JP6683947B2 - 推奨行動通知装置、推奨行動通知方法、推奨行動通知システム、および推奨行動通知プログラム - Google Patents

推奨行動通知装置、推奨行動通知方法、推奨行動通知システム、および推奨行動通知プログラム Download PDF

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Description

本発明は、推奨行動通知装置、推奨行動通知方法、推奨行動通知システム、および推奨行動通知プログラムに関する。
通信網を介してユーザ端末が接続された移動通信システムにおいては、ユーザ端末の位置が絶えず変化するため、ユーザ端末の位置や使用状況等によっては通信要求が局所的に集中する場合がある。このような場合、移動通信システムの通信リソースが不足することによって通信品質が低下する可能性や、少なくとも一部のユーザの通信要求を受け付けることができない可能性がある。したがって、通信リソースが不足することのない移動通信システムが求められている。
特許文献1は、通信リソースを効率的に使用するために、通信中のユーザを適切な行動に誘導するユーザ誘導システムを開示している。
特許文献1に記載のユーザ誘導システムは、端末の通信履歴、および基地局のリソースの使用状態等を受信し、これらの情報から基地局における通信トラヒックに関する情報を生成する。また、特許文献1は、端末の通信履歴、基地局のリソースの使用状態、および生成した基地局の通信トラヒックに関する情報に基づいて、ユーザに通知する複数の推奨行動ごとの不満度を算出する。そして、特許文献1は、算出した不満度に基づいてユーザに適した推奨行動を複数の候補の中から抽出する。そのため、特許文献1は、各基地局における通信トラヒックの状態、ユーザにおける通信状態を加味して、ユーザに適した推奨行動を抽出することができる。その結果、特許文献1は、ユーザの不満度をなるべく低下させずに通信リソースを効率的に使用することができる。
特許第4456021号公報
しかしながら、特許文献1には、ユーザの利便性が低下する問題がある。利便性が低下するとは、頻繁に推奨行動の依頼が通知されることによってユーザが煩わしいと感じることを意味する。または、個人の状況や通信履歴に応じて選択された推奨行動の依頼が通知されることで、ユーザが自分の行動をトレースされていると感じるとともに、鬱陶しいと感じることを意味する。
具体的に説明すると、特許文献1は、通知対象の端末を選定することができないので、全ての端末に推奨行動の依頼を通知する。そのため、ユーザは、推奨行動の依頼を頻繁に受けるため煩わしさを感じることになる。また、特許文献1は、ユーザごとの通信状況、および通信履歴等に基づき複数の候補から各ユーザに適した推奨行動を選び出した上で、選び出した推奨行動の依頼を通知する。そのため、ユーザは自分の行動をトレースされていると感じるとともに、鬱陶しいと感じることになる。したがって、特許文献1は、ユーザの利便性が低下する可能性がある。
本発明の目的は、ユーザに推奨行動の依頼を通知して通信トラヒックを制御するシステムにおいて、ユーザの利便性を低下させずに通信リソースの効率的な使用を実現することのできる推奨行動通知装置、推奨行動通知方法、推奨行動通知システム、および推奨行動通知プログラムを提供することにある。
本発明の一態様の推奨行動通知装置は、通信リソースの使用状況に基づいて、前記通信リソースを使用しているユーザの中から推奨行動を依頼する通知対象ユーザを選定するユーザ選定部と、前記通知対象ユーザに対して前記推奨行動の依頼を通知する依頼通知送信部と、前記通信リソースの使用状況を検知するとともに、前記依頼通知送信部が前記推奨行動の依頼を通知した前後の前記通信リソースの使用状況に基づいて、前記推奨行動の依頼を受諾した前記ユーザの割合を算出する通信使用状況検知部と、を含前記ユーザ選定部は、前記ユーザが前記推奨行動を承諾する確率である前記ユーザの反応率の履歴を前記推奨行動の依頼の内容ごとに収集、および管理する反応率履歴管理部と、前記ユーザの反応率の履歴に基づいて前記ユーザの現在の反応率を推定する反応率推定部と、前記通信リソースの使用状況と前記ユーザの現在の反応率に基づいて前記通知対象ユーザを選定する通知範囲決定部と、を含む。
本発明の他の態様の推奨行動通知方法は、ユーザが推奨行動を承諾する確率である前記ユーザの反応率の履歴を前記推奨行動の依頼の内容ごとに管理し、通信リソースの使用状況を検知すると共に、前記ユーザの反応率の履歴に基づいて前記ユーザの現在の反応率を推定し、通信リソースの使用状況と前記ユーザの現在の反応率に基づいて、前記通信リソースを使用しているユーザの中から推奨行動を依頼する通知対象ユーザを選定し、前記通知対象ユーザに対して前記推奨行動の依頼を通知する、加えて、前記ユーザが推奨行動を承諾する確率である前記ユーザの反応率の履歴を前記推奨行動の依頼の内容ごとに収集する
本発明の他の態様の推奨行動通知システムは、推奨行動通知装置と、通信網を介して前記推奨行動通知装置と接続された複数のユーザ端末と、を含み、前記推奨行動通知装置は、通信リソースの使用状況に基づいて、前記通信リソースを使用しているユーザの中から推奨行動を依頼する通知対象ユーザを選定するユーザ選定部と、前記通知対象ユーザに対して前記推奨行動の依頼を通知する依頼通知送信部と、前記通信リソースの使用状況を検知するとともに、前記依頼通知送信部が前記推奨行動の依頼を通知した前後の前記通信リソースの使用状況に基づいて、前記推奨行動の依頼を受諾した前記ユーザの割合を算出する通信使用状況検知部と、を含み、前記ユーザ選定部は、前記ユーザが前記推奨行動を承諾する確率である前記ユーザの反応率の履歴を前記推奨行動の依頼の内容ごとに収集、および管理する反応率履歴管理部と、前記ユーザの反応率の履歴に基づいて前記ユーザの現在の反応率を推定する反応率推定部と、前記通信リソースの使用状況と前記ユーザの現在の反応率に基づいて前記通知対象ユーザを選定する通知範囲決定部と、を含みまた、前記複数のユーザ端末の各々は、前記推奨行動の依頼を受信する依頼通知受信部と、受信した前記推奨行動の依頼の内容を表示する依頼通知表示部と、を含む。
