JP6682490B2 - 芝生植栽構造 - Google Patents

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本発明は芝生の植栽構造に関する。
駐車場等の既設舗装路面上にフットサルコート等を設置する場合、一般に既設舗装路面上に人工芝カーペットを敷設し、その人工芝カーペット上にフットサルコート等を形成している。この方法によれば、短い工期でフットサルコート等を設置できる。
特開2015−1116号公報
しかしながら、人工芝コートは、夏場に非常に高温となり、炎天下での使用は困難である。また、人工芝コートでは、天然芝コートよりも使用者が足の関節等を傷めやすい傾向にある。
一方、天然芝コートは夏場でも温度の上昇が抑えられ、使用者の足にも優しいが、舗装路面を構成するアスファルト等を剥がして芝生用の環境を整えなくてはならない。
また、人工芝カーペットを敷き、この上に天然芝生を育成させるアイデアも提案されているが、一般に天然芝生を良好に育成するには至っていない。
そこで本発明は、かかる事情に鑑みて創案され、その目的は、人工芝カーペット上に天然芝生を良好に育成できる芝生植栽構造を提供することにある。
本発明の一の態様によれば、
既設舗装路面上に設けられ保水性を有する緩衝材層と、
前記緩衝材層上に敷かれた人工芝カーペットと、
前記人工芝カーペット上に設けられ天然芝生を育成させるための培地層と
を備え、
前記人工芝カーペットには、水を通すと共に天然芝生の根を前記緩衝材層に通すための根張り穴が形成されたことを特徴とする芝生植栽構造が提供される。
好ましくは、前記根張り穴は、円形に形成されると共に直径を2mm以上8mm以下に設定され、或いは非円形に形成されると共に最も幅狭部分の幅の大きさを2mm以上、8mm以下に設定されるとよい。
好ましくは、前記根張り穴の密度は、100個/m2以上110,000個/m2以下に設定されるとよい。
好ましくは、前記緩衝材層は、発泡樹脂シートにて形成されるとよい。
好ましくは、前記発泡樹脂シートの上下面には、過多の水を流すための溝が形成されるとよい。
好ましくは、前記人工芝カーペットのパイル密度は、2,000株/m2以上10,000株/m2以下に設定されるとよい。
好ましくは、前記人工芝カーペットの外周には、前記培地層を保持するための外枠が設けられ、前記外枠の上面、隅部及び外周面には、使用者を保護するための高密度人工芝カーペットが貼り付けられるとよい。
好ましくは、前記人工芝カーペットのパイル長さは、前記培地層の厚さより5mm以上30mm以下長くなるように設定されるとよい。
本発明によれば、人工芝カーペット上に天然芝生を良好に育成できる。
本発明の一実施の形態に係る芝生植栽構造を示す正面断面図である。 人工芝カーペットの正面断面図である。 人工芝カーペットの底面図である。 発泡樹脂シートを斜め上方から視た斜視図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を説明する。なお、後述する実施の形態における前後左右上下の各方向は、説明の便宜のためのものであり、芝生上に形成されるコート等の方向とは必ずしも一致しない。
図1は、本実施形態の芝生植栽構造を示す正面断面図である。
図1に示すように、本実施の形態に係る芝生植栽構造は、既設舗装路面1上に設けられ保水性を有する緩衝材層2と、緩衝材層2上に敷かれた人工芝カーペット3と、人工芝カーペット3上に設けられ天然芝生4を育成させるための培地層5とを備える。
既設舗装路面1は、駐車場のものであり、地盤6上にアスファルト又はコンクリート等の舗装を施して形成される。
