JP6683050B2 - 位置連動離れアラーム装置 - Google Patents

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Description

本発明は、子機と自装置との間の距離が一定値以上離れた場合にアラームを行う離れアラーム装置に関する。
従来の離れアラーム装置として、例えば、特許文献1には、電波発信する子機を予め子供に携行させておき、子供の親が携行する離れアラーム装置(携帯電話機)が、子機が発信する電波を検出し、当該子機から検出した電波の電波強度が所定値以下になった場合にアラームを行う技術が開示されている。
特開2000−287265号公報
しかしながら、特許文献1の技術は、子機は常に電波を発信し続けなければならず、また離れアラーム装置も常に子機からの電波を監視していなければならない。そのため、子機または離れアラーム装置の電池が切れてしまい、必要な時にアラーム鳴らない場合が考えられる。
子機と離れアラーム装置の消費電力を抑える方法としては、子機と離れアラーム装置それぞれに電源スイッチを設け、手動で電源をオン/オフする方法が考えられるが、毎回電源をオン/オフしなければならず煩雑である。また、電源を入れ忘れて離れアラーム装置が動作しない場合も考えられる。
本発明は上記問題を鑑みてなされたものであり、その課題は、子機の監視が必要か否かを判断し、監視が必要な場合のみ子機を監視する位置連動離れアラーム装置を提供することにある。
上記課題を解決するため、本発明は、定期的または非定期的に自装置を識別する情報を含む所定のビーコン信号を複数回発信し、前記ビーコン信号を発信してから一定時間が経過しても、前記ビーコン信号に対応する応答信号を受信しない場合に、自装置に対応する特定のビーコン受信装置が自装置の近傍に存在していない旨をアラームする位置連動離れアラーム機能を有する装置において、定期的または非定期的に前記ビーコン信号を複数回発信するビーコン信号発信手段と、前記ビーコン信号発信手段を起動または停止するビーコン信号発信起動手段と、定期的または非定期的に自装置の現在位置に係る位置情報を取得する位置情報取得手段と、特定の位置情報を予め登録する特定位置記憶手段と、を有し、自装置の位置が前記特定位置記憶手段に登録されている第1の特定位置であることを検出した後に、自装置の位置が前記特定位置記憶手段に登録されていない位置であることを検出した場合に、前記ビーコン信号を1回以上発信し、前記発信したビーコン信号に対応する応答信号を受信したならば、前記ビーコン信号の定期的または非定期的な発信を開始し、自装置の位置が前記特定位置記憶手段に登録されている第2の特定位置であることを検出したならば、前記ビーコン信号の定期的または非定期的な発信を停止することを特徴とする。
本発明によれば、子機に定期的または非定期的にビーコン信号を複数回発信して子機からの応答信号を監視する位置連動離れアラーム装置が、取得した自装置の位置情報が予め登録された位置であった場合に子機へのビーコン信号の発信を停止し、さらにビーコン信号の発信を停止した状態で取得した位置情報が予め登録された位置情報でない場合、テスト用のビーコン信号を発信し、当該ビーコン信号に対する応答信号を子機から受信した場合に定期的または非定期的なビーコン信号の発信を開始する。これにより、位置連動離れアラーム装置は、子機の監視が必要な場合にのみ自動で子機を監視することが出来る。また位置連動離れアラーム装置の利用者は、電池切れの心配を少なくできることとそれによって、電池切れを心配して電源を切る必要性がほとんどなくなるので、電池切れあるいは電源の入れ忘れによるアラームがならないという不測の事故を回避するのに効果が期待できる。
図1は、本発明の携帯端末を含むアラームシステムを示す全体構成図である。 図2は、携帯端末と子機それぞれの機能ブロック図である。 図3は、携帯端末の動作フローチャート図である。 図4は、携帯端末の特定位置記憶部に記憶された特定位置記憶テーブルを模式的に表した図である。
以下、本発明の位置連動離れアラーム装置の実施形態について図面を用いて説明する。
図1は、本発明の携帯端末1を含むアラームシステムを示す全体構成図である。図示するように、本システムは、携帯端末1と、子機2と、GPS(Global Positioning System)衛星3と、から構成される。
携帯端末1は、本発明の発明対象であって、所定の近距離無線通信方式、例えば、BLE[Bluetooth(登録商標) Low Energy]を用いて、定期的(例えば5秒間隔で)にビーコン信号を子機2へ複数回発信し、子機2からの応答信号を監視する。そして、子機2からの応答信号を一定時間(例えば30秒)検出しない場合、“子機2が離れている”旨のアラームを表示する。