本発明の他の態様の推奨行動通知プログラムは、コンピュータを、通信リソースの使用状況に基づいて、前記通信リソースを使用しているユーザの中から推奨行動を依頼する通知対象ユーザを選定するユーザ選定手段と、前記通知対象ユーザに対して前記推奨行動の依頼を通知する依頼通知送信手段と、前記通信リソースの使用状況を検知するとともに、前記依頼通知送信手段が前記推奨行動の依頼を通知した前後の前記通信リソースの使用状況に基づいて、前記推奨行動の依頼を受諾した前記ユーザの割合を算出する通信使用状況検知手段と、して機能させ、前記ユーザ選定手段を、前記ユーザが前記推奨行動を承諾する確率である前記ユーザの反応率の履歴を前記推奨行動の依頼の内容ごとに収集、および管理する反応率履歴管理手段と、前記ユーザの反応率の履歴に基づいて前記ユーザの現在の反応率を推定する反応率推定手段と、前記通信リソースの使用状況と前記ユーザの現在の反応率に基づいて前記通知対象ユーザを選定する通知範囲決定手段と、して機能させる。
本発明によれば、ユーザに推奨行動を依頼して通信トラヒックを制御するシステムにおいて、ユーザの利便性を低下させずに通信リソースの効率的な使用を実現することができる。
本発明の第1の実施形態に係る推奨行動通知装置の原理を説明するためのブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る推奨行動通知装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る推奨行動通知システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施形態に係る推奨行動通知システムの動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態に係る推奨行動通知装置の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る推奨行動通知システムの構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施形態に係る推奨行動通知システムの動作を示すフローチャートである。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施形態について詳細に説明する。なお、繰り返し説明することによる煩雑さを避けるため、各図において同一、または相当する部分には同一の符号を付して適宜説明は省略する。
[1.本発明の原理]
本発明の第1の実施形態を説明する前に、第1の実施形態の原理について説明する。図1は、本発明の第1の実施形態の原理を説明するためのブロック図である。
図1に示すように、推奨行動通知装置1は、依頼通知送信部201と、ユーザ選定部210と、を含む。
ユーザ選定部210は、通信リソースの使用状況に基づいて、通信リソースを使用しているユーザの中から推奨行動を依頼する通知対象ユーザを選定する。依頼通知送信部201は、ユーザ選定部210が選定した通知対象ユーザに対して推奨行動の依頼を通知する。したがって、推奨行動通知装置1は、通信リソースの使用状況に基づいて選定した通知対象ユーザにのみに推奨行動の依頼を通知することができる。
[2.第1の実施形態]
[2−1.推奨行動通知装置200の構成]
図2は、本発明の第1の実施形態に係る推奨行動通知装置200の構成を示すブロック図である。
推奨行動通知装置200は、依頼通知送信部201と、通信使用状況検知部202と、ユーザ選定部210と、を含む。具体的には後述するが、推奨行動通知装置200は、通信網を介して各ユーザが持つユーザ端末と通信可能に接続することができる。
依頼通知送信部201は、ユーザに対して推奨行動の依頼を通知する。推奨行動の内容は、特に限定しないが、例えば、ユーザを一定時間通信しないように待機させる依頼である。この場合、依頼通知送信部201は、例えば、1分間待機させ、その間に通信させない依頼をユーザに通知することができる。
また、推奨行動の依頼は、例えば、ユーザに対して移動先を指定するとともに、指定した移動先に移動するまでの間に通信させない依頼であってもよい。この場合、移動先の指定は、例えば、ユーザの現在地から移動先までの移動方向と距離(例えば、30メートル等)を指定してもよいし、地図上に移動先を示してもよい。または、移動先を地名、駅名、または施設名等で指定してもよい。
さらに、推奨行動の依頼は、例えば、通信形式を変更させる依頼であってもよい。通信形式を変更させる依頼とは、例えば、通話アプリケーションからメールアプリケーションに通信形式を変更させるような依頼である。
なお、複数の推奨行動が存在する場合には、依頼通知送信部201は、例えば、予め設定した所定の通信トラヒックの制御目標を達成できるように推奨行動に優先順位を付けて、優先順位の最も高い推奨行動の依頼を通知してもよい。また、依頼通知送信部201は、複数の推奨行動の中から選択して通知してもよい。具体的には、依頼通知送信部201は、後述する通信使用状況検知部202が検知した現在の通信トラヒックの状況と、予め定めた通信トラヒックの制御目標に基づいて推奨行動に優先順位を付けることができる。この場合、依頼通知送信部201は、依頼する推奨行動の数は1つに限定されず、複数の推奨行動の依頼を通知してもよい。また、依頼通知送信部201は、推奨行動通知装置200の使用者等が事前に設定した推奨行動の依頼を送信してもよい。さらに、依頼通知送信部201は、通信トラヒックの状況に応じて奨行動通知装置200の使用者等が設定した推奨行動の依頼を通知してもよい。
