JP6684498B2 - 通信機器、通信システム、及び、通信機器の制御方法 - Google Patents

通信機器、通信システム、及び、通信機器の制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、通信機器、通信システム、及び、通信機器の制御方法に関する。
ネットワークレイヤにIP(Internet Protocol)通信を利用したサービスが利用されている。IP通信を利用したサービスには、例えば、Webページの閲覧、電子メールの送受信、SNS(Social Networking Service)コンテンツの送受信がある。IP通信では、IPアドレスが割り当てられた通信装置同士でIPアドレスを用いた通信がなされる。
一方、物理レイヤの通信規格には、さまざまな規格がある。互いに異なる複数の通信規格の通信インタフェースを備えた通信装置も存在する。
例えば、特許文献1は、表示装置と演算処理装置との間の通信に、有線通信を用いるか、又は、無線通信を用いるかを切り替え得るシステムを開示している。
特開2002−312155号公報
通信装置が複数の通信インタフェースを切り替えながら用いてIP通信をする場合、使用する通信インタフェースを切り替えると、一般にIPアドレスが変更される。TCP(Transmission Control Protocol)セッション又は暗号通信のセッションが確立した状態でIPアドレスが変更されると、これらのセッションの通信を継続できず、切断されるという問題がある。
本発明は、上記問題を解決するためのものであり、使用する通信インタフェースを切り替える際にTCPセッションなどを維持できる通信機器等を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の一態様に係る通信機器は、外部の通信装置又はネットワークと接続する外部インタフェースと、無線インタフェースと、有線インタフェースと、前記有線インタフェースのリンク状態を取得する取得部と、(a)前記取得部が取得した前記リンク状態が接続状態である場合に、前記外部インタフェースと前記有線インタフェースとの間で相互にフレームを転送し得る有線モードで動作し、(b)前記取得部が取得した前記リンク状態が切断状態である場合に、前記外部インタフェースと前記無線インタフェースとの間で相互にフレームを転送し得る無線モードで動作する、転送部とを備える。
これによれば、通信機器は、無線及び有線の2つのインタフェースを、有線インタフェースのリンク状態に応じて使い分けてフレームを転送する。当該通信機器によるフレーム転送を利用する通信をする外部の通信装置等が通信に使用するIPアドレスは、1つでよく、通信機器が使用するインタフェースを切り替える際に、外部の通信装置等によるIPアドレスの変更を要しない。よって、通信機器が使用する通信インタフェースを切り替える際に通信装置のIPアドレスを維持することができ、その結果、通信装置が確立しているTCPセッションなどを維持できる。
また、前記外部インタフェースは、通信装置と接続する装置側インタフェースであってもよい。
これによれば、通信機器は、装置側インタフェースにより通信装置に接続されて外付け通信インタフェースとして機能する。そして、無線及び有線の2つのインタフェースを、有線インタフェースのリンク状態に応じて使い分ける。このとき、通信に使用されるIPアドレスは、通信装置内のドライバにより1つ割り当てられる。よって、通信機器を用いた通信装置による通信に際して、2つのインタフェースの一方から他方へ切り替える際に通信装置によるIPアドレスの変更を要しない。よって、通信機器が使用する通信インタフェースを切り替える際に通信装置のIPアドレスを維持することができ、その結果、通信装置が確立しているTCPセッションなどを維持できる。
また、前記転送部は、前記有線モードで動作しているときであっても、前記無線インタフェースにより無線リンクの確立を試み、前記確立が成功した場合には確立した無線リンクを維持していてもよい。
これによれば、通信機器は、転送部が有線モードから無線モードに切り替える際に無線リンクを確立した状態にある。よって、転送部が無線モードに切り替えた後に認証及び帰属のための通信を必要としないので、比較的短時間で無線リンクを使用して通信を開始できる。
また、前記有線インタフェースは、第一機器の有線インタフェースと通信可能に接続し、前記無線インタフェースは、前記第一機器の無線インタフェースと通信可能に接続してもよい。
これによれば、通信機器は、第一機器との間で無線及び有線の2つのインタフェースによって接続し得る。これにより、通信機器と第一機器との離間距離が小さく、ケーブルによる接続が可能である場合には有線インタフェースを用い、離間距離が大きく、ケーブルによる接続が不可能である場合には無線インタフェースを用いるというように、2つのインタフェースを切り替えながら、第一機器との通信を継続することができる。
また、前記有線インタフェースは、第一機器の有線インタフェースと通信可能に接続し、前記無線インタフェースは、前記第一機器とは異なる第二機器の無線インタフェースと通信可能に接続してもよい。
これによれば、通信機器は、無線インタフェースでアクセス可能であって第一機器とは異なる第二機器と通信可能に接続することで、通信装置による通信をIPアドレスを変更せずに継続することができる。
