーケンスを受け取り、試運転シーケンスを圧縮し、圧縮した試運転シーケンスを広域ネットワーク接続部31経由で通信端末2へ送信する。
次に、通信端末2は、サーバ3から受信した圧縮された試運転シーケンスを伸長して、伸長した試運転シーケンスの実行を開始する(ステップS15)。具体的には、データ圧縮/伸長部26は、広域ネットワーク接続部27を介して、受信した圧縮された試運転シーケンスを伸長し、伸長した試運転シーケンスをシーケンス実行部23へ渡す。
シーケンス実行部23は、試運転シーケンスにより規定されたコマンドを全て送信したか否かを判断する(ステップS16)。試運転シーケンスにより規定されたコマンドを全て送信していない場合(ステップS16 No)、シーケンス実行部23は、試運転シーケンスにより規定されているコマンドのうち送信していないコマンドの送信時刻になったか否かを判断する(ステップS17)。送信時刻になった場合(ステップ17 Yes)、シーケンス実行部23は、該送信時刻に対応するコマンドを宛先アドレスへ送信し(ステップS18)、該コマンドに対応する応答を受信する(ステップS19)と、ステップS16へ戻る。ステップS19で受信する応答には、該コマンドを受信した各空気調和機4−1〜4−nにおいて取得された試運転データが含まれる。なお、通信端末2では、空気調和機4−1〜4−nから試運転データを含む応答を受信すると、表示部25が、試運転データを表示してもよい。
ステップS17で、送信時刻になっていないと判断した場合(ステップ17 No)、シーケンス実行部23は、ステップS17を繰り返す。ステップS16で、試運転シーケンスにより規定されたコマンドを全て送信したと判断した場合(ステップS16 Yes)、シーケンス実行部23は、試運転データを圧縮して、サーバ3へ送信する(ステップS20)。具体的には、シーケンス実行部23は、試運転データの圧縮をデータ圧縮/伸長部26へ指示し、データ圧縮/伸長部26は、試運転データを圧縮し、広域ネットワーク接続部27へ出力する。広域ネットワーク接続部27は、圧縮された試運転データをサーバ3へ送信する。
サーバ3は、広域ネットワーク6を介して、圧縮された試運転データを受信すると、圧縮された試運転データを伸長して記憶部33へ格納する(ステップS21)。具体的には、サーバ3のデータ圧縮/伸長部32は、広域ネットワーク接続部31を介して圧縮された試運転データを受信すると、圧縮された試運転データを伸長し、伸長した試運転データを記憶部33へ格納する。以上により、試運転実行処理が終了する。なお、以上の説明では、サーバ3が通信端末2へ試運転シーケンスを圧縮して送信するようにしたが、これに限定されず、サーバ3が通信端末2へ試運転シーケンスを圧縮せずに送信してもよい。また、以上の説明では、通信端末2が試運転データを圧縮して、サーバ3へ送信するようにしたが、これに限定されず、通信端末2が試運転データを圧縮せずにサーバ3へ送信してもよい。
次に、本実施の形態の試運転データ解析処理について説明する。図5は、本実施の形態の試運転データ解析処理手順の一例を示すフローチャートである。試運転データ解析処理は、記憶部33に試運転データが記憶された後の任意のタイミングで開始することができる。例えば、図3に示した試運転実行処理の終了後に自動的に実施する。まず、サーバ3の試験運転データ解析部35は、記憶部33に記憶されている試運転データとあらかじめ定められたアルゴリズムである解析アルゴリズムに基づいて、試運転データを解析し、解析結果である試運転結果を生成する(ステップS31)。試験運転データ解析部35は、試運転結果をデータ圧縮/伸長部32へ出力する。
解析アルゴリズムとして、どのようなアルゴリズムが用いられてもよいが、例えば、試運転データの項目ごとに正常な範囲をあらかじめ定めておき、正常な範囲を記憶部33に記憶させておく。そして、試験運転データ解析部35は、項目ごとに試運転データの値が正常な範囲であるか否かを判断し、判断結果を試運転結果とする。例えば、試運転における空調制御の設定温度などはあらかじめ定められているとし、試運転データの項目が温度センサにより計測された値であるセンサ値の場合、正常な範囲をX℃以上Y℃以下(X<Y)と定めておく。試験運転データ解析部35は、試運転データのうち温度センサにより計測された値が、正常な範囲であるか否かを判断し、判断結果を試運転結果とする。この場合、試運転結果は、項目ごとの正常か否かの判断結果(例えばOKまたはFail)を含む。また、判断結果が正常でないすなわち異常という結果であった場合、試運転結果として、異常の要因の候補を示す情報を含めるようにしてもよい。異常の要因の候補を示す情報は、項目ごとにあらかじめ定めておく。異常の要因の候補を示す情報を試運転結果に含めておくことで、後述するステップS33へ通信端末2に異常の要因の候補を示す情報を表示することができ、作業者は通信端末2に表示された情報をもとに速やかに異常に対する復旧作業を行うことができる。