ここでビーコン信号には、携帯端末1の識別のために必要なIDがすくなくとも含まれている。
また、携帯端末1は、GPS衛星3から受信する電波を解析して自端末の位置情報を取得する。そして、携帯端末1は、定期的にビーコン信号を発信している状態で取得した位置情報が予め記憶されている位置であった場合に、定期的なビーコン信号の発信を停止する。
以下、携帯端末1が定期的にビーコン信号を発信している状態を“監視モード”、定期的なビーコン信号の発信を停止している状態を“待機モード”と呼称し、“監視モード”と“待機モード”を総称して“モード”と呼称する。
また、携帯端末1は、本発明の利用者(親と呼称する場合もある。)が携行する無線通信端末である。
ここで、引用文献1のアラーム装置と本発明の携帯端末1の違いは、引用文献1のアラーム装置が子機から発信されるビーコン信号を監視しているのに対し、本発明の携帯端末1は、自らビーコン信号を発信し、子機2からの応答信号を監視する点である。これにより、子機2は携帯端末1からのビーコン信号を受信しない限り、応答信号を発信しないため不必要な消費電力を極力抑えることができる。
尚、本実施例では、携帯端末1は、無線通信端末として説明するが、スマートホンやタブレット装置に適用するようにしてもよい。またスマートホンやタブレット装置にインストールされるアプリケーションプログラムであってもよい。図1の説明に戻る。
子機2は、携帯端末1からのビーコン信号を監視し、携帯端末1からのビーコン信号を検出すると、応答信号を携帯端末1へ発信する通信装置である。また、子機2は、子が携行する。
GPS衛星3は、携帯端末1が自端末の位置情報を取得する際に用いられる衛星である。
ここで、本実施例では説明を分かり易くするためにGPS衛星3を1台で記載しているが、実際にはGPS衛星3は複数台(3台以上)存在し、携帯端末1は複数台のGPS衛星3から発信される電波を検出し、検出した各電波の時間差とGPS衛星3からの距離を解析して自端末の位置情報を取得する。
次に、図2の機能ブロック図を用いて、本発明の発明対象である携帯端末1と子機2の機能について説明する。
携帯端末1は、主制御部101と、表示部102と、入力部103と、ビーコン信号発信部104と、応答信号受信部105と、アラーム判定部106と、位置情報取得部107と、ビーコン信号発信・停止判定部108と、特定位置記憶部109と、から構成される。
主制御部101は、表示部102と入力部103に接続し、携帯端末1における端末制御に係る処理全般を行う。また、主制御部101は、図示しないが所定の無線通信方式を用いた無線通信機能(例えば、3G、LTE(Long Term Evolution))を具備し、無線通信に係る処理全般を行う。
また、主制御部101は、電源が投入されると、“待機モード”を設定する。その後、主制御部101は、ビーコン信号発信・停止判定部108からテスト用のビーコン信号の発信指示を受け付けると、ビーコン信号発信部104へテスト用のビーコン信号の発信を指示する。そして、主制御部101は、アラーム判定部106からテスト用のビーコン信号に対する応答信号を受信した旨が通知されると、主制御部101は、“監視モード”を設定すると共に、表示部102に“監視モードが設定されている”旨を一定時間表示させ、ビーコン信号発信部104へ定期的なビーコン信号の発信開始を指示する。一方、アラーム判定部106からテスト用のビーコン信号に対する応答信号を受信しない旨が通知されると、主制御部101は、“待機モード”を設定すると共に、表示部102に“待機モードが設定されている”旨を一定時間表示するよう指示する。
また、主制御部101は、ビーコン信号発信・停止判定部108からビーコン信号の発信停止の指示を受け付けると、ビーコン信号発信部104へ定期的なビーコン信号の発信停止を指示すると共に、表示部102に“待機モードが設定されている”旨を一定時間表示するよう指示する。
また、主制御部101は、アラーム判定部106から表示部102に表示すべきアラーム内容を含むアラーム指示を受け付けると、受け付けたアラーム内容に基づくアラームを表示部102に表示させる。詳細は後述する。
表示部102は、LCD(Liquid Crystal Display)やスピーカ、タッチパネル(表示部分)等の携帯端末1の表示部である。
入力部103は、ダイヤルキー、タッチパネル(入力部分)等の携帯端末1の利用者の操作情報を受け付ける入力部である。
