JP6682986B2 - 水栓装置 - Google Patents

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本発明は、水栓装置に係り、特に噴霧吐水を行う水栓装置に関する。
従来から、吐水の形態の一つとして、噴霧吐水が知られている。噴霧吐水は、棒状吐水やシャワー吐水に比べて、その水滴の粒径が小さく、また吐水される水の速度が速く、かつ吐水範囲が広いという特徴を有しており、これを利用して様々な被洗浄物を効率的に洗浄する水栓装置が提案されてきた。
噴霧吐水には、上記のような長所がある一方で、吐水速度が速いことから被洗浄物に衝突したあとに水はねが起きる可能性が高いという難点が存在する。また、水滴が微細であるため、水はねが起きた場合にスパウト内部へ進入しやすいという課題が存在していた。
特開平9−144089号公報
本発明は、上記問題を解決するためになされたもので、本発明の課題は、スパウト内部に侵入した噴霧吐水を、外部へ排出しやすい水栓装置を提供することである。
上記目的を達成するために請求項1記載の発明によれば、スパウトと、スパウトに設けられた噴霧口と、スパウトの噴霧口よりも奥側に設けられた光透過窓を通じて光を照射する光源と、を有する水栓であって、前記噴霧口と、前記光源とが、互いに水密に仕切られていない同一の空間に配置され、前記光源と前記光透過窓との間に流路が形成されている。
噴霧吐水は、水滴が細かいことから、シャワー吐水などと比較して視認することが難しい。本発明者らは視認性をあげる為に、光源の光を噴霧吐水に照射することによって、噴霧吐水の視認性を向上させることができるという知見を得た。このとき、本発明のように、光透過窓を噴霧口よりも奥側に設けることによって収納性よくスパウト全体をコンパクトに構成できると同時に、この光源の光を透過する光透過窓を利用してスパウト内部に侵入した吐水を排出することが出来るようになる。
なお、ここではスパウトのうち、使用者に近い方向を手前側、遠い方向を奥側と呼んでいる。
また、本発明において好ましくはさらに、光透過窓よりも上流側に、水抜き穴を更に備える。
光透過窓と光源の間に流路を設けた場合、内部の水を排出することが出来る一方で、外部からこの流路を通って水が浸入してしまう恐れがある。光透過窓よりも上流側に、水抜き穴を更に備えることによって、光透過窓と光源の間に設けられた流路を通って進入するような水流がスパウトに向けられた場合であっても、効率的に水抜き穴から排出することが出来るようになる。
また、本発明において好ましくはさらに、吐水口及び光源が設けられた空間から上流にむかって水の浸入を阻止する浸水防止手段を有する。
このように構成することによって、仮に、光透過窓と光源の間に設けられた流路と、水抜き穴との両方を覆うような吐水がスパウトに向けられた場合であっても、スパウトの内部を伝って、水栓装置が設けられたカウンター下方へ水が漏水してしまう恐れを低減出来る。
本発明によれば、噴霧吐水を利用しながら、スパウト内部に侵入した吐水を外部に排出することができるという効果がある。
本発明の水栓装置1の外観図である。 本発明の水栓装置1の正面図である。 図2におけるA−A断面図である。 図3におけるC付近の詳細断面図である。 図3におけるD付近の詳細断面図である。 図3におけるD付近の詳細斜視図である。 本発明の台座部材2の斜視図、上面図である。
以下、本発明における実施例について、図を引用しながら説明を行う。
図1は本発明の実施例における水栓装置1の外観図である。水栓装置1はキッチンなどのカウンタ10(被取り付け部)に取り付けられ、図示していないシンク12に対して噴霧吐水を行うように設置されている。
水栓装置1はカウンタ10に載置される台座部材2と、台座部材2の中央に設けられた貫通穴22に挿入されるスパウト部材4とから構成されている。スパウト部材4の先端には押しボタンスイッチ42が設けられており、この押しボタンスイッチ42を押すことによって、同じくスパウト部材に設けられた噴霧口44(図4参照)より、水が噴霧される仕組みになっている。
図2に、水栓装置1を正面から見た図を示す。台座部材2はカウンタ10に設けられた取り付け穴14に挿入される取り付け管24を有しており、その周囲にはねじ部242が形成されている。この取り付け管24のねじ部242に対して、下方から固定部材26が羅合されており、台座部材2と固定部材26でカウンタ10を挟み込むことによって、固定する構造となっている。
次に、図3に図2のA−A断面図を示す。そして、図3におけるB付近の詳細断面図を図4に、C付近の詳細断面図を図5に夫々示す。