試験運転データ解析部35は、試運転結果を圧縮し、広域ネットワーク接続部31を介して通信端末2へ送信する(ステップS32)。通信端末2は、圧縮された試運転結果を受信すると、圧縮された試運転結果を伸長して、表示部25へ表示する(ステップS33)。具体的には、通信端末2のデータ圧縮/伸長部26は、広域ネットワーク接続部27を介して圧縮された試運転結果を受信すると、圧縮された試運転結果を伸長し、表示部25へ出力する。表示部25は、試運転結果を表示する。
次に、本実施の形態の空調システムのハードウェア構成について説明する。空調ネットワーク接続部42、空調ネットワーク接続部22、広域ネットワーク接続部27および広域ネットワーク接続部31は、受信機および送信機である。構成情報記憶部41、記憶部21および記憶部33は、メモリである。ここで、メモリは、例えば、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)、フラッシュメモリー、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の、不揮発性または揮発性の半導体メモリ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光ディスク、コンパクトディスク、ミニディスク、DVD(Digital Versatile Disk)等が該当する。
通信端末2の入力部24は、キーボード、マウス、タッチパネル等である。表示部25は、ディスプレイ、液晶パネルなどである。
通信端末2のシーケンス実行部23およびデータ圧縮/伸長部26は、処理回路により実現される。この処理回路は、専用のハードウェアである処理回路であってもよいし、プロセッサを備える制御回路であってもよい。専用のハードウェアである場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field Programmable Gate Array)、またはこれらを組み合わせたものである。
シーケンス実行部23およびデータ圧縮/伸長部26を実現する処理回路がプロセッサを備える制御回路で実現される場合、この制御回路は例えば図6に示す構成の制御回路200である。図6は、本実施の形態の制御回路200の構成例を示す図である。制御回路200は、プロセッサ201とメモリ202を備える。プロセッサは、CPU(Central Processing Unit、中央処理装置、処理装置、演算装置、マイクロプロセッサ、マイクロコンピュータ、プロセッサ、DSP(Digital Signal Processor)ともいう)等である。記憶部21を実現するメモリは、メモリ202に含まれていてもよい。
シーケンス実行部23およびデータ圧縮/伸長部26を実現する処理回路がプロセッサを備える制御回路200である場合、プロセッサ201が、メモリ202に記憶されたシーケンス実行部23およびデータ圧縮/伸長部26の処理が記述されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、メモリ202は、プロセッサ201が実施する各処理における一時メモリとしても使用される。
サーバ3のデータ圧縮/伸長部32、試運転シーケンス生成部34および試運転データ解析部35は、処理回路により実現される。この処理回路は、専用のハードウェアである処理回路であってもよいし、プロセッサを備える制御回路であってもよい。専用のハードウェアである場合、処理回路は、例えば、単一回路、複合回路、プログラム化したプロセッサ、並列プログラム化したプロセッサ、ASIC、FPGA、またはこれらを組み合わせたものである。
サーバ3のデータ圧縮/伸長部32、試運転シーケンス生成部34および試運転データ解析部35を実現する処理回路がプロセッサを備える制御回路で実現される場合、この制御回路は例えば図6に示す構成の制御回路200である。