ビーコン信号発信部104は、主制御部101より定期的なビーコン信号の発信開始を指示されるまたはビーコン信号の発信停止を指示されると、定期的なビーコン信号の発信を開始または停止する。そして、定期的なビーコン信号の発信を開始したビーコン信号発信部104は、定期的なビーコン信号が発信される毎にアラーム判定部106へ定期的なビーコン信号を発信した旨を通知する。
また、ビーコン信号発信部104は、主制御部101よりテスト用のビーコン信号の発信を指示されると、ビーコン信号を1回だけ発信する。そして、ビーコン信号発信部104は、アラーム判定部106へテスト用のビーコン信号を発信した旨を通知する。
尚、本実施例ではテスト用のビーコン信号の発信は1回のみと記載したが本願はこれに限定しない。テスト用のビーコン信号を複数回発信するようにしてもよいし、テスト用のビーコン信号を発信する発信継続時間(例えば5秒間)を予め登録し当該発信継続時間の間、テスト用のビーコン信号を連続して発信するようにしてもよい。さらには、テスト用のビーコン信号の発信間隔を監視モードにおける発信間隔より狭くして、テスト時における子機2の検出時間を短縮するようにしてもよい。図1の説明に戻る。
応答信号受信部105は、ビーコン信号発信部104が発信したビーコン信号に対する子機2からの応答信号を受信する受信部である。子機2からの応答信号を受信すると、応答信号受信部105は、応答信号を受信した旨をアラーム判定部106へ通知する。
アラーム判定部106は、“子機2が離れている”旨のアラームを表示部102に表示すべきか否かを判定する判定部である。また、アラーム判定部106は、テスト用のビーコン信号に対する応答信号を応答信号受信部105が受信したか否かを主制御部101に通知する。
具体的に、ビーコン信号発信部104から定期的なビーコン信号を発信した旨を通知されると、アラーム判定部106は、一定時間(例えば10秒間)カウントする応答信号監視タイマを起動し、応答信号監視タイマがタイムアウトするまでに応答信号受信部105が子機2からの応答信号を受信するのを待つ。応答信号監視タイマがタイムアウトするまでに当該応答信号を受信したとの報告を応答信号受信部105より通知を受けなかった場合、アラーム判定部106は、自装置に対応する特定のビーコン受信装置が自装置の近傍に存在していないと判定し、アラーム機能として“子機2が離れている”旨(子供が離れている旨)のアラーム内容を含むアラーム指示を主制御部101に行う。また、応答信号監視タイマがタイムアウトするまでに当該応答信号を受信したとの通知を受けた場合、アラーム判定部106は、応答信号監視タイマを停止して、ビーコン信号発信部104が新たな定期的なビーコン信号を発信した旨を通知するのを待つ。
また、ビーコン信号発信部104からテスト用のビーコン信号を発信した旨を通知されると、アラーム判定部106は、一定時間(例えば20秒間)をカウントするモード判定タイマを起動し、モード判定タイマがタイムアウトするまでに応答信号受信部105から応答信号を受信するのを待つ。モード判定タイマがタイムアウトするまでに、テスト用のビーコン信号に対する応答信号を受信しなかった場合、アラーム判定部106は、テスト用のビーコン信号に対する応答信号を受信しない旨を主制御部101に通知する。また、モード判定タイマがタイムアウトするまでにテスト用のビーコン信号に対する応答信号を受信した場合、アラーム判定部106は、テスト用のビーコン信号に対する応答信号を受信した旨を主制御部101に通知する。
位置情報取得部107は、GPS衛星3から携帯端末1の位置情報(緯度、経度)を定期的(例えば30秒間隔)に取得し、ビーコン信号発信・停止判定部108に渡す。
ビーコン信号発信・停止判定部108は、位置情報取得部107から定期的に渡される位置情報と、特定位置記憶部109に記憶された後述する特定位置記憶テーブル1090とから、ビーコン信号を発信すべきか、停止すべきかを判定し、主制御部101へ指示する。
特定位置記憶部109は、特定位置記憶テーブル1090を記憶する記憶部である。次に、図4を用いてビーコン信号発信・停止判定部108の具体的な動作について説明する。
図4は、携帯端末1の特定位置記憶部109に記憶された特定位置記憶テーブル1090を模式的に表した図である。
図示するように、特定位置記憶テーブル1090は、「自宅」や「幼稚園」などのビーコン信号の発信を停止すべき場所の名称を示す場所名フィールド1091と、ビーコン信号の発信を停止すべき位置(緯度、経度)を示す特定位置フィールド1092と、特定位置フィールド1092に記憶された位置を中心とした円の半径を示す半径フィールド1093と、から構成される。そして、入力部103から利用者が場所名、特定位置、半径の登録操作を行うと、登録操作を行う毎にレコード1094が追加され、各フィールドに登録される。