通信使用状況検知部202は、通信網の通信リソースの使用状況、例えば通信網内に存在し、かつユーザ端末が接続する無線基地局の無線リソースの使用率等を検知する。具体的には、通信使用状況検知部202は、通信リソースの使用状況を、通信網内の無線基地局が備える装置等から検知してもよいし、通信網を通過する通信トラヒックを監視することで検知してもよい。また、通信使用状況検知部202は、通信リソースの使用状況を、ユーザ端末等から通信品質に関する情報を収集することで検知してもよい。さらに、通信使用状況検知部202は、依頼通知送信部201が推奨行動の依頼を通知した前後の通信リソースの使用状況に基づいて、推奨行動の依頼を受諾したユーザの割合を算出することができる。
ユーザ選定部210は、ユーザ端末を使用しているユーザの中から推奨行動を通知するユーザ(以下、通知対象ユーザ)を選定する。また、ユーザ選定部210は、反能率履歴管理部211と、反能率推定部212と、通知範囲決定部213とを含む。
反能率履歴管理部211は、ユーザの反能率の履歴を収集し、かつ収集したユーザの反応率の履歴を管理する。ユーザの反応率とは、推奨行動の依頼を受けたユーザが、受けた依頼を実行する確率のことを意味する。また、反応率履歴管理部211は、推奨行動の内容ごとにユーザの反応率の履歴を収集し、かつ収集したユーザの反応率の履歴を管理してもよい。
反能率推定部212は、ユーザの反応率の履歴に基づいて、現在のユーザの反能率を推定する。また、反応率推定部212は、反応率履歴管理部211が推奨行動の内容ごとにユーザの反応率の履歴を収集し、かつ収集したユーザの反応率の履歴を管理している場合、推奨行動の内容ごとに現在のユーザの反応率を推定することができる。
通知範囲決定部213は、推奨行動の依頼を通知する対象のユーザ数(以下、通知対象ユーザ数)を決定する。具体的には、通知範囲決定部213は、所定の通信トラヒックを実現するために推奨行動の依頼を受諾させる必要のあるユーザ数(以下、制御目標ユーザ数)を、通信リソースの使用状況に基づいて算出する。そして、通知範囲決定部213は、算出した制御目標ユーザ数と、反応率推定部212が推定したユーザの反応率に基づいて通知対象ユーザ数を算出する。なお、所定の通信トラヒックとは、各ユーザが良好な通信品質で通信することのできる通信トラヒックであり、推奨行動通知装置200の使用者等が設定することができる。
さらに、通知範囲決定部213は、算出した通知対象ユーザ数にしたがって、ユーザ端末を使用しているユーザの中から通知対象ユーザを選定する。具体的には、通知範囲決定部213は、例えば、通知対象ユーザを、通知対象ユーザ数を満たすように、ユーザ端末を使用している全ユーザの中からランダムに選定してもよいし、過去に推奨行動の依頼を通知した回数が少ない順に選定してもよい。
すなわち、推奨行動通知装置200は、通信トラヒックを制御する上で必要最小限のユーザに推奨行動を依頼し、ユーザに対する推奨行動の依頼の通知頻度を最小限に抑えることができる。また、推奨行動通知装置200は、上述した各部のそれぞれが相互に個々のユーザの通信特性を用いることがないので、個々のユーザに自分の行動をトレースされていると感じさせることがなく、鬱陶しいと感じさせることもない。そのため、推奨行動通知装置200は、ユーザの利便性を低下させずに通信リソースの効率的な使用を実現することができる。
[2−2.推奨行動通知システム400の構成]
図3は、本発明の第1の実施形態に係る推奨行動通知システム400の構成を示すブロック図である。
図3に示すように、推奨行動通知システム400は、通信網100と、推奨行動通知装置200と、ユーザ端末300とを含んでいる。推奨行動通知システム400において、推奨行動通知装置200と、ユーザ端末300は、通信網100を介して互いに通信可能に接続されている。なお、通信網100は、例えば、インターネット網である。
ユーザ端末300は、依頼通知受信部301と、依頼通知表示部302を含んでいる。
依頼通知受信部301は、推奨行動通知装置200の依頼通知送信部201が送信した推奨行動の依頼を受信する。
依頼通知表示部302は、依頼通知受信部301が受けた推奨行動の依頼を表示する。このような依頼通知表示部302は、例えば、液晶ディスプレイ、および有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等から構成することができる。
上述のユーザ端末300は、例えば、スマートフォン、およびタブレット端末等の携帯型の情報処理端末で構成することができる。なお、図3に示す推奨行動通知システム400において、推奨行動通知装置200は、1台のユーザ端末300と接続されているが、これは例示であり、本発明を限定するものではない。推奨行動通知装置200は、複数のユーザ端末300と接続することが可能である。
[2−3.推奨行動通知システム400の動作]
図4は、推奨行動通知システム400の動作の流れを示すフローチャートである。以下、図4のフローチャートを参照して推奨行動通知システム400の動作の流れについて詳細に説明する。
まず、ステップS101において、通信使用状況検知部202は、通信リソースの使用状況を検知する。
次に、ステップS102において、反能率推定部212は、反能率履歴管理部211が保持する反能率の履歴に基づいて、ユーザの反能率を推定する。
次に、ステップS103において、通知範囲決定部213は、現在の通信リソースの使用状況に基づいて、通信トラヒックを所定の状態に制御するために必要な制御目標ユーザ数を決定する。
続いて、ステップS104において、通知範囲決定部213は、ユーザの反能率の推定値と、制御目標ユーザ数とに基づいて通知対象ユーザ数を決定する。
さらに、ステップS105において、通知範囲決定部213は、通知対象ユーザ数にしたがって通知対象ユーザを決定する。
次に、ステップS106において、依頼通知送信部201は、ステップS105で選択された通知対象ユーザのユーザ端末300に対して推奨行動の依頼を通知する。