また、前記通信機器は、さらに、前記無線インタフェースの制御情報の設定を受け付け、受け付けた前記制御情報を無線インタフェースに設定する設定部を備えてもよい。
これによれば、設定部により、通信機器が無線インタフェースで第二機器に接続する際に必要な制御情報を無線インタフェースに設定することができる。
また、前記無線インタフェースは、IEEE802.11シリーズの無線通信規格に準拠した無線通信をし、前記有線インタフェースは、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠した有線通信をしてもよい。
これによれば、通信機器は、具体的に、IEEE802.11シリーズの無線通信規格に準拠した無線インタフェースと、USB規格に準拠した有線インタフェースとによって、インタフェースの切り替えの際に通信装置が確立しているTCPセッションなどを維持できる。
また、前記外部インタフェースは、有線ネットワークと接続するネットワーク側インタフェースであってもよい。
これによれば、通信機器は、有線ネットワークに接続され、無線及び有線の2つのインタフェースを、有線インタフェースのリンク状態に応じて使い分ける。よって、通信機器を用いた通信装置による通信に際して、2つのインタフェースの一方から他方へ切り替える際に通信装置によるIPアドレスの変更を要しない。よって、通信機器が使用する通信インタフェースを切り替える際に通信装置のIPアドレスを維持することができ、その結果、通信装置が確立しているTCPセッションなどを維持できる。
また、前記ネットワーク側インタフェースは、複数の物理ポートを有してもよい。
これによれば、新たな通信装置をネットワークに容易に接続することができるので、柔軟なネットワークの構成変更などの運用が可能となる。
また、本発明の一態様に係る通信システムは、上記の通信機器である第一通信機器と、上記の通信機器である第二通信機器とを備え、前記第一通信機器の前記無線インタフェースと、前記第二通信機器の前記無線インタフェースとが互いに通信可能に接続され、前記第一通信機器の前記有線インタフェースと、前記第二通信機器の前記有線インタフェースとが互いに通信可能に接続される。
これによれば、通信システムは、第一通信機器と第二通信機器との間の通信を、有線インタフェースのリンク状態に応じて使い分ける。よって、通信システムを用いた通信装置による通信に際して、2つのインタフェースの一方から他方へ切り替える際に通信装置によるIPアドレスの変更を要しない。よって、通信システムが使用する通信インタフェースを切り替える際にIPアドレスを維持することができ、その結果、通信装置が確立しているTCPセッションなどを維持できる。
また、前記第一通信機器と前記第二通信機器とのそれぞれは、前記第一通信機器の前記無線インタフェースと、前記第二通信機器の前記無線インタフェースとに共通の制御情報を設定する設定部を備えてもよい。
これによれば、通信システムは、第一通信機器と第二通信機器との間で無線インタフェースに共通の制御情報を設定することができる。上記通信機器の少なくとも一方が交換などされることで無線インタフェースの制御情報が共通にならない状態が生じ得る。このような場合に、通信システムは、上記通信機器の間で無線インタフェースに共通の制御情報を容易に設定することができる。
また、本発明の一態様に係る通信機器の制御方法は、外部の通信装置又はネットワークと接続する外部インタフェースと、無線インタフェースと、有線インタフェースとを備える通信機器の制御方法であって、前記有線インタフェースのリンク状態を取得する取得ステップと、(a)前記取得ステップで取得した前記リンク状態が接続状態である場合に、前記外部インタフェースと前記有線インタフェースとの間で相互にフレームを転送し得る有線モードで動作し、(b)前記取得ステップで取得した前記リンク状態が切断状態である場合に、前記外部インタフェースと前記無線インタフェースとの間で相互にフレームを転送し得る無線モードで動作する、転送ステップとを含む。
上記通信機器と同様の効果を奏する。
本発明にかかる通信機器は、使用する通信インタフェースを切り替える際にTCPセッションなどを維持できる。
実施の形態に係る通信機器を含む通信システムの外観図である。 実施の形態に係る通信機器を含む通信システムの機能構成を示すブロック図である。 実施の形態に係る通信機器が実行する、通信機器の制御方法を示すフロー図である。 実施の形態に係る通信機器による有線モードでの通信態様と、無線モードでの第一の通信態様とを示す模式図である。 実施の形態に係る通信機器をLinux(登録商標)のOS上で実現する方法を示す説明図である。 実施の形態の変形例1に係る通信機器による無線モードでの通信の第二の通信態様を示す模式図である。 実施の形態の変形例1に係る通信機器の機能構成を示すブロック図である。 実施の形態の変形例2に係る通信システムの機能構成を示すブロック図である。 実施の形態の変形例2に係る通信機器による設定情報の共有方法を示す説明図である。
以下、実施の形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。
以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、ステップ、ステップの順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、本発明の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、より好ましい形態を構成する任意の構成要素として説明される。なお、同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略する場合がある。