尚、本実施例では、携帯端末1は、特定位置を利用者が入力部103から入力する説明をしているが本願はこれに限定しない。例えば、利用者が、登録したい特定位置へ移動し、特定位置を登録する操作を行うと、当該登録する操作を検出した携帯端末1が、位置情報を取得して取得した位置情報を特定位置として登録するようにしてもよい。
ビーコン信号発信・停止判定部108は、位置情報取得部107から位置情報を渡されると、特定位置記憶テーブル1090の特定位置フィールド1092の緯度、経度と当該特定位置フィールド1092に対応する半径フィールド1093の値を抽出し、取得した現在位置が、特定位置フィールド1092に登録された位置を中心とし、半径フィールド1093の値を半径として弧を描いた場合の円のエリア内か否かを判定する。
尚、本実施例では、円のエリア内か否かを判定する説明をしているが、本願はこれに限定しない。例えば、緯度の範囲、経度の範囲から判定するようにしてもよい。
そして、取得した現在位置が、エリア内であった場合、ビーコン信号発信・停止判定部108は、主制御部101から主制御部101に設定されているモードを抽出する。そして抽出したモードが“監視モード”であった場合、ビーコン信号発信・停止判定部108は、主制御部101にビーコン信号の発信停止の指示を行う。また、“待機モード”であった場合、ビーコン信号発信・停止判定部108は、特別の指示は行わない。
また、取得した現在位置が、円のエリア外であった場合、ビーコン信号発信・停止判定部108は、主制御部101から主制御部101に設定されているモードを抽出する。そして抽出したモードが“待機モード”であった場合に、ビーコン信号発信・停止判定部108は、主制御部101にテスト用のビーコン信号の発信指示を行う。また、“監視モード”であった場合、ビーコン信号発信・停止判定部108は、特別の指示は行わない。図2の説明に戻る。
子機2は、制御部201と、ビーコン信号受信部202と、応答信号発信部203とから構成される。
制御部201は、子機2の端末に係る制御全般を処理する。また、制御部201は、ビーコン信号受信部202からビーコン信号を渡されると、当該ビーコン信号に対する応答信号を生成し、生成した応答信号を応答信号発信部203に渡す。
ビーコン信号受信部202は、携帯端末1からのビーコン信号を監視し、ビーコン信号を受信すると制御部201に渡す。
応答信号発信部203は、制御部201から応答信号を渡されると、渡された応答信号を発信する。
図3は、携帯端末1の動作フローチャート図である。
本フローは、携帯端末1の電源が投入され、位置情報の取得とビーコン信号の送信が可能な状態から開始される。
携帯端末1は、初期設定として“待機モード”を設定する(S200)。そして、携帯端末1は、位置情報の取得タイミングになる(S201)、または、後述する動作によって、現在のモードが“監視モード”になる(S212)の何れかの状態になるのを待つ。
位置情報の取得タイミングになった場合(S201、Yes)、携帯端末1は、位置情報を取得し(S202)、取得した位置情報が、特定位置記憶テーブル1090に記憶されたエリア内か否かを判定する(S203)。
取得した位置情報が特定位置記憶テーブル1090に記憶されたエリア内であった場合(S203、Yes)、携帯端末1は、現在のモードが“監視モード”か否かを判定する(S204)。現在のモードが“監視モード”でない場合(S204、No)、ステップ201に戻る。現在のモードが“監視モード”の場合(S204、Yes)、携帯端末1は、起動中の応答信号監視タイマをストップすると共に、定期的なビーコン信号の発信を停止し、モードを“待機モード”に設定し、“待機モードが設定されている”旨を一定時間表示する(S205)。そして、ステップ201に戻る。
一方、ステップ203において、取得した位置情報が特定位置記憶テーブル1090に記憶されたエリア外であった場合(S203、No)、携帯端末1は、現在のモードが “待機モード”か否かを判定する(S206)。現在のモードが“待機モード”でない場合(S206、No)、ステップ201に戻る。現在のモードが“待機モード”の場合(S206、Yes)、携帯端末1は、テスト用のビーコン信号を発信すると共に、モード判定タイマをスタートする(S207)。