次に、ステップS107において、反能率履歴管理部211は、ステップS106で推奨行動の依頼を受諾したユーザの割合を、ユーザの実際の反能率として反能率の履歴に追加する。ここで、推奨行動の依頼を受諾したユーザの割合は、推奨行動の依頼を通知した前後の通信リソースの使用状況に基づいて、通信使用状況検知部202が算出する。推奨行動の依頼を受諾したユーザの割合は、依頼通知受信部301が、反能率履歴管理部211に推奨行動の依頼を受託したか否かを通知し、反能率履歴管理部211がそれを集計した上で、反能率の履歴に追加してもよい。
第1の実施形態によれば、ユーザに推奨行動を依頼して通信トラヒックを制御する推奨行動通知システム400は、推奨行動に対するユーザの反能率に応じて、必要最小限のユーザに推奨通信行動を通知するように構成されている。そのため、推奨行動通知システム400は、各ユーザに対する推奨行動の依頼通知の頻度を抑制することで、ユーザの利便性の低下を防止することができる。
[3.第1の実施形態の変形例]
[3−1.推奨行動通知装置200’の構成]
次に、本発明の第1の実施形態の変形例に係る推奨行動通知装置200’について説明する。なお、推奨行動通知装置200’の構成は、図2に示した推奨行動通知装置200と同様なので、図2を参照しつつ説明する。
推奨行動通知装置200’において、図2に示す反能率履歴管理部211は、地理情報、および時間情報の少なくとも一方と、ユーザの反能率を関連付けた情報を履歴として保持する。地理情報とは、例えば、オフィス街、または住宅街等の場所に関する情報や、無線基地局の識別子等を意味する。時間情報とは、例えば、オフィスアワー、またはオフィスアワー以外等の時間帯に関する情報や、過去の履歴から分かる無線基地局毎の混雑時間帯や閑散時間帯に関する情報等を意味する。
推奨行動通知装置200’において、図2に示す反能率推定部212は、地理情報、および時間情報の少なくとも一方と、ユーザの反能率が関連付いた履歴に基づいてユーザの反能率を推定する。具体的には、反応率推定部212は、地理情報として、例えば、オフィス街、または住宅街等や、過去の履歴から分かる無線基地局毎の混雑時間帯や閑散時間帯に関する情報等の場所に関する条件と関連付いたユーザの反応率の履歴に基づいてユーザの現在の反応率を推定する。また、反応率推定部212は、時間情報として、例えば、オフィスアワー、またはオフィスアワー以外等や、過去の履歴から分かる無線基地局毎の混雑時間帯や閑散時間帯に関する情報等の時間帯の条件と関連付いたユーザの反応率の履歴に基づいてユーザの現在の反応率を推定する。
推奨行動通知装置200’は、上述の構成を有しているので、ユーザの現在の反応率を精度よく推定することができる。
[3−2.推奨行動通知システム400’の構成]
第1の実施形態の変形例の推奨行動通知装置200’を含む推奨行動通知システム400’の構成は、図3に示した推奨行動通知システム400と同様なので図面は省略する。
[3−3.推奨行動通知システム400’の動作]
推奨行動通知システム400’の動作の流れは推奨行動通知システム400と同様なので、図4のフローチャートを参照して推奨行動通知システム400’の動作の流れについて説明する。
推奨行動通知システム400’の場合、図4に示すステップS102において、反能率推定部212は、地理情報、および時間情報の少なくとも一方と、ユーザの反能率が関連付いた履歴に基づいてユーザの反能率を推定する。
また、推奨行動通知システム400’の場合、図4に示すステップS107において、反応率履歴管理部211は、地理情報、および時間情報の少なくとも一方と、ユーザの反能率を関連付けて履歴に追加する。
なお、推奨行動通知システム400’のその他の動作については、推奨行動通知システム400と同様なので説明は省略する。
第1の実施形態の変形例によれば、ユーザに推奨行動を依頼して通信トラヒックを制御する推奨行動通知システム400’は、推奨行動に対するユーザの反能率に応じて、必要最小限のユーザに推奨通信行動を通知するように構成されている。そのため、推奨行動通知システム400’は、各ユーザに対する推奨行動の依頼通知の頻度を抑制することで、ユーザの利便性の低下を防止することができる。また、推奨行動通知システム400’は、ユーザの反能率の推定精度を高めることで通信リソースの効率的な使用を促進できる。
[4.第2の実施形態]
[4−1.推奨行動通知装置200Aの構成]
図5は、本発明の第2の実施形態に係る推奨行動通知装置200Aの構成を示すブロック図である。
図5に示すように、推奨行動通知装置200Aは、依頼通知部201と、通信使用状況検知部202と、効用推定部203と、ユーザ選定部210とを含んでいる。すなわち、推奨行動通知装置200Aは、図2の推奨行動通知装置200に効用推定部203を追加した構成となっている。
効用推定部203は、ユーザに対して推奨行動の依頼を通知した後に、推奨行動の依頼をユーザが受諾する場合、および受諾しない場合の、それぞれの場合の、全体の通信トラヒックのパターン、および個々のユーザが受ける効用を推定(以下、効用推定値)する。ユーザが受ける効用とは、ユーザが通信サービスから得る便益、または満足度の水準を意味する。具体的には、ユーザが受ける効用は、例えば、ファイルのダウンロードであれば、ファイルサイズをダウンロードに要した時間で除算した値等である。
また、効用推定部203は、推奨行動の依頼をユーザが受諾する場合と、受諾しない場合の効用推定値に基づいて効用改善率を算出することができる。効用改善率とは、例えば、推奨行動の依頼をユーザが受諾しない場合の効用推定値を、受諾する場合の効用推定値で除算した値である。
第2の実施形態においては、依頼通知送信部201は、ユーザが推奨行動の依頼を受諾する場合の効用推定値、受諾しない場合の効用推定値、および効用改善率を含めて、ユーザに推奨行動の依頼を通知する。
また、第2の実施形態において、反能率履歴管理部211は、ユーザに依頼通知で提示した効用改善率と、ユーザの反能率を関連付けた情報を履歴として保持する。
推奨行動通知装置200Aは、ユーザが受ける効用を推定することで、ユーザの反応率を精度よく推定することができる。
[4−2.推奨行動通知システム400Aの構成]