(実施の形態)
本実施の形態において、使用する通信インタフェースを切り替える際にTCPセッションなどを維持できる通信機器などについて説明する。
図1は、本実施の形態に係る通信機器10及び20を含む通信システム1の外観図である。図2は、本実施の形態に係る通信機器10及び20を含む通信システム1の機能構成を示すブロック図である。
通信システム1は、通信装置30と通信装置42との間のIP通信の通信経路となる通信システムである。通信システム1は、無線リンクと有線リンクとを切り替えて使用するが、この切り替えの際に通信装置30が使用するIPアドレスが維持されることにより、通信装置30と通信装置42との間のTCPセッションなどが維持され得る。例えば、通信機器20は、オフィスにおいてユーザの机上に固定的に配置される。また、通信機器10は、ユーザの机上又は会議室などに運ばれて使用される通信装置30に接続される。そして、通信装置30とオフィスのLANに接続された通信装置42との間の通信が、通信機器10及び20により有線及び無線の2つのインタフェースを利用してなされる。
図1及び図2に示されるように、通信システム1は、通信機器10と通信機器20とを備える。
通信機器10と通信機器20とは、無線リンク32と有線リンク34とのそれぞれにより、互いにIP通信により通信可能に接続され得る。
通信機器10は、通信装置30に接続され、通信装置30の外付け通信インタフェースとして機能する。通信機器10は、例えばいわゆるUSB(Universal Serial Bus)ドングルの寸法及び形状を有する通信機器であるが、これに限定されない。通信装置30は、例えば、パーソナルコンピュータなどであり、この場合、通信機器10は、パーソナルコンピュータの周辺機器の1つである。なお、通信機器10は、第一機器に相当する。
通信機器20は、ネットワーク40に接続されている。ネットワーク40には、通信装置30の通信相手である通信装置42が接続されている。通信機器10と通信機器20とは、無線リンク32を用いた無線通信、及び、有線リンク34を用いた有線通信のいずれかを用いて、通信装置30と通信装置42との間の通信を成立させる。通信機器20は、例えば、ネットワークハブと類似の寸法及び形状を有する通信機器であるが、これに限定されない。なお、通信機器20は、第二機器に相当する。
通信装置30は、通信機器10のドライバソフトウェア(単にドライバともいう)を有しており、ドライバを用いて通信機器10による通信を制御することで、通信機器10を外付け通信インタフェースとして利用した通信を行う。なお、通信装置30が通信機器10を用いて無線リンク32又は有線リンク34によりIP通信を行う場合、このIP通信には、ドライバに割り当てられた1つのIPアドレスが用いられるので、無線リンク32及び有線リンク34の一方から他方への切り替えの際にこのIPアドレスが維持される。
通信機器10と通信機器20とは、有線リンク34による通信が可能である時には有線リンク34による通信を行い、有線リンク34による通信が不可能である時には無線リンク32による通信を行う。通信機器10と通信機器20とは、無線リンク32を使用して通信する場合と、有線リンク34を使用して通信する場合とで、通信装置30が同一のIPアドレスを用いるように構成されている。よって、使用する通信インタフェースを切り替える際にTCPセッションなどを維持できる。
以降において、通信機器10及び20の機能の詳細について説明する。
図2に示されるように、通信機器10は、装置側IF(インタフェース)11と、無線IF12と、有線IF13と、取得部14と、転送部15とを備える。
装置側IF11は、通信装置30に接続するための接続インタフェースである。装置側IF11は、例えばUSBインタフェースであり、この場合、通信機器10がUSB接続の外付け通信インタフェースとして機能する。装置側IF11は、通信装置30内で動作するドライバとUSB通信を行うことで制御されるとともに、通信データを授受する。装置側IF11がUSBインタフェースである場合、通信装置30から給電された電力により通信装置30を動作させることができ、他の電源供給手段を備える必要がないという利点もある。なお、装置側IF11は、外部の通信装置と接続する外部インタフェースの一例である。
無線IF12は、無線通信を行う無線通信インタフェースである。無線IF12は、通信機器20の無線IF22との間で、常時、無線リンク32の確立を試みており、無線リンク32が確立すると無線リンク32を通じて通信機器20と通信し得る。無線IF12は、例えば、IEEE802.11シリーズ規格に準拠した通信インタフェースである。また、この場合、無線IF12は、通信機器20の無線IF22との無線接続を第一優先に試みるよう設定される。図6において後述するように、他の態様において、他の無線通信装置と無線接続することもあり得る。
有線IF13は、有線通信を行う有線通信インタフェースである。有線IF13は、通信機器20の有線IF23と通信ケーブルで接続される。有線IF13は、常時、有線リンク34の確立を試みており、通信ケーブルで有線IF23と接続されると有線リンク34を確立し、有線リンク34を通じて通信機器20と通信し得る。有線IF13は、例えば、USB規格、又は、IEEE802.3シリーズ規格に準拠した通信インタフェースである。