スパウト部材4には、噴霧口44が設けられている。この内部には、噴霧ノズル440が設けられており、図示していないホースを介して、カウンター下に設けられた機能bと接続されている。この機能部からの送水によって、噴霧ノズル440から、噴霧口44を介して、噴霧吐水が行われる仕組みとなっている。
先述したように、スパウト部材4の先端には押しボタンスイッチ42が設けられており、その内部に、タクトスイッチ420が設けられている。使用者が押しボタンスイッチ42を押圧して移動させることによって、間接的にタクトスイッチ420が押圧される。これにより、図示していない信号線を介して、機能部へ信号が伝達され、噴霧ノズル440から噴霧が行われる。
また、噴霧ノズル440から噴霧吐水が行われるタイミングで、この噴霧吐水へむかて光を照射するために、スパウト部材4の内部にはLED6(光源)が設けられている。このLED6は、スパウト部材4の表面に設けられたLED窓60(光透過窓)を介して、外部に光を照射するように構成されている。このとき、LED窓60とLED6との間には、外部に連通する排水流路62が設けられている。これにより、噴霧ノズル440からの噴霧吐水が、被洗浄物と衝突して水はねが発生し、噴霧口44を介して、スパウト内部に水が浸入した場合であっても、矢印で示したように、排水流路62を通ってスパウト外へ排水することが出来る。
さらに、スパウト部材4の、LED窓60よりも上流側には、水抜き穴64が設けられている。噴霧ノズル440からの噴霧吐水が、被洗浄物と衝突して発生した水はねが、排水流路62を介してスパウト内部に侵入した場合であっても、図4に矢印で示したように水抜き穴64から排水することが出来るようになる。
噴霧口44、LED窓60、水抜き穴64は、スパウト部材4内部で互いに連通している。従って、これまで説明したように、何れの穴から水が浸入した場合であっても、その他の穴からスパウト外部に向かって水を排出することが出来るように構成されているのである。そして、この空間よりも上流側に水が浸入し、スパウト部材4を介してカウンター下にまで漏水してしまうことを抑制するために、この空間の上流には浸水防止手段66が設けられている。
台座部材2は、カウンタ10の上面に載置されるフランジ部29を備えている。そして、先述したように、取り付け管24のねじ部242に対して、下方から固定部材26が羅合されており、フランジ部29の下面と固定部材26でワッシャ262を介してカウンタ10を挟み込むことによって、固定する構造となっている。
図5はD付近を下方からみた斜視図である。上述したフランジ部29を含む台座部材2は、カバー部材8によって、その上方から覆われている。そして、台座部材2及びカバー部材8は何れもその中心部分に互いに連通する貫通穴22、82が構成されており、この貫通穴22,82にスパウト部材4が挿入されている。スパウト部材4は、その側面に横長の回転規制溝46を備えている。そして、台座部材2の外側から取り付け管24に設けられた挿入穴244を貫通して、回転規制溝46に挿入される回転規制部材28により、上方へ抜けないように固定されている。
回転規制溝46は回転規制部材28よりも長い横幅を有している。従って、回転規制部材28が、回転規制溝46の片方の端から、逆の端部までの範囲でスパウト部材4は回転することが出来るように保持される。このとき、回転規制溝46の幅を長くすることでスパウト部材4の回動範囲を広く、逆に回転規制溝46の幅を短くすることでスパウト部材4の回動範囲を狭く構成することが出来るようになる。
また、回転規制部材28は、一対の係止爪282を備えており、この係止爪282の端から端までの高さHaは挿入穴244の上下方向の高さHbより僅かに大きく形成されている。これにより、外部から挿入する際には係止爪282が互いに接近する側に撓んで挿入され、挿入穴244を通過後に基に戻ることによって、所謂スナップフィットで固定されるのである。
さらに、回転規制部材28は、その外周方向側に斜面284を備えている。仮に、回転規制部材28の挿入が甘く、所謂半ざしの状態であったとしても、その後に固定部材26がねじ部242に対して下方から羅合されていくと、固定部材26と斜面284が接触する状態となる。この状態でさらに、固定部材26の羅合を進めると、斜面284によって上向きの力が内周方向への力へと変換され、回転規制部材28が自動的に内周方向で挿入され、スナップフィットにより固定された状態へと導くことが出来るようになる。