図6は、本発明の第2の実施形態に係る推奨行動通知システム400Aの構成を示すブロック図である。
図6に示すように、推奨行動通知システム400Aは、通信網100と、推奨行動通知装置200Aと、ユーザ端末300とを含んでいる。
[4−3.推奨行動通知システム400Aの動作]
図7のフローチャートを参照して推奨行動通知システム400Aの動作について詳細に説明する。
まず、ステップS201において、通信使用状況検知部202は、通信リソースの使用状況を検知する。
次に、ステップS202において、反能率推定部212は、反能率履歴管理部211が保持する過去の反能率のデータに基づいて、ユーザの現在の反能率を推定する。
次に、ステップS203において、通知範囲決定部213は、通信トラヒックを所定の状態に制御するために必要な制御目標ユーザ数を決定する。
続いて、ステップS204において通知範囲決定部213が、ユーザの反能率の推定値と、制御目標ユーザ数とに基づいて、通知対象ユーザ数を決定する。
さらに、ステップS205において、通知範囲決定部213が、通知対象ユーザ数にしたがって、通知対象ユーザを決定する。
次に、ステップS206において、効用推定部203は、ユーザに対して推奨行動の依頼を通知した後に、ユーザが推奨行動の依頼を受諾する場合、および受諾しない場合の、それぞれの場合について、全体の通信トラヒックのパターンを推定する。
続いて、ステップS207において、効用推定部203は、ユーザに対して推奨行動の依頼を通知した後に、ユーザが推奨行動の依頼を受諾する場合、および受諾しない場合の、それぞれの場合について個々のユーザが受ける効用を全体の通信トラヒックのパターンに基づいて推定する。また、効用推定部203は、ユーザが推奨行動の依頼を受諾する場合、および受諾しない場合の、それぞれの効用推定値に基づいて、効用改善率を算出する。
次に、ステップS208において、依頼通知送信部201は、ステップS105で選択されたユーザのユーザ端末300に対して、推奨行動の依頼と効用改善率を通知する。このとき、効用改善率と一緒に、ユーザが推奨行動の依頼を受諾する場合、および受諾しない場合の、それぞれの効用推定値も合わせて通知してもよい。
次に、ステップS209において、反能率履歴管理部211は、ユーザに対する依頼通知で提示した効用改善率と、ステップS208で推奨行動の依頼に対するユーザの反能率を関連付けて履歴に追加する。
第2の実施形態によれば、ユーザに推奨行動を依頼して通信トラヒックを制御する推奨行動通知システム400Aは、推奨行動に対するユーザの反能率に応じて、必要最小限のユーザに推奨通信行動を通知するように構成されている。そのため、推奨行動通知システム400Aは、ユーザに対する依頼通知の頻度を抑制することで、ユーザの利便性低下を防ぐことができると同時に、ユーザの反能率の推定精度を高めることで通信リソースの効率的な使用を促進できる。
また、推奨行動通知システム400Aは、ユーザに対して効用の推定値や、効用改善率を提示したり、推奨行動を受諾することのインセンティブを明示したりすることで、より確実にユーザに推奨行動を促すことができるという効果も奏することができる。
なお、推奨行動推定装置1、推奨行動推定装置200、推奨行動推定装置200’、および推奨行動推定装置200Aは、ハードウエアによって実現してもよいし、ソフトウエアによって実現してもよい。また、推奨行動推定装置1、推奨行動推定装置200、推奨行動推定装置200’、および推奨行動推定装置200Aは、ハードウエアとソフトウエアの組み合わせによって実現してもよい。
例えば、CPU(Central Processing Unit)が、読み取り可能な記憶媒体が保持するプログラムを読み出すことによって、コンピュータを推奨行動推定装置200、推奨行動推定装置200’、および推奨行動推定装置200Aとして動作させてもよい。記憶媒体を例示すると、磁気ディスク、光ディスク、光磁気ディスク、および半導体メモリ等である。また、プログラムは、CPUが読み取り可能な記憶媒体が保持しているだけでなく、ネットワークに接続された記憶装置が保持していてもよい。
上記の各実施形態の一部、または全部は、以下の付記のようにも記載されうる。なお、以下の付記は本発明をなんら限定するものではない。
[付記1]
通信リソースの使用状況に基づいて、前記通信リソースを使用しているユーザの中から推奨行動を依頼する通知対象ユーザを選定するユーザ選定部と、
前記通知対象ユーザに対して前記推奨行動の依頼を通知する依頼通知送信部と、を含む、推奨行動通知装置。
[付記2]
前記通信リソースの使用状況を検知するとともに、前記依頼通知送信部が前記推奨行動の依頼を通知した前後の前記通信リソースの使用状況に基づいて、前記推奨行動の依頼を受諾した前記ユーザの割合を算出する通信使用状況検知部をさらに含む、付記1に記載の推奨行動通知装置。
[付記3]
前記ユーザ選定部は、
前記ユーザが前記推奨行動を承諾する確率である前記ユーザの反応率の履歴を前記推奨行動の依頼の内容ごとに収集、および管理する反応率履歴管理部と、
前記ユーザの反応率の履歴に基づいて前記ユーザの現在の反応率を推定する反応率推定部と、
前記通信リソースの使用状況と前記ユーザの現在の反応率に基づいて前記通知対象ユーザを選定する通知範囲決定部と、を含む、付記1または2に記載の推奨行動通知装置。
[付記4]
前記通知範囲決定部は、前記通信リソースの使用状況に応じて制御目標ユーザ数を算出し、前記制御目標ユーザ数と前記ユーザの現在の反応率に基づいて通知対象ユーザ数を算出するとともに、前記通知対象ユーザ数にしたがって前記通知対象ユーザを選定する、付記3に記載の推奨行動通知装置。
[付記5]
前記通知範囲決定部は、前記通知対象ユーザを前記ユーザの中からランダムに選択するか、または前記ユーザの中から過去に前記推奨行動の依頼を通知した回数が少ない前記ユーザを選択する、付記3または4に記載の推奨行動通知装置。
[付記6]