データ圧縮/伸長部32、試運転シーケンス生成部34および試運転データ解析部35を実現する処理回路がプロセッサを備える制御回路200である場合、プロセッサ201が、メモリ202に記憶されたデータ圧縮/伸長部32、試運転シーケンス生成部34および試運転データ解析部35の処理が記述されたプログラムを読み出して実行することにより実現される。また、メモリ202は、プロセッサ201が実施する各処理における一時メモリとしても使用される。
以上のように、本実施の形態の空調監視システム100では、空調システムの構成情報に基づいてサーバ3が試運転シーケンスを自動的に生成して、通信端末2が試運転シーケンスを実行するようにした。このため、作業者が構成情報を収集して試運転の計画を策定して試運転を実施する場合に比べ、作業者の作業に要する工数を削減できるとともに、作業者により誤った試運転が実施されることも防止することができる。また、作業者は、シーケンス生成アルゴリズムを所望の内容に設定しておくことで、各コマンドを実行するタイミングを指定することができる。このため、作業者が即時試運転を実施してその場で結果を確認したいケース、別の場所で試運転の結果を確認したいケース、など様々な状況に応じて適切なタイミングで試運転を実施することができるため、作業の効率化が見込めるとともに、作業終了時間の目安を知ることができる。
また、作業者は、通信端末2に表示された試運転結果を確認することにより、試運転実施後に即時に試運転の結果を知ることができる。また、試運転結果に異常の要因の候補を示す情報を含めておくことにより、試運転結果が異常であった場合に、作業者の異常要因の特定を支援することができる。また、試運転結果をサーバ3に集約しているため、どの作業者も容易に、過去の試運転結果を参照することができる。これにより、以降のメンテナンス作業を、試運転を実施した作業者と異なる作業者が実施する場合にも、メンテナンス作業において試運転結果を参照することができ、メンテナンス作業の効率化が見込める。
以上の実施の形態に示した構成は、本発明の内容の一例を示すものであり、別の公知の技術と組み合わせることも可能であるし、本発明の要旨を逸脱しない範囲で、構成の一部を省略、変更することも可能である。
1 空調システム、2 通信端末、3 サーバ、4−1〜4−n 空気調和機、5 空調ネットワーク、6 広域ネットワーク、21,33 記憶部、22,42 空調ネットワーク接続部、23 シーケンス実行部、24 入力部、25 表示部、26,32 データ圧縮/伸長部、27,31 広域ネットワーク接続部、34 試運転シーケンス生成部、35 試運転データ解析部、41 構成情報記憶部、100 空調監視システム。

Claims (7)

  1. 複数の空気調和機を備える空調システムを監視制御するために用いられる監視制御システムであって、
    前記空調システムと通信可能な通信端末と、
    前記通信端末と通信可能なサーバと、
    を備え、
    前記通信端末は、
    前記複数の空気調和機との間の通信を実行し、前記複数の空気調和機のそれぞれから前記複数の空気調和機のそれぞれの識別情報および機種情報を含む構成情報を受信する第1通信部と、
    前記サーバとの間の通信を実行し、前記構成情報を前記サーバへ送信し、前記サーバから試運転の手順を示す情報である試運転シーケンスを受信する第2通信部と、
    前記試運転シーケンスに基づいて前記複数の空気調和機に前記第1通信部を介してコマンドを送信するシーケンス実行部と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記通信端末との間の通信を実行し、前記通信端末から前記構成情報を受信し、前記試運転シーケンスを前記通信端末へ送信する第3通信部と、
    前記構成情報に基づいて前記試運転シーケンスを生成する生成部と、
    を備え、
    前記第1通信部は、前記コマンドの実行により得られたデータである試運転データを受信し、
    前記シーケンス実行部は、前記試運転データを、前記第2通信部を介して前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、
    前記試運転データの項目ごとに異常であるか否かを示す試運転結果を生成し、異常があると判定した場合、前記項目ごとにあらかじめ定められた異常の要因の候補を示す情報と、異常と判定された前記項目とに基づいて、前記試運転結果に含める前記異常の要因の候補を示す情報を決定し、決定した前記異常の要因の候補を示す情報を前記試運転結果に含める解析部、
    を備え、
    前記第3通信部は、前記試運転結果を前記通信端末へ送信する監視制御システム。
  2. 前記通信端末は、