また、スパウト部材4を管材により構成することによって、スパウト部材の肉厚を薄く形成することが出来るようになる。これによって、回転規制部材28をスナップフィットによって固定させる場合でも、簡単に係合させることが出来るようになる。
次に、カバー部材8の固定方法について説明を行う。図7(a)に台座部材2の奢侈図、図7(b)に台座部材2の上面図を夫々示す。台座部材2はその上端付近に、外縁の方向に沿って弾性変形部84が複数形成されている。この弾性変形部84は、両端が台座部材に対して支持され、その中心部分が径方向に弾性変形を行うように構成されている。また、その中心部分付近には、係止突起844を備えている。
図5に示すように、カバー部材8が台座部材2の上方から挿入され、弾性変形部84が弾性変形することによって、カバー部材8の係止爪86と、台座部材2の係止突起844が互いに係止することによって、カバー部材8が固定される。これにより、カバー部材8は上方へ脱落しないように固定されるのである。
また、このとき、台座部材2が備える回転方向位置決め手段88と、カバー部材8が互いに接触することによって、カバー部材8と台座部材2の相対的な回転が規制されるように構成されている。このように構成することによって、カバー部材8が回転してしまい、係止爪86と係止突起844の係止が外れ、カバー部材8が脱落してしまうことを抑制できるようになる。
このとき、弾性変形部84の下方には、非弾性部材であるワッシャ9が設けられている。このワッシャ9が弾性変形部の下方向への変形を規制するための規制部材として機能することによって、カバー部材8を上方から挿入した際に、弾性変形部が下方向へ変形してしまい、破壊されてしまうことを抑制することができるようになる。また、弾性変形部の下方向への変形を規制するための規制部材としてワッシャを利用することで、本実施例のように径方向にそって複数の弾性変形部84を設けた場合でも、単一の部材で全ての弾性変形部84の変形を抑制することが出来るようになる。
また、このワッシャ9は弾性変形部84とは異なり、赤色に着色されている。このようにすることで、組み立て工程において、ワッシャ9が挿入されているかどうかを一目で確認できるようになり、ワッシャ9の挿入忘れ、また其れに伴う弾性変形部84の破壊を抑制することが出来るようになっている。
台座部材2、カバー部材9はそれぞれ、その内側にOリング48a、48bを備えている。このOリング48a、48bは、スパウト部材4との間に位置し、その弾性によって、スパウト部材4を保持するスパウト部材保持手段として機能する。さらに、スパウト部材4と、台座部材2、カバー部材9との間をそれぞれシールするシール部材として機能することによって、上方からかかった水が、カウンタ10の内部に浸入することがないように構成されているのである。
以上、本発明の実施例について、図面を交えながら具体的に説明を行った。本発明はこの実施例に限られるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、適宜設計することができるものである。例えば、水栓装置の種類として、機能部を備えたものだけえはなく、手動でバルブを開閉するものなど様々な種類の水栓装置に適用が可能である。
1:水栓装置
10:カウンタ(被取り付け部)
12:シンク
14:取り付け穴
2:台座部材
22:貫通穴
24:取り付け管
242:ねじ部
26:固定部材
262:ワッシャ
28:回転規制部材
282:係止爪
284:傾斜
29:フランジ部
4:スパウト部材
42:押しボタンスイッチ
44:噴霧口
440:噴霧ノズル
46:回転規制溝
6:LED
60:光透過窓
62:排水流路
64:水抜き穴
66:浸水防止手段
8:カバー部材
82:貫通穴
84:弾性変形部
844:係止突起
86:係止爪
88:回転方向位置決め手段

Claims (3)

  1. スパウトと、
    スパウトに設けられた噴霧口と、
    スパウトの噴霧口よりも奥側に設けられた光透過窓を通じて光を照射する光源と、を有する水栓であって、
    前記噴霧口と、前記光源とが、互いに水密に仕切られていない同一の空間に配置され、
    前記光源と前記光透過窓との間を通り外部に連通する流路が形成されていることを特徴とする水栓装置。
  2. 光透過窓よりも上流側に、水抜き穴を更に備える請求項1に記載の水栓装置。
  3. 噴霧口及び光源が設けられた、吐水空間から上流にむかって水の浸入を阻止する浸水防止手段を有する請求項1または2のいずれかに記載の水栓装置。
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