そして、携帯端末1は、子機2からテスト用のビーコン信号に対する応答信号を受信する(S208)、またはモード判定タイマがタイムアウトする(S210)のいずれかの状態になるのを待つ。
子機2からテスト用のビーコン信号に対する応答信号を受信した場合(S208、Yes)、携帯端末1は、定期的なビーコン信号の発信を開始すると共に、監視モードを設定し、“監視モードが設定されている”旨を一定時間表示する(S209)。そして、ステップ201に戻る。
モード判定タイマがタイムアウトした場合(S210、Yes)、携帯端末1は、“待機モードが設定されている”旨を一定時間表示する(S211)。そして、ステップ201に戻る。
ステップ212において、現在のモードが“監視モード”であった場合に(S212、Yes)、携帯端末1は、定期的なビーコン信号の発信タイミングか否かを判定する(S213)。定期的なビーコン信号の発信タイミングではない場合(S213、No)、ステップ201へ戻る。
定期的なビーコン信号の発信タイミングの場合(S213、Yes)、携帯端末1は、ビーコン信号を発信し、応答信号監視タイマをスタートする(S214)。そして、携帯端末1は、子機2からの応答信号を受信する(S215)、または、応答信号監視タイマがタイムアウトする(S216)、のいずれかの状態になるのを待つ。
子機2からの応答信号を受信した場合(S215、Yes)、ステップ201へ戻る。
応答信号監視タイマがタイムアウトした場合(S216、Yes)、携帯端末1は、“子機2が離れている”旨の離れアラームを一定時間表示する(S217)。そして、ステップ201に戻る。
以上、本発明の実施形態について説明した。
本発明によれば、携帯端末1は、位置情報取得タイミングになると自端末の位置情報を取得し、取得した位置情報が特定位置記憶テーブル1090に記憶されたエリア内(例えば、自宅;第1の特定位置)であったならば自端末を“待機モード”に設定する。そして、“待機モード”に設定された状態で、別の位置情報取得タイミングに取得した位置情報が特定位置記憶テーブル1090に記憶されたエリア外(例えば、自宅の外)を検出した場合、携帯端末1は、テスト用のビーコン信号を発信する。そして、近傍に存在する子機2からテスト用のビーコン信号に対する応答信号を受信すると、“監視モード”となり、携帯端末1は、定期的なビーコン信号の発信を開始する。さらに、携帯端末1は、定期的なビーコン信号の発信をしている状態で、取得した位置情報が特定位置記憶テーブル1090に記憶されたエリア内(例えば、幼稚園;第2の特定位置)であったならば、定期的なビーコン信号の発信を停止して“待機モード”を設定する。これにより、携帯端末1の利用者は、電池切れの心配を少なくできることとそれによって、電池切れを心配して電源を切る必要性がほとんどなくなるので、電池切れあるいは電源の入れ忘れによるアラームがならないという不測の事故を回避するのに効果が期待できる。
また、本発明によれば、携帯端末1が、テスト用のビーコン信号を発信し、近傍に存在する子機2からテスト用のビーコン信号に対する応答信号をモード判定タイマがタイムアウトするまでに受信しなかった場合、携帯端末1は、“待機モード”を継続する。これにより、例えば携帯端末1の利用者は、子機2を子供に携行させ、特定位置記憶テーブル1090に予め記憶した「自宅」から「幼稚園」に送迎する際、「自宅」から子機2を携行させた子供と共に「幼稚園」に向かう際は“監視モード”が設定され、「幼稚園」に到着し、子供と別れる場合は“待機モード”が設定され、子供を迎えに行くまで“待機モード”が継続して設定することができ、子供に子機2を意識することなく子供を守ることができる。
また、本発明によれば、携帯端末1が取得した位置情報が特定位置記憶テーブル1090に記憶されたエリア内であった場合、あるいは携帯端末1がテスト用のビーコン信号を発信しモード判定タイマがタイムアウトする迄に子機2からの応答信号を受信しない場合に、表示部102に“待機モードが設定されている”旨を一定時間表示する。または、携帯端末1がテスト用のビーコン信号を発信し、モード判定タイマがタイムアウトする迄に子機2からの応答信号を受信した場合に、“監視モードが設定されている”旨を一定時間表示する。これにより、携帯端末1の利用者は、モードが切り替わったことを知る事が出来る。
尚、本実施例では、親が携帯端末1を、子供が子機2をそれぞれ携行し、子供がそばを離れた場合にアラームすることを例に説明したが、本願はこれに限定しない。例えば、子機2を財布や定期などに貼付けて貴重品を監視し、盗難防止、置忘れ防止に適用してもよい。さらに、図3のステップ211においてテスト用のビーコン信号を発信し、応答信号が無い場合に、”待機モードが設定されている“旨を表示しているが、”家(幼稚園)に忘れ物がある”旨を表示部102に表示し、忘れ物を知らせてくれるようにしてもよい。これにより、携帯端末1は、貴重品などの置忘れも監視することが出来る