図1及び図4に示すように、緩衝材層2は、ポリエチレン等の軟質の樹脂を発泡した発泡樹脂シート7にて形成される。発泡樹脂シート7は、厚さaを約10mmに設定されており、上下両面に溝8、9、10、11を有する。上面の溝8、9には、前後に延びると共に左右方向に一定の間隔で複数形成される上面前後溝8と、左右に延びると共に前後方向に一定の間隔で複数形成される上面左右溝9とがある。下面の溝10、11には、前後に延びると共に左右方向に一定の間隔で、かつ、上面前後溝8間に位置して形成される下面前後溝10と、左右に延びると共に前後方向に一定の間隔で、かつ、上面左右溝9間に位置して形成される下面左右溝11とがある。上面前後溝8、上面左右溝9、下面前後溝10及び下面左右溝11は、それぞれ断面矩形状に形成される。
上面前後溝8及び上面左右溝9は、互いに交差され、発泡樹脂シート7に吸収されずに余った過多の水を流すように機能する。下面前後溝10及び下面左右溝11は、互いに交差され、発泡樹脂シート7から染み出した過多の水を流すように機能する。また、上面前後溝8、上面左右溝9、下面前後溝10及び下面左右溝11は、発泡樹脂シート7を人工芝カーペット3上から踏まれたとき、発泡樹脂シート7の変形を吸収するように機能する。また、上面前後溝8、上面左右溝9、下面前後溝10及び下面左右溝11は、熱による膨張伸縮に因る寸法変化も吸収する。
図1、図2及び図3に示すように、人工芝カーペット3は、基布12と、基布12に植設された複数のパイル(芝糸)13と、基布12の下面に塗布されパイル13を保持するためのバッキング材14とを備える。基布12は、軟質の樹脂にて形成される。パイル13は、U字状に形成され、複数本束ねた状態で下端部13aを基布12に植えられる。
パイル13の長さ(基布12から上端までの長さ)bは、150mmに設定される。なお、パイル13の長さbは、後述する培地層の厚さcに応じて設定されるとよい。具体的には、パイル13の長さbは、培地層5の厚さcより5mm以上30mm以下長くなるよう設定されるとよい。
また、パイル密度は、7,200株/m2に設定される。なお、パイル密度は、2,000株/m2以上10,000株/m2以下に設定されてもよい。
また、人工芝カーペット3の基布12及びバッキング材14には、水を通すと共に後述する天然芝生4の根を緩衝材層2に通すための根張り穴15が形成される。根張り穴15は、根が通りやすいように直径及び密度を調整される。具体的には、根張り穴15は、円形に形成されると共に直径を2mm以上8mm以下に設定される。また、根張り穴15の密度は、106個/m2に設定される。なお、根張り穴15の密度は、100個/m2以上110,000個/m2以下に設定されてもよい。また、根張り穴15は、円形以外(非円形)の貫通孔形状に形成しても良い。この場合、根張り穴15の最も幅狭部分の幅の大きさを2mm以上8mm以下に形成するのが好ましい。また、基布12は、格子状のメッシュ孔が複数形成されたメッシュ状基布で構成されてもよい。この場合、メッシュ孔が根張り穴15として機能する。
培地層5は、焼砂に保水材と保肥材を混合して形成された改良土にて構成される。焼砂を用いることで培地層5内に他の植物の種子や雑菌等が混入することを防止或いは抑制できる。保水材は、ピートモス等の細粒状の有機物を主成分として形成される。保肥材は、ゼオライトにて構成される。また、培地層5の厚さcは、40mmに設定される。
また、培地層5には、天然芝生4たるバミューダグラスの種子が播かれて育成される。種子は培地層5に播かれた後覆土される。これにより種子の飛散と培地層5の乾燥とが防止又は抑制される。
また、人工芝カーペット3及び培地層5の外周には、培地を保持するための外枠16が設けられる。外枠16は、複数の縁石ブロック17で構成される。縁石ブロック17は、人工芝カーペット3及び培地層5の外周に沿って並べられる。また、縁石ブロック17の上面17a、縁石ブロック17の外周面(人工芝カーペット3とは反対側の面)17b及び縁石ブロック17の上面17a、外周面17b間の隅部17cには、使用者を保護するための高密度人工芝カーペット18が貼り付けられる。高密度人工芝カーペット18のパイル密度は、人工芝カーペット3の2倍以上に設定される。