取得部14は、有線IF13のリンク状態を取得する処理部である。リンク状態は、有線IF13が、その通信相手である有線IF23との有線リンク34を確立して維持している状態である接続状態であるか、または、有線リンク34を確立していない状態である切断状態であるかを示す。取得部14は、有線IF13のリンク状態として、接続状態又は切断状態のいずれかを取得する。
転送部15は、装置側IF11と、無線IF12又は有線IF13との間でフレームを転送する処理部である。転送部15は、2つの動作モードである有線モードと無線モードとのいずれかで動作し得る。すなわち、転送部15は、(a)取得部14が取得したリンク状態が接続状態である場合に、装置側IF11と有線IF13との間で相互にフレームを転送し得る有線モードで動作し、(b)取得部14が取得したリンク状態が切断状態である場合に、装置側IF11と無線IF12との間で相互にフレームを転送し得る無線モードで動作する。
すなわち、転送部15は、有線モードで動作している場合、装置側IF11によりフレームを受信したときには、受信したフレームを有線IF13に転送し、有線IF13及び有線リンク34を介して通信機器20に提供する。また、転送部15は、有線IF13によりフレームを受信したときには、受信したフレームを装置側IF11に転送し、装置側IF11を介して通信装置30に提供する。一方、転送部15は、無線モードで動作している場合、装置側IF11によりフレームを受信したときには、受信したフレームを無線IF12に転送し、無線IF12及び無線リンク32を介して通信機器20に提供する。また、転送部15は、無線IF12によりフレームを受信したときには、受信したフレームを装置側IF11に転送し、装置側IF11を介して通信装置30に提供する。
なお、上記のとおり、無線IF12は、常時、言い換えれば、転送部15が有線モードで動作しているときであっても、無線IF12により無線リンク32の確立を試み、無線リンク32の確立が成功した場合には確立した無線リンク32を維持している。仮に、無線モードに切り替わった後に無線リンク32の確立を開始するとすれば、無線リンク32での通信を開始する前に、認証及び帰属のための通信を行う必要がある。転送部15が有線モードで動作しているときであっても無線リンク32を維持していれば、転送部15が有線モードから無線モードに切り替わった後、認証及び帰属のための通信を必要としないので、比較的短時間で無線リンク32を使用して通信を開始できる利点がある。
なお、有線IF13と無線IF12とがそれぞれ、通信機器20の有線IF23と無線IF22とに通信可能に接続することができる構成を例として説明する。このとき通信機器20は、第一機器に相当する。
なお、通信機器10は、無線モードにおいて通信機器20とは異なる通信機器(第二機器に相当)と通信してもよい。この場合の構成については、以降の変形例において説明する。
一方、通信機器20は、NW(ネットワーク)側IF21と、無線IF22と、有線IF23と、取得部24と、転送部25とを備える。
NW側IF21は、ネットワーク40に接続するための通信インタフェースである。NW側IF21は、例えば、IEEE802.3シリーズ規格に準拠した通信インタフェースである。なお、NW側IF21は、外部の通信装置と接続する外部インタフェースの一例である。
また、NW側IF21は、1以上の物理ポート(以降、単にポートともいう)を有する。ここでは、NW側IF21が3つのポート21A、21B及び21Cを有する例を説明する。ポート21A、21B及び21Cは、各ポート間でフレームをブリッジ転送(レイヤ2転送)するブリッジポートとして機能する。図2では、一例として、ポート21Aにネットワーク40に係るLANケーブルが接続されており、ポート21B及び21Cには何も接続していない状態が図示されている。NW側IF21が複数のポート21A等を備えていることで、新たな通信装置をネットワーク40に容易に接続し得る。
無線IF22は、無線通信を行う無線通信インタフェースである。無線IF22は、通信機器10の無線IF12との間で無線リンク32を確立し、無線リンク32を通じて通信機器10と通信し得る。無線IF22は、無線IF12に適合する規格の通信インタフェースである。
有線IF23は、有線通信を行う有線通信インタフェースである。有線IF23は、通信機器10の有線IF13と通信ケーブルで接続し、有線リンク34を確立し、有線リンク34を通じて通信機器10と通信し得る。有線IF23は、有線IF13に適合する規格の通信インタフェースである。
取得部24は、有線IF23のリンク状態を取得する処理部である。取得部24は、通信機器10の取得部14と同様の機能を有する。
転送部25は、NW側IF21と、無線IF22又は有線IF23との間でフレームを転送する処理部である。転送部15は、2つの動作モードである有線モードと無線モードとのいずれかで動作し得る。すなわち、(a)取得部24が取得したリンク状態が接続状態である場合に、NW側IF21と有線IF23との間で相互にフレームを転送し得る有線モードで動作し、(b)取得部24が取得したリンク状態が切断状態である場合に、NW側IF21と無線IF22との間で相互にフレームを転送し得る無線モードで動作する。
