JP6679471B2 - 油焚きバーナ - Google Patents

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本発明は、油焚きバーナに関し、特に、ターンダウン比を向上させることができる油焚きバーナに関する。
従来、温水機や蒸気ボイラなどに利用される燃焼装置として油焚きバーナが知られている。油焚きバーナには、高燃焼用ノズルと低燃焼用ノズルとを含む、複数の燃料噴霧ノズルを備えたものがある。このような油焚きバーナでは、複数ノズルからの燃料の噴霧の態様を切り替えて噴霧量を調整することにより、多段階の強さで燃焼を行うことができる(例えば、特許文献1〜3)。
特開2013−167366号公報 特開2012−193929号公報 特開2013−76477号公報
多段階の強さで燃焼を行う油焚きバーナにおいて、低燃焼時における燃料の噴霧量を低下させながらも燃焼を安定させ、ターンダウン比を向上させることが求められている。ここで、ターンダウン比とは、燃焼装置の定格燃料流量と制御可能な最小燃料流量との比であり、例えばターンダウン比1:3では、定格燃焼量の1/3が最低燃焼量となる。
温水機や蒸気ボイラにおいて、最低燃焼量以下の低負荷域では、バーナが停止と燃焼とを繰り返すことがある。バーナが停止し、再び着火動作に入る前には、掃気動作が必要になり、発停頻度が増える程、運転効率が低下する。
ターンダウン比が大きく最低燃焼量が低い場合、バーナを停止させることなく連続運転させることができる。また、負荷範囲が広がるため、バーナが停止することが抑制される。このため、バーナの再着火時には必要となる掃気動作が不要となり、運転効率が向上するので、ランニングコストを削減することができる。
しかしながら、従来の油焚きバーナの構成では、複数の噴霧ノズルを用いる場合に、低燃焼用ノズルがバーナ中心軸から離れた位置に設けられていることに起因して、低燃焼時の燃焼の安定性の確保が困難になるおそれがあった。
これに対して、噴霧ノズルの偏心配置による燃焼安定性の低下を防止するために、リターンフロー式の単一の噴霧ノズルをバーナ中心軸に沿って配置し、単一ノズルからの噴霧量自体を調整することによって多段階の燃焼を行うことが考えられる。
しかし、このようなリターンフロー式の構成では、高燃焼の燃料供給圧を一定に維持できるものの、還流量の調整によって低燃焼まで噴射量を低下させると、燃料供給圧が低下することになり、ノズルから噴射される燃料の微粒化が適切に行われないことがあった。このため、最低燃焼量を絞りすぎると燃焼不良が生じ、基準値を超える一酸化炭素や煙が発生するおそれがあった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、複数の噴霧ノズルを用いて構成された油焚きバーナにおいて高ターンダウン比を実現することをその目的とする。
本発明の実施形態による油焚きバーナは、燃料を噴射するための少なくとも3つ以上の噴霧ノズルを備え、前記少なくとも3つ以上の噴霧ノズルは2つの低燃焼用ノズルを含み、前記2つの低燃焼用ノズルがバーナ中心軸を挟んで対向するように設けられている。
ある実施形態において、前記少なくとも3つ以上の噴霧ノズルは、前記2つの低燃焼用ノズルと、中燃焼用ノズルと、高燃焼用ノズルとを含み、前記中燃焼用ノズルと前記高燃焼用ノズルとが前記バーナ中心軸を挟んで対向するように設けられている。
ある実施形態において、前記2つの低燃焼用ノズルと、前記中燃焼用ノズルと、前記高燃焼用ノズルとは、前記バーナ中心軸に対して等距離かつ点対称の位置に配置され、前記バーナ中心軸の周りで周方向に等間隔に設けられている。
ある実施形態において、低燃焼は、前記2つの低燃焼用ノズルから同時に燃料を噴霧させることによって行われ、中燃焼は、前記2つの低燃焼用ノズルおよび前記中燃焼用ノズルから同時に燃料を噴霧させることによって行われ、高燃焼は、前記2つの低燃焼用ノズル、前記中燃焼用ノズルおよび前記高燃焼用ノズルから同時に燃料を噴霧させることによって行われる。