前記反応率推定部は、地理情報、および時間情報の少なくとも一方に基づいて前記通知対象ユーザの現在の反応率を推定する、付記3〜5のいずれか1つに記載の推奨行動通知装置。
[付記7]
前記依頼通知送信部は、一定時間通信を待機する依頼、指定した場所に移動して通信する依頼、および通信形式を変更する依頼の少なくとも1つを含めて前記通知対象ユーザに前記推奨行動の依頼を通知する、付記3〜6のいずれか1つに記載の推奨行動通知装置。
[付記8]
前記通知対象ユーザが前記推奨行動の依頼を受諾する場合、および受諾しない場合のそれぞれの全体の通信トラヒックのパターン、および前記推奨行動の依頼に応じて前記通知対象ユーザが受けた効用推定値を推定する効用推定部をさらに備える、付記1〜7のいずれか1つに記載の推奨行動通知装置。
[付記9]
前記依頼通知送信部は、前記通知対象ユーザが前記推奨行動の依頼を受諾する場合、および受諾しない場合のそれぞれの前記通知対象ユーザの効用推定値を含めて前記通知対象ユーザに前記推奨行動の依頼を通知する、付記8に記載の推奨行動通知装置。
[付記10]
前記反応率推定部は、前記通知対象ユーザが前記推奨行動の依頼を受諾する場合、および受諾しない場合の前記効用推定値に基づいて効用改善率を推定するとともに、前記効用改善率に基づいて前記通知対象ユーザの現在の反応率をさらに推定する、付記8または9に記載の推奨行動通知装置。
[付記11]
前記依頼通知送信部は、前記推奨行動の依頼を受諾する場合の前記通知対象ユーザの前記効用改善率の推定値を含めて前記通知対象ユーザに前記推奨行動の依頼を通知する、付記10に記載の推奨行動通知装置。
[付記12]
通信リソースの使用状況に基づいて、前記通信リソースを使用しているユーザの中から推奨行動を依頼する通知対象ユーザを選定し、
前記通知対象ユーザに対して前記推奨行動の依頼を通知する、推奨行動通知方法。
[付記13]
前記通信リソースの使用状況を検知するとともに、前記依頼通知送信部が前記推奨行動の依頼を通知した前後の前記通信リソースの使用状況に基づいて、前記推奨行動の依頼を受諾した前記ユーザの割合を算出する、付記12に記載の推奨行動通知方法。
[付記14]
前記ユーザが前記推奨行動を承諾する確率である前記ユーザの反応率の履歴を前記推奨行動の依頼の内容ごとに収集、および管理し、
前記ユーザの反応率の履歴に基づいて前記ユーザの現在の反応率を推定し、
前記通信リソースの使用状況と前記ユーザの現在の反応率に基づいて前記通知対象ユーザを選定する、付記12または13に記載の推奨行動通知方法。
[付記15]
前記通信リソースの使用状況に応じて制御目標ユーザ数を算出し、前記制御目標ユーザ数と前記ユーザの現在の反応率に基づいて通知対象ユーザ数を算出するとともに、前記通知対象ユーザ数にしたがって前記通知対象ユーザを選定する、付記14に記載の推奨行動通知方法。
[付記16]
前記通知対象ユーザを前記ユーザの中からランダムに選択するか、または前記ユーザの中から過去に前記推奨行動の依頼を通知した回数が少ない前記ユーザを選択する、付記14または15に記載の推奨行動通知方法。
[付記17]
地理情報、および時間情報の少なくとも一方に基づいて前記通知対象ユーザの現在の反応率を推定する、付記14〜16のいずれか1つに記載の推奨行動通知方法。
[付記18]
一定時間通信を待機する依頼、指定した場所に移動して通信する依頼、および通信形式を変更する依頼の少なくとも1つを含めて前記通知対象ユーザに前記推奨行動の依頼を通知する、付記14〜17のいずれか1つに記載の推奨行動通知方法。
[付記19]
前記通知対象ユーザが前記推奨行動の依頼を受諾する場合、および受諾しない場合のそれぞれの全体の通信トラヒックのパターン、および前記推奨行動の依頼に応じて前記通知対象ユーザが受けた効用推定値を推定する、付記12〜18のいずれか1つに記載の推奨行動通知方法。
[付記20]
前記通知対象ユーザが前記推奨行動の依頼を受諾する場合、および受諾しない場合のそれぞれの前記通知対象ユーザの効用推定値を含めて前記通知対象ユーザに前記推奨行動の依頼を通知する、付記19に記載の推奨行動通知方法。
[付記21]
前記反応率推定部は、前記通知対象ユーザが前記推奨行動の依頼を受諾する場合、および受諾しない場合の前記効用推定値に基づいて効用改善率を推定するとともに、前記効用改善率に基づいて前記通知対象ユーザの現在の反応率をさらに推定する、付記19または20に記載の推奨行動通知方法。
[付記22]
前記推奨行動の依頼を受諾する場合の前記通知対象ユーザの前記効用改善率の推定値を含めて前記通知対象ユーザに前記推奨行動の依頼を通知する、付記21に記載の推奨行動通知方法。
[付記23]
推奨行動通知装置と、通信網を介して前記推奨行動通知装置と接続されたユーザ端末と、を含み、
前記推奨行動通知装置は、
通信リソースの使用状況に基づいて、前記通信リソースを使用しているユーザの中から推奨行動を依頼する通知対象ユーザを選定するユーザ選定部と、
前記通知対象ユーザに対して前記推奨行動の依頼を通知する依頼通知送信部と、を含み、
前記ユーザ端末は、
前記推奨行動の依頼を受信する依頼通知受信部と、
受信した前記推奨行動の依頼の内容を表示する依頼通知表示部と、を含む、推奨行動通知システム。
[付記24]
前記推奨行動通知装置は、前記通信リソースの使用状況を検知するとともに、前記依頼通知送信部が前記推奨行動の依頼を通知した前後の前記通信リソースの使用状況に基づいて、前記推奨行動の依頼を受諾した前記ユーザの割合を算出する通信使用状況検知部をさらに含む、付記23に記載の推奨行動通知システム。
[付記25]
前記ユーザ選定部は、
前記ユーザが前記推奨行動を承諾する確率である前記ユーザの反応率の履歴を前記推奨行動の依頼の内容ごとに収集、および管理する反応率履歴管理部と、
前記ユーザの反応率の履歴に基づいて前記ユーザの現在の反応率を推定する反応率推定部と、
前記通信リソースの使用状況と前記ユーザの現在の反応率に基づいて前記通知対象ユーザを選定する通知範囲決定部と、を含む、付記23または24に記載の推奨行動通知システム。