転送部25は、通信機器10の転送部15と同様の機能を有する。ただし、上記の転送部15の説明における「装置側IF11」を「NW側IF21」に読み替えるものとする。
以上のように構成された通信機器10の動作について説明する。
図3は、本実施の形態に係る通信機器10が実行する、通信機器10の制御方法を示すフロー図である。
ステップS101において、取得部14は、有線IF13のリンク状態を取得する。取得部14は、取得したリンク状態を転送部15に提供する。
ステップS102において、転送部15は、有線IF13のリンク状態を取得部14から取得し、取得したリンク状態が接続状態であるか否かを判定する。リンク状態が接続状態である場合(ステップS102でYes)には、ステップS103に進み、接続状態でない(つまり切断状態である)場合(ステップS102でNo)には、ステップS104に進む。
ステップS103において、転送部15は、有線モードで動作する。転送部15は、既に有線モードで動作していた場合には、有線モードでの動作を維持し、無線モードで動作していた場合には、有線モードに変更して動作する。無線モードから有線モードへの変更の際に、通信装置30が通信に使用するIPアドレスは変更されない。ステップS103を終えたら、再びステップS101からの処理を実行する。
ステップS104において、転送部15は、無線モードで動作する。転送部15は、既に無線モードで動作していた場合には、無線モードでの動作を維持し、有線モードで動作していた場合には、無線モードに変更して動作する。有線モードから無線モードへの変更の際に、通信装置30が通信に使用するIPアドレスは変更されない。ステップS104を終えたら、再びステップS101からの処理を実行する。
なお、通信機器20も、通信機器10とは独立に、図3に示される一連の処理を実行する。例えば、有線リンク34が確立している状態では、転送部15及び25ともに、有線モードで動作する(上記ステップS103)。このとき、通信装置30と通信装置42との通信は、有線リンク34を通じてなされる。そして、有線リンク34が切断されると、転送部15及び25は、独立に、動作モードを無線モードに変更し(上記ステップS104)、通信装置30と通信装置42との通信は、有線リンク34を通じてなされるように切り替えられる。そして、この動作モードの切り替えの際に、通信装置30が使用するIPアドレスは変更されない。そのため、通信装置30と通信装置42とがTCPセッションを確立した状態で通信経路が切り替えられたとしても、確立しているTCPセッションが切断されることがない。
図4は、本実施の形態に係る通信システム1による有線モードの通信態様と、無線モードの第一の通信態様とを示す模式図である。図4は、通信装置30と通信装置42とが通信する場合の通信経路を示しており、転送部15等が有線モードで動作する場合の通信経路(a)と、転送部15等が無線モードで動作する場合の通信経路(b)とを示している。
図4の(a)に示されるように、有線モードでは、通信機器10の有線IF13と、通信機器20の有線IF23とが有線リンク34で接続されている。また、転送部15及び転送部25は、それぞれ有線モードで動作している。このようにして、有線リンク34を介して、通信装置30と通信装置42との通信が行われる。図4の(a)は、例えば、オフィスにおいて、通信機器20と、通信機器10が接続された通信装置30とがユーザの机上に置かれ、通信装置30を使用している状況に相当する。
図4の(a)の状態で、通信ケーブルの抜去等により有線リンク34が切断状態になると、転送部15及び転送部25は、それぞれ独立に無線モードに変更して動作する。
図4の(b)に示されるように、無線モードでは、通信機器10の無線IF12と、通信機器20の無線IF22とが無線リンク32で接続されている。また、転送部15及び転送部25は、それぞれ無線モードで動作している。このようにして、無線リンク32を介して、通信装置30と通信装置42との通信が行われる。図4の(b)は、例えば、オフィスにおいて、通信機器10が接続された通信装置30をユーザが携帯して離席し、会議室などで通信装置30の使用を継続する状況に相当する。
図4の(b)の状態で、通信ケーブルが挿入される等により有線リンク34が接続状態になると、転送部15及び転送部25は、それぞれ有線モードに変更して動作する。
このような動作モードの変更の際に、通信装置30が使用するIPアドレスは変更されない。よって、動作モードを変更した場合でもTCPセッションなどが維持される。
以降において、一般のLinux(登録商標)のOS(Operating System)上で通信機器10及び20のそれぞれを実現する方法の一例を具体的に説明する。ここでは、USB Ether Gadget(g_ether)とBridge(brctl)を使用する。
図5は、本実施の形態に係る通信機器10及び20をLinux(登録商標)のOS上で実現する方法を示す説明図である。
(1)通信機器10において、modprobeコマンドによりUSB Ether Gadget(g_ether)をロードすることで、USBデバイスポートをEtherデバイスとしてバインドする。これにより、ネットワークインタフェースusb0が作成される。通信機器20でも同様にする。
(2)insmodコマンドにより、無線通信インタフェースのドライバをロードして、ネットワークインタフェースwlan0を作成する。通信機器20でも同様にする。