ある実施形態において、前記2つの低燃焼用ノズルの噴霧量は同じであり、前記中燃焼用ノズルの噴霧量および前記高燃焼用ノズルの噴霧量は、前記2つの低燃焼用ノズルの噴霧量よりも大きい。
ある実施形態において、前記2つの低燃焼用ノズルのそれぞれの噴霧量は定格の12.5%であり、前記中燃焼用ノズルの噴霧量は定格の25.0%であり、前記高燃焼用ノズルの噴霧量は定格の50.0%であり、ターンダウン比が1:4である。
ある実施形態において、前記2つの低燃焼用ノズルは、流量調整機構を備えないオンオフ制御ノズルである。
本発明の実施形態にかかる油焚きバーナによれば、低燃焼の安定性を向上させてターンダウン比を向上させることができる。
本発明の実施形態による油焚きバーナの全体構成を示すブロック図である。 本発明の実施形態による油焚きバーナの燃焼部を示す模式的な断面図である。 本発明の実施形態による油焚きバーナの燃焼部のより具体的な構成を拡大して示す図であり、(a)はバーナ中心軸方向から見たときの平面図、(b)は(a)のA−A線に沿った断面図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態を説明するが、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
図1は、本発明の実施形態による油焚きバーナ100を示す模式図である。油焚きバーナ100は、高圧の燃料油をノズルから噴射することにより、空気や蒸気などの霧化媒体を用いずに微粒化した燃料油を噴霧する、圧力噴霧式の油焚きバーナ(油圧噴霧式燃焼装置)である。
図1に示すように、油焚きバーナ100は、複数の燃料噴霧ノズル14が備えられた燃焼部10と、燃焼部10に燃料を供給するための燃料供給ライン20と、燃焼部10に燃焼空気を供給するための燃焼空気供給ライン30とを備えている。
燃料供給ライン20には、燃料油貯蔵部21に連通するストレーナ22と、ストレーナ22によって清浄化された燃料油を加圧する噴燃ポンプ24と、噴燃ポンプ24の下流側に接続された元遮断用電磁弁26とが設けられている。また、元遮断用電磁弁26の下流側は、低燃焼用、中燃焼用、高燃焼用の3つのサブ供給ライン28a、28b、28cに分岐しており、各サブ供給ラインには電磁弁29a、29b、29cがそれぞれ設けられている。
燃焼空気供給ライン30には、送風機31と、送風機31に接続された空気配管と、燃焼空気の風量を調整するためのエアダンパ39とが設けられている。
燃焼部10は、燃焼筒12の内側に、2つの低燃焼用ノズル14aと、中燃焼用ノズル14bと、高燃焼用ノズル14cとが配置された構成を有している。これらの噴霧ノズル14は、リターンフロー式のノズルではなく、流量調整機構を備えないオンオフ制御ノズル(全量式ノズルまたはノンリターン型ノズル)である。噴霧ノズル14は、燃料を円錐状に噴霧させることができ、その噴霧角は例えば30°〜60°(本実施形態では45°)に設定されている。
2つの低燃焼用ノズル14aには、低燃焼用のサブ供給ライン28aから分岐された供給ラインによりそれぞれ燃料油が供給される。また、中燃焼用ノズル14bには中燃焼用のサブ供給ライン28bにより、高燃焼用ノズル14cには高燃焼用のサブ供給ライン28cにより、それぞれ燃料油が供給される。また、燃焼筒12の内側には、燃焼空気供給ライン30において風量が調整された燃焼空気が供給される。
燃焼部10において、加圧された燃料油を噴霧ノズル14から噴霧させるとともに、燃焼空気供給ライン30から供給された燃焼空気と混合し、この混合気体に着火することによって燃焼を行うことができる。燃料の噴霧量は、図示しない制御装置によって電磁弁29a、29b、29cの開閉を制御することによって調整され、燃焼空気の供給量は制御装置によってエアダンパ39の開度を制御することによって燃料噴霧量に適合するように調整される。このように構成された油圧噴霧式の油焚きバーナ100において、噴霧量の多寡にかかわらず、燃料油供給圧は概ね一定の圧力に維持されており、その圧力は例えば0.5〜2.0MPaである。