    前記構成情報を圧縮する圧縮部、
    を備え、
    前記第2通信部は、圧縮された前記構成情報を前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、
    圧縮された前記構成情報を伸長する伸長部、
    を備える請求項1に記載の監視制御システム。
  3. 前記サーバは、
    前記試運転シーケンスを圧縮する圧縮部、
    を備え、
    前記第3通信部は、圧縮された前記試運転シーケンスを前記通信端末へ送信し、
    前記通信端末は、
    圧縮された前記試運転シーケンスを伸長する伸長部、
    を備える請求項1または2に記載の監視制御システム。
  4. 前記通信端末は、
    前記試運転結果を表示する表示部、
    を備える請求項1から3のいずれか1つに記載の監視制御システム。
  5. 前記構成情報は、前記空気調和機が属するグループを示すグループ情報を含み、
    同一の前記グループに属する前記空気調和機は、試運転において、運転状態が同一となるよう設定される請求項1から4のいずれか1つに記載の監視制御システム。
  6. 複数の空気調和機を備える空調システムと、
    前記空調システムと通信可能な通信端末と、
    前記通信端末と通信可能なサーバと、
    を備え、
    前記通信端末は、
    前記複数の空気調和機との間の通信を実行し、前記複数の空気調和機のそれぞれから前記複数の空気調和機のそれぞれの識別情報および機種情報を含む構成情報を受信する第1通信部と、
    前記サーバとの間の通信を実行し、前記構成情報を前記サーバへ送信し、前記サーバから試運転の手順を示す情報である試運転シーケンスを受信する第2通信部と、
    前記試運転シーケンスに基づいて前記複数の空気調和機に前記第1通信部を介してコマンドを送信するシーケンス実行部と、
    を備え、
    前記サーバは、
    前記通信端末との間の通信を実行し、前記通信端末から前記構成情報を受信し、前記試運転シーケンスを前記通信端末へ送信する第3通信部と、
    前記構成情報に基づいて前記試運転シーケンスを生成する生成部と、
    を備え、
    前記第1通信部は、前記コマンドの実行により得られたデータである試運転データを受信し、
    前記シーケンス実行部は、前記試運転データを、前記第2通信部を介して前記サーバへ送信し、
    前記サーバは、
    前記試運転データの項目ごとに異常であるか否かを示す試運転結果を生成し、異常があると判定した場合、前記項目ごとにあらかじめ定められた異常の要因の候補を示す情報と、異常と判定された前記項目とに基づいて、前記試運転結果に含める前記異常の要因の候補を示す情報を決定し、決定した前記異常の要因の候補を示す情報を前記試運転結果に含める解析部、
    を備え、
    前記第3通信部は、前記試運転結果を前記通信端末へ送信する空調監視システム。
  7. 複数の空気調和機を備える空調システムを監視制御するために用いられる空調監視方法であって、
    通信端末が、前記複数の空気調和機のそれぞれから前記複数の空気調和機のそれぞれの識別情報および機種情報を含む構成情報を受信する第1のステップと、
    前記通信端末が、前記構成情報をサーバへ送信する第2のステップと、
    前記サーバが、通信端末から前記構成情報を受信する第3のステップと、
    前記サーバが、前記構成情報に基づいて試運転シーケンスを生成する第4のステップと、
    前記サーバが、前記試運転シーケンスを前記通信端末へ送信する第5のステップと、
    前記通信端末が、前記試運転シーケンスに基づいて前記複数の空気調和機にコマンドを送信する第6のステップと、
    前記通信端末が、前記コマンドの実行により得られたデータである試運転データを前記サーバへ送信する第7のステップと、
    前記サーバが、前記試運転データの項目ごとに異常であるか否かを示す試運転結果を生成し、異常があると判定した場合、前記項目ごとにあらかじめ定められた異常の要因の候補を示す情報と、異常と判定された前記項目とに基づいて、前記試運転結果に含める前記異常の要因の候補を示す情報を決定し、決定した前記異常の要因の候補を示す情報を前記試運転結果に含める第8のステップと、
    前記サーバが、前記試運転結果を前記通信端末へ送信する第9のステップと、
    を含む空調監視方法。
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