(3)USB Ether Gadget(g_ether)によりEtherデバイスとなっている通信機器20のデバイスポートに、通信機器10のホストポートを接続することで、ホストポートにネットワークインタフェースeth0を作成する。
(4)通信機器10において、brctlコマンドによりブリッジインタフェースbr0を作成し、br0とusb0とをブリッジ接続する。有線リンク34が確立しているときには、br0とeth0とをブリッジ接続する。これにより、転送部15の有線モードを実現する。通信機器20でも同様にする。
(5)通信機器10において、有線リンク34の切断を検知すると、eth0のブリッジを削除し、br0とwlan0とのブリッジに切り替える。これにより、転送部15の無線モードを実現する。通信機器20でも同様にする。
このようにして、Linux(登録商標)のOS上で、通信機器10及び20のそれぞれを具体的に実現し得る。
(実施の形態の変形例1)
本変形例において、通信機器10が無線モードにおいて通信機器20とは異なる通信機器と通信する構成について説明する。
図6は、本変形例に係る通信機器10による無線モードでの通信の第二の態様を示す模式図である。
図6に示される基地局44は、ネットワーク40に接続された基地局装置である。通信機器10の無線IF12は、基地局44との間で無線リンク36を確立する。そして、通信装置30と通信装置42との通信は、無線リンク36及び基地局44を介しネットワーク40を通じてなされる。ここで、基地局44は、第一機器に相当する通信機器20とは異なる、第二機器に相当する。つまり、有線IF13は、通信機器20の有線IF23と通信可能に接続することができ、また、無線IF12は、通信機器20とは異なる基地局44の無線IFと通信可能に接続することができる。このようにすれば、有線モードと無線モードとの切り替えの際に、通信装置30が使用するIPアドレスは変更されず、確立しているTCPセッションが切断されることがない。
図7は、本変形例に係る通信機器10Aの機能構成を示すブロック図である。
図7に示されるように、通信機器10Aは、装置側IF11と、無線IF12と、有線IF13と、取得部14と、転送部15と、設定部16とを備える。設定部16を除く構成要素は、実施の形態におけるものと同じであるので説明を省略する。
設定部16は、無線IF12の制御情報を予め受け付け、受け付けた制御情報を無線IF12に設定する処理部である。制御情報とは、無線IF12による無線通信に必要な情報を含み、具体的には、チャネル、SSID(Service Set Identifier)、及び暗号方式などの情報を含む。設定部16は、適切な方法により、無線IF12が基地局44と無線リンク36を確立して接続するための制御情報を取得し、取得した設定情報を無線IF12に設定する。制御情報の受け付けは、通信装置30のユーザにより手入力された情報を装置側IF11を介して取得する方法であってもよいし、他の装置から通信等により取得する方法であってもよい。
設定部16が、基地局44に接続するための無線IF12の設定情報を取得するので、通信機器10Aは、適切に基地局44との間で無線リンク36を確立することができる。
(実施の形態の変形例2)
通信機器10と通信機器20との間で設定情報を共有する方法について本変形例で説明する。
上記実施の形態で説明したように、通信機器10と通信機器20とは、無線IFの設定情報に共通の制御情報を有する必要があるので、組で用いられる。しかしながら、通信機器10又は20の故障又は紛失などにより、一方が交換され、制御情報が共通にならない状態が生じ得る。
本変形例の通信機器10及び通信機器20によれば、制御情報を容易に互いに共有し得る。
図8は、本変形例に係る通信システム1Bの機能構成を示すブロック図である。図9は、本変形例に係る通信機器10及び20による設定情報の共有方法を示す説明図である。
図8に示されるように、通信システム1Bは、通信機器10Bと通信機器20Bとを含む。
通信機器10Bは、装置側IF11と、無線IF12と、有線IF13と、取得部14と、転送部15と、設定部16Aとを備える。設定部16Aを除く構成要素は、実施の形態におけるものと同じであるので説明を省略する。また、有線IF13と、取得部14と、転送部15とは図示を省略している。
また、通信機器20Bは、NW側IF21と、無線IF22と、有線IF23と、取得部24と、転送部25と、設定部26とを備える。設定部26を除く構成要素は、実施の形態におけるものと同じであるので説明を省略する。NW側IF21と、取得部24と、転送部25とは図示を省略している。
そして、通信機器10Bの装置側IF11と、通信機器20Bの有線IF23とが通信可能に接続され得る。このように接続されるために、通信機器10Bの装置側IF11と、通信機器20Bの有線IF23とが互いに適合するインタフェース(例えば、USB規格のインタフェース)であることが好適である。ただし、通信機器10Bの装置側IF11と、通信機器20Bの有線IF23とが互いに適合しないインタフェースであってもよく、この場合には、インタフェース変換機能を有する変換器又は変換ケーブルなどを使用して接続され得る。
通信機器20の無線IF22の制御情報を、通信機器10の無線IF12の制御情報にコピーする処理を説明する。なお、この処理における情報の流れを図8において実線の矢印で示している。