本実施形態の油焚きバーナ100は、燃焼停止、低燃焼、中燃焼、高燃焼の4段階(4位置)の燃焼を行うことができる。低燃焼は、2つの低燃焼用ノズル14aから同時に燃料を噴霧させるとともに、中燃焼用ノズル14bおよび高燃焼用ノズル14cからは燃料を噴霧させない(すなわち、元遮断用電磁弁26と電磁弁29aのみを開放する)ことによって実行することができる。中燃焼は、2つの低燃焼用ノズル14aおよび中燃焼用ノズル14bから同時に燃料を噴霧させ、高燃焼用ノズル14cからは燃料を噴霧させない(すなわち、元遮断用電磁弁26と、電磁弁29aおよび電磁弁29とを開放する)ことによって実行することができる。高燃焼は、全ての噴霧ノズル14(2つの低燃焼ノズル14a、中燃焼用ノズル14bおよび高燃焼用ノズル14c)から同時に燃料を噴霧させる(すなわち、元遮断用電磁弁26と、全ての電磁弁29a、29b、29cとを開放する)ことによって実行することができる。
図2および図3(a)および(b)は、油焚きバーナ100の燃焼部10のより具体的な構成を示す図である。図2は燃焼部10の例示的な構成を示す模式的な断面図であり、図3(a)は4つの噴霧ノズル14の配置を示す平面図であり、図3(b)は、図3(a)のA−A線に沿った断面図である。
図2に示すように、燃焼部10には、燃焼空気供給ライン30に連通するウインドボックス32や、ウインドボックス32に設けられたのぞき窓33、火炎監視器34などが設けられている。ウインドボックス32の内側には整流管35が設けられ、整流管35の内側にはブラスト管(ドラフトチューブなどとも呼ばれる)36が設けられている。
本実施形態において、ブラスト管36の先端にはフレームファンネル37が接続されている。なお、本明細書では、ブラスト管36およびフレームファンネル37を燃焼筒12(図1および図3)と称することがあり、噴霧ノズル14の外側を囲むように配置された筒体を広く燃焼筒12と呼ぶこととする。
ウインドボックス32に供給された燃焼空気は、図において白矢印で示すように、整流管35およびブラスト管36を通過して、整流されてフレームファンネル37に向けて供給される。フレームファンネル37は、先端方向に向かって内径が拡大する形状を有していてもよい。また、フレームファンネル37の出口には、リング状の絞り部材が設けられていてもよい。
ブラスト管36およびフレームファンネル37の内側には、複数の噴霧ノズル14が収容されている。なお、図2には簡単のために1つの噴霧ノズル14のみを示しているが、実際には図1、図3(a)に示すように、4つの噴霧ノズル14が設けられている。なお、噴霧ノズル14に接続された燃料供給管15は、バーナ中心軸10xと平行に延びるように設けられており、芯出し棒15aによって支持されている。燃料供給管15は、燃料供給ライン20(図1)に接続されており、黒矢印で示すように、その内部を高圧の燃料油が流れるように構成されている。燃料供給管15の先端に設けられた噴霧ノズル14からは、保炎板16の開口部16aを通って燃料が前方に噴霧される。
図3(a)に示すように、本実施形態の油焚きバーナ100は、燃焼部10において、2つの低燃焼用ノズル14aと、中燃焼用ノズル14bと、高燃焼用ノズル14cとをバーナ中心軸10x(ここでは燃焼筒12の中心軸)の周囲に備えている。また、低燃焼用ノズル14aの一方の近傍には、着火のための点火棒18の先端部分が配置されている。
4つの噴霧ノズル14は、燃焼筒12によって包囲されている。また、燃焼筒12の内側において、噴霧ノズル14の前方には、噴霧ノズル14に対応する位置に開口部16aが設けられた保炎板16が設けられている。本実施形態において、開口部16aは、円形の形状を有しているが、これに限られず多角形の形状を有していてもよい。