次に、本実施の形態に係る芝生植栽構造の形成方法について述べる。
まず、既設舗装路面1上に発泡樹脂シート7を平らに敷き均して緩衝材層2を形成する。このとき発泡樹脂シート7は、巻回されたものを複数平行に広げるだけであり、容易に行うことができる。
次に、外枠16を形成すべく、発泡樹脂シート7の外周に沿って縁石ブロック17を並べ、縁石ブロック17の上面17a、隅部17c及び外周面17bに高密度人工芝カーペット18を貼り付ける。このとき、高密度人工芝カーペット18を隅部17cに沿って屈曲させつつ、縁石ブロック17の上面17aと外周面17bに貼り付ける。
この後、発泡樹脂シート7上に人工芝カーペット3を平らに敷き均す。そして、予め焼砂に保水材と保肥材を混合して形成しておいた改良土を人工芝カーペット3の基布12上に厚さ40mmで均等に充填する。
この後、培地層5上に天然芝生4の種子を播き、その種子の上に覆土する。また、培地の乾燥と種子の飛散をより確実に防止又は抑制するために覆土上をネット(図示せず)で覆い、十分な灌水を行う。
この後、天然芝生4が発芽したら、十分な灌水を行うと共に、施肥及び刈込を行い、人工芝カーペット3上に天然芝生4を育成する。
次に本実施の形態の作用について述べる。
灌水が行われた後の培地層5は水を吸収する。また、培地層5に吸収されずに余った水は、人工芝カーペット3の根張り穴15を通って下方の緩衝材層2に流れる。緩衝材層2は発泡樹脂シート7にて形成され、発泡樹脂シート7の上面には上面前後溝8及び上面左右溝9が形成される。このため、根張り穴15から下方に流れた水の一部は発泡樹脂シート7に吸収され、発泡樹脂シート7に吸収されなかった水は上面前後溝8、上面左右溝9、下面前後溝10及び下面左右溝11を通って発泡樹脂シート7の外周側に排水される。
また、培地層5は、時間の経過と共に表面から徐々に乾燥し始める。しかし、培地層5は40mmもの厚さに形成されるため、培地層5の下部には長時間に亘って水分が豊富に保持される。このため、天然芝生4の種子には、下方から浸み上がってくる適量の水分が常に供給される。天然芝生4の根は、水分がより豊富な下方へ向けて伸びる。
また、人工芝カーペット3には、根張り穴15が形成されている。このため、根の一部は根張り穴15を通ってさらに下方に伸びる。根張り穴15の下方には、緩衝材層2を形成する発泡樹脂シート7が敷かれている。発泡樹脂シート7は水分と空気を適度に含む。このため、発泡樹脂シート7内の水分と空気が根に供給されることとなり、天然芝生4が良好に育成される。
また、発泡樹脂シート7に含まれる空気は根張り穴15を通じて常時培地層5に供給される。具体的には、培地層5で余った水が根張り穴15を通じて下方に流れるとき、その水と発泡樹脂シート7内の空気とが入れ替わるようにして移動され、移動された空気が培地層5内に供給される。このため、培地層5は常に空気が豊富に含まれたふかふかな状態に維持される。これにより、天然芝生4が良好に育成される。
また、天然芝生4が生え揃い、天然芝生4混じりの人工芝カーペット3がフットサルコート等として使用される場合、人工芝カーペット3が使用者の足などから受ける衝撃は天然芝生4、培地層5及び緩衝材層2によって吸収される。このため、使用者が運動中に足の関節等を傷めることを防止又は抑制することができる。
またさらに、緩衝材層2、すなわち発泡樹脂シート7は、使用者から踏まれることで若干凹み、発泡樹脂シート7に含まれる空気が発泡樹脂シート7外に放出される。この放出された空気は、根張り穴15を通じて培地層5内に吹き込まれる。そして、使用者が移動する等により発泡樹脂シート7の形状が復帰されるとき、発泡樹脂シート7は周囲の空気を吸引する。これにより、培地層5内に吹き込まれた空気が根張り穴15を通じて発泡樹脂シート7に吸い戻される。このため、人工芝カーペット3上でフットサル等の競技、練習等が行われることで培地層5と緩衝材層2との間で空気が循環されることとなり、培地層5が固くなることを防止又は抑制できる。