[付記26]
前記通知範囲決定部は、前記通信リソースの使用状況に応じて制御目標ユーザ数を算出し、前記制御目標ユーザ数と前記ユーザの現在の反応率に基づいて通知対象ユーザ数を算出するとともに、前記通知対象ユーザ数にしたがって前記通知対象ユーザを選定する、付記25に記載の推奨行動通知システム。
[付記27]
前記通知範囲決定部は、前記通知対象ユーザを前記ユーザの中からランダムに選択するか、または前記ユーザの中から過去に前記推奨行動の依頼を通知した回数が少ない前記ユーザを選択する、付記25または26に記載の推奨行動通知システム。
[付記28]
前記反応率推定部は、地理情報、および時間情報の少なくとも一方に基づいて前記通知対象ユーザの現在の反応率を推定する、付記25〜27のいずれか1つに記載の推奨行動通知システム。
[付記29]
前記依頼通知送信部は、一定時間通信を待機する依頼、指定した場所に移動して通信する依頼、および通信形式を変更する依頼の少なくとも1つを含めて前記通知対象ユーザに前記推奨行動の依頼を通知する、付記25〜28のいずれか1つに記載の推奨行動通知システム。
[付記30]
前記通知対象ユーザが前記推奨行動の依頼を受諾した場合、および受諾しなかった場合のそれぞれの全体の通信トラヒックのパターン、および前記推奨行動の依頼に応じて前記通知対象ユーザが受けた効用推定値を推定する効用推定部をさらに備える、付記23〜29のいずれか1つに記載の推奨行動通知システム。
[付記31]
前記依頼通知送信部は、前記通知対象ユーザが前記推奨行動の依頼を受諾する場合、および受諾しない場合のそれぞれの前記通知対象ユーザの効用推定値を含めて前記通知対象ユーザに前記推奨行動の依頼を通知する、付記30に記載の推奨行動通知システム。
[付記32]
前記反応率推定部は、前記通知対象ユーザが前記推奨行動の依頼を受諾する場合、および受諾しない場合の前記効用推定値に基づいて効用改善率を推定するとともに、前記効用改善率に基づいて前記通知対象ユーザの現在の反応率をさらに推定する、付記30または31に記載の推奨行動通知システム。
[付記33]
前記依頼通知送信部は、前記推奨行動の依頼を受諾する場合の前記通知対象ユーザの前記効用改善率の推定値を含めて前記通知対象ユーザに前記推奨行動の依頼を通知する、付記32に記載の推奨行動通知システム。
[付記34]
コンピュータを、
通信リソースの使用状況に基づいて、前記通信リソースを使用しているユーザの中から推奨行動を依頼する通知対象ユーザを選定するユーザ選定手段と、
前記通知対象ユーザに対して前記推奨行動の依頼を通知する依頼通知送信手段と、して機能させる、推奨行動通知プログラム。
[付記35]
前記コンピュータを、
前記通信リソースの使用状況を検知するとともに、前記依頼通知送信部が前記推奨行動の依頼を通知した前後の前記通信リソースの使用状況に基づいて、前記推奨行動の依頼を受諾した前記ユーザの割合を算出する通信使用状況検知手段としてさらに機能させる、付記34に記載の推奨行動通知プログラム。
[付記36]
前記コンピュータを、
前記ユーザが前記推奨行動を承諾する確率である前記ユーザの反応率の履歴を前記推奨行動の依頼の内容ごとに収集、および管理する反応率履歴管理手段と、
前記ユーザの反応率の履歴に基づいて前記ユーザの現在の反応率を推定する反応率推定手段と、
前記通信リソースの使用状況と前記ユーザの現在の反応率に基づいて前記通知対象ユーザを選定する通知範囲決定手段としてさらに機能させる、付記34また35に記載の推奨行動通知プログラム。
[付記37]
前記コンピュータを、
前記通信リソースの使用状況に応じて制御目標ユーザ数を算出し、前記制御目標ユーザ数と前記ユーザの現在の反応率に基づいて通知対象ユーザ数を算出するとともに、前記通知対象ユーザ数にしたがって前記通知対象ユーザを選定する手段としてさらに機能させる、付記36に記載の推奨行動通知プログラム。
[付記38]
前記コンピュータを、
前記通知対象ユーザを前記ユーザの中からランダムに選択するか、または前記ユーザの中から過去に前記推奨行動の依頼を通知した回数が少ない前記ユーザを選択する手段としてさらに機能させる、付記36または37に記載の推奨行動通知プログラム。
[付記39]
前記コンピュータを、
地理情報、および時間情報の少なくとも一方に基づいて前記通知対象ユーザの現在の反応率を推定する手段としてさらに機能させる、付記36〜38のいずれか1つに記載の推奨行動通知プログラム。
[付記40]
前記コンピュータを、
一定時間通信を待機する依頼、指定した場所に移動して通信する依頼、および通信形式を変更する依頼の少なくとも1つを含めて前記通知対象ユーザに前記推奨行動の依頼を通知する手段としてさらに機能させる、付記36〜39のいずれか1つに記載の推奨行動通知プログラム。
[付記41]
前記コンピュータを、
前記通知対象ユーザが前記推奨行動の依頼を受諾する場合、および受諾しない場合のそれぞれの全体の通信トラヒックのパターン、および前記推奨行動の依頼に応じて前記通知対象ユーザが受けた効用推定値を推定する効用推定手段としてさらに機能させる、付記34〜40のいずれか1つに記載の推奨行動通知プログラム。
[付記42]
前記コンピュータを、
前記通知対象ユーザが前記推奨行動の依頼を受諾する場合、および受諾しない場合のそれぞれの前記通知対象ユーザの効用推定値を含めて前記通知対象ユーザに前記推奨行動の依頼を通知する手段としてさらに機能させる、付記41に記載の推奨行動通知プログラム。
[付記43]
前記コンピュータを、
前記通知対象ユーザが前記推奨行動の依頼を受諾する場合、および受諾しない場合の前記効用推定値に基づいて効用改善率を推定するとともに、前記効用改善率に基づいて前記通知対象ユーザの現在の反応率をさらに推定する手段としてさらに機能させる、付記41または42に記載の推奨行動通知プログラム。
[付記44]
前記コンピュータを、