保炎板16には、放射状に設けられた複数のスリット16bおよびスリットカバー16cが設けられていてもよい。複数のスリット16bは、開口部16aから延びるように設けられ、スリットカバー16cは各スリット16bの片側のエッジのみを開放させるように設けられている。この構成において、燃焼空気(一次空気)は、開口部16aおよび各スリット16bを通って、保炎板16の前方で旋回流をなすように供給される。これによって、噴霧ノズル14から噴霧された燃料が燃焼空気によって撹拌され、噴霧燃料と燃焼空気とが均一に混合しやすくなっている。なお、保炎板16と燃焼筒12との間の空隙からは二次空気が供給される。
図3(a)に示すように、本実施形態では、2つの低燃焼用ノズル14aは、バーナ中心軸10xを挟んで対向するように設けられている。同様に、中燃焼用ノズル14bおよび高燃焼用ノズル14cはバーナ中心軸10xを挟んで対向するように設けられている。
より具体的には、上記4つの噴霧ノズル14は、バーナ中心軸10xに対して等距離かつ点対称の位置に配置されており、バーナ中心軸10xの周りで、周方向に等間隔に(すなわち、90°づつ回転した位置に)設けられている。この構成において、中燃焼用ノズル14bおよび高燃焼用ノズル14cは、周方向において、2つの低燃焼用ノズル14aの間に配置されている。
本実施形態では、2つの低燃焼用ノズル14aの噴霧量(ノズル口径など)は、同等であるように設計されている。一方で、中燃焼用ノズル14bの噴霧量は、低燃焼用ノズル14aの噴霧量よりも大きくなるように設計されている。同様に、高燃焼用ノズル14cの噴霧量も、低燃焼用ノズル14aの噴霧量よりも大きくなるように設計されている。高燃焼用ノズル14cの噴霧量はまた、中燃焼用ノズル14bの噴霧量よりも大きく設定されていてもよい。
より具体的な例を挙げると、2つの低燃焼用ノズル14aのそれぞれの噴霧量は例えば定格の約12.5%に設定され、中燃焼用ノズル14bの噴霧量は例えば定格の約25.0%に設定され、高燃焼用ノズル14cの噴霧量は例えば定格の約50.0%に設定される。この例において、最低燃焼量は、定格燃焼量の25%となり、ターンダウン比は1:4となる。
下記の表1に、種々の実施例No.1〜No.6における、2つの低燃焼用ノズル14a、中燃焼用ノズル14b、高燃焼用ノズル14cの噴霧量と、実現されるターンダウン比とを示す。表1において、噴霧量は、最大(定格)噴霧量に対する割合(%)で示されており、全てのノズル14a、14b、14cから燃料を噴霧させたときに100%の最大噴霧量となる。
Figure 0006679471
表1に示すように、2つの低燃焼用ノズル14aの噴霧量は例えば10%〜15%に設定され、中燃焼用ノズル14bの噴霧量は例えば20%〜40%に設定され、高燃焼用ノズル14cの噴霧量は例えば40%〜50%に設定される。ただし、各ノズルの噴霧量はこれに限られるものではない。
以上に説明したように、本実施形態の油焚きバーナ100では、2つの低燃焼用ノズル14aをバーナ中心軸10xに対して対向配置させて2つのノズルから燃料を同時に噴霧させるようにしているので、1つのノズルを用いる場合と比較して、燃料噴霧量が低いときにも燃焼の安定性を確保することができる。また、低燃焼においても、高圧の燃料油を2つの低燃焼用ノズル14a(オンオフ制御バルブ)から噴霧させる構成であるので、燃料の微粒化が適切に行われ、燃焼を安定して行うことができる。したがって、上記のような高ターンダウン比を実現することができる。本実施形態の油焚きバーナによれば、1:4以上、さらには1:5以上(最低燃焼量が定格燃焼量の1/5以下)のターンダウン比を実現することも可能である。