図9に示されるように、通信機器10Bの装置側IF11と、通信機器20Bの有線IF23とを接続したとき、通信機器20の無線IF22の制御情報が通信機器10の無線IF12の制御情報にコピーされる。
設定部26は、通信機器10Bの無線IF12と、通信機器20Bの無線IF22とに共通の制御情報を設定する処理部である。設定部26は、有線IF23が、通信機器10Bの装置側IF11に接続したか否かを判定する。有線IF23が無線IF12に接続したと判定した場合、設定部26は、無線IF22から制御情報を取得し、取得した制御情報を有線IF23を介して通信機器10Bに提供する。なお、有線IF23が装置側IF11に接続したか否かを設定部26が判定する方法は、任意の方法を採用し得る。例えば、装置側IF11が予め定められた信号を出力するように構成しておき、その予め定められた信号を有線IF23が受信したときに、有線IF23が装置側IF11に接続したと設定部26が判定し得る。
設定部16Aは、通信機器10Bの無線IF12と、通信機器20Bの無線IF22とに共通の制御情報を設定する処理部である。設定部16Aは、装置側IF11が、通信機器20Bの有線IF23に接続したか否かを判定する。装置側IF11が有線IF23に接続したと判定した場合、設定部16Aは、通信機器20Bが提供する制御情報を取得し、無線IF12に設定する。
なお、上記と類似の方法により、通信機器10Bの無線IF12の制御情報を、通信機器20Bの無線IF22の制御情報にコピーする処理を行うこともできる。この場合の情報の流れは、図8において破線の矢印で示されている。
以上のように、本実施の形態の通信機器は、無線及び有線の2つのインタフェースを、有線インタフェースのリンク状態に応じて使い分けてフレームを転送する。当該通信機器によるフレーム転送を利用する通信をする外部の通信装置等が通信に使用するIPアドレスは、1つでよく、通信機器が使用するインタフェースを切り替える際に、外部の通信装置等によるIPアドレスの変更を要しない。よって、通信機器が使用する通信インタフェースを切り替える際に通信装置のIPアドレスを維持することができ、その結果、通信装置が確立しているTCPセッションなどを維持できる。
また、通信機器は、装置側インタフェースにより通信装置に接続されて外付け通信インタフェースとして機能する。そして、無線及び有線の2つのインタフェースを、有線インタフェースのリンク状態に応じて使い分ける。このとき、通信に使用されるIPアドレスは、通信装置内のドライバにより1つ割り当てられる。よって、通信機器を用いた通信装置による通信に際して、2つのインタフェースの一方から他方へ切り替える際に通信装置によるIPアドレスの変更を要しない。よって、通信機器が使用する通信インタフェースを切り替える際に通信装置のIPアドレスを維持することができ、その結果、通信装置が確立しているTCPセッションなどを維持できる。
また、通信機器は、転送部が有線モードから無線モードに切り替える際に無線リンクを確立した状態にある。よって、転送部が無線モードに切り替えた後に認証及び帰属のための通信を必要としないので、比較的短時間で無線リンクを使用して通信を開始できる。
また、通信機器は、第一機器との間で無線及び有線の2つのインタフェースによって接続し得る。これにより、通信機器と第一機器との離間距離が小さく、ケーブルによる接続が可能である場合には有線インタフェースを用い、離間距離が大きく、ケーブルによる接続が不可能である場合には無線インタフェースを用いるというように、2つのインタフェースを切り替えながら、第一機器との通信を継続することができる。
また、通信機器は、無線インタフェースでアクセス可能であって第一機器とは異なる第二機器と通信可能に接続することで、通信装置による通信をIPアドレスを変更せずに継続することができる。
また、設定部により、通信機器が無線インタフェースで第二機器に接続する際に必要な制御情報を無線インタフェースに設定することができる。
また、通信機器は、具体的に、IEEE802.11シリーズの無線通信規格に準拠した無線インタフェースと、USB規格に準拠した有線インタフェースとによって、インタフェースの切り替えの際に通信装置が確立しているTCPセッションなどを維持できる。
また、通信機器は、有線ネットワークに接続され、無線及び有線の2つのインタフェースを、有線インタフェースのリンク状態に応じて使い分ける。よって、通信機器を用いた通信装置による通信に際して、2つのインタフェースの一方から他方へ切り替える際に通信装置によるIPアドレスの変更を要しない。よって、通信機器が使用する通信インタフェースを切り替える際にIPアドレスを維持することができ、その結果、通信装置が確立しているTCPセッションなどを維持できる。
また、新たな通信装置をネットワークに容易に接続することができるので、柔軟なネットワークの構成変更などの運用が可能となる。
また、通信システムは、第一通信機器と第二通信機器との間の通信を、有線インタフェースのリンク状態に応じて使い分ける。よって、通信システムを用いた通信装置による通信に際して、2つのインタフェースの一方から他方へ切り替える際に通信装置によるIPアドレスの変更を要しない。よって、通信システムが使用する通信インタフェースを切り替える際に通信装置のIPアドレスを維持することができ、その結果、通信装置が確立しているTCPセッションなどを維持できる。