前記推奨行動の依頼を受諾する場合の前記通知対象ユーザの前記効用改善率の推定値を含めて前記通知対象ユーザに前記推奨行動の依頼を通知する手段としてさらに機能させる、付記43に記載の推奨行動通知プログラム。
本発明は、ユーザの利便性が低下させることなく、通信時のユーザの行動を誘導することで通信トラヒックを制御する等の用途に適用可能である。移動通信システムにおいて通信要求が局所的に集中した場合に、通信リソースの効率的な使用を促進する等の用途にも適用可能である。
100・・・通信網
1,200,200A・・・推奨行動通知装置
201・・・依頼通知送信部
202・・・通信使用状況検知部
210・・・ユーザ選定部
211・・・反応率履歴管理部
212・・・反応率推定部
213・・・通知範囲決定部
300・・・ユーザ端末
301・・・依頼通知受信部
302・・・依頼通知表示部

Claims (7)

  1. 通信リソースの使用状況に基づいて、前記通信リソースを使用しているユーザの中から推奨行動を依頼する通知対象ユーザを選定するユーザ選定部と、
    前記通知対象ユーザに対して前記推奨行動の依頼を通知する依頼通知送信部と、
    前記通信リソースの使用状況を検知するとともに、前記依頼通知送信部が前記推奨行動の依頼を通知した前後の前記通信リソースの使用状況に基づいて、前記推奨行動の依頼を受諾した前記ユーザの割合を算出する通信使用状況検知部と、
    を含み、
    前記ユーザ選定部は、
    前記ユーザが前記推奨行動を承諾する確率である前記ユーザの反応率の履歴を前記推奨行動の依頼の内容ごとに収集、および管理する反応率履歴管理部と、
    前記ユーザの反応率の履歴に基づいて前記ユーザの現在の反応率を推定する反応率推定部と、
    前記通信リソースの使用状況と前記ユーザの現在の反応率に基づいて前記通知対象ユーザを選定する通知範囲決定部と、を含む、
    推奨行動通知装置。
  2. 前記通知範囲決定部は、前記通信リソースの使用状況に応じて制御目標ユーザ数を算出し、前記制御目標ユーザ数と前記ユーザの現在の反応率に基づいて通知対象ユーザ数を算出するとともに、前記通知対象ユーザ数にしたがって前記通知対象ユーザを選定する、請求項に記載の推奨行動通知装置。
  3. 前記通知対象ユーザが前記推奨行動の依頼を受諾する場合、および受諾しない場合のそれぞれの全体の通信トラヒックのパターン、および前記推奨行動の依頼に応じて前記通知対象ユーザが受けた効用推定値を推定する効用推定部をさらに備える、請求項1又は2に記載の推奨行動通知装置。
  4. ユーザが推奨行動を承諾する確率である前記ユーザの反応率の履歴を前記推奨行動の依頼の内容ごとに管理し、
    通信リソースの使用状況を検知すると共に、前記ユーザの反応率の履歴に基づいて前記ユーザの現在の反応率を推定し、
    通信リソースの使用状況と前記ユーザの現在の反応率に基づいて、前記通信リソースを使用しているユーザの中から推奨行動を依頼する通知対象ユーザを選定し、
    前記通知対象ユーザに対して前記推奨行動の依頼を通知する、
    加えて、前記ユーザが推奨行動を承諾する確率である前記ユーザの反応率の履歴を前記推奨行動の依頼の内容ごとに収集する、
    推奨行動通知方法。
  5. 記推奨行動の依頼を通知した前後の前記通信リソースの使用状況に基づいて、前記推奨行動の依頼を受諾した前記ユーザの割合を算出する、請求項に記載の推奨行動通知方法。
  6. 推奨行動通知装置と、通信網を介して前記推奨行動通知装置と接続された複数のユーザ端末と、を含み、
    前記推奨行動通知装置は、
    通信リソースの使用状況に基づいて、前記通信リソースを使用しているユーザの中から推奨行動を依頼する通知対象ユーザを選定するユーザ選定部と、
    前記通知対象ユーザに対して前記推奨行動の依頼を通知する依頼通知送信部と、
    前記通信リソースの使用状況を検知するとともに、前記依頼通知送信部が前記推奨行動の依頼を通知した前後の前記通信リソースの使用状況に基づいて、前記推奨行動の依頼を受諾した前記ユーザの割合を算出する通信使用状況検知部と、
    を含み
    前記ユーザ選定部は、
    前記ユーザが前記推奨行動を承諾する確率である前記ユーザの反応率の履歴を前記推奨行動の依頼の内容ごとに収集、および管理する反応率履歴管理部と、
    前記ユーザの反応率の履歴に基づいて前記ユーザの現在の反応率を推定する反応率推定部と、
    前記通信リソースの使用状況と前記ユーザの現在の反応率に基づいて前記通知対象ユーザを選定する通知範囲決定部と、
    を含み
    また、前記複数のユーザ端末の各々は、
    前記推奨行動の依頼を受信する依頼通知受信部と、
    受信した前記推奨行動の依頼の内容を表示する依頼通知表示部と、
    を含む、
    推奨行動通知システム。
  7. コンピュータを、
    通信リソースの使用状況に基づいて、前記通信リソースを使用しているユーザの中から推奨行動を依頼する通知対象ユーザを選定するユーザ選定手段と、
    前記通知対象ユーザに対して前記推奨行動の依頼を通知する依頼通知送信手段と、
    前記通信リソースの使用状況を検知するとともに、前記依頼通知送信手段が前記推奨行動の依頼を通知した前後の前記通信リソースの使用状況に基づいて、前記推奨行動の依頼を受諾した前記ユーザの割合を算出する通信使用状況検知手段と、
    して機能させ、
    前記ユーザ選定手段を、
    前記ユーザが前記推奨行動を承諾する確率である前記ユーザの反応率の履歴を前記推奨行動の依頼の内容ごとに収集、および管理する反応率履歴管理手段と、
    前記ユーザの反応率の履歴に基づいて前記ユーザの現在の反応率を推定する反応率推定手段と、
    前記通信リソースの使用状況と前記ユーザの現在の反応率に基づいて前記通知対象ユーザを選定する通知範囲決定手段と、
    して機能させる、
    推奨行動通知プログラム。
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