JP6683583B2 - 電子ビーム画像取得装置および電子ビーム画像取得方法 - Google Patents
電子ビーム画像取得装置および電子ビーム画像取得方法 Download PDFInfo
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Description
・走査領域(X1,Y1,X2,Y2)
を設定する。
・開始座標:
・終了座標:
・走査分解能(X):
・走査分解能(Y):
・蓄積回数:
・その他:
ここで、走査領域は走査領域を表すインデックスである。開始座標、終了座標は矩形の走査領域を表す開始座標(矩形の左上の座標)と終了座標(矩形の右下の座標)である。走査分解能(X)、走査分解能(Y)は走査領域を電子ビームが走査するときのX方向、Y方向の分解能(間隔)である。蓄積回数は画像(走査画像、部分走査画像)を取得してメモリに蓄積する回数である。
以上のように、マスク上の測定点1の測定データ1、次の測定点2の測定データ2、・・・・測定点Nの測定データNを測定し、CADデータ上の測定データと比較してその誤差を算出し、図7の(b−1)のグラフに示すように、基準値Dからの誤差Δdをプロットして線でつないで当該グラフを生成し、マスク上の各位置におけるリニアリティー(誤差)を算出することが可能となる。そして、リニアリティーが許容範囲を超えるときには電極(図1のDEF(1)4,DEF(2)5の電極)が汚染したと判定し、自動クリーニング(オゾン、プラズマを照射して除去)して自動復旧(リニアリティーを許容範囲に自動復旧)させることが可能となる。
・左上の座標:(X1、Y1)
・左下の座標:(X2,Y2)
(2)(1)で設定した走査領域52を走査するように、図1のDEF(1)4,DEF(2)5の電極に印加する電圧として、
・X方向:始点をX1に電子ビームを偏向する電圧EX1
終点をX2に電子ビームを偏向する電圧EX2
・Y方向:始点をY1に電子ビームを偏向する電圧EY1
終点をY2に電子ビームを偏向する電圧EY2
を設定する。
・左上の座標:(X1、Y1)
・左下の座標:(X2,Y2)
・右側の部分走査領域52’:
・左上の座標:(X3、Y3)
・左下の座標:(X4,Y4)
(2)(1)で設定した2つの部分走査領域52’をそれぞれ走査するように、図1のDEF(1)4,DEF(2)5の電極に印加する電圧として、
・左側の部分走査領域52’:
・X方向:始点をX1に電子ビームを偏向する電圧EX1
終点をX2に電子ビームを偏向する電圧EX2
・Y方向:始点をY1に電子ビームを偏向する電圧EY1
終点をY2に電子ビームを偏向する電圧EY2
・右側の部分走査領域52’:
・X方向:始点をX3に電子ビームを偏向する電圧EX3
終点をX4に電子ビームを偏向する電圧EX4
・Y方向:始点をY3に電子ビームを偏向する電圧EY3
終点をY4に電子ビームを偏向する電圧EY4
をそれぞれ設定する。
・初期画像蓄積回数:
・実測再現性:
・目標再現性:
・最適画像蓄積回数:
ここで、測定点は測定対象のパターンを特定する測定点である。初期画像蓄積回数は測定点の走査領域画像(走査領域画像、部分走査領域画像)を蓄積する回数である。実測再現性は実測した再現性(例えば標準偏差3σ)である。目標再現性は当該測定点のパターンの目標とする再現性(例えば標準偏差3σ)である。最適画像蓄積回数は実測再現性が目標再現性と同じとなるときの走査領域画像を蓄積する回数(取得する回数)である。
・初期ピクセル密度/μm:
・実測再現性:
・目標再現性:
・最適ピクセル密度/μm:
ここで、測定点は測定対象のパターンを特定する測定点である。初期ピクセル密度/μmは測定点の走査領域(走査領域画、部分走査領域画)を走査する電子ビームのピクセル密度/μmである。実測再現性は実測した再現性(例えば標準偏差3σ)である。目標再現性は当該測定点のパターンの目標とする再現性(例えば標準偏差3σ)である。最適ピクセル密度/μmは実測再現性が目標再現性と同じとなるときの走査領域画を走査する電子ビームのピクセル密度/μmである。
2:アパチャー
3:CL(コンデンサレンズ)
4:DEF(1)
5:DEF(2)
6:MCP
7:対物レンズ
8:サンプル
9:ステージ
11:電子ビーム
12:2次電子
21:高圧電源
22:CL電源
23:偏向電源
24:2次電子検出器
25:対物電源
26:ステージ制御電源
27:測長器
31:PC(パソコン)
32:走査領域設定手段
33:走査方法指定手段