また、夏場であっても、天然芝生4が周辺温度の上昇を抑制する。このため、人工芝カーペット3及び人工芝カーペット3上に植栽された天然芝生4が従来の完全な人工芝のように非常に高温になることはなく、炎天下であっても競技等を行いやすくすることができる。
このように、既設舗装路面1上に設けられ保水性を有する緩衝材層2と、緩衝材層2上に敷かれた人工芝カーペット3と、人工芝カーペット3上に設けられ天然芝生4を育成させるための培地層5とを備え、人工芝カーペット3には、水を通すと共に天然芝生4の根を緩衝材層2に通すための根張り穴15が形成されるものとした。このため、天然芝生4の根を緩衝材層2まで伸ばすことができると共に、緩衝材層2と培地層5との間で水及び空気を良好に流通させることができ、人工芝カーペット3上に天然芝生4を良好に育成できる。
根張り穴15は、円形に形成されると共に直径を2mm以上8mm以下に設定され、或いは非円形に形成されると共に最も幅狭部分の幅の大きさを2mm以上、8mm以下に設定されるものとしたため、天然芝生4の根を良好に通すことができる。
根張り穴15の密度は、100個/m2以上110,000個/m2以下に設定されるものとしたため、天然芝生4の根を良好に通すことができると共に十分な量の根を通すことができる。
緩衝材層2は、発泡樹脂シート7にて形成されるものとしたため、水分と空気を給排可能に含むことができると共に、十分な量を含むことができる。そして、天然芝生4の根に水分と空気を供給できる。
発泡樹脂シート7の上面には、過多の水を流すための溝が形成されるため、発泡樹脂シート7の水はけを良好にできると共に、発泡樹脂シート7に空気を十分に含ませることができる。
人工芝カーペット3のパイル密度は、2,000株/m2以上10,000株/m2以下に設定されるため、パイル13間に天然芝生4を良好に育成させることができる。
また、人工芝カーペット3の外周には、培地層5を保持するための外枠16が設けられ、外枠16の上面17a、隅部17c及び外周面17bには、使用者を保護するための高密度人工芝カーペット18が貼り付けられる。このため、外枠16にクッション性を持たせることができ、使用者が踏んだときの安全性を高めることができると共に、美観を高めることができる。
人工芝カーペット3のパイル長さは、培地層5の厚さcより5mm以上30mm以下長くなるように設定されるため、天然芝生4をパイル13の高さに揃えるように刈ったとき、天然芝生4の成長点よりも上方を刈ることができ、天然芝生4を良好に維持管理できる。そして、パイル13と天然芝生4を調和させることができる。
なお、上記した各数値は、フットサルコートを設置する場合の具体例を示したものであり、適宜変更可能である。
以上、本発明の実施形態を詳細に述べたが、本発明は以下のような他の実施形態も可能である。
(1)緩衝材層2は発泡樹脂シート7で形成されるものとしたが、保水性を有するものであれば他の材料で形成されるものであってもよい。
(2)緩衝材層2の厚さは、10mmに設定されるものとしたが、設置されるコートの種類に応じたボールバウンドやプレイアビリティー等に応じて調整されてもよい。
(3)緩衝材層2を形成する発泡樹脂シート7の上下両面には、それぞれ格子状に溝8、9、10、11が形成されるものとしたが、発泡樹脂シートの排水性、保水性、硬さ等を調整するために溝の配置、形状等は適宜変更されてもよい。例えば溝は蛇行して形成されてもよく、上面又は下面のいずれか一方にのみ形成されるものとしてもよい。