以上、本発明の実施形態について説明したが、種々の改変が可能である。例えば、上記には4つの噴霧ノズルを設ける構成を説明したが、2つの低燃焼用ノズルと、1つの高燃焼用ノズルとの合計3つの噴霧ノズルを設ける構成であってもよい。この場合にも、2つの低燃焼用ノズルはバーナ中心軸を挟んで対向して配置され、これによって、低燃焼時の安定性を向上させ、ターンダウン比を向上させることができる。また、5つ以上の噴霧ノズルが設けられていてもよく、この場合にも、2つ(あるいは4つ以上の偶数個)の低燃焼用ノズルが、バーナ中心軸を挟んで対向して配置されていればよい。ただし、安定した動作を実現するためには、全ての噴霧ノズルがバーナ中心軸から等距離に周方向に等間隔で配置されていることが好適である。
本発明の実施形態による油焚きバーナは、蒸気ボイラや温水機などに用いられる燃焼装置として好適に利用される。
10 燃料部
12 燃焼筒
14 噴霧ノズル
14a 低燃焼用ノズル
14b 中燃焼用ノズル
14c 高燃焼用ノズル
15 燃料供給管
16 保炎板
20 燃料供給ライン
21 燃料油貯蔵部
22 ストレーナ
24 噴燃ポンプ
26 元遮断用電磁弁
28a、28b、28c サブ供給ライン
29a、29b、29c 電磁弁
30 燃焼空気供給ライン
31 送風機
32 ウィンドボックス
35 整流管
36 ブラスト管
37 フレームファンネル
39 エアダンパ
100 油焚きバーナ

Claims (8)

  1. 燃料を噴射するための2つの低燃焼用ノズル、中燃焼用ノズル、および、高燃焼用ノズルを含む複数の噴霧ノズルと、前記複数の噴霧ノズルの前方の位置において一次空気および噴霧燃料を通過させる開口部を有し、外側を二次空気が通過するように設けられた保炎板と、前記複数の噴霧ノズルおよび前記保炎板を囲む燃焼筒とを備える油焚きバーナであって、
    前記2つの低燃焼用ノズルがバーナ中心軸を挟んで対向するように設けられ、かつ、前記中燃焼用ノズルと前記高燃焼用ノズルとが前記バーナ中心軸を挟んで対向するように設けられ、
    前記複数の噴霧ノズルは、前記保炎板の前記開口部の内側の領域において前記バーナ中心軸の周りに近接して配置され、少なくとも前記2つの低燃焼用ノズルから、前記保炎板の開口部を通って噴霧燃料が重なるように噴射されるように構成されている、油焚きバーナ。
  2. 前記2つの低燃焼用ノズルと、前記中燃焼用ノズルと、前記高燃焼用ノズルとは、前記バーナ中心軸に対して等距離かつ点対称の位置に配置され、前記バーナ中心軸の周りで周方向に等間隔に設けられている、請求項に記載の油焚きバーナ。
  3. 低燃焼は、前記2つの低燃焼用ノズルから同時に燃料を噴霧させることによって行われ、中燃焼は、前記2つの低燃焼用ノズルおよび前記中燃焼用ノズルから同時に燃料を噴霧させることによって行われ、高燃焼は、前記2つの低燃焼用ノズル、前記中燃焼用ノズルおよび前記高燃焼用ノズルから同時に燃料を噴霧させることによって行われる、請求項1または2に記載の油焚きバーナ。
  4. 前記2つの低燃焼用ノズルの噴霧量は同じであり、前記中燃焼用ノズルの噴霧量および前記高燃焼用ノズルの噴霧量は、前記2つの低燃焼用ノズルの噴霧量よりも大きい、請求項1から3のいずれかに記載の油焚きバーナ。
  5. 前記2つの低燃焼用ノズルを含む全低燃焼用ノズルの合計噴霧量は定格の20〜30%であり、前記中燃焼用ノズルを含む全中燃焼用ノズルの合計噴霧量は定格の20〜40%であり、前記高燃焼用ノズルを含む全高燃焼用ノズルの合計噴霧量は定格の40〜50%である、請求項4に記載の油焚きバーナ。
  6. 前記2つの低燃焼用ノズルのそれぞれの噴霧量は定格の12.5%であり、前記中燃焼用ノズルの噴霧量は定格の25.0%であり、前記高燃焼用ノズルの噴霧量は定格の50.0%であり、ターンダウン比が1:4である、請求項5に記載の油焚きバーナ。
  7. 前記2つの低燃焼用ノズルは、流量調整機構を備えないオンオフ制御ノズルである、請求項1から6のいずれかに記載の油焚きバーナ。
  8. 前記保炎板には、前記開口部の周囲に放射状に設けられた複数のスリットが形成されている、請求項1から7のいずれかに記載の油焚きバーナ。
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