さらに、各子機2の端末ID毎に監視対象の情報(子供名、財布、定期券等)を予め対応付けて記憶し、携帯端末1に複数の子機2を監視させ、携帯端末1が監視する子機2のいずれかから一定期間、応答信号を受信しなかった場合に当該監視対象が離れている旨をアラームするようにしてもよい。これにより、携帯端末1は、同時に複数の対象を監視することが出来る。
尚、本実施例では、携帯端末1は、位置情報取得部107で取得した位置情報が、特定位置記憶テーブル1090の特定位置フィールド1092の緯度、経度と半径フィールド1093の値を半径として弧を描いた場合の円のエリア外であった場合に、テスト用のビーコン信号を発信しているが、本願はこれに限定しない。例えば、発信停止場所(待機モードエリア)をもとに更なる(例えば一回り大きい)半径を設定しテスト用のビーコン信号に対する応答信号受信するか否かの監視を行う場所(監視エリア)を設け、発信停止場所から出ても監視エリアである場合にはテスト用のビーコン信号の発信はせずに、監視エリアを出たと位置情報取得部107から位置情報を主制御部101が受けとった場合に初めてテスト用のビーコン信号を送信しそれに対する応答信号を受信するか否かを監視してもよい。これにより、万が一、発信停止場所にいても特定位置フィールド1092と半径フィールド1093の値を半径として弧を描いた場合の円のエリアを出て、すぐにテスト用のビーコン信号に対する応答信号を受信し監視モードになった状態で携帯端末1と子機2が離れてしまいアラームが起動することを防ぐことができる。
尚、本実施例においては、携帯端末1がビーコン信号を定期的に複数回発信することとして説明したが、本願はこれに限定しない。ビーコン信号の発信は非定期的であってもよく、応答監視タイマがタイムアウトする前に、複数回のビーコン信号が発信するようにすることで発明の効果は同等に得られる。
1・・・携帯端末、101・・・主制御部、102・・・表示部、103・・・入力部、104・・・ビーコン信号発信部、105・・・応答信号受信部、106・・・アラーム判定部、107・・・位置情報取得部、108・・・ビーコン信号発信・停止判定部、109・・・特定位置記憶部、2・・・子機、201・・・制御部、202・・・ビーコン信号受信部、203・・・応答信号発信部、3・・・GPS衛星。


Claims (3)

  1. 定期的または非定期的に自装置を識別する情報を含む所定のビーコン信号を発信し、前記ビーコン信号を発信してから一定時間が経過しても、前記ビーコン信号に対応する応答信号を受信しない場合に、自装置に対応する特定のビーコン受信装置が自装置の近傍に存在していない旨をアラームする位置連動離れアラーム機能を有する装置において、
    定期的または非定期的に前記ビーコン信号を発信するビーコン信号発信手段と、前記ビーコン信号発信手段を起動または停止するビーコン信号発信起動手段と、定期的または非定期的に自装置の現在位置に係る位置情報を取得する位置情報取得手段と、特定の複数位置情報を予め登録する特定位置記憶手段と、を有し、
    自装置の現在位置が前記特定位置記憶手段に登録されている特定位置のエリア内であることを検出した場合に、前記ビーコン信号の定期的または非定期的な発信を停止し、自装置の現在位置が前記特定位置記憶手段に登録されている特定位置のエリア外であることを検出した場合であって、前記ビーコン信号の定期的または非定期的な発信停止状態にある場合に、前記ビーコン信号をテスト用に1回以上発信し、前記発信したテスト用ビーコン信号に対応する応答信号を受信したならば、前記ビーコン信号の定期的または非定期的な発信を開始することを特徴とする位置連動離れアラーム装置。
  2. 請求項1において、
    電源投入と同時に前記ビーコン信号の定期的又は非定期的な発信を停止
    することを特徴とする位置連動離れアラーム装置。
  3. 請求項1において、
    自装置の現在位置が前記特定位置記憶手段に登録されている特定位置のエリア外であることを検出した場合に、前記ビーコン信号の定期的または非定期的な発信が既に開始されている場合には、テスト用の前記ビーコン信号の発信を行わない
    ことを特徴とする位置連動離れアラーム装置。
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