(4)培地層5の厚さは40mmに設定されるものとしたが、これに限るものではない。培地層の厚さは、40mm以上70mm以下であってもよい。培地層の厚さが70mmの場合、ラグビーコートやサッカーコート、野球グラウンドなどのより過酷なスポーツ用途に対応できる。
前述の各実施形態の構成は、特に矛盾が無い限り、部分的にまたは全体的に組み合わせることが可能である。本発明の実施形態は前述の実施形態のみに限らず、特許請求の範囲によって規定される本発明の思想に包含されるあらゆる変形例や応用例、均等物が本発明に含まれる。従って本発明は、限定的に解釈されるべきではなく、本発明の思想の範囲内に帰属する他の任意の技術にも適用することが可能である。
1 既設舗装路面
2 緩衝材層
3 人工芝カーペット
4 天然芝生
5 培地層
15 根張り穴

Claims (7)

  1. 既設舗装路面上に設けられ保水性を有する緩衝材層と、
    前記緩衝材層上に敷かれた人工芝カーペットと、
    前記人工芝カーペット上に設けられ天然芝生を育成させるための培地層と
    前記培地層で育成される前記天然芝生とを備え、
    前記人工芝カーペットは、基布と、前記基布に植設された複数のパイルとを備え、
    前記基布は、軟質の樹脂にて形成され、
    前記基布には、水及び空気を通すと共に前記天然芝生の根を前記緩衝材層に通すための根張り穴が形成され
    前記緩衝材層は、軟質の樹脂を発泡させた発泡樹脂シートにて形成され、
    前記発泡樹脂シートの上面及び下面には、過多の水を流すための溝が形成され、
    前記培地層は、焼砂に保水材と保肥材を混合して形成されたことを特徴とする芝生植栽構造。
  2. 既設舗装路面上に設けられ保水性を有する緩衝材層と、
    前記緩衝材層上に敷かれた人工芝カーペットと、
    前記人工芝カーペット上に設けられ天然芝生を育成させるための培地層と
    前記培地層で育成される前記天然芝生とを備え、
    前記人工芝カーペットは、基布と、前記基布に植設された複数のパイルとを備え、
    前記基布には、水及び空気を通すと共に前記天然芝生の根を前記緩衝材層に通すための根張り穴が形成され
    前記緩衝材層は、軟質の樹脂を発泡させた発泡樹脂シートにて形成され、
    前記発泡樹脂シートの変形と復帰により前記発泡樹脂シートと前記天然芝生を備える前記培地層との間で前記根張り穴を通じて空気が循環されるように設けられていることを特徴とする芝生植栽構造。
  3. 前記根張り穴は、円形に形成されると共に直径を2mm以上8mm以下に設定され、或いは非円形に形成されると共に最も幅狭部分の幅の大きさを2mm以上、8mm以下に設定されたことを特徴とする請求項1又は2に記載の芝生植栽構造。
  4. 前記根張り穴の密度は、100個/m2以上110,000個/m2以下に設定されたことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の芝生植栽構造。
  5. 前記人工芝カーペットのパイル密度は、2,000株/m2以上10,000株/m2以下に設定されたことを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の芝生植栽構造。
  6. 前記人工芝カーペットの外周には、前記培地層を保持するための外枠が設けられ、前記外枠の上面、隅部及び外周面には、使用者を保護するための高密度人工芝カーペットが貼り付けられたことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の芝生植栽構造。
  7. 前記人工芝カーペットのパイル長さは、前記培地層の厚さより5mm以上30mm以下長くなるように設定された
    ことを特徴とする請求項1から6のいずれか一項に記載の芝生植栽構造。
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