また、通信システムは、第一通信機器と第二通信機器との間で無線インタフェースに共通の制御情報を設定することができる。上記通信機器の少なくとも一方が交換などされることで無線インタフェースの制御情報が共通にならない状態が生じ得る。このような場合に、通信システムは、上記通信機器の間で無線インタフェースに共通の制御情報を容易に設定することができる。
以上、本発明の通信装置等について、実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、この実施の形態に限定されるものではない。本発明の趣旨を逸脱しない限り、当業者が思いつく各種変形を本実施の形態に施したものや、異なる実施の形態における構成要素を組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。
本発明は、使用する通信インタフェースを切り替える際にTCPセッションなどを維持する通信機器等に適用され得る。
1、1B 通信システム
10、10A、10B、20、20B 通信機器
11 装置側IF
12、22 無線IF
13、23 有線IF
14、24 取得部
15、25 転送部
16、16A、26 設定部
21 NW側IF
21A、21B、21C ポート
30、42 通信装置
32、36 無線リンク
34 有線リンク
40 ネットワーク
44 基地局

Claims (12)

  1. 外部の通信装置又はネットワークと接続する外部インタフェースと、
    無線インタフェースと、
    有線インタフェースと、
    前記有線インタフェースのリンク状態を取得する取得部と、
    (a)前記取得部が取得した前記リンク状態が接続状態である場合に、前記外部インタフェースと前記有線インタフェースとの間で相互にフレームを転送し得る有線モードで動作し、
    (b)前記取得部が取得した前記リンク状態が切断状態である場合に、前記外部インタフェースと前記無線インタフェースとの間で相互にフレームを転送し得る無線モードで動作する、転送部とを備える
    通信機器。
  2. 前記外部インタフェースは、通信装置と接続する装置側インタフェースである
    請求項1に記載の通信機器。
  3. 前記転送部は、
    前記有線モードで動作しているときであっても、前記無線インタフェースにより無線リンクの確立を試み、前記確立が成功した場合には確立した無線リンクを維持している
    請求項2に記載の通信機器。
  4. 前記有線インタフェースは、第一機器の有線インタフェースと通信可能に接続し、
    前記無線インタフェースは、前記第一機器の無線インタフェースと通信可能に接続する
    請求項2又は3に記載の通信機器。
  5. 前記有線インタフェースは、第一機器の有線インタフェースと通信可能に接続し、
    前記無線インタフェースは、前記第一機器とは異なる第二機器の無線インタフェースと通信可能に接続する
    請求項2又は3に記載の通信機器。
  6. 前記通信機器は、さらに、
    前記無線インタフェースの制御情報の設定を受け付け、受け付けた前記制御情報を無線インタフェースに設定する設定部を備える
    請求項5に記載の通信機器。
  7. 前記無線インタフェースは、IEEE802.11シリーズの無線通信規格に準拠した無線通信をし、
    前記有線インタフェースは、USB(Universal Serial Bus)規格に準拠した有線通信をする
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の通信機器。
  8. 前記外部インタフェースは、有線ネットワークと接続するネットワーク側インタフェースである
    請求項1に記載の通信機器。
  9. 前記ネットワーク側インタフェースは、複数の物理ポートを有する
    請求項8に記載の通信機器。
  10. 請求項2〜7のいずれか1項に記載の通信機器である第一通信機器と、
    請求項8又は9に記載の通信機器である第二通信機器とを備え、
    前記第一通信機器の前記無線インタフェースと、前記第二通信機器の前記無線インタフェースとが互いに通信可能に接続され、
    前記第一通信機器の前記有線インタフェースと、前記第二通信機器の前記有線インタフェースとが互いに通信可能に接続される
    通信システム。
  11. 前記第一通信機器と前記第二通信機器とのそれぞれは、
    前記第一通信機器の前記無線インタフェースと、前記第二通信機器の前記無線インタフェースとに共通の制御情報を設定する設定部を備える
    請求項10に記載の通信システム。
  12. 外部の通信装置又はネットワークと接続する外部インタフェースと、無線インタフェースと、有線インタフェースとを備える通信機器の制御方法であって、
    前記有線インタフェースのリンク状態を取得する取得ステップと、
    (a)前記取得ステップで取得した前記リンク状態が接続状態である場合に、前記外部インタフェースと前記有線インタフェースとの間で相互にフレームを転送し得る有線モードで動作し、
    (b)前記取得ステップで取得した前記リンク状態が切断状態である場合に、前記外部インタフェースと前記無線インタフェースとの間で相互にフレームを転送し得る無線モードで動作する、転送ステップとを含む
    制御方法。
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