34:グローバルアライメント手段
35:画像取得手段
36:測長手段
37:信頼性判定手段
41:DB
Claims (11)
- 試料上に形成されたパターンの寸法を測長する画像を取得する電子ビーム画像取得装置において、
前記試料上に形成されたパターンについて、電子ビームを最大走査可能な最大走査領域中で、設定された走査領域のみを走査する走査手段と、
前記電子ビームで最大走査可能な最大走査領域内で、画像取得の指定された各パターンについて、該パターンが円形のパターンの場合には、該パターンの設計データ上の中心位置を中心に、エッジ部分を含むパターンの一部のみを含んだ走査領域を自動設定する走査領域設定手段と、
前記走査領域設定手段で設定された前記走査領域のみを、前記走査手段を制御して走査して該走査領域画像を取得する画像取得手段と
を備えたことを特徴とする電子ビーム画像取得装置。 - 前記自動設定した走査領域を、該走査領域内の該パターンの半径方向に電子ビームで走査し、該走査領域画像を取得することを特徴とする請求項1記載の電子ビーム画像取得装置。
- 前記走査手段は、1段あるいは2段の静電偏向器で構成したことを特徴とする請求項1あるいは請求項2に記載の電子ビーム画像取得装置。
- 前記走査手段は電子ビームで最大走査可能な最大走査領域中で、任意の領域についてそれぞれ基準パターンの画像を取得して該パターンの寸法が所定精度内であることの確認のメッセージを出力あるいは所定精度内でないときは補正あるいは所定精度内でないときはその旨のメッセージを出力することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の電子ビーム画像取得装置。
- 前記走査領域の設定は前記試料上に形成されたパターンを設計した設計データ上で設定し、当該設定した設計データ上の設定した走査領域について、予め前記試料上の所定パターンを電子ビームで走査して取得した当該所定パターンであるグローバルアライメント画像をもとに設計データの位置座標とマスクの位置座標との関係を算出し、当該算出した関係をもとにステージを移動させて当該ステージ上に搭載した前記試料を所定の場所に移動させた状態で、前記画像取得手段によって走査領域画像を取得することを特徴とする請求項1から請求項4のいずれかに記載の電子ビーム画像取得装置。
- 試料上に形成されたパターンに対応する設計データ上のパターンを画面上に表示し、当該画面上で画像取得のパターンが指定されたときに、当該指定されたパターンについてその走査領域画像を取得することを特徴とする請求項1から請求項5のいずれかに記載の電子ビーム画像取得装置。
- 前記取得した走査領域画像をもとに、対向するエッジ間の距離あるいはエッジで囲まれた面積を算出することを特徴とする請求項1から請求項6のいずれかに記載の電子ビーム画像取得装置。
- 前記走査領域内の画像のエッジ部分を用いて電子ビームの焦点合わせを行うことを特徴とする請求項1から請求項7のいずれかに記載の電子ビーム画像取得装置。
- 前記走査領域画像の同一場所の画像を蓄積した蓄積回数あるいは当該画像取得時の電子ビームのピクセル密度について、当該蓄積回数あるいは当該ピクセル密度のときの画像から求めたパターンのサイズの再現性が閾値よりも良いときに蓄積回数を少なく、あるいはピクセル密度を低く、あるいは両者を少なくまたは低く、してスループットを向上させ、一方、閾値よりも悪いときに蓄積回数を多く、あるいはピクセル密度を高く、あるいは両者を多くまたは高く、して再現性を向上させることを特徴とする請求項1から請求項8のいずれかに記載の電子ビーム画像取得装置。
- 試料上に形成されたパターンの寸法を測長する画像を取得する電子ビーム画像取得方法において、
前記電子ビームで最大走査可能な最大走査領域内で、画像取得の指定された各パターンについて、該パターンが円形のパターンの場合には、該パターンの設計データ上の中心位置を中心に、エッジ部分を含むパターンの一部のみを含んだ走査領域を自動設定する走査領域設定ステップと、
前記走査領域設定ステップで設定された前記走査領域のみを、走査手段を制御して走査して走査領域画像を取得する画像取得ステップと
を有することを特徴とする電子ビーム画像取得方法。 - 前記自動設定した走査領域を、該走査領域内の該パターンの半径方向に電子ビームで走査し、該走査領域画像を取得することを特徴とする請求項10記載の電子ビーム画像取得方法。
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